JPH0871097A - 足温器 - Google Patents
足温器Info
- Publication number
- JPH0871097A JPH0871097A JP23413094A JP23413094A JPH0871097A JP H0871097 A JPH0871097 A JP H0871097A JP 23413094 A JP23413094 A JP 23413094A JP 23413094 A JP23413094 A JP 23413094A JP H0871097 A JPH0871097 A JP H0871097A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- wall
- opening
- bottom plate
- shielding cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工場等の広いスペースで空調の困難な場所に
於ける足温器であって、起立したままの作業者の足元を
効果的に保温する。 【構成】 底面板1の後面、両側面に隔壁3、4、5を
立設し、上面の一部である後面壁側に遮蔽覆6を設けた
他は、上面を開放し、遮蔽覆6下に、前方へ照射する発
熱源7を設置し、前面は中央部が常時開口状態となる巾
を有する二枚の開閉扉2A、2Bを内外方向へ開閉可能
に隣接する側面壁へ支持した。
於ける足温器であって、起立したままの作業者の足元を
効果的に保温する。 【構成】 底面板1の後面、両側面に隔壁3、4、5を
立設し、上面の一部である後面壁側に遮蔽覆6を設けた
他は、上面を開放し、遮蔽覆6下に、前方へ照射する発
熱源7を設置し、前面は中央部が常時開口状態となる巾
を有する二枚の開閉扉2A、2Bを内外方向へ開閉可能
に隣接する側面壁へ支持した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、足温器に関するもので
あり、特に空調の出来ない作業場等での従事者に利用さ
れる足温器に関するものである。
あり、特に空調の出来ない作業場等での従事者に利用さ
れる足温器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の足温器は、一般家庭用に用いられ
るものを目的としたもので、スリッパ状の形態に両足の
足先から甲の部分まで挿入できるようにし、底面台部に
発熱体を配設した構成である。そして、膝から下へ毛布
や膝当て布を掛けて下肢全体を暖めようとするもので、
椅子に座った状態での保温を目的としたものである。
るものを目的としたもので、スリッパ状の形態に両足の
足先から甲の部分まで挿入できるようにし、底面台部に
発熱体を配設した構成である。そして、膝から下へ毛布
や膝当て布を掛けて下肢全体を暖めようとするもので、
椅子に座った状態での保温を目的としたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
足温器は一般家庭での使用が主目的であり、就労中の場
合は椅子に座って執務する事務職員のみ利用可能であ
る。したがって、工場等での主に起立して行う作業に従
事する者に対する足温器は存在しないのである。
足温器は一般家庭での使用が主目的であり、就労中の場
合は椅子に座って執務する事務職員のみ利用可能であ
る。したがって、工場等での主に起立して行う作業に従
事する者に対する足温器は存在しないのである。
【0004】しかし、この様な作業場は広く、大型スト
ーブ等を数箇所に設置しても空調は困難であり、しかも
暖気は当然高所に移り熱効率が悪く、結局各自のそばに
小型ストーブを設置しているのが現状であるが、足元の
保温は不充分であると共にストーブが近くにあり、危険
を伴う問題がある。
ーブ等を数箇所に設置しても空調は困難であり、しかも
暖気は当然高所に移り熱効率が悪く、結局各自のそばに
小型ストーブを設置しているのが現状であるが、足元の
保温は不充分であると共にストーブが近くにあり、危険
を伴う問題がある。
【0005】そこで、本発明は斯かる点に鑑み、工場等
の起立者でも保温可能な足温器を提供せんとするもので
ある。
の起立者でも保温可能な足温器を提供せんとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、底面板の後
面、両側面に隔壁を立設し、上面の一部である後面壁側
に遮蔽覆を設けた他は、上面を開放し、遮蔽覆下に、前
方へ照射する発熱源を設置し、前面は中央部が常時開口
状態となる巾を有する二枚の開閉扉を、内外方向へ開閉
可能に隣接する側面壁へ支持したことを特徴とするもの
である。
面、両側面に隔壁を立設し、上面の一部である後面壁側
に遮蔽覆を設けた他は、上面を開放し、遮蔽覆下に、前
方へ照射する発熱源を設置し、前面は中央部が常時開口
状態となる巾を有する二枚の開閉扉を、内外方向へ開閉
可能に隣接する側面壁へ支持したことを特徴とするもの
である。
【0007】そして、底面板、遮蔽覆及びその連続する
側面壁後部と一体の後面壁、両側面壁前部及び二枚の開
閉扉を各々独立部材で構成して組み立て係止すると共
に、底板が外方へ回動して後面壁に重合可能に後面壁と
連結し、各側面壁前部が内方へ回動して遮蔽覆内へ折り
畳み可能に側面壁後部と連結したものとしてもよい。
側面壁後部と一体の後面壁、両側面壁前部及び二枚の開
閉扉を各々独立部材で構成して組み立て係止すると共
に、底板が外方へ回動して後面壁に重合可能に後面壁と
連結し、各側面壁前部が内方へ回動して遮蔽覆内へ折り
畳み可能に側面壁後部と連結したものとしてもよい。
【0008】
【作用】本発明は、上面の一部である後面壁側に遮蔽覆
を設け、その下に発熱源を前方に照射すように設けてあ
るから、発熱した熱は遮蔽覆の前方及び底面板に当た
り、前方又は底面板に沿って流れ、周囲の隔壁に達し、
今度は上方へ流れることになる。したがって、本発明の
底面板上に足を置き、遮蔽覆下に爪先部を入れれば、爪
先から足裏部、更には下肢に沿って熱気が流れ、加温並
びに保温作用を奏するのであり、遮蔽覆の下部は熱が滞
留し、直射熱と共に爪先部を強力に加温するように作用
するのである。
を設け、その下に発熱源を前方に照射すように設けてあ
るから、発熱した熱は遮蔽覆の前方及び底面板に当た
り、前方又は底面板に沿って流れ、周囲の隔壁に達し、
今度は上方へ流れることになる。したがって、本発明の
底面板上に足を置き、遮蔽覆下に爪先部を入れれば、爪
先から足裏部、更には下肢に沿って熱気が流れ、加温並
びに保温作用を奏するのであり、遮蔽覆の下部は熱が滞
留し、直射熱と共に爪先部を強力に加温するように作用
するのである。
【0009】又、前面が内外へ開閉する開閉扉となり、
しかも中央部が開口しているため出入りが容易となり、
開閉扉の巾が短いため内側に開いても進入に支障となら
ず、かつ戻りも確実となる作用を奏する。そして、構成
する各部を独立部材として回動可能にし、重合して折り
畳むことで不使用期間の収納保存が至便となるものであ
る。
しかも中央部が開口しているため出入りが容易となり、
開閉扉の巾が短いため内側に開いても進入に支障となら
ず、かつ戻りも確実となる作用を奏する。そして、構成
する各部を独立部材として回動可能にし、重合して折り
畳むことで不使用期間の収納保存が至便となるものであ
る。
【0011】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は一実施例を示す平面図であり、矩形の底
面板1の周囲に開閉扉2A、2B、隔壁3、4、5が立
設し、略無蓋箱状体を形成している。そして、開閉扉2
A、2Bは前面中央部開口部9を形成する巾とし、基部
を内外方向へ回動可能に側面壁3、4へリターンスプリ
ングを付設した丁番10で支持されている。又、隔壁の
中の後面壁5から前面側へ側面壁3、4の巾に渡って前
後巾の略3分の1巾で遮蔽覆6が上面を覆っている。更
に、遮蔽覆6の下方に発熱源7である遠赤外線ヒーター
が前方へ熱が反射するように反射板8と共に設置してあ
る。
明する。図1は一実施例を示す平面図であり、矩形の底
面板1の周囲に開閉扉2A、2B、隔壁3、4、5が立
設し、略無蓋箱状体を形成している。そして、開閉扉2
A、2Bは前面中央部開口部9を形成する巾とし、基部
を内外方向へ回動可能に側面壁3、4へリターンスプリ
ングを付設した丁番10で支持されている。又、隔壁の
中の後面壁5から前面側へ側面壁3、4の巾に渡って前
後巾の略3分の1巾で遮蔽覆6が上面を覆っている。更
に、遮蔽覆6の下方に発熱源7である遠赤外線ヒーター
が前方へ熱が反射するように反射板8と共に設置してあ
る。
【0012】したがって、熱は遠赤外線ヒーターから前
方へ流れ、側面壁3、4及び前面の開閉扉2A、2Bに
到って上昇流となり、後面壁5に近い熱は遮蔽覆6の下
部空間を対流することとなるのである。遮蔽覆6の前方
端面には凹欠部10、10を設け、爪先が後面壁5まで
挿通し易くすると同時に、下肢が端面に当たるのを防止
している。
方へ流れ、側面壁3、4及び前面の開閉扉2A、2Bに
到って上昇流となり、後面壁5に近い熱は遮蔽覆6の下
部空間を対流することとなるのである。遮蔽覆6の前方
端面には凹欠部10、10を設け、爪先が後面壁5まで
挿通し易くすると同時に、下肢が端面に当たるのを防止
している。
【0013】図2乃至図5は他の実施例を示し、構成す
る底面板1、側面壁前部31、41、後面壁5及び開閉
扉2A、2Bが基本的には独立した部材となっている。
後面壁5には遮蔽覆6とその巾の側面後部32、42が
一体となり、一部材となっている。又、前面は中央部分
に空間9を形成して開閉可能な扉2A、2Bに分割さ
れ、隣接する側面壁前部31、41に丁番11、11で
内外方向へ開閉可能に連結されると共に、リターンスプ
リングを装着し、閉じるように付勢されている。
る底面板1、側面壁前部31、41、後面壁5及び開閉
扉2A、2Bが基本的には独立した部材となっている。
後面壁5には遮蔽覆6とその巾の側面後部32、42が
一体となり、一部材となっている。又、前面は中央部分
に空間9を形成して開閉可能な扉2A、2Bに分割さ
れ、隣接する側面壁前部31、41に丁番11、11で
内外方向へ開閉可能に連結されると共に、リターンスプ
リングを装着し、閉じるように付勢されている。
【0014】後面壁5と底面板1は丁番12により連結
し、固定用ネジ13で組み立て、固定用ネジ13を外せ
ば、底面板1は外側へ回動可能となり後面壁5と重合す
る。後面壁5と一体となった側面壁後部32、42と側
面壁前部31、41も丁番14、14により連結し、側
面壁前部31、41は固定用ネジ15、15で底面板1
と固定することで組み立て、固定用ネジ15、15を外
せば、内側へ回動し開閉扉2A、2Bと共に後面壁5と
平行に折ることができる。したがって、各部は固定用ネ
ジ13、15で形成できると共に、外すと図5の如く折
り畳むことができるのである。この時、開閉扉2A、2
Bのリターンスプリングは取り外し内方へ回動すもので
ある。
し、固定用ネジ13で組み立て、固定用ネジ13を外せ
ば、底面板1は外側へ回動可能となり後面壁5と重合す
る。後面壁5と一体となった側面壁後部32、42と側
面壁前部31、41も丁番14、14により連結し、側
面壁前部31、41は固定用ネジ15、15で底面板1
と固定することで組み立て、固定用ネジ15、15を外
せば、内側へ回動し開閉扉2A、2Bと共に後面壁5と
平行に折ることができる。したがって、各部は固定用ネ
ジ13、15で形成できると共に、外すと図5の如く折
り畳むことができるのである。この時、開閉扉2A、2
Bのリターンスプリングは取り外し内方へ回動すもので
ある。
【0015】図中16は遠赤外線ヒーターの操作摘まみ
であり、17は側面壁前部31、41に凹設した取手部
である。
であり、17は側面壁前部31、41に凹設した取手部
である。
【0016】
【考案の効果】以上のように、本発明は周囲に隔壁及び
開閉扉を立設したため、熱気が周囲から放出されず上方
へ流れるから、本足温器に起立して入っても下肢を暖
め、足温器としての効果を発揮するのである。そして、
発熱源を前向きに上面板となる遮蔽覆下に設置したた
め、熱気が底面板に沿って流れ、隔壁で上昇させられ、
最も冷える足裏部から加温及び保温する効果を発揮し、
更に遮蔽覆のある部分は熱が上方へ放出されないため対
流し、挿入する爪先部は特に加温及び保温効果を強く得
られるのである。
開閉扉を立設したため、熱気が周囲から放出されず上方
へ流れるから、本足温器に起立して入っても下肢を暖
め、足温器としての効果を発揮するのである。そして、
発熱源を前向きに上面板となる遮蔽覆下に設置したた
め、熱気が底面板に沿って流れ、隔壁で上昇させられ、
最も冷える足裏部から加温及び保温する効果を発揮し、
更に遮蔽覆のある部分は熱が上方へ放出されないため対
流し、挿入する爪先部は特に加温及び保温効果を強く得
られるのである。
【0017】又、前面を開閉扉とし、中央部に開口部を
設けたことにより、足温器の作業時の出入りが容易とな
り、開閉扉の戻りも支障なく行える効果がある。そし
て、足温器の構成部材を折り畳み自在に連結すれば、不
使用期間の収納保存をコンパクトに行える効果を有する
のである。
設けたことにより、足温器の作業時の出入りが容易とな
り、開閉扉の戻りも支障なく行える効果がある。そし
て、足温器の構成部材を折り畳み自在に連結すれば、不
使用期間の収納保存をコンパクトに行える効果を有する
のである。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図2の側面図である。
【図5】折り畳んだ状態を示す平面図である。
1 底面板 2A 開閉扉 2B 開閉扉 3 側面壁 4 側面壁 5 後面壁 6 遮蔽覆 7 発熱源 8 反射板 9 開口部 10 凹欠部 11 丁番 12 丁番 14 丁番 13 固定用ネジ 15 固定用ネジ 31 側面壁前部 41 側面壁前部 32 側面壁後部 42 側面壁後部
Claims (2)
- 【請求項1】 底面板の後面、両側面に隔壁を立設し、
上面の一部である後面壁側に遮蔽覆を設けた他は、上面
を開放し、遮蔽覆下に、前方へ照射する発熱源を設置
し、前面は中央部が常時開口状態となる巾を有する二枚
の開閉扉を、内外方向へ開閉可能に隣接する側面壁へ支
持したことを特徴とする足温器。 - 【請求項2】 底面板、遮蔽覆及びその連続する側面壁
後部と一体の後面壁、両側面壁前部及び二枚の開閉扉を
各々独立部材で構成して組み立て係止すると共に、底板
が外方へ回動して後面壁に重合可能に後面壁と連結し、
各側面壁前部が内方へ回動して遮蔽覆内へ折り畳み可能
に側面壁後部と連結していることを特徴とする請求項1
記載の足温器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23413094A JPH0871097A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 足温器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23413094A JPH0871097A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 足温器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0871097A true JPH0871097A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16966114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23413094A Pending JPH0871097A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 足温器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0871097A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7354472B1 (ja) * | 2023-05-15 | 2023-10-02 | 知枝子 中野 | 保温器 |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP23413094A patent/JPH0871097A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7354472B1 (ja) * | 2023-05-15 | 2023-10-02 | 知枝子 中野 | 保温器 |
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