JP2528786B2 - 核燃料集合体組立て用チャネルボックス吊り具 - Google Patents

核燃料集合体組立て用チャネルボックス吊り具

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JP2528786B2
JP2528786B2 JP5341352A JP34135293A JP2528786B2 JP 2528786 B2 JP2528786 B2 JP 2528786B2 JP 5341352 A JP5341352 A JP 5341352A JP 34135293 A JP34135293 A JP 34135293A JP 2528786 B2 JP2528786 B2 JP 2528786B2
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昭一郎 郷
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉、特に沸騰水型
原子炉用の新核燃料集合体を組み立てる際に用いられ、
矩形チャネルボックスを安全且つ効率的に吊り上げるた
めの改良型チャネルボックス吊り具に関する。
【0002】
【従来の技術】核燃料集合体の組立てにあたり、本出願
人の同日(平成5年12月10日)付け別途特許出願
(発明の名称は「核燃料集合体組立て用チャネルボック
ス吊り具」)に開示されているチャネルボックス吊り具
が使用されている。かかるチャネルボックス吊り具は、
適当な長さの対をなす固定アーム及び可動アームと、燃
料吊上げ装置、例えば天井クレーンのフックを引っ掛け
ることができる部分とを含む吊り具本体から成る。アー
ムの下端部にはそれぞれ一対の把持部材が枢着軸線の周
りに枢動できるよう取り付けられている。把持部材は各
々、外方へ開口していて、角管状又は矩形のチャネルボ
ックスの上部開口端の対角線方向反対側に設けられた対
応のクリップ板を受け入れるようになった凹部を有す
る。可動アームは、クリップ板の把持位置と解放位置と
の間で枢動できるよう構成されている。吊り具をチャネ
ルボックスの上部開口端に装着すると、吊り具本体は全
体として、チャネルボックスの上部開口端の対角線と一
致した状態にある上記枢着軸線の周りに、把持部材に対
して枢動することができるようになる。
【0003】現在行われている新燃料集合体の組立て手
順の一例では、燃料検査台上で外観検査された矩形チャ
ネルボックスの一端(下部開口端)、より詳細には矩形
開口端の四辺のうち一辺を、慎重な手作業で隣接の軌道
式トロッコ又は移動台車の平らな支持部上に載せる。チ
ャネルボックスの上部開口端のクリップ板に吊り具の把
持部材を取り付け、天井クレーンを作動させ、下部開口
端を支点としてチャネルボックスを鉛直状態になるまで
引き起こす。トロッコは、かかるチャネルボックスの引
起こしに追随して軌道上を運動するようになる。次い
で、チャネルボックスを真上に吊り上げ、垂直に配置さ
れている燃料体本体の上方に移送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のチャネルボック
スの引起こしの際、把持部材に対する吊り具本体の枢動
運動中に、支点として役立つチャネルボックスの下部開
口端はそれ自体を中心にしてトロッコの支持台上で所定
角度(断面正方形のチャネルボックスの場合は、約45
°)回転する。その理由は、吊り具の枢動する軸線(開
口端の対角線方向に配向している)が、支持台に載って
いる開口端の一辺に対して所定角度をなしているからで
ある。チャネルボックスが回転するとトロッコから脱落
したり、或いは、トロッコがバランスを失ってチャネル
ボックスを載せたまま転倒することがあった。したがっ
て、チャネルボックスの引起こしの際、作業員がトロッ
コ上のチャネルボックスの下端を保持しなければならな
かった。
【0005】本発明の目的は、新燃料集合体組立て作業
におけるチャネルボックスの引起こしの際、トロッコの
支持台上でのチャネルボックスの回転を回避し、それに
より、作業員の介助を必要とせず、チャネルボックスを
安全且つ効率的に引き起こすことができるようにする改
良型吊り具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて、本発
明の要旨は、核燃料集合体の組立ての際に用いられるチ
ャネルボックス吊り具において、フレーム構造体と、そ
れぞれフレーム構造体に摺動自在に取り付けられ、外方
へ開口していて矩形チャネルボックスの上部開口端の対
角線方向反対側のクリップ板を受け入れるようになった
凹部を備える一対のクリップ板把持部材とを有し、各把
持部材は、対応のクリップ板を把持する伸長位置と、該
クリップ板を解放する引込み位置との間で摺動でき、さ
らに、フレーム構造体にそれぞれ共通の軸線の周りに枢
動自在に取り付けられた一対の取付け脚及び燃料吊上げ
装置に連結される部分を含むハンドルを有し、ハンドル
の取付け脚は、チャネルボックスを組み付けた状態の燃
料体の上部タイプレートのベイルを跨ぐに充分な長さ方
向寸法を有し、フレーム構造体に対するハンドル取付け
脚の共通枢着軸線は、矩形チャネルボックスの上部開口
端の少なくとも一辺と平行であることを特徴とするチャ
ネルボックス吊り具にある。
【0007】クリップ板把持部材をその伸長位置と引込
み位置に解除自在に係止する手段を設けるのが好まし
く、該係止手段は、吊り具のフレーム構造体に取り付け
られたバネ押し係止ピンを含み、各把持部材は、その伸
長位置において係止ピンが嵌まり込む第1の穴及び引込
み位置において係止ピンが嵌まり込む第2の穴を有する
のが良い。
【0008】好ましい態様では、各把持部材に作動的に
関連していて、該把持部材を外方へ弾性的に付勢するバ
ネ押し機構が吊り具のフレーム構造体に組み込まれる。
バネ押し機構は、フレーム構造体に一体的に形成され
た、ボアを備えるハウジング部材と、該ハウジング部材
のボア内に摺動自在に設けられていて、一端部がハウジ
ング部材のボア底部を貫通して把持部材に固定され、他
端部がバネ受け部を備えているバネ受けロッド部材と、
バネ受けロッド部材の周りでボア内に配置されていて、
一端がロッド部材のバネ受け部に当接し、他端がボア底
部に当接している圧縮コイルバネとを有する。
【0009】好ましくは、圧縮コイルバネを包囲した状
態で摺動自在なバネ受けロッド部材に固定されていて、
把持部材のクリップ板把持位置と解放位置に関連したバ
ネ受けロッド部材の摺動ストロークを定める少なくとも
一つの管状部材がハウジング部材のボア内に設けられ
る。
【0010】各把持部材の下部には、クリップ板の下に
位置するようになった燃料体の対応するコーナーポスト
を受け入れる開口部を設けるのが良い。
【0011】
【実施例】図1を参照すると、全体を符号10で指示し
た本発明の改良型チャネルボックス吊り具が、角管状チ
ャネルボックス12の矩形上部開口端に装着された状態
で示されている。図示の実施例では、吊り具10は全体
としてチャネルボックスの上部開口に類似した形状の矩
形フレーム構造体14を有している。図2も参照すると
良く分かるように、図示の実施例では、フレーム構造体
14の対向した側部16a,16bにはそれぞれ吊上げ
ハンドル20の一対の取付け脚22,24が枢着軸線2
6の周りに枢動できるよう取り付けられている。ハンド
ルの一対の脚を側部18a,18bに枢着しても良い。
なお、図2では、ハンドルの一方の脚だけが横に枢動し
て側部16bの支持片23上に載った状態で示されてい
る。ハンドル20は更に、取付け脚を連結すると共に原
子炉建屋内の巻上げ機又は天井クレーンのような燃料吊
上げ装置に連結される横方向連結部材28を有し、好ま
しくはその中央には、昇降用ワイヤロープ30(想像線
で示す)のための係合孔32が設けられている。ハンド
ルの各取付け脚の長さ方向寸法は、ハンドル20がチャ
ネルボックスを組み付けたときの燃料体の上部タイプレ
ートに固定されている吊上げベイル(図示せず)を跨ぐ
に充分なものである。注目されるべきことは、図2で分
かるように、チャネルボックスへの吊り具の取付け時、
一対の取付けハンドル脚22,24の共通の枢着軸線2
6が、チャネルボックス12の矩形上部開口端の四辺の
うちの少なくとも一辺、図示の実施例では対向関係にあ
る二辺と平行になるよう配向していることである。フレ
ーム構造体の形状は矩形に限定されず、任意のものであ
って良い。
【0012】吊り具10のフレーム構造体14の対角線
方向反対側のコーナーには、チャネルボックス上部開口
端の対角線方向反対のクリップ板34,36に関連し
て、一対の把持部材38,40が、クリップ板を把持す
る伸長位置(図2において実線で示す)とクリップ板を
解放する引込み位置(図2において想像線で示す)との
間で横方向へ摺動自在に直線運動できるよう組み込まれ
ている。図2及び図3では、図面の簡単化のため把持部
材38と構成が同一の把持部材40は省略されている。
図4を参照して把持部材38の構成を説明するが、かか
る説明は把持部材40についても同様である。図4の
(A)は、把持部材38の正面図、(B)は左側面図、
(C)は底面図である。把持部材は、下側顎(あご)部
42に隣接すると共に外方へ開口していてチャネルボッ
クスの対応のクリップ板34を受け入れるようになった
溝状の凹部44を有する。下側顎(あご)部42は、図
示の態様では凹部44に連続して形成されていて、燃料
体へのチャネルボックスの取付け時に上部タイプレート
のコーナーポスト(図示せず)を受け入れる開口部46
を備えるのが良い。下側顎部42をコーナーポストに当
たらず、しかもクリップ板の充分な支持が得られるほど
の寸法形状にしても良い。
【0013】把持部材はその中央に、後述のバネ押し機
構48の固定ハウジング部材と摺動自在に嵌合する矩形
の貫通ボア50を備えている。把持部材の上面には間隔
を置いて2つの穴52,54が設けられている。引張り
摘み付きのバネ押し係止ピン56がフレーム構造体14
内に設けられ、図3に示す把持部材38の伸長位置にお
いて、穴54に嵌まり込み、引込み位置において穴52
に嵌まるようになっている。バネ押し係止ピン56は、
フレーム構造体14に固定されたバネ受けスリーブ58
と、係止ピン56に固着されたバネ受け部材60を有
し、圧縮コイルバネ62が係止ピン56の周りでバネ受
け58,60間に弾設されている。かかる構成により、
係止ピン56は常時前方へバネ押しされており、把持部
材38の摺動中、その穴52又は54と位置が合うと該
穴に嵌まって把持部材を引込み位置又は伸長位置に固定
するようになっている。
【0014】図5は、各把持部材をその伸長位置に向か
って外方へ弾性的に付勢するバネ押し機構48を断面図
で示している。バネ押し機構48は、フレーム構造体1
4に一体的に形成され、把持部材38の貫通ボア50と
摺動自在に嵌合して把持部材を案内する固定ハウジング
部材64を有する。ハウジング部材には、一端が外方へ
開口したボア66が設けられている。このボア66内に
はバネ受けロッド部材68が摺動自在に設けられ、ロッ
ド部材の一端はハウジング部材の案内ボア66の底部を
貫通し、ノブ付き当て板67を介して摺動自在な把持部
材38に固定され、他端はバネ受け部70を備えてい
る。圧縮コイルバネ72がロッド部材68の周りでボア
66内に弾設され、その一端はロッド部材のバネ受け部
70に、他端はボア底部にそれぞれ当接し、常態ではロ
ッド部材68、かくして把持部材を外方へ弾性的に付勢
している。バネ押し機構は、圧縮コイルバネ72を包囲
した状態でバネ受けロッド部材68の外端部に取り付け
られた所定長さの管状の停止部材74を有し、この停止
部材は、図示の実施例では好ましくは反対側のボア底部
に取り付けられた対をなす管状部材76に当接してロッ
ド部材のストロークを定め、かくして伸長位置と引込み
位置との間の把持部材の摺動ストロークを決定してい
る。このように定められるストロークは、把持部材の上
面の2つのピン係合穴52,54の間の距離に一致する
のが望ましい。
【0015】本発明の吊り具10の使用にあたり、作業
員が各把持部材の当て板67のノブを手で内方へ引っ張
り、バネ押し機構48のバネ72の付勢力に抗して各把
持部材をその引込み位置へ摺動させる。係止ピン56が
把持部材の穴52に整列して嵌まり込み、把持部材はそ
の引込み位置に固定される。吊り具10を、床レベルよ
りも上方で下部開口端をトロッコの支持台上に置き、全
体的に水平に配置されているチャネルボックス12に近
づけ、その上部開口端のクリップ板に対応の把持部材を
合わせてフレーム構造体14を装着する。係止ピン56
を上方へ引き上げて把持部材との係合を解く。すると、
把持部材は各々、バネの作用で伸長位置に向かって外方
へ付勢され、図3に示すようにチャネルボックスのクリ
ップ板を凹部44内に受け入れて把持する。係止ピン5
6が把持部材の穴54内へバネ押しされ、把持部材は伸
長位置に固定される。なお、フレーム構造体14へのハ
ンドル20の枢着軸線26を、トロッコの支持台に載っ
ているチャネルボックスの下部開口端の一辺と平行に位
置させるのが良い。
【0016】次に、吊り具のハンドル20に連結されて
いる燃料吊上げ装置の巻上げ機を作動させる。ハンドル
20はワイヤロープ30を介して上方へ引っ張られなが
ら枢着軸線26の周りに枢動する。吊り具のハンドルが
鉛直状態になった後、上方への引張り力が吊り具を介し
てチャネルボックスに加わり、チャネルボックスはレー
ル上で運動自在なトロッコの支持台上に載っているチャ
ネルボックスの下部開口端の一辺を支えにして引き起こ
される。かかる下部開口端の一辺と枢着軸線26とは平
行になっているので、引起こし中にチャネルボックスが
回転することはなく、トロッコの安定性が確保されると
共に作業員の労力が不要になる。引き続き引っ張って、
チャネルボックスをついには鉛直状態にまで起こし、そ
して真上に吊り上げ、鉛直に配置されている燃料体の頂
部の上へ移送して嵌合させる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、矩形チャネルボックス
のクリップ板を吊り具の把持部材で把持したとき、吊り
具のハンドルの枢着軸線がチャネルボックスの上部開口
端の四辺のうちの少なくとも一辺と平行に配向するよう
構成されているので、チャネルボックスの引き起こしの
際、チャネルボックスの下部開口端がトロッコの支持台
上で回転して落下したり、トロッコが転倒したりするよ
うなことはなく、新燃料集合体組立て作業におけるチャ
ネルボックスの安全且つ迅速な取扱いが可能になり、作
業員の労力が軽減される。
【0018】さらに、本発明の吊り具では、バネ押し係
止ピンにより把持部材をクリップ板を把持する伸長位置
とクリップ板解放位置に固定できるので、チャネルボッ
クスからの吊り具の不慮の脱落が防止される。
【0019】また、常態において把持部材を外方へ弾性
的に付勢するバネ押し機構が設けられているので、クリ
ップ板への把持部材の装着作業が容易且つ迅速になる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】矩形チャネルボックスの上部開口端へ装着され
た本発明の吊り具の斜視図であり、チャネルボックスを
吊り上げた常態で示す図である。
【図2】図1のII−II線における略図であり、吊り
具の把持部材の一方を省略して示す図である。
【図3】図2のIII−III線における断面図であ
る。
【図4】 (a)は本発明の吊り具の把持部材の正面
図、(b)は把持部材の右側側面図である。
【図5】本発明における把持部材と組み合わされて用い
られるバネ押し機構の略図である。
【符号の説明】
10 チャネルボックス吊り具 12 角管状チャネルボックス 14 フレーム構造体 20 吊上げハンドル 22,24 取付け脚 26 フレーム構造体へのハンドルの枢着軸線 28 燃料吊上げ装置へのハンドル連結部分 34,36 チャネルボックスのクリップ板 38,40 クリップ板把持部材 44 凹部 48 バネ押し機構 50 貫通ボア 52,54 係合穴 56 バネ押し係止ピン 64 ハンドル部材 68 バネ受けロッド部材 72 圧縮コイルバネ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 核燃料集合体の組立ての際に用いられる
    チャネルボックス吊り具において、フレーム構造体と、
    それぞれフレーム構造体に摺動自在に取り付けられ、外
    方へ開口していて矩形チャネルボックスの上部開口端の
    対角線方向反対側のクリップ板を受け入れるようになっ
    た凹部を備える一対のクリップ板把持部材とを有し、各
    把持部材は、対応のクリップ板を把持する伸長位置と、
    該クリップ板を解放する引込み位置との間で摺動でき、
    さらに、フレーム構造体にそれぞれ共通の軸線の周りに
    枢動自在に取り付けられた一対の取付け脚及び燃料吊上
    げ装置に連結される部分を含むハンドルを有し、ハンド
    ルの取付け脚は、チャネルボックスを組み付けた状態の
    燃料体の上部タイプレートのベイルを跨ぐに充分な長さ
    方向寸法を有し、フレーム構造体に対するハンドル取付
    け脚の共通枢着軸線は、矩形チャネルボックスの上部開
    口端の少なくとも一辺と平行であることを特徴とするチ
    ャネルボックス吊り具。
  2. 【請求項2】 クリップ板把持部材をその伸長位置と引
    込み位置に解除自在に係止する手段が設けられ、該係止
    手段は、吊り具のフレーム構造体に取り付けられたバネ
    押し係止ピンを含み、各把持部材は、その伸長位置にお
    いて係止ピンが嵌まり込む第1の穴及び引込み位置にお
    いて係止ピンが嵌まり込む第2の穴を有することを特徴
    とする請求項1のチャネルボックス吊り具。
  3. 【請求項3】 各把持部材に作動的に関連していて、該
    把持部材を外方へ弾性的に付勢するバネ押し機構が吊り
    具のフレーム構造体に組み込まれていることを特徴とす
    る請求項1又は2のチャネルボックス吊り具。
  4. 【請求項4】 バネ押し機構は、フレーム構造体に一体
    的に形成された、ボアを備えるハウジング部材と、該ハ
    ウジング部材のボア内に摺動自在に設けられていて、一
    端部がハウジング部材のボア底部を貫通して把持部材に
    固定され、他端部がバネ受け部を備えているバネ受けロ
    ッド部材と、バネ受けロッド部材の周りでボア内に配置
    されていて、一端がロッド部材のバネ受け部に当接し、
    他端がボア底部に当接している圧縮コイルバネとを有す
    ることを特徴とする請求項3のチャネルボックス吊り
    具。
  5. 【請求項5】 圧縮コイルバネを包囲した状態で摺動自
    在なバネ受けロッド部材に固定されていて、把持部材の
    クリップ板把持位置と解放位置に関連したバネ受けロッ
    ド部材の摺動ストロークを定める少なくとも一つの管状
    部材がハウジング部材のボア内に設けられていることを
    特徴とする請求項4のチャネルボックス吊り具。
  6. 【請求項6】 各把持部材の下部には、クリップ板の下
    に位置するようになった燃料体の対応するコーナーポス
    トを受け入れる開口部が設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜5のうち何れか一つのチャネルボックス吊
    り具。
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