JP3010642U - 下側に引き出しのついた吊り棚 - Google Patents

下側に引き出しのついた吊り棚

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JP3010642U
JP3010642U JP1994014943U JP1494394U JP3010642U JP 3010642 U JP3010642 U JP 3010642U JP 1994014943 U JP1994014943 U JP 1994014943U JP 1494394 U JP1494394 U JP 1494394U JP 3010642 U JP3010642 U JP 3010642U
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JP
Japan
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drawer
shelf
holding
hanging
hanging shelf
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JP1994014943U
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English (en)
Inventor
悟 岡田
Original Assignee
悟 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物内の行動できる空間を広くとるため、天
井近傍に作業性の良い吊り棚を取り付けて、デッドスペ
ースの有効利用を行なう。 【構成】 吊り棚本体1の後面に設けたガイドレール7
と引き出し2に固着されたしゅう動ユニット6により、
収納部となる棚板9と可動前板11を設けた引き出し2
は上下にスライドし、引き出し2の下部にあるツマミ
5,14の操作により、位置保持と解除を行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この実用新案は、個別の収納家具やプレハブ建築の備え付けの家具として利用 する、下側に引き出しのついた吊り棚に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、吊り棚は床スペースを広く使えるメリットと、適正位置にある収納物を 容易に扱える作業性を備えたものとして、壁などの中間高さに取り付けられる事 が多かったが、最近の荷重強度の小さい壁面や物のあふれる時代の手狭な住宅事 情より利用する事が少なく、容量の大きい床置きタイプの収納具を用いるケース が多くなっている。天井近くに設ける棚についても、スペースのメリットはある ものの作業性や外観の悪さのため、日常利用の収納具はやはり床置きタイプ頼る ことがおおい。
【0003】 従来の考案にも棚部をスライドさせる方法をとったものもあるが、重量に対処 するため床面より支持をとったり電動機やスプリング力やカウンターウエート等 を用いて操作荷重を軽減するなどして複雑な機構となり、日常、手軽に使用でき る実用的な吊り棚ではなかった。(例えば、実開昭57−141530号,特開 昭58−12617号,実公平3−8102号,実公平3−40171号,実公 平3−40172)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
現状では、使用頻度の高い収納物は床置きタイプの収納具を用いることが多い ため、強度の弱い壁面でも取り付けられ建物内の行動スペースを狭めず、作業性 の良い単純な構造で外観の良い、日常利用できる適当な収納具が求められている 。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は窓やふすま,戸,ドア等の上側空間部や、通路に関連した上側空間部 に施工される強度のある柱,吊づか,回り縁,かもい,なげし,梁,枠材等,に 吊り棚を設置してデッドスペースを利用しながら行動スペースを確保し、突出部 をおさえ空間を圧迫することのない美観のあるデザインをとり、棚板を適宜なお おきさ重量に分割した引き出し内に納め、下側に引き出し低位置で収納作業を行 なえる事を特徴とした吊り棚である。
【0006】
【作用】
吊り棚本体の後面に設けたガイドレールと引き出しに固着されたしゅう動具に より、棚板を設けた引き出しは上下にスライドし、引き出し下部のツマミ操作に より、位置保持と解除を行なう。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基ずいて説明する。
【0008】 図1を参照するに、吊り棚本体1の下部には開口があり、引き出し2が上下に スライドする構造になっている。引き出し2を閉めた状態では、保持金具63と ロック金具4がひき出し2を支え、下側に滑り出ることを止める。しゅう動ユニ ット6を固着した引き出し2は保持金具3とロック金具4をツマミ5を操作して 外すと手で支えながらガイドレール7に沿って自重により下方に移動し下限スト ッパー8により止まる。
【0009】 引き出し2は棚板9により、適宜に分割されている。
【0010】 吊り棚前面には前板があり、吊り棚本体1に取り付けられた固定前板10と引 き出し2に取り付けられた可動前板11により構成されているから、下限スット ッパー8が機能する状態まで引き出し2をおろしてもしゅう動ユニット6はガイ ドレール7内にあり、安定した状態で引き出し2を支えながら、可動前板11が 位置していた開口部より最上段棚板部への収納作業を容易に行なえる。
【0011】 図2例のしゅう動ユニット6は、引き出し2をガイドレール7に沿って上下さ せると同時に所定の位置に停止保持させる。しゅう動ユニット台座61は、引き 出し2に固着されガイドレール内をしゅう動する。保持金具63は、ガイドレー ル7に設けた穴にフック部62を掛け所定の位置に引き出し2を保持し、スライ ドバー64に突設した爪は上方に移動することにより、ボルト65,カラー66 ワッシャー67により軸着された保持金具63に片側の回転を与えフック部62 がはずれて保持解除となる。保持金具63とスライドバー64はスプリング68 により結ばれているから、しゅう動ユニット台座61上をしゅう動するスライド バー64に下方向,フック部62に穴方向の各スプリング力を常時与え、スプリ ング力と傾斜部69の作用によりスライドバー64に上方の力を与えない場合、 引き出し2は上移動自由,下移動固定保持となる。
【0012】 引き出し2の下側端にあるツマミ5は連結バー12によりスライドバー64と 接合され、ツマミ5を押すとスライドバー64を押し上げフック部62による保 持を解除する。
【0013】 ロック金具4はツマミ5に固着されており、ツマミ5を約1/4回転させると ガイドレール7に設けた切り欠き隙間13に出入りし、ロック解除とロックの切 り替えができる。引き出しを全閉にしたロック状態ではロック金具4による引き 出し2の保持とツマミ5の押し上げ防止を行なう。
【0014】 すなわち引き出し2を開いておろすためには、ツマミ5により、ひねる,押す の複合した操作を行ない保持金具63とロック金具4による保持を解除する。中 間位置については、保持金具63による保持と解除をツマミ5を押すことにより 操作して、そのまま引き出し2を手の力で支えながら開閉する。
【0015】 前述、引き出し2の中間位置保持までせず、開閉の2位動作でよい場合は、図 3ツマミ14(詳細説明略)により所定の機能を得られる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0017】 請求項1の窓やふすま,戸,ドア等の上側空間部や通路に関連した上側空間部 に取り付る事については、強度のある建築材料が使われ部分であり取り付けが可 能となり、従来、使われなかった上部空間に家具を設置でき、プレハブ建築の備 え付けの家具であれば天井裏まで利用される事となり、デッドスペースを利用し ながら行動スペースを確保する。
【0018】 請求項1の吊り棚本体下面の開口と可動前板(11)部の開口から収納作業を 行なう事については、下限スットッパー8が機能する状態まで引き出し2をおろ してもしゅう動ユニット6はガイドレール7内にあり、安定した状態で引き出し 2を支えながら、可動前板11が位置していた開口部より最上段棚板部への収納 作業を容易に行なえる上、最下部の作業については可動前板11の取り付け形状 により引き出しの最下部は箱状となり、雑多なものを作業性よく収納できる。ま た、可動前板11は吊り棚の下部突出部を斜めの直線あるいは曲線とし空間に広 さを感じさせると共に、人の頭が近ずけられる行動時の安心感と美観のあるデザ インをあたえる効果がある。
【0019】 請求項1の棚板を備え適宜な大きさと重量に分割した引き出しについては、複 雑な棚の駆動機構を用いて不用意に収納容積を狭めるより単純で寸法の共用ので きる保持具を用いることにより、引き出しの数を増やして手の力でスライドでき る大きさと重量に割りふり収納率の高い家具を実現できる効果がある。
【0020】 請求項2の引き出し下側に設けたツマミ(5,14)により、ひねる,押すの 複合した操作を行なって、しゅう動ユニット台座(61)上に軸着された保持金 具(63)を作動させることを特徴とした保持具については、操作性の良い位置 にあるツマミ5と引き出し2の背面にあるしゅう動ユニット台座61と軸着され た保持金63具が直線状にあるから操作の作用を確実に伝え、ツマミ5を押す操 作をしてそのまま引き出しを手の力で支えながら開閉するから安全で使い良い。 また、安全性については 、ガイドレールに引き出しの保持力を集中させ受けさ せて吊り棚の支持物へ力を伝達する構造だから、強度を必要とする部品をまとめ てユニット化でき荷重負荷の加わるポイントの強度を高めつつ、保持金具63と ツマミ5に固着されたロック金具4の2種類の保持機構により安全確実な構造で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊り棚の斜視図である。
【図2】保持具の分解図である。
【図3】2位動作を行なうツマミの斜視図である。
【符号の説明】
1 吊り棚本体 2 引き出し 4 ロック金具 5 ツマミ 6 しゅう動ユニット 7 ガイドレール 8 下限ストッパー 9 棚板 10 固定前板 11 可動前板 12 連結バー 13 切り欠き隙間 14 ツマミ 61 しゅう動ユニット台座 62 フック部 63 保持金具 64 スライドバー 65 ボルト 66 カラー 67 ワッシャー 68 スプリング 69 傾斜部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓やふすま,戸,ドア等の上側空間部や通
    路に関連した上側空間部に取り付けた吊り棚本体(1)
    の下面から、保持具と棚板を備え適宜な大きさと重量に
    分割した引き出し(2)をガイドレールに沿ってスライ
    ドしておろし、保持具あるいは下限ストッパー(8)に
    より止めて吊った状態にして、吊り棚本体下面の開口と
    可動前板(11)部の開口から収納作業を行なう構造を
    特徴とした吊り棚。
  2. 【請求項2】引き出し(2)をスライドおよび停止保持
    させるため、引き出し下側に設けたツマミ(5,14)
    により、ひねる,押すの複合した操作を行なって、しゅ
    う動ユニット台座(61)上に軸着された保持金具(6
    3)を作動させることを特徴とした保持具。
JP1994014943U 1994-10-27 1994-10-27 下側に引き出しのついた吊り棚 Expired - Lifetime JP3010642U (ja)

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JP3010642U true JP3010642U (ja) 1995-05-02

Family

ID=43146399

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016158688A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 クリナップ株式会社 昇降棚

Cited By (1)

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