JPH06243538A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイマ予約録画スイッチを撤廃することを目
的とする。 【構成】 メモリ装置２は予約設定手段１からの番組予
約データと時間遅延情報を格納し、タイマ録画制御手段
６と演算手段９へ送出する。演算手段９は時間遅延情報
とタイマ録画制御手段６からの録画開始信号の状態によ
って予約日時データに所定の値を演算して比較手段４に
送出する。タイマ装置３は現在日時を計算して分単位の
データを比較手段４へ送出する。比較手段４は予約日時
データと現在日時データとを比較して一致したときに一
致信号をタイマ録画制御手段６へ出力する。タイマ録画
制御手段６は一致信号を入力するとタイマ録画予約情報
を表示装置５に送出するとともに録画開始指令および録
画停止指令をメカ制御手段７に出力し、タイマ録画禁止
スイッチ８からの録画禁止信号に応じて録画停止指令を
メカ制御手段７に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、タイマ予約録画機能を
有する磁気記録再生装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、ＶＨＳ（登録商標）方式のビデオ
テープレコーダ（以下、ＶＴＲと略記する。）の普及率
はかなり高くなっており、誰にでも使える操作性とわか
りやすい表示が特に要求されてきている。

【０００３】従来のＶＴＲではタイマ予約録画は以下の
手順で行われる。まず、予約設定スイッチを押して予約
設定モードにした後、予約チャンネル、記録時間モー
ド、日付、開始時刻、終了時刻等をＶＴＲの本体キース
イッチあるいはリモコンにより設定する。次に、タイマ
予約録画スイッチを押すことによってＶＴＲはタイマ予
約待機モードとなる。この状態で設定した開始時間にな
ると設定した予約内容にしたがって録画を開始し終了時
刻になると録画を停止してまた再びタイマ予約待機モー
ドとなる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながらタイマ予
約録画の設定を実行してもうっかりタイマ予約録画スイ
ッチを押し忘れてしまうと予約録画が実行されないとい
う問題点があり、さらにタイマ予約録画の予約時間が数
日後あるいは数時間後の場合にタイマ予約録画スイッチ
が押してあると、ＶＴＲはタイマ予約待機モードになっ
ているのでＶＴＲテープの再生やＶＴＲのチューナーを
使用することができないという問題点を有していた。

【０００５】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、タイマ予約時間の管理を予約録画制御手段が行い、
タイマ予約録画スイッチがなくてもタイマ予約録画を実
行させることができる磁気記録再生装置を提供すること
を目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、タイマ予約録画に関す
る予約データを入力する予約設定手段と、前記予約設定
手段により設定された予約データを格納するメモリ装置
と、日付と時間を管理するタイマ装置と、前記メモリ装
置に格納されている予約データと前記タイマ装置から出
力される現在日時データとを比較して一致信号を出力す
る比較手段と、前記予約データと前記一致信号を入力し
て予約録画を制御する予約録画制御手段と、前記予約録
画制御手段からの指令によってメカニズムを制御するメ
カ制御手段と、前記予約録画制御手段からの情報を表示
する表示手段とを備えている。

【０００７】また、本発明の磁気記録再生装置は、タイ
マ予約録画に関する予約データを入力する予約設定手段
と、前記予約設定手段により設定された予約データを格
納するメモリ装置と、日付と時間を管理するタイマ装置
と、前記メモリ装置に格納されている予約データと前記
タイマ装置から出力される現在日時データとを比較して
一致信号を出力する比較手段と、前記メモリ装置に格納
されている予約データの実行を禁止する禁止信号を出力
するタイマ録画禁止スイッチと、前記予約データと前記
一致信号さらに前記禁止信号を入力して予約録画を制御
する予約録画制御手段と、前記予約録画制御手段からの
指令によってメカニズムを制御するメカ制御手段と、前
記予約録画制御手段からの情報を表示する表示手段とを
備えている。

【０００８】更に、本発明の磁気記録再生装置は、タイ
マ予約録画に関する予約データを入力する予約設定手段
と、前記予約設定手段により設定された予約データを格
納するメモリ装置と、前記メモリ装置に格納された予約
データの時間を変更する演算手段と、日付と時間を管理
するタイマ装置と、前記演算手段により変更された予約
データと前記タイマ装置から出力される現在日時データ
とを比較して一致信号を出力する比較手段と、前記メモ
リ装置に格納されている予約データの実行を禁止する禁
止信号を出力するタイマ録画禁止スイッチと、前記演算
手段により変更された予約データと前記一致信号さらに
前記禁止信号を入力して予約録画を制御する予約録画制
御手段と、前記予約録画制御手段からの指令によってメ
カニズムを制御するメカ制御手段と、前記予約録画制御
手段からの情報を表示する表示手段とを備えている。

【０００９】

【作用】本発明は上記した構成により、タイマ予約録画
の設定をすると予約データはメモリ装置に格納され予約
時間と現在時刻の比較を開始し、一致すると設定された
予約データに基づいて録画を開始する。また、時刻が一
致するまでの間はタイマ録画待機状態にはならない。

【００１０】また、本発明は上記した構成により、タイ
マ予約録画の設定をすると予約データはメモリ装置に格
納され予約時間と現在時刻の比較を開始し、一致すると
設定された予約データに基づいて録画を開始する。ま
た、時刻が一致するまでの間はタイマ録画待機状態には
ならない。さらに、タイマ録画禁止スイッチからの信号
により予約されたプログラムの録画を禁止するようにし
ている。

【００１１】更に、本発明は上記した構成により、タイ
マ予約録画の設定をすると予約データはメモリ装置に格
納される。その予約データの予約時間を変更した時間デ
ータと現在時刻の比較を開始し、一致すると設定された
予約データに基づいて録画を開始する。また、時刻が一
致するまでの間はタイマ録画待機状態にはならない。さ
らに、タイマ録画禁止スイッチからの信号により予約さ
れたプログラムの録画を禁止するようにしている。

【００１２】

【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。

【００１３】図１は本発明の第１の実施例における磁気
記録再生装置（ＶＴＲ）のタイマ予約制御部の回路構成
を示すブロック図である。本図において、予約設定手段
１はユーザが設定した番組予約データと時間遅延情報を
入力処理してメモリ装置２へ送出する。メモリ装置２で
は番組予約データと時間遅延情報を格納し、そのデータ
をタイマ録画制御手段６と演算手段９へ送出する。演算
手段９は時間遅延情報とタイマ録画制御手段６からの録
画開始信号の状態によって番組予約データに所定の値を
演算して比較手段４に送出する。タイマ装置３は現在日
時を計算して分単位のデータを比較手段４に送出する。
比較手段４は番組予約データとタイマ装置３からの現在
日時データを比較して一致したときに一致信号をタイマ
録画制御手段６に出力する。ユーザがタイマ録画禁止ス
イッチ８を押下すると録画禁止信号がタイマ録画制御手
段６に出力される。タイマ録画制御手段６は一致信号を
検出すると番組予約データを表示装置５に送出するとと
もに録画開始指令もしくは録画停止指令をメカ制御手段
７に出力し、録画禁止信号を検出すると録画停止指令を
メカ制御手段７に出力する。表示装置５は番組予約デー
タを入力してタイマ録画開始と予約内容を表示する。メ
カ制御手段７は録画開始指令によりメカニズムを録画状
態に制御し、録画停止指令により録画状態から停止状態
にメカニズムを制御する。

【００１４】このように構成された本発明の実施例の磁
気記録再生装置について、その動作を図２〜図４を用い
て説明する。テレビ番組をタイマ予約録画するには、ま
ずはじめに予約録画したい番組のチャンネル、録画速
度、曜日あるいは日にち、開始時間、終了時間等の番組
予約データを設定しなければならない。また、番組予約
データの予約時間を変更したいときには遅延時間情報を
必要に応じて設定する。番組予約データと遅延時間情報
の設定は予約設定手段１で本体キーあるいはリモコンか
らの入力を処理することで行われるが、各々常時設定す
ることができる。次に、そのデータ群をメモリ装置２に
転送し格納する。メモリ装置２は入力された番組予約デ
ータを複数格納することが可能であり、格納した番組予
約データを演算手段９とタイマ録画制御手段６に送出し
ている。

【００１５】次に、演算手段９の動作を図２を用いて説
明する。図２は演算手段９の動作を示すフローチャート
である。メモリ装置２から番組予約データが転送される
と、ブランチ４０１で番組予約データの有無を判別し番
組予約データが入力されているとブランチ４０２に進
む。ブランチ４０２では入力された番組予約データに遅
延時間情報が追加されているかどうかを判別している。
遅延時間情報があればステップ４０３に進み、その遅延
時間データを設定し、無ければステップ４０４に進んで
遅延時間データをクリアする。次に、ブランチ４０５で
は録画開始待機状態なのかあるいは録画中で録画終了待
機状態なのかをタイマ録画制御手段６からの信号で判別
している。録画開始であればステップ４０７で録画開始
時刻を設定して、さらに遅延時間データを加算してい
る。録画終了であればステップ４０６で録画終了時刻を
設定してさらに遅延時間データを加算している。ここで
遅延時間情報というのは、予約した番組の放送時間に変
更があった場合あるいはその他の理由で予約した時間を
変更したい場合に予約した時間データを変更するための
情報であり、この演算手段９の処理により録画開始時刻
だけの変更、録画終了時刻だけの変更さらに両方をシフ
トさせる変更が可能である。

【００１６】さて、演算手段９で遅延時間情報を加味し
た番組予約データは比較手段４に転送される。次に、比
較手段４の動作を図３を用いて説明する。

【００１７】図３は比較手段４の動作を示すフローチャ
ートである。動作を開始するとブランチ５０１で番組予
約データが入力されたかどうかを判別する。番組予約デ
ータが入力されているとステップ５０２に進み、時間デ
ータ比較用のバッファに予約開始データから所定時間を
減じた値を設定して、さらに現在日時データを入力す
る。本実施例では所定時間を１０分に設定している。こ
の演算によってタイマ予約録画開始時刻より１０分前に
なると１０分後に録画が開始されることをタイマ録画制
御手段６に知らせることができる。次に、ブランチ５０
３に進み現在日時データと番組予約データの曜日および
日にちデータを比較する。一致していればブランチ５０
４に進み各々の時間データを比較し、さらに一致してい
ればブランチ５０５で各々の分データを比較する。すべ
ての日時データが一致した時点でブランチ５０６により
録画開始なのか終了なのかを判別している。録画開始の
ときにはステップ５０７に進み、ＰＲＥ＿ＲＥＣ信号を
タイマ録画制御手段６に出力して同時に比較バッファに
録画終了時刻を設定する。ＰＲＥ＿ＲＥＣ信号とは上記
処理によって録画開始時間の１０分前にタイマ録画制御
手段６に出力される信号である。すなわちこの信号を出
力することによって、１０分後にタイマ録画が開始する
ことを表示装置５を通してユーザに知らせることができ
る。次にステップ５０８で記録開始のタイミングを作る
一致信号を出力するために、１０分タイマを設定する。
ブランチ５０９では１０分タイマが設定されてオーバー
フローしたかどうかを判別している。ここでは１０分タ
イマが設定された後、１０分経過したかどうかを判別し
ている。もし１０分タイマが設定されていて１０分経過
していれば、ステップ５１０で一致信号を出力して比較
バッファをクリアしている。またブランチ５０６で録画
終了時間であればステップ５１０の処理を実行する。す
なわちＰＲＥ＿ＲＥＣ信号を出力するためにステップ５
０２で予約時間データから１０分減じた値を比較バッフ
ァに設定したので、実際に記録開始する時刻に一致信号
を出力する手段として１０分タイマを使用し、ＰＲＥ＿
ＲＥＣ信号を出力した１０分後に一致信号を出力するよ
うにしている。

【００１８】次に、タイマ録画制御手段６の動作を図４
を用いて説明する。図４はタイマ録画制御手段６の動作
を示すフローチャートである。タイマ録画制御手段６は
比較手段４からのＰＲＥ＿ＲＥＣ信号を検出して、ブラ
ンチ６０１でＰＲＥ＿ＲＥＣ信号の有無を判別によりス
テップ６０２に進む。ステップ６０２では１０分後に録
画が開始される番組予約データの内容を表示装置５に出
力し、タイマ録画禁止信号の受付許可フラグを設定して
ブランチ６０４に進む。ＰＲＥ＿ＲＥＣ信号が検出され
なかった場合にはブランチ６０１からブランチ６０３に
進む。ブランチ６０３では受付許可フラグが設定されて
いるかどうかを判別している。受付許可フラグが設定さ
れていればブランチ６０４に進み、設定されていなけれ
ばブランチ６０６に進む。ブランチ６０４ではタイマ録
画禁止スイッチ８から禁止信号が検出されたかどうかを
判別している。検出されていればステップ６０５で受付
許可フラグをリセットする。タイマ録画禁止スイッチ８
から禁止信号が検出されていなければブランチ６１０に
進み比較手段４からの一致信号の待機状態となる。一致
信号が到来するとステップ６１１で録画開始情報を表示
装置５に転送し、録画開始指令をメカ制御手段７に出力
する。さらに、ステップ６１２で受付許可フラグをリセ
ットして録画中フラグを設定する。また、ブランチ６０
３で受付許可フラグが設定されていない場合にはブラン
チ６０６に進み、録画中フラグによりタイマ録画中か否
かを判別している。録画中であればブランチ６０７でタ
イマ録画禁止スイッチ８からの禁止信号を判別する。禁
止信号が到来するとステップ６０９に進み、到来してい
なければブランチ６０８で一致信号の待機状態となる。
一致信号が到来するとステップ６０９で録画停止信号を
メカ制御手段７に出力し、録画中フラグをリセットす
る。

【００１９】以上の処理を実行させることによって、タ
イマ録画開始１０分前になると表示装置５に予約録画の
内容を転送してタイマ録画開始準備状態となり、このと
きからタイマ録画禁止スイッチ８の入力が有効になる。
すなわち、タイマ録画開始の１０分前から予約録画をユ
ーザの意志によってワンタッチで停止させることが可能
となる。しかしながら、禁止した番組予約データ以外の
番組予約データに関しては何の操作もなく実行すること
ができる。また、タイマ録画の開始および停止をタイマ
録画待機モードなしに実行させることができる。

【００２０】次に、表示装置５はタイマ録画制御手段６
から転送されるデータの表示を行っている。メカ制御手
段７はタイマ録画制御手段６からの録画開始指令と録画
停止指令によってメカニズムを録画動作や停止動作に制
御している。

【００２１】以上のように本実施例によれば、タイマ予
約録画スイッチがなくてもタイマ予約データを入力する
だけで予約時間がくるとタイマ録画を開始し、終了時間
には録画を停止することができる。さらに、タイマ録画
待機モードにはならないので、タイマ予約録画中以外は
常時ＶＴＲの機能を使用することができる。

【００２２】なお、本発明の実施例ではタイマ録画禁止
スイッチの入力は録画開始より１０分前からしか有効に
ならないが、タイマ予約制御手段にプログラムを追加す
ることで常時タイマ録画禁止スイッチの入力を有効にす
ることができる。

【００２３】なお、図５は本発明の第２の実施例におけ
る磁気記録再生装置のタイマ録画制御部分の回路構成を
示すブロック図であり、図１と同一符号の装置および手
段は図１を使って説明した実施例と同じ動作をする。す
なわち図５では図１のタイマ録画禁止スイッチ８と演算
手段９は存在しないが、その他の構成各々は実施例で説
明したのと全く同じ処理を行うので動作説明を省略す
る。

【００２４】また、図６は本発明の第３の実施例におけ
る磁気記録再生装置のタイマ録画制御部分の回路構成を
示すブロック図であり、図１と同一符号の装置および手
段は図１を使って説明した実施例と同じ動作をする。す
なわち図６では図１の演算手段９は存在しないが、その
他の構成各々は実施例で説明したのと全く同じ処理を行
うので動作説明を省略する。

【００２５】

【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明は、
タイマ予約データを入力すると比較手段が動作して一致
信号を出力し、その信号を入力したタイマ録画制御手段
がメカ制御手段へ録画開始指令や録画停止指令を出力す
る。メカ制御手段はその指令を受けてメカニズムを録画
状態や停止状態に制御する。したがって、タイマ予約録
画スイッチがなくてもタイマ予約録画を実行させること
ができ、かつタイマ録画待機モードがないのでタイマ予
約録画の開始時間が来るまで通常のＶＴＲ操作が可能で
あるという効果が得られる。また、タイマ録画禁止スイ
ッチを設けることによりタイマ予約録画プログラムの１
つだけを簡単に禁止することができ、さらに演算手段を
設けることによりタイマ予約録画プログラムの設定時間
を一時的に簡単に変更することができるという効果が得
られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例における磁気記録再生装
置のタイマ録画制御部分の回路構成を示すブロック図

【図２】同実施例における演算手段の動作手順を示すフ
ローチャート

【図３】同実施例における比較手段の動作手順を示すフ
ローチャート

【図４】同実施例におけるタイマ録画制御手段の動作手
順を示すフローチャート

【図５】本発明の第２の実施例における磁気記録再生装
置のタイマ録画制御部分の回路構成を示すブロック図

【図６】本発明の第３の実施例における磁気記録再生装
置のタイマ録画制御部分の回路構成を示すブロック図

【符号の説明】

１ 予約設定手段 ２ メモリ装置 ３ タイマ装置 ４ 比較手段 ５ 表示装置 ６ タイマ録画制御手段 ７ メカ制御手段 ８ タイマ録画禁止スイッチ ９ 演算手段

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 タイマ予約録画に関する予約データを入
   力する予約設定手段と、 前記予約設定手段により設定された予約データを格納す
   るメモリ装置と、 日付と時間を管理するタイマ装置と、 前記メモリ装置に格納されている予約データと前記タイ
   マ装置から出力される現在時刻データを比較して一致信
   号を出力する比較手段と、 前記予約データと前記一致信号を入力して予約録画を制
   御する予約録画制御手段と、 前記予約録画制御手段からの指令によってメカニズムを
   制御するメカ制御手段と、 前記予約録画制御手段からの情報を表示する表示手段と
   を備えた磁気記録再生装置。
2. 【請求項２】 タイマ予約録画に関する予約データを入
   力する予約設定手段と、 前記予約設定手段により設定された予約データを格納す
   るメモリ装置と、 日付と時間を管理するタイマ装置と、 前記メモリ装置に格納されている予約データと前記タイ
   マ装置から出力される現在時刻データを比較して一致信
   号を出力する比較手段と、 前記メモリ装置に格納されている予約データの実行を禁
   止する禁止信号を出力するタイマ録画禁止スイッチと、 前記予約データと前記一致信号さらに前記禁止信号を入
   力して予約録画を制御する予約録画制御手段と、 前記予約録画制御手段からの指令によってメカニズムを
   制御するメカ制御手段と、 前記予約録画制御手段からの情報を表示する表示手段と
   を備えた磁気記録再生装置。
3. 【請求項３】 タイマ予約録画に関する予約データを入
   力する予約設定手段と、 前記予約設定手段により設定された予約データを格納す
   るメモリ装置と、 前記メモリ装置に格納された予約データの時間を変更す
   る演算手段と、 日付と時間を管理するタイマ装置と、 前記演算手段により変更された予約データと前記タイマ
   装置から出力される現在時刻データを比較して一致信号
   を出力する比較手段と、 前記メモリ装置に格納されている予約データの実行を禁
   止する禁止信号を出力するタイマ録画禁止スイッチと、 前記演算手段により変更された予約データと前記一致信
   号さらに前記禁止信号を入力して予約録画を制御する予
   約録画制御手段と、 前記予約録画制御手段からの指令によってメカニズムを
   制御するメカ制御手段と、 前記予約録画制御手段からの情報を表示する表示手段と
   を備えた磁気記録再生装置。
4. 【請求項４】 予約録画制御手段は、比較手段が出力す
   る一致信号を入力して録画開始指令もしくは録画停止指
   令をメカ制御手段に出力することを特徴とする請求項
   １，２または３記載の磁気記録再生装置。
5. 【請求項５】 比較手段は、予約録画開始時間の所定時
   間前に予約録画制御手段に録画準備信号を出力し、前記
   予約録画制御手段は前記録画準備信号を入力すると表示
   装置に所定時間後に予約録画が開始されることを示す情
   報を送ることを特徴とする請求項１，２または３記載の
   磁気記録再生装置。
6. 【請求項６】 予約録画制御手段は、録画準備信号を入
   力した後禁止信号を入力すれば一致信号が入力されても
   メカ制御手段に指令を出力しないことを特徴とする請求
   項２または３記載の磁気記録再生装置。