JPH074514Y2 - 電極式オイルレベルセンサ - Google Patents
電極式オイルレベルセンサInfo
- Publication number
- JPH074514Y2 JPH074514Y2 JP1988026161U JP2616188U JPH074514Y2 JP H074514 Y2 JPH074514 Y2 JP H074514Y2 JP 1988026161 U JP1988026161 U JP 1988026161U JP 2616188 U JP2616188 U JP 2616188U JP H074514 Y2 JPH074514 Y2 JP H074514Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- oil level
- oil
- level sensor
- type oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本願は、内燃機関またはこれに用いられる補機の、潤滑
油、作動油のレベルを検知するための電極式オイルレベ
ルセンサに関する。
油、作動油のレベルを検知するための電極式オイルレベ
ルセンサに関する。
［従来の技術］ 電極式オイルレベルセンサは、内燃機関のオイルパンに
挿着され、オイルの液面を感知して信号を発し、警報器
を作動させるためのものである。従来、知られているも
のは、オイルパンの所定位置に、２つの電極を離隔させ
た一体構造体を固定させたものである。しかしながら、
このものは、既存のオイルパンを改造しなければ使用で
きないという欠点があり、そのため実開昭60-141521号
公報に示されるような、通常のオイルレベルゲージに液
面感知素子のサーミスタを連結した構造のものが提案さ
れるに至っている。
挿着され、オイルの液面を感知して信号を発し、警報器
を作動させるためのものである。従来、知られているも
のは、オイルパンの所定位置に、２つの電極を離隔させ
た一体構造体を固定させたものである。しかしながら、
このものは、既存のオイルパンを改造しなければ使用で
きないという欠点があり、そのため実開昭60-141521号
公報に示されるような、通常のオイルレベルゲージに液
面感知素子のサーミスタを連結した構造のものが提案さ
れるに至っている。
［考案が解決しようとする課題］ 後者のものは、オイルパンに何等の改造を施することな
く既設のオイルレベルゲージ挿着用の挿入管（ガイドパ
イプ）に挿入可能でありそのまま利用できる、という利
点を有する反面、次のような欠点をともなう。すなわ
ち、薄板のオイルレベルゲージの所定位置にサーミスタ
を取り付け、さらにリード線を接続し一体化され使用に
供されるが、その場合、オイルレベルゲージはフレキシ
ブルな性能を有しているため、弾力的な変形が繰り返さ
れると、サミスタやリード線の連結部が剥離してしまう
ということである。
く既設のオイルレベルゲージ挿着用の挿入管（ガイドパ
イプ）に挿入可能でありそのまま利用できる、という利
点を有する反面、次のような欠点をともなう。すなわ
ち、薄板のオイルレベルゲージの所定位置にサーミスタ
を取り付け、さらにリード線を接続し一体化され使用に
供されるが、その場合、オイルレベルゲージはフレキシ
ブルな性能を有しているため、弾力的な変形が繰り返さ
れると、サミスタやリード線の連結部が剥離してしまう
ということである。
［課題を解決するための手段］ オイルパンのガイドパイプに挿着されるオイルレベルセ
ンサにおいて、同軸ケーブルから成る電極コードの先端
に、中芯電極とその周りの絶縁環とさらにその周りの対
極電極とを所定幅にわたり順次形成させた検出部を設
け、該検出部の外周に、側壁に開口部を設けた保護筒を
固着した構成としたものである。
ンサにおいて、同軸ケーブルから成る電極コードの先端
に、中芯電極とその周りの絶縁環とさらにその周りの対
極電極とを所定幅にわたり順次形成させた検出部を設
け、該検出部の外周に、側壁に開口部を設けた保護筒を
固着した構成としたものである。
［作用］ 検出部を構成する中芯電極、対極電極は接合構造を有し
ておらず、電極コードが変形しても剥離して断線しな
い。電極コードは、オイルレベルゲージとして作用し、
オイルパンのガイドパイプに挿着するだけで直ちに使用
可能となる。
ておらず、電極コードが変形しても剥離して断線しな
い。電極コードは、オイルレベルゲージとして作用し、
オイルパンのガイドパイプに挿着するだけで直ちに使用
可能となる。
［実施例］ 第１図は、本考案の電極式オイルレベルセンサであり、
同軸ケーブルから成る電極コード１とその外側の保護筒
２とで形成される。同軸ケーブルは、高周波の伝達など
に用いられている周知のものである。電極コード１は、
その先端に検出部３を有している。検出部３は、同軸ケ
ーブルの内部導体を中芯電極４としその外側の絶縁体を
絶縁環５とし、さらにその外側の外部導体を対極電極６
とし、これらを順次、所定巾にわたり段差を設けて連続
させた構造のものである。７は最外周のシースである。
保護筒２は、側壁に複数の開口部８を設けた筒状のもの
であり、その径は電極コード１の外径より大きく、上端
において電極コード１に当接し、両者を固着させてい
る。保護筒２の下端は、開放している。保護筒２の下端
と検出部３の対極電極６下端との間の長さは、オイルパ
ン内のオイル検出面の高さを考慮し、所定の値に設定さ
れる。
同軸ケーブルから成る電極コード１とその外側の保護筒
２とで形成される。同軸ケーブルは、高周波の伝達など
に用いられている周知のものである。電極コード１は、
その先端に検出部３を有している。検出部３は、同軸ケ
ーブルの内部導体を中芯電極４としその外側の絶縁体を
絶縁環５とし、さらにその外側の外部導体を対極電極６
とし、これらを順次、所定巾にわたり段差を設けて連続
させた構造のものである。７は最外周のシースである。
保護筒２は、側壁に複数の開口部８を設けた筒状のもの
であり、その径は電極コード１の外径より大きく、上端
において電極コード１に当接し、両者を固着させてい
る。保護筒２の下端は、開放している。保護筒２の下端
と検出部３の対極電極６下端との間の長さは、オイルパ
ン内のオイル検出面の高さを考慮し、所定の値に設定さ
れる。
電極コード１の検出部３の反対側端部には、前記中芯電
極４と対極電極６とから各々伸びるリード線12および取
手部９が設けられる。リード線12は、図示しない警告回
路と警報器とから成る警報器に接続される。
極４と対極電極６とから各々伸びるリード線12および取
手部９が設けられる。リード線12は、図示しない警告回
路と警報器とから成る警報器に接続される。
電極オイルレベルセンサは、第２図のように、エンジン
ブロック10の下方に設けたオイルパン11のガイドパイプ
13に挿設され、使用される。
ブロック10の下方に設けたオイルパン11のガイドパイプ
13に挿設され、使用される。
挿設した状態において、電極オイルレベルセンサの検出
部３は、オイルパン内のオイルの限界面に位置するよう
に配設される。
部３は、オイルパン内のオイルの限界面に位置するよう
に配設される。
第２図において、オイルパン11内のオイルレベルが限界
面以下、すなわち検出部３の対極電極６に達しない状態
下では、中芯電極４と対極電極６との間にオイルが介在
せず、両者間が導通しない。したがって、検出部３は、
信号を発しない。この場合、図示しない警告回路が作動
し、警報器を作動させ、オイル不足を警示する。オイル
が充填され、オイルレベルが限界面以上に達すると、中
芯電極４と対極電極６との間にオイルが介在し、両者間
が導通し、信号を発する。この信号によって、上記警告
回路の作動が停止され、オイル不足を示す警示作用を解
除する。なお、オイルパン11内オイルの上部限界面の確
認は、通常のように、電極オイルレベルゲージをオイル
レベルゲージとして用いることによりなし得る。すなわ
ち、電極オイルレベルセンサの電極コード１の表面に、
目印を付けておき、オイル付着の上端をこの目印により
確認するものである。
面以下、すなわち検出部３の対極電極６に達しない状態
下では、中芯電極４と対極電極６との間にオイルが介在
せず、両者間が導通しない。したがって、検出部３は、
信号を発しない。この場合、図示しない警告回路が作動
し、警報器を作動させ、オイル不足を警示する。オイル
が充填され、オイルレベルが限界面以上に達すると、中
芯電極４と対極電極６との間にオイルが介在し、両者間
が導通し、信号を発する。この信号によって、上記警告
回路の作動が停止され、オイル不足を示す警示作用を解
除する。なお、オイルパン11内オイルの上部限界面の確
認は、通常のように、電極オイルレベルゲージをオイル
レベルゲージとして用いることによりなし得る。すなわ
ち、電極オイルレベルセンサの電極コード１の表面に、
目印を付けておき、オイル付着の上端をこの目印により
確認するものである。
［効果］ 以上のように本考案は、同軸ケーブルを用いその先端に
検出部を形成させたものであるから、検出部に何らの接
合構造を有せず、外力、変形により剥離を生じて断線を
もたらすという欠点が解消したものとなる。また同軸ケ
ーブルの電極コードがオイルレベルゲージとして作用
し、オイルパンのガイドパイプに挿着することにより直
ちに使用できるから、オイルパン等の改造を何等必要と
しない。
検出部を形成させたものであるから、検出部に何らの接
合構造を有せず、外力、変形により剥離を生じて断線を
もたらすという欠点が解消したものとなる。また同軸ケ
ーブルの電極コードがオイルレベルゲージとして作用
し、オイルパンのガイドパイプに挿着することにより直
ちに使用できるから、オイルパン等の改造を何等必要と
しない。
第１図は、本考案の電極式オイルレベルセンサの一部断
面図、第２図は、電極式オイルレベルセンサをオイルパ
ンに挿着した状態を示す断面図である。 １……電極コード、２……保護筒 ３……検出部、４……中芯電極 ５……絶縁環、６……対極電極
面図、第２図は、電極式オイルレベルセンサをオイルパ
ンに挿着した状態を示す断面図である。 １……電極コード、２……保護筒 ３……検出部、４……中芯電極 ５……絶縁環、６……対極電極
Claims (1)
- 【請求項１】オイルパンのガイドパイプに挿着されるオ
イルレベルセンサにおいて、同軸ケーブルから成る電極
コードの先端に、中芯電極とその周りの絶縁環とさらに
その周りの対極電極とを所定幅にわたり順次形成させた
検出部を設け、該検出部の外周に、側壁に開口部を設け
た保護筒を固着した電極式オイルレベルセンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988026161U JPH074514Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 電極式オイルレベルセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988026161U JPH074514Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 電極式オイルレベルセンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01132925U JPH01132925U (ja) | 1989-09-11 |
| JPH074514Y2 true JPH074514Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31247539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988026161U Expired - Lifetime JPH074514Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 電極式オイルレベルセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074514Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4211419Y1 (ja) * | 1964-03-06 | 1967-06-26 | ||
| JPS5166865A (ja) * | 1974-12-06 | 1976-06-09 | Omron Tateisi Electronics Co | Reberukenshutsusochi |
| JPS6174837U (ja) * | 1984-10-22 | 1986-05-20 |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP1988026161U patent/JPH074514Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01132925U (ja) | 1989-09-11 |
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