JP3011717B1 - 幅木及びその施工方法 - Google Patents

幅木及びその施工方法

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    • E04F19/02Borders; Finishing strips, e.g. beadings; Light coves
    • E04F19/04Borders; Finishing strips, e.g. beadings; Light coves for use between floor or ceiling and wall, e.g. skirtings
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  • Structural Engineering (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】 隅部に異物が付着し難く、且つ清掃が容易
で、高い取り付け強度を確保する幅木及びその施工方法
を得る。 【解決手段】 壁面と床面との交わる隅部に長手方向を
沿わして取り付けられる長尺板材の幅木21において、
長尺板材の上端縁を等幅で壁面と平行に折曲した壁固定
部23と、壁固定部23の折曲部27に連続して等幅で
壁面に垂直に折曲した水平部29と、長尺板材の下端縁
を等幅で床面と平行に折曲した床固定部31と、床固定
部31の折曲部33に連続して等幅で床面に垂直に折曲
した垂直部35と、壁面、隅部、床面に間隙を隔てて沿
う凹状の湾曲板部39を有し上端が水平部29に連続す
るとともに下端が垂直部35に連続する幅木本体37と
を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面と床面との交
わる隅部に長手方向を沿わして取り付けられる幅木及び
その施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内壁の最下端には、床面に接する化粧板
である幅木が取り付けられる。一般に、飲食店の厨房や
食品加工場等の幅木は、防火性、防水性、耐腐食性が良
好であるとともに、衛生的な環境が保てるような清掃容
易な表面材、例えば、ステンレス鋼板が使用されて形成
される。
【0003】従来、このステンレス鋼板による幅木1
は、図3に示すように、長尺板材の上端縁を等幅で壁面
3と平行に折曲した壁固定部5と、この壁固定部5の折
曲部に連続して等幅で壁面3に垂直に折曲した水平部7
と、長尺板材の下端縁を等幅で床面9と平行に折曲した
床当接部11と、上端が水平部7に連続するとともに下
端が床当接部11に連続して壁面3に間隙を隔てて配置
される幅木本体13とからなる。
【0004】このように構成された幅木1は、壁面3の
最下端において、床当接部11を床面9に当接し、クギ
15等によって壁固定部5を壁面3に固定することで取
り付けられる。幅木1が、壁面3の最下端に取り付けら
れた後、床面3には、床材である例えばモルタル17が
打設される。幅木1の下部は、このモルタル17に埋設
される。従って、幅木1は、上部がクギ15より、下部
がこのモルタル17により壁面3へ固定された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の幅木は、壁面と平行な幅木本体を、壁面の最下
部に取り付け、その幅木本体の下部をモルタルに埋設し
ていたので、幅木本体の表面と、床面となるモルタル表
面とによって直角の隅部19(図3参照)を形成する。
このため、その隅部にはゴミ等の異物20が付着し易
く、且つ清掃がし難い問題があった。
【0006】また、幅木本体は、下部が、打設モルタル
等の床材によって壁面側へ押さえられて固定されるた
め、固定状態が床材に依存し、高い取り付け強度が確保
できず、幅木本体とモルタルとの間に間隙が生じれば、
幅木にガタツキの発生する虞れがあった。
【0007】更に、従来の幅木は、幅木本体の背面が下
地材等によって支持されず、幅木本体の裏側に空隙が形
成されるため、幅木本体の表面側から外力が加えられた
場合には、変形の生じる虞れがあった。
【0008】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、隅部に異物が付着し難く、且つ清掃が容易で、しか
も、高い取り付け強度が確保できるとともに、外力に対
する変形にも強い幅木及びその施工方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による請求項1に記載の幅木は、壁面と床面との
交わる隅部に長手方向を沿わして取り付けられる長尺板
材の幅木であって、前記長尺板材の上端縁を等幅で前記
壁面と平行に折曲した壁固定部と、該壁固定部の折曲部
に連続して等幅で前記壁面に垂直に折曲した水平部と、
前記長尺板材の下端縁を等幅で前記床面と平行に折曲し
た床固定部と、該床固定部の折曲部に連続して等幅で前
記床面に垂直に折曲した垂直部と、前記壁面、前記隅
部、前記床面に間隙を隔てて沿う凹状の湾曲板部を有し
上端が前記水平部に連続するとともに下端が前記垂直部
に連続する幅木本体とからなることを特徴とする。
【0010】この幅木では、幅木本体に湾曲板部が形成
され、この幅木本体が隅部に取り付けられることで、壁
面と床面とが交わって形成される通常直角の隅部が、湾
曲面で覆われる。これにより、直角の隅部に比べて、異
物が付着し難くなるとともに、清掃が容易になる。ま
た、幅木本体の上下端が、壁固定部及び床固定部によっ
て固定され、幅木の取り付け強度が高められる。
【0011】請求項2に記載の幅木は、請求項1に記載
の幅木において、前記隅部と前記湾曲板部との間隙に経
時硬化するバックアップ材を充填したことを特徴とす
る。
【0012】この幅木では、隅部と湾曲板部との間隙
に、バックアップ材が充填され、隅部と間隙を隔てて配
置された幅木本体の湾曲板部が、バックアップ材を介し
て隅部へ支持される。これにより、外力が加えられた際
の湾曲板部の強度が高められ、変形が生じ難くなる。
【0013】請求項3に記載の幅木は、請求項1に記載
の幅木において、前記水平部の折曲幅が、前記壁面に取
り付けられる壁仕上げ板材の厚みと同一寸法に形成され
るとともに、前記垂直部の折曲幅が、前記床面に敷設さ
れる床材の厚みと同一寸法に形成されることを特徴とす
る。
【0014】この幅木では、幅木が隅部に取り付けられ
た後、幅木の上端に壁仕上げ板材、幅木の下端に床材が
設けられると、幅木と、壁仕上げ板材及び床材とが、面
一となって連続され、見栄えの良い隅部処理が容易に可
能になる。
【0015】本発明による請求項4に記載の幅木の施工
方法は、壁面と床面との交わる隅部に長手方向を沿わし
て取り付けられる幅木の施工方法であって、前記幅木
が、前記壁面、前記隅部、前記床面に間隙を隔てて沿う
凹状の湾曲板部を有し、前記隅部に、経時硬化する軟化
状態のバックアップ材を堆積させた後、該バックアップ
材が硬化する前に、該バックアップ材に前記湾曲板部を
押圧して、該湾曲板部を有した幅木を前記壁面と前記床
面とに固定し、前記バックアップ材を前記隅部と前記湾
曲板部との間隙形状に馴らして硬化させることを特徴と
する。
【0016】この幅木の施工方法では、経時硬化する軟
化状態のバックアップ材を隅部に堆積させた後、このバ
ックアップ材に湾曲板部を押圧することで、バックアッ
プ材が隅部と湾曲板部との間隙形状に馴らされて成形さ
れる。これにより、幅木を取り付けた後には閉鎖されて
しまう間隙に、湾曲板部を確実に支持できる最適形状の
バックアップ材の充填が可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る幅木及びその
施工方法の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図1は本発明に係る幅木の斜視図、図2は本発
明に係る幅木を取り付けた隅部の断面図である。
【0018】幅木21は、例えばステンレス鋼材等の長
尺板材からなり、壁面と床面との交わる隅部に長手方向
を沿わして取り付けられる。長尺板材の上端縁には、等
幅で壁面と平行に折曲した壁固定部23が形成されてい
る。この壁固定部23には、壁固定用のビス穴25が長
尺板材の長手方向に複数個穿設されている。壁固定部2
3の折曲部27には、この折曲部27に連続して等幅で
壁面に垂直に折曲した水平部29が形成されている。
【0019】一方、長尺板材の下端縁には、等幅で床面
と平行に折曲した床固定部31が形成されている。この
床固定部31には、床固定用のビス穴25が長尺板材の
長手方向に複数個穿設されている。床固定部31の折曲
部33には、この折曲部33に連続して等幅で床面に垂
直に折曲した垂直部35が形成されている。
【0020】水平部29と垂直部35との間には、上端
を水平部29に連続させ、下端を垂直部35に連続させ
た幅木本体37が連設されている。つまり、幅木21
は、長尺材の幅(高さ)方向を複数回表裏方向に折り曲
げることで、階段状に形成されている。幅木本体37の
下部側には、湾曲板部39が形成されている。湾曲板部
39は、壁面、隅部、床面に間隙を隔てて沿う凹状の湾
曲形状で形成される。この湾曲板部39の湾曲面は、真
円又は楕円の円弧であってよい。要するに、直交する二
平面(水平部29と垂直部35)が直角に交わらないよ
うに曲面を介して連続されればよい。
【0021】水平部29の折曲幅Whは、壁面に取り付
けられる壁仕上げ板材の厚みと同一寸法に形成されてい
る。また、垂直部35の折曲幅Wvは、床面に敷設され
る床材の厚みと同一寸法に形成されている。つまり、壁
固定部23、床固定部31に、壁仕上げ板材、床材が取
り付けられた際、幅木本体37と、これら壁仕上げ板
材、床材とは、面一となって段差が生じないようになっ
ている。
【0022】図2に示すように、隅部41と湾曲板部3
9との間隙には、経時硬化するバックアップ材であるモ
ルタル、硬化性発泡樹脂等(この実施形態ではモルタル
43の場合を例に説明する。)が充填される。隅部41
に充填されたモルタル43は、表面が湾曲板部39の背
面に沿った形状で成形される。つまり、モルタル43
は、隅部41において、背面から湾曲板部39を支持す
るようになっている。
【0023】幅木21は、ステンレス鋼材であるが、そ
の表面の仕上げ状態は、鏡面仕上げや研磨目のあるヘア
ライン仕上げ、ダル仕上げよりやや艶のあるNo.2B
仕上げ、150〜180番の研磨目のあるNo.4仕上
げ、光輝のあるBA仕上げ等が選択可能となる。
【0024】次に、このように構成される幅木21を隅
部41へ取り付ける際の施工方法を説明する。先ず、幅
木21を取り付ける隅部41に、経時硬化するバックア
ップ材であるモルタル43を軟化状態で堆積させる。モ
ルタル43の量は、湾曲板部39と隅部41とで形成さ
れる間隙空間の体積より若干多めとする。
【0025】モルタル43を設けたなら、このモルタル
43が硬化する前に、モルタル43に湾曲板部39を押
圧しながら、壁固定部23と床固定部31とを、壁面5
1、床面53の所定位置に当接する。これにより、軟化
状態のモルタル43は、隅部41と湾曲板部39との間
隙形状に馴らされて成形される。この際、幅木21が所
定位置に取り付けられることで、間隙空間は、一定の体
積となる。従って、間隙空間より多めの体積で設けられ
たモルタル43は、余剰体積が壁面51と幅木本体37
との間に逃がされることになる。
【0026】この状態で、壁固定部23と床固定部31
とを、壁面51、床面53へクギ55等の固定手段によ
って固定する。これにより、幅木21を取り付けた後に
は閉鎖されてしまう間隙空間に、湾曲板部39を確実に
支持できる最適形状のモルタル43が充填されることに
なる。
【0027】幅木21が取り付けられた後、壁面51に
は、壁仕上げ板材57が取り付けられる。この際、壁仕
上げ板材57の下端面は、水平部29に当接して取り付
けられる。また、壁仕上げ板材57と水平部29との間
には、防水シール材59が充填される。水平部29の幅
は、壁仕上げ板材57の厚みと同一に設定されているこ
とから、壁仕上げ板材57と幅木21とは、面一となっ
て段差が生じない。
【0028】また、床面53には、床材である打設モル
タル61が打設される。打設モルタル61は、垂直部3
5に当接して打設施工される。垂直部35の高さは、打
設モルタル61の厚みと同一に設定されていることか
ら、打設モルタル61と幅木21とは、面一となって段
差が生じない。
【0029】このようにして、隅部41は、壁仕上げ板
材57と打設モルタル61とに面一で連続する幅木21
によって覆われ、内装施工が完了する。
【0030】上述の幅木21によれば、幅木本体37に
湾曲板部39を形成したので、壁面51と床面53とが
交わって形成される通常直角の隅部41が、湾曲面で覆
われる。これにより、直角の隅部41に比べて、異物が
付着し難くなるとともに、清掃が容易になる。また、幅
木本体37の上下端を、壁固定部23及び床固定部31
によって固定できるので、幅木21の取り付け強度を高
めることができる。
【0031】そして、この幅木21によれば、隅部41
と湾曲板部39との間隙に、モルタル43が充填され、
隅部41と間隙を隔てて配置された幅木本体37の湾曲
板部39が、モルタル43を介して隅部41へ支持され
るので、外力が加えられた際の湾曲板部39の強度を高
めることができる。
【0032】更に、この幅木21によれば、幅木21が
隅部41に取り付けられた後、幅木21の上端に壁仕上
げ板材57、幅木21の下端に打設モルタル61が設け
られると、幅木21と、壁仕上げ板材57及び打設モル
タル61とが、面一となって連続され、見栄えの良い隅
部処理が容易に可能になる。
【0033】また、この幅木21の施工方法によれば、
軟化状態のモルタル43を隅部41に堆積させた後、こ
のモルタル43に湾曲板部39を押圧することで、モル
タル43が隅部41と湾曲板部39との間隙形状に馴ら
されて成形されるので、幅木21を取り付けた後には閉
鎖されてしまう間隙に、湾曲板部39を確実に支持でき
る最適形状のモルタル43を充填することができる。
【0034】なお、上述した実施の形態では、幅木21
を形成する金属板として、ステンレス鋼板を用いる場合
を例に述べたが、幅木21に用いられる金属板は、これ
に限られるものではなく、耐火性、強度、加工性が良好
であれば、例えばアルミ鋼板やスチール鋼板としてもよ
く、また、着色された鋼板や、表面に合成樹脂がコーテ
ィングされた樹脂鋼板としてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る請求項1に記載の幅木は、幅木本体に湾曲板部を形成
し、この幅木本体の上端に形成した壁固定部を壁面に固
定するとともに、この幅木本体の下端に形成した床固定
部を床面に固定することで、壁面と床面とが交わって形
成される通常直角の隅部を、湾曲面で覆うことができ
る。この結果、隅部への異物の付着を防止できるととも
に、清掃の容易性を向上させることができる。また、幅
木本体の上下端を、壁固定部及び床固定部によって固定
できるので、幅木の取り付け強度を高めることができ
る。
【0036】請求項2に記載の幅木は、隅部と湾曲板部
との間隙に、経時硬化するバックアップ材を充填したの
で、隅部と間隙を隔てて配置された幅木本体の湾曲板部
を、バックアップ材を介して隅部へ支持することがで
き、外力が加えられた際の湾曲板部の変形を防止するこ
とができる。
【0037】請求項3に記載の幅木は、水平部の折曲幅
を壁仕上げ板材の厚みと同一寸法に形成し、垂直部の折
曲幅を床材の厚みと同一寸法に形成したので、幅木を隅
部に取り付けた後、幅木の上端に壁仕上げ板材、幅木の
下端に床材を設けることで、幅木と、壁仕上げ板材及び
床材とを、面一に連続させることができ、容易な施工で
見栄え良く隅部処理を行うことができる。
【0038】請求項4に記載の幅木の施工方法は、隅部
に、経時硬化する軟化状態のバックアップ材を堆積させ
た後、バックアップ材に湾曲板部を押圧して、バックア
ップ材を隅部と湾曲板部との間隙形状に馴らして硬化さ
せるので、幅木を取り付けた後には閉鎖されてしまう間
隙に、湾曲板部を確実に支持できる最適形状のバックア
ップ材を充填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る幅木の斜視図である。
【図2】本発明に係る幅木を取り付けた隅部の断面図で
ある。
【図3】従来の幅木を取り付けた隅部の断面図である。
【符号の説明】
21…幅木 23…壁固定部 29…水平部 31…床固定部 35…垂直部 37…幅木本体 39…湾曲板部 41…隅部 43…モルタル(バックアップ材) 51…壁面 53…床面 57…壁仕上げ板材 61…打設モルタル(床材)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面と床面との交わる隅部に長手方向を
    沿わして取り付けられる長尺板材の幅木であって、 前記長尺板材の上端縁を等幅で前記壁面と平行に折曲し
    た壁固定部と、 該壁固定部の折曲部に連続して等幅で前記壁面に垂直に
    折曲した水平部と、 前記長尺板材の下端縁を等幅で前記床面と平行に折曲し
    た床固定部と、 該床固定部の折曲部に連続して等幅で前記床面に垂直に
    折曲した垂直部と、 前記壁面、前記隅部、前記床面に間隙を隔てて沿う凹状
    の湾曲板部を有し上端が前記水平部に連続するとともに
    下端が前記垂直部に連続する幅木本体とからなることを
    特徴とする幅木。
  2. 【請求項2】 前記隅部と前記湾曲板部との間隙に経時
    硬化するバックアップ材を充填したことを特徴とする請
    求項1に記載の幅木。
  3. 【請求項3】 前記水平部の折曲幅が、前記壁面に取り
    付けられる仕上げ板材の厚みと同一寸法に形成されると
    ともに、前記垂直部の折曲幅が、前記床面に敷設される
    床材の厚みと同一寸法に形成されることを特徴とする請
    求項1に記載の幅木。
  4. 【請求項4】 壁面と床面との交わる隅部に長手方向を
    沿わして取り付けられる幅木の施工方法であって、 前記幅木が、前記壁面、前記隅部、前記床面に間隙を隔
    てて沿う凹状の湾曲板部を有し、 前記隅部に、経時硬化する軟化状態のバックアップ材を
    堆積させた後、 該バックアップ材が硬化する前に、該バックアップ材に
    前記湾曲板部を押圧して、該湾曲板部を有した幅木を前
    記壁面と前記床面とに固定し、 前記バックアップ材を前記隅部と前記湾曲板部との間隙
    形状に馴らして硬化させることを特徴とする幅木の施工
    方法。
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