JP3008761B2 - 非同期転送モードリンク回復方法 - Google Patents
非同期転送モードリンク回復方法Info
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- H04L49/30—Peripheral units, e.g. input or output ports
- H04L49/3081—ATM peripheral units, e.g. policing, insertion or extraction
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- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
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- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
- H04Q11/0428—Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
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- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
- H04L2012/5619—Network Node Interface, e.g. tandem connections, transit switching
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- H04L2012/5625—Operations, administration and maintenance [OAM]
- H04L2012/5627—Fault tolerance and recovery
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非同期転送モードパケ
ット交換、特にリンク故障時においてデータの再経路選
択を行う回復方法の改良に関する。
ット交換、特にリンク故障時においてデータの再経路選
択を行う回復方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本技術に熟達した人によって認識されて
いるように、世界をめぐる通信網は、本技術において広
帯域総合サービスデジタル網(以下B−ISDN)とし
て確立し、かつ知られている基準に基づくシステムを実
施している。B−ISDNシステム内において、データ
は、一連の相互接続ノードを介して発信源から宛先へ高
速で転送される。B−ISDN仕様においては、通常特
定のパケット指向転送モードを使用しており、これを
「非同期転送モード(以下ATMと称する)」と呼んで
いる。これは、多重化情報フローを、セルと呼ぶ一定の
大きさのブロック内に編成した非同期多重通信である。
ATM搬送フォーマットの標準化の現在の傾向は、48
バイトの情報フィールドと5バイトのヘッダを持つセル
サイズが主流である。
いるように、世界をめぐる通信網は、本技術において広
帯域総合サービスデジタル網(以下B−ISDN)とし
て確立し、かつ知られている基準に基づくシステムを実
施している。B−ISDNシステム内において、データ
は、一連の相互接続ノードを介して発信源から宛先へ高
速で転送される。B−ISDN仕様においては、通常特
定のパケット指向転送モードを使用しており、これを
「非同期転送モード(以下ATMと称する)」と呼んで
いる。これは、多重化情報フローを、セルと呼ぶ一定の
大きさのブロック内に編成した非同期多重通信である。
ATM搬送フォーマットの標準化の現在の傾向は、48
バイトの情報フィールドと5バイトのヘッダを持つセル
サイズが主流である。
【0003】セルの発信前に、仮想パスを確立して、当
該システム内の各ノードを経由して行うセル伝送用に供
する。セルヘッダは発信源ならびに経路情報を含み、各
ノードは経路表を持っており、セルが到達した入力リン
クと、セルヘッダと経路情報に基づいた適正な出力リン
クとの間において、経路情報に従ってセルの経路選択を
行う。
該システム内の各ノードを経由して行うセル伝送用に供
する。セルヘッダは発信源ならびに経路情報を含み、各
ノードは経路表を持っており、セルが到達した入力リン
クと、セルヘッダと経路情報に基づいた適正な出力リン
クとの間において、経路情報に従ってセルの経路選択を
行う。
【0004】ATMシステムにおけるノードは、一般
に、DS3特定フォーマットを有する全二重電話機T3
リンクなどの高速通信リンクで相互接続している。T
1 ,OC3、OC12などの他の若干の通信リンクも使
用可能である。本発明は特定のリンクに限定するもので
はない。各ノード間の通信リンクが断線もしくは故障し
た場合は、当該の断線もしくは故障リンクに割り当てた
各セルに迂回方路を直ちに確立しなければならない。各
交換ノード間において通信リンクの故障もしくは断線が
起きた場合にセルに迂回方路を割り当てる従来技術の提
案が数多く行われてきた。回復速度の点で着目すべき点
は、各ノード間で通信リンクの故障が発生した場合に、
ノードが提供する専用予備通信リンクならびに予備回線
を使用することである。
に、DS3特定フォーマットを有する全二重電話機T3
リンクなどの高速通信リンクで相互接続している。T
1 ,OC3、OC12などの他の若干の通信リンクも使
用可能である。本発明は特定のリンクに限定するもので
はない。各ノード間の通信リンクが断線もしくは故障し
た場合は、当該の断線もしくは故障リンクに割り当てた
各セルに迂回方路を直ちに確立しなければならない。各
交換ノード間において通信リンクの故障もしくは断線が
起きた場合にセルに迂回方路を割り当てる従来技術の提
案が数多く行われてきた。回復速度の点で着目すべき点
は、各ノード間で通信リンクの故障が発生した場合に、
ノードが提供する専用予備通信リンクならびに予備回線
を使用することである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のノード
間通信リンク故障回復方法は結果的に満足すべきもので
あるが、予備の設備と通信リンクを必要とする点で費用
がかさむものである。さらに、かかる従来技術はそのシ
ステム管理が複雑である。
間通信リンク故障回復方法は結果的に満足すべきもので
あるが、予備の設備と通信リンクを必要とする点で費用
がかさむものである。さらに、かかる従来技術はそのシ
ステム管理が複雑である。
【0006】本発明の目的は、専用予備リンクおよび回
線を必要とせずに迅速な回復を提供するATMノード用
の、ノード間通信リンク故障回復方法を提供することに
ある。
線を必要とせずに迅速な回復を提供するATMノード用
の、ノード間通信リンク故障回復方法を提供することに
ある。
【0007】本発明のもう一つの目的は、システム管理
が比較的簡単なノード間通信リンク故障回復方法を提供
することにある。
が比較的簡単なノード間通信リンク故障回復方法を提供
することにある。
【0008】
【作用】簡単に説明すると、本発明はATMノード用の
ノード間通信リンク故障回復方法であって、接続を故障
リンクから1つもしくはそれ以上の現存リンクへ迅速に
切り換えるものを提供しようとするものである。1つの
ノード内においては、代替接続経路が当該リンク(すな
わちリンク故障の回復が求められているリンク)からの
発信接続もしくは当該リンクに対する着信接続の全てに
事前に設定されている。代替接続用の経路情報はATM
ノードCPUメモリに記憶されている。リンクの断線も
しくはその他の故障を示すアラームに対応して、ネット
ワーク管理システムが、故障リンクに接続中のノードイ
ンタフェースカード内にハードウェア「ループバック」
を確立する命令を送る。これによって、最初に故障リン
クによって伝送を設定していた全セルに対して、事前に
設定した代替リンクへ再経路選択が行われる。数秒間内
に数千件の接続を再経路選択することが可能である。
ノード間通信リンク故障回復方法であって、接続を故障
リンクから1つもしくはそれ以上の現存リンクへ迅速に
切り換えるものを提供しようとするものである。1つの
ノード内においては、代替接続経路が当該リンク(すな
わちリンク故障の回復が求められているリンク)からの
発信接続もしくは当該リンクに対する着信接続の全てに
事前に設定されている。代替接続用の経路情報はATM
ノードCPUメモリに記憶されている。リンクの断線も
しくはその他の故障を示すアラームに対応して、ネット
ワーク管理システムが、故障リンクに接続中のノードイ
ンタフェースカード内にハードウェア「ループバック」
を確立する命令を送る。これによって、最初に故障リン
クによって伝送を設定していた全セルに対して、事前に
設定した代替リンクへ再経路選択が行われる。数秒間内
に数千件の接続を再経路選択することが可能である。
【0009】故障リンクに対する最初の経路情報はコピ
ーされてATMノードCPUメモリ内に記憶されるか
ら、故障リンクが稼動状態を回復した際はネットワーク
管理システムはハードウェアループバックを解除し、稼
動状態を回復した故障リンクとの接続を設定した最初の
経路表を再記憶するように命令を発行する。
ーされてATMノードCPUメモリ内に記憶されるか
ら、故障リンクが稼動状態を回復した際はネットワーク
管理システムはハードウェアループバックを解除し、稼
動状態を回復した故障リンクとの接続を設定した最初の
経路表を再記憶するように命令を発行する。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は、本発明の非同期転送モードリンク
回復方法が適用された2つのATMノードの一実施例の
簡単なブロック図、図2は、典型的なATMシステムを
示す簡単なブロック図である。
回復方法が適用された2つのATMノードの一実施例の
簡単なブロック図、図2は、典型的なATMシステムを
示す簡単なブロック図である。
【0012】図面の図2に関して、同技術の熟練者によ
って理解されるように典型的なATMシステムはネット
ワーク管理システム(以下NMSと称する)10と、図
面中でノードA、B、Cと明示した複数の相互接続され
たATMノード12を包含している。各ノード12は、
CPU15とCPUメモリ17を包含している。この典
型的なネットワークにおいて、各ノード12は、当業界
で一般に行われている通り、全二重T3リンクで相互接
続している。CPU14を含むネットワーク管理システ
ム10は、各ノード12に対する適切なプログラムコマ
ンドを経由して本システムのオペレーション全体の管理
を行う。さらに、本CPUは、メモリ16からCPUメ
モリ17に対してデータのアップロードならびにダウン
ロードが可能である。各ノードの障害検出器18は、ノ
ード間のT3リンク内の障害を検出して、アラーム信号
を発生し、同信号はネットワーク管理システム10へ伝
送される。各セル(通常48バイトの情報フィールドと
5バイトのヘッダからなる)は、ヘッダの経路情報に基
づいてATMノード12によって入力T3リンクから出
力T3リンクへ経路選択される。ここで概説する形式の
システムは、本技術に熟達した人が熟知しており、本文
中に参考として引用している1991年2月発行のIE
EE会誌B−ISDN特集号を含む各種標準類ならびに
文献中でさらにくわしく述べられている。
って理解されるように典型的なATMシステムはネット
ワーク管理システム(以下NMSと称する)10と、図
面中でノードA、B、Cと明示した複数の相互接続され
たATMノード12を包含している。各ノード12は、
CPU15とCPUメモリ17を包含している。この典
型的なネットワークにおいて、各ノード12は、当業界
で一般に行われている通り、全二重T3リンクで相互接
続している。CPU14を含むネットワーク管理システ
ム10は、各ノード12に対する適切なプログラムコマ
ンドを経由して本システムのオペレーション全体の管理
を行う。さらに、本CPUは、メモリ16からCPUメ
モリ17に対してデータのアップロードならびにダウン
ロードが可能である。各ノードの障害検出器18は、ノ
ード間のT3リンク内の障害を検出して、アラーム信号
を発生し、同信号はネットワーク管理システム10へ伝
送される。各セル(通常48バイトの情報フィールドと
5バイトのヘッダからなる)は、ヘッダの経路情報に基
づいてATMノード12によって入力T3リンクから出
力T3リンクへ経路選択される。ここで概説する形式の
システムは、本技術に熟達した人が熟知しており、本文
中に参考として引用している1991年2月発行のIE
EE会誌B−ISDN特集号を含む各種標準類ならびに
文献中でさらにくわしく述べられている。
【0013】図面の図1は、本発明のリンク故障回復方
法が適用されたシステムの説明用の詳細に作成した相互
接続されたATMノード12Aおよび12Bを示してお
り、従来のATMに対するソフトウェアの変更と従来の
ATMに対するハードウェアの変更の両方を包含してい
る。各ATMノード(すなわちノードAおよびB)は基
本的に同一の機能部品から成り立っている。これらの中
に多数のインタフェースカード20が含まれており、各
T3リンク(本文中においては「T」、「U」、
「V」、「W」および「X」と明記)とATMのインタ
ーフェースを行っている。図1の左上部分ではヘッダ部
分HとデータフィールドすなわちペイロードPから成る
セルが図で表現されている。
法が適用されたシステムの説明用の詳細に作成した相互
接続されたATMノード12Aおよび12Bを示してお
り、従来のATMに対するソフトウェアの変更と従来の
ATMに対するハードウェアの変更の両方を包含してい
る。各ATMノード(すなわちノードAおよびB)は基
本的に同一の機能部品から成り立っている。これらの中
に多数のインタフェースカード20が含まれており、各
T3リンク(本文中においては「T」、「U」、
「V」、「W」および「X」と明記)とATMのインタ
ーフェースを行っている。図1の左上部分ではヘッダ部
分HとデータフィールドすなわちペイロードPから成る
セルが図で表現されている。
【0014】各インタフェースカード20は、着信ヘッ
ダ翻訳表(HTI)23と送信ヘッダ翻訳表(HTO)
21を有している。この典型的な本発明の実施例におい
て、T3リンク「V」と「W」のインタフェースを行な
う翻訳表には2セットの経路入力、すなわちリンク故障
がない場合に使用する、いわゆる通常経路入力Nおよび
本発明の非常再経路選択の過程で使用する、いわゆる予
備経路入力Sがあることに留意する必要がある。リンク
「V」と「W」は故障回復再経路選択専用の予備リンク
ではなく(本発明の教義の範囲内で1つもしくはそれ以
上のリンクを専用にすることが可能であるが)、故障の
結果増大した呼量を取り扱うのに充分な予備能力を有す
るものと理解される。さらに、若干の応用例においては
緊急回復のために予備経路入力と単一のリンクを行うの
みで充分であるが、ATMの各インタフェースカードは
予備ならびに、要望があれば通常の経路表入力をも持つ
ことが可能である。
ダ翻訳表(HTI)23と送信ヘッダ翻訳表(HTO)
21を有している。この典型的な本発明の実施例におい
て、T3リンク「V」と「W」のインタフェースを行な
う翻訳表には2セットの経路入力、すなわちリンク故障
がない場合に使用する、いわゆる通常経路入力Nおよび
本発明の非常再経路選択の過程で使用する、いわゆる予
備経路入力Sがあることに留意する必要がある。リンク
「V」と「W」は故障回復再経路選択専用の予備リンク
ではなく(本発明の教義の範囲内で1つもしくはそれ以
上のリンクを専用にすることが可能であるが)、故障の
結果増大した呼量を取り扱うのに充分な予備能力を有す
るものと理解される。さらに、若干の応用例においては
緊急回復のために予備経路入力と単一のリンクを行うの
みで充分であるが、ATMの各インタフェースカードは
予備ならびに、要望があれば通常の経路表入力をも持つ
ことが可能である。
【0015】ATMスイッチ22Aおよび22Bは、セ
ルヘッダHの経路情報に従って入力セルを出力リンクへ
経路情報を行う。着信ヘッダ翻訳表HTIはヘッダデー
タを翻訳して経路データの切り替えを行い、その結果A
TMスイッチ22Aおよび22Bはセルヘッダに従って
仮想パスを経由して各セルの経路選択を行う。本技術に
熟達した人には理解できることだが、ATMの通常オペ
レーションにおいて、送信ヘッダ翻訳表HTOはセルを
T3リンク上で伝送の際にセルヘッダデータを変更す
る。
ルヘッダHの経路情報に従って入力セルを出力リンクへ
経路情報を行う。着信ヘッダ翻訳表HTIはヘッダデー
タを翻訳して経路データの切り替えを行い、その結果A
TMスイッチ22Aおよび22Bはセルヘッダに従って
仮想パスを経由して各セルの経路選択を行う。本技術に
熟達した人には理解できることだが、ATMの通常オペ
レーションにおいて、送信ヘッダ翻訳表HTOはセルを
T3リンク上で伝送の際にセルヘッダデータを変更す
る。
【0016】当該リンク(ここではリンク「U」)の両
端のインタフェースカード20UAおよび20UBはル
ープバックパス30Aおよび30Bを持ち、本パスは、
スイッチ32Aおよび32Bで構成図的に図示している
通り、NMS10からのコマンドで制御されている。ル
ープバックパス30Aおよび30Bは、送信ヘッダ翻訳
表(HTO)21UAおよび21UBの出力からそれぞ
れ当該着信ヘッダ翻訳表(HTI)23UAおよび23
UBの入力に到っている。本ループバックパスは、本発
明の故障回復手続きが有効であるときに設定した、通常
(すなわち非回復)動作モードのときに解除される。図
中においてはループバックパスはT3リンク「U」の関
連のインタフェースカード上のみに示されているが、リ
ンクの各終端インタフェースカードからも本発明の回復
手続きの実施ができるようにしたい場合は、各カードに
被制御ループバックパスが設定される。
端のインタフェースカード20UAおよび20UBはル
ープバックパス30Aおよび30Bを持ち、本パスは、
スイッチ32Aおよび32Bで構成図的に図示している
通り、NMS10からのコマンドで制御されている。ル
ープバックパス30Aおよび30Bは、送信ヘッダ翻訳
表(HTO)21UAおよび21UBの出力からそれぞ
れ当該着信ヘッダ翻訳表(HTI)23UAおよび23
UBの入力に到っている。本ループバックパスは、本発
明の故障回復手続きが有効であるときに設定した、通常
(すなわち非回復)動作モードのときに解除される。図
中においてはループバックパスはT3リンク「U」の関
連のインタフェースカード上のみに示されているが、リ
ンクの各終端インタフェースカードからも本発明の回復
手続きの実施ができるようにしたい場合は、各カードに
被制御ループバックパスが設定される。
【0017】本技術に熟達した人には理解できることだ
が、通常のオペレーション(すなわちリンク故障がない
場合)において、リンク「T」上のATMノード12A
に対する着信セルは、セルヘッダデータおよびリンク
「T」に接続しているインタフェースカード20T上の
着信ヘッダ翻訳表(HTI)23Tに従って、ATMス
イッチ22Aにより経路選択される。例えば、ATMノ
ード12Bへ伝送するためにリンク「U」へ経路選択さ
れる。
が、通常のオペレーション(すなわちリンク故障がない
場合)において、リンク「T」上のATMノード12A
に対する着信セルは、セルヘッダデータおよびリンク
「T」に接続しているインタフェースカード20T上の
着信ヘッダ翻訳表(HTI)23Tに従って、ATMス
イッチ22Aにより経路選択される。例えば、ATMノ
ード12Bへ伝送するためにリンク「U」へ経路選択さ
れる。
【0018】本発明に従って、「プレカット」した経路
を決定して、故障リンクから前もって決定してあるリン
ク、あるいは予備容量を持つリンクへセルを再経路選択
する。この発明の例解実施例において、本システムは、
故障の際はリンク「U」をリンク「T」および「V」へ
再経路選択を行うプレカット接続を使用してプログラム
されている。リンクは、単一の代替リンク、もしくは2
つ以上の代替リンクに再経路選択することが可能であ
る。ここで、「プレカット接続」は、障害リンクのル
ープバックパスの設定、および障害リンクの着信ヘッ
ダ翻訳表を予備経路入力用であるプレカット着信ヘッダ
翻訳表に置き換えることにより実現される。ループバッ
クパスにより、障害リンクへ入力されたセルに対し、障
害リンクの送信ヘッダ翻訳表の出力を障害リンクの着信
ヘッダ翻訳表の入力に設定し、予備経路入力用のプレガ
ット着信ヘッダ翻訳表により、着信セル(この場合は障
害リンク「U」への入力セル)を、リンク「V」、
「W」へ再経路選択させる。ATMスイッチは、このプ
レカット着信ヘッダ翻訳表により書き換えられたリンク
「U」からの出力セル(この場合は障害リンク「U」へ
の入力セル)のセルヘッダに従い、再経路選択する。
を決定して、故障リンクから前もって決定してあるリン
ク、あるいは予備容量を持つリンクへセルを再経路選択
する。この発明の例解実施例において、本システムは、
故障の際はリンク「U」をリンク「T」および「V」へ
再経路選択を行うプレカット接続を使用してプログラム
されている。リンクは、単一の代替リンク、もしくは2
つ以上の代替リンクに再経路選択することが可能であ
る。ここで、「プレカット接続」は、障害リンクのル
ープバックパスの設定、および障害リンクの着信ヘッ
ダ翻訳表を予備経路入力用であるプレカット着信ヘッダ
翻訳表に置き換えることにより実現される。ループバッ
クパスにより、障害リンクへ入力されたセルに対し、障
害リンクの送信ヘッダ翻訳表の出力を障害リンクの着信
ヘッダ翻訳表の入力に設定し、予備経路入力用のプレガ
ット着信ヘッダ翻訳表により、着信セル(この場合は障
害リンク「U」への入力セル)を、リンク「V」、
「W」へ再経路選択させる。ATMスイッチは、このプ
レカット着信ヘッダ翻訳表により書き換えられたリンク
「U」からの出力セル(この場合は障害リンク「U」へ
の入力セル)のセルヘッダに従い、再経路選択する。
【0019】すなわち、リンク「U」に対するプレカッ
ト接続経路をリンク「V」および「W」に確立する目的
をもって、ATMノード12Aおよび12Bにおけるリ
ンク「V」および「W」に対する着信ヘッダ翻訳表(H
TI)23の部分Sは、リンク「U」から再経路選択し
た各セル用のセルヘッダデータに応答するために記号化
される。さらに、プレカット着信ヘッダ翻訳表は、リン
ク「U」が各セルをリンク「U」から再経路選択するよ
うにプログラムされている。本プレカット着信ヘッダ翻
訳表は、ATMノード12Aおよび12BのCPUメモ
リ17Aおよび17B内に記憶され、リンク「U」が故
障した場合はノード12Aおよび12B内のリンク
「U」着信ヘッダ翻訳表(HTI)23UAおよび23
UBへダウンロードされ、通常リンク「U」の着信ヘッ
ダ翻訳表と取り替わる。本通常リンク「U」着信ヘッダ
翻訳表はCPUメモリ17Aおよび17B内に保存され
る。これらの「通常」表は、リンク「U」が再び稼動状
態になったときに最初の接続を復元するために使用する
ことができる。
ト接続経路をリンク「V」および「W」に確立する目的
をもって、ATMノード12Aおよび12Bにおけるリ
ンク「V」および「W」に対する着信ヘッダ翻訳表(H
TI)23の部分Sは、リンク「U」から再経路選択し
た各セル用のセルヘッダデータに応答するために記号化
される。さらに、プレカット着信ヘッダ翻訳表は、リン
ク「U」が各セルをリンク「U」から再経路選択するよ
うにプログラムされている。本プレカット着信ヘッダ翻
訳表は、ATMノード12Aおよび12BのCPUメモ
リ17Aおよび17B内に記憶され、リンク「U」が故
障した場合はノード12Aおよび12B内のリンク
「U」着信ヘッダ翻訳表(HTI)23UAおよび23
UBへダウンロードされ、通常リンク「U」の着信ヘッ
ダ翻訳表と取り替わる。本通常リンク「U」着信ヘッダ
翻訳表はCPUメモリ17Aおよび17B内に保存され
る。これらの「通常」表は、リンク「U」が再び稼動状
態になったときに最初の接続を復元するために使用する
ことができる。
【0020】NMS10が、ATMノード12Aと12
Bの間でリンク「U」が故障を起こしている旨のアラー
ムメッセージを、例えば、障害検出器18から受け取る
と、システムは両ノードに対してループバックコマンド
を送る。この結果、ノード12Aおよび12Bにおいて
以下の動作が発生する。ATMノード12Aおよび12
B内のリンク「U」用の現行の着信ヘッダ翻訳表23U
Aおよび23UBはCPUメモリ17Aおよび17B内
にコピーされて各着信ヘッダ翻訳表自体はゼロ設定され
る。ループバックパス30AおよびBは、ATMノード
12Aおよび12B内のリンク「U」に接続している出
力ポートと入力ポートの間に、図中のスイッチ32Aお
よび32Bをそれぞれオンとすることによって設定さ
れ、リンク「U」のプレカット着信ヘッダ翻訳表はAT
MノードCPUメモリ17Aおよび17Bからダウンロ
ードされ、着信ヘッダ翻訳表(HTI)23UAおよび
23UB中にコピーされる。この結果、リンク「U」上
の発信セルは、回復手続きの一部として導入したプレカ
ット着信ヘッダ翻訳表に基づいてATMスイッチ22A
および22Bによってリンク「V」および「W」へ再経
路選択される。これらの再経路選択された接続は図1中
の破線で表されている。すなわち、ATMノード12A
のリンク「U」のインタフェースカード20VAからリ
ンク「W」のインタフェースカード20WAに結ぶプレ
カット送信経路33AによってATMノード12Bのプ
レカット着信経路33Bに至っている。また、ATMノ
ード12Bのインク「U」のインタフェースカード20
UBからリンク「V」のインタフェースカード20VB
に結ぶプレカット送信経路34BによってATMノード
12Aのプレカット着信経路34Aに至る。
Bの間でリンク「U」が故障を起こしている旨のアラー
ムメッセージを、例えば、障害検出器18から受け取る
と、システムは両ノードに対してループバックコマンド
を送る。この結果、ノード12Aおよび12Bにおいて
以下の動作が発生する。ATMノード12Aおよび12
B内のリンク「U」用の現行の着信ヘッダ翻訳表23U
Aおよび23UBはCPUメモリ17Aおよび17B内
にコピーされて各着信ヘッダ翻訳表自体はゼロ設定され
る。ループバックパス30AおよびBは、ATMノード
12Aおよび12B内のリンク「U」に接続している出
力ポートと入力ポートの間に、図中のスイッチ32Aお
よび32Bをそれぞれオンとすることによって設定さ
れ、リンク「U」のプレカット着信ヘッダ翻訳表はAT
MノードCPUメモリ17Aおよび17Bからダウンロ
ードされ、着信ヘッダ翻訳表(HTI)23UAおよび
23UB中にコピーされる。この結果、リンク「U」上
の発信セルは、回復手続きの一部として導入したプレカ
ット着信ヘッダ翻訳表に基づいてATMスイッチ22A
および22Bによってリンク「V」および「W」へ再経
路選択される。これらの再経路選択された接続は図1中
の破線で表されている。すなわち、ATMノード12A
のリンク「U」のインタフェースカード20VAからリ
ンク「W」のインタフェースカード20WAに結ぶプレ
カット送信経路33AによってATMノード12Bのプ
レカット着信経路33Bに至っている。また、ATMノ
ード12Bのインク「U」のインタフェースカード20
UBからリンク「V」のインタフェースカード20VB
に結ぶプレカット送信経路34BによってATMノード
12Aのプレカット着信経路34Aに至る。
【0021】故障を起こしたリンクは以下の手続きによ
って回復できる。
って回復できる。
【0022】
【0023】ネットワーク管理システム10が、リンク
「U」の固定と試験が終了した旨のメッセージを受けた
ときは、システムは、ATMノード12Aおよび12B
に対して、ッダ翻訳表23中にゼロ設定される。ハード
ウェア(ファームウェア経由)は、リンク「U」のリン
クインターフェースカード内のループバック接続を取り
除くよう命令を受ける。「通常」の各表はATMノード
12A、12BのCPUメモリ17Aおよび17Bから
ダウンロードされる。
「U」の固定と試験が終了した旨のメッセージを受けた
ときは、システムは、ATMノード12Aおよび12B
に対して、ッダ翻訳表23中にゼロ設定される。ハード
ウェア(ファームウェア経由)は、リンク「U」のリン
クインターフェースカード内のループバック接続を取り
除くよう命令を受ける。「通常」の各表はATMノード
12A、12BのCPUメモリ17Aおよび17Bから
ダウンロードされる。
【0024】
【0025】
【発明の効果】プレカット接続設定ならびに解除コマン
ドは、リンク上にループバックを設定後はじめて認めら
れることに留意する必要がある。また、通常の接続設
定、接続解除コマンドもケーブル断線を持つATM T
3リンク上で認められる。これにより、ケーブルの断線
が発生した後でもATMインタフェースカードの通常容
量を使用することができる、という意味でATMノード
12の柔軟性を増すという効果がある。
ドは、リンク上にループバックを設定後はじめて認めら
れることに留意する必要がある。また、通常の接続設
定、接続解除コマンドもケーブル断線を持つATM T
3リンク上で認められる。これにより、ケーブルの断線
が発生した後でもATMインタフェースカードの通常容
量を使用することができる、という意味でATMノード
12の柔軟性を増すという効果がある。
【図1】本発明の非同期転送モードリンク回復方法が適
用された2つのATMノードの一実施例の簡単なブロッ
ク図である。
用された2つのATMノードの一実施例の簡単なブロッ
ク図である。
【図2】典型的なATMシステムを示す簡単なブロック
図である。
図である。
10 ネットワーク管理システム(NWS) 12A、12B ATMノード 14、15A、15B、16 CPU 17A、17B CPUメモリ 18 障害検出器 20T、20UA、20UB、20VA、20VB、2
0WA、20WB、20X インタフェースカード 21T、21UA、 21UB、21VA、21UB、
21WA、21WB、21X 送信ヘッダ翻訳表(H
TO) 22A、22B ATMスイッチ 23T、23UA、23UB、23VA、23VB、2
3WA、23WB、23X 着信ヘッダ翻訳表(HT
I) 30A、30B ループバックパス 32A、32B スイッチ33A 、34B プレカット送信経路 33B 、34A プレカット着信経路
0WA、20WB、20X インタフェースカード 21T、21UA、 21UB、21VA、21UB、
21WA、21WB、21X 送信ヘッダ翻訳表(H
TO) 22A、22B ATMスイッチ 23T、23UA、23UB、23VA、23VB、2
3WA、23WB、23X 着信ヘッダ翻訳表(HT
I) 30A、30B ループバックパス 32A、32B スイッチ33A 、34B プレカット送信経路 33B 、34A プレカット着信経路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−257143(JP,A) 特開 平5−316140(JP,A) 特開 平7−202897(JP,A) 特開 平2−206260(JP,A) 特開 昭61−135260(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/26 H04L 12/56
Claims (5)
- 【請求項1】 2つのATMノード間で故障中の通信リ
ンクからATMセルを前記2ATMノード間の代替通信
リンクへ再経路選択を行う非同期転送モードリンク回復
方法において、 故障状態の存在に先だって、前記2ATMノードの各々
について、 前記故障した通信リンクに対するプレカット着信ヘッダ
翻訳表を設定し、また、前記プレカット着信ヘッダ翻訳
表が、前記プレカット着信ヘッダ翻訳表に入力したセル
を、前記代替通信リンクへ経路選択する手順と、 前記プレカット着信ヘッダ翻訳表をATMノードCPU
メモリ内に記憶する手順とを有し、 前記各ATMノードについて、 故障状態の発生に対応して、前記プレカット着信ヘッダ
翻訳表を、前記故障中の通信リンクが故障する前に使用
した着信ヘッダ翻訳表と置き換え、さらにセルループバ
ックパスを、前記故障中の通信リンクの発信ヘッダ翻訳
表の出力から前記置き換えられたプレカット着信ヘッダ
翻訳表の入力へ設定することによって、各ATMノード
は、前記プレカット着信ヘッダ翻訳表がヘッダデータを
翻訳してセルヘッダを書き換え、書き換えられた経路デ
ータに基づいて、ATMスイッチが代替リンクへセルの
再経路選択を行う手順を有することを特徴とする非同期
転送モードリンク回復方法。 - 【請求項2】 前記故障中の通信リンクが故障する前に
使用した前記正常な着信ヘッダ翻訳表を保存し、かつ前
記故障中の通信リンクが故障する前に使用した前記正常
な着信ヘッダ翻訳表を、前記故障中の通信リンクの使用
を復元したときに、前記のプレカット着信ヘッダ翻訳表
と置き換える別途手順を含む請求項1記載の非同期転送
モードリンク回復方法。 - 【請求項3】 前記代替通信リンクが予備の経路項目を
有する着信ヘッダ翻訳表を持ち、かつ前記予備経路項目
に従って前記の故障中の通信リンクからセルの再経路選
択を行うための別途手順を含む、請求項1記載の非同期
転送モードリンク回復方法。 - 【請求項4】 前記正常な着信ヘッダ翻訳表を前記AT
MノードCPUメモリ内に保存する請求項2記載の非同
期転送モードリンク回復方法。 - 【請求項5】 前記故障中の通信リンクが故障する前に
使用した前記正常な着信ヘッダ翻訳表を保存し、かつ前
記故障中の通信リンクが故障する前に使用した前記正常
な着信ヘッダ翻訳表を、前記故障中の通信リンクの使用
を復元したときに、前記プレカット着信ヘッダ翻訳表と
置き換える別途手順を含む請求項1記載の非同期転送モ
ードリンク回復方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/067:690 | 1993-05-26 | ||
US08/067,690 US5398236A (en) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | Asynchronous transfer mode link recovery mechanism |
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JPH0779237A JPH0779237A (ja) | 1995-03-20 |
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Family
ID=22077718
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP5331707A Expired - Lifetime JP3008761B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-12-27 | 非同期転送モードリンク回復方法 |
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3008761B2 (ja) |
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