JPH04128162U - ピンセツト - Google Patents
ピンセツトInfo
- Publication number
- JPH04128162U JPH04128162U JP3406291U JP3406291U JPH04128162U JP H04128162 U JPH04128162 U JP H04128162U JP 3406291 U JP3406291 U JP 3406291U JP 3406291 U JP3406291 U JP 3406291U JP H04128162 U JPH04128162 U JP H04128162U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bodies
- tweezers
- longitudinal direction
- article
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 5
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 210000004935 right thumb Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 扁平な非対称な物品等の向きを容易に一方向
に定めて把持できるピンセットを提供することにある。 【構成】 開閉自在の1対の本体の先端部で物品を把持
し、両本体の後端部には両本体を長手方向に相対的に逆
向きにずらすことを許容する可撓性の弾性部材が設けて
あり、両本体の一方には長手方向に延伸するガイド長溝
が、その他方には当該ガイド長溝に嵌合するガイドピン
が、それぞれ設けてあることを特徴としている。
に定めて把持できるピンセットを提供することにある。 【構成】 開閉自在の1対の本体の先端部で物品を把持
し、両本体の後端部には両本体を長手方向に相対的に逆
向きにずらすことを許容する可撓性の弾性部材が設けて
あり、両本体の一方には長手方向に延伸するガイド長溝
が、その他方には当該ガイド長溝に嵌合するガイドピン
が、それぞれ設けてあることを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、ピンセットに関するものである。
【0002】
従来より、開閉自在に1対の本体の先端部で物品を把持するピンセットが知ら
れている。
【0003】
しかし上記従来技術では、扁平な左右非対称な物品等をピンセットの先端部で
把持すると、物品の向きが一方向に定まらなかった。このためピンセットの先端
部で把持した被装着物品を所定の向きで装着物品に装着する場合、被装着物品が
所定の向きと逆向きになった場合にはピンセットを保持した反対の手で被装着物
品をつかみ、向きを引っ繰り返し、再度ピンセットでつかみ直してから装着物品
に装着する必要が生じる。したがって手間や時間がかかり、特に被装着物品が指
紋または油脂の付着をきらうものである場合には指サック等を使わなければなら
ず作業性が悪いという問題があった。
【0004】
そこで本考案の目的は、扁平な左右非対称な物品等の向きを容易に一方向に定
めて把持できるピンセットを提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案のピンセットは、開閉自在の1対の本体の
先端部で物品を把持し、両本体の後端部には両本体を長手方向に相対的に逆向き
にずらすことを許容する可撓性の弾性部材が設けてあり、両本体の一方には長手
方向に延伸するガイド長溝が、その他方には当該ガイド長溝に嵌合するガイドピ
ンが、それぞれ設けてあることを特徴とする。
【0006】
両本体を閉じ扁平な物品の両側部を把持した状態で、一方を引き上げるように
他方を押し出すように、すなわち長手方向に相対的に逆向きにずらすと、引き上
げられた側が後端部1b,2b側に、押し出された側が先端部1a,2a側にな
り、物品の向きを一方向に定めて把持できる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。◆
図1,2に示すように、一方の本体1と他方の本体2とがそれぞれの先端部1
a,2aで物品を把持可能に開閉自在に設けてある。両本体1,2の後端部1b
,2bには、両本体1,2を長手方向に相対的に逆向きにずらすことを許容する
ループ形に形成された可撓性の弾性部材3が設けてある。後端部1b,2bは、
弾性部材3によって互いに弾接している。一方の本体1には長手方向に延伸する
ガイド長溝1cが設けてあり、他方の本体2にはガイド長溝1cに嵌合するガイ
ドピン2cが設けてある。ガイドピン2cには頭部2dが設けてあり、頭部2d
は両本体1,2の開き間隔が所定以上にならないように一方の本体の外方への移
動を規制している。
【0008】
次に本考案におけるピンセットの操作について説明する。◆
例えば図4に示すように物品等の一例としての扁平な左右非対称の被装着物品
のレバー4を、その先端部4aに形成してある下方の突部4bを下向きにして把
持し、装着物品の可動ヨーク5の溝5aに装着する場合について説明する。なお
6は可動ヨーク5にレバー4が固着された後でレバー4に固着されるワイヤであ
る。
【0009】
まず図3(a)に示すように、テーブル(図示せず。)上に突部4bが左下を
向いて載置してある場合には、右手の親指5aで一方の本体1を、人差し指5b
で他方の本体2を保持し、両先端部1a,2aを閉じレバー4の両側部に圧接し
、レバー4を把持する。
【0010】
次に突部4bを下向きにするために、親指5aを矢印A方向に押し出すように
、人差し指5bを矢印B方向に引き上げるように、すなわち長手方向に相対的に
逆向きにずらすと、引き上げられた側が後端部1b,2b側に、押し出された側
が先端部1a,2a側になり、レバー4の向きが一方向に定まり、図3(b)の
ように突部4bを下向きに把持できる。◆
よって図3(b)の状態のままで図4に示すように溝5aに先端部4aを装着
可能となる。
【0011】
次に図3(c)に示すように、テーブル上にレバー4が図3(a)の状態と裏
返しに突部4bが右上を向いて載置してある場合には、先程と同様に右手の親指
5aで一方の本体1を、人差し指5bで他方の本体2を保持し、両先端部1a,
2aをレバー4の両側部に圧接し、レバー4を把持する。
【0012】
次に突部4bを下向きにするために、先程と反対に親指5aを矢印C方向に引
き上げるように、人差し指5bを矢印D方向に押し出すように、相対的に逆向き
にずらすと、先程と同様に引き上げられた側が後端部1b,2b側に、押し出さ
れた側が先端部1a,2a側になり、レバー4の向きが一方向に定まり、図3(
b)のように突部4bを下向きに把持できる。◆
よって先程と同様に、ピンセットでレバー4を把持したままの状態で図4に示
すように溝5aに先端部4aを装着可能である。◆
なお本実施例では、扁平な左右非対称な物品を把持する例を示したが、左右対
称な物品の把持にも適用できることは言うまでもない。
【0013】
次に図5を参照して、本考案の他の実施例を説明する。◆
図5において、一方の本体11、他方の本体12、両先端部11a,12a、
ガイド長溝11c、ガイドピン12c、頭部12dが第1の実施例と同様に設け
てある。これらの構成は第1の実施例と全く同じなので説明を省略する。◆
両本体11,12の後端部11b,12bには、両本体11,12を長手方向
に相対的に逆向きにずらすことを許容する可撓性のU字形の弾性部材13が設け
てある。両本体11,12を開閉するときには、弾性部材13のU字形の谷部が
支点となる。
【0014】
なお本実施例では、弾性部材としてループ形及びU字形のものを示したがこれ
らの形に限るものではなく、どのような形状のものであってもよい。◆
さらにガイドピンに頭部を設けたが、頭部は必ずしも必要ではない。
【0015】
以上説明したように、本考案によるピンセットは、両本体の後端部に当該両本
体を長手方向に相対的に逆向きにずらすことを許容する可撓性の弾性部材を設け
、本体の一方には長手方向に延伸するガイド長溝を、その他方には当該ガイド長
溝に嵌合するガイドピンを、それぞれ設けたので、扁平な左右非対称な物品等の
向きを容易に一方向に定めて把持できる。
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】物品を把持する状態を示す説明図である。
【図4】可動ヨークに物品を装着した斜視図である。
【図5】他の実施例を示す正面図である。
1,2,11,12 本体
1a,2a,11a,12a 先端部
1b,2b,11b,12b 後端部
1c,11c ガイド長溝
2c,12c ガイドピン
3,13 弾性部材
4 物品
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉自在の1対の本体の先端部で物品を
把持するピンセットであって、上記両本体の後端部に
は、上記両本体を長手方向に相対的に逆向きにずらすこ
とを許容する可撓性の弾性部材が設けてあり、上記両本
体の一方には長手方向に延伸するガイド長溝が、その他
方には当該ガイド長溝に嵌合するガイドピンがそれぞれ
設けてあることを特徴とするピンセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3406291U JPH04128162U (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | ピンセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3406291U JPH04128162U (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | ピンセツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128162U true JPH04128162U (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=31916560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3406291U Pending JPH04128162U (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | ピンセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04128162U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015037502A (ja) * | 2013-08-19 | 2015-02-26 | 緑野 谷川 | 医用を含む精密作業用ピンセット |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP3406291U patent/JPH04128162U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015037502A (ja) * | 2013-08-19 | 2015-02-26 | 緑野 谷川 | 医用を含む精密作業用ピンセット |
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