JP3011505B2 - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JP3011505B2
JP3011505B2 JP29109091A JP29109091A JP3011505B2 JP 3011505 B2 JP3011505 B2 JP 3011505B2 JP 29109091 A JP29109091 A JP 29109091A JP 29109091 A JP29109091 A JP 29109091A JP 3011505 B2 JP3011505 B2 JP 3011505B2
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子メールシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子メールシステムの国際規格であるM
HS(MessageHandlig System)では、メールの送信者
や受信者を識別するためにO/R名と呼ぶアドレスで管
理している。ところで、メールの送受信者は人間とは限
らないので、O/R名は種々の形式のものが存在する
が、人間を対象としたものについては、国名・主官庁領
域(ADMD)名、私設領域(PRDM)名、組織名・
部門名・個人名の組合せを用いるのが普通である。
【0003】しかしながら、このO/R名を構成する要
素のうち組織名・部門名・個人名については、MHSの
国際規格では英数字を用いることになっていて、郵便の
宛先に漢字を使用する日本では、違和感がある。
【0004】そこで、OSI(Open Systems Interconne
ction)の日本における実装規約を開発しているINTA
Pでは、これらの要素に漢字も使用できるように拡張を
行ない、その結果、日本では、O/R名として英数字と
漢字を使用できる電子メールシステムと英数字しか使用
できないシステムとが混在することになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の電子メールシステムでは、O/R名として英数字
と漢字が使用できても、これらを受信者のO/R名の形
式に合わせて自動的に選択して使用できるようにしたも
のはなく、そのために特に国際間での電子メールのやり
とりに使用するシステムを用いて国内の受信者に送信を
行なうような場合に、受信者が同じ日本人であっても英
数字の形式で送信しなければならなくて、違和感を与え
てしまう問題点があった。
【0006】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みなされたもので、ユーザ各自が英数字の形式のO/R
名と漢字のO/R名の両方を登録し、送信者としてのユ
ーザがある受信者に送信しようとする場合には、相手方
の受信者のO/R名が英数字の形式のものか漢字形式の
ものかを自動的に識別し、識別した形式と同一の形式で
送信者のO/R名を送れるようにし、1つの電子メール
システムによって国内でも海外でも電子メールを自由に
送受信できるようにした電子メールシステムを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の電子メールシ
ステムは、各ユーザのO/R名を英数字と漢字との複数
の形式で登録するユーザ定義ファイルと、送信者である
ユーザが指定した受信者のO/R名の形式を識別し、送
信者のO/R名の形式として、識別された受信者のO/
R名の形式と同一の形式のものを前記ユーザ定義ファイ
ルから選択するO/R名形式自動選択手段と、受信者の
O/R名の形式ごとにメールの配信先の計算機を決定す
るネットワーク情報ファイルとを備えたものである。
【0008】この発明の電子メールシステムはまた、同
報送信の際に、前記O/R名形式自動選択手段が、複数
の受信者のO/R名の形式として優勢な形式を識別し、
前記ユーザ定義ファイルに登録されているO/R名の形
式からこの識別された形式と同一の形式のものを選択す
る機能を備えたものとすることができる。
【0009】
【作用】この発明の電子メールシステムでは、各ユーザ
のO/R名を英数字と漢字との複数の形式でユーザ定義
ファイルに登録しておき、ユーザである送信者が電子メ
ールを送信する際には、O/R名自動選択手段が受信者
のO/R名の形式を識別し、送信者のO/R名の形式と
して、この識別された受信者のO/R名の形式と同一の
形式のものをユーザ定義ファイルから選択し、ネットワ
ーク情報ファイルによって受信者のO/R名の形式ごと
にメールの配信先の計算機を決定するものである。
【0010】この発明の電子メールシステムではまた、
同報送信の際に、前記O/R名形式自動選択手段が、複
数の受信者のO/R名の形式として優勢な形式を識別
し、前記ユーザ定義ファイルに登録されているO/R名
の形式からこの識別された形式と同一の形式のものを選
択するようにできる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。
【0012】図1はこの発明の一実施例のシステム構成
を示しており、計算機1にユーザ定義ファイル2、各ユ
ーザごとのメールボックス3、ネットワーク情報ファイ
ル4が備えられており、計算機1内部のメモリにはメー
ルコマンド5およびメール転送プログラムが登録されて
いる。7はデータリンクである。
【0013】ユーザ定義ファイル2は、各ユーザごとに
メールボックスとなるディレクトリ名や各種のO/R名
などが定義され、登録されている。図2はこのユーザ定
義ファイル2のデータ構造を示しており、ユーザごとに
1レコード21が割り当てられている。このユーザレコ
ード21は、各ユーザに関する情報を記録していて、拡
大図に示すように「山田一郎」というユーザに関して、
メールボックスは「/usr/mail/yamada」であり、漢字形
式のO/R名として「/(ADMD名、PRMD名は省
略)/東西電気/東京工場/山田- 一郎」、英数字形式
のO/R名として「/ (ADMD名、PRMD名は省
略)/EWEC/tokyoworks/yamada-ichiro」、領域定義属性
リストのFAX形式として「DDA:FAX/8024567 」がそれ
ぞれ登録されている。
【0014】メールボックス3は、各ユーザごとに備え
られるものであり、現実には磁気記憶ディスク上の1つ
のディレクトリが対応し、その下に各受信メールがファ
イルとして格納されるようになっている。
【0015】ネットワーク情報ファイル4は、電子メー
ルのO/R名から宛先計算機を決定するための情報が格
納されている。
【0016】計算機1内に登録されているメールコマン
ド5は、ユーザがメールを作成して送信したり、メール
ボックス3内にある受信メールを読んだりするために用
いる。また、転送プログラム6は、メールコマンド5に
よりメールを作成して送信したり、あるいは相手計算機
からメールを受信したりするために用いる。
【0017】データリンク7は、相手計算機と情報をや
りとりするための通信路を仮想的に見たもので、実際に
は通信回線やパケット網、LANなど各種のネットワー
クから構成される。
【0018】次に、上記構成の電子メールシステムの動
作について説明する。
【0019】図3に示すように、あるユーザが特定のユ
ーザである受信者に電子メールを送信しようとする場
合、送信者としてのユーザが送信メール8を図1に示し
たメールコマンド5で作成し、これをメール転送プログ
ラム6に渡す。この送信メール8には送信先のO/R名
も入っている。
【0020】メール転送プログラム6は、送信メール8
の宛先とネットワーク情報ファイル4からメールを送る
べき相手計算機を決定し、メール転送を実行する。
【0021】このネットワーク情報ファイル4は拡大図
に示すように、O/R名の一部とそれに対応する送信相
手の計算機名の組を1レコードとしており、英数字形式
のO/R名「/ (ADMD名、PRMD名は省略)/EWE
C/HQ/sales=HostA」と漢字形式のO/R名「/(ADM
D名、PRMD名は省略)/東西電気/本社/営業部/
=HostA」を1レコードとし、また、「/ (ADMD名、
PRMD名は省略)/EWEC/HQ=HostB」と「/(ADMD
名、PRMD名は省略)/東西電気/本社/=HostB」を
別の1レコードとする。
【0022】そこで、宛先が漢字形式で「東西電気本社
・営業部の佐藤さん」、あるいは英数字形式で「EWEC H
Q sales のMr.Sato」であれば、ホストAの計算機に転
送され、宛先が漢字形式で「東西電気本社・技術部の田
中さん」、あるいは英数字形式で「EWEC HQ Engineerの
Mr.Tanaka 」であればホストBの計算機に転送される。
【0023】そして、この転送の際に、メール転送プロ
グラム6は図4に示すような処理を実行する。まず漢字
形式のO/R名を用いる場合には、送信メール8aのよ
うに宛先を「/.../東西電気/東京工場/山田- 一
郎」とすることにより、メール転送プログラム6はユー
ザ定義ファイル2から該当する漢字形式のO/R名を検
索し、登録されている山田さんのメールボックス3に送
信者の表示も漢字形式にして送信する。
【0024】同様に、英数字形式のO/R名を用いる場
合には、送信メール8bのように宛先を「/.../EWEC/to
kyoworks/yamada-ichiro」とすることにより、メール転
送プログラム6がユーザ定義ファイル2から該当する英
数字形式のO/R名を検索し、登録されている同じ山田
さんのメールボックス3に送信者の表示も英数字形式に
して送信する。
【0025】同じく、領域属性定義リスト形式のO/R
名を用いる場合には、送信メール8cのように宛先を
「DDA:FAX/8024567 」とすることにより、同じく山田さ
んのメールボックス3に送信する。
【0026】このように、この実施例の電子メールシス
テムでは、O/R名が英数字形式であっても漢字形式で
あっても、その形式によらず同じ送信先に対しては同じ
メールボックスに送信してそこに格納することができる
のである。このため、ユーザは、ユーザ定義ファイルに
各種のO/R名を登録しておけば、後は1つのメールボ
ックスを管理するだけで漢字形式のO/R名でも英数字
形式のO/R名でもその他の形式でも受信することがで
きることになる。
【0027】なお、この発明は上記の実施例に限定され
ることはない。例えば、同報送信の場合、すなわち、宛
先が複数あって、かつそれぞれのO/R名の形式が各種
ある場合にはいずれの形式で送信すればよいのか混乱が
生じる恐れがあるが、そのような場合には、優先度のい
ちばん高いO/R名を送信者のO/R名とする。例え
ば、MHSの英数字形式と漢字形式のO/R名が混在し
ているときには、英数字のO/R名は万国共通であるの
に対して、漢字は日本国内でしか通用しないので、英数
字形式のO/R名の優先度を高くしておけば、海外の送
信と国内の送信とを同報で行なってもいずれの受信者も
メールの意味を理解することができるようになる。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、O/R
名を複数種の形式で定義して登録し、電子メールの送信
時に宛先のO/R名と同じ形式のO/R名を送信者名と
して自動選択するようにしているため、ユーザが自分の
O/R名の形式を意識することなく、国内、国際のメー
ルを送信することができ、逆に1ユーザに対して複数種
の形式のO/R名で国内、海外から電子メールがきても
1つのメールボックスで受信することができ、ユーザの
操作性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図。
【図2】上記実施例におけるユーザ定義ファイルのレコ
ード内容を示す説明図。
【図3】上記実施例における電子メール送信動作を示す
説明図。
【図4】上記実施例における電子メールの受信動作を示
す説明図。
【符号の説明】
1 計算機 2 ユーザ定義ファイル 3 メールボックス 4 ネットワーク情報ファイル 5 メールコマンド 6 メール転送ファイル 7 データリンク

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ユーザのO/R名を英数字と漢字との
    複数の形式で登録するユーザ定義ファイルと、 送信者であるユーザが指定した受信者のO/R名の形式
    を識別し、送信者のO/R名の形式として、識別された
    受信者のO/R名の形式と同一の形式のものを前記ユー
    ザ定義ファイルから選択するO/R名形式自動選択手段
    と、 受信者のO/R名の形式ごとにメールの配信先の計算機
    を決定するネットワーク情報ファイルとを備えて成る電
    子メールシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子メールシステムに
    おいて、同報送信の際に、前記O/R名形式自動選択手
    段が、複数の受信者のO/R名の形式として優勢な形式
    を識別し、前記ユーザ定義ファイルに登録されているO
    /R名の形式からこの識別された形式と同一の形式のも
    のを選択することを特徴とする電子メールシステム。
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