JPH0426025Y2 - - Google Patents

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JPH0426025Y2
JPH0426025Y2 JP11741488U JP11741488U JPH0426025Y2 JP H0426025 Y2 JPH0426025 Y2 JP H0426025Y2 JP 11741488 U JP11741488 U JP 11741488U JP 11741488 U JP11741488 U JP 11741488U JP H0426025 Y2 JPH0426025 Y2 JP H0426025Y2
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stopper
fixed
handle
slide rail
rail
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JP11741488U
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野: 本考案は、吊戸棚の後半部を下方に開放して該
開放部に上下に摺動する昇降体を収納した吊戸棚
の改良に関するものである。
ロ 従来の技術: 吊戸棚の1部を上下に出没させる従来の構造に
は、滑車とバランス重錘とを用いたもの、パンタ
グラフを用いて運動させたもの、または、昇降体
の上昇位置及び下降位置においてストツパーを掛
けるもの(実開昭62−111439号公報)などがあつ
た。
ハ 考案の目的または考案が解決しようとする問
題点。: 滑車とバランス重錘とを用いたものは、余分な
空間を要し、それだけ収容空間が減少する欠点が
あり、パンタグラフを用いたものは、構造が複雑
で、しかも収容空間が減少した。
また、実開昭62−111439号公報のものは、昇降
体を上下の中間位置で、自由にしかも確実に、停
止させることが出来なかつた。
ニ 考案の構成、又は問題点を解決するための手
段: 本考案は、1本のスライドレールに沿つて上下
する昇降体を上方より定荷重ばねで吊持し、スラ
イドレールに沿つて固定した歯棹に挺子ストツパ
ーの係止爪を解脱自在に係止させるか、または、
挺子ストツパーを直接スライドレールの外レール
に圧接することにより、昇降体の上下運動を軽
快・確実にするとともに、昇降体を任意の位置で
確実に停止することを可能とし、しかもストツパ
ーの係脱を自動的に行い得るごとくにしたもので
ある。
図について本案の実施例を説明すると、1は吊
戸棚、2は開口部、3は昇降体、である。
昇降体3は基板4、U字形の太い枠杆5、収納
籠6よりなり、枠杆5はその両縁端を基板4に溶
着などの方法により固定され、下端は吊戸棚1の
下方に突出してグリツプハンドル7となつてい
る。
収納籠6は、前方を解放した籠枠8を枠杆5に
溶接固定し、該籠枠8に着脱可能な棚などを取り
付けたもので、基板4とともに運動する。
基板4は、結合板9を介してスライドレール1
0の内レール11に固定されている。
また、スライドレール10の外レール12は、
吊戸棚1の内壁13内面中央に垂直に固定された
背板14に固定されている。
また、背板14の上端に固定されたばね函15
より引き出された定荷重ばね16の先端は基板4
の上端に固定され、昇降体3を常に上に引き上げ
るように働いている。
次に、第3図および第7図に示した1実施例の
係止機構では、背板14の両側に固定した歯棹1
7に挺子ストツパー18の爪19が係合するよう
になつており、挺子ストツパー18の他端にはU
字形のストツパーハンドル20の解放端が軸合し
ている。
ストツパーばね21は爪19が常に歯棹17の
歯に係合するように挺子ストツパー18を圧して
いる。
また、ストツパーハンドル20は、グリツプハ
ンドル7の内側において、グリツプハンドル7と
ストツパーハンドル20とが小間隔(約3センチ
メートル)を保つて平行するように、構成してあ
る。
次に、第2図、第4図、および第6図に示した
本案の他の実施例では、歯棹17と掛爪19とに
代えて、挺子ストツパー18だけを用い、該挺子
ストツパー18がストツパーばね21に弾撥され
て、スライドレール10の外レール12を直接強
圧するように構成されている。ストツパーハンド
ル20を引き下げれば挺子ストツパー18は外レ
ール12からはずれる。
なお、定荷重ばね16の強さは、物品を収納し
たときの昇降体3の予想重量より2〜3キログラ
ム大きく定めるのが良い。
また、結合板9は、基板4とスライドレール1
0の内レール11との大きさの差による取り付け
の不具合を解消するために挿入したものである。
ホ 作用: 本案吊戸棚は、図面および上記説明の如くに構
成されているので、グリツプハンドル7とストツ
パーハンドル20とを同時に握ると、自動的にス
トツパーハンドル20が下に引かれるので、挺子
ストツパー18がはずれ、昇降体3は上下に移動
可能の状態になる。
このとき、定荷重ばね16が昇降体3を上に引
き上げるように働らいているので、ハンドルを持
つた手には殆んど重さを感じない。
この状態で昇降体3を上下させると、昇降体3
はスライドレール10に沿つて軽く上下する。
グリツプハンドル7を握つた手を緩め、または
ハンドル7から手を離すと、ストツパーばね21
が働いて、自動的に挺子ストツパー18が原位置
に復帰し、昇降体3をその位置に確実に停止させ
る。
ヘ 考案の効果: 本考案は上記の如くに構成され、作用するの
で、昇降体3の昇降運動が極めて軽く、運動中に
前後または左右にがたつく事がない。
また、挺子ストツパー18により昇降体3を任
意の位置に停止させることが出来るので、使用に
便利である。
なお、グリツプハンドル7とストツパーハンド
ル20とを同時に握り、または離す、ことによ
り、自動的に挺子ストツパー18の掛け外しが出
来るので、使用に特別な注意が不要であり、従つ
て、不用意に昇降体3が落下して器物を壊すよう
な事もない。
なお、第3図および第7図に示した歯棹17を
用いた構造は昇降体3の保持が最も確実である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案の1実施例の斜視図、第2図
は、同じく正面図で、1部を断面で示したもの、
第3図は、歯棹を用いた本案の掛止部の説明図
で、スライドレールを省略したもの、第4図は、
同じく他の実施例の掛止部の説明図で、スライド
レールの内レールを省略したもの、第5図は、吊
戸棚の使用状態を示した斜視図で、イは昇降体を
収納したところ、ロは同じく引き出したところ、
第6図は、1実施例の基板中央部の水平断面図、
第7図は、他の実施例の基板中央部の水平断面
図、である。 図において、1……吊戸棚、3……昇降体、4
……基板、7……グリツプハンドル、10……ス
ライドレール、11……内レール、12……外レ
ール、14……背板、16……定荷重ばね、17
……歯棹、18……ストツパー、20……ストツ
パーハンドル、21……ストツパーばねである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吊戸棚の底部を下方に開放して該開放部に上
    下に摺動する昇降体を収納した吊戸棚におい
    て、 吊戸棚内壁13内面に垂直に固定した背板1
    4にスライドレール10の外レール12を固定
    し、該スライドレール10の内レール11に基
    板4を固定したこと、 背板14の上端に固定したばね函15より引
    き出した定荷重ばね16を基板4の上端に固定
    すると共に、U字形枠杆5を基板4に固定し、
    該U字形枠杆5の下端を吊戸棚の下方に突出さ
    せてグリツプハンドル7となし、該U字形枠杆
    5に収納籠6を固定したこと、 および、グリツプハンドル7と同時に把握す
    べきストツパーハンドル20の運動により、昇
    降体3の摺動係止を制禦する構造を備えたこと を特徴とする、吊戸棚。 (2) 背板14の両側に歯棹(はざお)17を該背
    板14に添わせて固定し、該歯棹17の両外側
    において、基板4に軸着した2個の挺子ストツ
    パー18の外端をU字形のストツパーハンドル
    20に軸着し、ストツパーハンドル20を引き
    下げたときは挺子ストツパー18の係止爪19
    が歯棹17の歯よりはずれ、ストツパーハンド
    ル20を放せば該係止爪19が歯棹17の歯に
    係合するごとく、ストツプばね21を装着し
    た、実用新案登録請求の範囲第1項記載の吊戸
    棚。 (3) ストツパーハンドル20を放したとき、挺子
    ストツパー18が直接スライドレール10の外
    レール12に弾圧接するごとくにした、実用新
    案登録請求の範囲第1項および同第2項記載
    の、吊戸棚。
JP11741488U 1988-09-08 1988-09-08 Expired JPH0426025Y2 (ja)

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JPH0238933U JPH0238933U (ja) 1990-03-15
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