JP2001223727A - マルチリングパス切替方式 - Google Patents

マルチリングパス切替方式

Info

Publication number
JP2001223727A
JP2001223727A JP2000033470A JP2000033470A JP2001223727A JP 2001223727 A JP2001223727 A JP 2001223727A JP 2000033470 A JP2000033470 A JP 2000033470A JP 2000033470 A JP2000033470 A JP 2000033470A JP 2001223727 A JP2001223727 A JP 2001223727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
connection
connection node
failure
working
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000033470A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsumasa Okada
光正 岡田
Yoshihiko Uematsu
芳彦 植松
Hiroshi Ota
宏 太田
Toshinori Tsuboi
利憲 坪井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2000033470A priority Critical patent/JP2001223727A/ja
Publication of JP2001223727A publication Critical patent/JP2001223727A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、サブネットワークとなるAT
Mリング毎に切替区間を設定し、かつリングを接続する
接続ノードおよび接続リンクの故障に対しても故障復旧
できるマルチリングパス切替方式を提供することにあ
る。 【解決手段】本発明は、予備接続ノードNP1,NP2
における現用リング接続部の故障を検出し、リング内故
障に対しては現用接続ノードNW1,NW2における切
替によって故障復旧を行い、リング接続部故障に対して
は、予備接続ノードNP1,NP2からセルコピーによ
り自リング現用接続ノードNW1,NW2および対向リ
ング予備接続ノードNP2,NP1のそれぞれに対し
て、セルを送信することによって予備接続ノードNP
1,NP2の受信部に設けたPSにおける切替により故
障復旧を行うことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非同期伝送モード
(ATM:Asynchronous Transfer Mode)リング(以
下、ATMリングという)のマルチリングパス切替方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ATM通信方式は、宛先などの制御情報
を含む5バイトのセルヘッダと48バイトのユーザ情報
からなる53バイトの固定長セル(ATMセル)の転送
をベースとするコネクション型の通信方式であり、バー
チャルパス(VP:Virtual Path)およびバーチャルチ
ャネル(VC:Virtual Channel)単位にルーティング
を行う。
【0003】ATMトランスポート網では、伝送路内に
割当てられたVPI(VP Identifier)を基に、切替
装置内でATMセルをスイッチングするため、セルベー
スでの多重化が可能となる。このため、ATM通信方式
は、任意速度のVP容量設定により多種多様なサービス
を一元的かつ効率的に収容でき、マルチメディア通信の
基盤となるトランスポート網構成技術として期待されて
いる。
【0004】また、リングの網トポロジーは、フルメッ
シュおよびスターといった網トポロジーと比較してその
総伝送路長が短く、かつファイバおよび中継器のコスト
を安価にできることから、ATM通信方式とリングの網
トポロジーを組み合わせたATMリングはトランスポー
ト網として経済性に優れる特性をもっている。
【0005】一方で、ITU標準VP切替[1]を適用
できるATMリング切替方法として、BPSR/PF
(Bidirectional Path-Swtiched Ring/Path-Failure de
tection)[2]が知られており、BPSR/PFをA
TMマルチリングに適用した場合、以下の2通りの適用
形態が考えられる。1つは、サブネットワーク単位、つ
まりATMリング毎のパス挿入/分岐ノードに切替区間
を設定する形態(以下、従来方法(A)という)であ
り、もう1つは、マルチリングのエンド−ツウ−エンド
(End-to-End)で切替区間を設定する形態(以下、従来
方法(B)という)である。それぞれの適用形態を図1
0および図11に示す。図中の実線は現用VP、破線は
予備VPを示し、N11,N12,N13,J11はリ
ング1に接続されるノード、N21,N22,N23,
J21はリング2に接続されるノード、J12,J22
はリングを接続するノードを示している。尚、N11,
N23及び図10のJ12,J22は切替ノードを示し
ている。すなわち、図10に示すように、従来方法
(A)は、ノードN11−N12−J11−J12−J
22−J21−N21−N23が接続される。また、図
11に示すように、従来方法(B)は、ノードN11−
N12−J11−J21−N21−N23が接続され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
法(A)および(B)には、それぞれ以下のような問題
がある。従来方法(A)は、図10に示すように、AT
Mリング毎に切替区間を設定するため、リングを接続す
る切替ノードJ12もしくはJ22に故障が生じると故
障復旧が行えない。また、従来方法(B)は、図11に
示すように、リングを接続するノードJ12もしくはJ
22および接続ノード間リンクの故障に対して故障復旧
は行えるが、サブネットワークとなるATMリング毎の
切替ができないため、(1)パスの生き残り確率が低下
する、(2)VPG(VP Group)[1]を適用してもA
PS VPC(Automatic Protection Switching VP Co
nnection)数が増加するため、切替の高速化効果が低下
する、(3)パス収容設計が複雑になり、かつ従来方法
(A)よりもパス収容効率が低下するという3つの問題
が生じる。
【0007】以下に、従来方法(B)の問題点(1)〜
(3)について述べる。
【0008】問題点(1)について述べる。図12は、
マルチリングにおける多重故障時の切替例であり、図1
2(a)は従来方法(A)、図12(b)は従来方法
(B)の切替例である。ただし、図中の実線は現用V
P、破線は予備VPを示し、N11,N12,N13は
リング1に接続されるノード、N21,N22はリング
2に接続されるノード、N31,N32,N33はリン
グ3に接続されるノード、J11,J12,J21,J
22,J23,J24,J31,J32はリングを接続
するノードを示している。尚、N11,N33及び図1
2(a)のJ11,J21,J23,J31は切替ノー
ドを示している。すなわち、図12に示すように、ノー
ドN11とN13間、ノードN31とN33間に故障が
発生した場合、図12(a)の従来方法(A)では、ノ
ードN11−N12−J11−J12−N21−J23
−J31−J32−N32−N33が接続されて故障を
復旧できるが、図12(b)は従来方法(B)では故障
を復旧できない。このように、図12から、従来方法
(A)は、サブネットワークとなるそれぞれのATMリ
ングにおいて現用および予備の両系VPが故障以外は故
障復旧できるのに対して、従来方法(B)は、従来方法
(A)でサブネットワークとなるATMリング内の単一
故障でも、マルチリング全体で現用および予備の両系V
Pに故障が生じると故障復旧が行えないことが分かる。
つまり、従来方法(B)では、リング接続数が増加する
にしたがって、パスの生き残り確率が著しく低下する。
【0009】問題点(2)について述べる。説明の簡単
化のため、図13のマルチリングにおいて全ノードをフ
ルメッシュ接続し、リンクN12−J11でリンク故障
が発生した場合について述べる。ただし、現用VPは、
経路長が予備VPよりも短経路になるように設定する。
VPGを適用すると、フルメッシュ接続によりノードN
12で終端もしくは通過するAPS VPC数は、 従来方法(A) =10 従来方法(B) +3×11=43 となる。リンクN12−J11にリンク故障が発生した
場合、ノードN12から送出するAISセル数は、ノー
ドN12で終端もしくは通過するAPS VPC数とな
るため、従来方法(A)が10、従来方法(B)が43
となる。このうち、現用VPがリンクN12−J11を
通過することにより、N12で切替処理が必要なAPS
VPC数、つまりVPG数は、 従来方法(A) (5−1)/2=2 従来方法(B) 11もしくは12 となる。したがって、従来方法(B)は、従来方法
(A)と比較して、VPGを適用してもAPS VPC
に送出するAISセル数および切替処理が必要なVPG
数が増加するため、切替の高速化効果が低下する。
【0010】問題点(3)について述べる。図14
(a),(b)は、従来方法(A)におけるパス1−3
および2−3に対する多重故障時の故障切替例であり、
図15(a),(b)は、従来方法(B)におけるパス
1−3および2−3に対する多重故障時の故障切替例で
ある。ただし、実線は現用VP、破線は予備VPを示
し、N11,N12,N13はリング1に接続されるノ
ード、N21,N22,N23はリング2に接続される
ノード、N31,N32はリング3に接続されるノー
ド、J11,J12,J21,J22,J31,J3
2,J33,J34はリングを接続するノードを示して
いる。図14(a),(b)に示すように、従来方法
(A)は、サブネットワークとなるATMリング毎に切
替を行うため、パス1−3および2−3はそれぞれ故障
(図の×印)が生じたリング1および2のみで切替を行
い、リング3で切替は行わない。これに対して、図15
(a),(b)に示すように、従来方法(B)は、マル
チリングのEnd-to−Endで切替を行うため、パス1−3
および2−3はリング3においても予備VPを選択す
る。このことは、あるリングで故障が生じていないにも
かかわらず、そのリングを通過するパス全てが切替る可
能性があることを示している。したがって、従来方法
(B)ではこれらリングを通過するパスに対して、予備
VPの帯域を共有化するパス収容設計ができず、また、
パス収容効率も予備VPの帯域の共有化できる従来方法
(A)と比較して低下する。実際、従来方法(A)で
は、リング3においてパス1−3とパス2−3で同時に
切替が生じることはない。
【0011】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、サブネットワークとなるATMリング毎に切替区間
を設定し、かつリングを接続する接続ノードおよび接続
リンクの故障に対しても故障復旧できるマルチリングパ
ス切替方式を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、リング間を少なくとも2つのノードによっ
てそれぞれ接続し、リング内の故障に対して切替を行う
現用接続ノード、リング接続部の故障に対して切替を行
う受信部にPS(パスセレクター)を設けた予備接続ノ
ード、現用接続ノード間を接続する現用接続リンク、予
備接続ノード間を接続する予備接続リンクからリング接
続部を構成し、現用接続ノードおよび現用接続リンクを
現用リング接続部、予備接続ノードおよび予備接続リン
クを予備リング接続部とするマルチリングパス切替方式
において、リング内の切替に対して設定された現用VP
(バーチャルパス)が予備接続ノードを通過するようV
P経路を設定するVP経路設定手段と、予備接続ノード
からそれぞれの接続ノードまでの複数の区間に対して導
通試験を行い、該導通試験の測定結果により、予備接続
ノードにおける現用リング接続部の故障を検出する故障
検出手段と、リング内故障に対しては現用接続ノードに
おける切替によって故障復旧を行い、リング接続部故障
に対しては、予備接続ノードからセルコピーにより自リ
ング現用接続ノードおよび対向リング予備接続ノードの
それぞれに対して、セルを送信することによって予備接
続ノードの受信部に設けたPSにおける切替により故障
復旧を行う故障切替手段とを具備することを特徴とする
ものである。
【0013】また本発明は、リング間を少なくとも2つ
のノードによってそれぞれ接続し、リング内の故障に対
して切替を行う現用接続ノード、リング接続部の故障に
対して切替を行う送信部及び受信部にPS(パスセレク
ター)を設けた予備接続ノード、現用接続ノード間を接
続する現用接続リンク、予備接続ノード間を接続する予
備接続リンクからリング接続部を構成し、現用接続ノー
ドおよび現用接続リンクを現用リング接続部、予備接続
ノードおよび予備接続リンクを予備リング接続部とする
マルチリングパス切替方式において、リング内の切替に
対して設定された現用VP(バーチャルパス)が予備接
続ノードを通過するようVP経路を設定するVP経路設
定手段と、予備接続ノードからそれぞれの接続ノードま
での複数の区間に対して導通試験を行い、該導通試験の
測定結果により、予備接続ノードにおける現用リング接
続部の故障を検出する故障検出手段と、リング内故障に
対しては現用接続ノードにおける切替によって故障復旧
を行い、リング接続部故障に対しては、予備接続ノード
の送信部及び受信部に設けたPSにおける切替により故
障復旧を行う故障切替手段とを具備することを特徴とす
るものである。
【0014】また本発明は、前記マルチリングパス切替
方式において、故障検出手段として、自リング予備接続
ノードから対向リング予備接続ノードまでの区間を区間
1とし、自リング予備接続ノードから自リング現用接続
ノードを介して対向リング現用接続ノードまでの区間を
区間2とし、自リング予備接続ノードから対向リング予
備接続ノード及び対向リング現用接続ノードを介して自
リング現用接続ノードまでの区間を区間3として設定
し、これら予備接続ノードを起点とする3つの区間に対
して予備接続ノードは導通を確認し、区間1で導通かつ
区間2および3で非導通である導通確認結果をリング接
続部故障時における予備接続ノードの切替トリガーとす
ることにより、現用接続ノードにおけるリング内の切替
では故障復旧できないリング接続部の故障のみを検出
し、かつ切替先である予備接続部が正常であることも検
出できる故障検出手段を用いることを特徴とするもので
ある。
【0015】また本発明は、前記マルチリングパス切替
方法において、故障検出手段として、自リング予備接続
ノードから対向リング予備接続ノードまでの区間を区間
1とし、自リング予備接続ノードから対向リング予備接
続ノード及び対向リング現用接続ノードを介して自リン
グ現用接続ノードまでの区間を区間2とし、自リング予
備接続ノードから自リング現用接続ノードを介して現用
接続リンクまでの区間を区間3とし、自リング予備接続
ノードから自リング現用接続ノードを介して対向リング
現用接続ノードまでの区間を区間4とし、自リング予備
接続ノードから対向リング予備接続ノード及び対向リン
グ現用接続ノードを介して現用接続リンクまでの区間を
区間5として設定し、これら予備接続ノードを起点とす
る5つの区間に対して予備接続ノードは導通を測定し、
区間1で導通かつ区間2および3で非導通である導通確
認結果、および区間1で導通かつ区間3および4で非導
通である導通確認結果をリング接続部故障時における予
備接続ノードの切替トリガーとすることにより、現用接
続ノードにおけるリング内の切替では故障復旧できない
リング接続部の故障のみを検出し、かつ切替先である予
備接続部が正常であることをも検出する故障検出手段を
用いることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態例を詳細に説明する。
【0017】[実施形態例1]図1は、本発明の実施形
態例1におけるVP設定例であり、実線は現用VP、破
線は予備VP、NW1,NW2は現用接続ノード、NP
1,NP2は予備接続ノード、L1,L2,L4,L
5,L8は現用接続リンク、L3,L6,L7は予備接
続リンク、N1,N2,N3はリング1に接続されるノ
ード、N4,N5,N6はリング2に接続されるノー
ド、PSはパスセレクター(Path Selector)である。
【0018】すなわち、マルチリングを少なくとも2つ
以上の複数ノードにより接続し、リング内の故障に対し
て切替を行う現用接続ノードNW1,NW2、リング接
続部の故障に対して切替を行う予備接続ノードNP1,
NP2、現用接続ノードNW1,NW2間を接続する現
用接続リンクL8、予備接続ノードNP1,NP2間を
接続する予備接続リンクL7からリング接続部を構成す
る。ここで、現用接続ノードNW1,NW2および現用
接続リンクL8を現用リング接続部、予備接続ノードN
P1,NP2および予備接続リンクL7を予備リング接
続部とする。また、VP設定は、リング内の現用VPが
予備接続ノードNP1,NP2を通過するように設定す
る。
【0019】さらに、実施形態例1は上記に示すマルチ
リングにおいて、以下の特徴を有した故障検出手段と故
障切替手段とを備える。故障検出に対しては、予備接続
ノードNP1,NP2がリング接続部における予備接続
ノードNP1,NP2を起点とした複数の区間に対して
導通を確認し、該導通確認の結果によって、現用接続ノ
ードNW1,NW2によるリング内の故障に対する1:
1切替によって故障復旧できないリング接続部の故障の
みを予備接続ノードNP1,NP2において検出する故
障検出手段を備える。
【0020】故障切替に対しては、リング内の故障時は
現用接続ノードNW1,NW2における1:1切替によ
って故障復旧を行い、リング接続部の故障時は予備接続
ノードNP1,NP2における1+1切替によって故障
復旧を行う故障切替手段を備える。
【0021】図2,3,4は、実施形態例1における通
常時、リング内の故障時、リング接続部の故障時のそれ
ぞれの場合においてセルが送受信される経路を示してい
る。図中、同一部分は同一符号を付してその説明を省略
する。図において、実線は、セルの通過を示し、破線は
セルが通過していないことを示している。通常時は、図
2に示すように、現用接続ノードNW1,NW2は現用
VPを選択する。予備接続ノードNP1,NP2は、セ
ルコピーによって自リングの現用接続ノードNW1,N
W2および対向リングの予備接続ノードNP2,NP1
に対してそれぞれセルを送信するとともに、自リングの
現用接続ノードNW1,NW2から受信するセルを選択
する。リング内の故障時は、図3に示すように、現用V
Pが故障(図の×印)した場合、現用接続ノードNW1
において現用VPから予備VPへ切替を行う。故障回復
後は、再び現用接続ノードNW1において予備VPから
現用VPへ切戻しを行う。リング接続部の故障時は、図
4に示すように、現用リング接続部が故障(図の×印)
し、切替先である予備リング接続部が正常である場合、
予備接続ノードNP1,NP2は対向リングの予備接続
ノードNP2,NP1から予備接続リンクL7を介して
受信するセルを選択する。なお、切替先である予備リン
グ接続部が故障している場合、切替は行わない。故障回
復後、再び予備接続ノードNP1,NP2において切戻
しを行い、自リングの現用接続ノードNW1,NW2か
ら受信するセルを選択する。
【0022】[実施形態例2]実施形態例2は、実施形
態例1の故障切替手段において、リング内の故障だけで
なく、リング接続部の故障に対してもそれぞれ1:1切
替によって故障復旧を行う手段を備える。図5,6,7
は、実施形態例2における通常時、リング内の故障時、
リング接続部の故障時のセルの送受信経路である。図
中、同一部分は同一符号を付してその説明を省略する。
図において、実線は、セルの通過を示し、破線はセルが
通過していないことを示している。通常時は、図5に示
すように、現用接続ノードNW1,NW2は現用VPを
選択し、予備接続ノードNP1,NP2は自リングの現
用接続ノードNW1,NW2から送受信するセルを選択
する。リング内の故障時は、図6に示すように、現用V
Pが故障(図の×印)した場合、現用接続ノードNW1
において現用VPから予備VPへ切替を行う。故障回復
後は、再び現用接続ノードNW1において予備VPから
現用VPへ切戻しを行う。リング接続部の故障時は、図
7に示すように、現用リング接続部NW1に故障(図の
×印)が生じ、切替先である予備リング接続部が正常で
ある場合、予備接続ノードNP1,NP2は切替を行
い、対向リングの予備接続ノードNP2,NP1から送
受信するセルを選択する。故障回復後は、再び予備接続
ノードNP1,NP2において切戻しを行い、自リング
の現用接続ノードNW1,NW2から受信するセルを選
択する。
【0023】したがって、実施形態例2におけるマルチ
リングパス切替方法は、通常時における予備接続リンク
の空き帯域に、UBR(Unspecified Bit Rate)等の優
先度の低いトラヒックを収容することができる。
【0024】[実施形態例3]実施形態例3は、実施形
態例1および実施形態例2におけるリング接続部の故障
検出手段に対して、 (区間1)…予備接続ノードNP1(自リング)⇔予備
接続ノードNP2(対向リング)、すなわち、NP1か
らNP2までの区間。
【0025】(区間2)…予備接続ノードNP1(自リ
ング)⇔現用接続ノードNW1(自リング)⇔現用接続
ノードNW2(対向リング)、すなわち、NP1からN
W1を介してNW2までの区間。
【0026】(区間3)…予備接続ノードNP1(自リ
ング)⇔予備接続ノードNP2(対向リング)⇔現用接
続ノードNW2(対向リング)⇔現用接続ノードNW1
(自リング)、すなわち、NP1からNP2及びNW2
を介してNW1までの区間。
【0027】を設定し、予備接続ノードNP1を起点と
した3つの区間に対して予備接続ノードNP1において
導通を確認し、区間1が導通でかつ区間2,3が非導通
であることを予備接続ノードNP1,NP2の切替トリ
ガーとする故障検出手段を備える。上記の故障検出手段
は、リング内の故障に対する故障検出手段とは独立であ
るため、VP毎に故障検出手段を備える必要はなく、上
記故障検出手段はリング接続部を通過する全てのVPに
するリング接続部の故障検出手段として適用することが
できる。
【0028】導通確認に関しては、接続ノードのインタ
フェース部へのループバック機能の実装、もしくはイン
ターフェース部間におけるVPの正常性を確認するプロ
トコルの実装等により実現できる。図8は、上記の導通
確認をループバック機能により実現した場合の予備接続
ノードNP1に対する故障検出手段である。予備接続ノ
ードNP1は、区間1の導通により、切替先の予備リン
グ接続部が正常でかつ区間3が非導通であったとしても
予備リング接続部の故障によるものでないことを確認
し、区間2および3が同時に非導通であることにより、
リング内の1:1切替では故障復旧できない故障が現用
リング接続部に発生していることを確認する。以上の故
障検出手段により、現用接続ノードNW1,NW2にお
けるリング内の1:1切替では故障復旧できない現用リ
ング接続部の故障のみを検出することが可能となる。な
お、予備接続ノードNP2に対しても、予備接続ノード
NP1と同様の故障検出手段を備える必要がある。
【0029】[実施形態例4]実施形態例4は、実施形
態例1および実施形態例2におけるリング接続部の故障
検出手段に対して、 (区間1)…予備接続ノードNP1(自リング)⇔予備
接続ノードNP2(対向リング)、すなわち、NP1か
らNP2までの区間。
【0030】(区間2)…予備接続ノードNP1(自リ
ング)⇔予備接続ノードNP2(対向リング)⇔現用接
続ノードNW2(対向リング)⇔現用接続ノードNW1
(自リング)、すなわち、NP1からNP2及びNW2
を介してNW1までの区間。
【0031】(区間3)…予備接続ノードNP1(自リ
ング)⇔現用接続ノードNW1(自リング)⇔現用接続
リンクL8、すなわち、NP1からNW1を介してL8
までの区間。
【0032】(区間4)…予備接続ノードNP1(自リ
ング)⇔現用接続ノードNW1(自リング)⇔現用接続
ノードNW2(対向リング)、すなわち、NP1からN
W1を介してNW2までの区間。
【0033】(区間5)…予備接続ノードNP1(自リ
ング)⇔予備接続ノードNP2(対向リング)⇔現用接
続ノードNW2(対向リング)⇔現用接続リンクL8、
すなわち、NP1からNP2及びNW2を介してL8ま
での区間。
【0034】を設定し、予備接続ノードNP1を起点と
した5つの区間に対して予備接続ノードNP1において
導通確認を行い、区間1で連続かつ区間2および3で不
連続であること、および区間1で連続かつ区間4および
5で不連続であることを予備接続ノードNP1の切替ト
リガーとする故障検出手段を備える。
【0035】図9は、上記の導通確認をループバック機
能により実現した場合の予備接続ノードNP1に対する
故障検出手段である。予備接続ノードNP1は、区間1
が導通かつ区間2および3が非導通であることにより現
用接続ノードNW1もしくは現用接続リンクL8の故障
を検出し、区間1で導通かつ区間4および5で非導通で
あることにより現用接続ノードNW2もしくは現用接続
リンクL8の故障を検出する。以上の故障検出手段によ
り、実施形態例3同様、現用接続ノードNW1,NW2
によるリング内の1:1切替では故障復旧でいない現用
リング接続部の故障のみを検出することができる。
【0036】
【実施例】以下に、リング接続部の故障に対して、本発
明における故障検出手段が正常に動作することを説明す
る。ここで、予備リング接続部の故障に対しては、現用
接続ノードNW1,NW2におけるリング内の1:1切
替により故障復旧できるため、省略する。なお、接続ノ
ードにおけるインターフェース部の故障については、イ
ンターフェース部と接続するリンクのリンク故障に含め
て考えることができるため、リング接続部の故障をスイ
ッチ部もしくはリード接続リンクの多重故障の組み合わ
せとして考える。
【0037】<実施例1> 自リングと対向リングにお
けるリング接続部がそれぞれ独立した装置で構成され、
かつ異なるノードに収容される場合。
【0038】図1に示す現用接続ノードNW1およびN
W2が別々の装置で構成され、かつ異なるノードに収容
される場合について述べる。この場合、現用接続ノード
NW1と現用接続ノードNW2の同時故障は考える必要
がないため、現用リング接続部の故障は、予備接続ノー
ドNP1,NP2における切替に対して、以下の2つに
分類できる。
【0039】(分類1)…切替が必要もしくは好ましい
故障パターン。
【0040】現用接続ノードNW1のノード故障:L2
L3、L2L8、L3L8、L2L3L8、NW1のス
イッチ部の故障。
【0041】現用接続ノードNW2のノード故障:L5
L6、L5L8、L6L8、L5L6L8、NW2のス
イッチ部の故障。
【0042】現用接続ノードNW1−現用接続ノードN
W2リンク故障:L8。
【0043】(分類2)…切替を行うと不具合が生じる
故障パターン。
【0044】リンク故障:L2、L3、L5、L6。
【0045】実施形態例3における故障検出手段は、
(分類1)の全ての故障に対して、区間1で導通かつ区
間2および3で非導通となるため予備接続ノードNP
1,NP2で切替が行われる。(分類2)の故障に対し
ては、導通確認いおいて切替トリガーとなる条件を満た
さないため、予備接続ノードNP1,NP2は切替を行
わない。
【0046】また、実施形態例4における故障検出手段
は、(分類1)の故障に対して区間1で導通かつ区間3
および4で非導通、もしくは区間1で導通かつ区間2お
よび5で非導通となるため、予備接続ノードNP1,N
P2で切替が行われる。(分類2)の故障に対しては、
導通確認において切替トリガーとなる条件を満たさない
ため、予備接続ノードNP1,NP2は切替を行わな
い。
【0047】<実施例2> 自リングと対向リングのそ
れぞれのリング接続部が独立した装置で構成され、かつ
同一ノード(同一収容局)に収容される場合。
【0048】図1に示す現用接続ノードNW1および現
用接続ノードNW2が別々の装置で構成されるが、同一
ノード(同一収容局)に収容される場合について述べ
る。この場合、現用接続ノードNW1と現用接続ノード
NW2の同時故障を考える必要があり、現用リング接続
部の故障は、予備接続ノードNP1,NP2における切
替に対して以下のように分類できる。
【0049】(分類1)…切替が必要もしくは好ましい
故障パターン。
【0050】現用接続ノードNW1のノード故障:L2
L3、L2L8、L3L8、L2L3L8、NW1のス
イッチ部の故障。
【0051】現用接続ノードNW2のノード故障:L5
L6、L5L8、L6L8、L5L6L8、NW2のス
イッチ部の故障。
【0052】現用接続ノードNW1−現用接続ノードN
W2の同時故障:L2L3L5、L2L3L6、L2L
5L6、L2L5L8、L2L6L8、L3L5L6、
L3L5L8、L3L6L8、L2L3L5L6、L2
L3L5L8、L2L3L6L8、L2L5L6L8、
L3L5L6L8、L2L3L5L6L8。
【0053】現用接続ノードNW1−現用接続ノードN
W2リンク故障:L8。
【0054】(分類2)…切替を行うと不具合が生じる
故障パターン。
【0055】リンク故障:L2、L3、L5、L6。
【0056】現用接続ノードNW1−現用接続ノードN
W2の同時故障:L2L6、L3L5。
【0057】(分類3)…切替を行っても行わなくても
良い故障パターン。
【0058】現用接続ノードNW1と現用接続ノードN
W2の同時故障:L2L5、L3L6。
【0059】実施形態例3における故障検出手段は、
(分類1)および(分類3)の全ての故障に対して、区
間1で導通かつ区間2および3で非導通であるため、予
備接続ノードで切替が行われる。(分類2)に対して
は、導通確認において切替トリガーとなる条件を満たさ
ないため、予備接続ノードNP1,NP2は切替を行わ
ない。
【0060】また、実施形態例4における故障検出手段
により、(分類1)の故障に対して、区間1で導通かつ
区間3および4で非導通、もしくは区間1で導通かつ区
間2および5で非導通となるため、予備接続ノードNP
1,NP2は切替を行う。(分類2)の故障に対して
は、導通確認において切替トリガーとなる条件を満たさ
ないため、予備接続ノードは切替を行わない。(分類
3)の故障に対しては、L2L5の故障に対しては予備
接続ノードNP1,NP2は切替を行うが、L3L6の
故障に対しては切替を行わない。
【0061】<実施例3> 自リングと対向リングのそ
れぞれのリング接続部が同一の装置で構成される場合。
【0062】図1に示す現用接続ノードNW1および現
用接続ノードNW2が同一装置で構成される場合につい
て述べる。この場合、現用接続リンクL8が存在しない
ため、接続ノードの故障は、予備接続ノードNP1,N
P2の切替に対して以下のように分類できる。
【0063】(分類1)…切替が必要もしくは好ましい
故障パターン。
【0064】接続ノード故障:L2L3、L5L6、L
2L3L5、L2L3L6、L2L5L6、L3L5L
6、L2L3L5L6、スイッチ部の故障。
【0065】(分類2)…切替を行うと不具合が生じる
故障パターン。
【0066】リンク故障:L2、L3、L5、L6。
【0067】接続ノード故障:L2L6、L3L5。
【0068】(分類3)…切替を行っても行わなくても
良い故障パターン。
【0069】接続ノード故障:L2L5、L3L6。
【0070】実施形態例3における故障検出手段は、
(分類1)および(分類3)の全ての故障に対して、区
間1で導通かつ区間2および3で非導通となるため、予
備接続ノードNP1,NP2で切替が行われる。(分類
2)に対しては、導通確認において切替トリガーとなる
条件を満たさないため、予備接続ノードNP1,NP2
で切替を行わない。
【0071】実施形態例4における故障検出手段は、現
用接続リンクが存在しないため、適用できない。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、マル
チリング接続部に故障が発生しても、予備リング接続部
を介して切替を行うことにより故障復旧が行える。
【0073】また、本発明では、サブネットワークとな
るATMリング毎に切替区間を設定できるため、マルチ
リングのEnd−to−Endで切替を行うパス切替方
法と比較して、パス収容効率、VPG適用時の切替の高
速化効果、多重故障時のパスの生き残り確率に関して改
善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係るVP設定例を示す構
成説明図である。
【図2】本発明の実施形態例1に係る通常時のセルの送
受信経路を示す構成説明図である。
【図3】本発明の実施形態例1に係るリング内故障時の
セルの送受信経路を示す構成説明図である。
【図4】本発明の実施形態例1に係るリング接続部故障
時のセルの送受信経路を示す構成説明図である。
【図5】本発明の実施形態例2に係る通常時のセルの送
受信経路を示す構成説明図である。
【図6】本発明の実施形態例2に係るリング内故障時の
セルの送受信経路を示す構成説明図である。
【図7】本発明の実施形態例2に係るリング接続部故障
時のセルの送受信経路を示す構成説明図である。
【図8】本発明の実施形態例3に係る故障検出手段を示
す構成説明図である。
【図9】本発明の実施形態例4に係る故障検出手段を示
す構成説明図である。
【図10】従来のマルチリング切替方法(従来方法
(A))を示す構成説明図である。
【図11】従来のマルチリング切替方法(従来方法
(B))を示す構成説明図である。
【図12】従来の多重故障時における従来方法(A)お
よび(B)の切替例を示す構成説明図である。
【図13】従来の問題(2)に対するマルチリングの計
算モデルを示す構成説明図である。
【図14】従来方法(A)における故障切替例を示す構
成説明図である。
【図15】従来方法(B)における故障切替例を示す構
成説明図である。
【符号の説明】
NW1,NW2 現用接続ノード NP1,NP2 予備接続ノード L1,L2,L4,L5,L8 現用接続リンク L3,L6,L7 予備接続リンク N1,N2,N3 リング1に接続されるノード N4,N5,N6 リング2に接続されるノード PS パスセレクター(Path Selector)
フロントページの続き (72)発明者 太田 宏 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 坪井 利憲 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA12 HA10 LA08 MA04 MD02 5K031 AA08 CB12 CB21 DA02 DA12 EA01 EB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング間を少なくとも2つのノードによ
    ってそれぞれ接続し、リング内の故障に対して切替を行
    う現用接続ノード、リング接続部の故障に対して切替を
    行う受信部にPS(パスセレクター)を設けた予備接続
    ノード、現用接続ノード間を接続する現用接続リンク、
    予備接続ノード間を接続する予備接続リンクからリング
    接続部を構成し、現用接続ノードおよび現用接続リンク
    を現用リング接続部、予備接続ノードおよび予備接続リ
    ンクを予備リング接続部とするマルチリングパス切替方
    式において、 リング内の切替に対して設定された現用VP(バーチャ
    ルパス)が予備接続ノードを通過するようVP経路を設
    定するVP経路設定手段と、 予備接続ノードからそれぞれの接続ノードまでの複数の
    区間に対して導通試験を行い、該導通試験の測定結果に
    より、予備接続ノードにおける現用リング接続部の故障
    を検出する故障検出手段と、 リング内故障に対しては現用接続ノードにおける切替に
    よって故障復旧を行い、リング接続部故障に対しては、
    予備接続ノードからセルコピーにより自リング現用接続
    ノードおよび対向リング予備接続ノードのそれぞれに対
    して、セルを送信することによって予備接続ノードの受
    信部に設けたPSにおける切替により故障復旧を行う故
    障切替手段とを具備することを特徴とするマルチリング
    パス切替方式。
  2. 【請求項2】 リング間を少なくとも2つのノードによ
    ってそれぞれ接続し、リング内の故障に対して切替を行
    う現用接続ノード、リング接続部の故障に対して切替を
    行う送信部及び受信部にPS(パスセレクター)を設け
    た予備接続ノード、現用接続ノード間を接続する現用接
    続リンク、予備接続ノード間を接続する予備接続リンク
    からリング接続部を構成し、現用接続ノードおよび現用
    接続リンクを現用リング接続部、予備接続ノードおよび
    予備接続リンクを予備リング接続部とするマルチリング
    パス切替方式において、 リング内の切替に対して設定された現用VP(バーチャ
    ルパス)が予備接続ノードを通過するようVP経路を設
    定するVP経路設定手段と、 予備接続ノードからそれぞれの接続ノードまでの複数の
    区間に対して導通試験を行い、該導通試験の測定結果に
    より、予備接続ノードにおける現用リング接続部の故障
    を検出する故障検出手段と、 リング内故障に対しては現用接続ノードにおける切替に
    よって故障復旧を行い、リング接続部故障に対しては、
    予備接続ノードの送信部及び受信部に設けたPSにおけ
    る切替により故障復旧を行う故障切替手段とを具備する
    ことを特徴とするマルチリングパス切替方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のマルチリングパ
    ス切替方式において、故障検出手段として、自リング予
    備接続ノードから対向リング予備接続ノードまでの区間
    を区間1とし、自リング予備接続ノードから自リング現
    用接続ノードを介して対向リング現用接続ノードまでの
    区間を区間2とし、自リング予備接続ノードから対向リ
    ング予備接続ノード及び対向リング現用接続ノードを介
    して自リング現用接続ノードまでの区間を区間3として
    設定し、これら予備接続ノードを起点とする3つの区間
    に対して予備接続ノードは導通を確認し、区間1で導通
    かつ区間2および3で非導通である導通確認結果をリン
    グ接続部故障時における予備接続ノードの切替トリガー
    とすることにより、現用接続ノードにおけるリング内の
    切替では故障復旧できないリング接続部の故障のみを検
    出し、かつ切替先である予備接続部が正常であることも
    検出できる故障検出手段を用いることを特徴とするマル
    チリングパス切替方式。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のマルチリングパ
    ス切替方法において、故障検出手段として、自リング予
    備接続ノードから対向リング予備接続ノードまでの区間
    を区間1とし、自リング予備接続ノードから対向リング
    予備接続ノード及び対向リング現用接続ノードを介して
    自リング現用接続ノードまでの区間を区間2とし、自リ
    ング予備接続ノードから自リング現用接続ノードを介し
    て現用接続リンクまでの区間を区間3とし、自リング予
    備接続ノードから自リング現用接続ノードを介して対向
    リング現用接続ノードまでの区間を区間4とし、自リン
    グ予備接続ノードから対向リング予備接続ノード及び対
    向リング現用接続ノードを介して現用接続リンクまでの
    区間を区間5として設定し、これら予備接続ノードを起
    点とする5つの区間に対して予備接続ノードは導通を測
    定し、区間1で導通かつ区間2および3で非導通である
    導通確認結果、および区間1で導通かつ区間3および4
    で非導通である導通確認結果をリング接続部故障時にお
    ける予備接続ノードの切替トリガーとすることにより、
    現用接続ノードにおけるリング内の切替では故障復旧で
    きないリング接続部の故障のみを検出し、かつ切替先で
    ある予備接続部が正常であることをも検出する故障検出
    手段を用いることを特徴とするマルチリングパス切替方
    式。
JP2000033470A 2000-02-10 2000-02-10 マルチリングパス切替方式 Pending JP2001223727A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000033470A JP2001223727A (ja) 2000-02-10 2000-02-10 マルチリングパス切替方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000033470A JP2001223727A (ja) 2000-02-10 2000-02-10 マルチリングパス切替方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001223727A true JP2001223727A (ja) 2001-08-17

Family

ID=18557948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000033470A Pending JP2001223727A (ja) 2000-02-10 2000-02-10 マルチリングパス切替方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001223727A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009117899A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Mitsubishi Electric Corp レイヤ2ネットワークおよびネットワーク接続装置
JP2012502583A (ja) * 2008-09-11 2012-01-26 ノーテル・ネットワークス・リミテッド プロバイダのブリッジ基幹ネットワークにおけるプロテクション方法及びエンドポイント間で通信を行う装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009117899A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Mitsubishi Electric Corp レイヤ2ネットワークおよびネットワーク接続装置
JP2012502583A (ja) * 2008-09-11 2012-01-26 ノーテル・ネットワークス・リミテッド プロバイダのブリッジ基幹ネットワークにおけるプロテクション方法及びエンドポイント間で通信を行う装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100540408B1 (ko) 넥스트 홉 루프백을 이용한 절단된 접속 검출 방법 및 장치
US7596094B2 (en) System and method for transmission of operations, administration, and maintenance packets between ATM and switching networks upon failures
US7778163B2 (en) System and method for detecting failures and re-routing connections in a communication network
JP3008761B2 (ja) 非同期転送モードリンク回復方法
US6538987B1 (en) Rapid ring protection switching system
US6490245B2 (en) Method and apparatus for recovering from a signalling failure in a switched connection data transmission network
US6041037A (en) ATM virtual path switching node
US6222820B1 (en) Method of VCC/VPC redundancy for asynchronous transfer mode networks
US6741553B1 (en) Method and system for protecting virtual traffic in a communications network
US7088676B1 (en) Methods and systems for fast restoration in a mesh network of optical cross connects
US8416683B2 (en) Method for protecting data service in metropolitan area transport network
WO1998053575A1 (en) Transparent non-disruptable atm network
CA2337068A1 (en) System and method for facilitating recovery from communication link failures in a digital data network
WO2005060521A2 (en) 1+1 mesh protection
US6813240B1 (en) Method of identifying low quality links in a telecommunications network
US6580688B1 (en) Switching transmission units to an equivalent circuit for the purposes of bidirectional asynchronous cell transfer
US6882626B1 (en) System and method for automated switching of data traffic in a packet network
May et al. A fast restoration system for ATM-ring-based LANs
US20070091792A1 (en) Multiple endpoint paths for point-to-multipoint (P2MP) SPVC
JP2001223727A (ja) マルチリングパス切替方式
JPH0918492A (ja) Atm通信網および故障復旧方法
US6950883B1 (en) Ring capacity efficient architecture
JP2008526063A (ja) Atm保護システム
JP2856505B2 (ja) バーチャルパス切り替え装置
JP3349988B2 (ja) Atm網における迂回ルートからの自動切り戻し方法およびシステム