JP3012046U - 足温器 - Google Patents

足温器

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Publication number
JP3012046U
JP3012046U JP1994016151U JP1615194U JP3012046U JP 3012046 U JP3012046 U JP 3012046U JP 1994016151 U JP1994016151 U JP 1994016151U JP 1615194 U JP1615194 U JP 1615194U JP 3012046 U JP3012046 U JP 3012046U
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JP
Japan
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wall
side wall
foot warmer
front side
top plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994016151U
Other languages
English (en)
Inventor
勇 長井
Original Assignee
株式会社ロング
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Publication date
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工場等の広いスペースで空調の困難な場所に
於ける足温器であって、起立したままの作業者の足元を
効果的に保温する。 【構成】 出入口となる前面中央を開口部とした無底枠
体の後方部に天板を設け、後面壁に前方へ温熱を放出す
る熱源を設け、側面を形成する壁面を後方側壁と前方側
壁に分割し、かつ前方側壁を連設する前面壁と共に内方
へ回動可能に後方側壁と連結した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、足温器に関するものであり、特に空調の出来ない作業場等での従事 者に利用される足温器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の足温器は、一般家庭用に用いられるものを目的としたもので、スリッパ 状の形態に両足の足先から甲の部分まで挿入できるようにし、底面台部に発熱体 を配設した構成である。 そして、膝から下へ毛布や膝当て布を掛けて下肢全体を暖めようとするもので 、椅子に座った状態での保温を目的としたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、従来の足温器は一般家庭での使用が主目的であり、就労中の場 合は椅子に座って執務する事務職員のみ利用可能である。 したがって、工場等での主に起立して行う作業に従事する者に対する足温器は 存在しないのである。
【0004】 しかし、この様な作業場は広く、大型ストーブ等を数箇所に設置しても空調は 困難であり、しかも暖気は当然高所に移り熱効率が悪く、結局各自のそばに小型 ストーブを設置しているのが現状であるが、足元の保温は不充分であると共にス トーブが近くにあり、危険を伴う問題がある。
【0005】 そこで、本考案は斯かる点に鑑み、工場等の起立者でも保温可能な足温器を提 供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、出入口となる前面中央を開口部とした無底枠体の後方部に天板を設 け、後面壁に前方へ温熱を放出する熱源を設け、側面を形成する壁面を後方側壁 と前方側壁に分割し、かつ前方側壁を連設する前面壁と共に内方へ回動可能に後 方側壁と連結したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本考案は、上面の一部である後方部に天板を設け、後面壁に発熱源を前方に温 熱を放出すように設けてあるから、温熱は前方又は底面に沿って流れ、周囲の壁 面に達して当たり、今度は上方へ流れることになる。 したがって、本考案の前面中央開口部から入り無底枠体の前方部に足を置き、 天板下に爪先部を入れれば爪先から足裏部、更には下肢に沿って温熱が流れ、加 温並びに保温作用を奏するのであり、天板の下部は暖気が滞留し、温熱と共に爪 先部を強力に加温するように作用するのである。
【0008】 そして、前面中央部が開口しているため出入りが容易となり、無底であるから 設置面と段差が生ぜず安全であり、又前面の両側は壁面を有するから温熱の流れ を形成する作用を奏するものである。 更に、側面壁が分割され、前方側壁を連設する前面壁と共に内側へ回動し、折 曲すれば全体がコンパクトとなり、不使用時の収納、持ち運びに至便となり、無 底は軽量化に寄与する作用を奏する。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の足温器の一実施例を図面に基づいて説明する。 各図は一実施例を示すものであり、図1は平面図、図2は正面図、図3は側面 図である。 足温器は後面壁2、側面壁3、4、前面壁5、6で無底枠体1を構成し、天板 7を冠設した外観を有する。
【0010】 側面壁3、4は略中央部で後方側壁3A、4Aと前方側壁3B、4Bに分割し 、かつヒンジ8A、8Bによって前方側壁3B、4Bが内方へ回動可能となって いると共に、更に前方側壁3B、4B端から内方へ90度折曲して前面壁5、6 が一体に形成されている。
【0011】 前面壁5、6は前面巾の略4分の1程度の巾となっているため、前面中央は開 口部9となり、出入りが可能となっている。 又、前記のように前方側壁3B、4Bと一体形成となっているから、前方側壁 3B、4Bと共に回動し、内方へ回動した時には天板7下へ移動する。
【0012】 天板7は後方側壁3A、4A間に冠設固定してあり、前方部に凹欠部10、1 0を有し、爪先が後面壁2近くまで挿通し易くすると同時に、下肢が前端面に当 たるのを防止している。
【0013】 更に、後面壁2には温風ヒーターが熱源11として取り付けられ、前方へ向か って温風を吹き出すようにしてある。 したがって、温風は前方へ流れ、足温器内にある作業者の足(爪先は天板7下 、かかとは前方側壁3B、4B間内となる)、側面壁3、4及び前面壁5、6に 当たり、上昇流或いは無底枠体1内を対流することとなる。
【0014】 熱源11は温風ヒーターに限定されるものでなく、遠赤外線ヒーター等と反射 板を組み合わせたものであってもよく、電気、油又はガス等いずれを利用するも のであってもよい。
【0015】 図4は不使用収納時等にコンパクト化するため、前方側壁3B、4B及び前面 壁5、6をヒンジ8A、8Bを利用して回動した状態を示す平面図である。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案は周囲に壁面を立設したため、暖気が周囲から放出され ず上方へ流れるから、本足温器に起立して入っても下肢を暖め、足温器としての 効果を発揮するのである。 そして、発熱源を前向きに天板下に設置したため、暖気が底面に沿って流れ、 壁面で上昇させられ、最も冷える足裏部から加温及び保温する効果を発揮し、更 に天板のある部分は暖気が上方へ放出されないため対流し、挿入する爪先部は特 に加温及び保温効果を強く得られるのである。
【0017】 又、前面中央に開口部を設けたこと、及び無底としたことにより、足温器の作 業時の出入りが容易となり、収納時のコンパクト化も図れる構成となるものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図3】本考案の実施例を示す側面図である。
【図4】コンパクト化した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 足温器 2 後面壁 3 側面壁 4 側面壁 3A 後方側壁 4A 後方側壁 3B 前方側壁 4B 前方側壁 5 前面壁 6 前面壁 7 天板 8A ヒンジ 8B ヒンジ 9 開口部 10 凹欠部 11 熱源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入口となる前面中央を開口部とした無
    底枠体の後方部に天板を設け、後面壁に前方へ温熱を放
    出する熱源を設け、側面を形成する壁面を後方側壁と前
    方側壁に分割し、かつ前方側壁を連設する前面壁と共に
    内方へ回動可能に後方側壁と連結したことを特徴とする
    足温器。
JP1994016151U 1994-12-05 1994-12-05 足温器 Expired - Lifetime JP3012046U (ja)

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JP1994016151U JP3012046U (ja) 1994-12-05 1994-12-05 足温器

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JP1994016151U JP3012046U (ja) 1994-12-05 1994-12-05 足温器

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ID=43147759

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3208717U (ja) * 2016-11-10 2017-02-09 株式会社ドウシシャ 足元ヒーター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3208717U (ja) * 2016-11-10 2017-02-09 株式会社ドウシシャ 足元ヒーター

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