JP3010192B2 - 連続可変変速機の変速制御方法 - Google Patents

連続可変変速機の変速制御方法

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JP3010192B2
JP3010192B2 JP16004091A JP16004091A JP3010192B2 JP 3010192 B2 JP3010192 B2 JP 3010192B2 JP 16004091 A JP16004091 A JP 16004091A JP 16004091 A JP16004091 A JP 16004091A JP 3010192 B2 JP3010192 B2 JP 3010192B2
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佳宣 山下
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は連続可変変速機の変速
制御方法に係り、特に作動用油圧制御弁手段の駆動周波
数を切換えた際のNULL値のずれによる変速の不連続
やショックの発生を軽減し得る連続可変変速機の変速制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、内燃機関と駆動車輪間
に変速機を介在している。この変速機は、広範囲に変化
する車両の走行条件に合致させて駆動車輪に伝達される
駆動力を変更し、内燃機関の性能を充分に発揮させてい
る。変速機には、例えば回転軸に固定された固定プーリ
部片とこの固定プーリ部片に接離可能に前記回転軸に装
着された可動プーリ部片とを有するプーリを2つ設けて
ベルトを巻掛け、夫々のプーリの両プーリ部片間に形成
される溝幅を油圧により増減することによりプーリに巻
掛けられたベルトの回転半径を増減させてベルトレシオ
(変速比)を連続的に変化させる連続可変変速機があ
る。
【0003】この連続可変変速機は、変速比用油圧制御
弁手段により油圧を制御して変速比を変化させる。この
変速比用油圧制御弁は、作動用油圧制御弁手段により作
動用油圧を制御されて作動される。この作動用油圧制御
弁手段は、電磁弁等からなり、デューティ率の出力値で
ある駆動周波数により駆動される。
【0004】このような作動用油圧制御弁手段の駆動周
波数を切換え制御するものとしては、特開昭64−44
348号公報や特開平1−153851号公報に開示さ
れている。特開昭64−44348号公報に開示のもの
は、油温低下に併ない粘性が高まることを考慮して、油
温状態に応じて油温が低い場合には低い駆動周波数に切
換え制御するとともに油温が高い場合には高い駆動周波
数に切換え制御するものである。特開平1−15385
1号公報に開示のものは、所定油温状態においても、車
速に応じて駆動周波数を切換え制御するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、作動用油圧
制御弁手段により作動用油圧を制御される変速比用油圧
制御弁手段は、図5に示す如く、作動用油圧制御弁手段
のデューティ率の変化に対して、出力圧力が急変する特
性を有している。この特性の急変する変速急変点におけ
る変速比の変化しないデューティ率をNULL値とい
う。この変速比用油圧制御弁手段のNULL値は、図6
に示す如く、油温や駆動周波数の影響を受けて変動す
る。
【0006】このため、駆動周波数を駆動条件に応じ切
換え制御して作動用油圧制御弁手段を駆動した場合に、
NULL値が油温や駆動周波数の影響を受けて変動する
ことにより、切換え時点においてNULL値にずれを生
じることになる。このNULL値のずれは、図7に示す
如く、変速速度が変動して変速に不連続を生じさせ、ま
た、ショックを発生する不都合がある。
【0007】しかし、前記特開昭64−44348号公
報に開示のものは、油温状態に応じて駆動周波数を切換
え制御しており、ショックの発生がない制御モード(ニ
ュートラルモード、ホールドモード)やショックの発生
が少ない制御モード(ドライブモード)において切換え
制御を行っている。また、前記特開平1−153851
号公報に開示のものは、所定油温状態においても、車速
に応じて駆動周波数を切換え制御するほうが良いとして
いる。
【0008】ところが、前記特開平1−153851号
公報に開示の如く、所定油温状態においても車速に応じ
て駆動周波数を切換え制御した場合に、駆動周波数の切
換えによるNULL値のずれが走行状態によっては顕著
に現れ、このNULL値のずれに起因して変速に不連続
を生じ、ショックを発生する不都合がある。
【0009】即ち、図8・図9に示す如く、常温時にお
いて、車速に応じて低速では高い駆動周波数である10
0Hzに切換え制御するとともに、高速では低い駆動周
波数である50Hzに切換え制御する場合に、図10に
示す如く、50Hzと100Hzとの間に圧力値のずれ
がある。
【0010】このため、常温時において、つまり、所定
油温状態において車速に応じて駆動周波数を切換え制御
した場合に、駆動周波数の切換えによるNULL値のず
れが走行状態によって、特に加速状態において顕著に現
れ、このNULL値のずれに起因して加速状態における
変速に不連続を生じ、ショックを発生する不都合があ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去すべく、固定プーリ部片とこの固定プー
リ部片に接離可能に装着された可動プーリ部片との両プ
ーリ部片間の溝幅を油圧により増減させて前記両プーリ
に巻掛けられるベルトの回転半径を増減させて変速比を
連続的に変化させる連続可変変速機を設け、前記変速比
を変化させるべく油圧を制御する変速比用油圧制御弁手
段を設けるとともにこの変速比用油圧制御弁手段の作動
用油圧を制御する作動用油圧制御弁手段を設け、前記作
動用油圧制御弁手段を各種の駆動周波数により駆動制御
する制御手段を設け、この制御手段によって、前記作動
用油圧制御弁手段の駆動周波数を所定油温状態に対応す
る所定駆動周波数として低い側から高い側までの各種の
駆動周波数に切換え制御するとともに、前記作動用油圧
制御弁手段を所定油温状態に対応する高い側の高側駆動
周波数により駆動している際に車速が高側駆動周波数か
ら低側駆動周波数への切換え用車速トリガ値以上であり
且つ前記連続可変変速機の変速比が減少している場合に
は前記作動用油圧制御弁手段の駆動周波数を前記高側駆
動周波数よりも低い側の低側駆動周波数に切換え制御す
ることを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明の構成によれば、制御手段によって、
作動用油圧制御弁手段の駆動周波数を所定油温状態に対
応する所定駆動周波数として低い側から高い側までの各
種の駆動周波数に切換え制御するとともに、作動用油圧
制御弁手段を所定油温状態に対応する高い側の高側駆動
周波数により駆動している際に、車速が高側駆動周波数
から低側駆動周波数への切換え用車速トリガ値以上であ
り且つ前記連続可変変速機の変速比が減少している場合
には、作動用油圧制御弁手段の駆動周波数を高側駆動周
波数よりも低い側の低側駆動周波数に切換え制御するこ
とにより、駆動周波数の切換えによるNULL値のずれ
が顕著に現れ難い走行状態において駆動周波数を切換え
ることができる。
【0013】
【実施例】次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
【0014】図1〜図4は、この発明の実施例を示すも
のである。図4において、2はベルト駆動式の連続可変
変速機、2Aはベルト、4は駆動側プーリ、6は駆動側
固定プーリ部片、8は駆動側可動プーリ部片、10は被
駆動側プーリ、12は被駆動側固定プーリ部片、14は
被駆動側可動プーリ部片である。
【0015】前記駆動側プーリ4は、回転軸たる入力軸
16に固定された駆動側固定プーリ部片6と、入力軸1
6の軸方向に移動可能且つ回転不可能に前記入力軸16
に装着された駆動側可動プーリ部片8とを有する。ま
た、前記被駆動側プーリ10も、前記駆動側プーリ4と
同様に、回転軸たる出力軸18に固定された被駆動側固
定プーリ部片12と出力軸18の軸方向に移動可能且つ
回転不可能に前記出力軸18に装着された被駆動側可動
プーリ部片14とを有する。
【0016】前記駆動側可動プーリ部片8と被駆動側可
動プーリ部片14とには、第1、第2ハウジング20、
22が夫々装着され、第1、第2油圧室24、26が夫
々形成される。また、被駆動側の第2油圧室26内に
は、被駆動側固定プーリ部片12と被駆動側可動プーリ
部片14との間の溝幅を減少する方向に前記被駆動側可
動プーリ部片14を付勢するばね等からなる付勢手段2
8を設ける。
【0017】前記入力軸16には、オイルポンプ30を
設けている。オイルポンプ30の吸入側は、オイルフィ
ルタ32を介してオイルパン34内に連通する。このオ
イルポンプ30の吐出側は、前記第1、第2油圧室2
4、26に第1、第2オイル通路36、38により夫々
連通するとともに、第1オイル通路36の途中に入力軸
シーブ圧たるプライマリ圧を制御するプライマリ圧制御
弁40を介設する。
【0018】プライマリ圧制御弁40よりもオイルポン
プ30側の第1オイル通路36には、第3オイル通路4
2によってライン圧(一般に5〜25〓/〓2 )を一定
圧(3〜4〓/〓2 )のコントロール油圧に制御して取
出す定圧制御弁44を連通し、前記プライマリ圧制御弁
40に第4オイル通路46によりプライマリ圧力制御用
第1三方電磁弁48を連通する。
【0019】また、前記第2オイル通路38の途中に
は、ポンプ圧力たるライン圧を制御する逃し弁機能を有
するライン圧制御弁50を第5オイル通路52により連
通し、このライン圧制御弁50に第6オイル通路54に
よりライン圧力制御用第2三方電磁弁56を連通する。
【0020】更に、前記ライン圧制御弁50の連通する
部位よりも第2油圧室26側の第2オイル通路38途中
には、後述の油圧クラッチ68に作用する油圧たるクラ
ッチ圧を制御するクラッチ圧制御弁58を第7オイル通
路60により連通し、このクラッチ圧制御弁58に第8
オイル通路62によりクラッチ圧力制御弁用第3三方電
磁弁64を連通する。
【0021】また、前記定圧制御弁44から取出す一定
圧のコントロール油圧を、前記プライマリ圧制御弁40
及びプライマリ圧力制御用第1三方電磁弁48、ライン
圧制御弁50及びライン圧力制御用第2三方電磁弁5
6、そしてクラッチ圧制御弁58及びクラッチ圧力制御
用第3三方電磁弁64に夫々供給すべく、これら弁4
0、44、48、50、56、58、64を第9オイル
通路66によって夫々連通する。
【0022】前記クラッチ圧制御弁58は、自動発進ク
ラッチ68の後述クラッチ油圧室78に第10オイル通
路70によって連通するとともに、この第10オイル通
路70途中には第11オイル通路72により圧力センサ
74を連通する。この圧力センサ74は、ホールドモー
ドやスタートモード等においてクラッチ圧を制御する際
に直接油圧を検出することができ、この検出油圧を目標
クラッチ圧とすべく指令する際に寄与する。また、ドラ
イブモード時には、クラッチ圧がライン圧と等しくなる
ので、ライン圧制御にも寄与するものである。
【0023】前記自動発進クラッチ68は、前記出力軸
18に取付けられた入力側のケーシング76と、このケ
ーシング76内に設けたクラッチ油圧室78と、クラッ
チ油圧室78に作用する油圧により押進されるピストン
80と、このピストン80を引退方向に付勢する円環状
スプリング82と、前記ピストン80の押進力と前記円
環状スプリング82の付勢力とにより進退動可能に設け
た第1圧力プレート84と、出力側のフリクションプレ
ート86と、前記ケーシング76に固設した第2圧力プ
レート88とからなる。
【0024】自動発進クラッチ68は、クラッチ油圧室
78に作用させる油圧たるクラッチ圧を高めると、ピス
トン80が押進されて第1圧力プレート84と第2圧力
プレート88とをフリクションプレート86に密着さ
せ、いわゆる結合状態になる。一方、クラッチ油圧室7
8に作用させる油圧たるクラッチ圧を低くすると、円環
状スプリング82の付勢力によりピストン80が引退さ
れて第1プレート84と第2圧力プレート88とをフリ
クションプレート86から離間させ、いわゆるクラッチ
切れの状態になる。このように、自動発進クラッチ68
は、クラッチ圧により結合・離脱され、連続可変変速機
2の出力する駆動力を断続する。
【0025】前記第1ハウジング20外側に入力軸回転
検出歯車90を設け、この入力軸回転検出歯車90の外
周部位近傍に入力軸側の第1回転検出器92を設ける。
また、前記第2ハウジング22外側に出力軸回転検出歯
車94を設け、この出力軸回転検出歯車94の外周部位
近傍に出力軸側の第2回転検出器96を設ける。この第
1回転検出器92と第2回転検出器96との検出する回
転数より、エンジン回転数とベルトレシオ(変速比)と
を把握する。
【0026】また、前記自動発進クラッチ68には、出
力伝達用歯車98を設けている。この出力伝達用歯車9
8は、前進出力伝達用歯車98Fと後進出力伝達用歯車
98Rとからなり、後進出力伝達用歯車98Rの外周部
位近傍に最終出力軸100の回転であるクラッチ出力回
転数を検出する第3回転検出器102を設ける。この第
3回転検出器102は、図示しない前後進切換機構、中
間軸、終減速歯車、差動機構、駆動軸、車輪に連絡する
最終出力軸100のクラッチ出力回転数を検出するもの
であり、車速の検出が可能である。また、前記第2回転
検出器96と第3回転検出器102との検出する回転数
によって、自動発進クラッチ68前後の入力側と出力側
との夫々クラッチ入力回転数・クラッチ出力回転数の検
出も可能であり、クラッチスリップ量の検出に寄与す
る。
【0027】前記圧力センサ74および第1〜第3回転
検出器92、96、102からの各種信号に併せて、キ
ャブレタスロットル開度、キャブレタアイドル位置、ア
クセルペダル信号、ブレーキ信号、パワーモードオプシ
ョン信号、シフトレバー位置等の各種信号を入力して制
御を行う制御部104を設ける。また、この制御部10
4には、油温センサ106からの信号が入力する。
【0028】制御部104は、入力する各種信号により
ベルトレシオやクラッチ断続状態を各種制御モードによ
り制御すべく、前記プライマリ圧力制御用第1三方電磁
弁48、ライン圧力制御用第2三方電磁弁56、そして
クラッチ圧力制御用第3三方電磁弁64の動作を制御す
る。
【0029】前記制御部104に入力される入力信号の
機能について詳述すれば、
【0030】、シフトレバー位置の検出信号 ……P、R、N、D、L等の各レンジ信号により各レン
ジに要求されるライン圧やレシオ、クラッチの制御
【0031】、キャブレタスロットル開度の検出信号 ……予めプログラム内にインプットしたメモリからエン
ジントルクを検知、目標レシオあるいは目標エンジン回
転数の決定
【0032】、キャブレタアイドル位置の検出信号 ……キャブレタスロットル開度センサの補正と制御にお
ける精度の向上
【0033】、アクセルペダル信号 ……アクセルペダルの踏込み状態によって運転者の意志
を検知し、走行時あるいは発進時の制御方法を決定
【0034】、ブレーキ信号 ……ブレーキペダルの踏込み動作の有無を検知し、クラ
ッチの切り離し等制御方向を決定
【0035】、パワーモードオプション信号 ……車両の性能をスポーツ性(あるいはエコノミー性)
とするためのオプションとして使用
【0036】、油温信号 ……油圧回路の油温状態に応じた信号 等がある。
【0037】なお、油温信号は、例えばオイルパン34
内に設置された油温センサ106から出力される。
【0038】前記油圧によりベルトレシオ(変速比)を
制御される連続可変変速機2は、ベルトレシオ(変速
比)を変化させるべく油圧を制御する変速比用油圧制御
弁手段であるプライマリ圧制御弁40を設けるととも
に、このプライマリ圧制御弁40の作動用油圧を制御す
る作動用油圧制御弁手段であるプライマリ圧力制御用第
1三方電磁弁48を設けている。
【0039】プライマリ圧制御弁40の作動用油圧を制
御する第1三方電磁弁48は、制御部104によりデュ
ーティ率の出力値である駆動周波数により駆動され、プ
ライマリ圧制御弁40の作動用油圧を制御する。この作
動用油圧により、プライマリ圧制御弁40は作動され、
ベルトレシオ(変速比)を変化させるように油圧を制御
する。
【0040】前記制御部104は、前記作動用油圧制御
弁手段である第1三方電磁弁48の駆動周波数を所定油
温状態に対応する所定駆動周波数として、例えば、図1
の(304)〜(314)に示す如く、低い側から高い
側までの12.5Hz、25Hz、50Hz、100H
zの各種の駆動周波数に切換え制御するとともに、前記
作動用油圧制御弁手段である第1三方電磁弁48を所定
油温状態に対応する高い側の高側駆動周波数、例えば、
常温時に100Hzの駆動周波数により駆動している際
に、図3に示す如く、車速NCOが高側駆動周波数であ
る100Hzから低側駆動周波数である50Hzへの切
換え用トリガ値NCOTR1以上(NCO≧NCOTR
1)であり、且つ、変速比RATIOが減少している場
合、この実施例においては、図1、図2に示す如く連続
可変変速機2の変速用の最終目標エンジン回転数NES
PRFが減少している場合には、前記作動用油圧制御弁
手段である第1三方電磁弁48の駆動周波数を前記高側
駆動周波数である100Hzよりも低い側の低側駆動周
波数である50Hzに切換え制御するものである。
【0041】次に作用について説明する。
【0042】前記連続可変変速機2は、図4に示す如
く、入力軸16上に位置するオイルポンプ30を作動
し、オイルパン34のオイルをオイルフィルタ32を介
して吸入する。
【0043】このオイルポンプ30の吐出する油圧であ
るポンプ圧、すなわちライン圧は、ライン圧制御弁50
で制御される。ライン圧は、ライン圧制御弁50からの
洩れ量が大であれば低くなり、反対に少なければ高くな
る。このライン圧制御弁50は、フルロー状態とフルオ
ーバ状態およびレシオ固定状態において、それぞれライ
ン圧を変化させる3段階の制御を行う変速制御特性を有
している。
【0044】ライン圧制御弁50は、専用の第2三方電
磁弁56により動作を制御されるものであり、この第2
三方電磁弁56の動作に追従してライン圧制御弁50が
作動する。第2三方電磁弁56は、制御部104により
一定の駆動周波数のデューティ率で制御される。すなわ
ち、デューティ率0%とは、第2三方電磁弁56が全く
動作しない状態であり、出力油圧がゼロとなる。また、
デューティ率100%とは、第2三方電磁弁56が動作
して制御圧力と同一の最大の出力油圧となる。このよう
に、第2三方電磁弁56は、デューティ率によって出力
油圧を可変させている。
【0045】したがって、第2三方電磁弁56の特性
は、略直線的であり、ライン圧制御弁50をアナログ的
に動作させることが可能となり、第2三方電磁弁56の
デューティ率を任意に変化させて、ライン圧を制御する
ことができる。
【0046】変速制御用のプライマリ圧は、プライマリ
圧制御弁40により制御される。このプライマリ圧制御
弁40は、ライン圧制御弁50と同様に、専用の第1三
方電磁弁48によって制御される。この第1三方電磁弁
48は、前記第2三方電磁弁56と同様に、制御部10
4によりデューティ率によって制御され、プライマリ圧
制御弁40への出力油圧を可変させてプライマリ圧を制
御する。
【0047】前記自動発進クラッチ68制御用のクラッ
チ圧制御弁58は、クラッチ圧を制御するものであり、
最大クラッチ圧を必要とする際にはライン圧側と導通さ
せ、また、最低クラッチ圧とする際には大気側と導通さ
せるものである。このクラッチ圧制御弁58は、前記ラ
イン圧制御弁50やプライマリ圧制御弁40と同様に、
専用の第3三方電磁弁64によって動作が制御されてお
り、説明を省略する。
【0048】クラッチ圧は、最低の大気圧(ゼロ)から
最大のライン圧までの範囲内で変化するものである。ク
ラッチ圧の制御には、四つの基本パターンがある。この
基本パターンは、 (1)、ニュートラルモード (2)、ホールドモード (3)、スタートモード (4)、ドライブモード の四つである。
【0049】この基本パターンの(1)は、シフト操作
と連動する専用の図示しない切換バルブで行われる。他
の基本パターンの(2)、(3)、(4)は、制御部1
04による第1〜第3三方電磁弁48、56、64のデ
ューティ率制御によって行われている。
【0050】特に、(4)の状態においては、クラッチ
圧制御弁58によって、第7オイル通路60と第10オ
イル通路70とを連通させ、最大圧発生状態とし、クラ
ッチ圧はライン圧と同一となる。
【0051】また、プライマリ圧制御弁40やライン圧
制御弁50、クラッチ圧制御弁58は、第1〜第3三方
電磁弁48、56、64からの出力油圧によってそれぞ
れ制御されている。これらの第1〜第3三方電磁弁4
8、56、64を制御するコントロール油圧は、定圧制
御弁44で作られる一定油圧である。このコントロール
油圧は、ライン圧より低いが、安定した一定の圧力であ
る。また、コントロール油圧は、プライマリ圧制御弁4
0、ライン圧制御弁50、クラッチ圧制御弁58の安定
化を図っている。
【0052】次に連続可変変速機2の制御を説明する。
【0053】連続可変変速機2は、油圧制御されている
とともに、制御部104からの適切なライン圧や、変速
比変更のためのプライマリ圧、および自動発進クラッチ
68を確実に結合させるためのクラッチ圧がそれぞれ確
保されている。
【0054】図2は、連続可変変速機2の油圧制御のブ
ロック図であり、油圧制御について説明する。
【0055】制御部104は、スロットル開度THRと
車速NCOとエンジン回転数NEとから変速用の最終目
標エンジン回転数NESPRFを演算(200)し、比
例ゲインKpを掛け(202)、リミッタ1を通す(2
04)。この値に積分ゲインKi/Sを掛け(206)
て所定油温状態に対応する所定周波数である例えば10
0Hzの駆動周波数の公称NULL値NNULを加減
(208)し、この値(208)と前記リミッタ1を通
した(204)値とを加減(210)する。この値(2
10)には、100Hzの駆動周波数で駆動されている
油温状態の領域において低い側の50Hzの駆動周波数
で駆動する場合にYESに切換えられるスイッチSW1
によって、100Hzの駆動周波数と50Hzの駆動周
波数とのNULL値のずれFNCMPを加減(212)
し、リミッタ2を通し(214)てレシオソレノイドデ
ューティOPWRATとして出力し、第1三方電磁弁4
8を駆動する。
【0056】次に油圧制御を図1に従って説明する。
【0057】制御部104は、制御がスタート(30
0)すると、制御モードがドライブモードDRVである
か否かを判断(301)する。NOの場合は、他の変速
制御を行う(302)。
【0058】前記判断(301)がYESの場合は、最
終目標エンジン回転数NESPRFを演算(303)
し、100Hzの駆動周波数による温度状態の領域であ
るか否かを判断(304)する。
【0059】この判断(304)がYESであり、ソレ
ノイド駆動周波数フラグFRQFLGが100Hzであ
るか否かの判断(305)がYESであり、車速NCO
が100Hzから50Hzへの切換え用車速トリガ値N
COTR1以上であるか否かの判断(306)が以上
(NCO≧NCOTR1)であり、且つ、今回の最終目
標エンジン回転数NESPRFから前回の最終目標エン
ジン回転数NESPRNを引いて最終目標エンジン回転
数の変化値DNESPRを算出(307)し、この変化
値DNESPRが100Hzから50Hzへの切換え用
最終目標エンジン回転数トリガ値DNESPTR未満で
あるか否かの判断(308)が未満(DNESPR<D
NESPTR)である場合には、ソレノイド駆動周波数
フラグFRQFLRを50Hzとし(309)、前回の
目標エンジン回転数NESPRNを今回の最終目標エン
ジン回転数NESPRFとし(310)、他の変速制御
を行って(311)、制御モードがドライブモードので
あるか否かの判断(301)にリターンする。
【0060】このように、制御モードがドライブモード
DRVであり、油温状態の領域が100Hzであり、車
速NCOが100Hzから50Hzへの切換え用車速ト
リガ値NCOTR1以上であり、且つ最終目標エンジン
回転数NESPRFが減少している走行状態において
は、駆動周波数を100Hzから50Hzに切換える。
【0061】なお、判断(306)において車速NCO
が100Hzから50Hzへの切換え用トリガ値NCO
TR1未満の場合、および/または、判断(308)に
おいて最終目標用エンジン回転数の変化値DNESPR
が100Hzから50Hzへの切換え用最終目標エンジ
ン回転数トリガ値DNESPTR以上である場合は、駆
動周波数を100Hzとし、前記処理(310)、(3
11)を経て判断(301)にリターンする。
【0062】また、ソレノイド駆動周波数フラグFRQ
FLGが100Hzであるか否かの判断(305)がN
Oの場合には、車速NCOが50Hzから100Hzへ
の切換え用車速トリガ値NCOTR2以下であるか否か
を判断(312)する。この判断(312)において車
速NCOがNCOTR2以下の場合は、ソレノイド駆動
周波数フラグFRQFLRを100Hzとし(31
3)、前記処理(310)(311)を経て判断(31
0)にリターンする。一方、車速NCOが50Hzから
100Hzへの切換え用トリガ値NCOTR2を越えて
いる場合は、駆動周波数を50Hzとし、前記処理(3
10)、(311)を経て、判断(301)にリターン
する。ただし、NCOTR1とNCOTR2とは、NC
OTR1>NCOTR2の関係にある。
【0063】また、前記判断(304)においてNOの
場合は、他の駆動周波数を選択(314)し、前記処理
(310)、(311)を経て判断(311)にリター
ンする。
【0064】なお、最終目標エンジン回転数NESPR
Fの減少を判断するために、変化値DNESPRに対す
るトリガ値DNESPTRを設けている。このトリガ値
DNESPTRによって、最終目標エンジン回転数NE
SPRFが減少に転じたことを確実に判断することがで
きる。
【0065】また、最終目標エンジン回転数NESPR
Fに代えて、実際のエンジン回転数NEにより減少を判
断することもできる。ただし、実際のエンジン回転数N
Eによる判断は、変動が大いので、減速に転じたことを
判断するために、充分なフィルタ処理等を行う。
【0066】なお、最終目標エンジン回転数NESPR
Fは、実際のエンジン回転数NEを制御するための目標
値であるため、実際のエンジン回転数NEに先行して変
化している。このため、最終目標エンジン回転数NES
PRFによる判断は、実際のエンジン回転数NEによる
判断よりも、制御上有利である。
【0067】このように、制御部104によって、作動
用油圧制御弁手段たる第1三方電磁弁48を所定油温状
態である常温時に対応する高側駆動周波数の100Hz
により駆動している際に、車速NCOが高側駆動周波数
である100Hzから低側駆動周波数である50Hzへ
の切換え用トリガ値NCOTR1以上(NCO≧NCO
TR1)であり、且つ、連続可変変速機2の変速用の最
終目標エンジン回転数NESPRFが減少している場合
には、第1三方電磁弁48の駆動周波数を高側駆動周波
数の110Hzよりも低い側の低側駆動周波数である5
0Hzに切換え制御することにより、図3に示す如く、
駆動周波数の切換えによるNULL値のずれが顕著に現
れ難い加速状態以外の走行状態において駆動周波数を切
換えることができる。
【0068】このため、駆動周波数の違いにより生ずる
NULL値のずれが顕著に現れ難い走行状態において、
プライマリ圧制御弁40の作動用油圧を制御する第1三
方電磁弁48の駆動周波数を切換えることができ、変速
の不連続やショックの発生を確実に防止し得て、運転者
に違和感を与えることがなく、快適な乗車感を得ること
ができる。
【0069】さらに、変速用の最終目標エンジン回転数
の減少によって走行状態を判断していることにより、車
速や実際のエンジン回転数、あるいはスロットル開度に
よる走行状態の判断よりも走行状態を確実に且つ先行し
て把握することができ、制御の精度や確実性を高めるこ
とができる。さらにまた、低側駆動周波数に切換えられ
る機会が増すことにより、第1三方電磁弁48の耐久性
や作動用油圧の制御精度を向上することができる。
【0070】なお、この実施例においては、プライマリ
圧制御弁40の作動用油圧を制御する第1三方電磁弁4
8を例示して説明したが、ライン圧制御弁50の作動用
油圧を制御する第2三方電磁弁56や、クラッチ圧制御
弁58の作動用油圧を制御する第3三方電磁弁64につ
いても、同様に制御することにより、制御の変化を滑ら
かにすることができるものである。
【0071】また、特に連続可変変速機にかぎらず、流
体を駆動周波数により制御するとともにこの駆動周波数
を切換え制御するその他の制御装置においても適用で
き、大なる汎用性を有するものである。
【0072】しかも、制御部のプログラムの変更のみで
対応でき、コスト上昇を招くこともなく、経済的に有利
である。
【0073】また、前記図1において、駆動周波数を5
0Hzから100Hzに切換えるのは、車速NCOが5
0Hzから100Hzへの切換え用トリガ値NCOTR
2以下の場合である。
【0074】これは、減速状態においては駆動周波数の
切換えに伴う不具合が現れ難く、また、駆動周波数が高
い側の100Hzの切換えられることにより切換えに伴
う不具合いが速かに吸収されるからである。しかも、前
記トリガ値NCOTR2の他に条件を設けると、その成
立に要する時間が経過する間に車速が低下してしまい、
低い駆動周波数である50Hzで駆動されつづけること
により、自動発進クラッチ68のクラッチ圧の制御に問
題を生じるからである。
【0075】即ち、クラッチ圧制御用の油圧回路は、自
動発進クラッチ68の応答性を確保すべく容量を小とし
ている。このため、自動発進クラッチ68の制御時に、
低い側の駆動周波数である50Hzで駆動すると、作動
用油圧制御弁手段である第3三方電磁弁64の脈動を充
分に吸収することができず、脈動に伴う振動を発生する
不都合があるからである。
【0076】そこで、前述の如く、車速NCOのトリガ
値NCOTR2により、駆動周波数を50Hzから10
0Hzに切換えている。
【0077】
【発明の効果】このようにこの発明によれば、駆動周波
数の切換えによるNULL値のずれが顕著に現れ難い走
行状態において、駆動周波数を切換えることができる。
【0078】このため、駆動周波数の切換えによるNU
LL値のずれが顕著に現れ難く、このNULL値のずれ
に起因する変速の不連続やショックの発生を軽減少する
ことができる。これにより、制御手段に記憶されるNU
LL値に対して実機のNULL値に差を生じている場合
にも、NULL値のずれに起因する変速の不連続やショ
ックの発生を著しく減少することができる。また、駆動
周波数の切換えの規則性を運転者が認識し難いため、シ
ョック等の発生した場合にも路面等からの振動と誤認さ
れ易く、運転者への影響を軽減することができる。
【0079】さらに、変速比の減少により走行状態を判
断していることにより、車速等による走行状態の判断よ
りも走行状態をより確実に把握することができるととも
に、実際のエンジン回転数による走行状態の判断よりも
走行状態を先行して把握することができ、制御の精度や
確実性を高めることができる。さらにまた、低側駆動周
波数に切換えられる機会が増すことにより、作動用油圧
制御弁手段への負担を軽減し得て耐久性において有利と
なし得るとともに、所定駆動周波数よりも精細に駆動し
得る低側駆動周波数によって作動用油圧制御弁手段を駆
動する機会が増すことにより、作動用油圧をより正確に
制御し得て制御精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す油圧制御のフローチャ
ートである。
【図2】この発明の油圧制御のブロック図である。
【図3】この発明のスロットル開度とデューティ率と圧
力と車速及びレシオと最終目標エンジン回転数の差との
タイムチャートである。
【図4】連続可変変速機の概略構成図である。
【図5】デューティ率とNULL値との関係を示す図で
ある。
【図6】油温と駆動周波数に対するNULL値との関係
を示す図である。
【図7】従来のデューティ率と圧力と車速及びレシオと
のタイムチャートである。
【図8】100Hzの駆動周波数の波形を示す図であ
る。
【図9】50Hzの駆動周波数の波形を示す図である。
【図10】100Hzと50Hzとの駆動周波数による
圧力値を示す図である。
【符号の説明】
2 連続可変変速機 2A ベルト 4 駆動側プーリ 10 被駆動側プーリ 40 プライマリ圧制御弁 44 定圧制御弁 48 プライマリ圧力制御用第1三方電磁弁 50 ライン圧制御弁 56 ライン圧力制御用第2三方電磁弁 58 クラッチ圧制御弁 64 クラッチ圧力制御用第3三方電磁弁 68 自動発進クラッチ 74 圧力センサ 92 第1回転検出器 96 第2回転検出器 102 第3回転検出器 104 制御部 106 油温センサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−240334(JP,A) 特開 昭64−44348(JP,A) 特開 平1−153851(JP,A) 特開 昭62−52267(JP,A) 特開 平2−190659(JP,A) 特開 平2−176257(JP,A) 特開 平1−216155(JP,A) 特開 平3−144161(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 61/04 F16H 9/00 F16H 59/72

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定プーリ部片とこの固定プーリ部片に
    接離可能に装着された可動プーリ部片との両プーリ部片
    間の溝幅を油圧により増減させて前記両プーリに巻掛け
    られるベルトの回転半径を増減させて変速比を連続的に
    変化させる連続可変変速機を設け、前記変速比を変化さ
    せるべく油圧を制御する変速比用油圧制御弁手段を設け
    るとともにこの変速比用油圧制御弁手段の作動用油圧を
    制御する作動用油圧制御弁手段を設け、前記作動用油圧
    制御弁手段を各種の駆動周波数により駆動制御する制御
    手段を設け、この制御手段によって、前記作動用油圧制
    御弁手段の駆動周波数を所定油温状態に対応する所定駆
    動周波数として低い側から高い側までの各種の駆動周波
    数に切換え制御するとともに、前記作動用油圧制御弁手
    段を所定油温状態に対応する高い側の高側駆動周波数
    より駆動している際に車速が高側駆動周波数から低側駆
    動周波数への切換え用車速トリガ値以上であり且つ前記
    連続可変変速機の変速比が減少している場合には前記作
    動用油圧制御弁手段の駆動周波数を前記高側駆動周波数
    よりも低い側の低側駆動周波数に切換え制御することを
    特徴とする連続可変変速機の変速制御方法。
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