JP3013681B2 - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JP3013681B2 JP33321093A JP33321093A JP3013681B2 JP 3013681 B2 JP3013681 B2 JP 3013681B2 JP 33321093 A JP33321093 A JP 33321093A JP 33321093 A JP33321093 A JP 33321093A JP 3013681 B2 JP3013681 B2 JP 3013681B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のマットガー
ド等の断面略U形状の製品を射出成形して製造する射出
成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図1に示すような、塩化ビニル樹
脂・熱可塑性エラストマー等の軟質合成樹脂等からなる
断面U字形のマットガード29を製造する射出成形用金
型M0は、図2・3に示すように、横型として、固定型
1と可動型2とを備え、可動型2には、型開き時に可動
型2から可動型2の移動方向と平行な固定型1側へ離隔
するフロートコア3が配設されている。
【0003】フロートコア3には、押出コア4が配設さ
れ、この押出コア4は、油圧シリンダ6に接続される押
出ロッド5が連結されて、油圧シリンダ6の作動によ
り、可動型2の移動方向と略直交する方向に移動する。
【0004】また、フロートコア3には、押出板8・9
に固定される所定数のフロートロッド7が連結され、押
出板8・9には、フロートコア3の早戻し用スプリング
11を外装させた所定数のリターンピン10と、図示し
ない油圧シリンダに接続される所定数のノックアウト棒
12と、が連結されている。
【0005】さらに、可動型2には、可動型2の移動方
向と平行にフロートコア3を貫通して、スプル16の端
部に先端の膨出部13aを配置させたスプルロックピン
13が固定されている。
【0006】なお、17はランナ、18はゲート、19
はキャビティである。
【0007】この金型M0では、型開き時、可動型2が
移動するとともに、ノックアウト棒12により、押出板
8・9が押し出されて、フロートコア3が固定型1方向
へ移動することとなり、その後、図3に示すように、油
圧シリンダ6が作動して、押出コア4が押し出され、キ
ャビティ19で成形された成形品本体29が離型される
こととなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の金型M
0では、成形品本体29がスプル16で成形された成形
スプル部26やランナ17で成形された成形ランナ部2
7が付いた状態で離型されることから、金型M0から離
脱して、金型M0の下方に配置された搬送コンベヤ等に
落下した直後、あるいは、搬送コンベヤで搬送中に、成
形品本体29と成形スプル部26や成形ランナ部27と
が干渉し、成形品本体29の意匠面を傷付ける場合があ
った。
【0009】さらに、最終製品29とする場合には、成
形ランナ部27と成形スプル部26とを取り除く必要が
あるため、後処理の作業工数がかかってしまう。
【0010】ちなみに、離型時に、ゲート18部位で自
動的に切断できるように、トンネルゲートやサイドゲー
トによる2段押しゲート等に金型構造を変更することが
考えられるが、この種の断面略U字形の底壁29aと湾
曲したような側壁29b・29cとを備えた成形品29
を成形するような場合には、ゲート位置の設定によって
押出ピンを配設できない等の理由により、金型構造を変
更することができず、成形品本体の離型時に、ゲート1
8部位の切断が行なえなかった。
【0011】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、断面略U字形の成形品を成形して離型する際、成
形スプル部や成形ランナ部を成形品本体から切り離すこ
とができる射出成形用金型を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る射出成形
用金型は、固定型と可動型とを備えるとともに、該可動
型に、型開き時に前記可動型から離隔するフロートコア
が配設され、該フロートコアに、前記可動型の移動方向
と略直交して移動する押出コアが配設され、型締め時の
キャビティが、前記フロートコアにおける前記押出コア
周辺と前記固定型と前記可動型とによって、断面略U字
形に形成され、前記固定型に形成されるスプルが、前記
フロートコアまで形成され、ランナが、前記スプルの端
部で前記フロートコアに沿い、ゲートを介在させて前記
キャビティまで形成され、前記スプル端部に先端の膨出
部を配置させるスプルロックピンが、前記フロートコア
を貫通して前記可動型に固定されている射出成形用金型
であって、前記フロートコアにおけるランナ形成部位若
しくはスプル形成部位に、凹部が形成され、前記凹部の
深さが、前記押出コアの押出時において、前記凹部で成
形されるリブの係止により、前記ランナで成形された成
形ランナ部を前記フロートコア側に付着可能とし、か
つ、前記フロートコアの前記可動型への復帰にともなう
前記スプルロックピン先端による前記成形スプル部の押
圧時において、前記リブを前記フロートコアから離型可
能とする、深さに設定されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の作用・効果】この発明に係る射出成形用金型で
は、成形後の型開き時、まず、可動型が移動するととも
に、フロートコアが固定型方向へ移動することとなる。
その際、キャビティで成形された成形品本体と、スプル
で成形された成形スプル部と、ランナで成形された成形
ランナ部と、がフロートコアに付着した状態で固定型や
可動型から離れる。また、成形スプル部では、先端に膨
出部を備えたスプルロックピンが抜けることから、内部
空間を大きくした離脱孔が形成される。
【0014】その後、押出コアが押し出されれば、成形
品本体がフロートコアから離型される。その際、ランナ
部で成形された成形ランナ部若しくはスプル部で成形さ
れた成形スプル部に、フロートコアの凹部で成形された
所定突出量のリブが形成されており、このリブがフロー
トコアに係止されるストッパの役目を果すために、成形
品本体がフロートコアから離型する際、成形品本体と成
形ランナ部とがゲート部位で分離して、成形品本体が単
独で金型から離型し、また、成形スプル部と成形ランナ
部とがフロートコアに付着して残ることとなる。
【0015】その後、押出コアがフロートコアに対して
復帰し、フロートコアが可動型に対して復帰して、フロ
ートコアがスプルロックピンに対して型締め位置に復帰
する。その際、スプルロックピン先端が、成形スプル部
の離脱孔周縁を押圧して、凹部で成形された所定突出量
のリブをフロートコアから離型させるため、成形スプル
部と成形ランナ部とが、フロートコアから離型すること
となる。
【0016】したがって、この発明に係る射出成形用金
型は、断面略U字形の成形品を成形して離型させる際、
成形スプル部や成形ランナ部を成形品本体から切り離す
ことができ、さらに、成形品本体を離型させた後にも円
滑に成形スプル部と成形ランナ部を離型させることがで
きる。そして、成形スプル部や成形ランナ部を成形品本
体から切り離すことができ、また、成形スプル部と成形
ランナ部とを成形品本体の後に離型させことができるた
め、成形品等を金型下方に配置された搬送コンベヤ等で
搬送する際、成形品本体と成形スプル部等とを離すこと
が可能となり、成形スプル部等による成形品本体の傷付
けを防止でき、また、製品と成形スプル部等とが一体と
なっていた場合の成形スプル部等の除去作業を不用にす
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。なお、従来の同一部材には、同一符号を付し
てある。
【0018】実施例の射出成形用金型M1は、図4に示
すように、塩化ビニル樹脂・熱可塑性エラストマー等の
軟質合成樹脂等からなる断面U字形のマットガード29
を製造するものであり、横型として、固定型1と可動型
2とを備え、可動型2には、型開き時に可動型2から可
動型2の移動方向と平行な固定型1側へ離隔するフロー
トコア33が配設されている。これらの固定型1と可動
型2とフロートコア33とで構成される成形材料の充填
される部位は、従来と同様な成形品本体29を成形する
キャビティ19と、従来の形状と変更したスプル46
と、従来の形状と配置位置とを変更したランナ47であ
る。
【0019】可動型2には、可動型2の移動方向と平行
にフロートコア33を貫通して、スプル46の端部に先
端の膨出部43aを配置させたスプルロックピン43が
固定されている。このスプルロックピン43の膨出部4
3aの元部側外周面には、従来より深くて大きな凹溝4
3bが形成されている。
【0020】この凹溝43bの深さと幅とは、図7に示
すように、スプル46で成形された成形スプル部56か
らスプルロックピン43の先端43aが抜ける際に、成
形スプル部56の離脱孔56a周縁にスプルロックピン
43の抜け方向に突出するむしり突起56bを形成可能
な寸法としている。このように、凹溝43bを大きくし
てむしり突起56bを形成可能とする理由は、成形後の
フロートコア33の可動型2への復帰時において、スプ
ルロックピン43の先端が成形スプル部56における離
脱孔56a周縁を押す距離を長くして、後述するリブ5
6c・57aをフロートコア33から離型させ易くする
ためである。ちなみに、実施例の場合、むしり突起56
bの突出量hは、1.5〜2.0mmとしている。
【0021】フロートコア33には、押出コア34が配
設され、この押出コア34は、油圧シリンダ6に接続さ
れる押出ロッド35が連結されて、油圧シリンダ6の作
動により、可動型2の移動方向と略直交する方向に移動
する。なお、実施例の押出コア34と押出ロッド35と
は、図5に示すように、押出コア34の押出時に、成形
品本体29のゲート部位が配置されている側壁29bの
端面と直交して、ランナ47で成形される成形ランナ部
57と平行に、押出コア34を移動でき、かつ、押出コ
ア34の押圧位置を、成形品本体29のゲート部位近傍
の底壁29aとするように、構成されている。
【0022】また、フロートコア33には、押出板8・
9に固定される所定数のフロートロッド7が連結され、
押出板8・9には、フロートコア33の早戻し用スプリ
ング11を外装させた所定数のリターンピン10と、図
示しない油圧シリンダに接続される所定数のノックアウ
ト棒12と、が連結されている。
【0023】そして、実施例のフロートコア33は、ラ
ンナ形成部位33cを、既述したように、成形品本体2
9のゲート部位が配置されている側壁29bの端面と直
交させ、さらに、スプル形成部位33aに円環状の凹部
33bを形成し、また、ランナ形成部位33cに、直方
体形状の凹部33dを形成させている。円環状の凹部3
3bは、スプルロックピン43の周囲に配置されてい
る。
【0024】これらの凹部33b・33dの深さd1・
d2(図7参照)は、押出コア34の押出時において、
凹部33b・33dで成形されるリブ56c・57aの
係止により、ランナ47で成形された成形ランナ部57
をフロートコア33側に付着可能とし、かつ、フロート
コア33の可動型2への復帰にともなうスプルロックピ
ン43の先端による成形スプル部56の押圧時におい
て、リブ56c・57aをフロートコア33から離型可
能とする、深さに設定されている。実施例の場合、d1
は、1.5〜2.5mm、d2は、0.5〜1.0mmとし
ている。
【0025】つぎに、この実施例の金型M1の使用態様
について説明すると、まず、図4に示すように、型締め
した状態のスプル46・ランナ47・キャビティ19に
成形材料が充填されて、成形品本体29が成形される。
【0026】そして、成形後の型開き時、図6に示すよ
うに、まず、可動型2が移動するとともに、ノックアウ
ト棒12の押圧動作により、押出板8・9・フロートロ
ッド7を介して、フロートコア33が固定型1方向へ移
動することとなる。その際、キャビティ19で成形され
た成形品本体29と、スプル46で成形された成形スプ
ル部56と、ランナ47で成形された成形ランナ部57
と、がフロートコア33に付着した状態で固定型1や可
動型2から離れる。また、成形スプル部56では、先端
に膨出部43aを備えたスプルロックピン43が抜ける
ことから、図7に示すように、内部空間を大きくした離
脱孔56aとむしり突起56bとが形成される。
【0027】その後、油圧シリンダ6の作動により、押
出ロッド35を介して押出コア34が押し出されれば、
図8に示すように、成形品本体29がフロートコア33
から離型される。その際、スプル部46で成形された成
形スプル部56とランナ部47で成形された成形ランナ
部57に、フロートコア33の凹部33b・33dで成
形された所定突出量のリブ56c・57aが形成されて
おり、これらのリブ56c・57aがフロートコア33
に係止されるストッパの役目を果すために、成形品本体
29がフロートコア33から離型する際、成形品本体2
9と成形ランナ部57とがゲート18部位で分離する。
そして、成形品本体29が、単独で金型M1から離型し
て、金型M1の下方に配置された稼動中の図示しない搬
送コンベヤ上に落下し、成形スプル部56と成形ランナ
部57とが、フロートコア33に付着して残ることとな
る。
【0028】なお、押出コア34と押出ロッド35と
が、成形品本体29のゲート18部位が配置されている
側壁29bの端面と直交して、ランナ47で成形される
成形ランナ部57と平行に、押出コア34を移動でき、
かつ、押出コア34の押圧位置を、成形品本体29のゲ
ート18部位近傍の底壁29aとするように、構成され
ているため、成形品本体29は、その押出時に、奇麗に
ゲート18部位で切断されることとなる。
【0029】その後、油圧シリンダ6により押出コア3
4がフロートコア33に対して復帰る。さらに、ノック
アウト棒12の押圧動作解除に伴なう早戻し用スプリン
グ11の付勢力により、フロートコア33が可動型2に
対して復帰して、図9に示すように、フロートコア33
がスプルロックピン43に対して型締め位置に復帰す
る。その際、スプルロックピン43の先端が、成形スプ
ル部56の離脱孔56a周縁に形成されたむしり突起5
6bを押圧して、凹部33b・33dで成形された所定
突出量のリブ56c・57aをフロートコア33から離
型させるため、成形スプル部56と成形ランナ部57と
が、フロートコア33から離型して、稼動中の図示しな
い搬送コンベヤ上に落下することとなり、既述の発明の
作用・効果の欄で述べたと同様な効果を得ることができ
る。
【0030】なお、ノックアウト棒12の押圧動作から
押圧動作解除までの時間を調整すれば、金型M1の下方
で稼動中の図示しない搬送コンベヤ上で、成形品本体2
9と成形スプル部56や成形ランナ部57とを分離する
距離を調節することができる。
【0031】また、実施例の射出成形用金型M1では、
スプルロックピン43における膨出部43aの元部側に
大きく凹む凹溝43bを形成して、成形スプル部56の
離脱孔56a周縁にスプルロックピン43の抜け方向に
突出するむしり突起56bを形成可能としている。その
ため、成形スプル部56をスプルロックピン43で押す
距離L(図9参照)を大きく確保することができ、スト
ッパの役目を果すリブ56c・57aの突出量を大きく
することができる。勿論、可動型2へのフロートコア3
3の復帰時に、スプルロックピン43の膨出部43aが
成形スプル部56の離脱孔56a周縁を押圧して、リブ
56c・57aをフロートコア33から離型させること
ができれば、むしり突起56bを形成するような構成と
しなくとも良い。例えば、スプルロックピン43の先端
を元部側より単に大径とし、その先端を若干深くスプル
46に挿入させるように構成すれば、むしり突起56b
を形成せずに、成形スプル部56を押圧する距離を長く
確保することができる。
【0032】さらに、実施例では、成形品本体29の押
出コア34の押し出しに伴なう離型時において、成形ラ
ンナ部57等がずれ・傾き等を生じ易く、ゲート18部
位の切断部位のむしれや切断不良の防止のためのストッ
パとして、スプル46端部のリブ56cの他に、ゲート
18近傍にもリブ57aを設けるように、フロートコア
33に2箇所の凹部33b・33dを設けた。しかし、
離型時のストッパの役目のリブを形成するフロートコア
33の凹部は、1箇所でも3箇所以上設けても良い。な
お、スプルロックピン43の先端の押圧動作によりフロ
ートコア33から成形ランナ部57等を離型させる点を
考慮すると、スプルロックピン43の近傍に凹部を設け
れば、その凹部で成形されたリブの突出量が大きくて
も、容易にフロートコア33から押し出すことができ
る。逆に、リブがスプルロックピン43から遠いゲート
18部位近傍に設けられれば、突出量が小さくないと、
スプルロックピン43の先端の押圧時に、成形ランナ部
57がフロートコア33に対して傾くだけで、フロート
コア33から離型させ難くなってしまう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の金型で成形する成形品本体の斜視図であ
る。
【図2】従来の金型の成形時を示す断面図である。
【図3】従来の金型による成形品の離型時を示す断面図
である。
【図4】この発明の一実施例の金型における成形時を示
す断面図である。
【図5】同実施例のフロートコアを示す図である。
【図6】同実施例の型開き当初を示す断面図である。
【図7】同実施例の型開き当初の成形スプル部付近を示
す断面図である。
【図8】同実施例の成形品本体の離型時を示す断面図で
ある。
【図9】同実施例の成形スプル部と成形ランナ部との離
型時を示す断面図である。
【符号の説明】
1…固定型、 2…可動型、 3・33…フロートコア、 4・34…押出コア、 13・43…スプルロックピン、 13a・43a…膨出部、 16・46…スプル、 17・47…ランナ、 18…ゲート、 19…キャビティ、 26・56…成形スプル部、 27・57…成形ランナ部、 33b・33d…凹部、 56c・57a…リブ、 M0・M1…射出成形用金型。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−143362(JP,A) 特開 平6−126749(JP,A) 実開 昭63−25522(JP,U) 実開 昭63−125523(JP,U) 実開 昭55−144017(JP,U) 実開 平4−96311(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/26 - 45/44 B29C 33/00 - 33/76

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定型と可動型とを備えるとともに、 該可動型に、型開き時に前記可動型から離隔するフロー
    トコアが配設され、 該フロートコアに、前記可動型の移動方向と略直交して
    移動する押出コアが配設され、 型締め時のキャビティが、前記フロートコアにおける前
    記押出コア周辺と前記固定型と前記可動型とによって、
    断面略U字形に形成され、 前記固定型に形成されるスプルが、前記フロートコアま
    で形成され、 ランナが、前記スプルの端部で前記フロートコアに沿
    い、ゲートを介在させて前記キャビティまで形成され、 前記スプル端部に先端の膨出部を配置させるスプルロッ
    クピンが、前記フロートコアを貫通して前記可動型に固
    定されている射出成形用金型であって、 前記フロートコアにおけるランナ形成部位若しくはスプ
    ル形成部位に、凹部が形成され、 前記凹部の深さが、前記押出コアの押出時において、前
    記凹部で成形されるリブの係止により、前記ランナで成
    形された成形ランナ部を前記フロートコア側に付着可能
    とし、かつ、前記フロートコアの前記可動型への復帰に
    ともなう前記スプルロックピン先端による前記成形スプ
    ル部の押圧時において、前記リブを前記フロートコアか
    ら離型可能とする、深さに設定されていることを特徴と
    する射出成形用金型。
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