JP2566455Y2 - スライドファスナー用スライダーの引手 - Google Patents
スライドファスナー用スライダーの引手Info
- Publication number
- JP2566455Y2 JP2566455Y2 JP1992030530U JP3053092U JP2566455Y2 JP 2566455 Y2 JP2566455 Y2 JP 2566455Y2 JP 1992030530 U JP1992030530 U JP 1992030530U JP 3053092 U JP3053092 U JP 3053092U JP 2566455 Y2 JP2566455 Y2 JP 2566455Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engaging
- clamping
- slider
- coupling
- slide fastener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Slide Fasteners (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はスライドファスナー用ス
ライダーの引手に関するものである。
ライダーの引手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にスライドファスナー用スライダー
の引手は、実公昭59−41690号公報に代表される
ように、合成樹脂製の把握部材に穿設した空洞に係止部
を有する芯金を嵌め込んで係止するとともに、把握部か
ら突出する芯金の先端を、スライダー胴体に係着するよ
うにした構成となったものが公知である。
の引手は、実公昭59−41690号公報に代表される
ように、合成樹脂製の把握部材に穿設した空洞に係止部
を有する芯金を嵌め込んで係止するとともに、把握部か
ら突出する芯金の先端を、スライダー胴体に係着するよ
うにした構成となったものが公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが上記のよう
に、把握部材の空洞内に係止手段を形成する構成では、
成形型が複雑となり、製作コストが高くなること、重厚
な外観を呈する金属部材である芯金を把握部材内に隠す
ために装飾性に劣ること、などに解決すべき課題があっ
た。
に、把握部材の空洞内に係止手段を形成する構成では、
成形型が複雑となり、製作コストが高くなること、重厚
な外観を呈する金属部材である芯金を把握部材内に隠す
ために装飾性に劣ること、などに解決すべき課題があっ
た。
【0004】本考案はスライダーに係着される金属製部
材を把握部材にインサート状態とせずに露呈させるよう
にして、成形型を単純化するとともに、金属部材特有の
重厚な装飾効果を発揮する安価なスライドファスナー用
スライダーの引手を提供することを目的としている。
材を把握部材にインサート状態とせずに露呈させるよう
にして、成形型を単純化するとともに、金属部材特有の
重厚な装飾効果を発揮する安価なスライドファスナー用
スライダーの引手を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のスライドファス
ナー用スライダーの引手は、スライダー胴体1と係着す
るための係着穴12を穿設した結合片6が一体形成され
た金属製の挟着部材本体7を、後記把持部材3の係着溝
8に嵌合する挟着片4、4で二股に形成するとともに、
該挟着片4、4の自由端部内面に係着爪5を対向して形
成した成る結合用挟着部材2と、表裏面の長手方向に前
記結合用挟着部材2の挟着片4が嵌合する幅の係着溝8
及び該係着溝8に連続して係着爪5が係合する係合穴9
の形成された合成樹脂製の把握部材3とからなり、前記
結合用挟着部材2の挟着片4の内面を把握部材3の表裏
に形成した係着溝8に沿わせて押し込み係着爪5を係合
穴9に係止して形成される摘み操作部分表面に、挟着部
材本体7の金属製面とその両側に合成樹脂製表面を露呈
させて結合したことを特徴とするものである。
ナー用スライダーの引手は、スライダー胴体1と係着す
るための係着穴12を穿設した結合片6が一体形成され
た金属製の挟着部材本体7を、後記把持部材3の係着溝
8に嵌合する挟着片4、4で二股に形成するとともに、
該挟着片4、4の自由端部内面に係着爪5を対向して形
成した成る結合用挟着部材2と、表裏面の長手方向に前
記結合用挟着部材2の挟着片4が嵌合する幅の係着溝8
及び該係着溝8に連続して係着爪5が係合する係合穴9
の形成された合成樹脂製の把握部材3とからなり、前記
結合用挟着部材2の挟着片4の内面を把握部材3の表裏
に形成した係着溝8に沿わせて押し込み係着爪5を係合
穴9に係止して形成される摘み操作部分表面に、挟着部
材本体7の金属製面とその両側に合成樹脂製表面を露呈
させて結合したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記のように構成することにより、把握部材3
の成形製作が簡単になって製作コストが安価となるとと
もに、金属部材が把握部材3の表面に露呈して、金属特
有の重厚な装飾作用を発揮し、また結合用挟着部材7の
挟着片4、4の内面を、把握部材3の表裏に形成した係
着溝8に沿わせて押し込むだけの簡単な作業で、その係
着爪5が係合穴9に係止し、金属の弾性によって離脱不
能状態に強固に結合される。
の成形製作が簡単になって製作コストが安価となるとと
もに、金属部材が把握部材3の表面に露呈して、金属特
有の重厚な装飾作用を発揮し、また結合用挟着部材7の
挟着片4、4の内面を、把握部材3の表裏に形成した係
着溝8に沿わせて押し込むだけの簡単な作業で、その係
着爪5が係合穴9に係止し、金属の弾性によって離脱不
能状態に強固に結合される。
【0007】
【実施例】本考案のスライドファスナー用スライダーの
引手を、図に示した実施例において説明すると以下の通
りである。図1はスライドファスナー用スライダーの引
手の分解断面図、図2はスライドファスナー用スライダ
ーの引手の分解平面図、図3は結合状態の断面図であっ
て、スライダー胴体1に係着される金属製の結合用挟着
部材2と、該結合用挟着部材2により挟着される合成樹
脂製の把握部材3とから構成されている。
引手を、図に示した実施例において説明すると以下の通
りである。図1はスライドファスナー用スライダーの引
手の分解断面図、図2はスライドファスナー用スライダ
ーの引手の分解平面図、図3は結合状態の断面図であっ
て、スライダー胴体1に係着される金属製の結合用挟着
部材2と、該結合用挟着部材2により挟着される合成樹
脂製の把握部材3とから構成されている。
【0008】前記結合用挟着部材2は、一定の幅を有し
二股に形成した挟着片4のそれぞれの中間部と先端内面
に係止突起10と係着爪5を対向させて突設した挟着部
材本体7の後端部に、スライダー胴体1と係着するため
の係着穴12を穿設した結合片6が一体に形成されてい
る。
二股に形成した挟着片4のそれぞれの中間部と先端内面
に係止突起10と係着爪5を対向させて突設した挟着部
材本体7の後端部に、スライダー胴体1と係着するため
の係着穴12を穿設した結合片6が一体に形成されてい
る。
【0009】また前記把握部材3は、表裏面の長手方向
に前記結合用挟着部材2の挟着片4が嵌合する幅の係着
溝8、係止突起10に対応する孔11及び係着爪5が係
合する係合穴9が形成されている。
に前記結合用挟着部材2の挟着片4が嵌合する幅の係着
溝8、係止突起10に対応する孔11及び係着爪5が係
合する係合穴9が形成されている。
【0010】前記のように構成した結合用挟着部材2と
把握部材3とは、結合用挟着部材2の挟着片4の内面を
把握部材3の表裏に形成した係着溝8に沿わせて押し込
み、係止突起10を孔11に、また係着爪5を係合穴9
に係止して結合し、一体化する。
把握部材3とは、結合用挟着部材2の挟着片4の内面を
把握部材3の表裏に形成した係着溝8に沿わせて押し込
み、係止突起10を孔11に、また係着爪5を係合穴9
に係止して結合し、一体化する。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案のスライドフ
ァスナー用スライダーの引手は、把握部材が、表裏面の
長手方向に前記結合用挟着部材の挟着片が嵌合する幅の
係着溝及び係着爪が係合する係合穴を形成した構成とな
るので、単純に割型による成形手段で簡単に製作できて
コストが安価となるとともに、金属部材が把握部材の表
面に露呈して、金属特有の重厚な装飾効果を発揮し、ま
た結合用挟着部材の挟着片の内面を、把握部材の表裏に
形成した係着溝に沿わせて押し込むだけの簡単な作業
で、その係着爪を係合穴に係止させ、金属の弾性によっ
て離脱不能状態に強固に結合することができる。
ァスナー用スライダーの引手は、把握部材が、表裏面の
長手方向に前記結合用挟着部材の挟着片が嵌合する幅の
係着溝及び係着爪が係合する係合穴を形成した構成とな
るので、単純に割型による成形手段で簡単に製作できて
コストが安価となるとともに、金属部材が把握部材の表
面に露呈して、金属特有の重厚な装飾効果を発揮し、ま
た結合用挟着部材の挟着片の内面を、把握部材の表裏に
形成した係着溝に沿わせて押し込むだけの簡単な作業
で、その係着爪を係合穴に係止させ、金属の弾性によっ
て離脱不能状態に強固に結合することができる。
【図1】本考案に係るスライドファスナー用スライダー
の引手の分解断面図である。
の引手の分解断面図である。
【図2】本考案に係るスライドファスナー用スライダー
の引手の分解平面図である。
の引手の分解平面図である。
【図3】本考案に係るスライドファスナー用スライダー
の引手の結合状態の断面図である。
の引手の結合状態の断面図である。
1 スライダー胴体 2 結合用挟着
部材 3 把握部材 4 挟着片 5 係着爪 6 結合片 7 挟着部材本体 8 係着溝 9 係合穴 10 係止突起 11 孔 12 係着穴
部材 3 把握部材 4 挟着片 5 係着爪 6 結合片 7 挟着部材本体 8 係着溝 9 係合穴 10 係止突起 11 孔 12 係着穴
Claims (1)
- 【請求項1】 スライダー胴体1と係着するための係着
穴12を穿設した結合片6が一体形成された金属製の挟
着部材本体7を、後記把持部材3の係着溝8に嵌合する
挟着片4、4で二股に形成するとともに、該挟着片4、
4の自由端部内面に係着爪5を対向して形成した成る結
合用挟着部材2と、表裏面の長手方向に前記結合用挟着
部材2の挟着片4が嵌合する幅の係着溝8及び該係着溝
8に連続して係着爪5が係合する係合穴9の形成された
合成樹脂製の把握部材3とからなり、前記結合用挟着部
材2の挟着片4の内面を把握部材3の表裏に形成した係
着溝8に沿わせて押し込み係着爪5を係合穴9に係止し
て形成される摘み操作部分表面に、挟着部材本体7の金
属製面とその両側に合成樹脂製表面を露呈させて結合し
たことを特徴とするスライドファスナー用スライダーの
引手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992030530U JP2566455Y2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | スライドファスナー用スライダーの引手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992030530U JP2566455Y2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | スライドファスナー用スライダーの引手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588312U JPH0588312U (ja) | 1993-12-03 |
JP2566455Y2 true JP2566455Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=12306358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992030530U Expired - Fee Related JP2566455Y2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | スライドファスナー用スライダーの引手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566455Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101366788B1 (ko) * | 2011-10-24 | 2014-02-25 | 주식회사 한반도 | 지퍼용 손잡이장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02136515U (ja) * | 1989-04-20 | 1990-11-14 |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP1992030530U patent/JP2566455Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101366788B1 (ko) * | 2011-10-24 | 2014-02-25 | 주식회사 한반도 | 지퍼용 손잡이장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0588312U (ja) | 1993-12-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |