JP3013149U - 雑巾掛け用具 - Google Patents

雑巾掛け用具

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JP3013149U
JP3013149U JP1994017324U JP1732494U JP3013149U JP 3013149 U JP3013149 U JP 3013149U JP 1994017324 U JP1994017324 U JP 1994017324U JP 1732494 U JP1732494 U JP 1732494U JP 3013149 U JP3013149 U JP 3013149U
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JP
Japan
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rag
attached
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operating rod
rear surface
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JP1994017324U
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English (en)
Inventor
曽根賢二
Original Assignee
曽根 賢二
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 負担のかからない姿勢で雑巾掛け作業がで
き、容易に雑巾の着脱が行える構造を有した雑巾掛け用
具を提供する。 【構成】 平板状の雑巾取付け板1の背面3の中央部分
に、操作棒2の一方の端部が取付けられており、背面3
には、操作棒2の取付け部を挟んで前後に2本の切欠溝
4a、4bが設けられている。更に背面3には、操作棒
2の取付け部を挟んで左右に、該取付け部側を支点5
a、5bとして開閉可能な一対の押さえ蓋6a、6bが
取付けられており、押さえ蓋のそれぞれが、両切欠溝に
遊嵌可能な折曲部7a、7bを有し、押さえ蓋を雑巾取
付け板側に倒した際、切欠溝と折曲部との間に、雑巾を
挟着するに適した隙間が形成される構造を有する。尚、
操作棒の他方の端部には、実質的にT字状の把手8を、
操作棒2を軸として回動自在に取付けることが好まし
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、雑巾掛け作業に適した構造を有する雑巾掛け用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、床を雑巾掛けする際には、かがんだ状態で作業しなければならず、 腰などに負担がかかるという問題点があった。 このような問題点があるにもかかわらず、これまで、立ったままの自然な体勢 で楽に、いわゆる従来一般的に使用されている雑巾を使った雑巾掛け作業を行う のに適した用具については提案されていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、このような従来における問題点を解決し、負担のかからない 姿勢で雑巾掛け作業を行うことができ、しかも、容易に雑巾の着脱が行える構造 を有した雑巾掛け用具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の雑巾掛け用具は、平板状の雑巾取付け板1の背面3の中央部分に、操 作棒2の一方の端部が取付けられており、前記操作棒2が前記背面3に対して角 度変化可能であること、前記背面3には、前記操作棒2の取付け部を挟んで前後 に、互いに平行な2本の切欠溝4a、4bが設けられていること、及び、前記背 面3には、前記操作棒2の取付け部を挟んで左右に、前記操作棒2の取付け部側 を支点5a、5bとして開閉可能な一対の押さえ蓋6a、6bが取付けられてお り、前記押さえ蓋6a、6bのそれぞれが、前記切欠溝4a、4bに遊嵌可能な 折曲部7a、7bを有し、前記押さえ蓋6a、6bを雑巾取付け板1側に倒した 際、前記切欠溝4a、4bと折曲部7a、7bとの間に、雑巾を挟着するに適し た隙間が形成されることを特徴とする。 又、本考案は、上述の雑巾掛け用具において、前記操作棒2の他方の端部に、 実質的にT字状の把手8が取付けられており、前記把手8が、前記操作棒2を軸 として回動自在であることを特徴とするものでもある。
【0005】 まず、本考案の雑巾掛け用具の具体例を図面に示して本考案を説明する。図1 は、本考案の雑巾掛け用具の好ましい一例における先端部の構造を示す拡大図で あり、図2は、図1に示される先端部構造を有した本考案の雑巾掛け用具の使用 状態を示す図である。又、図3は、本考案において好ましい把手の形状及び取付 け状態を示す図である。
【0006】 図1及び図2に示されるように、本考案の雑巾掛け用具は、雑巾掛けを行うの に適した長さを有する操作棒2の一方の端部に、平板状の雑巾取付け板1が取付 けられた構造を有しており、この雑巾取付け板1は、実質的に横長平板状のもの が一般的であって、その雑巾取付け面は、一般的な雑巾の表面よりもひと回り小 さい。この際、雑巾取付け板1の材質は特に限定されないが、檜材や杉材などの 木や、アルミ製ダイキャストや、プラスチックなどが適しており、濡れた雑巾を 取付けた際に、水が雑巾取付け板の内部に浸透しない点でプラスチックなどが好 ましい。そして、この操作棒2の一端は、雑巾取付け板1の背面3の中央部分に おいて、操作棒2が背面3に対して角度変化可能に取付けられている。この際、 本考案では、雑巾取付け板1と操作棒2との取付け方法が特に限定されるもので はないが、雑巾取付け板1の背面3の中央部分に取付けた取付け具11の取付け 軸12を介して取付けるのが好ましい。 尚、本考案では、雑巾取付け板1の背面3と操作棒2が取り得る角度も限定さ れないが、雑巾掛けする際の床面と操作棒2のなす角度としては60°前後が好 ましいので、操作棒2の先端が取付け具11と当接した際に上記角度が得られる 構造とすることが好ましい。
【0007】 又、本考案における雑巾取付け板1においては、その背面3に、操作棒2の取 付け部を挟んで前後に、互いに平行な2本の切欠溝4a、4bが設けられており 、この切欠溝の断面形状としては、図1に示されるような凹状のものが一般的で あるが、これに限定されるものではなく、U字状の断面形状などであっても良い 。
【0008】 そして、この雑巾取付け板1の背面3には、操作棒2の取付け部を挟んで左右 に支点5a、5bが存在しており、一対の押さえ蓋6a、6bは、操作棒2の取 付け部側の支点5a、5bを蝶番軸として開閉できるように取付けられている( 図1参照)。図1及び図2に示される本考案の雑巾掛け用具では、操作棒2の取 付け部を挟む位置に2個の蝶番が取付けられているが、本考案では、押さえ蓋6 a、6bが、支点5a、5bを含むようにして形成されたものであっても良い。 更に、操作棒2の取付け部を挟んで左右に取付けられた押さえ蓋6a、6bは、 それぞれ、雑巾取付け板1に設けられた切欠溝4a、4bに対して遊びをもった 状態で嵌め合わせ可能な折曲部7a、7bを有しており、本考案における押さえ 蓋6a、6bの具体的形状としては、図1に示されるものが好ましい。尚、この 押さえ蓋6a、6bについても、その材質が特に限定されないが、金属製のもの が好ましい。
【0009】 更に、本考案の雑巾掛け用具では、押さえ蓋6a、6bを雑巾取付け板1側に 倒した(閉じた)際、切欠溝4a、4bと折曲部7a、7bとの間に、雑巾を挟 着するに適した隙間が形成されるようになっており、使用時においては、図2に 示されるようにして上記隙間に雑巾10が確実に咬持され、雑巾10を交換する 際には、押さえ蓋6a、6bをはね上げるだけで雑巾10を雑巾取付け板1から 取り外すことができ、複雑な交換操作は不要である。この場合において、使用時 に雑巾が確実に咬持されるためには、切欠溝4a、4bと折曲部7a、7bとの 間の隙間が、雑巾の厚みよりも小さくなければならず、この隙間は一般的には2 〜4mmである。 尚、本考案では、雑巾取付け板1の背面3側に、図1に示されるような切欠部 9を設けることが好ましく、この場合には、雑巾10を取付けた際に、雑巾取付 け板1の背面3と押さえ蓋6a、6bとの間に、指を入れるための隙間が形成さ れ(図2参照)、押さえ蓋6a、6bが開閉し易くなる。本考案の雑巾掛け用具 は、押さえ蓋6a、6bを閉じた際に、押さえ蓋6a、6bの外側端が、雑巾取 付け板1よりも外側に突出しない構造を有しており、これによって、雑巾掛け時 に、押さえ蓋6a、6bの外側端が壁などに接触するのを防止できる。
【0010】 本考案では、更に、操作棒2の他方の端部に、実質的にT字状の把手8を、操 作棒2を軸として回動自在に取付けることが好ましく、把手8の好ましい形状と しては、図3に示されるものが挙げられる。この図3の把手8は、片手で握持す るのに適した形状を有した握持棒部13と、操作棒2を軸として回動自在な回動 軸部14とからなり、雑巾掛け作業に適するように、握持棒部13は、回動軸部 14に対して垂直からやや傾いて取付けられていて、回動軸部14が握持棒部1 3の中央に位置していないが(図3参照)、握持棒部13が回動軸部14に対し て垂直で、しかも回動軸部14が握持棒部13の中央に位置して取付けられても 良い。又、図3における把手8は、操作棒2に設けられたビスによって、操作棒 2を軸として回動自在な状態で取付けられている。尚、握持棒部13には、片手 で安定して握持しやすいように、指に適合する溝15を設けても良い。
【0011】 以下に本考案の具体例を示すが、本考案はこれに限定されるものではない。
【実施例】
雑巾取付け板として、図1に示される構造を有したもの(材質:檜板)を作製 した。この雑巾取付け板は、幅(短辺)106mm×長さ(長辺)260mm× 厚さ18mmの大きさで、その背面に、長辺と平行な、幅10mm、深さ10m mの切欠溝が2本、45mmの間隔をあけて設けられている。 一方、操作棒として、ステンレス製のパイプ(外径19mm、長さ1210m m)を準備し、その一方の端部を、図2に示されるようにして、上記雑巾取付け 板に取付けた。そして、図1に示される形状を有した一対の押さえ蓋を、蝶番を 介して雑巾取付け板の背面に取付け、更に、操作棒の他端に、図3に示される形 状の把手(握持棒部の幅140mm、直径24mm)を、操作棒に対して回動自 在に取付け、本考案の雑巾掛け用具を得た。 このようにして作製した本考案の雑巾掛け用具の雑巾取付け板の表面に、固く 絞った雑巾(大きさ:230mm×350mm)を、図2に示されるようにして 取付けて、雑巾掛けを行ったところ、作業性が非常に良く、しかも、汚れた雑巾 の交換を非常に簡単に行うことができた。
【0012】
【考案の効果】
本考案の雑巾掛け用具の場合には、負担のかからない姿勢で雑巾掛け作業を行 うことができ、しかも、誰でも簡単に、雑巾を取り外しできるので、非常に便利 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の雑巾掛け用具の好ましい一例における
先端部の構造を示す拡大図である。
【図2】図1に示される先端部構造を有した本考案の雑
巾掛け用具の使用状態を示す図である。
【図3】本考案の雑巾掛け用具において好ましい把手の
形状及び取付け状態を示す図である。
【符号の説明】
1 雑巾取付け板 2 操作棒 3 背面 4a、4b 切欠溝 5a、5b 支点 6a、6b 押さえ蓋 7a、7b 折曲部 8 把手

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の雑巾取付け板1の背面3の中央
    部分に、操作棒2の一方の端部が取付けられており、前
    記操作棒2が前記背面3に対して角度変化可能であるこ
    と、前記背面3には、前記操作棒2の取付け部を挟んで
    前後に、互いに平行な2本の切欠溝4a、4bが設けら
    れていること、及び、前記背面3には、前記操作棒2の
    取付け部を挟んで左右に、前記操作棒2の取付け部側を
    支点5a、5bとして開閉可能な一対の押さえ蓋6a、
    6bが取付けられており、前記押さえ蓋6a、6bのそ
    れぞれが、前記切欠溝4a、4bに遊嵌可能な折曲部7
    a、7bを有し、前記押さえ蓋6a、6bを雑巾取付け
    板1側に倒した際、前記切欠溝4a、4bと折曲部7
    a、7bとの間に、雑巾を挟着するに適した隙間が形成
    されることを特徴とする雑巾掛け用具。
  2. 【請求項2】 前記操作棒2の他方の端部に、実質的に
    T字状の把手8が取付けられており、前記把手8が、前
    記操作棒2を軸として回動自在であることを特徴とする
    請求項1記載の雑巾掛け用具。
JP1994017324U 1994-12-27 1994-12-27 雑巾掛け用具 Expired - Lifetime JP3013149U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3448230B2 (ja) 1998-02-24 2003-09-22 株式会社サンカ 払拭清掃具
KR20190011465A (ko) * 2017-07-25 2019-02-07 주식회사 엘지생활건강 청소 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3448230B2 (ja) 1998-02-24 2003-09-22 株式会社サンカ 払拭清掃具
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