JP3012736B2 - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
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- JP3012736B2 JP3012736B2 JP4145492A JP14549292A JP3012736B2 JP 3012736 B2 JP3012736 B2 JP 3012736B2 JP 4145492 A JP4145492 A JP 4145492A JP 14549292 A JP14549292 A JP 14549292A JP 3012736 B2 JP3012736 B2 JP 3012736B2
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- Japan
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- support member
- seat
- arc
- ratchet
- frame
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/68—Seat frames
- B60N2/688—Particular seat belt attachment and guiding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/42—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats
- B60N2/433—Safety locks for back-rests, e.g. with locking bars activated by inertia
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用シートの一形式として実開平1−
77533号公報、特開昭60−21710号公報に示
されているように、シ−トバックを構成するバックフレ
ームの左右のいずれか一側の上端部とシ−トクッション
を構成するクッションフレ−ムの左右のいずれか一側と
の間にロッド状の支持部材が配設されている車両用シー
トがある。当該車両用シートは車両の衝突時等シートベ
ルトを介してシ−トバックに前方への過大な力が作用し
た場合にシ−トバックにこれに耐える十分な強度を付加
するために提案されているもので、支持部材はシ−トバ
ックの補強部材として機能するものである。また、当該
支持部材はシートベルトを固定されていない車両用シー
トにおいても、後方からの過大な力が作用した場合にも
同様に補強部材として機能するものである。
77533号公報、特開昭60−21710号公報に示
されているように、シ−トバックを構成するバックフレ
ームの左右のいずれか一側の上端部とシ−トクッション
を構成するクッションフレ−ムの左右のいずれか一側と
の間にロッド状の支持部材が配設されている車両用シー
トがある。当該車両用シートは車両の衝突時等シートベ
ルトを介してシ−トバックに前方への過大な力が作用し
た場合にシ−トバックにこれに耐える十分な強度を付加
するために提案されているもので、支持部材はシ−トバ
ックの補強部材として機能するものである。また、当該
支持部材はシートベルトを固定されていない車両用シー
トにおいても、後方からの過大な力が作用した場合にも
同様に補強部材として機能するものである。
【0003】この種形式の車両用シートにおいては、支
持部材の補強機能を十分に発揮させるには、支持部材の
下端部のクッションフレ−ムに対する取付け部位をでき
るかぎり前方に位置させることが有利である。しかしな
がら、支持部材の下端部の取付け部位を前方に位置させ
ると乗員の乗降に支障をきたすことになる。これに対処
するため、上記した前者の車両用シートにおいては、3
本の支持ロッドを互いに連結したトラス構造とした支持
機構を採用している。また、当該車両用シートにおいて
はリクライニング機構を採用しているため、前記トラス
構造を構成している下方の支持ロッドの下端部をスライ
ダに組付けて前後方向へスライドするように構成されて
いる。
持部材の補強機能を十分に発揮させるには、支持部材の
下端部のクッションフレ−ムに対する取付け部位をでき
るかぎり前方に位置させることが有利である。しかしな
がら、支持部材の下端部の取付け部位を前方に位置させ
ると乗員の乗降に支障をきたすことになる。これに対処
するため、上記した前者の車両用シートにおいては、3
本の支持ロッドを互いに連結したトラス構造とした支持
機構を採用している。また、当該車両用シートにおいて
はリクライニング機構を採用しているため、前記トラス
構造を構成している下方の支持ロッドの下端部をスライ
ダに組付けて前後方向へスライドするように構成されて
いる。
【0004】また、上記した後者の車両用シートにおい
てもリクライニング機構を採用していて、支持部材が長
手方向に伸縮可能に構成されているとともに、同支持部
材は所定の部位にて解除可能にロックされるロック機構
を備えている。当該車両用シートにおいては、リクライ
ニング機構におけるポールとラチェットに対する噛合を
解除すべく操作レバーを操作すると、この操作に連動し
て支持部材のロック機構によるロックが解除され、支持
部材が伸縮可能となってシ−トバックが前後方向へ回動
可能となり、かつその後操作レバーの操作を解除してポ
ールをラチェットに噛合させてシ−トバックの回動を規
制すると、これに連動して支持部材がロックされて伸縮
不能となって補強機能を発揮する。
てもリクライニング機構を採用していて、支持部材が長
手方向に伸縮可能に構成されているとともに、同支持部
材は所定の部位にて解除可能にロックされるロック機構
を備えている。当該車両用シートにおいては、リクライ
ニング機構におけるポールとラチェットに対する噛合を
解除すべく操作レバーを操作すると、この操作に連動し
て支持部材のロック機構によるロックが解除され、支持
部材が伸縮可能となってシ−トバックが前後方向へ回動
可能となり、かつその後操作レバーの操作を解除してポ
ールをラチェットに噛合させてシ−トバックの回動を規
制すると、これに連動して支持部材がロックされて伸縮
不能となって補強機能を発揮する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した前
者の車両用シートにおいては支持機構における連結部位
が後方へ突出する構造に形成されているため、支持機構
により乗員の乗降の支障をできるかぎり防止しているも
のであるが、ロッドを3本も使用してトラス構造を構成
しているため、支持機構の構成が複雑であるとともに重
量が増大し、かつ連結部位(取付け部)が多くてガタが
発生し易い構造となっている。また、リクライニング機
構を作動させてシ−トバックの前後方向の傾斜角を調整
する場合には、スライダのロックを解除する操作ハンド
ルも前後方向へ移動すためリクライニング機構の操作性
が良くない。
者の車両用シートにおいては支持機構における連結部位
が後方へ突出する構造に形成されているため、支持機構
により乗員の乗降の支障をできるかぎり防止しているも
のであるが、ロッドを3本も使用してトラス構造を構成
しているため、支持機構の構成が複雑であるとともに重
量が増大し、かつ連結部位(取付け部)が多くてガタが
発生し易い構造となっている。また、リクライニング機
構を作動させてシ−トバックの前後方向の傾斜角を調整
する場合には、スライダのロックを解除する操作ハンド
ルも前後方向へ移動すためリクライニング機構の操作性
が良くない。
【0006】また、上記した後者の車両用シートにおい
ては支持部材の下端部が前後方向へ移動する構成ではな
いため、支持部材の補強機能を十分に発揮すべく支持部
材の下端部をできるかぎり前方に位置するように配設す
ると、支持部材がシートにおける車両の乗降口側に位置
する場合には同支持部材が乗員の乗降時の障害となると
いう問題がある。これに対処すべく、支持部材を乗員の
乗降の障害にならないようにシートにおける車両の乗降
口とは反対側、すなわちシートの車室内側に配設する場
合には、ステアリング操作、シフトレバー操作の操作性
を損なうことになるとともに、同シートがシートベルト
の上端をシ−トバックの頂部に組付けられているものに
おいてはシートベルトのショルダーアンカ部が車室内の
中央部近傍にて上方に出張って後方シートの乗員に対す
る前方の視野を悪くするおそれがある。
ては支持部材の下端部が前後方向へ移動する構成ではな
いため、支持部材の補強機能を十分に発揮すべく支持部
材の下端部をできるかぎり前方に位置するように配設す
ると、支持部材がシートにおける車両の乗降口側に位置
する場合には同支持部材が乗員の乗降時の障害となると
いう問題がある。これに対処すべく、支持部材を乗員の
乗降の障害にならないようにシートにおける車両の乗降
口とは反対側、すなわちシートの車室内側に配設する場
合には、ステアリング操作、シフトレバー操作の操作性
を損なうことになるとともに、同シートがシートベルト
の上端をシ−トバックの頂部に組付けられているものに
おいてはシートベルトのショルダーアンカ部が車室内の
中央部近傍にて上方に出張って後方シートの乗員に対す
る前方の視野を悪くするおそれがある。
【0007】また、当該車両用シートにおいては、シ−
トバックの傾斜角を調整する場合にはリクライニング機
構および支持部材側ロック機構の2つのリターンスプリ
ングに抗する操作力が必要であり、操作力の増大により
操作性が損なわれることになる。また、リクライニング
機構の噛合部と支持部材側ロック機構のロック部とは互
いに離間しているため、これらの噛合解除動作とロック
解除動作にはズレが発生し、両動作を同期させることは
困難である。従って、本発明の目的は、支持部材の組付
けを考慮することにより、支持部材の昇降時における支
持部材の障害を解消するともに、簡単な組付け構造でか
つ組付けガタを解消することにある。
トバックの傾斜角を調整する場合にはリクライニング機
構および支持部材側ロック機構の2つのリターンスプリ
ングに抗する操作力が必要であり、操作力の増大により
操作性が損なわれることになる。また、リクライニング
機構の噛合部と支持部材側ロック機構のロック部とは互
いに離間しているため、これらの噛合解除動作とロック
解除動作にはズレが発生し、両動作を同期させることは
困難である。従って、本発明の目的は、支持部材の組付
けを考慮することにより、支持部材の昇降時における支
持部材の障害を解消するともに、簡単な組付け構造でか
つ組付けガタを解消することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、シ−トバック
を構成するバックフレームの左右のいずれか一側の上端
部とシ−トクッションを構成するクッションフレ−ムの
左右のいずれか一側との間にロッド状の支持部材が配設
されている車両用シートにおいて、前記支持部材の上端
部を前記バックフレームに前後方向へ回動可能に組付け
るとともに同支持部材を前方へ付勢し、かつ同支持部材
の下端部を前記クッションフレ−ムまたは同クッション
フレ−ムに固定される組付部材に設けられて前後方向へ
延びる円弧状長孔に移動可能に組付けたことを特徴とす
るものである。
を構成するバックフレームの左右のいずれか一側の上端
部とシ−トクッションを構成するクッションフレ−ムの
左右のいずれか一側との間にロッド状の支持部材が配設
されている車両用シートにおいて、前記支持部材の上端
部を前記バックフレームに前後方向へ回動可能に組付け
るとともに同支持部材を前方へ付勢し、かつ同支持部材
の下端部を前記クッションフレ−ムまたは同クッション
フレ−ムに固定される組付部材に設けられて前後方向へ
延びる円弧状長孔に移動可能に組付けたことを特徴とす
るものである。
【0009】当該車両用シートにおいては、前記支持部
材の上端部を同支持部材を下方へ付勢するバネ部材を介
して前記バックフレームに上下方向へ移動可能かつ前後
方向へ回動可能に組付けるとともに、前記支持部材の下
端部を組付ける前記円弧状長孔を前記支持部材の回動支
点を中心とする円弧状軌跡に対して後方に向って漸次上
方へ離間する軌跡の円弧状長孔とした構成にすることが
好ましい。
材の上端部を同支持部材を下方へ付勢するバネ部材を介
して前記バックフレームに上下方向へ移動可能かつ前後
方向へ回動可能に組付けるとともに、前記支持部材の下
端部を組付ける前記円弧状長孔を前記支持部材の回動支
点を中心とする円弧状軌跡に対して後方に向って漸次上
方へ離間する軌跡の円弧状長孔とした構成にすることが
好ましい。
【0010】また、当該車両用シートにおいては、前記
組付部材が前記クッションフレ−ムと前記バックフレー
ム間に配設されたリクライニング機構を構成するラチェ
ットであって、同ラチェットは前記バックフレーム側に
固定されて前記クッションフレ−ム側に搖動可能に組付
けたポールが解除可能に噛合するとともに噛合時に前記
バックフレームを前記クッションフレ−ムに固定するラ
チェットであり、同ラチェットの前端部に前記円弧状長
孔を設ける構成とすることが好ましい。
組付部材が前記クッションフレ−ムと前記バックフレー
ム間に配設されたリクライニング機構を構成するラチェ
ットであって、同ラチェットは前記バックフレーム側に
固定されて前記クッションフレ−ム側に搖動可能に組付
けたポールが解除可能に噛合するとともに噛合時に前記
バックフレームを前記クッションフレ−ムに固定するラ
チェットであり、同ラチェットの前端部に前記円弧状長
孔を設ける構成とすることが好ましい。
【0011】
【発明の作用・効果】かかる構成の車両用シートにおい
ては、支持部材の下端部が前方への付勢力と円弧状長孔
の作用とにより常に円弧状長孔の前端部に位置してい
る。また、乗員の乗降時に支持部材を後方へ押圧する
と、支持部材の下端部が円弧状長孔に沿って後方へ回動
して同下端部の位置が後方へ移動し、かつ後方への押圧
力を解除すると支持部材の下端部はバネ部材と円弧状長
孔の作用により再度円弧状長孔の前端部へ移行する。従
って、乗員が当該車両用シートに着座している場合には
支持部材の下端部は円弧状長孔の前端部に位置してシ−
トバックの前方への補強機能を十分に発揮し、かつ乗員
の乗降時には支持部材の下端部を円弧状長孔の後端部に
移行させて支持部材の乗降に対する障害を解消する。ま
た、当該車両用シートにおいては支持部材として1本の
ロッド状支持部材を採用しているにすぎないため、支持
構造が複雑になることがないとともに重量がさほど増大
することもない。また、支持部材は前方への付勢力によ
り常に円弧状長孔に弾撥的に圧接されているため、ガタ
の発生も皆無である。
ては、支持部材の下端部が前方への付勢力と円弧状長孔
の作用とにより常に円弧状長孔の前端部に位置してい
る。また、乗員の乗降時に支持部材を後方へ押圧する
と、支持部材の下端部が円弧状長孔に沿って後方へ回動
して同下端部の位置が後方へ移動し、かつ後方への押圧
力を解除すると支持部材の下端部はバネ部材と円弧状長
孔の作用により再度円弧状長孔の前端部へ移行する。従
って、乗員が当該車両用シートに着座している場合には
支持部材の下端部は円弧状長孔の前端部に位置してシ−
トバックの前方への補強機能を十分に発揮し、かつ乗員
の乗降時には支持部材の下端部を円弧状長孔の後端部に
移行させて支持部材の乗降に対する障害を解消する。ま
た、当該車両用シートにおいては支持部材として1本の
ロッド状支持部材を採用しているにすぎないため、支持
構造が複雑になることがないとともに重量がさほど増大
することもない。また、支持部材は前方への付勢力によ
り常に円弧状長孔に弾撥的に圧接されているため、ガタ
の発生も皆無である。
【0012】なお、当該車両用シートにおいて、前記支
持部材の上端部を同支持部材を下方へ付勢するバネ部材
を介して前記バックフレームに上下方向へ移動可能かつ
前後方向へ回動可能に組付けるとともに、前記支持部材
の下端部を組付ける前記円弧状長孔を前記支持部材の回
動支点を中心とする円弧状軌跡に対して後方に向って漸
次上方へ離間する軌跡の円弧状長孔とした構成とすれ
ば、支持部材の下端部が円弧状長孔の前端側へ一層確実
に移行し、かつ同前端部での支持部材の下端部の弾撥的
圧接が一層確実である。
持部材の上端部を同支持部材を下方へ付勢するバネ部材
を介して前記バックフレームに上下方向へ移動可能かつ
前後方向へ回動可能に組付けるとともに、前記支持部材
の下端部を組付ける前記円弧状長孔を前記支持部材の回
動支点を中心とする円弧状軌跡に対して後方に向って漸
次上方へ離間する軌跡の円弧状長孔とした構成とすれ
ば、支持部材の下端部が円弧状長孔の前端側へ一層確実
に移行し、かつ同前端部での支持部材の下端部の弾撥的
圧接が一層確実である。
【0013】また、当該車両用シートにおいて、前記組
付部材が前記クッションフレ−ムと前記バックフレーム
間に配設されたリクライニング機構を構成するラチェッ
トであって、同ラチェットは前記バックフレーム側に固
定されて前記クッションフレ−ム側に搖動可能に組付け
たポールが解除可能に噛合するとともに噛合時に前記バ
ックフレームを前記クッションフレ−ムに固定するラチ
ェットであり、同ラチェットの前端部に前記円弧状長孔
を設けた構成とすれば、ポールがラチエットに噛合して
いる場合にはリクライニング機構がシ−トバックをシ−
トクッション側に固定しているため、支持部材はシ−ト
バックの補強機能を十分に発揮する。また、ポールのラ
チエットに対する噛合を解除した場合には、支持部材は
シ−トバックと一体的に前後方向へ回動することがで
き、シ−トバックの前後方向への傾斜角を任意に調整す
ることができ、支持部材の配設によりリクライニング機
構の機能、リクライニング機構の操作性等が損なわれる
ことは全くない。
付部材が前記クッションフレ−ムと前記バックフレーム
間に配設されたリクライニング機構を構成するラチェッ
トであって、同ラチェットは前記バックフレーム側に固
定されて前記クッションフレ−ム側に搖動可能に組付け
たポールが解除可能に噛合するとともに噛合時に前記バ
ックフレームを前記クッションフレ−ムに固定するラチ
ェットであり、同ラチェットの前端部に前記円弧状長孔
を設けた構成とすれば、ポールがラチエットに噛合して
いる場合にはリクライニング機構がシ−トバックをシ−
トクッション側に固定しているため、支持部材はシ−ト
バックの補強機能を十分に発揮する。また、ポールのラ
チエットに対する噛合を解除した場合には、支持部材は
シ−トバックと一体的に前後方向へ回動することがで
き、シ−トバックの前後方向への傾斜角を任意に調整す
ることができ、支持部材の配設によりリクライニング機
構の機能、リクライニング機構の操作性等が損なわれる
ことは全くない。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
するに、図1には本発明に係る車両用シートのシ−トク
ッションおよびシ−トバックを構成するクッションフレ
ーム11およびバックフレーム12が示されている。当
該車両用シートにおいては、クッションフレーム11が
枠状に形成されていて、左右のシートトラック13にて
車体フロアに組付けられている。また、バックフレーム
12も枠状に形成されていて、クッションフレーム11
の後端部にて左右両リクライニング機構20,30を介
して前後方向へ回動可能に組付けられている。
するに、図1には本発明に係る車両用シートのシ−トク
ッションおよびシ−トバックを構成するクッションフレ
ーム11およびバックフレーム12が示されている。当
該車両用シートにおいては、クッションフレーム11が
枠状に形成されていて、左右のシートトラック13にて
車体フロアに組付けられている。また、バックフレーム
12も枠状に形成されていて、クッションフレーム11
の後端部にて左右両リクライニング機構20,30を介
して前後方向へ回動可能に組付けられている。
【0015】クッションフレーム11を構成する左右両
フレーム部はシ−トトラック13の可動側レールとして
も機能するもので、右側フレーム部11aとバックフレ
ーム12を構成する右側フレーム部12a間にはロッド
状の支持部材14が配設されているとともに、右側フレ
ーム部12aの上端部にはシートベルト15の巻取装置
16が配設されている。支持部材14においてはその上
端部にてバックフレーム12の右側フレーム部12aに
設けたブラケット17にバネ部材を介して前後方向へ回
動可能に組付けられ、かつ後述するようにその下端部に
て右側のリクライニング機構20(以下これを第1リク
ライニング機構20といい、左側のリクライニング機構
30を第2リクライニング機構30という)を構成する
ラチエットに組付けられて、常に前方へ付勢されてい
る。
フレーム部はシ−トトラック13の可動側レールとして
も機能するもので、右側フレーム部11aとバックフレ
ーム12を構成する右側フレーム部12a間にはロッド
状の支持部材14が配設されているとともに、右側フレ
ーム部12aの上端部にはシートベルト15の巻取装置
16が配設されている。支持部材14においてはその上
端部にてバックフレーム12の右側フレーム部12aに
設けたブラケット17にバネ部材を介して前後方向へ回
動可能に組付けられ、かつ後述するようにその下端部に
て右側のリクライニング機構20(以下これを第1リク
ライニング機構20といい、左側のリクライニング機構
30を第2リクライニング機構30という)を構成する
ラチエットに組付けられて、常に前方へ付勢されてい
る。
【0016】第1リクライニング機構20は図2〜図4
に示すように、ラチエット21、ポール22、レリーズ
レバー23、ロアアーム24、ローラ25、連動アーム
26、コネクティングレバー27およびカバー28にて
構成されている。ラチエット21はバックフレーム12
の右側フレーム部12aの下端部に固着されていて、そ
の下端縁部に円弧状歯部21aが形成されているととも
に、先端突出部に円弧状長孔21bが形成されている。
長孔21bは支持部材14の上端部の回動支点を中心と
する円弧状のもので、同長孔21bには支持部材14の
下端部が支持ピン14aを介して組付けられている。支
持部材14の下端部は支持ピン14aを介して長孔21
bに沿って摺動可能であり、かつ図示しないバネ部材の
付勢力により常に長孔21bの前端部に位置している。
に示すように、ラチエット21、ポール22、レリーズ
レバー23、ロアアーム24、ローラ25、連動アーム
26、コネクティングレバー27およびカバー28にて
構成されている。ラチエット21はバックフレーム12
の右側フレーム部12aの下端部に固着されていて、そ
の下端縁部に円弧状歯部21aが形成されているととも
に、先端突出部に円弧状長孔21bが形成されている。
長孔21bは支持部材14の上端部の回動支点を中心と
する円弧状のもので、同長孔21bには支持部材14の
下端部が支持ピン14aを介して組付けられている。支
持部材14の下端部は支持ピン14aを介して長孔21
bに沿って摺動可能であり、かつ図示しないバネ部材の
付勢力により常に長孔21bの前端部に位置している。
【0017】ロアアーム24はクッションフレーム11
の右側フレーム部11aの後端部に固着されていて、レ
リーズレバー23、連動アーム26およびカバー28と
ともにバックフレーム12の右側フレーム部12aの下
端部にヒンジピン29を介して前後方向へ回動可能に組
付けられている。カバー28はロアアーム24の内側面
に固着されていて、ロアアーム24とともにラチエット
21を挟持するとともにポール22を揺動可能に支持し
ている。ポール22はラチエット21の歯部21aに対
向する歯部22aを有するとともに、レリーズレバー2
3に設けたカム孔23aおよびロアアーム24に設けた
カム孔24aに係合するカムピン22bを有するもの
で、ロアアーム24の内側面の凹所24b内に位置して
いる。ローラ25はレリーズレバー23と連動アーム2
6に支持されてロアアーム24の凹所24b内に位置し
てカム孔24aに係合しているとともに、同凹所24b
の段部に受承されている。
の右側フレーム部11aの後端部に固着されていて、レ
リーズレバー23、連動アーム26およびカバー28と
ともにバックフレーム12の右側フレーム部12aの下
端部にヒンジピン29を介して前後方向へ回動可能に組
付けられている。カバー28はロアアーム24の内側面
に固着されていて、ロアアーム24とともにラチエット
21を挟持するとともにポール22を揺動可能に支持し
ている。ポール22はラチエット21の歯部21aに対
向する歯部22aを有するとともに、レリーズレバー2
3に設けたカム孔23aおよびロアアーム24に設けた
カム孔24aに係合するカムピン22bを有するもの
で、ロアアーム24の内側面の凹所24b内に位置して
いる。ローラ25はレリーズレバー23と連動アーム2
6に支持されてロアアーム24の凹所24b内に位置し
てカム孔24aに係合しているとともに、同凹所24b
の段部に受承されている。
【0018】ローラ25は下端位置においてはポール2
2の背部に当接してポール22の歯部22aをラチエッ
ト21の歯部21aに噛合させており、レリーズレバー
23の回動操作により凹所24bの段部を上方へ摺動し
てポール22の背部から離間する。同時にポール22は
カムピン22bとカム孔23aの作用によりラチエット
21から離間して同ラチエット21との噛合を解除す
る。なお、符号29aはシ−トバック12を前方へ付勢
するコイルスプリングである。
2の背部に当接してポール22の歯部22aをラチエッ
ト21の歯部21aに噛合させており、レリーズレバー
23の回動操作により凹所24bの段部を上方へ摺動し
てポール22の背部から離間する。同時にポール22は
カムピン22bとカム孔23aの作用によりラチエット
21から離間して同ラチエット21との噛合を解除す
る。なお、符号29aはシ−トバック12を前方へ付勢
するコイルスプリングである。
【0019】第2リクライニング機構30は第1リクラ
イニング機構20を構成するレリーズレバー23に代え
てコネクティングロッドを備えている点を除き同機構2
0と略同様の構成のもので、図5〜図7に示すようにラ
チエット31、ポール32、コネクティングロッド3
3、ロアアーム34、ローラ35、連動アーム36、コ
ネクティングレバー37およびカバー38にて構成され
ている。ラチエット31はバックフレーム12の左側フ
レーム部12bの下端部に固着されていて、その下端縁
部に円弧状歯部31aが形成されている。なお、ラチエ
ット31の歯部31aの曲率半径は第1リクライニング
機構20のラチエット21の歯部21aの曲率半径に比
較して所定量小さく、またラチエット21が有する円弧
状長孔21bに相当する長孔を備えていない。
イニング機構20を構成するレリーズレバー23に代え
てコネクティングロッドを備えている点を除き同機構2
0と略同様の構成のもので、図5〜図7に示すようにラ
チエット31、ポール32、コネクティングロッド3
3、ロアアーム34、ローラ35、連動アーム36、コ
ネクティングレバー37およびカバー38にて構成され
ている。ラチエット31はバックフレーム12の左側フ
レーム部12bの下端部に固着されていて、その下端縁
部に円弧状歯部31aが形成されている。なお、ラチエ
ット31の歯部31aの曲率半径は第1リクライニング
機構20のラチエット21の歯部21aの曲率半径に比
較して所定量小さく、またラチエット21が有する円弧
状長孔21bに相当する長孔を備えていない。
【0020】ロアアーム34はクッションフレーム11
の左側フレーム部11bの後端部に固着されていて、連
動アーム36およびカバー38とともにバックフレーム
12の左側フレーム部12bの下端部にヒンジピン39
を介して前後方向へ回動可能に組付けられている。カバ
ー38はロアアーム34の内側面に固着されていて、ロ
アアーム34とともにラチエット31を挟持するととも
にポール32を揺動可能に支持している。ポール32は
ラチエット31の歯部31aに対向する歯部32aを有
するとともに、連動アーム36に設けたカム孔36aお
よびカバー38に設けたカム孔38aに係合するカムピ
ン32bを有するもので、ロアアーム34の内側面の凹
所34b内に位置している。ローラ35は連動アーム3
6に支持されてロアアーム34の凹所34b内に位置し
てカム孔38aに係合しているとともに、同凹所34b
の段部に受承されている。
の左側フレーム部11bの後端部に固着されていて、連
動アーム36およびカバー38とともにバックフレーム
12の左側フレーム部12bの下端部にヒンジピン39
を介して前後方向へ回動可能に組付けられている。カバ
ー38はロアアーム34の内側面に固着されていて、ロ
アアーム34とともにラチエット31を挟持するととも
にポール32を揺動可能に支持している。ポール32は
ラチエット31の歯部31aに対向する歯部32aを有
するとともに、連動アーム36に設けたカム孔36aお
よびカバー38に設けたカム孔38aに係合するカムピ
ン32bを有するもので、ロアアーム34の内側面の凹
所34b内に位置している。ローラ35は連動アーム3
6に支持されてロアアーム34の凹所34b内に位置し
てカム孔38aに係合しているとともに、同凹所34b
の段部に受承されている。
【0021】ローラ35は下端位置においてはポール3
2の背部に当接してポール32の歯部32aをラチエッ
ト31の歯部31aに噛合させており、連動アーム36
の回動動作により凹所34bの段部を上方へ摺動してポ
ール32の背部から離間する。同時にポール32はカム
ピン32bとカム孔36aの作用によりラチエット31
から離間して同ラチエット31との噛合を解除する。コ
ネクティングロッド33は各端部にコネクティングレバ
ー37,27が一体的に設けられており、各端部を各ヒ
ンジピン29,39の内端に嵌合されている。この状態
でコネクティングレバー37は第2リクライニング機構
30の連動アーム36に掛止され、かつコネクティング
レバー27は第1リクライニング機構20の連動アーム
26に掛止されている。これにより、第1リクライニン
グ機構20のレリーズレバー23の回動操作力が第2リ
クライニング機構30の操作力として伝達され、両リク
ライニング機構20,30の動作が互いに連動する。な
お、符号39aはシ−トバック12を前方へ付勢するコ
イルスプリングである。
2の背部に当接してポール32の歯部32aをラチエッ
ト31の歯部31aに噛合させており、連動アーム36
の回動動作により凹所34bの段部を上方へ摺動してポ
ール32の背部から離間する。同時にポール32はカム
ピン32bとカム孔36aの作用によりラチエット31
から離間して同ラチエット31との噛合を解除する。コ
ネクティングロッド33は各端部にコネクティングレバ
ー37,27が一体的に設けられており、各端部を各ヒ
ンジピン29,39の内端に嵌合されている。この状態
でコネクティングレバー37は第2リクライニング機構
30の連動アーム36に掛止され、かつコネクティング
レバー27は第1リクライニング機構20の連動アーム
26に掛止されている。これにより、第1リクライニン
グ機構20のレリーズレバー23の回動操作力が第2リ
クライニング機構30の操作力として伝達され、両リク
ライニング機構20,30の動作が互いに連動する。な
お、符号39aはシ−トバック12を前方へ付勢するコ
イルスプリングである。
【0022】このように構成した車両用シートにおいて
は、各リクライニング機構20,30を構成するポール
22,32がラチエット21,31に噛合している場合
にはバックフレーム12(シ−トバック)をクッション
フレーム11(シ−トクッション)に対してロック状態
に保持している。この状態においては、ラチエット21
はクッションフレーム11と一体的であり、支持部材1
4はバックフレーム12をクッションフレーム11に連
結した状態にある。従って、支持部材14はバックフレ
ーム12の補強部材として機能するとともに、支持部材
14の下端部がラチエット21の長孔21bの前端部に
位置しているため、支持部材14の補強機能は十分に発
揮される。
は、各リクライニング機構20,30を構成するポール
22,32がラチエット21,31に噛合している場合
にはバックフレーム12(シ−トバック)をクッション
フレーム11(シ−トクッション)に対してロック状態
に保持している。この状態においては、ラチエット21
はクッションフレーム11と一体的であり、支持部材1
4はバックフレーム12をクッションフレーム11に連
結した状態にある。従って、支持部材14はバックフレ
ーム12の補強部材として機能するとともに、支持部材
14の下端部がラチエット21の長孔21bの前端部に
位置しているため、支持部材14の補強機能は十分に発
揮される。
【0023】当該シートに着座する乗員が降車する場合
には、支持部材14を後方へ押圧する。これにより、支
持部材14の下端部はラチエット21の長孔21bに沿
って後方へ摺動して後退する。このため、乗員の降車が
容易であり、降車後に支持部材14に対する押圧を解除
すると支持部材14の下端部は前方へ摺動して元位置に
復帰する。また、乗車する場合にも同様に支持部材14
を後方へ押圧すれば、支持部材14の下端部が後方へ摺
動して後退するため、乗車が容易である。このように、
当該車両用シートにおいては支持部材として1本のロッ
ド状の支持部材14を採用しているにすぎないため、補
強構造が複雑になることがないとともに重量がさほど増
大することもない。
には、支持部材14を後方へ押圧する。これにより、支
持部材14の下端部はラチエット21の長孔21bに沿
って後方へ摺動して後退する。このため、乗員の降車が
容易であり、降車後に支持部材14に対する押圧を解除
すると支持部材14の下端部は前方へ摺動して元位置に
復帰する。また、乗車する場合にも同様に支持部材14
を後方へ押圧すれば、支持部材14の下端部が後方へ摺
動して後退するため、乗車が容易である。このように、
当該車両用シートにおいては支持部材として1本のロッ
ド状の支持部材14を採用しているにすぎないため、補
強構造が複雑になることがないとともに重量がさほど増
大することもない。
【0024】一方、シ−トバックの前後方向の傾斜角を
調整したい場合には、第1リクライニング機構20を構
成するレリーズレバー23を回動操作する。これによ
り、第1リクライニング機構20においてはポール22
がラチエット21から離間して噛合を解除し、また第2
リクライニング機構30においてはレリーズレバー23
の回動操作力がコネクティングロッド33を介して連動
アーム36に伝達され、連動アーム36が回動動作して
ポール32をラチエット31から離間されて噛合を解除
する。従って、両リクライニング機構20,30は連動
してロックを解除し、バックフレーム12(シ−トバッ
ク)の前後方向の傾斜角を全く支障なく任意に調整する
ことができる。
調整したい場合には、第1リクライニング機構20を構
成するレリーズレバー23を回動操作する。これによ
り、第1リクライニング機構20においてはポール22
がラチエット21から離間して噛合を解除し、また第2
リクライニング機構30においてはレリーズレバー23
の回動操作力がコネクティングロッド33を介して連動
アーム36に伝達され、連動アーム36が回動動作して
ポール32をラチエット31から離間されて噛合を解除
する。従って、両リクライニング機構20,30は連動
してロックを解除し、バックフレーム12(シ−トバッ
ク)の前後方向の傾斜角を全く支障なく任意に調整する
ことができる。
【0025】図8および図9には支持部材の配設手段の
変形例が示されている。当該変形例において、上方ブラ
ケット17Aはその左右両アーム部17a間に凹所17
bを備えたもので、凹所17b内に圧縮スプリング18
aおよびスペーサ18bを介在させた状態で支持部材1
4Aの上端部が支持ピン18cにて前後方向へ回動可能
に支持されている。支持ピン18cは支持部材14Aの
上端部に設けた上下方向に延びる長孔14bを貫通して
両アーム部17aに支持されていて、この状態で支持部
材14Aを前後方向へ回動可能に支持している。なお、
上方ブラケット17Aの一方のアーム部17aと支持ピ
ン18c間にはスパイラルスプリング18dが介在して
いて、支持部材14Aを常に前方へ付勢している。
変形例が示されている。当該変形例において、上方ブラ
ケット17Aはその左右両アーム部17a間に凹所17
bを備えたもので、凹所17b内に圧縮スプリング18
aおよびスペーサ18bを介在させた状態で支持部材1
4Aの上端部が支持ピン18cにて前後方向へ回動可能
に支持されている。支持ピン18cは支持部材14Aの
上端部に設けた上下方向に延びる長孔14bを貫通して
両アーム部17aに支持されていて、この状態で支持部
材14Aを前後方向へ回動可能に支持している。なお、
上方ブラケット17Aの一方のアーム部17aと支持ピ
ン18c間にはスパイラルスプリング18dが介在して
いて、支持部材14Aを常に前方へ付勢している。
【0026】一方、第1リクライニング機構20Aを構
成するラチエット21Aにおいては、突起部に円弧状長
孔21cが形成されていて、同円弧状長孔21cに挿通
した支持ボルト19aおよびナット19bにて支持部材
14Aの下端部が前後方向へ回動可能に支持されてい
る。円弧状長孔21cの円弧状軌跡L1は、支持部材1
4Aの回動支点である支持ピン18cを中心とする円弧
状軌跡L2とは変位していて、円弧状軌跡L2に対して後
方へ向かって漸次上方へ離間する軌跡となっている。
成するラチエット21Aにおいては、突起部に円弧状長
孔21cが形成されていて、同円弧状長孔21cに挿通
した支持ボルト19aおよびナット19bにて支持部材
14Aの下端部が前後方向へ回動可能に支持されてい
る。円弧状長孔21cの円弧状軌跡L1は、支持部材1
4Aの回動支点である支持ピン18cを中心とする円弧
状軌跡L2とは変位していて、円弧状軌跡L2に対して後
方へ向かって漸次上方へ離間する軌跡となっている。
【0027】このように構成された車両用シートにおい
ては、支持部材14Aが圧縮スプリング18aの下方へ
の押圧作用とスパイラルスプリング18dの前方への回
動作用を受けていて、支持部材14Aの下端部が円弧状
長孔21cの前端部に位置している。また、乗員の乗降
時に支持部材14Aを後方へ押圧すると、支持部材14
Aの下端部が各スプリング18a,18dに抗して円弧
状長孔21cに沿って後方へ回動して同下端部の位置が
後方へ移動し、かつ後方への押圧力を解除すると支持部
材14Aの下端部は各スプリング18a,18dと円弧
状長孔21cの作用により再度円弧状長孔21cの前端
部へ移行する。従って、乗員が当該車両用シートに着座
している場合には支持部材14Aの下端部は円弧状長孔
21cの前端部に位置してバックフレーム12の前方へ
の補強機能を十分に発揮し、かつ乗員の乗降時には支持
部材14Aの下端部を円弧状長孔21cの後端部に移行
させて支持部材14Aの乗降に対する障害を解消する。
ては、支持部材14Aが圧縮スプリング18aの下方へ
の押圧作用とスパイラルスプリング18dの前方への回
動作用を受けていて、支持部材14Aの下端部が円弧状
長孔21cの前端部に位置している。また、乗員の乗降
時に支持部材14Aを後方へ押圧すると、支持部材14
Aの下端部が各スプリング18a,18dに抗して円弧
状長孔21cに沿って後方へ回動して同下端部の位置が
後方へ移動し、かつ後方への押圧力を解除すると支持部
材14Aの下端部は各スプリング18a,18dと円弧
状長孔21cの作用により再度円弧状長孔21cの前端
部へ移行する。従って、乗員が当該車両用シートに着座
している場合には支持部材14Aの下端部は円弧状長孔
21cの前端部に位置してバックフレーム12の前方へ
の補強機能を十分に発揮し、かつ乗員の乗降時には支持
部材14Aの下端部を円弧状長孔21cの後端部に移行
させて支持部材14Aの乗降に対する障害を解消する。
【0028】ところで、当該車両用シートにおいては支
持部材として1本のロッド状の支持部材14Aを採用し
ているにすぎないため、補強構造が複雑になることがな
いとともに重量がさほど増大することもない。また、支
持部材14Aは圧縮スプリング18aの作用により常に
円弧状長孔21cに弾撥的に圧接されているとともに円
弧状長孔21cが特殊な形状のため、ガタの発生が皆無
であるとともに支持部材14Aの下端部の円弧状長孔2
1c前端部への復帰が確実になされる。
持部材として1本のロッド状の支持部材14Aを採用し
ているにすぎないため、補強構造が複雑になることがな
いとともに重量がさほど増大することもない。また、支
持部材14Aは圧縮スプリング18aの作用により常に
円弧状長孔21cに弾撥的に圧接されているとともに円
弧状長孔21cが特殊な形状のため、ガタの発生が皆無
であるとともに支持部材14Aの下端部の円弧状長孔2
1c前端部への復帰が確実になされる。
【0029】なお、上記各実施例においてはリクライニ
ング機構を備えた車両用シートの例について示したが、
本発明はリクライニング機構を備えていない車両用シー
トにも適用されることは当然であり、この場合には上記
各実施例におけるリクライニング機構を構成するラチェ
ット21,21Aに換えて、クッションフレ−ム11の
右側フレーム部11aに直接設けたブラケットに円弧状
長孔を形成し、同円弧状長孔に支持部材の下端部を組付
けるようにする。また、本発明においては、シ−トバッ
クにシートベルト巻取装置を装備していない車両用シー
トにも適用されることは勿論である。
ング機構を備えた車両用シートの例について示したが、
本発明はリクライニング機構を備えていない車両用シー
トにも適用されることは当然であり、この場合には上記
各実施例におけるリクライニング機構を構成するラチェ
ット21,21Aに換えて、クッションフレ−ム11の
右側フレーム部11aに直接設けたブラケットに円弧状
長孔を形成し、同円弧状長孔に支持部材の下端部を組付
けるようにする。また、本発明においては、シ−トバッ
クにシートベルト巻取装置を装備していない車両用シー
トにも適用されることは勿論である。
【図1】本発明の一実施例に係る車両用シートを構成す
るクッションフレームおよびバックフレームの斜視図で
ある。
るクッションフレームおよびバックフレームの斜視図で
ある。
【図2】同シートにおける第1リクライニング機構を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図3】同リクライニング機構の一側面図である。
【図4】同リクライニング機構における図3の矢印4−
4線方向に見た断面図である。
4線方向に見た断面図である。
【図5】同シートにおける第1リクライニング機構を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図6】同リクライニング機構の一側面図である。
【図7】同リクライニング機構における図6の矢印7−
7線方向に見た断面図である。
7線方向に見た断面図である。
【図8】同シートにおける支持部材の配設手段の変形例
を示す要部拡大分解斜視図である。
を示す要部拡大分解斜視図である。
【図9】同同配設手段における支持部材の上端部の組付
け状態を示す拡大縦断面図である。
け状態を示す拡大縦断面図である。
11…クッションフレーム、12…バックフレーム、1
4,14A…支持部材、20,30…リクライニング機
構、21,21A,31…ラチエット、21b,21
c,31b…円弧状長孔、22,32…ポール、23…
レリーズレバー、33…コネクティングロッド、24,
34…ロアアーム、26,36…連動アーム、27,3
7…コネクティングレバー。
4,14A…支持部材、20,30…リクライニング機
構、21,21A,31…ラチエット、21b,21
c,31b…円弧状長孔、22,32…ポール、23…
レリーズレバー、33…コネクティングロッド、24,
34…ロアアーム、26,36…連動アーム、27,3
7…コネクティングレバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 国男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 森 孝和 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−21710(JP,A) 実開 昭50−70623(JP,U) 実開 平1−77533(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/54 A47C 1/025 A47C 7/40 B60R 22/26
Claims (1)
- 【請求項1】シ−トバックを構成するバックフレームの
左右のいずれか一側の上端部とシ−トクッションを構成
するクッションフレ−ムの左右のいずれか一側との間に
ロッド状の支持部材が配設されている車両用シートにお
いて、前記支持部材の上端部を前記バックフレームに前
後方向へ回動可能に組付けるとともに同支持部材を前方
へ付勢し、かつ同支持部材の下端部を前記クッションフ
レ−ムまたは同クッションフレ−ムに固定される組付部
材に設けられて前後方向へ延びる円弧状長孔に移動可能
に組付けたことを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4145492A JP3012736B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-06-05 | 車両用シート |
| US08/035,578 US5310247A (en) | 1992-03-23 | 1993-03-23 | Vehicle seats |
| DE4309301A DE4309301C2 (de) | 1992-03-23 | 1993-03-23 | Fahrzeugsitz |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-15185 | 1992-03-23 | ||
| JP1518592 | 1992-03-23 | ||
| JP4145492A JP3012736B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-06-05 | 車両用シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05319159A JPH05319159A (ja) | 1993-12-03 |
| JP3012736B2 true JP3012736B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=26351300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4145492A Expired - Lifetime JP3012736B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-06-05 | 車両用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3012736B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP4145492A patent/JP3012736B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05319159A (ja) | 1993-12-03 |
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