JP3013799U - 磁気記録装置の予約装置 - Google Patents

磁気記録装置の予約装置

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JP3013799U
JP3013799U JP1995000625U JP62595U JP3013799U JP 3013799 U JP3013799 U JP 3013799U JP 1995000625 U JP1995000625 U JP 1995000625U JP 62595 U JP62595 U JP 62595U JP 3013799 U JP3013799 U JP 3013799U
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JP1995000625U
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部 政 博 阿
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予約設定入力を簡単にする磁気記録装置の予
約装置を提供する。 【構成】 予約入力設定用のスタート時刻,エンド時
刻,チャンネル等の各項目毎の専用予約キーを備え、さ
らに前記専用予約キーからの順不同の入力を受け付けて
予約設定処理を実行する専用予約キー検出/設定手段を
備えたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は予約設定機能の設定容易な磁気記録装置の予約装置特にビデオ記録再 生装置の予約装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビデオテープレコーダ(VTR)装置など、ビデオ記録装置あるいはビデオ記 録再生装置等にあっては、タイマー記録と称せられる、何日か先のテレビ番組の 記録を前以て予約設定しておき、その日時が来ると内蔵タイマーの制御下で自動 的に記録の開始と終了を実行する予約装置が普及している。また、ツゥディ・タ イマー・記録(TODAY TIMER REC、以後T.T.R.と呼ぶ)と 称せられるタイマー記録もあり、現時刻より24時間以内にスタート時刻の設定 が可能な予約機能である。これらは不在時にはとりわけ便利であり、あるいは時 間を忘れて記録機会を逸するといった不都合を解消できるという利点もある。
【0003】 前記のようなT.T.R.タイマー記録予約機能であるT.T.R.モードに 移行して以下に示すような共通予約入力キーで予約を行うときは次のようにする 。 すなわち、予約入力キーとしてT.T.R.モードに入る「予約」キー,「設 定+」キーおよび「設定−」キー,「送り」キーの4個のキーを備え、利用者は 予約するにあたり、「予約」キーを押してビデオ記録装置をT.T.R.モード の予約モードにする。ここで、ビデオ記録装置は、スタート時刻,エンド時刻や チャンネル番号,記録速度といったタイマー記録条件を設定させるにあたり、所 定の順序にしたがって、利用者にデータ入力させる。 例えば、設定の共通キーである「設定+」および「設定−」キーを用いて、ま ずスタート時刻をアップあるいはダウンさせて希望時刻を入力する。ここで、「 送り」キーを入力し、ついで、所定の順序として、エンド時刻を同じ共通キー「 設定+」および「設定−」キーを用いて入力させる。また、ここで「送り」キー を入力して、ついでチャンネル番号、所定の順序として、同じ共通キー「設定+ 」および「設定−」キーを用いて入力させるものである。さらに、ここで「送り 」キーを入力して最後に、記録速度を入力するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記の構成においては、その便利さの半面、各項目を設定するに は「設定」キー→「送り」キー→「設定」キー→「送り」キー→・・・を繰返し 行なっていたので予約設定時の操作が煩雑であるという欠点があった。また、従 来のタイマー記録条件設定は、前記のように所定の順序にしたがって、時刻やチ ャンネル番号を共通キーで順に入力していく構成となっているが、共通キーのた めに混同しやすく、誤入力するという欠点があった。
【0005】 さらに、あらかじめ入力順序が決められているため、順序通りに操作されない 場合は、予約ができない構成となっていた。このため操作に戸惑う利用者が多く 、使い勝手において非常に悪くなるという問題があった。 さらに、記録条件の設定途中で、既入力の設定値を修正変更したい場合でも、 一旦設定を中止して、最初から所定の順序を重複して繰り返さねばならず、無駄 な作業を強いられるものであった。
【0006】 本考案は、このような問題点を解決するためなされたもので、その目的は予約 設定入力でキーを混同することがなく、しかも利用者が任意の順序で予約設定入 力可能な予約設定機能を備えた磁気記録装置の予約装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を実現するため本考案に係る磁気記録装置の予約装置は、予約入力設 定用のスタート時刻,エンド時刻,チャンネル等の各項目毎の専用予約キーを備 え、さらに前記専用予約キーからの順不同の入力を受け付けて予約設定処理を実 行する専用予約キー検出/設定手段を備えたことを特徴とする。 また、前記各項目のデフォルト値を先ず設定入力するデフォルト値設定手段を 備え、必要な部分だけ前記専用予約キーで前記デフォルト値を更新することを特 徴とする。 また、前記各項目の設定入力値の整合性を判定して予約成立させる整合性判定 手段を備えたことを特徴とする。 また、前記専用予約キーは予約キー,スタート時刻設定キー,エンド時刻設定 キー,チャンネル設定キー,記録速度設定キーから成ることを特徴する。
【0008】
【作用】
本考案に係る磁気記録装置の予約装置では、利用者が予約入力設定用の専用予 約キーからスタート時刻,エンド時刻,チャンネルなどの各項目の中から順不同 で項目を選択して入力をし、専用予約キー検出/設定手段がこの順不同の入力を 受け付けて予約設定処理を実行する。 また、デフォルト値が先ず設定入力されて、設定値の一部に変更のない場合等 ではそのままデフォルト値が自動的に予約設定される。 また、整合性判定手段が誤入力、例えばスタート時刻がエンド時刻と同時刻入 力などを判定して処理することで、誤入力の排除が確実になる。 また、専用予約キーの中の予約キーを押下げて、先ず各項目の設定操作に入り 、各項目中の更新の必要な項目をスタート時刻,エンド時刻,チャンネル,記録 速度などから選んで設定する。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1は、本考案に係る磁気記録装置の予約装置1の一実施例のキー構成を示す 斜視図である。 図2は、本考案による磁気記録装置の予約装置のブロック構成図である。 図3は、図2の専用予約キー検出/設定手段の処理例のフローチャートである 。 図4は、本考案による磁気記録装置の予約装置の専用予約キー検出/設定手段 とデフォルト値出力手段と設定値整合性判定手段の処理例のフローチャートであ る。
【0010】 図1において、本考案に係る磁気記録装置の予約装置1は、専用予約キー群と して、「予約」キーR、「スタート時刻−」キー(減少)B1、「スタート時刻 +」キー(増加)B2、「エンド時刻−」キー(減少)E1、「エンド時刻+」 キー(増加)E2、「チャンネル↓」キー(下降)C1、「チャンネル↑」キー (上昇)C2、「速度」キーSPをそれぞれ備える。 さらに本考案に係る磁気記録装置の予約装置1は、図2に示すように前記各専 用予約キーからの入力を受け付ける専用予約キー検出/設定手段2と、予約実行 手段3を備える。さらに、デフォルト値出力手段4を設けることもできる。さら に、設定値整合性判定手段5を設けることもできる。
【0011】 専用予約キー検出/設定手段2の処理動作を、図3に基づき説明する。まず「 予約」キー入力があると(ステップS1)、予約設定モードすなわちT.T.R .モードに移行し、設定キー入力を待つ(ステップS2)。設定キー入力に応じ て、スタート時刻設定(ステップS3)、エンド時刻設定(ステップS4)、チ ャンネル設定(ステップS5)、記録速度設定(ステップS6)のいずれかが作 動し、それぞれの設定を行なう。 ここで異なる設定キー入力があると、現在実施中の設定を中断して、ステップ S2に戻る(ステップS7)。例えば、「スタート時刻+/−」キーB1,B2 を操作していて、「エンド時刻+/−」キーE1,E2などの異なる設定キーの 入力があれば、ステップS2に戻り、エンド時刻の設定が開始できるようになる 。 異なる設定キー入力がなく、再び「予約」キー、あるいは、「POWER/T IMER REC」キー入力があると(ステップS8)、設定完了とみなして予 約成立させる(ステップS9)。
【0012】 専用予約キー検出/設定手段2ならびにデフォルト値出力手段4、さらに設定 値整合性判定手段5を設けた場合の処理動作を、図4に基づき説明する。なお、 前記図3のフローチャートと同じ部分は同一のステップ番号を付けて、説明を省 略する。 同図で、予約キー入力があると(ステップS1)予約設定モードすなわち、T .T.R.モードに移行し、ついでデフォルト値を取り込み、設定する(ステッ プS11)。こののち、ステップS2に移行する。 前述したようにステップS2からステップS7の間で、設定入力が完了して、 再度「予約」キーあるいは「POWER/TIMER REC」キーが入力され ると(ステップS8)、設定入力値の整合性判定がなされ(ステップS12)、 整合性がなければステップS2に戻り、整合性が満たされれば、予約成立(ステ ップS9)に移行する。例えば、スタート時刻とエンド時刻が同時刻の場合など ではステップS2に戻る。
【0013】 図5および図6は、本考案による磁気記録装置の予約装置の予約設定過程の表 示例を示す。 図5(a)は、まず予約キーが押された状態の表示を示すもので、T.T.R .モード表示であり、すなわち予約モードへ移行する。ここでスタートボタンお よびスタート時刻が点滅する。ここで、スタート時刻の初期値として、T.T. R.モード設定表示の予約モードに入った時の時刻が表示される。尚、図中の斜 線は点滅を示す。
【0014】 続いて、図5(b)に示すスタート時刻の設定に移る。「スタート時刻+/− 」キーB1,B2入力によって、スタート時刻を設定する。「スタート時刻+/ −」キーB1,B2は、0.8秒以上の時間、キーが押下された際に、一回で1 分の増減がある。 スタート時刻の設定時に、初期値から1分減の入力がなされると、翌日スター トの予約として処理される。また、スタート時刻の設定時に、「STOP/CL EAR」キー入力があると、予約はキャンセルされる。 スタート時刻の設定中に、「エンド時刻」キーまたは「チャンネル」キーが押 された際は、それぞれの設定項目に移行する。
【0015】 つぎにエンド時刻の設定操作を説明する。 スタート時刻あるいはチャンネル設定中に「エンド時刻+/−」キーのE1, E2のいずれかが押されると、図5(c)のようにエンド時刻の設定項目に移行 する。エンド時刻の設定は、図5(d)のように「エンド時刻+/−」キーE1 ,E2の操作によって、スタート時刻設定と同様に行なわれる。 また、エンド時刻の設定時に、「STOP/CLEAR」キー入力があると、 予約はキャンセルされる。 終了時刻の設定中に、「スタート時刻」キーまたは「チャンネル」キーが押さ れた際は、それぞれの設定項目に移行する。
【0016】 つぎにチャンネル設定操作を説明する。 スタート時刻あるいはエンド時刻の設定中に「チャンネル↑/↓」キーC1, C2のいずれかが押されると、図6(a)のようにチャンネル38が点滅してチ ャンネル設定に移行して、図6(b)のように更新したチャンネル62が設定さ れる。チャンネル設定中に、「スタート時刻」キーまたは「エンド時刻」キーが 押された際は、それぞれの設定項目に移行する。また、チャンネル終了時刻の設 定中に、「STOP/CLEAR」キー入力があると、予約はキャンセルされる 。
【0017】 ここで、「予約」キーすなわちT.T.R.キーの再入力があるか、図示しな い「POWER/TIMER REC」キーの操作があると、図6(c)のよう に予約設定が終了してスタンバイモードへ移行する。 また「速度」キーは設定中は常に有効とし、設定モードから脱した際に表示し ていた記録速度を予約記録速度とする。
【0018】
【考案の効果】
以上説明した様に、本考案に係る磁気記録装置の予約装置は、予約設定時の入 力操作を専用キーで行なう構成であるから、キーが混同されることなく、よって 誤入力が少ない操作が可能になる。 また、利用者が任意の順序で予約設定入力可能であるから、順不同に入力して も、入力分がキャンセルされることなく、確実に予約ができ、使い勝手において 非常に改善されるという効果がある。 また、利用者が任意の順序で予約設定入力可能であるから、記録条件の設定途 中で、既入力の設定値の一部を修正変更したい場合でも、設定を中止することな く、しかも既入力の他の設定値がそのまま使用できるから、無駄がなく、よって 操作が効率的となる。 また、デフォルト値によって各項目が設定されているので、利用者は更新した い項目だけ選択して更新すればよいので効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による磁気記録装置の予約装置の一実施
例のキー構成を示す斜視図である。
【図2】本考案による磁気記録装置の予約装置のブロッ
ク構成図である。
【図3】図2の専用予約キー検出/設定手段の処理例の
フローチャートである。
【図4】本考案による磁気記録装置の予約装置の専用予
約キー検出/設定手段とデフォルト値出力手段と設定値
整合性判定手段の処理例のフローチャートである。
【図5】本考案による磁気記録装置の予約装置の予約設
定過程の表示例を示す模式図である。
【図6】本考案による磁気記録装置の予約装置の予約設
定過程の表示例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 磁気記録装置の予約装置 2 専用予約キー検出/設定手段 3 予約実行手段 4 デフォルト値出力手段 5 設定値整合性判定手段 R 「予約」キー(T.T.R.キー) B1 「スタート時刻−」キー B2 「スタート時刻+」キー E1 「終了時刻−」キー E2 「終了時刻+」キー C1 「チャンネル↓」キー C2 「チャンネル↑」キー SP 「速度」キー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予約入力設定用のスタート時刻,エンド
    時刻,チャンネル等の各項目毎の専用予約キーを備え、
    さらに前記専用予約キーからの順不同の入力を受け付け
    て予約設定処理を実行する専用予約キー検出/設定手段
    を備えたことを特徴とする磁気記録装置の予約装置。
  2. 【請求項2】 前記各項目のデフォルト値を先ず設定入
    力するデフォルト値設定手段を備え、必要な部分だけ前
    記専用予約キーで前記デフォルト値を更新することを特
    徴とする請求項1記載の磁気記録装置の予約装置。
  3. 【請求項3】 前記各項目の設定入力値の整合性を判定
    して予約成立させる整合性判定手段を備えたことを特徴
    とする請求項1または2記載の磁気記録装置の予約装
    置。
  4. 【請求項4】 前記専用予約キーは予約キー,スタート
    時刻設定キー,エンド時刻設定キー,チャンネル設定キ
    ー,記録速度設定キーから成ることを特徴する請求項
    1,2または3記載の磁気記録装置の予約装置。
JP1995000625U 1995-01-20 1995-01-20 磁気記録装置の予約装置 Expired - Lifetime JP3013799U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08167524A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Kitagawa Ind Co Ltd 雑音吸収具
JP2014027829A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Toshiba Home Technology Corp 蓄電池システム

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0411224U (ja) * 1990-05-22 1992-01-30

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