JP3010299U - 車両用牽引連結装置 - Google Patents

車両用牽引連結装置

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JP3010299U
JP3010299U JP1994014048U JP1404894U JP3010299U JP 3010299 U JP3010299 U JP 3010299U JP 1994014048 U JP1994014048 U JP 1994014048U JP 1404894 U JP1404894 U JP 1404894U JP 3010299 U JP3010299 U JP 3010299U
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JP1994014048U
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好雄 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、被牽引車両のどの様な連結状況に
も適応でき、かつ強固に連結ができると共に、車両の他
の部分に損傷を与えないような連結装置を提供すること
を目的とするものである。 【構成】 本考案は、主ア−ム連結部5の上下昇降およ
び前後傾動をサイドシリンダ−4および作動シリンダ−
3によって調整し、更に被牽引車両Dの連結個所まで、
伸縮用シリンダ−9によって伸縮ア−ム部10の延伸を
調整し、揺動ア−ム部13を連結個所に合わせる構成と
するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は故障等による大型車両を、牽引車によって牽引する場合の連結装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より車両(例えば大型トラック等)を牽引する場合、牽引車後部に装着さ れる連結装置によって、上記車両前部を連結持ち上げる構成とするものである。 この連結装置としては主ア−ム先端にT字状の連結部が装着され、同連結部を 車両の例えば支障の生じない個所アクスルに、連結用チェ−ン等によって連結し 、上記主ア−ムを油圧シリンダ−等の昇降装置によって水平状に上げることによ って、車両前部を持ち上げるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記構成の連結装置では、主ア−ムが水平状に上がる為に車両の ラジエタ−及びトランスミッション等に直接当たり易くなり、又牽引走行中に車 体の振動によって激しく当たり損傷を受ける場合が多々ある。 又上記連結部の基端側が左右回動自在に枢着されてはいるものの、例えば道路 状況によって車両が傾いた状態で連結する場合あるいは走行中に、上記連結部と 車両のアクスルとの連結に支障を来すことがある。 本考案では上記問題点を解消するために、被牽引車両のどの様な連結状況にも 適応でき、かつ強固に連結ができると共に、車両の他の部分に損傷を与えない様 な連結装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は次の如き構成の装置によって達成できる。即ちその要旨は 牽引車体後部に装備される牽引装置であって、下部が牽引車体後端に枢支され、 上部が牽引車体に搭載される傾動用作動装置に連結枢支された縦長筒状のア−ム 作動部を設け、該ア−ム作動部内に、昇降用作動装置によって上下昇降自在とさ れる主ア−ム連結部を内包せしめ、該主ア−ム連結部下部に基端側と先端側が平 行状となる如き中途部が折曲形成される主ア−ム部を地面に対して略水平状にな る如く連結枢支せしめ、更に上記主ア−ム部内に伸縮用シリンダ−によって延伸 自在とされる伸縮ア−ム部を装着せしめ、該伸縮ア−ム部先端に、左右回動自在 に連結枢支されるT字形状の連結部を設けたことを特徴とする車両用牽引連結装 置であり、更に上記連結部が、伸縮ア−ム部先端に左右回動自在に連結枢支され る回動ア−ム部と、該回動ア−ム部先端に上下回動自在に、その中央部が連結枢 支される揺動ア−ム部から構成され、かつ揺動ア−ム部内が中空状とされると共 に、その左右上面に長穴がそれぞれ開口され、かつ上記長穴下に、該長穴の長手 方向に沿って移動自在とされるホルダ−アタッチメント取付部をそれぞれ配設せ しめ、更に上記ホルダ−アタッチメント取付部に着脱自在となしたホルダ−アタ ッチメントを装着した機構とするものである。
【0005】
【作用】
本考案の牽引連結装置では、図8に示すように故障などによる被牽引車両Dを 連結する場合には、主ア−ム連結部5が最低高さとなるように、サイドシリンダ −4、4および作動シリンダ−3によって調整し、更に上記被牽引車両Dの連結 個所迄で、伸縮用シリンダ−9によって伸縮ア−ム部10の延伸を調整し、揺動 ア−ム部13を連結個所に合わせるものである。 そこで連結個所の嵌合形状に適合したホルダ−アタッチメント17、17が取 り付けられたホルダ−アタッチメント取付部14、14を連動用螺子部材16、 16によってその幅間隔を調整し、上記被牽引車両Dの連結個所に、その傾動に 対しても揺動ア−ム部13を傾動させ密接状に連結するものである。 次にこの状態より、サイドシリンダ−4、4を伸長させることによって主ア− ム連結部5を上昇させると共に、作動シリンダ−3を収縮させることによってア −ム作動部1のシャフト2を支点として後方に傾動し、それと略直角方向へ連結 される主ア−ム部7の延長である回動ア−ム部11およびその先端の揺動ア−ム 部13が上方に移動し、被牽引車両Dの前部を持ち上げることとなる。
【0006】 従ってこの場合には、揺動ア−ム部13のみで被牽引車両Dを持ち上げること となり、主ア−ム部7および伸縮ア−ム部10によって被牽引車両Dの他の部分 (例えばラジエタ−およびトランスミッション等)に、当接することなく牽引す ることができるものである。 なお上記ア−ム作動部1の傾動機構および主ア−ム連結部5の昇降機構につい ては、油圧等の作動シリンダ−3およびサイドシリンダ−4の他に、駆動減速モ −タ−と連動チェ−ン等の組み合わせによる作動機構も考えられ、状況に応じて 最も適した作動機構を採用することが望ましい。
【0007】
【実施例】
以下本考案に係る車両用牽引連結装置を、その実施例を示す図面を参酌し乍ら 詳述する。 図1および図2に示すように、1は下部が牽引車体A後端にシャフト2によっ て枢支され、上部が牽引車体Aに搭載される作動シリンダ−3に連結枢着される 縦長筒状のア−ム作動部である。このア−ム作動部1は上記シャフト2を中心と して作動シリンダ−3の伸縮によって前,後傾動するものである。 そこで上記ア−ム作動部1内に、サイドシリンダ−4、4によって上下昇降可 能とされる主ア−ム連結部5を内包するものである。
【0008】 そして上記主ア−ム連結部5下部にア−ム取付部6、6を突設形成し、同ア− ム取付部6、6間に、基端側と先端側が平行状となる様に中途において折曲形成 された横長筒状の主ア−ム部7をシャフト2’によって枢着するものである。 即ち上記主ア−ム部7は後方に向けて一段低く地面に平行状になるように折曲 形成され、更に主ア−ム部7の基端側が上記主ア−ム連結部5内に装着される主 ア−ム部収納用シリンダ−8の伸縮によって、図3に示すように主ア−ム部7は ア−ム作動部1側に収納される構成とするものである。
【0009】 次に主ア−ム部7内に、その内部に内包される伸縮用シリンダ−9によって自 在に延伸できる伸縮ア−ム部10を上記主ア−ム部7先端開口内に装着し、更に 上記伸縮ア−ム部10先端には、図中B矢印方向、即ち左右回動自在とされる回 動ア−ム部11をシャフト2’’によって連結枢着するものである。 そして図4に示すように、回動ア−ム部11先端に、左右に長穴12、12が 開口される中空状の揺動ア−ム部13を図中C矢印方向へ回動自在となるように 、その中央をT字状に枢着するものである。
【0010】 そこで上記長穴12、12下には、同長穴12、12の長手方向に沿って摺動 自在に調整できるホルダ−アタッチメント取付部14、14を内蔵するものであ り、上記ホルダ−アタッチメント取付部14、14の摺動機構としては、図中に 示すように上記ホルダ−アタッチメント取付部14、14と一体的に連結される 連動部材15、15を上記揺動ア−ム部13外へ突出させ、連動部材15、15 に揺動ア−ム部13外壁に装着される連動用螺子部材16、16に螺合させ、上 記連動用螺子部材16、16を左右に回転させることによって上記ホルダ−アタ ッチメント取付部14、14を摺動自在とするものである。
【0011】 なお上記ホルダ−アタッチメント取付部14、14の摺動機構としては、上記 詳述した機構の他にラックとピニオン機構等、種々の機構が考えられるものであ り、状況に応じて最も適合した機構を採用することが望ましい。 次に上記ホルダ−アタッチメント取付部14、14に自在に嵌合装着できるホ ルダ−アタッチメント17、17を設けるものであり、同ホルダ−アタッチメン ト17、17は、車両を連結する際に、車両に支障のない個所、例えば車両のア クスル又はリ−フスプリングに嵌合できる形状とするものであり、図5および図 6並びに図7にそれぞれ示すようなホルダ−アタッチメント17、17、17を 、取り替え自在とするものである。
【0012】 又18、18は車両と回動ア−ム部11とを強固に連結するためチェ−ン連結 部材を示す。 更に19、19、・・は、走行時あるいは収納時に各部のはね上がりおよび振 動を防止する為のロックピンを示すものである。
【0013】
【考案の効果】
以上述べて来た如く本考案によれば、主ア−ム部を上下昇降および傾動可能と することにより、揺動ア−ム部のみによって被牽引車両を連結することができ、 被牽引車両のラジエタ−およびトランスミッション等を、主ア−ム部によって傷 つけることが無く、更にホルダ−アタッチメントを、車両の種類および連結個所 に応じて取替えが自在にできると共に、その幅間隔を調整できることによって被 牽引車両を傷つけることなく強固に連結牽引することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面説明図である。
【図2】本考案の同平面説明図である。
【図3】本考案の主ア−ム部の作動状態を示す説明図で
ある。
【図4】本考案の連結部の拡大斜視図である。
【図5】本考案のホルダ−アタッチメントの斜視図であ
る。
【図6】本考案のホルダ−アタッチメントの斜視図であ
る。
【図7】本考案のホルダ−アタッチメントの斜視図であ
る。
【図8】本考案の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A 牽引車体 1 ア−ム作動部 3 作動シリンダ− 4 サイドシリンダ− 5 主ア−ム連結部 7 主ア−ム部 8 主ア−ム部収納用シリンダ− 9 伸縮用シリンダ− 10 伸縮ア−ム部 11 回動ア−ム部 12 長穴 13 揺動ア−ム部 14 ホルダ−アタッチメント取付部 17 ホルダ−アタッチメント

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牽引車体後部に装備される牽引装置であ
    って、下部が牽引車体後端に枢支され、上部が牽引車体
    に搭載される傾動用作動装置に連結枢支された縦長筒状
    のア−ム作動部を設け、該ア−ム作動部内に、昇降用作
    動装置によって上下昇降自在とされる主ア−ム連結部を
    内包せしめ、該主ア−ム連結部下部に基端側と先端側が
    平行状となる如き中途部が折曲形成される主ア−ム部を
    地面に対して略水平状になる如く連結枢支せしめ、更に
    上記主ア−ム部内に伸縮用シリンダ−によって延伸自在
    とされる伸縮ア−ム部を装着せしめ、該伸縮ア−ム部先
    端に、左右回動自在に連結枢支されるT字形状の連結部
    を設けたことを特徴とする車両用牽引連結装置。
  2. 【請求項2】 上記連結部が、伸縮ア−ム部先端に左右
    回動自在に連結枢支される回動ア−ム部と、該回動ア−
    ム部先端に上下回動自在に、その中央部が連結枢支され
    る揺動ア−ム部からなることを特徴とする請求項1記載
    の車両用牽引連結装置。
  3. 【請求項3】 上記揺動ア−ム部内が中空状とされると
    共に、その左右上面に長穴がそれぞれ開口され、かつ上
    記長穴下に、該長穴の長手方向に沿って移動自在とされ
    るホルダ−アタッチメント取付部をそれぞれ配設せし
    め、更に上記ホルダ−アタッチメント取付部に着脱自在
    となしたホルダ−アタッチメントを装着したことを特徴
    とする請求項1若しくは、2記載の車両用牽引連結装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022099568A (ja) * 2020-12-23 2022-07-05 株式会社ロードサービス アンダーリフトの荷重変換機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022099568A (ja) * 2020-12-23 2022-07-05 株式会社ロードサービス アンダーリフトの荷重変換機構
JP7300239B2 (ja) 2020-12-23 2023-06-29 株式会社ロードサービス アンダーリフトの荷重変換機構

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