JP3012582B2 - 半導体装置の加熱装置及び半導体装置の搬送方法 - Google Patents
半導体装置の加熱装置及び半導体装置の搬送方法Info
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- JP3012582B2 JP3012582B2 JP9339132A JP33913297A JP3012582B2 JP 3012582 B2 JP3012582 B2 JP 3012582B2 JP 9339132 A JP9339132 A JP 9339132A JP 33913297 A JP33913297 A JP 33913297A JP 3012582 B2 JP3012582 B2 JP 3012582B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子が形成
されたペレットと基板とが接着剤によりダイボンディン
グされてなる半導体装置を加熱しつつ搬送して、前記接
着剤を加熱硬化させる半導体装置の加熱装置に関するも
のであり、また、半導体素子が形成されたペレットと基
板とが接着剤によりダイボンディングされてなる半導体
装置を加熱しつつ搬送して、前記接着剤を加熱硬化させ
る半導体装置の搬送方法に関するものである。
されたペレットと基板とが接着剤によりダイボンディン
グされてなる半導体装置を加熱しつつ搬送して、前記接
着剤を加熱硬化させる半導体装置の加熱装置に関するも
のであり、また、半導体素子が形成されたペレットと基
板とが接着剤によりダイボンディングされてなる半導体
装置を加熱しつつ搬送して、前記接着剤を加熱硬化させ
る半導体装置の搬送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10及び図11に示すように、従来の
半導体装置の加熱装置(特開平5−109792号にて
提案されたもの)には、4個のヒータブロック1、1…
が並列に配置され、ヒ−タブロック1の上面には搬送用
ワイヤ溝2が形成されている。また、この半導体の搬送
装置には、半導体装置送り用ワイヤ36と、ヒータブロ
ック1、1…の両端に位置する回動自在なプーリシャフ
ト37、38と、該プーリシャフト37、38に固定さ
れ、半導体装置送り用ワイヤ36が巻回されるプーリ3
9、40とからなるコンベア35が備えられている。こ
こでは、半導体装置送り用ワイヤ36は搬送用ワイヤ溝
2内に位置している。
半導体装置の加熱装置(特開平5−109792号にて
提案されたもの)には、4個のヒータブロック1、1…
が並列に配置され、ヒ−タブロック1の上面には搬送用
ワイヤ溝2が形成されている。また、この半導体の搬送
装置には、半導体装置送り用ワイヤ36と、ヒータブロ
ック1、1…の両端に位置する回動自在なプーリシャフ
ト37、38と、該プーリシャフト37、38に固定さ
れ、半導体装置送り用ワイヤ36が巻回されるプーリ3
9、40とからなるコンベア35が備えられている。こ
こでは、半導体装置送り用ワイヤ36は搬送用ワイヤ溝
2内に位置している。
【0003】コンベア35は、プ−リシャフト37、3
8に接続された図示しない上下動手段で上下動させら
れ、またプーリシャフト37、38は、図示しない駆動
手段で回転させられる。
8に接続された図示しない上下動手段で上下動させら
れ、またプーリシャフト37、38は、図示しない駆動
手段で回転させられる。
【0004】また、ヒ−タブロック1、1…は、全体が
図示しないカバーで覆われ、ヒ−タブロック1、1…の
上面には不活性ガスまたは還元性ガスによる熱風が吹き
付けられ、ヒ−タブロック1の下方より排気されるよう
になっている。
図示しないカバーで覆われ、ヒ−タブロック1、1…の
上面には不活性ガスまたは還元性ガスによる熱風が吹き
付けられ、ヒ−タブロック1の下方より排気されるよう
になっている。
【0005】また、ヒ−タブロック1、1…の上方に
は、半導体装置支持用ワイヤ41が配設されており、半
導体装置支持用ワイヤ41には、複数個のワイヤ弛み防
止用カラ−42がフリクションで係止するように等間隔
に取り付けられている。このワイヤ弛み防止用カラ−4
2は、ヒータブロック1上に載置され、ヒータブロック
1と半導体支持用ワイヤ41との間隔を一定に保ち、半
導体装置51とヒータブロック1、1…とを接触させず
に、半導体装置51を間接的に加熱させる役割を果た
す。
は、半導体装置支持用ワイヤ41が配設されており、半
導体装置支持用ワイヤ41には、複数個のワイヤ弛み防
止用カラ−42がフリクションで係止するように等間隔
に取り付けられている。このワイヤ弛み防止用カラ−4
2は、ヒータブロック1上に載置され、ヒータブロック
1と半導体支持用ワイヤ41との間隔を一定に保ち、半
導体装置51とヒータブロック1、1…とを接触させず
に、半導体装置51を間接的に加熱させる役割を果た
す。
【0006】半導体装置支持用ワイヤ41の一端は、ワ
イヤ保持用カラー45に固定され、ワイヤ保持用カラー
45はワイヤ保持用シャフト43に摺動自在に取り付け
られている。半導体装置支持用ワイヤ41の他端は、テ
ンションスプリング9を介してワイヤ保持用カラー46
に固定され、ワイヤ保持用カラー46はワイヤ保持用シ
ャフト44に摺動自在に取り付けられている。
イヤ保持用カラー45に固定され、ワイヤ保持用カラー
45はワイヤ保持用シャフト43に摺動自在に取り付け
られている。半導体装置支持用ワイヤ41の他端は、テ
ンションスプリング9を介してワイヤ保持用カラー46
に固定され、ワイヤ保持用カラー46はワイヤ保持用シ
ャフト44に摺動自在に取り付けられている。
【0007】次に、上述の半導体装置の加熱装置の動作
を説明する。図示しないダイボンダより基板52上に樹
脂接着剤を塗布してその上に半導体素子が形成されたペ
レット50を載置した半導体装置51を、基板の長手方
向に搬送してコンベア35の一端部上に送り(矢印
B)、半導体装置送り用ワイヤ36上に載置する。この
状態においては、コンベア35の半導体装置送り用ワイ
ヤ36は、半導体装置支持用ワイヤ41よりも上方に位
置している。次に、プ−リシャフト37、38を駆動手
段により−定量回転させて、半導体装置送り用ワイヤ3
6を送ることにより、ダイボンダから矢印Bの方向に搬
送されてきた半導体装置51を、矢印Bに対して直角な
矢印Aの方向に一定量だけ搬送する。
を説明する。図示しないダイボンダより基板52上に樹
脂接着剤を塗布してその上に半導体素子が形成されたペ
レット50を載置した半導体装置51を、基板の長手方
向に搬送してコンベア35の一端部上に送り(矢印
B)、半導体装置送り用ワイヤ36上に載置する。この
状態においては、コンベア35の半導体装置送り用ワイ
ヤ36は、半導体装置支持用ワイヤ41よりも上方に位
置している。次に、プ−リシャフト37、38を駆動手
段により−定量回転させて、半導体装置送り用ワイヤ3
6を送ることにより、ダイボンダから矢印Bの方向に搬
送されてきた半導体装置51を、矢印Bに対して直角な
矢印Aの方向に一定量だけ搬送する。
【0008】次に、コンベア35を下降して、半導体装
置支持用ワイヤ41に半導体装置51を支持させる。−
時静止して半導体装置51をヒータブロック1により加
熟する。更に、コンベア35を上昇させて半導体装置送
り用ワイヤ36によって半導体装置51を半導体装置支
持用ワイヤ41より持ち上げ、プ−リシャフト37、3
8が再び回転されて半導体装置51を搬送し、その後、
コンベア35を下降させて別のヒータブロック1上に配
置する。このタクト送り動作により、半導体装置51を
順次矢印A方向に加熱しつつ搬送する。
置支持用ワイヤ41に半導体装置51を支持させる。−
時静止して半導体装置51をヒータブロック1により加
熟する。更に、コンベア35を上昇させて半導体装置送
り用ワイヤ36によって半導体装置51を半導体装置支
持用ワイヤ41より持ち上げ、プ−リシャフト37、3
8が再び回転されて半導体装置51を搬送し、その後、
コンベア35を下降させて別のヒータブロック1上に配
置する。このタクト送り動作により、半導体装置51を
順次矢印A方向に加熱しつつ搬送する。
【0009】従来の半導体装置の加熱装置によれば、半
導体装置51を加熱しつつ搬送して、接着剤を加熱硬化
させることにより、基板52とペレット51とを強固に
固定することができる。また、従来の半導体装置の加熱
装置によれば、ワイヤ弛み防止用カラ−42によりヒー
タブロック1と半導体装置51との間隔が一定に保たれ
るので、半導体装置51を均一に加熱することができ
る。また、ワイヤ弛み防止用カラ−42が半導体支持用
ワイヤ41に摺動自在に係止されているので、他品種の
半導体装置にも対応させることができる。
導体装置51を加熱しつつ搬送して、接着剤を加熱硬化
させることにより、基板52とペレット51とを強固に
固定することができる。また、従来の半導体装置の加熱
装置によれば、ワイヤ弛み防止用カラ−42によりヒー
タブロック1と半導体装置51との間隔が一定に保たれ
るので、半導体装置51を均一に加熱することができ
る。また、ワイヤ弛み防止用カラ−42が半導体支持用
ワイヤ41に摺動自在に係止されているので、他品種の
半導体装置にも対応させることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の半導体
装置の加熱装置においては、半導体装置送り用ワイヤ3
6が、ヒータブロック1、1…に加熱されて熱膨張して
弛むことにより、プ−リシャフト37、38がー定量回
転してもプーリ39、40が空転し、半導体装置送り用
ワイヤ36をー定量送ることができなくなり、半導体装
置51を半導体装置送り用ワイヤ36で安定して搬送す
ることができないという課題があった。また、半導体装
置51が半導体装置送り用ワイヤ36によって安定して
搬送されないために、半導体装置51を半導体装置支持
用ワイヤ41上の所定の位置に確実に支持させることが
できなくなり、半導体装置51を安定して加熱させるこ
とができず、半導体装置51内において熱履歴の差が生
じて基板52とペレット50とを強固に固定することが
できないという課題があった。
装置の加熱装置においては、半導体装置送り用ワイヤ3
6が、ヒータブロック1、1…に加熱されて熱膨張して
弛むことにより、プ−リシャフト37、38がー定量回
転してもプーリ39、40が空転し、半導体装置送り用
ワイヤ36をー定量送ることができなくなり、半導体装
置51を半導体装置送り用ワイヤ36で安定して搬送す
ることができないという課題があった。また、半導体装
置51が半導体装置送り用ワイヤ36によって安定して
搬送されないために、半導体装置51を半導体装置支持
用ワイヤ41上の所定の位置に確実に支持させることが
できなくなり、半導体装置51を安定して加熱させるこ
とができず、半導体装置51内において熱履歴の差が生
じて基板52とペレット50とを強固に固定することが
できないという課題があった。
【0011】また、従来の半導体装置の加熱装置におい
ては、半導体装置51を搬送方向に沿って案内する手段
がないので、半導体送り用ワイヤ36または半導体装置
支持用ワイヤ41における半導体装置51の相対位置
が、搬送途中でずれてしまうという課題があった。
ては、半導体装置51を搬送方向に沿って案内する手段
がないので、半導体送り用ワイヤ36または半導体装置
支持用ワイヤ41における半導体装置51の相対位置
が、搬送途中でずれてしまうという課題があった。
【0012】また、従来の半導体装置の加熱装置におい
て、ダイボンダから搬送されてきた半導体装置51の搬
送方向が半導体送り用ワイヤ36により直角の方向に変
えられる際に、半導体装置51の位置によっては、半導
体装置51と半導体装置の加熱装置の他の部材とが接触
して、半導体装置51を破損してしまうという課題があ
った。
て、ダイボンダから搬送されてきた半導体装置51の搬
送方向が半導体送り用ワイヤ36により直角の方向に変
えられる際に、半導体装置51の位置によっては、半導
体装置51と半導体装置の加熱装置の他の部材とが接触
して、半導体装置51を破損してしまうという課題があ
った。
【0013】更にまた、半導体装置51は間接的に加熱
されるので、雰囲気の温度を一定に保つために不活性ガ
スまたは還元性ガスの流量を小さくするが、この場合に
は接着剤から発生するガスが半導体装置51周辺に漂
い、半導体装置51にガス成分が付着して半導体装置5
1の品質に悪影響を及ぼしてしまうという課題があっ
た。
されるので、雰囲気の温度を一定に保つために不活性ガ
スまたは還元性ガスの流量を小さくするが、この場合に
は接着剤から発生するガスが半導体装置51周辺に漂
い、半導体装置51にガス成分が付着して半導体装置5
1の品質に悪影響を及ぼしてしまうという課題があっ
た。
【0014】また、今後、短時問(速乾性)熱硬化テー
プにてペレットを基板の下面に接着するLOC構造(L
ead on chip)の半導体装置にも対応して行
く必要があるが、このLOC構造の半導体装置は、寸法
精度が極めて厳しいので、従来の半導体装置の加熱装置
においては、上述のような課題が存在するために、LO
C構造の半導体装置を処理することができないという課
題があった。
プにてペレットを基板の下面に接着するLOC構造(L
ead on chip)の半導体装置にも対応して行
く必要があるが、このLOC構造の半導体装置は、寸法
精度が極めて厳しいので、従来の半導体装置の加熱装置
においては、上述のような課題が存在するために、LO
C構造の半導体装置を処理することができないという課
題があった。
【0015】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、半導体装置を安定して加熱しつつ
搬送することにより、ペレットと基板とを強固に固定さ
せることが可能な半導体装置の加熱装置を提供すること
を目的とする。また、本発明は、上記の課題を解決する
ためになされたものであって、半導体装置を安定して加
熱しつつ搬送することが可能な半導体装置の搬送方法を
提供することを目的とする。
されたものであって、半導体装置を安定して加熱しつつ
搬送することにより、ペレットと基板とを強固に固定さ
せることが可能な半導体装置の加熱装置を提供すること
を目的とする。また、本発明は、上記の課題を解決する
ためになされたものであって、半導体装置を安定して加
熱しつつ搬送することが可能な半導体装置の搬送方法を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成を採用した。請求項1に記載
の半導体装置の加熱装置は、半導体素子が形成されたペ
レットと基板とが接着剤によりダイボンディングされて
なる半導体装置を加熱しつつ搬送して、前記接着剤を加
熱硬化させる半導体装置の加熱装置であって、前記半導
体装置が載置され、かつ、前記半導体装置の搬送方向に
沿って延在する少なくとも2以上の搬送用線材と、前記
搬送用線材を上昇させ、次に前記搬送用線材を前記半導
体装置の搬送方向に向けて移動させ、更に前記搬送用線
材を下降させる駆動手段と、前記搬送用線材の下側に位
置し、かつ、前記搬送用線材が下降したときに前記半導
体装置を支持する少なくとも2以上の凸部と前記搬送用
線材が下降したときに前記搬送用線材を収納するために
前記凸部の間に位置して前記凸部の上面よりも下方に形
成された収納溝とが設けられたヒータブロックと、前記
半導体装置と前記搬送用線材との相対位置のずれを防ぐ
ための搬送ずれ防止手段とを具備することを特徴とす
る。
めに、本発明は以下の構成を採用した。請求項1に記載
の半導体装置の加熱装置は、半導体素子が形成されたペ
レットと基板とが接着剤によりダイボンディングされて
なる半導体装置を加熱しつつ搬送して、前記接着剤を加
熱硬化させる半導体装置の加熱装置であって、前記半導
体装置が載置され、かつ、前記半導体装置の搬送方向に
沿って延在する少なくとも2以上の搬送用線材と、前記
搬送用線材を上昇させ、次に前記搬送用線材を前記半導
体装置の搬送方向に向けて移動させ、更に前記搬送用線
材を下降させる駆動手段と、前記搬送用線材の下側に位
置し、かつ、前記搬送用線材が下降したときに前記半導
体装置を支持する少なくとも2以上の凸部と前記搬送用
線材が下降したときに前記搬送用線材を収納するために
前記凸部の間に位置して前記凸部の上面よりも下方に形
成された収納溝とが設けられたヒータブロックと、前記
半導体装置と前記搬送用線材との相対位置のずれを防ぐ
ための搬送ずれ防止手段とを具備することを特徴とす
る。
【0017】請求項2に記載の半導体装置の加熱装置
は、請求項1に記載の半導体装置の加熱装置であって、
前記搬送ずれ防止手段は、互いに前記半導体装置の長さ
に対応する寸法をあけて前記搬送用線材に形成された複
数の位置ずれ防止突起であることを特徴とする。
は、請求項1に記載の半導体装置の加熱装置であって、
前記搬送ずれ防止手段は、互いに前記半導体装置の長さ
に対応する寸法をあけて前記搬送用線材に形成された複
数の位置ずれ防止突起であることを特徴とする。
【0018】請求項3に記載の半導体装置の加熱装置
は、請求項1または請求項2に記載の半導体装置の加熱
装置であって、前記搬送ずれ防止手段は、前記半導体装
置を案内するために前記半導体装置の搬送方向に沿って
前記ヒータブロックの両端に配置された搬送ずれ防止面
であることを特徴とする。請求項4に記載の半導体装置
の加熱装置は、請求項1〜3に記載の半導体装置の加熱
装置であって、前記半導体装置の加熱装置の入口に、前
記半導体装置の位置を検出するセンサが備えられたこと
を特徴とする。
は、請求項1または請求項2に記載の半導体装置の加熱
装置であって、前記搬送ずれ防止手段は、前記半導体装
置を案内するために前記半導体装置の搬送方向に沿って
前記ヒータブロックの両端に配置された搬送ずれ防止面
であることを特徴とする。請求項4に記載の半導体装置
の加熱装置は、請求項1〜3に記載の半導体装置の加熱
装置であって、前記半導体装置の加熱装置の入口に、前
記半導体装置の位置を検出するセンサが備えられたこと
を特徴とする。
【0019】請求項5に記載の半導体装置の搬送方法
は、半導体素子が形成されたペレットと基板とが接着剤
によりダイボンディングされてなる半導体装置を加熱し
つつ搬送して、前記接着剤を加熱硬化させる半導体装置
の搬送方法であって、前記半導体装置を、凸部が設けら
れたヒータブロックの上方に位置して前記半導体装置の
搬送方向に沿って延在する少なくとも2以上の搬送用線
材に載置し、前記搬送用線材を前記搬送方向に向けて所
定の距離まで移動させて前記半導体装置を搬送し、前記
搬送用線材を前記凸部の上面よりも下方に下降させて前
記半導体装置を前記凸部に支持させて前記半導体装置を
加熱し、前記搬送用線材を前記凸部の上面よりも上方に
上昇させて前記半導体装置を前記搬送用線材上に載置す
ることを特徴とする。
は、半導体素子が形成されたペレットと基板とが接着剤
によりダイボンディングされてなる半導体装置を加熱し
つつ搬送して、前記接着剤を加熱硬化させる半導体装置
の搬送方法であって、前記半導体装置を、凸部が設けら
れたヒータブロックの上方に位置して前記半導体装置の
搬送方向に沿って延在する少なくとも2以上の搬送用線
材に載置し、前記搬送用線材を前記搬送方向に向けて所
定の距離まで移動させて前記半導体装置を搬送し、前記
搬送用線材を前記凸部の上面よりも下方に下降させて前
記半導体装置を前記凸部に支持させて前記半導体装置を
加熱し、前記搬送用線材を前記凸部の上面よりも上方に
上昇させて前記半導体装置を前記搬送用線材上に載置す
ることを特徴とする。
【0020】請求項6に記載の半導体装置の搬送方法
は、請求項5に記載の半導体装置の搬送方法であって、
前記半導体装置を前記搬送用線材に載置する際に、前記
半導体装置を、互いに前記半導体装置の長さに対応する
寸法をあけて前記搬送用線材に形成された複数の位置ず
れ防止突起の間に載置することを特徴とする。請求項7
に記載の半導体装置の搬送方法は、請求項5または請求
項6に記載の半導体装置の搬送方法であって、前記半導
体装置を搬送する際に、前記半導体装置を、ヒータブロ
ックの両端に配置された搬送ずれ防止面に案内させなが
ら搬送することを特徴とする。
は、請求項5に記載の半導体装置の搬送方法であって、
前記半導体装置を前記搬送用線材に載置する際に、前記
半導体装置を、互いに前記半導体装置の長さに対応する
寸法をあけて前記搬送用線材に形成された複数の位置ず
れ防止突起の間に載置することを特徴とする。請求項7
に記載の半導体装置の搬送方法は、請求項5または請求
項6に記載の半導体装置の搬送方法であって、前記半導
体装置を搬送する際に、前記半導体装置を、ヒータブロ
ックの両端に配置された搬送ずれ防止面に案内させなが
ら搬送することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
である半導体装置の加熱装置を図面を参照して説明す
る。
である半導体装置の加熱装置を図面を参照して説明す
る。
【0022】図1、図2及び図5において、半導体装置
の加熱装置100には、半導体装置51が載置され、か
つ、半導体装置51の搬送方向(矢印C)に沿って延在
する3つの搬送用線材101、101、101と、駆動
手段102と、搬送用線材101…の下側に位置して個
別に温度制御が可能な4つのヒータブロック103、1
03…と、半導体装置51と前記搬送用線材101…と
の相対位置のずれを防ぐための搬送ずれ防止手段112
とが備えられている。
の加熱装置100には、半導体装置51が載置され、か
つ、半導体装置51の搬送方向(矢印C)に沿って延在
する3つの搬送用線材101、101、101と、駆動
手段102と、搬送用線材101…の下側に位置して個
別に温度制御が可能な4つのヒータブロック103、1
03…と、半導体装置51と前記搬送用線材101…と
の相対位置のずれを防ぐための搬送ずれ防止手段112
とが備えられている。
【0023】図1及び図2において、搬送用線材101
…の一端は、固定ねじ104に固定されており、固定ね
じ104は、固定ナット105と嵌合して固定部材10
6に取り付けられ、更に固定部材106はシャフト10
7に摺動自在に取り付けられている。また、搬送用線材
101…の他端は、テンションスプリング108を介し
て固定ねじ104に固定されており、固定ねじ104
は、上述と同様に固定ナット105、固定部材106を
介してシャフト111に摺動自在に取り付けられてい
る。このようにして、搬送用線材101…は、シャフト
107、111の長さ方向に摺動自在に取り付けられて
いる。搬送用線材101…は、ワイヤ、金属の細棒等で
あっても良い。
…の一端は、固定ねじ104に固定されており、固定ね
じ104は、固定ナット105と嵌合して固定部材10
6に取り付けられ、更に固定部材106はシャフト10
7に摺動自在に取り付けられている。また、搬送用線材
101…の他端は、テンションスプリング108を介し
て固定ねじ104に固定されており、固定ねじ104
は、上述と同様に固定ナット105、固定部材106を
介してシャフト111に摺動自在に取り付けられてい
る。このようにして、搬送用線材101…は、シャフト
107、111の長さ方向に摺動自在に取り付けられて
いる。搬送用線材101…は、ワイヤ、金属の細棒等で
あっても良い。
【0024】駆動手段102は、シャフト107、11
1の両端に接続されており、搬送用線材101…の上
昇、搬送用線材101…を半導体装置51の搬送方向に
向けての移動、搬送用線材101…の下降、搬送用線材
101…を半導体装置51の搬送方向の逆方向に向けて
の移動、の各動作を連続して行わせるためのものであ
る。
1の両端に接続されており、搬送用線材101…の上
昇、搬送用線材101…を半導体装置51の搬送方向に
向けての移動、搬送用線材101…の下降、搬送用線材
101…を半導体装置51の搬送方向の逆方向に向けて
の移動、の各動作を連続して行わせるためのものであ
る。
【0025】ヒータブロック103…には、搬送用線材
101…が下降したときに半導体装置51を支持する4
つの凸部109…と、搬送用線材101…が下降したと
きに搬送用線材101…を収納するために凸部109…
の間に位置して凸部109…の上面よりも下方に形成さ
れた収納溝110とが設けられている。
101…が下降したときに半導体装置51を支持する4
つの凸部109…と、搬送用線材101…が下降したと
きに搬送用線材101…を収納するために凸部109…
の間に位置して凸部109…の上面よりも下方に形成さ
れた収納溝110とが設けられている。
【0026】また、搬送ずれ防止手段112として、半
導体装置51を案内するために、半導体装置51の搬送
方向に沿ってヒータブロック103…の両端に搬送ずれ
防止面113、113が配置されている。搬送ずれ防止
面113、113は、搬送ずれ防止板114、114の
一面であり、搬送ずれ防止板114、114は、板固定
ねじ115及び板固定ナット116により入口プレート
117及び出口プレート118に固定されている。搬送
ずれ防止板114、114は、入口プレート117及び
出口プレート118に穿孔された長穴(図示せず)に板
固定ねじ115が貫通して固定されているので、互いの
間隔を半導体装置の大きさに応じて変更することが可能
になっている。また、搬送ずれ防止板114には、テー
パ部123が形成されている。
導体装置51を案内するために、半導体装置51の搬送
方向に沿ってヒータブロック103…の両端に搬送ずれ
防止面113、113が配置されている。搬送ずれ防止
面113、113は、搬送ずれ防止板114、114の
一面であり、搬送ずれ防止板114、114は、板固定
ねじ115及び板固定ナット116により入口プレート
117及び出口プレート118に固定されている。搬送
ずれ防止板114、114は、入口プレート117及び
出口プレート118に穿孔された長穴(図示せず)に板
固定ねじ115が貫通して固定されているので、互いの
間隔を半導体装置の大きさに応じて変更することが可能
になっている。また、搬送ずれ防止板114には、テー
パ部123が形成されている。
【0027】また、図4に示すように、搬送ずれ防止手
段112として、複数の位置ずれ防止突起119…が、
互いに半導体装置51の長さに対応する寸法をあけて搬
送用線材101…に形成されている。具体的には、図4
に示すように、基板52の幅+クリアランス(例えば片
側1mm、両側で2mm)の間隔(F)だけ空けて複数
の位置ずれ防止突起119…を搬送用線材101に形成
させる。位置ずれ防止突起119…は搬送用線材101
…に固定されているため、他品種の半導体装置を扱う場
合には、その半導体装置の大きさに合わせた搬送用線材
に交換する。位置ずれ防止突起119…は、例えば金属
製のビーズを搬送用線材101…にカシメたり、ろう付
け等により固定したものであっても良い。
段112として、複数の位置ずれ防止突起119…が、
互いに半導体装置51の長さに対応する寸法をあけて搬
送用線材101…に形成されている。具体的には、図4
に示すように、基板52の幅+クリアランス(例えば片
側1mm、両側で2mm)の間隔(F)だけ空けて複数
の位置ずれ防止突起119…を搬送用線材101に形成
させる。位置ずれ防止突起119…は搬送用線材101
…に固定されているため、他品種の半導体装置を扱う場
合には、その半導体装置の大きさに合わせた搬送用線材
に交換する。位置ずれ防止突起119…は、例えば金属
製のビーズを搬送用線材101…にカシメたり、ろう付
け等により固定したものであっても良い。
【0028】更に、半導体装置の加熱装置100には、
半導体装置51の位置を検出するセンサ120、12
4、125が備えられている。センサ120、124、
125は、図示しないダイボンダから半導体装置51を
搬送するために半導体装置の加熱装置100の入口に備
えられた供給レール121に固定されている。センサ1
20、125は、搬送ずれ防止板114、114の長さ
方向の延長線上に配置され、センサ124はセンサ12
0、125の中間に配置されている。また、センサ12
0、124、125の位置は、半導体装置51の大きさ
に合わせて任意の位置に変更できる。更に、半導体装置
の加熱装置100には、半導体装置の加熱装置100の
出口に、半導体装置51を次工程に搬送するための排出
レール122が備えられている。入口プレート117、
出口プレート118、供給レール121及び排出レール
122には、搬送用線材101…が下降したときに搬送
用線材101…を収納するための溝(図示せず)が形成
されている。
半導体装置51の位置を検出するセンサ120、12
4、125が備えられている。センサ120、124、
125は、図示しないダイボンダから半導体装置51を
搬送するために半導体装置の加熱装置100の入口に備
えられた供給レール121に固定されている。センサ1
20、125は、搬送ずれ防止板114、114の長さ
方向の延長線上に配置され、センサ124はセンサ12
0、125の中間に配置されている。また、センサ12
0、124、125の位置は、半導体装置51の大きさ
に合わせて任意の位置に変更できる。更に、半導体装置
の加熱装置100には、半導体装置の加熱装置100の
出口に、半導体装置51を次工程に搬送するための排出
レール122が備えられている。入口プレート117、
出口プレート118、供給レール121及び排出レール
122には、搬送用線材101…が下降したときに搬送
用線材101…を収納するための溝(図示せず)が形成
されている。
【0029】また、ヒ−タブロック103…は、図示し
ないカバーで覆われ、ヒ−タブロック103…の上面に
は不活性ガスまたは還元性ガスによる熱風が吹き付けら
れ、ヒ−タブロック103…の下方より排気されるよう
になっている。
ないカバーで覆われ、ヒ−タブロック103…の上面に
は不活性ガスまたは還元性ガスによる熱風が吹き付けら
れ、ヒ−タブロック103…の下方より排気されるよう
になっている。
【0030】次に、半導体装置の加熱装置100におけ
る半導体装置の搬送方法を説明する。
る半導体装置の搬送方法を説明する。
【0031】図示しないダイボンダより、基板52上に
樹脂接着剤が塗布されてその上に半導体素子が形成され
たペレット50が載置されてなる半導体装置51を、基
板52の長手方向にむけて供給レール121を介して半
導体加熱装置の入口まで搬送する(矢印D)。この時、
搬送用線材101…は、シャフト107、108が駆動
手段102により下降されて、収納溝110及び供給レ
ール121、排出レール122、入口プレート117、
出口プレート118に形成された溝に収納されている。
樹脂接着剤が塗布されてその上に半導体素子が形成され
たペレット50が載置されてなる半導体装置51を、基
板52の長手方向にむけて供給レール121を介して半
導体加熱装置の入口まで搬送する(矢印D)。この時、
搬送用線材101…は、シャフト107、108が駆動
手段102により下降されて、収納溝110及び供給レ
ール121、排出レール122、入口プレート117、
出口プレート118に形成された溝に収納されている。
【0032】次に、センサ120、124、125によ
り、半導体装置51の位置を検出し、所定に位置に有る
か否か、即ち搬送ずれ防止面113、113の間に半導
体装置51が位置することを確認する。半導体装置51
が所定の位置にある場合は、センサ124のみが半導体
装置51を検知し、半導体装置51が所定の位置を越え
た場合は、センサ120、124が半導体装置51を検
知し、半導体装置が所定の位置まで達しない時はセンサ
124、125が半導体装置51を検知する。このよう
にして、半導体51が所定の位置にあることが確認さ
れ、半導体装置が搬送ずれ防止板114と干渉すること
が防止される。
り、半導体装置51の位置を検出し、所定に位置に有る
か否か、即ち搬送ずれ防止面113、113の間に半導
体装置51が位置することを確認する。半導体装置51
が所定の位置にある場合は、センサ124のみが半導体
装置51を検知し、半導体装置51が所定の位置を越え
た場合は、センサ120、124が半導体装置51を検
知し、半導体装置が所定の位置まで達しない時はセンサ
124、125が半導体装置51を検知する。このよう
にして、半導体51が所定の位置にあることが確認さ
れ、半導体装置が搬送ずれ防止板114と干渉すること
が防止される。
【0033】次に、図6に示すように、駆動手段102
により搬送用線材101…を上昇させて、半導体装置5
1を搬送用線材101…上に載置し、搬送用線材101
…を搬送方向(矢印C)に向けて所定の距離まで駆動手
段102により移動させて半導体装置51を搬送する。
このとき、半導体装置51を搬送ずれ防止面113に案
内させながら搬送する。半導体装置51を搬送用線材1
01…に載置する際には、半導体装置51を位置ずれ防
止突起119…の間に載置する。また、半導体装置51
を搬送するときの移動量は、図4に示すように、ヒ−タ
ブロック103の中心から隣接する他のヒ−タブロック
103の中心までの拒離(E)である。
により搬送用線材101…を上昇させて、半導体装置5
1を搬送用線材101…上に載置し、搬送用線材101
…を搬送方向(矢印C)に向けて所定の距離まで駆動手
段102により移動させて半導体装置51を搬送する。
このとき、半導体装置51を搬送ずれ防止面113に案
内させながら搬送する。半導体装置51を搬送用線材1
01…に載置する際には、半導体装置51を位置ずれ防
止突起119…の間に載置する。また、半導体装置51
を搬送するときの移動量は、図4に示すように、ヒ−タ
ブロック103の中心から隣接する他のヒ−タブロック
103の中心までの拒離(E)である。
【0034】次に、図5に示すように、駆動手段102
により搬送用線材101…を凸部109の上面よりも下
方に下降させて収納溝110内に収納し、半導体装置5
1を凸部109に支持させてヒータブロック103によ
り半導体装置51を加熱し、接着剤を加熱硬化する。こ
のとき、搬送用線材101…は、駆動手段102により
搬送方向(矢印C)の逆向きに移動させて、半導体装置
51を載置する以前の位置までその位置を戻す。次に、
図6に示すように、駆動手段103により、搬送用線材
101…を前記凸部の上面よりも上方に再び上昇させて
半導体装置51を搬送用線材101…上に再度載置す
る。
により搬送用線材101…を凸部109の上面よりも下
方に下降させて収納溝110内に収納し、半導体装置5
1を凸部109に支持させてヒータブロック103によ
り半導体装置51を加熱し、接着剤を加熱硬化する。こ
のとき、搬送用線材101…は、駆動手段102により
搬送方向(矢印C)の逆向きに移動させて、半導体装置
51を載置する以前の位置までその位置を戻す。次に、
図6に示すように、駆動手段103により、搬送用線材
101…を前記凸部の上面よりも上方に再び上昇させて
半導体装置51を搬送用線材101…上に再度載置す
る。
【0035】このようにして、上述の工程を繰り返すこ
とにより、半導体装置51を加熱しつつ搬送する。
とにより、半導体装置51を加熱しつつ搬送する。
【0036】上述の半導体装置の加熱装置100には、
半導体装置51が載置され、かつ、半導体装置51の搬
送方向に沿って延在する搬送用線材101…と、駆動手
段102と、搬送用線材101…の下側に位置して個別
に温度制御が可能な4つのヒータブロック103…とが
備えられているので、半導体装置51をヒータブロック
103…の凸部109…に直接接触させて加熱しながら
搬送することが可能となり、半導体装置51を均一に加
熱することができるので、基板52とペレット50とを
強固に固定することができる。また、搬送用線材101
…は、駆動手段102により上昇、搬送方向への移動、
下降、搬送方向の逆方向への移動、といった一連の動作
を繰り返して半導体装置51を搬送しており、ヒータブ
ロック103…による熱によって搬送用線材101…が
熱膨張しても、半導体装置51が搬送不能になることは
ないので、半導体装置51を安定して搬送できる。
半導体装置51が載置され、かつ、半導体装置51の搬
送方向に沿って延在する搬送用線材101…と、駆動手
段102と、搬送用線材101…の下側に位置して個別
に温度制御が可能な4つのヒータブロック103…とが
備えられているので、半導体装置51をヒータブロック
103…の凸部109…に直接接触させて加熱しながら
搬送することが可能となり、半導体装置51を均一に加
熱することができるので、基板52とペレット50とを
強固に固定することができる。また、搬送用線材101
…は、駆動手段102により上昇、搬送方向への移動、
下降、搬送方向の逆方向への移動、といった一連の動作
を繰り返して半導体装置51を搬送しており、ヒータブ
ロック103…による熱によって搬送用線材101…が
熱膨張しても、半導体装置51が搬送不能になることは
ないので、半導体装置51を安定して搬送できる。
【0037】また、上述の半導体装置の加熱装置100
には、搬送ずれ防止手段112としての搬送ずれ防止面
113、113が備えられているので、半導体装置51
を搬送する際に発生する搬送用線材101…と半導体装
置51との相対位置のずれを防ぐことができる。更に、
上述の半導体装置の加熱装置100においては、搬送ず
れ防止手段112としての位置ずれ防止突起119…が
搬送用線材101…に形成されているので、半導体装置
51を搬送する際に発生する搬送用線材101…と半導
体装置51との相対位置のずれを防ぐことができる。ま
た、位置ずれ防止突起119…は搬送用線材101…に
固定されているので、搬送用線材101…がヒータブロ
ック103…の熱により熱膨張して延びた場合でも半導
体装置51と位置ずれ防止突起119…とが係止して、
半導体装置51を確実に搬送することができる。
には、搬送ずれ防止手段112としての搬送ずれ防止面
113、113が備えられているので、半導体装置51
を搬送する際に発生する搬送用線材101…と半導体装
置51との相対位置のずれを防ぐことができる。更に、
上述の半導体装置の加熱装置100においては、搬送ず
れ防止手段112としての位置ずれ防止突起119…が
搬送用線材101…に形成されているので、半導体装置
51を搬送する際に発生する搬送用線材101…と半導
体装置51との相対位置のずれを防ぐことができる。ま
た、位置ずれ防止突起119…は搬送用線材101…に
固定されているので、搬送用線材101…がヒータブロ
ック103…の熱により熱膨張して延びた場合でも半導
体装置51と位置ずれ防止突起119…とが係止して、
半導体装置51を確実に搬送することができる。
【0038】上述の半導体装置の加熱装置100は、半
導体装置51の位置を検出するセンサ120、124、
125が備えられており、半導体装置51が所定に位置
にあることを確認してから搬送するので、半導体装置5
1を搬送ずれ防止面113、113に干渉させず、半導
体装置51の破損を防ぐことができる。
導体装置51の位置を検出するセンサ120、124、
125が備えられており、半導体装置51が所定に位置
にあることを確認してから搬送するので、半導体装置5
1を搬送ずれ防止面113、113に干渉させず、半導
体装置51の破損を防ぐことができる。
【0039】また、搬送用線材101…はテンションス
プリング108を介してシャフト107、111に固定
されており、ヒータブロック103…による熱によって
搬送用線材101…が熱膨張して変形してもその変形量
が吸収されるので、搬送用線材101…の弛みを防止で
きる。また、上述の半導体装置の加熱装置100におい
ては、センサ120、124、125及び搬送ずれ防止
面113、113の位置を調整できるので、他品種の半
導体装置に対応できる。また搬送ずれ防止板113には
テーパ部123が形成されており、半導体装置51が搬
送中にその位置がずれた場合でも、搬送用線材101…
が下降したときに半導体装置51がテーパ部123と干
渉して位置のずれを修正できる。
プリング108を介してシャフト107、111に固定
されており、ヒータブロック103…による熱によって
搬送用線材101…が熱膨張して変形してもその変形量
が吸収されるので、搬送用線材101…の弛みを防止で
きる。また、上述の半導体装置の加熱装置100におい
ては、センサ120、124、125及び搬送ずれ防止
面113、113の位置を調整できるので、他品種の半
導体装置に対応できる。また搬送ずれ防止板113には
テーパ部123が形成されており、半導体装置51が搬
送中にその位置がずれた場合でも、搬送用線材101…
が下降したときに半導体装置51がテーパ部123と干
渉して位置のずれを修正できる。
【0040】次に、本発明の第2の実施の形態である半
導体装置の加熱装置を図7、図8及び図9を参照して説
明する。なお、これらの図においては、図1〜6に示し
た構成要件と同一符号を付し、その説明を省略する。
導体装置の加熱装置を図7、図8及び図9を参照して説
明する。なお、これらの図においては、図1〜6に示し
た構成要件と同一符号を付し、その説明を省略する。
【0041】図7、図8及び図9に示す半導体装置の搬
送装置200には、半導体装置51が載置され、かつ、
半導体装置51の搬送方向(矢印C)に沿って延在する
搬送用線材202…の組から成る搬送体212と、搬送
用線材202…の下側に位置して個別に温度制御が可能
な4つのヒータブロック203、203…とが備えられ
ている。
送装置200には、半導体装置51が載置され、かつ、
半導体装置51の搬送方向(矢印C)に沿って延在する
搬送用線材202…の組から成る搬送体212と、搬送
用線材202…の下側に位置して個別に温度制御が可能
な4つのヒータブロック203、203…とが備えられ
ている。
【0042】搬送体212は、2本の搬送用線材20
2、202が対となって成り、搬送体212の各搬送用
線材202、202の一端は、固定ねじ213、213
に固定されており、固定ねじ213、213は、固定ナ
ット(図示せず)と嵌合して固定部材214に取り付け
られ、更に固定部材214はシャフト107に摺動自在
に取り付けられている。また、各搬送用線材202、2
02の他端は、テンションスプリング108、108を
介して固定ねじ213、213に固定されており、固定
ねじ213、213は、上述と同様に固定ナット、固定
部材214を介してシャフト111に摺動自在に取り付
けられている。このようにして、搬送体212…は、シ
ャフト107、111の長さ方向に摺動自在に取り付け
られている。搬送用線材202…は、ワイヤ、金属の細
棒等であっても良い。
2、202が対となって成り、搬送体212の各搬送用
線材202、202の一端は、固定ねじ213、213
に固定されており、固定ねじ213、213は、固定ナ
ット(図示せず)と嵌合して固定部材214に取り付け
られ、更に固定部材214はシャフト107に摺動自在
に取り付けられている。また、各搬送用線材202、2
02の他端は、テンションスプリング108、108を
介して固定ねじ213、213に固定されており、固定
ねじ213、213は、上述と同様に固定ナット、固定
部材214を介してシャフト111に摺動自在に取り付
けられている。このようにして、搬送体212…は、シ
ャフト107、111の長さ方向に摺動自在に取り付け
られている。搬送用線材202…は、ワイヤ、金属の細
棒等であっても良い。
【0043】1つのヒータブロック203は、小ブロッ
ク204、204と、側ブロック205、206の4つ
のブロックとから構成されている。小ブロック204、
204には、凸部207と切り欠け部208とが形成さ
れ、側ブロック205、206には、凸部209と、切
り欠け部210と、搬送ずれ防止手段112たる搬送ず
れ防止面211とが形成されている。凸部207、20
9は、搬送用線材202…が下降したときに半導体装置
51を支持する役割を果たす。また、隣接する2つの小
ブロック204、204の各切りかけ部208、208
及び小ブロック204、側ブロック205、206の各
切り欠け部208、210から、収納溝213が形成さ
れている。収納溝213は、搬送用線材202…が下降
したときに搬送用線材202…が凸部207、209の
上面よりも下方に位置するために搬送用線材202…を
収納するように形成される。
ク204、204と、側ブロック205、206の4つ
のブロックとから構成されている。小ブロック204、
204には、凸部207と切り欠け部208とが形成さ
れ、側ブロック205、206には、凸部209と、切
り欠け部210と、搬送ずれ防止手段112たる搬送ず
れ防止面211とが形成されている。凸部207、20
9は、搬送用線材202…が下降したときに半導体装置
51を支持する役割を果たす。また、隣接する2つの小
ブロック204、204の各切りかけ部208、208
及び小ブロック204、側ブロック205、206の各
切り欠け部208、210から、収納溝213が形成さ
れている。収納溝213は、搬送用線材202…が下降
したときに搬送用線材202…が凸部207、209の
上面よりも下方に位置するために搬送用線材202…を
収納するように形成される。
【0044】また、搬送ずれ防止面211、211は、
側ブロック206、206に形成された搬送ずれ防止凸
部214の一面である。また、搬送ずれ防止凸部214
には、テーパ部123が形成されている。
側ブロック206、206に形成された搬送ずれ防止凸
部214の一面である。また、搬送ずれ防止凸部214
には、テーパ部123が形成されている。
【0045】また、図7に示すように、搬送ずれ防止手
段112として、互いに半導体装置51の長さに対応す
る寸法をあけて搬送用線材202…に複数の位置ずれ防
止突起119…が形成されている。位置ずれ防止突起1
19…は、それぞれの搬送用線材202…において互い
に等しい間隔をあけて形成されている。ここで、図7に
示すように、1組の搬送体212のそれぞれの搬送用線
材202、202の取付位置を、それぞれの位置ずれ防
止突起119…が搬送方向(矢印C)に対して互いにず
れるように、固定部材214、固定ねじ213により調
整する。具体的には、図7に示すように、基板52の幅
+クリアランス(例えば片側1mm、両側で2mm)の
間隔(F)だけ位置ずれ防止突起119…が搬送方向
(矢印C)に対して互いにずれるように調整する。ま
た、他品種の半導体装置を取り扱う場合には、1組の搬
送体212のそれぞれの搬送用線材202、202の取
付位置を、それぞれの位置ずれ防止突起119…が搬送
方向(矢印C)に対して当該半導体装置の幅の寸法に合
わせて調整する。
段112として、互いに半導体装置51の長さに対応す
る寸法をあけて搬送用線材202…に複数の位置ずれ防
止突起119…が形成されている。位置ずれ防止突起1
19…は、それぞれの搬送用線材202…において互い
に等しい間隔をあけて形成されている。ここで、図7に
示すように、1組の搬送体212のそれぞれの搬送用線
材202、202の取付位置を、それぞれの位置ずれ防
止突起119…が搬送方向(矢印C)に対して互いにず
れるように、固定部材214、固定ねじ213により調
整する。具体的には、図7に示すように、基板52の幅
+クリアランス(例えば片側1mm、両側で2mm)の
間隔(F)だけ位置ずれ防止突起119…が搬送方向
(矢印C)に対して互いにずれるように調整する。ま
た、他品種の半導体装置を取り扱う場合には、1組の搬
送体212のそれぞれの搬送用線材202、202の取
付位置を、それぞれの位置ずれ防止突起119…が搬送
方向(矢印C)に対して当該半導体装置の幅の寸法に合
わせて調整する。
【0046】上述の半導体装置の加熱装置200には、
1組の搬送体212のそれぞれの搬送用線材202、2
02の取付位置を、それぞれの位置ずれ防止突起119
…が搬送方向(矢印C)に対して互いにずれるように調
整できるので、半導体装置の大きさ毎に搬送用線材20
2…を用意する必要がなく、他品種の半導体装置に対応
することができる。また、ヒータブロック203は、小
ブロック204及び側ブロック205、206から構成
されているので、小ブロック204の数を変更すること
により、搬送ずれ防止面211、211の間間隔が容易
に変更されて他品種の半導体装置にも適用できる。ま
た、ヒータブロック203の交換が容易に行える。
1組の搬送体212のそれぞれの搬送用線材202、2
02の取付位置を、それぞれの位置ずれ防止突起119
…が搬送方向(矢印C)に対して互いにずれるように調
整できるので、半導体装置の大きさ毎に搬送用線材20
2…を用意する必要がなく、他品種の半導体装置に対応
することができる。また、ヒータブロック203は、小
ブロック204及び側ブロック205、206から構成
されているので、小ブロック204の数を変更すること
により、搬送ずれ防止面211、211の間間隔が容易
に変更されて他品種の半導体装置にも適用できる。ま
た、ヒータブロック203の交換が容易に行える。
【0047】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
半導体装置の加熱装置には、半導体装置が載置され、か
つ、前記半導体装置の搬送方向に沿って延在する搬送用
線材と、駆動手段と、前記搬送用線材の下側に位置して
凸部を有するヒータブロックとが備えられており、前記
半導体装置を前記ヒータブロックの前記凸部に直接接触
させて加熱しながら搬送することが可能となり、前記半
導体装置を均一に加熱できるので、前記半導体装置を構
成する基板とペレットとを強固に固定することができ
る。また、前記搬送用線材は、前記駆動手段により上
昇、搬送方向への移動、下降、搬送方向の逆方向への移
動、といった一連の動作を繰り返して前記半導体装置を
搬送しており、前記ヒータブロックによる熱によって前
記搬送用線材が熱膨張しても、前記半導体装置が搬送不
能になることはないので、前記半導体装置を安定して搬
送できる。
半導体装置の加熱装置には、半導体装置が載置され、か
つ、前記半導体装置の搬送方向に沿って延在する搬送用
線材と、駆動手段と、前記搬送用線材の下側に位置して
凸部を有するヒータブロックとが備えられており、前記
半導体装置を前記ヒータブロックの前記凸部に直接接触
させて加熱しながら搬送することが可能となり、前記半
導体装置を均一に加熱できるので、前記半導体装置を構
成する基板とペレットとを強固に固定することができ
る。また、前記搬送用線材は、前記駆動手段により上
昇、搬送方向への移動、下降、搬送方向の逆方向への移
動、といった一連の動作を繰り返して前記半導体装置を
搬送しており、前記ヒータブロックによる熱によって前
記搬送用線材が熱膨張しても、前記半導体装置が搬送不
能になることはないので、前記半導体装置を安定して搬
送できる。
【0048】また、本発明の半導体装置の加熱装置は、
搬送ずれ防止手段としての搬送ずれ防止面が設けられて
いるので、前記半導体装置を搬送する際に発生する前記
搬送用線材と前記半導体装置との相対位置のずれを防ぐ
ことができる。
搬送ずれ防止手段としての搬送ずれ防止面が設けられて
いるので、前記半導体装置を搬送する際に発生する前記
搬送用線材と前記半導体装置との相対位置のずれを防ぐ
ことができる。
【0049】更に、本発明の半導体装置の加熱装置にお
いては、前記搬送ずれ防止手段としての位置ずれ防止突
起が前記搬送用線材に形成されているので、前記半導体
装置を搬送する際に発生する前記搬送用線材と前記半導
体装置との相対位置のずれを防ぐことができる。また、
前記位置ずれ防止突起は前記搬送用線材に固定されてい
るので、前記搬送用線材が前記ヒータブロックの熱によ
り熱膨張して変形した場合でも、前記半導体装置と前記
位置ずれ防止突起とが係止して前記半導体装置を確実に
搬送することができる。
いては、前記搬送ずれ防止手段としての位置ずれ防止突
起が前記搬送用線材に形成されているので、前記半導体
装置を搬送する際に発生する前記搬送用線材と前記半導
体装置との相対位置のずれを防ぐことができる。また、
前記位置ずれ防止突起は前記搬送用線材に固定されてい
るので、前記搬送用線材が前記ヒータブロックの熱によ
り熱膨張して変形した場合でも、前記半導体装置と前記
位置ずれ防止突起とが係止して前記半導体装置を確実に
搬送することができる。
【0050】更に本発明の半導体装置の加熱装置は、前
記半導体装置の位置を検出するセンサが備えられてお
り、前記半導体装置が所定に位置にあることを確認して
から搬送するので、前記半導体装置を前記搬送ずれ防止
面のような他の部材に干渉させることがなく、前記半導
体装置の破損を防止できる。
記半導体装置の位置を検出するセンサが備えられてお
り、前記半導体装置が所定に位置にあることを確認して
から搬送するので、前記半導体装置を前記搬送ずれ防止
面のような他の部材に干渉させることがなく、前記半導
体装置の破損を防止できる。
【0051】本発明の半導体装置の搬送方法は、半導体
装置が所定の位置にあることをセンサにより検知した後
に、凸部が設けられたヒータブロックの上方に位置して
前記半導体装置の搬送方向に沿って延在する少なくとも
2以上の搬送用線材上に載置し、前記搬送用線材を前記
搬送方向に向けて所定の距離まで移動させて前記半導体
装置を前記ヒータブロックの両端に配置された搬送ずれ
防止面に案内させながら搬送し、前記搬送用線材を前記
凸部の上面よりも下方に下降させて前記半導体装置を前
記凸部に支持させて前記半導体装置を加熱し、前記搬送
用線材を前記凸部の上面よりも上方に上昇させて前記半
導体装置を前記搬送用線材上に載置する工程を繰り返し
て、前記半導体装置を加熱しつつ搬送するので、半導体
装置を安定して加熱しつつ搬送することが可能となり、
前記半導体装置を構成する基板とペレットとを強固に固
定することができる。
装置が所定の位置にあることをセンサにより検知した後
に、凸部が設けられたヒータブロックの上方に位置して
前記半導体装置の搬送方向に沿って延在する少なくとも
2以上の搬送用線材上に載置し、前記搬送用線材を前記
搬送方向に向けて所定の距離まで移動させて前記半導体
装置を前記ヒータブロックの両端に配置された搬送ずれ
防止面に案内させながら搬送し、前記搬送用線材を前記
凸部の上面よりも下方に下降させて前記半導体装置を前
記凸部に支持させて前記半導体装置を加熱し、前記搬送
用線材を前記凸部の上面よりも上方に上昇させて前記半
導体装置を前記搬送用線材上に載置する工程を繰り返し
て、前記半導体装置を加熱しつつ搬送するので、半導体
装置を安定して加熱しつつ搬送することが可能となり、
前記半導体装置を構成する基板とペレットとを強固に固
定することができる。
【0052】また、本発明の半導体装置の搬送方法は、
前記半導体装置を前記搬送用線材に載置する際に、前記
半導体装置を、互いに前記半導体装置の長さに対応する
寸法をあけて前記搬送用線材に形成された複数の位置ず
れ防止突起の間に載置するので、前記半導体装置を搬送
する際に発生する前記搬送用線材と前記半導体装置との
相対位置のずれを防ぐと共に、前記搬送用線材が前記ヒ
ータブロックの熱により熱膨張して延びても前記半導体
装置と前記位置ずれ防止突起とが係止して、前記半導体
装置を確実に搬送することができる。
前記半導体装置を前記搬送用線材に載置する際に、前記
半導体装置を、互いに前記半導体装置の長さに対応する
寸法をあけて前記搬送用線材に形成された複数の位置ず
れ防止突起の間に載置するので、前記半導体装置を搬送
する際に発生する前記搬送用線材と前記半導体装置との
相対位置のずれを防ぐと共に、前記搬送用線材が前記ヒ
ータブロックの熱により熱膨張して延びても前記半導体
装置と前記位置ずれ防止突起とが係止して、前記半導体
装置を確実に搬送することができる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態である半導体装置
の加熱装置を示す平面図である。
の加熱装置を示す平面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態である半導体装置
の加熱装置を示す側面図である。
の加熱装置を示す側面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態である半導体装置
の加熱装置の要部を示す拡大図である。
の加熱装置の要部を示す拡大図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態である半導体装置
の加熱装置の要部を示す拡大図である。
の加熱装置の要部を示す拡大図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態である半導体装置
の加熱装置の断面図である。
の加熱装置の断面図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態である半導体装置
の加熱装置の断面図である。
の加熱装置の断面図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態である半導体装置
の加熱装置の要部を示す拡大図である。
の加熱装置の要部を示す拡大図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態である半導体装置
の加熱装置の断面図である。
の加熱装置の断面図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態である半導体装置
の加熱装置の断面図である。
の加熱装置の断面図である。
【図10】 従来の半導体装置の加熱装置を示す斜視図
である。
である。
【図11】 従来の半導体装置の加熱装置を示す側面図
である。
である。
50 ペレット 51 半導体装置 52 基板 100 半導体装置の加熱装置 101 搬送用線材 102 駆動手段 103 ヒータブロック 109 凸部 110 収納溝 112 搬送ずれ防止手段 113 搬送ずれ防止面 119 位置ずれ防止突起 120 センサ 124 センサ 125 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/52 H01L 21/50
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体素子が形成されたペレットと基板
とが接着剤によりダイボンディングされてなる半導体装
置を加熱しつつ搬送して、前記接着剤を加熱硬化させる
半導体装置の加熱装置であって、 前記半導体装置が載置され、かつ、前記半導体装置の搬
送方向に沿って延在する少なくとも2以上の搬送用線材
と、 前記搬送用線材を上昇させ、次に前記搬送用線材を前記
半導体装置の搬送方向に向けて移動させ、更に前記搬送
用線材を下降させる駆動手段と、 前記搬送用線材の下側に位置し、かつ、前記搬送用線材
が下降したときに前記半導体装置を支持する少なくとも
2以上の凸部と前記搬送用線材が下降したときに前記搬
送用線材を収納するために前記凸部の間に位置して前記
凸部の上面よりも下方に形成された収納溝とが設けられ
たヒータブロックと、 前記半導体装置と前記搬送用線材との相対位置のずれを
防ぐための搬送ずれ防止手段とを具備することを特徴と
する半導体装置の加熱装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置の加熱装置
であって、 前記搬送ずれ防止手段は、互いに前記半導体装置の長さ
に対応する寸法をあけて前記搬送用線材に形成された複
数の位置ずれ防止突起であることを特徴とする半導体装
置の加熱装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の半導体
装置の加熱装置であって、 前記搬送ずれ防止手段は、前記半導体装置を案内するた
めに前記半導体装置の搬送方向に沿って前記ヒータブロ
ックの両端に配置された搬送ずれ防止面であることを特
徴とする半導体装置の加熱装置。 - 【請求項4】 前記半導体装置の加熱装置の入口に、前
記半導体装置の位置を検出するセンサが備えられたこと
を特徴とする請求項1〜3に記載の半導体装置の加熱装
置。 - 【請求項5】 半導体素子が形成されたペレットと基板
とが接着剤によりダイボンディングされてなる半導体装
置を加熱しつつ搬送して、前記接着剤を加熱硬化させる
半導体装置の搬送方法であって、 前記半導体装置を、凸部が設けられたヒータブロックの
上方に位置して前記半導体装置の搬送方向に沿って延在
する少なくとも2以上の搬送用線材に載置し、 前記搬送用線材を前記搬送方向に向けて所定の距離まで
移動させて前記半導体装置を搬送し、 前記搬送用線材を前記凸部の上面よりも下方に下降させ
て前記半導体装置を前記凸部に支持させて前記半導体装
置を加熱し、 前記搬送用線材を前記凸部の上面よりも上方に上昇させ
て前記半導体装置を前記搬送用線材上に載置することを
特徴とする半導体装置の搬送方法。 - 【請求項6】 前記半導体装置を前記搬送用線材に載置
する際に、前記半導体装置を、互いに前記半導体装置の
長さに対応する寸法をあけて前記搬送用線材に形成され
た複数の位置ずれ防止突起の間に載置することを特徴と
する請求項5に記載の半導体装置の搬送方法。 - 【請求項7】 前記半導体装置を搬送する際に、前記半
導体装置を、ヒータブロックの両端に配置された搬送ず
れ防止面に案内させながら搬送することを特徴とする請
求項5または請求項6に記載の半導体装置の搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9339132A JP3012582B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 半導体装置の加熱装置及び半導体装置の搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9339132A JP3012582B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 半導体装置の加熱装置及び半導体装置の搬送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11176850A JPH11176850A (ja) | 1999-07-02 |
JP3012582B2 true JP3012582B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=18324555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9339132A Expired - Fee Related JP3012582B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 半導体装置の加熱装置及び半導体装置の搬送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3012582B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP9339132A patent/JP3012582B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11176850A (ja) | 1999-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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