JP3011035U - 表示機能付き電子回路ユニット - Google Patents

表示機能付き電子回路ユニット

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JP3011035U
JP3011035U JP1994013881U JP1388194U JP3011035U JP 3011035 U JP3011035 U JP 3011035U JP 1994013881 U JP1994013881 U JP 1994013881U JP 1388194 U JP1388194 U JP 1388194U JP 3011035 U JP3011035 U JP 3011035U
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JP
Japan
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electronic circuit
case
display element
protective cover
circuit unit
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Application number
JP1994013881U
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English (en)
Inventor
孝二 佐々木
博康 仁藤
Original Assignee
国産電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示素子を保護できる構造の表示機能付き電
子回路ユニットを提供する。 【構成】 電子部品を搭載した電子回路基板をケース1
に内蔵させる。電子回路基板の表示素子2をその表示部
を外部に露出させてケース1に取付ける。ケース1には
表示素子2の露出部分を保護する保護カバー10を設
け、保護カバー10には表示素子2が見えるように窓1
1を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばエンジンシステムの状態や回路の状態等を外部に表示させる 表示素子を備えたエンジンの点火装置の電子回路又は燃料噴射装置の電子回路等 からなる表示機能付き電子回路ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4(A)(B)は、従来のこの種の表示機能付き電子回路ユニットを示した ものである。該表示機能付き電子回路ユニットは、背部が開口されたケース1を 有し、該ケース1内にはエンジンシステムの状態や回路の状態等を外部に表示さ せる発光ダイオード等からなる表示素子2を備えたエンジンの点火装置の電子回 路又は燃料噴射装置の電子回路等を搭載した電子回路基板3が設置されている。 該電子回路基板3には、図示しないがエンジンの点火装置の電子回路用又は燃料 噴射装置の電子回路用のリードオンリーメモリ(ROM)やその他の電子部品が 搭載されている。エンジンシステムの状態や回路の状態等を外部に表示させる表 示素子2は、リード線4で電子回路基板3に接続されている。ケース1の一部に は凹部5が設けられ、該凹部5の底部5aを貫通して表示素子2が凹部5内に突 出されている。底部5aの背面で表示素子2の周囲は、接着剤6で固定され且つ シールされている。また、ケース1には、外部の機器(例えば、フライホイール 磁石発電機,センサ,燃料噴射装置等)と接続する各コード7がグロメット8を 介して導出されている。ケース1内の電子回路基板3は、該ケース1内に充填さ れた樹脂9でモールドされ、防水構造になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の表示機能付き電子回路ユニットでは、表示素 子2がケース1の外部に露出されているので、何らかの物体が当たると破損され ていまう問題点があった。
【0004】 本考案の目的は、表示素子を保護できる構造の表示機能付き電子回路ユニット を提供することにある。
【0005】 本考案の他の目的は、保護手段で保護された表示素子の取付けを容易に行うこ とができる構造の表示機能付き電子回路ユニットを提供することにある。
【0006】 本考案の他の目的は、保護手段付のケースを容易に形成できる表示機能付き電 子回路ユニットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電子部品を搭載した電子回路基板がケースに内蔵され、前記電子回 路基板の表示素子がその表示部を外部に露出させて前記ケースに取付けられてい る表示機能付き電子回路ユニットを改良の対象としている。
【0008】 本考案に係る表示機能付き電子回路ユニットにおいては、前記ケースに前記表 示素子を保護する保護カバーが設けられ、前記保護カバーには前記表示素子が見 えるように窓が設けられていることを特徴とする。
【0009】 この場合、前記ケースには該ケースの端部から前記保護カバーの前記窓を横切 って前記表示素子の貫通部に達するスリットを設け、前記スリットはその長手方 向に沿って嵌め込まれたグロメットでシールし、前記グロメットに前記表示素子 を水密に貫通支持させることができる。
【0010】 また、前記保護カバーは、その窓が前記スリットの箇所に存在する向きのブリ ッジ形として前記ケースに一体成形で設けることができる。
【0011】
【作用】
このようにケースに表示素子を保護する保護カバーを設け、該保護カバーには 該表示素子が見えるように窓を設けると、該表示素子による表示機能を阻害しな いで該表示素子を保護することができる。従って、表示素子に物体が当たって破 損されるのを防止することができる。
【0012】 また、保護カバーを、その窓がスリットの箇所に存在する向きのブリッジ形と して、ケースに一体成形で設けると、ケースの製造時に一緒に該保護カバーを形 成することができる。
【0013】
【実施例】
図1(A)(B)〜図3は、本考案に係る表示機能付き電子回路ユニットの一 実施例を示したものである。なお、前述した図4(A)(B)と対応する部分に は、同一符号を付けて示している。
【0014】 本実施例の表示機能付き電子回路ユニットにおいては、ケース1の側面に表示 素子2を保護する保護カバー10が一体成形で設けられ、該保護カバー10は表 示素子2が見えるように上下に窓11が設けられてブリッジ形をなしている。
【0015】 この場合、ケース1には、該ケース1の下端部から保護カバー10の窓11を 横切って表示素子2の貫通部に達するスリット12が設けられている。該スリッ ト12は、その長手方向に沿って嵌め込まれたグロメット13でシールされてい る。グロメット12には、表示素子2が水密に貫通支持されている。
【0016】 また、ケース1内の電子回路基板3は、該ケース1内に充填された樹脂9でモ ールドされている。
【0017】 このようにケース1に表示素子2を保護する保護カバー10を設け、該保護カ バー10には該表示素子2が見えるように窓11を設けると、該表示素子2によ る表示機能を阻害しないで該表示素子2を保護することができる。従って、表示 素子2に物体が当たって破損されるのを防止することができる。
【0018】 また、ケース1に、該ケース1の端部から保護カバー10の窓11を横切って 表示素子2の貫通部に達するスリット12を設け、該スリット12をその長手方 向に沿って嵌め込んだグロメット13でシールし、該グロメット13に表示素子 2を水密に貫通支持させると、ケース1の外部に一部が露出する表示素子2の水 密取付けを容易に行うことができる。
【0019】 また、ケース1内の電子回路基板3を、該ケース1内に充填した樹脂9でモー ルドすると、該表示機能付き電子回路ユニットの防水機能を向上させることがで きる。
【0020】
【考案の効果】
本考案に係る表示機能付き電子回路ユニットでは、ケースに表示素子を保護す る保護カバーを設け、該保護カバーには該表示素子が見えるように窓を設けたの で、該表示素子による表示機能を阻害しないで該表示素子を保護することができ る。従って、本考案の表示機能付き電子回路ユニットによれば、表示素子に物体 が当たって破損されるのを防止することができる。
【0021】 また、ケースに、該ケースの端部から保護カバーの窓を横切って表示素子の貫 通部に達するスリットを設け、該スリットをその長手方向に沿って嵌め込んだグ ロメットでシールし、該グロメットに表示素子を水密に貫通支持させることによ り、ケースの外部に一部が露出する表示素子の水密取付けを容易に行うことがで きる。
【0022】 また、保護カバーを、その窓がスリットの箇所に存在する向きでブリッジ形と して、ケースに一体成形で設けることにより、ケースの製造時に一緒に該保護カ バーを成形でき、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案に係る表示機能付き電子回路ユ
ニットの正面図、(B)は(A)の左側面図である。
【図2】図1(A)のX−X線断面図である。
【図3】図1(B)のY−Y線断面図である。
【図4】(A)は従来の表示機能付き電子回路ユニット
の正面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 表示素子 3 電子回路基板 4 リード線 5 凹部 5a 底部 6 接着剤 7 コード 8 グロメット 9 樹脂 10 保護カバー 11 窓 12 スリット 13 グロメット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を搭載した電子回路基板がケー
    スに内蔵され、前記電子回路基板の表示素子がその表示
    部を外部に露出させて前記ケースに取付けられている表
    示機能付き電子回路ユニットにおいて、 前記ケースには前記表示素子を保護する保護カバーが設
    けられ、前記保護カバーには前記表示素子が見えるよう
    に窓が設けられていることを特徴とする表示機能付き電
    子回路ユニット。
  2. 【請求項2】 前記ケースには該ケースの端部から前記
    保護カバーの前記窓を横切って前記表示素子の貫通部に
    達するスリットが設けられ、前記スリットはその長手方
    向に沿って嵌め込まれたグロメットでシールされ、前記
    グロメットに前記表示素子が水密に貫通支持されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示機能付き電子回
    路ユニット。
  3. 【請求項3】 前記保護カバーはその窓が前記スリット
    の箇所に存在する向きのブリッジ形をしていて前記ケー
    スに一体成形で設けられていることを特徴とする請求項
    2に記載の表示機能付き電子回路ユニット。
JP1994013881U 1994-11-10 1994-11-10 表示機能付き電子回路ユニット Expired - Lifetime JP3011035U (ja)

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JP1994013881U JP3011035U (ja) 1994-11-10 1994-11-10 表示機能付き電子回路ユニット

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JP1994013881U JP3011035U (ja) 1994-11-10 1994-11-10 表示機能付き電子回路ユニット

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JP3011035U true JP3011035U (ja) 1995-05-16

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