JP2536882B2 - エンジンのオイルレベル警告装置 - Google Patents

エンジンのオイルレベル警告装置

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JP2536882B2 JP62263623A JP26362387A JP2536882B2 JP 2536882 B2 JP2536882 B2 JP 2536882B2 JP 62263623 A JP62263623 A JP 62263623A JP 26362387 A JP26362387 A JP 26362387A JP 2536882 B2 JP2536882 B2 JP 2536882B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンのオイルレベル警告装置に関す
る。
(従来の技術) 自動車用エンジン等にあっては、エンジンブロックの
側面に検油棒の差し込み口が設けられ、検油棒を抜き取
ってゲージ先端部分に付着したオイルにより貯溜量を点
検できるようになっている。
従来、この検油棒にオイルレベルを電気的に検出する
センサを備え、オイルレベルがエンジンの潤滑に必要な
最低レベルを越えて下がったことを運転者に知らせるオ
イルレベル警告装置があった。
このような警告装置として、例えば実開昭58−35610
号公報として開示されたものは、第6図に示すように、
検油棒Sに一対の感温抵抗素子Th1,Th2を備え、オイル
レベルが最低レベルOSを越えて下がったときに上方の感
温抵抗素子Th1が油面上に露出するように配置され、外
部回路Vは最低レベルOSを越えた場合に上方の感温抵抗
素子Th1の放熱量が減少して下方の感温抵抗素子Th2との
抵抗値が相異するのを検出してランプまたはブザー等の
警告手段Zを作動させるようになっている。
この場合、検油棒Sにオイルレベルを検出するセンサ
として感温抵抗素子Th1,Th2を備えることにより、既存
のエンジンEにまたは車両に対して大がかりな組み付け
作業が回避される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のオイルレベル警告装
置にあっては、検油棒Sの途中に感温抵抗素子Th1,Th2
と外部回路Vを導通するリード線Lが接続されているた
め、例えばオイル交換の際に新油を注油した後に検油棒
Sを引き抜いて貯溜量を点検するときに、リード線Lが
邪魔になり、作業性が悪化するという問題点があった。
このため、本出願人により実願昭61−129639号とし
て、検油棒の基端に着脱可能なコネクタを介してリード
線を接続したものが提案されているが、この場合もコネ
クタを着脱するのに手間がかかり、作業性が悪化すると
いう問題点があった。
本発明は、こうした従来の問題点を解決することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明では、オイルパンに着
脱自在に差し込まれる検油棒にオイルレベルを電気的に
検出するセンサを備え、このセンサに導通してオイルレ
ベルが設定位置に来たときに警告手段を作動させる外部
回路を備えるエンジンのオイルレベル警告装置におい
て、エンジンブロックの外側には前記検油棒をオイルパ
ンに導くガイドパイプを設け、前記センサと外部回路の
電気的接続を行うコネクタを構成する雌雄端子のいずれ
か一方を前記検油棒に、いずれか他方を外部回路へのリ
ード線が取付けられたガイドパイプにそれぞれ固定的に
取付けた。
(作用) 上記構成に基づき、検油棒ガイドパイプに差し込まれ
るとき、検油棒の下方向への変位に伴って雌雄端子が互
いに嵌合し、また検油棒がガイドパイプから引き抜かれ
るときは逆に検油棒の上方向の変位に伴って雌雄端子の
嵌合が解かれ、すなわち検油棒の着脱に連動してコネク
タの接続解除が行われるため、上記作業性が悪化すると
いう問題点を解決することができる。
また、コネクタ端子をガイドパイプに取付けることに
より、このコネクタ端子から延びるリード線をガイドパ
イプに固定的に配設することが可能となり、検油棒の着
脱作業にリード線が邪魔にならず、リード線を断熱する
保護パイプ等を設けて信頼性を高められる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図に示すように、オイルパン2内に着脱
自在に挿入される検油棒3は、その先端部3Aにレベルマ
ーク10が施され、これに付着したオイルにより貯溜量を
点検できるようにするとともに、先端部3Aにオイルレベ
ルを電気的に検出するセンサとして前記従来例と同じく
一対の感温抵抗素子(図示せず)が所定位置に配設さ
れ、このセンサに導通してオイルレベルが最低レベルに
来たときに警告手段を作動させる外部回路(図示せず)
を備える。
エンジン1の側方には検油棒3をオイルパン2内に導
くガイドパイプ4を取付ける。ガイドパイプ4はその下
端部4Aをシリンダブロック5のスカート部5Aに形成した
孔5Bに圧入させ、その途中をブラケット6を介してシリ
ンダブロック5の側壁部5Cに連結するとともに、その上
端部をムーシング7を介してシリンダヘッド8に連結
し、その差し込み口4Cをロッカーカバー9に隣接して開
口させる。オイルパン2にはガイドパイプ4に連続する
補助ガイドパイプ15を取付け、検油棒3の先端部3Aを鉛
直方向に案内する。
検油棒3はガイドパイプ4に挿入されるロッド12と、
このロッド12の基端に連結した取っ手11を備える。
ロッド12はガイドパイプ4および補助ガイドパイプ15
の湾曲部4B,15Bに対応して曲がることができ、かつガイ
ドパイプ4に差し込まれる際に折り曲がらないようにあ
る程度の剛性を有する構造とする。
取っ手11は、T字形のグリップ部11Cと、ロッド12の
基端を埋設させるブロック部11Aと、ガイドパイプ4の
差し込み口4Cに嵌挿する挿入部11Bとを有し、これらは
樹脂材により一体的に成型される。
前記センサと外部回路の電気的接続を行うコネクタ15
を構成する雌雄端子14,13を設け、雄端子13を検油棒3
に、雌端子14をガイドパイプ4にそれぞれ固定的に取付
ける。
凸型の雄端子13は、検油棒3に対して所定の間隔をも
って平行となるように、ブロック部11Aの接合面11Dから
突出させ、図示しない配線を取っ手11とロッド12に通し
てセンサに導通させる。
凹型の雌端子14はガイドパイプ4に対して所定の間隔
をもって平行となるようにケーシング7の接合面7Aに開
口させる。雌端子14にはリード線16を接続し、このリー
ド線16はガイドパイプ4に沿って配線し、コネクタ17を
介して前記警報手段を備える外部回路に導通させる。
ガイドパイプ4と並列して保護パイプ18を取付け、こ
の保護パイプ18にリード線16を通すことにより、エンジ
ン運転中に高温となる排気マニホールド19等からリード
線16を断熱する。
検油棒3がガイドパイプ4に差し込まれるとき、検油
棒3の下方向への変位に伴って雌雄端子14,13が互いに
嵌合し、第2図にように取っ手11がケーシング7に接合
した状態でセンサと外部回路の電気的な接続が行われ
る。
検油棒3がガイドパイプ4から引き抜かれるときは、
逆に検油棒2の上方向の変位に伴って雌雄端子14,13の
嵌合が解かれる。例えば、オイル交換の際に新油を注油
する場合、検油棒3を引き抜いてレベルマーク10上に付
着したオイルからオイルレベルを判定する必要がある
が、検油棒3をガイドパイプ4からわずかに引き抜く
と、検油棒3に固定された雄端子13がガイドパイプ4側
に固定された雌端子14から外れるため、従来のようにコ
ネクタの接続解除に手間取り作業性が悪化することを回
避できる。
また、雌端子14をガイドパイプ4に取付けることによ
り、この雌端子14から延びるリード線16をガイドパイプ
4に対して固定的に配線することが可能となり、検油棒
3の着脱作業にリード線が邪魔にならず、リード線3を
断熱する保護パイプ18を設けて信頼性を高められる。
次に、第3図に示す他の実施例は、検油棒3の取っ手
11に凹部の雌端子21を開口させる一方、ガイドパイプ4
のケーシング7に凸型の雄端子22を突出させるものであ
る。
この場合、検油棒3が引き抜かれるときに、検油棒3
に付着したオイルが雄端子22に付着しても、オイルは速
やかに流れ落ち、またウェス等を用いて容易にふき取る
ことができ、雌端子21との間で電気的な接触不良が起き
ることを防止できる。
次に、第4図に示す他の実施例は、検油棒3と同軸上
に雄端子24を形成する一方、ガイドパイプ4の上端に連
結するケーシング23にはガイドパイプ4と同軸上に雄端
子25を形成するものである。取っ手11内には雄端子24に
対してセンサを構成する感温抵抗素子に導通するリード
線26,27が配線される。
この場合、雌雄端子25,24は検油棒3およびガイドパ
イプ4と同心的に配置されているため、取っ手11および
ケーシング23の小型化がはかれる。
次に、第5図に示す他の実施例は、検油棒3と同軸上
に形成される雄端子24にスプリング27の付勢力により突
出するボール28を介装する一方、ガイドパイプ4と同軸
上に形成される雌端子25にこのボール28と嵌合する溝
(図示せず)を形成して、検油棒3の位置決めを行うロ
ック機構を構成するものである。
この場合、ロック機構は検油棒3をガイドパイプ4に
対して所定位置に保持し、センサを構成する感温素子が
オイルパン2に対して上下にずれることを防止して、精
密なオイルレベルの検出が可能となる。また、エンジン
振動等により雄端子24と雌端子25が互いに接触不良を起
こすことを防止できる。
(発明の効果) 以上の通り本発明によれば、オイルパンに着脱自在に
差し込まれる検油棒にオイルレベルを電気的に検出する
センサを備え、このセンサに導通してオイルレベルが設
定位置に来たときに警告手段を作動させる外部回路を備
えるエンジンのオイルレベル警告装置において、エンジ
ンブロックの外側には前記検油棒をオイルパンに導くガ
イドパイプを設け、前記センサと外部回路の電気的接続
を行うコネクタを構成する雌雄端子のいずれか一方を前
記検油棒に、いずれか他方をガイドパイプにそれぞれ固
定的に取付けたため、検油棒にセンサを配置することに
より製造時にセンサおよび配線の組み付けが既存のエン
ジンにまたは車両に対して簡易に行えるとともに、検油
棒の差し込み、抜き取り動作に連動して雌雄端子の電気
的な接続、解除が行われるので、コネクタの着脱に手間
がかかることがなく、エンジンオイルの点検作業が悪化
することを回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は同じ
くエンジンの全体図である。第3図,第4図,第5図は
それぞれ他の実施例を示す側面図である。第6図は従来
例を示す構成図である。 1……エンジン、2……オイルパン、3……検油棒、4
……ガイドパイプ、7……ケーシング、10……レベルマ
ーク、11……取っ手、12……ロッド、13……雄端子、14
……雌端子、15……コネクタ、16……リード線、17……
コネクタ、18……保護パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−20315(JP,U) 実開 昭58−35610(JP,U) 実開 昭60−42925(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オイルパンに着脱自在に差し込まれる検油
    棒にオイルレベルを電気的に検出するセンサを備え、こ
    のセンサに導通してオイルレベルが設定位置に来たとき
    に警告手段を作動させる外部回路を備えるエンジンのオ
    イルレベル警告装置において、エンジンブロックの外側
    には前記検油棒をオイルパンに導くガイドパイプを設
    け、前記センサと外部回路の電気的接続を行うコネクタ
    を構成する雌雄端子のいずれか一方を検油棒に、いずれ
    か他方を外部回路へのリード線を取付けたガイドパイプ
    にそれぞれ固定的に取付けたことを特徴とするエンジン
    のオイルレベル警告装置。
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JP4608478B2 (ja) * 2006-12-28 2011-01-12 本田技研工業株式会社 オイルセンサのハーネス配置構造
JP6251896B2 (ja) * 2014-02-28 2017-12-27 ダイハツ工業株式会社 オイルレベルゲージ構造

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