JP3009606B2 - ビタミンd含有微生物菌体およびその製造方法 - Google Patents

ビタミンd含有微生物菌体およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビタミンDを多量に含
有する酵母菌体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および問題点】従来、藻類に紫外線を照射
し、これに含有されるエルゴステロールをビタミンDに
変換する方法が知られているが、紫外線照射量に対して
ビタミンDの生成量が少ないばかりでなく、照射に長時
間を要していた。
【0003】これに対して、特開平4−287661号
公報の技術は、微振動下状態に置いた粉粒状の微生物菌
体に対して、紫外線を照射することによりビタミンDを
増強する方法を開示している。しかし、この方法におい
てもビタミンDの生成量は、実施例のデータでは2,4
00IU/g程度であり、該公報図2のグラフを外挿し
て最大値を求めても、せいぜい3,800IU/g程度
であり、これでは充分満足すべきものではない。しか
も、この方法は粉砕機や微振動装置などの装置類を使用
する必要があり、設備投資が必要であり、かつあまり効
果的方法ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の紫外
線による変換方法を改善し、エルゴステロール含有素材
である酵母菌体のビタミンDへの変換効率を飛躍的に増
大させ、ビタミンDを多量に含有する酵母菌体およびそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、紫外線を用
いたエルゴステロールからビタミンDへの変換におい
て、その変換効率および変換量を増大させることを目的
として鋭意検討を重ねた結果、酵母菌体を好気的条件下
に培養的または非培養的に処理し、得られた酵母菌体お
よびその処理物の懸濁液に紫外線を照射することによ
り、変換効率が飛躍的に増大し、ビタミンDを多量に含
有した酵母菌体およびその処理物が得られることを見出
し、本発明を完成したものである。紫外線は、ほとんど
の物質に対して透過性を有しない性質のものであるか
ら、前記特開平4−287661号公報の技術のような
菌体への直接照射に較べて、懸濁液中に存在する菌体へ
液を介して照射する方が効果において格段に優れている
ということは正に驚くべきことである。
【0006】すなわち、本発明の第1は、ビタミンDを
13,500〜105,000IU/g含有することを
特徴とする酵母菌体または該菌体処理物に関する。
【0007】本発明の第2は、酵母菌体を好気的条件下
で撹拌しながら、酵母菌体の懸濁液に紫外線を照射する
ことを特徴とする請求項1記載の酵母菌体の製造方法に
関する。
【0008】本発明の第3は、請求項1記載の酵母菌体
または該菌体処理物を含有することを特徴とする飲食品
に関する。
【0009】本発明で使用可能な微生物菌体は、酵母お
よびそれらの処理物などが挙げられる。酵母としては、
食品製造に用いられ安全性が認められている酵母が好ま
しく、例えば、サッカロミセス・セレビシエ、サッカロ
ミセス・ルーキシなどのパン酵母、ビール酵母、日本酒
酵母、ワイン酵母、アルコール酵母、醤油酵母などが挙
げられ、また、これらの処理物としては、例えば、酵母
エキス抽出残渣および醸造粕(酒粕、醤油粕)などが挙
げられる。
【0010】本発明でいう好気的条件とは、分子状酸素
を積極的に供給する条件をいい、微生物の要求する酸素
を強制的に供給する方法としては、例えば、振とう、通
気(エアレーション)、撹拌などが挙げられ、空気中に
懸濁液を静置するような条件ではない。
【0011】本発明は、培地中に酵母菌体を懸濁させ、
あるいは培養しながら紫外線照射処理を適用することが
できる。
【0012】酵母を懸濁する液体は、酵母菌体の栄養
源、すなわち糖類、窒素化合物、ビタミン、ミネラルな
どのうち1種以上含むかまたは全てを含まないものであ
り、例えば、上記微生物のそれぞれを培養する場合に通
常使用されている培地組成のもの、あるいは栄養源を含
まない液体、例えば、水道水、井戸水、雨水、蒸留水な
どを用いることができる。ただし、使用済廃液の汚染度
を下げるためには、栄養源を含まない液体が望ましい。
【0013】酵母菌体を懸濁した液体に紫外線を照射す
るときの条件、例えば温度、時間等については、上記微
生物のそれぞれについて一般に知られている条件を適用
すればよく、特別に配慮しなければならない条件はな
い。
【0014】懸濁させる酵母菌体の濃度は、菌体がスラ
リー状を保てる濃度であればよく、通常、湿潤物Wt.
/懸濁液Vol.で60%以下、好ましくは30%以
下、特に好ましくは、15%程度である。懸濁時は、撹
拌、超音波、振とうなどの方法により、酵母が均一に分
散させることが好ましい。
【0015】本発明に用いられる光源は220−290
nmの範囲の波長を含んだ光源であれば特に制限はな
く、実質的に該紫外線だけからなるものであってもよ
く、あるいは、該紫外線と可視光線とからなるものであ
ってもよい。例えば、殺菌灯、水銀灯、キセノンラン
プ、レーザー光等があげられ、更に具体的には、紫外線
殺菌ランプ、水中用殺菌ランプ、高出力殺菌ランプ、短
波長殺菌ランプ、UV−B紫外線ランプ、高圧水銀灯、
低圧水銀灯、エキシマレーザー等があげられる。
【0016】紫外線ランプの照射方法は、酵母菌体の懸
濁液の上部、液中、下部のいずれの場所から照射しても
よく、好ましくは上部および液中である。なお、照射の
際の酵母菌体は死滅した菌体が少ない方が好ましい。更
に、菌体懸濁液の一部を光源を設置した装置等へ送液
し、両者の間を循環させ紫外線を照射する方法も考えら
れる。
【0017】照射する紫外線の強度は厳密に制限される
ものではなく、菌体の種類、濃度等により適宜選択され
る。例えば、菌体懸濁液表面において、約1〜約100
000μW/cm2、好ましくは、約10〜約3000
0μW/cm2、更に好ましくは、約1000〜約10
000μW/cm2の範囲から選ぶことが好都合であ
る。尚、照射強度の最適な条件は、ラボスケールでの実
験を繰り返し行うことにより、当業者であれば容易に決
定可能であろう。
【0018】撹拌は懸濁した菌体が液体中に均一になれ
ばよく、特に制限されるものではないが、通常、撹拌の
回転数は、撹拌子及び撹拌翼の大きさ等にもよるが約1
00〜2000rpm程度である。ラボスケールでは懸
濁液をマグネティックスターラー等で混ぜることがで
き、また、工業的に行う場合は撹拌機などで混合するこ
とができる。培養時の撹拌については、例えば、エアレ
ーションを伴って撹拌する場合は、約100〜1200
rpm、好ましくは約300〜700rpm程度であ
り、エアレーションを行わず撹拌のみの場合は空気を抱
き込む程度に激しく撹拌することが必要であり、例え
ば、約500〜2000rpm、好ましくは約750〜
1500rpm程度が適当である。紫外線照射時の撹拌
については、約200〜2000rpm、好ましくは約
300〜1500rpm程度である。
【0019】本発明の方法により酵母菌体中に生成する
ビタミンDは13,500IU/gないし105,00
0IU/gである。
【0020】得られたビタミンDを高含有する酵母菌体
を飲食品に利用する場合、菌体そのままを利用してもよ
く、また、その処理物を利用してもよい。ビタミンD高
含有微生物を含んだ飲食品は、カルシウムとリンの吸収
を促進する栄養的効果が高い。
【0021】本発明の方法には、以下の2つの重要なポ
イントがある。 1.酵母菌体を好気的条件にて処理することであり、酵
母菌体の懸濁液に酸素を強制的に供給することで、ビタ
ミンD前駆体のエルゴステロールが微生物菌体中に増加
する。 2.酵母菌体を乾燥せずに菌体懸濁液として紫外線を照
射することであり、他の方法、例えば、乾燥した菌体に
紫外線を照射するよりもビタミンDへの変換効率を飛躍
的に増加させ、ビタミンDを多量に含有する酵母菌体が
得られる。
【0022】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれにより限定されるものではない。
【0023】[ビタミンDおよひびエルゴステロールの
分析方法] 1)けん化および不けん化物の分離 乾燥菌体試料約1.25gを精秤し、残留農薬測定用エ
タノール12.5ml、20%ピロガロール・エタノー
ル溶液5mlおよび90(W/V)%水酸化カリウム溶
液2mlを加え、95℃で30分間けん化した後、室温
まで冷却した。得られた溶液から不けん化物をベンゼン
(30ml、15ml)と水(10ml)を用いて抽出
分離した後、ベンゼン層を水洗し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。この不けん化物のベンゼン溶液を減圧濃縮
後、残渣にテトラヒドロフラン2mlを加えて溶解し、
この溶液の10μlをHPLC試料とした。 2)HPLC測定条件 HPLCは、以下に示す条件で測定した。 カラム: 東ソー TSK ODS−80TM 移動相: アセトニトリル:メタノール=90:10 流 速: 1.0ml/min 検 出: UV 265nm 温 度: 室温 3)紫外線ランプ 紫外線ランプは東芝殺菌ランプGL−15(15W)を
用いた。
【0024】実施例1(前培養なしで紫外線を照射した
例) 生ビール酵母菌体を水で洗浄し、遠心分離(3000r
pm 20min)により集菌した。得られた泥状酵母
20g(乾燥重量換算 4g)を水35mlに懸濁し、
マグネチック スターラで撹拌下、室温で紫外線ランプ
を6時間照射した。照射終了後、懸濁液を凍結乾燥し、
ビタミンD2含有量を上記分析方法に従い測定した結
果、含有量は26,000IU/gであった。
【0025】実施例2(エアレーション付きでYPD培
地中で培養後、紫外線を照射した例) 泥状ビール酵母15gをYPD培地200mlに懸濁
し、撹拌下、20℃の温度で約1200ml/minの
流速で通気しながら40時間培養した。同様の前培養を
もう1度繰り返した後、遠心分離により培地を除去し、
菌体を水で1回洗浄した。得られた泥状酵母10gを水
42.5mlに懸濁し、実施例1と同様に撹拌下で紫外
線照射処理を行った。得られた凍結乾燥酵母を分析した
結果、ビタミンD2含有量は100,300IU/gで
あった。
【0026】実施例3(前培養を水中で行った後、紫外
線を照射した例) 泥状ビール酵母15gから、YPD培地を水に変えた以
外は実施例2と同様に処理し、紫外線照射酵母を得た。
得られた凍結乾燥酵母を分析した結果、ビタミンD2
有量は80,400IU/gであった。
【0027】実施例4(エアレーション無しでYPD培
地中で培養後、紫外線を照射した例) 泥状ビール酵母70gをYPD培地1Lに懸濁し、激し
く撹拌下、25℃の温度で40時間培養した。さらに、
同様の前培養をもう1度繰り返した後、遠心分離により
培地を除去し、菌体を水で1回洗浄した。得られた泥状
酵母90gを水240mlに懸濁し、実施例1と同様に
撹拌下で紫外線照射処理を行った。得られた凍結乾燥酵
母を分析した結果、ビタミンD2含有量は105,00
0IU/gであった。
【0028】実施例5 泥状ビール酵母15gをYPD培地200mlに懸濁
し、激しく撹拌下、25℃の温度で40時間培養した。
さらに、同様の前培養をもう1度繰り返した後、遠心分
離により培地を除去し、菌体を水で1回洗浄した。得ら
れた泥状酵母10gを水42.5mlに懸濁し、80℃
(内温)で1分間熱処理した。この酵母懸濁液を、実施
例1と同様に撹拌下で紫外線照射処理を行った。得られ
た凍結乾燥酵母を分析した結果、ビタミンD2含有量は
46,000IU/gであった。その結果、実施例4と
比較すると、紫外線の照射は熱処理等で菌体を死滅させ
ることなく、生きた状態で行うことが好ましいことがわ
かる。
【0029】実施例6 泥状ビール酵母75gを水200mlに懸濁し、激しく
撹拌下、25℃の温度で40時間処理した後、この酵母
懸濁液を、実施例1と同様に撹拌下で紫外線照射処理を
行った。得られた凍結乾燥酵母を分析した結果、ビタミ
ンD2含有量は77,800IU/gであった。
【0030】実施例7 泥状ビール酵母75gをグルコースが1%含まれる培地
200mlに懸濁し、激しく撹拌下、25℃の温度で4
0時間処理した後、この酵母懸濁液をそのまま実施例1
と同様に撹拌下で紫外線ランプ(15W)および低圧水
銀灯(24W)を照射した。結果を図2に示した。いず
れも40,000IU/g以上のビタミンDが生成して
いる。この結果、短時間でビタミンDの生成を高めるた
めには、低圧水銀灯の方が効果的であることがわかっ
た。
【0031】実施例8 下の配合表に従い、クッキーを常法にて製造した。 薄力粉 91g ビール酵母 0.03g 〔ビタミンD(105,000IU/g)含有〕 全卵 50g 無塩マーガリン 60g 上白糖 80g ベーキングパウダー 0.8g 水 2.5g このクッキー1個(約10g)を喫食することにより、
成人が1日に必要なビタミンD量(100IU)を摂取
することが可能である。
【0032】実施例9 実施例1の生ビール酵母菌体を酵母エキス抽出残渣に変
更した以外は実施例1と同様に処理し、紫外線照射酵母
エキス抽出残渣を得た。得られた凍結乾燥物を分析した
結果、ビタミンD2含有量は13,500IU/gであ
った。
【0033】比較例1 乾燥酵母約10gに微振動を与えながら紫外線ランプを
6時間照射した。得られた酵母を上記の分析方法により
分析した結果、この酵母中のビタミンD2含有量は3,
100IU/gであった。なお、単位は0.025μg
=1 IU(国際単位)によった。
【0034】比較例2 直径15cmのシャーレに乾燥酵母を厚さ約5mm程度
に均一に広げ、上記と同じ紫外線ランプを6時間照射し
た結果、この酵母中のビタミンD2含有量は、750I
U/gであった。
【0035】以下に本発明の実施態様項を列挙する。 1.ビタミンDを13,500〜105,000IU/
g含有する酵母菌体または該菌体処理物。 2.前記ビタミンDがビタミンDである前項1記載の
酵母菌体または該菌体処理物。 3.酵母菌体を好気的条件下で撹拌しながら、菌体の懸
濁液に紫外線を照射することを特徴とする前項1または
2記載の酵母菌体の製造方法。 4.前項1または2記載の酵母菌体または該菌体処理物
を含有することを特徴とする飲食品。
【0036】
【効果】本発明により、今まで得ることができなかった
多量のビタミンD、すなわち、13,500IU/gな
いし105,000IU/gのビタミンDを含有する酵
母菌体が提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図中の乾燥酵母は比較例1の経時変化の結果を
示すグラフであり、生酵母は実施例1の経時変化の結果
を示すグラフである。
【図2】実施例7の試験結果を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12N 1/00 - 7/08 C12P 1/00 - 41/00 A23L 1/27 - 1/308 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビタミンDを13,500〜105,0
    00IU/g含有することを特徴とする酵母菌体または
    該菌体処理物。
  2. 【請求項2】 酵母菌体を好気的条件下で撹拌しなが
    ら、酵母菌体の懸濁液に紫外線を照射することを特徴と
    する請求項1記載の酵母菌体の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の酵母菌体または該菌体処
    理物を含有することを特徴とする飲食品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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