JP2573533B2 - 無段変速機のクラッチ制御方法 - Google Patents

無段変速機のクラッチ制御方法

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JP2573533B2
JP2573533B2 JP3276574A JP27657491A JP2573533B2 JP 2573533 B2 JP2573533 B2 JP 2573533B2 JP 3276574 A JP3276574 A JP 3276574A JP 27657491 A JP27657491 A JP 27657491A JP 2573533 B2 JP2573533 B2 JP 2573533B2
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Suzuki Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は無段変速機のクラッチ
制御方法に係り、特に油圧クラッチのクラッチ圧制御が
スタートモードに移行する際に一旦クラッチ圧を所定量
高くしてからスタートモードに移行させることにより、
発進操作時における不具合の発生を防止するとともに、
発進フィーリングを向上し得る無段変速機のクラッチ制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、内燃機関の特性がその
ままの状態では不向きなので、内燃機関と車輪間に変速
機を介在している。この変速機は、広範囲に変化する車
両の走行条件に合致させて車輪の駆動力及び回転数を変
更し、内燃機関の性能を充分に発揮させている。
【0003】変速機としては、駆動プーリと被動プーリ
とに巻掛けられたベルトの回転半径を変えて変速比(ベ
ルトレシオ)を連続的に変化させる無段変速機がある。
【0004】この無段変速機には、油圧によって内燃機
関の駆動力を断続する油圧クラッチが備えられているも
のがある。
【0005】この油圧クラッチは、機関回転数、気化器
のスロットルバルブのスロットル開度、シフトレバーの
位置等の各種信号が制御部に入力され、この制御部で決
定された各種制御モード(コントロールモード)に応じ
て変化されたクラッチ圧によって断続状態を制御するも
のである。
【0006】この油圧クラッチの各種制御モードとして
は、例えば、ニュートラルモード、ホールドモード、ス
タートモードとしてノーマルスタートモード、ドライブ
モード等がある。
【0007】ニュートラルモードは、シフトレバーの位
置がパーキング「P」、または、ニュートラル「N」の
時に判定され、油圧クラッチを完全に切り離した場合で
あり、油圧クラッチへのクラッチ圧が零の状態である。
【0008】ホールドモードは、シフトレバーの位置と
機関回転数と車速とアクセルペダルの踏込み状態とで判
定される。即ち、このホールドモードは、シフトレバー
の位置がドライブ「D」、ロー「L」、またはリバース
「R」の条件と、機関回転数<1000rpmの条件
と、油圧クラッチのクラッチ出力軸の回転(車速)<8
〓/hの条件と、アクセルペダルスイッチがオフ、つま
り、アクセルペダルが踏込まれていなく、運転者が車両
を走行させる意思のない条件とを満足した場合に判定さ
れる。このホールドモードにあっては、油圧クラッチの
クラッチ圧は、クラッチ圧目標値が4.5〓/〓2 (ク
リープ圧)となるように、クラッチソレノイドバルブへ
のクラッチソレノイドデューティ出力信号でフィードバ
ック制御される。クラッチデューティ出力信号は、制御
部から出力されるパルス信号であり、デューティ比を変
えることでクラッチソレノイドバルブを作動制御する。
即ち、このホールドモードは、車両の走行意思のない
時、あるいは、走行中に減速を行ってエンジントルクを
遮断したい場合等のときである。また、油圧クラッチの
クラッチ圧は、エンジントルクを殆ど伝達しないが、油
圧クラッチが少し接続する程度の低い値に維持されてい
る。
【0009】ノーマルスタートモードは、シフトレバー
の位置と機関回転数と車速とアクセルペダルの踏込み状
態とで判定される。即ち、このノーマルスタートモード
は、シフトレバーの位置がドライブ「D」、ロー
「L」、またはリバース「R」の条件と、車速<8〓/
hの条件と、アクセルペダルが踏込まれてアクセルペダ
ルスイッチがオンの条件と、機関回転数≧1000rp
mの条件とを満足した場合に判定される。このノーマル
スタートモードにあっては、車両の発進時あるいはクラ
ッチ切れの後に再び油圧クラッチを結合しようとする時
に、エンジン発生トルク(クラッチインプットトルク)
に応じたクラッチ圧を油圧クラッチに作用させ、これに
より、クラッチ圧は、内燃機関の吹き上りを防止すると
ともに車両を円滑に発進させるために、早い応答性で適
正な値に維持される。
【0010】ドライブモードは、シフトレバーの位置と
車速とクラッチスリップ量とで判定される。即ち、この
ドライブモードは、シフトレバーの位置がドライブ
「D」、ロー「L」、またはリバース「R」の条件と、
車速≧8〓/hの条件と、クラッチスリップ量≦20r
pmとを満足した場合に判定される。このドライブモー
ドにあっては、車両が完全な走行状態に移行して油圧ク
ラッチが完全に接続した状態(クラッチロックアップ状
態)、あるいは、ノーマルスタートモードからの移行時
に油圧クラッチが略ロックアップしている状態であり、
完全に走行状態に移行して油圧クラッチが完全結合時に
は、エンジントルクに十分耐えるだけの余裕のある高い
クラッチ圧(ライン圧に等しい圧力)を油圧クラッチに
作用させている。
【0011】無段変速機の油圧クラッチにあっては、図
5に示す如く、ホールドモード(HLD)時にクリープ
制御を行っている。このクリープ制御は、油圧クラッチ
へのクラッチ圧(PCLU)を、機関回転数(NE)に
よって決定されたクラッチ圧目標値(CPSP)に追従
させる制御である。つまり、このクリープ制御にあって
は、機関回転数を因数としてクラッチ圧目標値(CPS
P)を決定し、クラッチ圧(PCLU)がクラッチ圧目
標値(CPSP)に一致するようにクラッチソレノイド
デューティ出力信号を調整し、機関回転数(NE)が高
い程に強いクリープに制御したり、車両の前進時よりも
後退時にクリープ量を増加させている。
【0012】また、油圧クラッチのクラッチ圧制御にあ
っては、ホールドモード(HLD)からノーマルスター
トモード(NST)への移行と同時にライン圧制御とク
ラッチ圧制御とを行った場合に、演算や油圧の遅れが原
因してクラッチ圧制御に必要なライン圧(PLINE)
を確保し得ないことがあるので、ノーマルスタートモー
ドに移行した後にライン圧制御を即座に開始するが、ク
ラッチ圧制御を所定時間だけ遅延させる制御方法がある
(特開平1−119433号公報)。
【0013】この特開平1−119433号公報に記載
のものは、油圧クラッチがホールドモードからスタート
モードに移行した際にスタートモードにおける油圧クラ
ッチのクラッチ圧制御の開始時間を所定時間だけ遅延さ
せることにより、機関回転数の変動を防止し、所定の機
関回転数を確保するとともに、変動のない充分なライン
圧を確保して油圧クラッチのクラッチ圧制御を容易に行
わせている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来におけ
る無段変速機に備えたクラッチ制御方法にあっては、図
5に示す如く、車両の停止中に、シフトレバーの位置が
ドライブ「D」、ロー「L」、またはリバース「R」
で、油圧クラッチにおいてホールドモード(HLD)で
クリープ制御を行い、油圧クラッチを介して内燃機関の
駆動力を車輪に伝達させている。このとき、クラッチ圧
目標値(CPSP)は、通常、4.5〓/〓2 位であ
る。
【0015】そして、図5に示す如く、運転者がアクセ
ルペダル等を踏込んで車両の発進操作を行うと(図5の
a位置)、油圧クラッチの制御モードがホールドモード
(HLD)からノーマルスタートモード(NST)に直
ちに移行する。このとき、油圧クラッチにあっては、ク
リープ制御からクラッチ発進制御に短い時間で移行して
しまう(図5のb位置)。
【0016】このクラッチ発進制御におけるクラッチ圧
目標値(CPSP)は、少なくとも10〓/〓2 以上で
ある。即ち、ホールドモード(HLD)からノーマルス
タートモード(NST)への移行に伴い、クラッチ圧目
標値(CPSP)は、4.5〓/〓2 から10〓/〓2
に急激に増加することになる。
【0017】このクラッチ圧目標値(CPSP)の変化
に対してクラッチ圧(PCLU)の追従遅れが必ず生ず
ることになるが、この遅れはクラッチ圧目標値(CPS
P)の変化が大きい程に顕著になっている。
【0018】この結果、ノーマルスタートモード(NS
T)で、クラッチ発進制御の直後に、図5のe位置で示
す如く、機関回転数(NE)の吹き上がり、落込み、う
ねり等の不具合が発生したり、発進制御が円滑に行われ
ず、発進フィーリングが悪化するという不具合があっ
た。
【0019】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去すべく、駆動プーリと被動プーリとに
巻掛けられたベルトの回転半径を変えて変速比を連続的
に変化させる車両用の無段変速機のクラッチ制御方法に
おいて、各種制御モードによって断続状態が制御される
油圧クラッチを設け、各種信号を入力して前記油圧クラ
ッチへのクラッチ圧をクラッチ圧目標値に追従して変化
させる制御部を設け、この制御部により前記油圧クラッ
チのクラッチ圧制御が前記各種制御モード中のホールド
モード時で前記車両の発進操作が行われた場合に、スタ
ートモードへの移行前にクラッチ圧を一旦前記ホールド
モード時のクラッチ圧よりも所定量高くし、そして前記
油圧クラッチのクラッチ圧をスタートモードで制御する
ことを特徴とする。
【0020】
【作用】この発明のクラッチ制御方法によれば、油圧ク
ラッチのクラッチ圧制御が各種制御モード中のホールド
モード時で車両の発進操作が行われた場合に、スタート
モードへの移行前にクラッチ圧を一旦ホールドモード時
のクラッチ圧よりも所定量高くする。これにより、運転
者が発進操作をして車両の発進意思を示した際に、クラ
ッチ圧を一旦所定量高くしてからスタートモードに移行
させてクラッチ発進制御を行わせ、この結果、発進操作
時における不具合の発生を防止するとともに、発進フィ
ーリングを向上させることができる。
【0021】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図4において、2は車両に搭載
されて内燃機関(図示せず)の駆動力を車輪側に伝達す
る無段変速機である。この無段変速機2は、駆動プーリ
(プライマリプーリ)4と、被動プーリ(セカンダリプ
ーリ)6と、この駆動プーリ4と被動プーリ6とに巻掛
けられたベルト8とを有し、油圧制御されてこのベルト
8の回転半径を変え、変速比を連続的に変化させるもの
である。
【0022】駆動プーリ4は、内燃機関に連結された駆
動軸10と、この駆動軸10に一体的に設けられた駆動
側固定プーリ部片12と、該駆動軸10に軸方向移動可
能で且つ回転不可能に設けられた駆動側可動プーリ部片
14とを有している。駆動側固定プーリ部片12と駆動
側可動プーリ部片14間には、ベルト8が巻掛けられる
駆動側ベルト溝16が形成されている。また、駆動側可
動プーリ部片14の背面側において、該駆動側可動プー
リ部片14の背面と共働して駆動側油圧室18を形成す
る駆動側ハウジング20が駆動軸10に固設されてい
る。駆動側油圧室18には、駆動軸10の端部位に形成
した駆動軸側油路22が連通されている。
【0023】前記駆動側固定プーリ部片12の背面側に
おいては、オイルポンプ24が設けられている。このオ
イルポンプ24は、駆動軸10に固設したポンプハウジ
ング26によって支持されている。このオイルポンプ2
4は、駆動軸10の回転によって駆動され、オイルパン
28内のオイルを吸入側に接続したオイル吸引通路30
から吸引して吐出側から油圧制御系や潤滑系に圧送する
ものである。オイルパン28内には、オイル吸引通路3
0へのオイルを濾過すべく該オイル吸引通路30の開口
部位にオイルストレーナ32が取付けられている。
【0024】前記被動プーリ6は、前記駆動軸10と平
行に配置された被動軸34と、前記駆動側可動プーリ部
片14に対応して配置され該被動軸34と一体的に設け
られた被動側固定プーリ部片36と、前記駆動側固定プ
ーリ部片12に対応して配置され該被動軸34に軸方向
移動可能で且つ回転不可能に設けられた被動側固定プー
リ部片38とを有している。被動側固定プーリ部片36
と被動側可動プーリ部片38間には、ベルト8が巻掛け
られる被動側ベルト溝40が形成されている。また、被
動側可動プーリ部片38の背面側において、該被動側可
動プーリ部片38の背面と共働して被動側油圧室42を
形成する被動側ハウジング44が被動軸34に固設され
ている。被動側油圧室42には、被動軸34の端部位に
形成した被動軸側油路46が連通されている。
【0025】また、被動側油圧室42内において、被動
側可動プーリ部片38の背面と被動側ハウジング44間
には、被動側可動プーリ部片38を被動側固定プーリ部
片36側に押圧するスプリング48が縮設されている。
このスプリング48は、内燃機関の始動時等においてオ
イルポンプ24の回転が低くライン圧(ポンプ圧)が低
い場合にでも、変速比をフルローとし、且つベルト8を
スリップさせないための最低のベルト保持力を付与させ
ている。
【0026】前記被動側固定プーリ部片36の背面側に
おいては、油圧クラッチ50が設けられる。
【0027】この油圧クラッチ50は、被動軸34の最
端部位に固設されたクラッチケーシング52と、このク
ラッチケーシング52の段部54内で摺動すべく被動軸
34に軸方向移動可能に設けられた押圧ピストン56
と、クラッチケーシング52と押圧ピストン56間に形
成されたクラッチ油圧室58と、このクラッチ油圧室5
8が縮小となる方向に押圧ピストン56を付勢するダイ
ヤフラムスプリング60と、押圧ピストン56の押進力
とダイヤフラムスプリング60の付勢力によって被動軸
34の軸方向に移動すべく該被動軸34の軸方向と略平
行に位置したクラッチケーシング52の外周縁部62に
摺動可能に設けられた圧力プレート64と、前記クラッ
チケーシング52の外周縁部62の端部に連設したエン
ドプレート66と、圧力プレート64とエンドプレート
66との間のクラッチ空間68に配設されたフリクショ
ンプレート70とを有している。前記クラッチ油圧室5
8には、被動軸34の端部位に形成した被動軸クラッチ
油路72が連通されている。
【0028】前記フリクションプレート70は、被動軸
34に回転可能に設けられたクラッチ出力軸74に連結
されている。
【0029】この油圧クラッチ50にあっては、クラッ
チ油圧室58に作用させる油圧たるクラッチ圧を高める
と、押圧ピストン56が押進され、そして、ダイヤフラ
ムスプリング60の付勢力によって圧力プレート64が
押進され、この圧力プレート64がフリクションプレー
ト70をエンドプレート66に密着させることにより、
油圧クラッチ50の接続状態、つまり結合状態とする。
一方、クラッチ油圧室58に作用させるクラッチ圧を低
くすると、ダイヤフラムスプリング60の付勢力によっ
て押圧ピストン56がクラッチ油圧室58の縮小方向に
移動され、フリクションプレート70がエンドプレート
66から離間することにより、油圧クラッチ50が切り
離れた状態になる。従って、この油圧クラッチ50は、
クラッチ圧状態によって結合・離脱され、クラッチ出力
軸74側への駆動力を断続するものである。
【0030】前記油圧クラッチ50のクラッチ油圧室5
8には、後述する制御部134により、各種制御モード
(コントロールモード)に応じて変化されたクラッチ圧
(PCLU)が作用される。
【0031】この油圧クラッチ50の各種制御モードと
しては、例えば、ニュートラルモード(NEU)、ホー
ルドモード(HLD)、ノーマルスタートモード(NS
T)、ドライブモード(DRV)等がある。
【0032】ニュートラルモード(NEU)は、シフト
レバーの位置がパーキング「P」、またはニュートラル
「N」の時に判定され、油圧クラッチ50を完全に切り
離した場合であり、油圧クラッチ50へのクラッチ圧が
零の状態である。
【0033】ホールドモード(HLD)は、シフトレバ
ーの位置と機関回転数と車速とアクセルペダルの踏込み
状態とで判定される。即ち、このホールドモード(HL
D)は、シフトレバーの位置がドライブ「D」、ロー
「L」、またはリバース「R」の条件と、機関回転数<
1000rpmの条件と、油圧クラッチ50のクラッチ
出力軸74の回転(車速)<8〓/hの条件と、後述す
るアクセルペダルスイッチとしてのドライバデマンドス
イッチ154がオフ、つまり、アクセルペダルが踏込ま
れていなく、運転者が車両を走行させる意思のない条件
とを満足した場合に判定される。このホールドモード
(HLD)にあっては、油圧クラッチ50のクラッチ油
圧室58へのクラッチ圧(PCLU)は、クラッチ圧目
標値(CPSP)が4.5〓/〓2 (クリープ圧)とな
るように、後述するクラッチソレノイドバルブ106へ
のクラッチソレノイドデューティ出力信号(OPWCL
U)でフィードバック制御される。クラッチソレノイド
デューティ出力信号は、制御部134から出力されるパ
ルス信号であり、デューティ比を変えることでクラッチ
ソレノイドバルブ106を作動制御する。このホールド
モード(HLD)は、車両の走行意思のない時、あるい
は、走行中に減速を行ってエンジントルクを遮断したい
場合等のときである。また、油圧クラッチ50のクラッ
チ圧(PCLU)は、エンジントルクを殆ど伝達しない
が、油圧クラッチ50が少し接続する程度の低い値に維
持されている。
【0034】ノーマルスタートモード(NST)は、シ
フトレバーの位置と機関回転数と車速とアクセルペダル
の踏込み状態とで判定される。即ち、このノーマルスタ
ートモード(NST)は、シフトレバーの位置がドライ
ブ「D」、ロー「L」、またはリバース「R」の条件
と、車速<8〓/hの条件と、アクセルペダルが踏込ま
れてドライバデマンドスイッチ154がオンの条件と、
機関回転数≧1000rpmの条件とを満足した場合に
判定される。このノーマルスタートモード(NST)に
あっては、車両の発進時あるいはクラッチ切れの後に再
び油圧クラッチ50を結合しようとする時に、エンジン
発生トルク(クラッチインプットトルク)に応じたクラ
ッチ圧(PCLU)を油圧クラッチ50に作用させ、こ
れにより、クラッチ圧は、内燃機関の吹き上りを防止す
るとともに車両を円滑に発進させるために、早い応答性
で適正な値に維持される。
【0035】ドライブモード(DRV)は、シフトレバ
ーの位置と車速とクラッチスリップ量とで判定される。
即ち、このドライブモード(DVR)は、シフトレバー
の位置がドライブ「D」、ロー「L」、またはリバース
「R」の条件と、車速≧8〓/hの条件と、クラッチス
リップ量≦20rpmとを満足した場合に判定される。
このドライブモード(DRV)においては、車両が完全
な走行状態に移行して油圧クラッチ50が完全に接続し
た状態(クラッチロックアップ状態)、あるいは、ノー
マルスタートモード(NST)からの移行時に油圧クラ
ッチ50が略ロックアップしている状態であり、完全に
走行状態に移行して油圧クラッチ50が完全結合時に
は、エンジントルクに十分耐えるだけの余裕のある高い
クラッチ圧(ライン圧に等しい圧力)を油圧クラッチ5
0に作用させている。
【0036】前記無段変速機2は、油圧制御回路76に
よって変速制御される。
【0037】この油圧制御回路76には、オイルポンプ
24で圧送されたオイルを被動側油圧室42に供給して
ライン圧が作用されるライン圧通路78が設けられてい
る。このライン圧通路78は、一端側がオイルポンプ2
4の吐出側に接続されているとともに、他端側が被動軸
側油路46に接続されている。
【0038】前記ライン圧通路78の途中には、第1油
路80の一端側が接続されている。この第1油路80の
他端側には、ライン圧制御弁82が設けられている。こ
のライン圧制御弁82は、ライン圧通路78のライン圧
を制御するものである。
【0039】このライン圧制御弁82の一側には、第2
油路84の一端側が接続されている。この第2油路84
の他端側には、ライン圧制御弁82を作動制御するライ
ンソレノイドバルブ86が設けられている。
【0040】前記オイルポンプ24と前記第1油路80
との接続部位間の前記ライン圧通路78途中には、第3
油路88の一端側が接続されている。この第3油路88
の他端側には、レシオ圧制御弁90が設けられている。
このレシオ圧制御弁90には、レシオ圧通路92の一端
側が接続されている。このレシオ圧通路92の他端側
は、駆動軸10の駆動軸側油路22に接続されている。
【0041】前記レシオ圧制御弁90は、駆動プーリ4
の駆動側油圧室18に作用させる油圧であるレシオ圧
(プライマリ圧)を制御するものである。
【0042】前記レシオ圧制御弁90の一側には、第4
油路94の一端側が接続されている。この第4油路94
の他端側には、レシオ圧制御弁90を作動制御するレシ
オソレノイドバルブ96が設けられている。
【0043】前記第1油路80の接続部位と被動軸側油
路46間の前記ライン圧通路78には、第5油路98の
一端側が接続されている。この第5油路98の他端側に
は、クラッチ圧制御弁100が設けられている。
【0044】このクラッチ圧制御弁100には、クラッ
チ圧通路102の一端側が接続されている。このクラッ
チ圧通路102の他端側は、油圧クラッチ50側の被動
軸クラッチ油路72に接続されている。
【0045】前記クラッチ圧制御弁100は、クラッチ
油圧室58に作用させる油圧であるクラッチ圧を制御す
るものである。
【0046】前記クラッチ圧制御弁100の一側には、
第6油路104の一端側が接続されている。この第6油
路104の他端側には、クラッチ圧制御弁100を作動
制御するクラッチソレノイドバルブ106が設けられて
いる。
【0047】前記第3油路88途中には、第7油路10
8の一端側が接続されている。この第7油路108の他
端側には、定圧制御弁110の一側が設けられている。
この定圧制御弁110は、ライン圧(一般に5〜25〓
/〓2 )を一定圧(4〜5〓/〓2 )に制御するもので
ある。
【0048】この定圧制御弁110の他側には、第8油
路112の一端側が接続されている。この第8油路11
2の他端側は、第9油路114と第10油路116とに
分岐されている。第9油路114は、ライン圧制御弁8
2の他側に接続されている。第10油路116は、ライ
ンソレノイドバルブ86に接続されている。
【0049】また、前記第8油路112の途中には、第
11油路118の一端側が接続されている。この第11
油路118の他端側は、第12油路120と第13油路
122とに分岐されている。第12油路120は、レシ
オ圧制御弁90の他側に接続されている。第13油路1
22は、レシオソレノイドバルブ96に接続されてい
る。
【0050】更に、前記第8油路112の途中には、第
14油路124の一端側が接続されている。この第14
油路124の他端側は、第15油路126と第16油路
128とに分岐されている。第15油路126は、クラ
ッチ圧制御弁100の他側に接続されている。第16油
路128は、クラッチソレノイドバルブ106に接続さ
れている。
【0051】前記クラッチ圧通路102の途中には、ク
ラッチ圧検出通路130の一端側が接続されている。こ
のクラッチ圧検出通路130の他端側には、クラッチ圧
通路102のクラッチ圧を検出する油圧センサ132が
設けられている。
【0052】前記ラインソレノイドバルブ86とレシオ
ソレノイドバルブ96とクラッチソレノイドバルブ10
6と油圧センサ132とは、制御部134に連絡されて
いる。
【0053】この制御部134には、内燃機関の機関回
転数として駆動軸10の回転を検出する駆動軸回転セン
サ136と、被動軸34の回転を検出する被動軸回転セ
ンサ138と、車速としてクラッチ出力軸74の回転を
検出する出力軸回転センサ140とが連絡されている。
【0054】駆動軸回転センサ136は、駆動側ハウジ
ング20の背面で駆動軸10に固設された駆動軸回転検
出用歯車142の回転を検出して駆動軸10の回転に応
じた信号を制御部134に出力するものである。
【0055】被動軸回転センサ138は、被動側ハウジ
ング44の背面側で被動軸34に固設された被動軸回転
検出歯車144の回転を検出して被動軸34の回転に応
じた信号を制御部134に出力するものである。
【0056】出力軸回転センサ140は、クラッチ出力
軸74と一体的に設けられた出力軸回転検出歯車146
の回転を検出してクラッチ出力軸74の回転(車速)に
応じた信号を制御部134に出力するものである。
【0057】また、制御部134には、シフトレバー位
置検出センサ148と、気化器のスロットル開度センサ
150と、気化器のアイドルスイッチ152と、ドライ
バデマンドスイッチ(DDT SW)154と、ブレー
キスイッチ156と、パワーモードオプションスイッチ
158とが連絡されている。
【0058】シフトレバー位置検出センサ148は、シ
フトレバーの位置、つまり、パーキング「P」とリバー
ス「R」とニュートラル「N」とドライブ「D」とロー
「L」とを夫々検出してその信号を制御部134に出力
し、各シフトレバー位置に要求されるライン圧、レシオ
圧、クラッチ圧を制御させるものである。
【0059】スロットル開度センサ150は、気化器の
スロットルバルブ(図示せず)のスロットル開度(TH
R)状態を検出してスロットル開度(THR)に応じた
信号を制御部134に出力し、制御部134において予
めプログラムに入力したメモリからエンジントルクを検
出させるとともに目標変速比や目標機関回転数を決定さ
せるものである。
【0060】アイドルスイッチ152は、スロットルバ
ルブがアイドリング位置にあるか否かの信号を制御部1
34に出力し、前記スロットル開度センサ150の値を
補正して変速制御をより確実に行わせるものである。
【0061】ドライバデマンドスイッチ154は、運転
者の発進意思を表わす例えばアクセルペダルスイッチで
あり、アクセルペダルが踏込まれているか否かを検出し
てその信号を制御部134に出力し、制御部134にお
いて走行あるいは発進等の制御の方向を決定させるもの
である。
【0062】ブレーキスイッチ156は、ブレーキペダ
ルが踏込まれているか否かを検出してその信号を制御部
134に出力し、制御部134において油圧クラッチ5
0を切り離す等の制御の方向を決定させるものである。
【0063】パワーモードオプションスイッチ158
は、車両の性能を、スポーツ性、あるいはエコノミー性
にするために使用され、その信号を制御部134に出力
し、制御部134においてプライマリ圧等を制御させる
ものである。
【0064】制御部134は、これら各種信号を入力
し、この実施例にあっては、油圧クラッチ50のクラッ
チ圧制御が各種制御モード中のホールドモード(HL
D)時で車両の発進操作が行われた場合にスタートモー
ドとしてのノーマルスタートモード(NST)への移行
前にクラッチ圧(PCLU)を一旦ホールドモード時
(HLD)のクラッチ圧(PCLU)よりも所定量高く
し(図1の高さh)、そして油圧クラッチ50のクラッ
チ油圧室58へのクラッチ圧をノーマルスタートモード
(NST)で制御する。
【0065】次に、無段変速機2の変速制御方法につい
て、図1のタイムチャートに基づいて説明する。
【0066】油圧クラッチ50にあっては、ホールドモ
ード(HLD)で制御されている際には、クリープ制御
されている。このクリープ制御は、クラッチ圧を機関回
転数(NE)によって決定されたクラッチ圧目標値(C
PSP)に追従させる制御である。
【0067】そして、この油圧クラッチ50のホールド
モード(HLD)中に、運転者の車両の発進意思があ
り、つまり、アクセルペダルが踏込まれてスロットル開
度が大きくなると、ドライバデマンドスイッチ(DDT
SW)154がオフからオンになる(図1のA位
置)。しかし、すぐには、ホールドモード(HLD)か
らノーマルスタートモード(NST)移行させず、先
ず、クラッチ圧(PCLU)をホールドモード(HL
D)時のクラッチ圧(HPCLU)よりも一旦所定量
(h)だけ高いクラッチ圧(MPCLU)とし、そし
て、A位置から時間(t1 )だけ経過したB位置におい
て、ノーマルスタートモード(NST)とする。そし
て、B位置から時間(t2 )だけ経過した後のC位置
で、クラッチ発進制御を開始させる。
【0068】従って、ノーマルスタートモード(NS
T)に移行した際に、クリープ制御とクラッチ発進制御
との間でクラッチ圧(PULU)を所定量(h)だけ高
くすることができるので、クラッチ発進制御への移行を
円滑に行わせ、機関回転数(NE)の吹き上り、落ち込
み、うねり等の不具合の発生を防止し、しかも、発進操
作を円滑に行わせて発進フィーリングを向上させること
ができる。
【0069】そして、ノーマルスタートモード(NS
T)が終了したD位置になったならば、油圧クラッチ5
0をドライブモード(DRV)で制御させる。
【0070】次に、図2のフローチャートに基づいて、
油圧クラッチ50のクラッチ制御方法について説明す
る。
【0071】制御部134にあっては、プログラムがス
タートすると(ステップ202)、先ず、油圧クラッチ
50の制御が制御モード(コントロールモード)中のホ
ールドモード(HLD)か否かを判断する(ステップ2
04)。
【0072】ステップ204でホールドモード(HL
D)の場合には、ドライバデマンドスイッチ(DDT
SW)154がオンかオフかを判断する(ステップ20
6)。
【0073】このステップ206でドライバデマンドス
イッチ154がオフの場合には、通常通り、第1マップ
(PVCRV1)によってクラッチ圧目標値(CPS
P)を決定し(ステップ208)、リターンする(ステ
ップ210)。
【0074】一方、ステップ206でドライバデマンド
スイッチ154がオンの場合には、この実施例において
は、第2マップ(PVCRV2)によってクラッチ圧目
標値(CPSP)を決定する(ステップ212)。
【0075】また、前記ステップ204において、ホー
ルドモード(HLD)以外の制御モードの場合には、他
のクラッチ圧目標値(CPSP)の演算を行う(ステッ
プ214)。
【0076】また、図3の制御ブロック図(油圧クラッ
チ用閉ループ制御図)に基づいて、クラッチ制御方法を
説明する。
【0077】機関回転数(NE)は、第1マップ(30
2)と第2マップ(304)とに並列に入力される。
【0078】ドライバデマンドスイッチ154がオンで
第2マップ304が接続されると、先ず、実際のクラッ
チ圧(PCLU)と第2マップ(304)で決定された
クラッチ圧目標値(CPSP)とを加減算し(30
6)、演算されて得られた値に比例ゲイン(Kp)(3
08)をかけ、この比例ゲインをかけて得られた値に位
相進み遅れ処理(1+ST1 /1+ST2 )(310)
を行う。
【0079】そして、この位相進み遅れ処理(310)
で得られた値には、積分ゲイン(Ki/S)をかけ、次
いで、位相進み遅れ処理(310)からの値とこの積分
ゲインをかけて得られた値とクラッチソレノイドバルブ
106へのクラッチソレノイドナルデューティ値(NP
C)とを加減算し(314)、そして、この演算で得ら
れた値にリミッタ(316)をかけて、クラッチソレノ
イドバルブ106にクラッチソレノイドデューティ信号
(OPWCLU)を出力し、クラッチソレノイド106
を作動し、よって、クラッチ圧制御弁100を作動制御
させてクラッチ油圧室58へのクラッチ圧を制御させ
る。
【0080】この結果、クラッチ発進制御に移行した直
後のクラッチ圧目標値(CPSP)の急激な増加を緩和
することができ、クラッチ圧目標値(CPSP)の変化
に対するクラッチ圧(PCLU)への追従遅れによる悪
影響、つまり機関回転数(NE)の吹上り、落込み、う
なり等の不具合の発生を防止することができるととも
に、発進操作を円滑に行わせて発進フィーリングを向上
させることができる。
【0081】また、クラッチ圧(PCLU)をホールド
モード(HLD)のクリープ制御時よりも所定量h高く
する制御は、運転者が発進意思を示した時なので、クラ
ッチ圧(PCLU)を所要量(h)だけ高くすることが
でき、発進性を向上させることができる。
【0082】更に、この実施例によれば、油圧クラッチ
50のクラッチ制御を、制御部134のプログラムのみ
を変更すればよいだけであり、実用的である。
【0083】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、油圧クラッチのクラッチ圧制御が各種制
御モード中のホールドモード時で車両の発進操作が行わ
れた場合に、スタートモードへの移行前にクラッチ圧を
一旦ホールドモード時のクラッチ圧よりも所定量高く
し、そして油圧クラッチのクラッチ圧をスタートモード
で制御することにより、運転者が発進意思を示した際
に、クラッチ圧を一旦高くしてからスタートモードに移
行させてクラッチ発進制御を行わせ、これにより、発進
操作時における不具合の発生を防止するとともに、発進
フィーリングを向上させ得る。
【0084】また、この発明のクラッチ制御によれば、
制御部のプログラムを変更するだけで実施することがで
き、実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】無段変速機のクラッチ制御方法を説明するタイ
ムチャートである。
【図2】無段変速機のクラッチ制御方法を説明するフロ
ーチャートである。
【図3】無段変速機のクラッチ制御方法を説明する制御
ブロック図である。
【図4】無段変速機と油圧制御回路とのシステム構成図
である。
【図5】従来におけるクラッチ制御方法のタイムチャー
トである。
【符号の説明】
2 無段変速機 4 駆動プーリ 6 被動プーリ 8 ベルト 50 油圧クラッチ 78 ライン圧通路 82 ライン圧制御弁 86 ラインソレノイドバルブ 90 レシオ制御弁 92 レシオ圧通路 96 レシオソレノイドバルブ 100 クラッチ圧制御弁 102 クラッチ圧油路 106 クラッチソレノイドバルブ 134 制御部 154 ドライバデマンドスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−119433(JP,A) 特開 昭61−232929(JP,A) 特開 昭63−90442(JP,A) 特開 昭63−207733(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動プーリと被動プーリとに巻掛けられ
    たベルトの回転半径を変えて変速比を連続的に変化させ
    る車両用の無段変速機のクラッチ制御方法において、各
    種制御モードによって断続状態が制御される油圧クラッ
    チを設け、各種信号を入力して前記油圧クラッチへのク
    ラッチ圧をクラッチ圧目標値に追従して変化させる制御
    部を設け、この制御部により前記油圧クラッチのクラッ
    チ圧制御が前記各種制御モード中のホールドモード時で
    前記車両の発進操作が行われた場合に、スタートモード
    への移行前にクラッチ圧を一旦前記ホールドモード時の
    クラッチ圧よりも所定量高くし、そして前記油圧クラッ
    チのクラッチ圧をスタートモードで制御することを特徴
    とする無段変速機のクラッチ制御方法。
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