JP3011241B2 - 複合糸布帛の製造方法 - Google Patents

複合糸布帛の製造方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステープル繊維とフィ
ラメント繊維の複合糸よりなる織物に関し、更に詳しく
は快適性とソフトな風合いを合わせ持つ複合糸布帛の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の織物布帛は、フィラメント織物と
短繊維織物に大別され、各々の特徴を生かした分野で利
用されている。即ち、フィラメント織物は均整で光沢に
富み、強度も高いが、触感が冷たく均一過ぎて自然感に
欠ける。他方、短繊維織物は毛羽の効果による温かみや
糸むらに起因する自然な外観が好まれるが、紡績糸が故
の強力不足や耐摩耗性に劣る等の問題もある。両者の欠
点を補う意味でフィラメント糸と短繊維の複合繊維織物
や交撚糸織物、交織織物などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フィラメン
ト織物の均一性と短繊維織物の毛羽の効果による温かみ
を合わせ持ち、かつ吸湿、吸水性に優れた複合糸織物の
製造方法である。従来のフィラメント織物は均整で光沢
に富み、強度も高いが、触感が冷たく均一過ぎて自然感
に欠ける。他方、短繊維織物は毛羽の効果による温かみ
や糸むらに起因する自然な外観が好まれるが、紡績糸が
故の強力不足や耐摩耗性に劣る等の問題もある。両者の
欠点を補う意味でフィラメント糸と短繊維の複合糸織物
が提案されているが強力の改善は見られるものの糸むら
の改善は不充分であるばかりか複合による新たな特性を
付与しえていない。例えば芯にフィラメント糸を用い、
鞘成分に短繊維を用いた、所謂ステープルコアーヤーン
は強度的にはかなりの改善は見られれるものの糸の斑は
従来の紡績糸のそれとなんだ変わらないばかりか、フィ
ラメントと短繊維の交絡が少ないため、耐久性に劣る欠
点がある。これを改善する方法としてフィラメントと短
繊維を混繊した後、実撚りを与えることにより複合糸を
得る手法があり高級紡績複合糸織物として、工業的に利
用されている。しかし本質的には紡績糸特有と斑を消去
するには至っていない。また両技術とも本質的には従来
の紡績工程が必須でありフィラメントの製糸工程と紡績
糸の製造工程の両製糸工程が必要であり製造価格が高く
なる欠点がある加えて、従来の紡績工程を利用した糸は
カード工程の通過性の問題より短繊維の繊度に下限があ
り0.5デニール以下の繊維を用いた紡績糸は非常に歩
留りが悪く、工業的生産は難しい。またいずれの場合も
用いる繊維素が吸湿、吸水性に富む繊維素を用いない限
り透湿性を付与しえない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の紡績工程
を使用することなく、フィラメント繊維とステープル繊
維の複合糸布帛の製造する方法である。すなわち本発明
は易溶出成分が難溶出成分を完全に取り囲む、所謂海島
型の複合繊維に於いて、最外周を構成する難溶出成分
(dF)と最外周以外の難溶出成分の最小難溶出成分(d
S)のデニール比(dF/dS)が5以上であり、最外周を構
成する難溶出成分のデニール(dF)が1〜5デニールで
あり、少なくとも最小難溶出成分内に最小難溶出成分繊
維の繊維径の0.8〜1.2倍の等価球径の微粒子を数
1を満足する量を含有する複合糸を布帛表面の少なくと
も40%以上露出するように配し、布帛にしたあと易溶
出成分の溶剤にて易溶出成分と難溶出成分の一部を除去
し、少なくとも最小難溶出成分の一部を切断することを
特徴とすることを特徴とする複合糸布帛の製造方法であ
る。
【0005】
【数1】 ここで X;微粒子の含有率(重量%) ρ1;微粒子の比重 d;微粒子の等価球径(cm) ρ2;難溶出成分の比重
【0006】複合糸を構成する最外周を構成する難溶出
成分の単繊維デニール(dF )と最小難溶出成分繊維デ
ニール(dS)の繊度比がdF/dS ≧5を満足し、最外周
を構成する難溶出成分の単繊維デニール(dF)が1〜3
デニールであることが重要な要件である。最外周を構成
する難溶出成分繊維の単繊維デニール(dF)が1〜3デ
ニールであることは、織物に適度の張り腰を付与する上
で重要となる。単繊維デニールが1デニール未満になる
と布帛に張り腰がなくなりたらついた風合いの布帛にな
ってしまう。逆に単繊維デニールが3デニールを超える
と風合いが粗硬になる。dF/dS ≧5は毛羽となる繊維
のデニールと複合糸の内部繊維のデニールを決定する上
で重要である。特に布帛表面の液状もしくは気層状の水
分を複合糸の内部に取り込む意味よりdF/dS ≧5は重
要な要素となる。複合糸表面に付いた水分は表面の繊維
間の隙間より複合糸内部に取り込まれ、複合糸内部の細
い繊維により形成される微細孔により急速に最内部に移
送され、蓄えられる。その結果、布帛表面は常に乾いた
状態に保たれ快適性を維持する。この時、複合糸の難溶
出成分の単繊維デニール(dF)と最小難溶出成分繊維デ
ニール(dS)の繊度比が重要である。dF/dS が5未満
の時は吸水速度が不充分であるばかりか複合糸内部に蓄
え得る水分量も少なくなる。このとき複合糸表面に存在
する極細繊維の毛羽は存在密度が複合糸本体の繊維密度
に比べ非常に粗であるためほとんど関与しない。また適
度に張り腰があり温かみのある風合いを表現するために
も重要どある。フィラメント繊維の単繊維デニールで張
り腰を表現し、毛羽を構成するステープル繊維の単繊維
デニールでソフト感を表現するためdF/dS が5未満に
なると本織物の特徴が消失する。添加する微粒子の等価
球径は、最小難溶出成分の単糸デニールの0.8〜1.
2倍出なければならない。粒子径が大きすぎると隣接す
る他の難溶出成分にまで粒子の影響がでてしまい短繊維
化する繊維の繊維長をコントロールする能力がなくなっ
てしまう。逆に粒子径が小さすぎると溶出時の短繊維化
が生じない。また粒子の添加量(X)は、数1を満足す
る必要がある。添加量が数1より少なくなると、最小難
溶出成分の切断個数が少なくなり、毛羽による触感効果
が薄れてしまう。同様の意味から最小難溶出成分の複合
糸中の割合は重量比で30%以上あることが好ましい。
逆に添加量が数1より多くなると、短繊維化した繊維に
20mm以下に繊維が多くなり、摩擦により脱落する繊
維が増え、好ましくない。粒子の添加量はあくまでも、
粒子の等価球径を満足する粒子に限った量であり、粒子
径の大きいものは問題外であるが、より細かな径の微粒
子はこれに上乗せして含まれても良い。また本発明の趣
旨からも明らかなように、添加する粒子の形状は極力球
に近い事が好ましい。更に、粒子の粒径分布は、シャー
プな分布を持つ物が好ましい。また最外周を構成する難
溶出成分は粒子を含む最小難溶出成分と同一ポリマーで
あっても、またく別のポリマーであっても良い。本発明
の方法は、粒子を含むポリマーを難溶出成分としてもち
い、溶出する前に布帛にし、布帛とした後で溶出、繊維
切断を行う点に特徴がある。そのため布帛中の太い繊維
と細い繊維の構成位置関係が乱れることなく複層構造を
保つことができ、吸水、吸湿等の機能特性を有利に発揮
することが出来る。また布帛としたあとで溶出、切断す
るためえられた短繊維の配列状態が極めて良好であり従
来の紡績工程を経て得られる短繊維束とは異なり、フッ
ク繊維が全く存在しない。また複合糸断面内の短繊維構
成本数の変動が極めて少なく均整な糸条となり得られた
編み織物は外観は、従来は短繊維複合布帛では表現出来
ない非常に均一な表面効果が得られる。本発明より得ら
れる布帛は太い繊維と細い繊維との複層構造に起因する
機能的効果と複合糸表面に飛び出た毛羽よる風合い効果
が特徴であり、布帛表面に複合糸が40%以上、露出し
ていることが肝要な要件となる。
【0007】
【実施例】〔実施例1〕 ポリマーAとして、固有粘度(30℃フェノール/テト
ラクロエタン=6/4の溶媒で測定)0.63のポリエ
ステルに平均粒子径が、4.2μmの硫酸バリュウム
(比重=4.3)を0.03wt%ブレンドしたポリマ
ーを作った。ポリマーBとして、5−ナトリウムスルホ
イソフタル酸を3.0モル%共重合したポリエステルに
分子量20000のポリエチレングリコールを13wt
%ブレンドしたポリマーを作った。両ポリマーを用いて
図1にモデル図を示した様な海島型複合糸を紡糸、延伸
して75デニール3フィラメントの延伸糸を得た。尚海
成分はBポリマー、島成分にはAポリマーを用い、海島
比は25/75とし、最細繊維を70本/フィラメン
ト、最太繊維は6本/フィラメントとした。また最細繊
維のデニールは0.17d,最太繊維のデニールは2.
0dである。該延伸糸を経緯糸に用いて、平織り組織に
製織後、30g/1のカセイソーダ溶液で90℃で海成
分を溶出した所、ソフトで温かみのある布帛が得られた
また外観はフェエリーであるが、非常に均一で高級感に
富む布帛であった。該布帛の経糸断面方向の写真を取
り、30本の経糸中の繊維本数を数えて変動率を算出し
た結果変動率は4%であった。また同布から原糸を引き
出し、フィラメントを除去した後、残留繊維の繊維長分
布を測定した結果、平均繊維長が36mmで正規分布す
るランダムな分布を示した。
【0008】〔実施例−2〕 ポリマーAとして硫酸バリュウムを添加しないこと以外
は実施例−1とまったく同じ組成のものをポリマーCと
して、固有粘度(30℃ フェノール/テトラクロエタ
ン=6/4の溶媒で測定)0.63のポリエステルに平
均粒子径が、2.5μmの水酸化アルミニュウム(比重
=2.42)を0.015wt%ブレンドしたポリマー
を作った。島成分をポリマーCとすること以外は実施例
−1と同法で延伸糸をえた。但し最細繊維を60本/フ
ィラメント最太繊維は12本/フィラメントとした。ま
た最細繊維のデニールは0.06d,最太繊維のデニー
ルは1.0dで、海島比は25/75で得られた延伸糸
は、104デニール、5フィラメントであった。該糸を
緯糸として経糸に75デニール72フィラメントの通常
のポリエステルフィラメントを用い平織りとした後、ア
ルカリ溶液にて28%溶出した。該布の緯糸断面の拡大
写真を撮り、構成繊維本数変動率を測定した結果、同変
動率は3.4%であった。同時に該糸より連続するフィ
ラメントを除去した後、残留する繊維の平均繊維長を測
定したところ、29mmであった。得られた布帛はソフ
トで温かみに富む、非常に均整度の高い布帛であった。
【0009】〔比較例−1〕 ポリマーAとして硫酸バリュウムを添加しないこと以外
は実施例−1と全く同じ方法で製糸、製織し溶解して布
帛を得た。同布帛はソフトで張り腰のある優れた風合い
の布帛であるが、ヌメリ感のつよい温かみに欠ける布帛
であった。
【0010】〔比較例−2〕 ポリマーAに添加する水酸化アルミニウムの添加量を
0.03%とする以外は実施例−2と全く同法にて製
糸、製織し溶解して布帛を得た。同布帛は非常にソフト
で温かみに富み、自然な外観とフェアリーな触感を合わ
せ持つ特有の風合いを呈する布帛が得られた。しかしな
がらこの布帛は耐摩耗性に劣り、摩擦による繊維の脱落
が多く実用に耐える物ではなかった。同布帛より抜き出
した糸のフィラメント部分を除去したあとの繊維長分布
を測定した結果、平均繊維長は14mmしかなかった。
【0011】
【発明の効果】本発明はフィラメントの製造工程だけで
フィラメントと短繊維との複合糸布帛が得られる技術で
あり、該複合糸布帛は非常に均整でありながら紡績糸特
有のフェアリーで温かみのある風合いを持ち従来糸では
出来なかった独特な風合い効果を表現しうる複合糸布帛
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における複合糸の断面図。
【符号の説明】
1:最太デニール成分 2:最小デニール成分 3:海
成分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 11/00 - 11/84 D01F 8/00 - 8/18 D02G 3/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 易溶出成分が難溶出成分を完全に取り囲
    む、所謂海島型の複合繊維に於いて、最外周を構成する
    難溶出成分(dF)と前記最外周以外の難溶出成分の最小
    難溶出成分(dS)のデニール比(dF/dS)が5以上であ
    り、最外周を構成する難溶出成分のデニール(dF)が1
    〜5デニールであり、少なくとも最小難溶出成分内に最
    小難溶出成分繊維の繊維径の0.8〜1.2倍の等価球
    径の微粒子を数1を満足する量を含有する複合糸を布帛
    表面に少なくとも40%以上露出するように配し、布帛
    にしたあと易溶出成分の溶剤にて易溶出成分と難溶出成
    分の一部を除去し、少なくとも最小難溶出成分の一部を
    切断することを特徴とする複合糸布帛の製造方法。 【数1】 ここで X;微粒子の含有率(重量%) ρ1;微粒子の
    比重 d;微粒子の等価球径(cm) ρ2;難溶出成
    分の比重
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