JP3012992U - クリップ装置 - Google Patents

クリップ装置

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JP3012992U
JP3012992U JP1994016977U JP1697794U JP3012992U JP 3012992 U JP3012992 U JP 3012992U JP 1994016977 U JP1994016977 U JP 1994016977U JP 1697794 U JP1697794 U JP 1697794U JP 3012992 U JP3012992 U JP 3012992U
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JP
Japan
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pair
box
sandwiching pieces
pieces
projecting
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Application number
JP1994016977U
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English (en)
Inventor
朝之 安部
Original Assignee
朝之 安部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品などを簡単につかんだり、放したりでき
るようにする。 【構成】 一対の狭持片の基端部に重合部と各突出片と
を設け、重合部を中心軸で軸着し、重合部と各突出片を
ボックス内へ挿入し、かつ上記一対の狭持片の開放時
に、上記重合部の内側部分がボックス外へ突出するよう
に挿入し、上記中心軸と上記各突出片の上下両面に設け
た係合軸とをボックスの内面に設けた溝部に摺動自在に
係合し、上記各係合軸にはばねを懸架する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、物品などをつかませたり、放せたりするクリップ装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来のクリップ装置には、各種構造のものがあるが、一対の狭持片が開放され た状態で、一対の狭持片の基端部に設けた重合部の内側部分がボックス外へ突出 しており、その内側部分をボックス内へ押すと、一対の狭持片が閉じるように構 成されたものは未だみられない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記のように構成されたクリップ装置を提供することを目的とする ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、一対の狭持片の基端部に、重合部と 、その重合部から離れる方向へそれぞれ突出する突出片とを設け、上記重合部を 上記一対の狭持片の先端が開閉自在となるように中心軸で軸着し、この重合部と 上記各突出片とをボックス内へ挿入し、かつ上記一対の狭持片の開放時に、上記 重合部の内側部分がボックス外へ突出するように挿入し、上記各突出片には、そ れらの上下両面から突出する係合軸を設け、上向き又は下向きに突出する係合軸 には、上記一対の狭持片をそれらの先端が閉じ合わされた状態及び開放された状 態のどちらにも付勢するばねを懸架し、上記ボックスの内面のうち、上記一対の 狭持片の開閉に連動する上記中心軸を上記係合軸の各移動範囲に対応した部分に は、それらの軸の軸端が摺動自在に係合する溝部を設けることを特徴とするもの である。
【0005】
【作用】
一対の狭持片の先端が中心軸を支点にして閉じ合わされた状態では、重合部が 係合軸を支点にしてボックスの内部へばねの力によって引き入れられている。 一対の狭持片の先端が開放される過程では、重合部が係合軸を支点にしてボッ クスの外方に向かって移動し、一対の狭持片の先端が完全に開放された状態では 、重合部の内側部分がばねの力によってボックス外へ突出する。この重合部の内 側部分を物品などでボックス内へ押すと、重合部がボックス内の元位置へ引き入 れられると同時に、一対の狭持片の先端が閉じ合わされて、物品などがつかまれ る。
【0006】
【実施例】
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明すると、1、2は半円形に成形し た一対の狭持片で、これらの基端部には、重合部3、4と、重合部3、4から離 れる方向へそれぞれ突出する突出片5、6を設け、重合部3、4は、下側重合部 3より上向きに突設した中心軸7を上側重合部に設けた軸孔8に挿通することに より軸着してある。9、10は一方の突出片5の上下両面から突出するように設 けた係合軸、11、12は他方の突出片6の上下両面から突出するように設けた 係合軸、13は上向きに突出する係合軸9、11間に懸架した引きばねで、コイ ルスプリングからなり、一対の狭持片1、2をそれらの先端14、15が閉じ合 わされた状態及び開放された状態のどちらにも付勢する。16は重合部3、4と 突出片5、6とを挿入したボックスで、例えば、図1に示すように上下に分割し たボックス17、18からなり、ボックス片17の内面のうち、狭持片1、2の 開閉に連動する係合軸9、11の移動範囲に対応した部分には、係合軸9、11 の軸端が摺動自在に係合する溝部19、20を設け、ボックス片17の上面後側 の各隅角部には、ビス21、22を通す孔部23、24を設けてある。ボックス 片18のうち、狭持片1、2の開閉に連動する中心軸7と係合軸10、12の移 動範囲に対応した部分には、中心軸7と係合軸10、12の軸端が摺動自在に係 合する溝部25と溝部26、27とを設け、孔部23、24と対向する部分には 、ビス21、22をねじ込む筒部28、29を設けてなる。
【0007】 上記の構成よりなる本考案において、一対の狭持片1、2の先端14、15が 中心軸7を支点にして閉じ合わされた状態では、重合部3、4が係合軸9、11 と10、12を支点にしてボックス16の内部へ引きばね13の力によって引き 入れられる。 一対の狭持片1、2の先端14、15が開放される過程では、重合部3、4が 係合軸9、11と10、12を支点にしてボックス16の外方に向かって移動し 、一対の狭持片1、2の先端が完全に開放された状態では、重合部3、4の内側 部分30が引きばね13の力によってボックス16外へ突出する。この重合部3 、4の内側部分30を物品などでボックス16内へ押すと、重合部3、4がボッ クス16内の元位置へ引き入れられると同時に、一対の狭持片1、2の先端が閉 じ合わされて、物品などがつかまれる。
【0008】 一対の狭持片1、2は、一方を短くし、他方を長くすることもあり、また人形 やロボットの手の形状に成形することもある。一対の狭持片1、2は、一方を固 定し、他方を開閉するように構成することもある。引きばね13は、板ばねに換 えることもある。
【0009】
【考案の効果】
本考案は、叙上のように構成したから、物品などを簡単につかんだり、放した りできるクリップ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案に係るクリップ装置の分解斜視図
である。
【図2】図2は同装置の一対の狭持片が閉じられた状態
の平面図である。
【図3】図3は同装置の一対の狭持片が開放された状態
の平面図である。
【符号の説明】
1、2…一対の狭持片、3、4…重合部、5、6…突出
片、7…中心軸、9、10…係合軸、11、12…係合
軸、13…引きばね、16…ボックス、19、20…溝
部、25…溝部、26、27…溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の狭持片の基端部に、重合部と、そ
    の重合部から離れる方向へそれぞれ突出する突出片とを
    設け、上記重合部を上記一対の狭持片の先端が開閉自在
    となるように中心軸で軸着し、この重合部と上記各突出
    片とをボックス内へ挿入し、かつ上記一対の狭持片の開
    放時に、上記重合部の内側部分がボックス外へ突出する
    ように挿入し、上記各突出片には、それらの上下両面か
    ら突出する係合軸を設け、上向き又は下向きに突出する
    係合軸には、上記一対の狭持片をそれらの先端が閉じ合
    わされた状態及び開放された状態のどちらにも付勢する
    ばねを懸架し、上記ボックスの内面のうち、上記一対の
    狭持片の開閉に連動する上記中心軸を上記係合軸の各移
    動範囲に対応した部分には、それらの軸の軸端が摺動自
    在に係合する溝部を設けてなるクリップ装置。
JP1994016977U 1994-12-26 1994-12-26 クリップ装置 Expired - Lifetime JP3012992U (ja)

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JP1994016977U JP3012992U (ja) 1994-12-26 1994-12-26 クリップ装置

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JP1994016977U JP3012992U (ja) 1994-12-26 1994-12-26 クリップ装置

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JP3012992U true JP3012992U (ja) 1995-06-27

Family

ID=43148667

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