JPH0746169Y2 - ファスナー締付け具 - Google Patents

ファスナー締付け具

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JPH0746169Y2
JPH0746169Y2 JP1989145654U JP14565489U JPH0746169Y2 JP H0746169 Y2 JPH0746169 Y2 JP H0746169Y2 JP 1989145654 U JP1989145654 U JP 1989145654U JP 14565489 U JP14565489 U JP 14565489U JP H0746169 Y2 JPH0746169 Y2 JP H0746169Y2
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JP
Japan
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fastener
male part
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female
male
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JPH0385909U (ja
Inventor
雄一 田中
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エステー化学株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はファスナー締付け具に関し、特に、ファスナ
ーの雄部と雌部とを押圧することで係合して一体になる
ファスナーを閉塞するために用いるファスナー締付け具
に関するものである。
〔従来技術および解決しようとする課題〕
従来、樹脂製からなり、雄部と雌部とを押圧して係合す
ることで一体とし、また、両者を引っ張ることで開放す
るようになっているファスナーにあっては、種々な箇所
で使用されている。
そして、上記のようなファスナーを開口部に使用した樹
脂製の袋体も種々なものが製造されている。
このように構成されている袋体を使用する場合には、ま
ず、袋体の開口部を閉塞する際には、ファスナーの雄部
と雌部とを挟持し、この状態で横にずらしていくと、雄
部と雌部とが係合し、これによってファスナーが閉じら
れ、また、ファスナーを開放する場合には雄部と雌部と
を離間する方向に引っ張ることにより、前記雄部と雌部
との係合が外れてファスナーが開放され、これによって
袋体が開口するようになっている。
したがって、ファスナーを押圧し、この状態で横方向に
ずらすだけでファスナーを閉塞して袋体を閉塞できると
ともに、ファスナーの雄部と雌部とを反対方向に引っ張
るだけで開口できるので非常に便利であり、このような
ファスナーは大量に出回っている。
上記のようなファスナーにおいて、全長が短い場合には
容易に閉塞できるものではあるが、ファスナーが長い場
合には、ファスナーを閉塞する場合に雄部と雌部とを挟
持押圧して横方向にずらしていく際に、雄部と雌部とが
ずれてしまい、したがって、横方向にずらす動作を一回
だけ行って閉塞することがうまくできないということが
多々あるという問題点を有していた。
この考案の目的は横方向にずらす動作を一回行うだけで
確実に閉塞することのできるファスナー締付け具を提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためにこの考案は、弾発的に当接
している一対の押圧部の互いに対向する内面に窪み部を
形成し、両窪み部で形成される開口部の大きさを、雄部
と雌部とからなるファスナーを内部に位置し得るととも
に、係合状態の雄部と雌部との厚みよりも小さくした構
成を有している。
そして、前記押圧部は、長尺の板部材をU字状に屈曲し
て先端部どうしを押圧状態で当接させ、この先端部で形
成してある。
〔作用〕
この考案は前記の手段を採用したことにより、ファスナ
ー締付け具の先端部にファスナーを位置して横方向に移
動するだけの操作で、ファスナーの雄部と雌部とが係合
し、ファスナーを閉塞することができることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。
第1図および第2図にはこの考案によるファスナー締付
け具が示されている。
このファスナー締付け具1は、長尺の板部材をU字状に
形成するとともに、押圧部である先端部2、2の内面ど
うしを互いに弾発押圧状態で接触させ、さらに、両先端
3、3を互いに屈曲して離間するように形成してある。
この場合、前記長尺の板部材を樹脂等の成形品で成形し
て形成しても良い。
そして、前記ファスナー締付け具1は、前記先端部2、
2を互いに反対方向に引き離すことにより、先端部2、
2の弾発押圧状態は容易に離間できるようになってい
る。
また、前記先端部2、2の内面には、互いに対向する位
置に窪み部4、4が形成され、したがって、前記先端部
2、2が互いに当接した状態にあっては、両窪み部4、
4間で開口部5が形成された状態となっている。
つぎに前記のものの作用について説明する。
まず、一般的に、ファスナー10は袋体の開口部に一体に
形成されている。
そして、前記ファスナー10は雄部11と雌部12とで形成さ
れ、雄部11は先端部が矢じり状をなしていて、また、雌
部12は前記雄部11を受け入れて両側を挟持する鉤状をな
している。
したがって、雄部11と雌部12とを押圧することにより、
雄部11と雌部12とが係合してファスナー10は閉塞され、
また、両者11、12を離間することで係合が解除されてフ
ァスナー10は開放できるようになっている。
そして、前記のようにファスナー10が開口部に設けられ
た袋体13の開口部を閉塞する場合には、まず、両先端間
に袋体13の縁部を位置させ、そのまま押し込んでファス
ナーの方向に対して直交する方向に移動すると、第3図
に示すようにファスナー締付け具1の先端部2、2間が
ファスナー10を挟持する。
この時、前記ファスナー10の先端部2、2間には窪み部
4、4によって開口部5が形成されているので、この開
口部5内にファスナー10を位置すると、ファスナー10の
雄部11と雌部12とが押圧挟持されることとなる。
したがって、この押圧挟持した部分は雄部11と雌部12と
は係合状態となる。
そして、上記のように押圧挟持したままの状態で第4図
に矢印で示すようにファスナー締付け具1をファスナー
10の長手方向に沿って移動する。
すると、移動した部分のファスナー10の雄部11と雌部12
とがつぎつぎに押圧挟持されることにより、雄部11と雌
部12とが係合し、これによってファスナー10が閉塞され
ることとなる。
この場合、前記雄部11と雌部12とはファスナー締付け具
1の先端部2、2の開口部5の内部に押圧状態で位置し
ているので移動中に外れたりする恐れは全くなく、した
がって、確実に閉塞することができるものである。
また、上記のようにして閉塞したファスナー10を開口す
る場合には通常の通りにして開放するものである。
なお、前記実施例においては、U字形状の先端部どうし
を当接させて押圧部とし、先端部にそれぞれ湾曲状の窪
み部を設けて、両窪み部間で開口部を形成したが、これ
に限定することなく、種々の形状であってもファスナー
の雄部と雌部とを押圧挟持できれば良く、また、先端部
どうしを当接させることなく離間させた場合であって
も、両窪み部の奥部間の間隔がファスナーの雄部と雌部
とを組み合わせた際の厚みよりも小さければ、確実に雄
部と雌部とを組み合わせてファスナーを閉塞することが
できるということは勿論である。
〔考案の効果〕
この考案は、前記のように構成したことにより、両先端
が互いに離れる方向となっているので、ファスナー締付
け具を手でもってファスナーに対して直交する方向から
押し込むとファスナーの部位は先端によって案内されて
先端部の押圧部に設けた窪み部で形成された開口部に導
かれる。
したがって、押し込むだけでファスナーの部位は両先端
部間に設けた開口部に位置することになる。
この場合、開口部の大きさを、雄部と雌部とからなるフ
ァスナーを内部に位置し得るとともに、係合状態の雄部
と雌部との厚みよりも小さくしたことにより、雄部と雌
部とを確実に係合させてファスナーを閉塞することがで
きる。
そして、この状態からファスナーに沿って移動させるだ
けの動作で袋体のファスナーを閉塞することができ、し
かも、長尺のファスナーの場合、すなわち、袋体の開口
部が大きくてファスナーが長尺の場合であっても、一回
の移動動作で確実にすべての部分の雄部と雌部とを係合
させてファスナーを閉塞することができる。
そして、この閉塞時には手首を用いて移動動作を行うこ
とができるので閉塞作業が容易である。
また、弾発的に当接する部位に開口を設けるとともに、
先端を互いに離れる方向としただけの非常に簡単な構成
なので製造が容易、かつ安価であるという作用効果を奏
している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるファスナー締付け具の概略斜視
図、第2図は概略側面図、第3図はファスナーを挟持し
た状態を示す概略断面図、第4図は使用状態を示す概略
説明図である。 1……ファスナー締付け具 2……先端部 3……先端 4……窪み部 5……開口部 10……ファスナー 11……雄部 12……雌部 13……袋体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺の板部材をU字状に屈曲して先端部の
    押圧部どうしを弾発的に当接させるとともに、両先端を
    互いに離れる方向とした形状とし、前記押圧部の互いに
    対向する内面に窪み部を形成し、両窪み部で形成される
    開口部の大きさを、雄部と雌部とからなるファスナーを
    内部に位置し得るとともに、係合状態の雄部と雌部との
    厚みよりも小さくしたことを特徴とするファスナー締付
    け具。
JP1989145654U 1989-12-18 1989-12-18 ファスナー締付け具 Expired - Fee Related JPH0746169Y2 (ja)

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JPH0385909U JPH0385909U (ja) 1991-08-30
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54126857A (en) * 1978-03-09 1979-10-02 Bud Hans Improvement in sliding clasp tightening means
JPS606414B2 (ja) * 1979-05-31 1985-02-18 大成建設株式会社 連続地中壁構築のための基準杭設置方法およびその基準杭

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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