JP3010511U - 波形形状薄地カーテンおよびその加工処理具 - Google Patents
波形形状薄地カーテンおよびその加工処理具Info
- Publication number
- JP3010511U JP3010511U JP1994014206U JP1420694U JP3010511U JP 3010511 U JP3010511 U JP 3010511U JP 1994014206 U JP1994014206 U JP 1994014206U JP 1420694 U JP1420694 U JP 1420694U JP 3010511 U JP3010511 U JP 3010511U
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- JP
- Japan
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- curtain
- corrugated
- interlining
- hem
- sewn
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- Expired - Lifetime
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 波形形状薄地カーテンおよびその加工処理具
を提供する。 【構成】 カーテンXの裾部X1に、ポリエステル繊維
製の芯地を縫い込み、波形型枠Mとその押え型枠にカー
テンXをセットし、これを熱処理温度170〜180度
Cで加熱する際に、カーテン裾部X1に縫い込まれた芯
地に、波形形状を付与固定したことを特徴とする波形形
状薄地カーテン、およびカーテンを熱処理する波形材と
補強材から構成されている波形型枠Mと、押え棒と支持
部材と補強安定材から構成されている押え型枠とによっ
て、カーテンの裾部にポリエステル繊維製の芯地を縫い
込んだ波形形状薄地カーテンの熱処理を行う。
を提供する。 【構成】 カーテンXの裾部X1に、ポリエステル繊維
製の芯地を縫い込み、波形型枠Mとその押え型枠にカー
テンXをセットし、これを熱処理温度170〜180度
Cで加熱する際に、カーテン裾部X1に縫い込まれた芯
地に、波形形状を付与固定したことを特徴とする波形形
状薄地カーテン、およびカーテンを熱処理する波形材と
補強材から構成されている波形型枠Mと、押え棒と支持
部材と補強安定材から構成されている押え型枠とによっ
て、カーテンの裾部にポリエステル繊維製の芯地を縫い
込んだ波形形状薄地カーテンの熱処理を行う。
Description
【0001】
この考案は、波形形状薄地カーテンとその熱加工処理具に関するものである。
【0002】
一般に薄地の織物、とくにレースのカーテンは、使用時においてカーテン布地 の風合から自然に波状の形状になっているが、長期間使用した結果、あるいは洗 濯などを行うと、カーテン布地の風合が変化して、波状の形状が崩れたり、乱れ たりして著しく不均一、不体裁なものとなり、外観を損なう欠点がある。また一 般にカーテンを縫製する際、カーテンの上部にはタックを設けるために、芯地を 挿入しタックの山を安定させているが、裾部には芯地を縫い込むことはせず、幾 分、裾部を重くするために裾部を折り返している。
【0003】
この考案はカーテンに波状のフレアを付けるために、裾部に芯地を縫い込んで 、その後に波形形状を固定させるための熱処理を施し、薄地のカーテン自体は風 合が柔らかであるが、裾部に縫い込まれた芯地が波形の形状に固定されているた めに、カーテン全体は柔らかい風合のまま、波形の形状のカーテンを得ることが できるものである。そしてまた薄地のカーテンが長期間使用した結果や洗濯など で、カーテン布地の風合が変化して、波状の形状が崩れたり、乱れたりして著し く不均一、不体裁なものとなり、外観を損なう欠点を解消することなどを目的と する考案である。
【0004】
カーテンの裾部に、ポリエステル繊維製の芯地を縫い込み、波形型枠とその押 え型枠にカーテンをセットし、これを熱処理温度170〜180度Cで加熱する 際に、カーテン裾部に縫い込まれた芯地に、波形形状を付与固定したことを特徴 とする波形形状薄地カーテン、およびカーテンを熱処理する波形材と補強材から 構成されている波形型枠と、押え棒と支持部材と補強安定材から構成されている 押え型枠とによって、カーテンの裾部にポリエステル繊維製の芯地を縫い込んだ 波形形状薄地カーテンの熱処理を行うことを特徴とする加工処理具の構成とする 。
【0005】
この考案のカーテンおよびその熱加工処理具は、裾部に芯地を縫い込んで、そ の後に波形形状を固定させるための熱処理を施し、薄地のカーテン自体は風合が 柔らかであるが、裾部に縫い込まれた芯地が、適温の熱処理によって波形の形状 に固定されているために、カーテン全体は柔らかい風合のまま、波形の形状のカ ーテンを得ることができる。
【0006】
図1において示すように、この考案のカーテン(X) の裾部(x1)を折り曲げて縫 製する際に、ポリエステル繊維製の芯地(A) を縫い込んだ構成とする。図2、図 3は波形型枠(M) と、その押え型枠(N) を示す図で、紙面奥行方向に連続する構 成であり、下方側の波形型枠(M) は、金属製の波形材(M1),(M2) ……と、それら を連結する四角状の補強材(m1)から構成されている。また上方側の押え型枠(N) は、金属製の押え棒(N1),(N2) ……と、それらを連結する四角状の支持部材(n1) ,(n2) ……[両側に設けた]と、それらを連結する四角状の補強安定材(n')から 構成されている(図3参照)。
【0007】 図3において波形型枠(M) とその押え型枠(N) にカーテン(X) が挟持されてセ ットされた状態を示すもので、波形型枠(M) の波形材 (M1),(M2)……は補強材(m 1 )に固定されており、また押え型枠(N) の押え棒(N1),(N2) ……は支持部材(n1) ,(n2) ……に支持されて、さらに補強安定材(n')により補強され安定的に保持さ れていることを示す。この全体を熱処理室において170〜180度Cで加熱す ることによって、カーテン(X) の裾部(x1)に縫い込まれた芯地(A) に波形形状を 付与固定する。このようにして図4に示すカーテン(X) 上部のタックの山部(Y1) ,(Y2) ……に合わせて、カーテン裾部(x1)のフレアの山(y1),(y2) ……と、カー テン上部のタックとタックの谷部(Z1),(Z2) ……に合わせて、カーテン(X) の裾 部(x1)のフレアの谷部(z1),(z2) ……をもったこの考案の波形形状の薄地カーテ ンが得られる。
【0008】 一般にカーテン地の加工仕上げ時の熱処理温度は170〜180度Cであるが 、この考案に用いる裾部の芯地は、ポリエステル製繊維のメッシュなどを適当と し、この裾部の芯地を作製する際の加工仕上げ温度は約165度Cである。これ によってカーテン全体の波形形状固定の際の、熱処理(温度は前記170〜18 0度C)において、裾部の芯地そのものは熱収縮を起こさずに、その形状のみを 固定させることとなる。勿論、薄地カーテン自体は、前記のように加工仕上げ時 に170〜180度Cによって熱処理されているので何らの変化もないこととな る。なおカーテンの裾部に入れる前記のポリエステル繊維製の芯地の加工にあた っては、合成樹脂剤を併用することが有効である。また波形型枠(M) の波形材(M 1 ),(M2) ……、および押え型枠(N) の押え棒(N1),(N2) ……が、カーテン(X) に 接触する部分には、部分的に表面に凹凸を設けることによって、熱処理加工の際 に、カーテン(X) が波形型枠(M) などからずれるのを防ぐことができる。
【0009】
この考案のカーテンは、裾部に芯地を縫い込んで、その後に波形形状を固定さ せるための熱処理を施し、薄地のカーテン自体は風合が柔らかであるが、裾部に 縫い込まれた芯地が、適温の熱処理によって波形の形状に固定されているために 、カーテン全体は柔らかい風合のまま、全体として波形の形状のカーテンを得る ことができる。また波形材と補強材から構成されている波形型枠と、押え棒と支 持部材と補強安定材から構成されている押え型枠とによって、カーテンの裾部に ポリエステル繊維製の芯地を縫い込んだ波形形状薄地カーテンの熱処理を行うこ とによってきわめて熱処理加工が効率的に行われることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のカーテンの裏面の構成を説明する
図。
図。
【図2】この考案の上下の波形型枠と押え型枠を示す
図。
図。
【図3】図2の上下の波形型枠と押え型枠による加工状
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
【図4】この考案のカーテンの完成状態を示す図。
(X) カーテン (x1) 裾部 (A) 芯地 (M) 波形型枠 (N) 押え型枠
Claims (2)
- 【請求項1】 カーテンの裾部に、ポリエステル繊維製
の芯地を縫い込み、波形型枠とその押え型枠にカーテン
をセットし、これを熱処理温度170〜180度Cで加
熱する際に、カーテン裾部に縫い込まれた芯地に、波形
形状を付与固定したことを特徴とする波形形状薄地カー
テン。 - 【請求項2】 カーテンを熱処理する波形材と補強材か
ら構成されている波形型枠と、押え棒と支持部材と補強
安定材から構成されている押え型枠とによって、カーテ
ンの裾部にポリエステル繊維製の芯地を縫い込んだ波形
形状薄地カーテンの熱処理を行うことを特徴とする加工
処理具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014206U JP3010511U (ja) | 1994-10-22 | 1994-10-22 | 波形形状薄地カーテンおよびその加工処理具 |
EP95307352A EP0708196A1 (en) | 1994-10-22 | 1995-10-17 | Curtain having wave patterns, a method of making the same, and a packaged curtain |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014206U JP3010511U (ja) | 1994-10-22 | 1994-10-22 | 波形形状薄地カーテンおよびその加工処理具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010511U true JP3010511U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=43146271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994014206U Expired - Lifetime JP3010511U (ja) | 1994-10-22 | 1994-10-22 | 波形形状薄地カーテンおよびその加工処理具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010511U (ja) |
-
1994
- 1994-10-22 JP JP1994014206U patent/JP3010511U/ja not_active Expired - Lifetime
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