JP3008776B2 - 頭付棒状部品整列供給装置 - Google Patents

頭付棒状部品整列供給装置

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JP3008776B2
JP3008776B2 JP6081724A JP8172494A JP3008776B2 JP 3008776 B2 JP3008776 B2 JP 3008776B2 JP 6081724 A JP6081724 A JP 6081724A JP 8172494 A JP8172494 A JP 8172494A JP 3008776 B2 JP3008776 B2 JP 3008776B2
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洋樹 千田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ねじ等の頭付棒状部品
の整列効率を向上した頭付棒状部品整列供給装置(以下
フィーダという)に関するものである。以下頭付棒状部
品をねじとして説明する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のフィーダ要部の一例を示す
縦断面正面図である。図示しないホッパ内にバラ状態で
投入されたねじ15は、上下に揺動するすくい板2の上
面中央に設けられた溝により、主に首吊り状態でシュー
ト7へすくい上げられる。一対の鋼板を対向して組合せ
てなるシュート7は、図示しないバイブレータの加振台
上に振動可能に係止固定され、バイブレータからの上下
水平方向の複合振動によって、側面でねじの軸部をガイ
ドし、上面でねじ頭部を受けて整列させたねじ15をシ
ュート7の反ホッパ側に設けられた図示しないセパレー
タへ移送する。
【0003】すくい板2でシュート7上にすくい上げら
れるねじ15の向きは必ずしも首吊り状態ではなく、特
にねじ15の呼び長さ(首下長さ)が短い場合には、横
向きや前向きまたは倒立状態等の不整列ねじ15a、1
5bとなる割合が高くなる。このような不整列ねじのう
ち、横向きねじは前記シュート7のホッパ側先端部の両
外側面に対向してシュート7と一体に係止固定された一
対のプレート14によってシュート7上面への入り込み
が防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のフィー
ダにおいては、前向きや倒立状態等の不整列ねじ15
a、15bはシュート7の上方に一定の高さで設定さ
れ、すくい板2の動作と連動するエアシリンダ6に係止
固定されてねじ15の移送方向に往復移動されるゲート
ブロック5によってホッパ側へ排除されるが、前向きの
不整列ねじ15bはねじ15bの先端部がシュート7と
ゲートブロック5との間で噛み込みを生じやすい。また
倒立状態の不整列ねじ15aはねじ15aの軸部をゲー
トブロック5で押されるため、ねじ15a頭部がシュー
ト7上で回転してねじ15a頭部外周が前記ゲートブロ
ック5を押し上げる形となって、シュート7とゲートブ
ロック5の間に噛み込みやすい。そのためゲートブロッ
ク5の不整列ねじ排除動作を阻害したり、シュート7の
振動を低下させ整列ねじの移送速さを遅くしてねじ供給
不良を生じるという欠点があった。本発明の目的は、上
記した従来技術の欠点を解消し、不整列ねじの円滑な排
除を可能として、ねじの整列効率を向上した信頼性の高
いフィーダを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、フィーダの
ねじの整列機構部であるゲートブロックのホッパ側先端
部に上下に摺動可能なスライドブロックを設け、倒立状
態等の不整列ねじがシュートとスライドブロックとの間
に入り込んでもスライドブロック自体が上方へ摺動して
逃げるように構成することにより達成される。
【0006】すなわちシュートのホッパ側先端部の両外
側面にシュート上面よりも高くねじの頭部外径よりも若
干広い寸法で対向してシュートと一体に係止固定された
一対のプレートの内側に位置し、前記シュートの上方で
ねじの移送方向に往復移動して不整列ねじを排除するゲ
ートブロックと、該ゲートブロックのホッパ側先端部に
上下に摺動可能なスライドブロックを一体に組み合わせ
た構造とし、前記ゲートブロックの下面高さと自重によ
って下がった位置にあるスライドブロックの下面をほぼ
一致させてシュートの上方に所定の高さに設定する。
【0007】
【作用】上記のように構成されたフィーダでは、すくい
板からシュート上へ正常な姿勢のねじと一緒に前向きや
倒立状態などの不整列ねじがすくい上げられても、ねじ
の移送方向と逆方向にゲートブロックが動作し不整列ね
じはシュート上からホッパ側へ押し戻されて排除され
る。
【0008】前向きねじは、軸部がスライドブロックと
シュート間に入り込むが、ねじ頭部はスライドブロック
とシュート間に入り込もうとしても、スライドブロック
とシュート間の間隙よりもねじ頭部が大きいため、また
スライドブロックの自重がスライドブロックを上方向へ
移動させるための摺動抵抗となるため、ねじ頭部はスラ
イドブロックとシュート間に入り込むことができず、ス
ライドブロック下端により円滑にホッパ内へ排除され
る。
【0009】また倒立状態のねじは軸部がスライドブロ
ックで押されるため、ねじと軸部の付け根辺りを支点と
しててこの動作をし、軸部がホッパ側に倒れ、頭部がス
ライドブロックを押し上げるので、従来のようにゲート
ブロックとシュート間にねじ頭部が噛み込むことがなく
なり、ゲートブロックにより円滑にホッパ側へ排除す
る。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図3に示す。
【0011】図3において、前記すくい板2からの横向
きねじが入り込まないように、シュート7のホッパ1側
先端部の両外側面にシュート7上面よりも高く、ねじの
頭部外径よりも若干広い寸法で対向してシュート7と一
体に第2止めネジ19によって係止固定された一対のプ
レート14の内側に位置し、前記シュート7の上方でね
じの移送方向に往復移動してねじの向きを整列させる不
整列ねじ排除部材を構成するゲートブロック5aと、該
ゲートブロック5aのホッパ側先端部の案内溝内で左右
方向をガイドされ、第1止めネジ18とスリーブ17に
よって上下に摺動可能なスライドブロック16を一体に
組み合わせた。
【0012】該スライドブロック16は、ゲートブロッ
ク5aの下面高さと自重によって下がった位置にあるス
ライドブロック16を、正常な状態の時シュート7に保
持されたねじ15がスライドブロック16とシュート7
の間を通れる間隙を有するよう所定の高さに設定してい
る。
【0013】次に上記のように構成されたフィーダの動
作について説明する。上下に揺動するすくい板2の上面
中央に設けられた溝により、ホッパ1内のねじは主に首
吊り状態でシュート7へすくい上げられる。すくい板2
が下降して下死点へ近づくと、ゲートブロック5aの駆
動用エアシリンダ6を動作させるエアスイッチ9が導通
し、ねじ15の移送方向と逆方向にゲートブロック5a
が動作する。
【0014】この際前向き状態の不整列ねじ15bがシ
ュート7上に供給された場合、前向き状態の不整列ねじ
15bの軸部はスライドブロック16とシュート7間に
入り込むが、頭部はスライドブロック16とシュート7
間に入り込もうとしても、スライドブロック16とシュ
ート7間の間隙よりもねじ15bの頭部が大きいため、
またスライドブロック16の自重が、スライドブロック
16を上方向へ移動させる動作の摺動抵抗となるため、
ねじ15bの頭部はスライドブロック16とシュート7
間に入り込むことができず、ゲートブロック5aの動き
に連動して不整列ねじ15a、15bを排除するスライ
ドブロック16下端により、円滑にホッパ1内へ排除さ
れる。
【0015】また倒立状態の不整列ねじ15aがシュー
ト7上に供給された場合、不整列ねじ15aの軸部がス
ライドブロック16で押されるため、ねじ15aと軸部
の付け根辺りを支点としててこの動作をし、軸部がホッ
パ1側に倒れ、頭部がスライドブロック16を押し上げ
る。この状態で、ゲートブロック5aが不整列ねじ15
aを排除するので、従来のようにゲートブロック5aと
シュート7間にねじ15aの頭部が噛み込むことがなく
なり、ゲートブロック5aにより円滑にホッパ1側へ排
除される。
【0016】上記のように構成したので、シュート7と
ゲートブロック5aの間で不整列ねじ15a、15bが
噛み込むことがなくなり、円滑に不整列ねじを排除する
ことができ、ねじの整列効率を向上できる。またシュー
ト7のねじ送り振動を低下させることもなくシュート7
の反ホッパ1側に設けられた前記セパレータ整列ねじ1
5を円滑に移送できるようになる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、シュートとゲートブロ
ックの間で不整列頭付棒状部品が噛み込むことがなくな
り、円滑に倒立した不整列頭付棒状部品を排除すること
ができ、頭付棒状部品の整列効率を向上できる。また頭
付棒状部品の整列効率が向上し、信頼性の高いフィーダ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明フィーダの一実施例を示す要部縦断正
面図。
【図2】 図1の要部断面側面図。
【図3】 図1のフィーダにおいてすくい板が上死点に
ある状態を示す要部縦断正面図。
【図4】 従来のフィーダの一例を示す要部縦断正面
図。
【符号の説明】
図において、1はホッパ、2はすくい板、3はアーム、
4はリンク、5aはゲートブロック、6はエアシリン
ダ、7はシュート、8はメインプレート、9はエアスイ
ッチ、10はデスタンスリング、11は光センサ、12
はバイブレータ、13はトップアジャスタ、15は整列
ねじ、15a、15bは不整列ねじ、16はスライドブ
ロック、17はスリーブである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭付棒状部品等の頭付棒状部品を多数個
    バラ状態で蓄えるホッパと、該ホッパ内を上下揺動して
    頭付棒状部品をすくい上げるすくい板と、該すくい板か
    らの頭付棒状部品の頭部を受けて首吊り状態で移送する
    シュートと、前記すくい板からの横向き頭付棒状部品が
    入り込まないように、前記シュートのホッパ側先端部の
    両外側面にシュート上面よりも高く、頭付棒状部品の頭
    部外径よりも若干広い寸法で対向してシュートと一体に
    係止固定された一対のプレートと、該プレートの内側に
    位置し、前記シュートの上方で頭付棒状部品の移送方向
    に往復移動して不整列頭付棒状部品を排除するゲートブ
    ロックとを有する頭付棒状部品整列供給装置であって、 前記ゲートブロックのホッパ側先端部に上下に摺動可能
    なスライドブロックを設けたことを特徴とする頭付棒状
    部品整列供給装置。
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