JPH0441301Y2 - - Google Patents

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JPH0441301Y2
JPH0441301Y2 JP1983135812U JP13581283U JPH0441301Y2 JP H0441301 Y2 JPH0441301 Y2 JP H0441301Y2 JP 1983135812 U JP1983135812 U JP 1983135812U JP 13581283 U JP13581283 U JP 13581283U JP H0441301 Y2 JPH0441301 Y2 JP H0441301Y2
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JP
Japan
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cord
bar
thermistor
stake
oil level
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Application number
JP1983135812U
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JPS6042925U (ja
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンのオイルパン内のオイルが
安全最低位置に減量したとき電気的に検知して警
告するオイルレベルゲージに関する。
(従来の技術) 従来オイルパン内のオイルレベルは、エンジン
に設けた挿入管に、先端部にオイルレベル検知手
段を取付けたオイルレベルゲージを挿入し、その
検知信号をエンジン外へ取出している。
たとえば実開昭52−110462号公報に開示されて
いるような、棒状のゲージの先端部にフロー付き
揺動板を取付け、フロートの上下動で揺動板を回
動させ、その回動により電気回路の接点を離合さ
せて回路を開閉するオイルレベルゲージがある。
この揺動板はピンで軸支して回動させ、接点を離
合させるので、これらの機械的可動部分はオイル
スラツジの付着などにより作動不良になるおそれ
がある。そのために機械的可動部分のないものが
考案されている。たとえば実開昭56−151928号公
報に開示されオイルレベル検出器は、金属パイプ
の先端にサーミスタを取付けてそのリード線を金
属パイプ内に挿通するとともに、サーミスタを、
細長い円筒体をなしオイル通過用の穴を設けた保
護ケース内に収容している。
(考案が解決しようとする課題) 上記のサーミスタを用いたオイルレベル検出器
では、サーミスタを細長い円筒体に収容し、円筒
体に複数のオイル流通用の穴を設けている。サー
ミスタはその周囲のオイルまたは空気の温度に影
響を受けて放熱することにより自己の抵抗値を変
えて信号を発するものであるからサーミスタの周
囲は常にオイルまたは空気が流通し放熱を妨げな
い開放状態でないとサーミスタは正確な検知をし
ない。従つて従来の円筒状の保護ケースではオイ
ル流通の穴を設けてあつても円筒内に温度がこも
り、オイルパン全般の温度が正しく伝えられず、
またサーミスタの放熱が正常でなく誤警告するこ
とがある。
また、特に自動車用のエンジンなどでは、オイ
ルレベルゲージを挿入する前記挿入管が曲線状に
設けられかつ十分な引き抜きスペースをとること
が困難であるから、前記実開昭和52−110462号あ
るいは実開昭56−151928号に開示されたような可
撓性のない棒状またはパイプ状のものでは着脱が
困難である。さらにこれらのように棒にリード線
を沿わせたのみのものは着脱の際リード線を損傷
しやすい、あるいはパイプ内にリード線を挿通す
ることは製作が面倒であるという問題もある。
(課題を解決するための手段) この考案のオイルレベルゲージは可撓性を有す
る薄手鋼板でなるバーの一端部に間隔を設けて向
い合わせた補助バーを設けて保護部とし、保護部
の前記間隔の中にサーミスタを配設し、サーミス
タのコードをバーおよびバーに固着したステイツ
クに沿わせて配設し、ステイツクおよびコードを
貫通させる栓状のシールド部と、コードをバーお
よびステイツクに密着させる被覆とを、弾性材料
を用いて一体モールドにより成形してオイルレベ
ルゲージ本体を形成したものである。サーミスタ
と接続されるコードの一部は、バーおよびステイ
ツクで代用される。
(作用) この考案の警告装置付きオイルレベルゲージは
サーミスタが保護部により保護されるが、バーと
補助バーの向い合つた両側面はオイルや空気の流
通を妨げるものがないのでオイルパン内全般の正
しい温度がサーミスタに伝えられ、保護部内に熱
がこもることがない。
またバーは薄手鋼板であつて自己保持できる程
度の剛性と、弾力的に復元する可撓性を有してい
る。そしてコードはバーおよびステイツクに密着
し、弾性材料で被覆されてバーとともに無理なく
撓むとともに、被覆がコードを保護し、特に挿入
管の曲り部分を通過するときの損傷を防ぐ。
(実施例) 第1図にこの考案の実施例を示す。オイルレベ
ルの安全最低位置になるように、サーミスタ15
(検知素子)が固着されたオイルレベルゲージ本
体10を、エンジンEのオイルレパンBに設けた
挿入管Cに挿嵌したままで、運転室内に設けた検
知部Aにより、オイルレベルが安全最低位置にな
つたとき警告するようにしたものである。検知部
Aは検知回路や警告装置等を備えており、サーミ
スタ15(検知素子)から配線された一方のコー
ドは検知部に、他方のコードは(−)側に接続さ
れている。
第2図に示すオイルレベルゲージ本体10は厚
手鋼板からなり一方端側に平坦部3、他方端側に
湾曲した取手部2を有するステイツク1とバー5
とが加締部材8(リベツト)で固着されてなる。
バー5の一端部は補助バー6が一定間隔をおいて
向い合わせに取付けられて保護部4をなし、他端
部側は平坦部7をなしてステイツク1の平坦部3
に固着される。保護部4の前記間隔内にサーミス
タ15が取付けられる。バー5と補助バー6は薄
手鋼板製である。サーミスタ15からの配線は一
方がサーミスタ側(−)コード18′として保護
部4の溶着部9に固着し、他方(+)側コード1
7を前記ステイツク1の取手部2の反対側片面に
沿つてステイツク1の外方へ敷設し、さらに図示
のように取出し側(−)コード18が、前記加締
部材8近傍の溶着部11に固着され、前記の
(+)側コード17と並列に敷設してソケツト等
に接続される。シールド部12は栓状をなし挿入
管Cへオイルレベルゲージ本体10を挿嵌すると
きのストツパー体13と挿入管Cからの洩れ防止
用のシール体14で形成され、被覆16はシール
ド部12から保護部4間のコードを覆つてコード
をステイツクおよびバーに密着させ固定したもの
である。そして前記シールド部12と被覆16は
ゴム等の弾性材料で一体にモールド成形されてい
る。第3図に示したように第2図の−断面に
おいてはシール体14によりステイツク1の平坦
部3と(+)コード17および取出し側(−)コ
ード18……が被覆保持され、第2図の−断
面第4図においてはバー5の片面に(+)コード
17が被覆16で保持され、(−)コードはバー
が代用している。
上記構成のオイルレベルゲージ本体10は、厚
手鋼板からなるステイツク1の取手部2が湾曲し
ており挿入管Cへの装設に便ならしめ、平坦部3
がシールド部12の挿嵌時の強度を保つ。そし
て、薄手鋼板からなるバー5の平坦部7は挿入部
Cの形状が或る程度屈曲していても容易にその屈
曲に追随して挿入できるようになつている。そし
て保護部4内のサーミスタ15からステイツク1
外方へ敷設される(+)コード17はバー5の沿
つて弾性材料からなる被覆16で保護されている
のでバー5の平坦部7の屈曲性を妨げることもな
く且つコードの切損による絶縁不良を起こすこと
もない。
また、電源コードの(−)側は保護部4内と、
ステイツク1とバー5の加締部材8近傍で溶着さ
れ一部分をバー5で代用しているので(−)側コ
ード18も短くて済む。
(考案の効果) この考案の警告装置付きのオイルレベルゲージ
は検知素子をなすサーミスタがバーと補助バーの
間隔の中でオイルパン内に開放して配設され、保
護部がオイルや空気の流通を妨げないので、サー
ミスタはオイルパン内全体の温度が正しく伝えら
れ、かつ放熱が妨げられることがないから、正確
に検知する。またオイルレベルゲージは可撓部分
があり、サーミスタのコードは密着させて弾性材
料で被覆してあるので、挿入管が曲がつていても
オイルレベルゲージの着脱が自在であり、撓んで
上記挿入管の曲り部分を通過するときにコードが
損傷することがない。この場合バーが(−)コー
ドを代用していてバーに沿わせたコードは(+)
側のみであるから、可撓部分の被覆を含めた断面
積の増加量が少なく、可撓性への影響はほとんど
ない。またコード断線のおそれも少い。コードの
被覆とシールド部が一体成形されているのでシー
ルド部に孔を穿設してコードを挿通する手間を要
せず、挿通孔からのオイル洩れが生じない。ま
た、従来の濡れ位置で検知する目視式のものは、
本考案のバーとステイツクとでなり、あるいはこ
れにシールド部を取付けただけのものであつたか
ら、本考案の警告装置付きのオイルレベルゲージ
は従来の目視式のものを加工することによつて製
作することもでき、製作容易である。従つて本考
案の警告装置付きのオイルレベルゲージは、検知
作動が正確で故障が少なく、製作も容易であると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す図、第2図はオ
イルレベルゲージ本体を示す図、第3図は第2図
の−断面図、第4図は第2図の−断面図
である。 1……ステイツク、4……保護部、5……バ
ー、6……補助バー、10……オイルレベルゲー
ジ本体、12……シールド部、15……サーミス
タ、16……被覆、A……検知部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性を有する薄手鋼板でなるバーの一端部
    に、バーと間隙をあけて薄手鋼板でなる補助バー
    を取付けて保護部とし、バーの他端を厚手鋼板で
    なるステイツクの一端に固着し、保護部内にサー
    ミスタを配設して、サーミスタと接続した(+)
    側コードをバーおよびステイツクに沿わせて配設
    し、サーミスタ側(−)コードを保護部に固着
    し、取り出し側(−)コードの一端をステイツク
    に固着させて(+)側コードに沿わせて配設し、
    前記(+)コードと取り出し側(−)コードを被
    う被覆と、ステイツクに取付けられる栓状のシー
    ルド部とが弾性材料で一体モールド成形により形
    成されてなる警告装置付きのオイルレベルゲー
    ジ。
JP13581283U 1983-08-31 1983-08-31 警告装置付きのオイルレベルゲ−ジ Granted JPS6042925U (ja)

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JP13581283U JPS6042925U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 警告装置付きのオイルレベルゲ−ジ

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JPS6042925U JPS6042925U (ja) 1985-03-26
JPH0441301Y2 true JPH0441301Y2 (ja) 1992-09-29

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ID=30305563

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JP13581283U Granted JPS6042925U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 警告装置付きのオイルレベルゲ−ジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52110462U (ja) * 1976-02-19 1977-08-22
JPS56151928U (ja) * 1980-04-15 1981-11-13

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JPS6042925U (ja) 1985-03-26

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