JP3423093B2 - 通信網制御装置 - Google Patents

通信網制御装置

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JP3423093B2 JP32567394A JP32567394A JP3423093B2 JP 3423093 B2 JP3423093 B2 JP 3423093B2 JP 32567394 A JP32567394 A JP 32567394A JP 32567394 A JP32567394 A JP 32567394A JP 3423093 B2 JP3423093 B2 JP 3423093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の伝送装置、例え
ば複数の局と、これらの複数の局間を接続する複数の回
線とを有する通信網(ネットワーク)であって、かつ、
これらの複数の回線により所定の伝送路を構成すること
により異なる地点間で情報の通信を行う通信網を制御す
るための通信網制御装置に関する。
【0002】さらに詳しくいえば、本発明は、複数の多
重化階層でもって構成される伝送装置や、これらの伝送
装置間を伝送路で構成した通信回線を提供することを事
業とする分野、または、自営通信網を構成して事業用に
利用している分野に関わるものである。一般的にいっ
て、複数の多重化階層に基づいて構成された伝送装置を
含む情報の通信網では、この通信網内の伝送装置や伝送
路における一部部位や一部区間の障害による通信の途絶
を防止するため、予備ユニット、予備装置、および、他
のルートへの回線迂回により上記障害を救済する必要が
ある。
【0003】
【従来の技術】通信網内の伝送装置や伝送路の一部で発
生した障害に対処するために、従来は、通信網内の予め
定められた区間単位で設けられた予備ユニットや予備装
置等を含む予備構成の手法を利用したり、通信網を3端
子網により構成した迂回構成の手法を利用したりしてい
る。この場合、複数の局および複数の回線により構成さ
れる通信網が、複数の端子が次々に接続された電気回路
網に似ていることから、上記の「3端子網」といったよ
うな用語が使用されている。この3端子網構成等による
従来例は、これまでに報告され、かつ、実現されようと
している。
【0004】例えば、東京および名古屋間のように、異
なる地点間の通信網には、多くの局、および、これらの
局間を結ぶ多数の回線(例えば、30万〜40万回線)
が存在する。従来は、区間単位の予備構成や3端子網に
よる迂回ルート構成の手法を用いながら、物理的に、1
つの回線から幾つかの他の正常な回線へと接続すること
により、異なる地点間の通信網を構成していた。ここ
で、迂回とは、「ある方向の回線が故障して通信不可能
ならば、別の方向の回線を使用してその方向へ伝送路を
構成すること」を意味する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
通信網は複雑に入り組んでおり、上記のような迂回ルー
ト構成により通信網制御を行うことが困難になる傾向に
ある。さらに、現在の通信網は、物理的に上記のような
迂回ルートを考慮して作られていない。このために、あ
る区間(例えば、局Xと局Yとの間)で迂回ルートを作
ろうとすると、XY間の回線と同等の回線を用意するこ
とが必要になる。
【0006】換言すれば、現在のところ、通信網を構成
する局等の伝送装置や伝送路の障害による通信の途絶を
回避するため、伝送装置の二重化や伝送路に迂回ルート
を設けることにより通信網の救済措置を図っているが、
複雑化した通信網のすべてを対象に二重化や迂回ルート
を構築し、通信網の利用形態に整合した迂回制御を行う
ことは、極めて困難であり、不経済である。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、複雑化した通信網において故障が発生した場合
に、この故障に起因する障害に対する制御時間の短縮を
図ると共に、このような障害に影響される区間を最小限
に抑えることによるサービスの向上、および、予備ユニ
ットや予備装置等の最小化による経済化を実現すること
が可能な通信網制御装置を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成を示すブロック図である。ここでは、複数の伝送装
置、および、これらの複数の伝送装置間を接続する複数
の回線を有し、かつ、これらの複数の回線により所定の
伝送路を構成して異なる地点間で情報の通信を行う通信
網1を制御するための本発明の通信網制御装置が図示さ
れている。
【0009】図1に示すように、本発明の通信網制御装
置は、複数の伝送装置および上記複数の回線により上記
通信網1を4端子網以上の端子網に組み替えて構成す
る。ただし、この場合、説明を簡単にするために、通信
網1を構成する各端子網が、4端子網10である場合を
代表して示す。さらに、この4端子網内の複数の伝送装
置が、4つの局A、B、CおよびDからなり、これらの
局間が複数の回線(a)、(b)、(c)、(d)、
(e)および(f)により接続される場合を代表して示
すこととする。
【0010】さらに、図1において、本発明の通信網制
御装置は、上記端子網の各々にて発生し得る故障に関す
る故障情報に基づき、この故障が発生した回線を含む障
害区間を検知する障害区間検知手段2と、上記の各端子
網の中で取り得る伝送路に関するパターンをこの各端子
網毎に予め記憶しておくパターン保持部3と、上記障害
区間が検知されたときに、上記パターン中でこの障害区
間を回避した迂回ルートに対応するパターンをパターン
保持部3から選択するパターン選択手段4と、この選択
されたパターン(迂回パターン)を含む伝送路に従い上
記伝送装置の各々の動作を制御する伝送装置制御手段5
とを備える。
【0011】好ましくは、通信網1内の上記端子網の各
々は、物理的に構成される回線からなる伝送路、およ
び、論理的に構成される回線からなる伝送路に分離され
て形成される。本発明の通信網制御装置においては、図
1のように、通信網の構成を4端子網構成に整理し、こ
の4端子網構成に基づいて以下の図2〜図4に示すよう
な制御のパターン化(単純化)と予備回線(設備)の節
減が容易に実現されるようにしている。
【0012】図2は本発明の通信網制御装置で使用され
る複数の局間の通信網の構成を示す図、図3は本発明の
通信網制御装置で使用される通信網中のサービス回線網
の構成を示す図、図4は本発明の通信網制御装置で使用
される通信網中の予備回線網の構成を示す図である。さ
らに、好ましくは、図2に示す局A〜局Dの構成例で
は、物理的または論理的に分離できる前提で4端子網内
の回線を任意に接続することにより、幾つかの伝送路の
構成が可能になる。
【0013】さらに、好ましくは、4端子網により構成
される通信網においては、図3に示すサービス回線網1
1と、図4に示す予備回線網12とが、物理的または論
理的に構成される。さらに詳しく説明すると、サービス
回線網11は、4端子網10内の回線(a)〜(f)が
正常なときに動作し、予備回線(a)′〜(f)′を有
する予備回線網12は、上記回線(a)〜(f)の一部
に故障等による障害が検知されたときに動作する。この
ような故障が発生したことを検知した場合、上記伝送装
置制御手段5により、サービス回線網11から予備回線
網12への切替が行われる。
【0014】その後、故障が発生した回線を含む障害区
間が復旧した場合は、伝送装置制御手段5により、現在
使用中の予備回線網12から元のサービス回線網11へ
の再切替が実行される。
【0015】
【作用】図1に示す局A〜局Dには、個々の対局別に分
離できる形態で回線や装置の故障(異常)に起因する障
害区間を検知できる機能(障害区間検知手段2)と、迂
回ルートに対応する迂回パターンの選択機能(パターン
選択手段4)と、迂回パターンを利用した迂回制御機能
(伝送装置制御手段5)と、対局への制御機能、およ
び、サービス回線網への復元制御機能(伝送装置制御手
段5)とが付加されている。
【0016】上記のような迂回パターンの選択、迂回制
御、対局への制御および復元制御は、異常が検出された
こと、または、異常が解消されて障害回線が復旧したこ
とをトリガとしてそれぞれ動作を開始する。ここで、例
えば、局Aまたは局Bの異常で、回線(a) に異常が発生
し、迂回が必要となる場合を説明する。
【0017】局Aと局Bとの間を迂回するには、 回線(b)〜局D〜回線(b)により構成される迂回
ルート、 回線(c)〜局C〜回線(e)により構成される迂回
ルート、 回線(b)〜局D〜回線(f)〜局C〜回線(e)に
より構成される迂回ルートが可能である。
【0018】上記の、およびの迂回ルートでもっ
て均等に迂回する場合、局A〜局D間、および、局B〜
局C間で、局A〜局B間の2/3の回線数を必要とす
る。また、情報通信時の効率を考慮すると、回線を適度
に配分することが必要となるため、制御システムが複雑
化する傾向が生じてくる。これを解消するために、上記
ののルートを迂回ルートから除外し、およびのル
ートのみで対応すると、各局間では、局A〜局B間の1
/2の回線数により迂回ルートが実現される。
【0019】したがって、回線(a)〜(f)の単独障
害により迂回ルートを使用することが必要になる場合、
本発明の通信網制御装置における迂回ルートの回線網
は、各回線の1/2の容量で対応することができる。さ
らに、局間の予備回線(a)′〜(b)′(図4参
照))からなる予備回線網は、6回線中の5回線を予備
として利用することができる。
【0020】また、局A〜局Dの各局では、自局から接
続する3回線、および、他局の3回線の迂回パターンを
持つことにより回線や装置の異常に対応することが可能
である。さらに、回線(a)〜(f)までのいずれの異
常に対しても、各局(A〜D)において、6パターン中
の1つのパターンを選択して制御することから、局A〜
局Dで構成される4端子構成の通信網の制御を単純化す
ることができる。
【0021】かくして、本発明では、複雑化した通信網
の構成を4端子網構成に整理し、この4端子網構成に基
づいて迂回ルートのパターン化と予備回線数の節減を容
易に実現するようにしているので、通信網において故障
等が発生した場合に、この故障等に起因する障害に対す
る制御時間の短縮が図れる。さらに、迂回ルートを予め
パターン化しておくことにより迂回制御が単純化される
ので、この障害に影響される区間を最小限に抑えること
により情報通信のサービスの向上が図れる。さらにま
た、予備回線数をできる限り節減することで、予備ユニ
ットや予備装置等の設備を最小限に抑えることによるコ
スト節減を実現することが可能になる。
【0022】
【実施例】以下添付図面(図5〜図13)を用いて本発
明の実施例を詳細に説明する。図5は、1つの局に関す
る回線異常箇所と迂回パターンの構成例を示す図であ
り、図6は、1つの局における正常時のパターンと異常
時のパターンの例を示す図である。なお、これ以降、前
述した構成要素と同様のものについては、同一の参照番
号を付して表すこととする。
【0023】図5においては、局Aに接続される回線
(a)の一部に異常が生じている場合に迂回パターンを
構成する例が示されている。ここで、本発明の通信網制
御装置による迂回制御を行う場合、図6に示す6つの迂
回パターン(異常時のパターン)から故障箇所に対応す
るパターンを選択し、制御する。さらに、正常時のパタ
ーンは、回線に異常がないときに動作する制御パターン
として固定されており、故障が発生した回線を含む区間
が復旧した場合は、現在使用中の迂回パターンから正常
時のパターンに戻すように回線切替制御が行われる。
【0024】図6では、局Aと局Bとの間の回線に異常
が発生した場合、局Aと局Cとの間の回線に異常が発生
した場合、局Aと局Dとの間の回線に異常が発生した場
合、局Bと局Cとの間の回線に異常が発生した場合、局
Bと局Dとの間の回線に異常が発生した場合、および、
局Cと局Dとの間の回線に異常が発生した場合の迂回パ
ターンが、それぞれ太い実線により示されている。これ
らの迂回パターンは、予備回線(例えば、図5参照)を
使用して構成されている。この場合、前述したように、
予備回線の使用数は必要最小限にとどめ、予備回線数の
節減を図るようにしている。
【0025】さらに、図6に示す迂回パターンと正常時
のパターンとの関係から明らかなように、各局間では、
平均して局A〜局B間の1/2の回線数(またはそれ以
下の回線数)により迂回パターンを構成することができ
る。図7および図8は、本発明の第1の実施例の構成を
示すブロック図(その1およびその2)である。
【0026】ここでは、複数の多重化階層でもって構成
される通信網を、物理的または論理的に複数の4端子網
に整理し、各4端子網毎に他の4端子網と独立した迂回
制御を行うための通信網制御装置の実施例が示されてい
る。図7において、各4端子網内の4つの局(局A〜局
D、例えば、図2参照)間の回線で発生した故障に関す
る故障情報を受信する故障情報受信部6が、各4端子網
毎に設けられている。この故障情報受信部6は、各回線
にて伝送される情報通信用のディジタルの信号を復調し
てパリティビットやECC(エラー訂正符号)等の故障
検出コードが含まれる信号を取り出すものである。
【0027】さらに詳しく説明すると、故障情報受信部
6は、局Aに関係する回線(回線(a)、(b)および
(c))における故障情報を受信するための局Aの回線
別故障情報受信部61、局Bに関係する回線における故
障情報を受信するための局Bの回線別故障情報受信部6
2(回線(a)、(d)および(e))、局Cに関係す
る回線における故障情報を受信するための局Cの回線別
故障情報受信部63(回線(f)、(c)および
(e))、および、局Dに関係する回線における故障情
報を受信するための局Dの回線別故障情報受信部64
(回線(b)、(d)および(f))を有している。
【0028】さらに、局Aの回線別故障情報受信部61
は、回線(a)、回線(b)および回線(c)の一部の
区間に発生した故障に関する故障情報をそれぞれ受け取
るための回線(a)受信部61−1、回線(b)受信部
61−2、および、回線(c)受信部61−3を含む。
局Bの回線別故障情報受信部62は、回線(a)、回線
(d)および回線(e)の一部の区間に発生した故障に
関する故障情報をそれぞれ受け取るための回線(a)受
信部62−1、回線(d)受信部62−2、および、回
線(e)受信部62−3を含む。局Cの回線別故障情報
受信部63は、回線(f)、回線(c)および回線
(e)の一部の区間に発生した故障に関する故障情報を
それぞれ受け取るための回線(f)受信部63−1、回
線(c)受信部63−2、および、回線(e)受信部6
3−3を含む。局Dの回線別故障情報受信部64は、回
線(b)、回線(d)および回線(f)の一部の区間に
発生した故障に関する故障情報をそれぞれ受け取るため
の回線(b)受信部64−1、回線(d)受信部64−
2、および、回線(f)受信部64−3を含む。
【0029】さらに、図7においては、前述の障害区間
検知手段2(図1)として、判定部20が設けられてい
る。この判定部20は、上記の回線別故障情報受信部6
1〜64からのパリティビットやECC等を含む信号に
基づき、故障が発生した回線を含む障害区間を検知する
ものである。上記判定部20は、好ましくは、各回線別
故障情報受信部から入力される信号と基準信号とを比較
して各回線に故障が発生したか否かを判定するためのコ
ンパレータ等を含む論理回路により構成され、さらに好
ましくは、コンピュータシステムのCPU(中央処理装
置)により実現される。
【0030】図8において、前述のパターン保持部3
(図1)は、RAM(読取り書込み記憶装置)やROM
(読取り専用記憶装置)のような記憶装置から構成され
る。なお、このパターン保持部3は、CPUに内蔵のR
AMやROM等を利用して構成することも可能である。
上記パターン保持部3には、回線に故障がないときに使
用される正常時のパターン31と、回線(a)、回線
(b)、回線(c)、回線(d)、回線(e)および回
線(f)の一部の区間に故障が発生したときにそれぞれ
使用される複数種の迂回ルートに関する回線(a)〜回
線(f)の6種類の迂回パターン31、32、33、3
4、35および36とが、予めパターン化されて記憶さ
れている。
【0031】さらに、図8においては、前述のパターン
選択手段4(図1)として、パターン選択部40が設け
られている。このパターン選択部40は、ある回線に故
障が発生した場合に、この故障した回線に対応する幾つ
かの迂回パターンから1つの迂回パターンを選択するも
のである。好ましくは、上記パターン選択部40は、判
定部20の判定結果に対応する信号に従い、正常時のパ
ターンから目的とする迂回パターンに切り替えるための
切替スイッチ回路により構成され、さらに好ましくは、
コンピュータシステムのCPUにより実現される。この
場合、迂回ルートを予めパターン化することにより単純
な迂回パターンにした状態で記憶装置に保持しているの
で、短時間で迂回パターンを選択することができる。な
お、故障が発生していない正常な回線に対しては、パタ
ーン選択部40により切替選択動作が行われることな
く、正常時のパターン31がそのまま選択される。
【0032】さらに、図8においては、前述の伝送装置
制御手段5(図1)として、パターン選択部40により
選択された正常時のパターンまたは迂回パターンに基づ
き4端子網内の局A〜局Dの動作をそれぞれ制御するた
めの局Aの制御部51、局Bの制御部52、局Cの制御
部53、および、局Dの制御部54が設けられている。
【0033】これらの制御部51〜54もまた、好まし
くは、コンピュータシステムのCPU(中央処理装置)
により実現される。この場合、正常時のパターンは、回
線に異常がないときに動作する制御パターンとして固定
されており、故障が発生した回線を含む障害区間が復旧
した場合は、パターン選択部40および制御部51〜5
4により、この回線に対し現在使用中の迂回パターンか
ら正常時のパターンに戻すように切替制御が行われる。
【0034】上記の第1の実施例では、局A〜局Dの各
局において、自局から接続する3回線、および、他局の
3回線の迂回パターンをパターン保持部3に予め記憶さ
せ、このパターン保持部3から目的とする迂回パターン
を適切に選択した上で制御部51〜54を動作させるこ
とにより、回線や伝送装置の故障に迅速に対応すること
が可能になる。さらに、回線(a)〜(f)までのいず
れの異常に対しても、局A〜局Dの各局において、6パ
ターン中の1つのパターンを選択して制御することか
ら、局A〜局Dで構成される4端子網の迂回制御を単純
化し、この迂回制御に要する時間の短縮化を図ることに
より、同迂回制御による通信網の瞬断の影響を最小範囲
に抑えることができる。
【0035】図9は、前述の第1の実施例等で使用され
る故障情報の判定と迂回パターン選択のマトリクスを示
す図である。このマトリクスは、図8に示したパターン
保持部3の記憶内容を図式化したものである。図中の
☆印は、判定部20の判定結果により故障が発生したこ
とが検知された回線を示すものである。上記マトリクス
の横方向において、この☆印が1つの局のある回線(例
えば、局Aの回線(a)または局Bの回線(a))にの
み付加されている場合は、単独故障が発生したことを意
味し、上記の☆印が2つの局(対局)の同じ回線(例え
ば、局Aおよび局Bの回線(a))に付加されている場
合は、対向故障が発生したことを意味する。
【0036】単独故障および対向故障のいずれにおいて
も、故障が発生した回線を含む障害区間(☆印の部分)
を回避するように迂回パターンを選択し、この迂回パタ
ーンに対応する予備回線を利用することにより、上記の
障害区間によって通信が瞬間的に途絶えるのを防止する
ことができる。この場合、予備回線の使用数は必要最小
限にとどめ、予備回線数の節減を図るようにしているの
で、予備回線網は、複数の回線中の最大回線の1/2の
容量で実現することが可能になる。
【0037】図10および図11は、本発明の第2の実
施例の構成を示すブロック図(その1およびその2)で
ある。ここでは、通信網を構成する複数の4端子網(例
えば、n個(nは正の整数))の4端子網10−1、1
0−2、10−3、10−4、10−5、…10−nを
1つの予備回線網で実施する例が示されている。
【0038】図10においては、これらの複数の4端子
網10−1、10−2、10−3、10−4、10−
5、…10−nを個別に制御するために、各4端子網毎
に故障情報受信部7−1、7−2、7−3、7−4、7
−5、…7−nがそれぞれ設けられている。これらの故
障情報受信部7−1、7−2、7−3、7−4、7−
5、…7−nの各々は、前述の図7に示す第1の実施例
の故障情報受信部6に相当するものであり、各回線にて
伝送される情報通信用のディジタルの信号を復調してパ
リティビットやECC等の故障検出コードが含まれる信
号を取り出す機能を有している。
【0039】さらに詳しく説明すると、第1番目の4端
子網10−1の故障情報受信部7−1は、各局毎に故障
情報を受信するための局A〜局Dの故障受信部71−
1、71−2、71−3および71−4を含む。次に、
第2番目の4端子網10−2の故障情報受信部7−2
は、各局毎に故障情報を受信するための局A〜局Dの故
障受信部72−1、72−2、72−3および72−4
を含む。さらに、第3番目〜第5番目の4端子網10−
3〜10−5の故障情報受信部7−3〜7−5は、各局
毎に故障情報を受信するための同じような構成の故障受
信部を含む。以下同様にして、第n番目の4端子網10
−nの故障情報受信部7−nにおける局A〜局Dの故障
受信部は、7n−1、7n−2、7n−3および7n−
4により表される。
【0040】さらに、図10においては、複数の4端子
網10−1〜10−nに対応して複数の判定部20−
1、20−2、20−3、20−4、20−5、…20
−nがそれぞれ設けられている。これらの判定部20−
1、20−2、20−3、20−4、20−5、…20
−nの各々は、前述の図7に示す第1の実施例の判定部
20に相当するものである。判定部20−1〜20−n
の各々は、上記の故障情報受信部7−1〜7−nの各々
からのパリティビットやECC等を含む信号に基づき、
故障が発生した回線を含む障害区間を検知するものであ
る。上記の各判定部は、好ましくは、各回線に故障が発
生したか否かを判定するためのコンパレータ等を含む論
理回路により構成され、さらに好ましくは、コンピュー
タシステムのCPUにより実現される。
【0041】さらに、図10においては、複数(n個)
の4端子網10−1〜10−n中の1つの4端子網に故
障が発生したことを判定するためのnC1判定部22が
設けられている。このnC1判定部22を備えている点
が、前述の第1の実施例の場合と大きく異なる点として
挙げられる。図11において、前述のパターン保持部3
は、前述の第1の実施例と同じように、RAMやROM
のような記憶装置から構成される。
【0042】ただし、この場合、前述の第1の実施例と
異なり、各4端子網(10−1〜10−n)毎に、正常
時のパターンと、回線(a)、回線(b)、回線
(c)、回線(d)、回線(e)および回線(f)の迂
回パターンとが、複数の4端子網に対応する複数種のパ
ターンとして登録されている。さらに詳しく説明する
と、上記パターン保持部3には、回線に故障がないとき
に使用される正常時のパターン3−10〜3−n0と、
回線(a)、回線(b)、回線(c)、回線(d)、回
線(e)および回線(f)の一部の区間に故障が発生し
たときにそれぞれ使用される複数種の迂回ルートに関す
る回線(a)〜回線(f)の迂回パターン3−10〜3
−n0、3−11〜3−n1、3−12〜3−n2、3
−13〜3−n3、3−14〜3−n4、3−15〜3
−n5、および、3−16〜3−n6とが、複数の4端
子網10−1〜10−nに対応して予めパターン化され
記憶されている。
【0043】さらに、図11においては、前述のパター
ン選択手段4として、パターン選択部42が設けられて
いる。このパターン選択部42は、前述の図8のパター
ン選択部40に相当するものである。上記パターン選択
部42は、n個の4端子網10−1〜10−n中の1つ
の4端子網内のある回線に故障が発生した場合に、この
故障した回線に対応する幾つかの迂回パターンから1つ
の迂回パターンを選択するものである。好ましくは、上
記パターン選択部42は、nC1判定部22の判定結果
に対応する信号に従って正常時のパターンから目的とす
る迂回パターンに切り替えるための切替スイッチ回路に
より構成され、さらに好ましくは、コンピュータシステ
ムのCPUにより実現される。この場合も、前述の第1
の実施例の場合と同じように、選択し得る迂回ルートを
予めパターン化することにより単純な迂回パターンにし
た状態で記憶装置に保持しているので、短時間で迂回パ
ターンを選択することができる。
【0044】さらに、図11においては、前述の伝送装
置制御手段5として、各4端子網毎に、パターン選択部
42により選択された正常時のパターンまたは迂回パタ
ーンに基づき局A〜局Dの動作を制御するための複数の
制御部が設けられている。さらに詳しくいえば、これら
の複数の制御部は、第1番目の4端子網10−1、第2
番目の4端子網10−2、第3番目の4端子網10−
3、第4番目の4端子網10−4、…、および、第n番
目の4端子網10−nの局A〜局Dの動作をそれぞれ制
御するための4端子網10−1用の局制御部55−1、
4端子網10−2用の局制御部55−2、4端子網10
−3用の局制御部55−3、4端子網10−4用の局制
御部55−4…、および、4端子網10−n用の局制御
部55−nからなる。これらの局制御部55−1〜55
−nの各々は、前述の図8の制御部51〜54に相当す
る。上記の局制御部55−1〜55−nもまた、好まし
くは、コンピュータシステムのCPUにより実現され
る。
【0045】この場合、正常時のパターンは、各端子網
毎に、回線に異常がないときに動作する制御パターンと
して固定されており、故障が発生した回線を含む障害区
間が復旧した場合は、パターン選択部42および局制御
部55−1〜55−nにより、この回線に対し現在使用
中の迂回パターンから正常時のパターンに戻すように切
替制御が行われる。
【0046】上記の第2の実施例では、各4端子網毎
に、自局から接続する3回線、および、他局の3回線の
迂回パターンをパターン保持部3に予め記憶させ、この
パターン保持部3から目的とする迂回パターンを適切に
選択した上で局制御部55−1〜55−nを動作させる
ことにより、複数の4端子網の回線や伝送装置の故障に
対し迅速に応答することが可能になる。さらに、複数の
4端子網において予備回線網を共用することにより、前
述の第1の実施例の場合よりも予備回線網が節減され、
経済的に通信網を救済することができる。
【0047】図12および図13は、本発明の第3の実
施例の構成を示すブロック図(その1およびその2)で
ある。図12および図13の第3の実施例は、通信網中
の特定の区間における多重化構成の度合いが、他の区間
に比べて大きい場合に、このような特定の区間を複数の
4端子網に分割して複数の予備回線により迂回するため
の制御装置に適用される。この第3の実施例は、基本的
に、前述の第1の実施例が、複数集合したような構成に
なっている。
【0048】図12においては、各4端子網毎に、前述
の図10の第2の実施例と同じ構成の故障情報受信部7
−1、7−2、7−3、7−4、7−5、…7−nがそ
れぞれ設けられている。これらの故障情報受信部7−
1、7−2、7−3、7−4、7−5、…7−nの各々
は、各回線にて伝送される情報通信用のディジタルの信
号を復調してパリティビットやECC等の故障検出コー
ドが含まれる信号を取り出す機能を有している。上記の
故障情報受信部7−1〜7−nは、第2の実施例で既に
詳しく説明しているので、これ以上の詳細な説明は省略
することとする。
【0049】さらに、図12においては、複数の4端子
網10−1〜10−nに対応して複数の判定部24−
1、24−2、24−3、24−4、24−5、…24
−nがそれぞれ設けられている。これらの判定部24−
1、24−2、24−3、24−4、24−5、…24
−nの各々は、前述の図10の判定部20−1〜20−
nの各々に相当する。判定部24−1〜24−nの各々
は、上記の故障情報受信部7−1〜7−nの各々からの
パリティビットやECC等を含む信号に基づき、故障が
発生した回線を含む障害区間を検知するものである。上
記の各判定部は、好ましくは、各回線に故障が発生した
か否かを判定するためのコンパレータ等を含む論理回路
により構成され、さらに好ましくは、コンピュータシス
テムのCPUにより実現される。
【0050】この場合、複数(n個)の4端子網10−
1〜10−n中の複数の4端子網に故障が発生したと判
定された場合でも、これらの判定結果は、後述の図13
のパターン選択部44に一度に入力される。すなわち、
この場合は、第2の実施例の場合と異なり、判定部24
−1〜24−nの出力側にnC1判定部が設けられてい
ない。
【0051】図13においては、前述のパターン保持部
3として、各4端子網毎に、前述の第2の実施例と同じ
構成の正常時のパターンと、回線(a)、回線(b)、
回線(c)、回線(d)、回線(e)および回線(f)
の迂回パターンとが、複数の4端子網に対応する複数種
のパターンとして予め記憶されている。上記のような構
成のパターン保持部は、第2の実施例で既に詳しく説明
しているので、これ以上の詳細な説明は省略することと
する。
【0052】さらに、図13においては、前述のパター
ン選択手段4として、パターン選択部44が設けられて
いる。このパターン選択部44は、前述の図11のパタ
ーン選択部42に類似しているが、次の点が異なる。す
なわち、図13のパターン選択部44は、n個の4端子
網10−1〜10−n中の1つまたは2つ以上(複数)
の4端子網内の回線に故障が発生した場合に、この故障
した回線の各々に対応する幾つかの迂回パターンから1
つの迂回パターンを選択するものである。好ましくは、
上記パターン選択部44は、複数の判定部24−1〜2
4−nの判定結果にそれぞれ対応する複数種の信号の各
々に従い、正常時のパターンから目的とする迂回パター
ンに切り替えるための切替スイッチ回路により構成さ
れ、さらに好ましくは、コンピュータシステムのCPU
により実現される。この場合も、前述の第1および第2
の実施例の場合と同じように、選択し得る迂回ルートを
予めパターン化することにより単純な迂回パターンにし
た状態で記憶装置に保持しているので、短時間で迂回パ
ターンを選択することができる。
【0053】さらに、図13においては、前述の伝送装
置制御手段5として、各4端子網毎に、パターン選択部
44により選択された正常時のパターンまたは迂回パタ
ーンに基づき局A〜局Dの動作を制御するための複数の
制御部が設けられている。さらに詳しくいえば、これら
の複数の制御部は、第1番目の4端子網10−1、第2
番目の4端子網10−2、第3番目の4端子網10−
3、第4番目の4端子網10−4、…、および、第n番
目の4端子網10−nの局A〜局Dの動作をそれぞれ制
御するための4端子網10−1用の局制御部56−1、
4端子網10−2用の局制御部56−2、4端子網10
−3用の局制御部56−3、4端子網10−4用の局制
御部56−4…、および、4端子網10−n用の局制御
部56−nからなる。これらの局制御部56−1〜56
−nは、前述の図11の第2実施例の局制御部55−1
〜55−nと類似した構成を有する。ただし、この場
合、複数の4端子網内の故障回線に対応する迂回パター
ンを、迂回パターン選択部44から取り出せ得る点が、
第2実施例の場合と異なる。上記の局制御部56−1〜
56−nもまた、好ましくは、コンピュータシステムの
CPUにより実現される。
【0054】この場合、正常時のパターンは、各端子網
毎に、回線に異常がないときに動作する制御パターンと
して固定されており、故障が発生した回線を含む障害区
間が復旧した場合は、パターン選択部44および局制御
部56−1〜56−nにより、この回線に対し現在使用
中の迂回パターンから正常時のパターンに戻すように切
替制御が行われる。
【0055】上記の第3の実施例では、任意の区間にて
通信網の障害を特定できる範囲で、物理的または論理的
に4端子網を構成することが可能である点に着目し、複
数の区間を通過するような長距離区間の通信網において
も、障害と区間とを一義的に関係付けることが可能な単
位でもって上記の4端子網の構成を実現することができ
るようにしている。
【0056】さらに、上記の第3の実施例では、複雑に
構成された小区間を組み合わせて長距離区間の通信網を
構成する場合でも、小区間毎の4端子構成網で迂回ルー
トを構成することが可能である点に着目し、障害と区間
とを一義的に関係付けることが可能な単位でもって4端
子網を構成してから各々の4端子網を複数接続すること
で、4端子網に整理された状態の長距離の通信網を実現
することができるようにしている。
【0057】このような4端子網構成により、従来行わ
れていた通信網の制御範囲を1回または複数回で分割し
て得られる4端子網の各々でパターン選択や迂回制御等
を実施することができるため、制御時間の大幅な短縮が
図れると共に、回線が瞬時に停止する期間が顕著に短縮
される。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
雑化した通信網の構成を、物理的または論理的に各階層
毎に4端子網構成に整理し、この4端子網構成に基づい
て迂回ルートのパターン化と予備回線数の節減を容易に
実現するようにしているので、通信網において故障等が
発生した場合に、この故障等に起因する障害に対する制
御時間の短縮が図れる。
【0059】さらに、迂回ルートを予めパターン化して
おくことにより迂回制御が単純化され、異常発生階層で
迂回制御を行うことができるので、上記の障害に影響さ
れる区間を最小限に抑えることが可能になる。さらにま
た、予備回線数をできる限り節減することで、予備ユニ
ットや予備装置等の設備を最小限に抑えることによるコ
スト節減を実現することが可能になる。具体的には、予
備回線網は、複数の回線中の最大回線の1/2の容量に
て実現することで対応でき、さらに、予備回線網を共用
するケースではさらに経済的に通信網を救済することが
可能になる。
【0060】さらに、本発明によれば、任意の区間にて
通信網の障害を特定できる範囲で、物理的または論理的
に4端子網を構成することが可能であり、複数の区間を
通過するような長距離区間の通信網においてもこれらの
各区間と障害とを一義的に関係付ける単位でもって通信
網を構成することができるようになる。これによって、
従来行われていた通信網の制御範囲を1回または複数回
で分割して得られる4端子網の各々でパターン選択や迂
回制御等を容易に実施することができるため、制御時間
の大幅な短縮が図れると共に、回線が瞬時に停止する瞬
断時間の短縮化が可能になって情報通信サービスの向上
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の通信網制御装置で使用される複数の局
間の通信網の構成を示す図である。
【図3】本発明の通信網制御装置で使用される通信網中
のサービス回線網の構成を示す図である。
【図4】本発明の通信網制御装置で使用される通信網中
の予備回線網の構成を示す図である。
【図5】1つの局に関する回線異常箇所と迂回パターン
の構成例を示す図である。
【図6】1つの局における正常時のパターンと異常時の
パターンの例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
(その1)である。
【図8】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
(その2)である。
【図9】本発明で使用される故障情報の判定と迂回パタ
ーン選択のマトリクスを示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図(その1)である。
【図11】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図(その2)である。
【図12】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック
図(その1)である。
【図13】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック
図(その2)である。
【符号の説明】
1…通信網 2…障害区間検知手段 3…パターン保持部 4…パターン選択手段 5…伝送装置制御手段 6…故障情報受信部 10…4端子網 11…サービス回線網 12…予備回線網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/22 H04L 12/24 H04L 12/26 H04L 29/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伝送装置にそれぞれ対応する複数
    の局、および、該複数の間を接続する複数の回線を有
    し、かつ、該複数の回線により所定の伝送路を構成して
    異なる間で情報の通信を行う通信網を制御するための
    通信網制御装置において、 前記複数のの各々を前記通信網内の端子とみなし、前
    記複数の局、および該複数の局間を接続する複数の回線
    基づいて、前記通信網を複数の4端子網からなる端子
    網に整理して構成し、ここで、前記複数の局間を接続する複数の回線の各々
    が、同等の通信容量を有する物理的な回線により構成さ
    れる場合、前記通信網は、任意に選定された4つの端子
    と、各々が同等の通信容量を有する前記物理的な回線と
    を含む前記複数の4端子網の通信網に組み替えて構成さ
    れ、さらに、当該通信容量の1/2の通信容量を有する
    予備回線網を付加して構成され、 前記通信網制御装置は、 前記端子網の各々にて発生し得る故障に関する故障情報
    に基づき、該故障が発生した回線を含む障害区間を検知
    する障害区間検知手段と、 前記の各端子網の中で取り得る伝送路に関するパターン
    を該各端子網毎に予め記憶しておくパターン保持部と、 前記障害区間が検知されたときに、前記パターン中で該
    障害区間を回避した迂回ルートに対応するパターンを
    記パターン保持部から選択するパターン選択手段と、 該選択されたパターンを含む伝送路に従い前記伝送装置
    の各々の動作を制御する伝送装置制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする通信網制御装置。
  2. 【請求項2】 前記通信網内の前記端子網の各々が、物
    理的に構成される物理的な回線からなる伝送路、また
    、論理的に構成される論理的な回線からなる伝送路に
    より形成され 前記複数の局間を接続する複数の回線の各々が、異なる
    通信容量を有する前記物理的な回線により構成される場
    合、前記通信網は、前記論理的な回線を含む前記複数の
    4端子網の通信網に組み替えて構成され る請求項1記載
    の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記通信網内の前記端子網の各々が、前
    記回線が正常なときに動作するサービス回線網と、前記
    回線の一部に前記故障が発生したときに動作する前記予
    備回線網とを含み、前記伝送装置制御手段が該サービス回線網から該予備
    回線網への切替を実行する請求項1記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記故障が発生した回線を含む障害区間
    が復旧した場合、前記伝送装置制御手段が、現在使用中
    予備回線網から元のサービス回線網への再切替を実行
    する請求項3記載の制御装置。
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