JP3152409B2 - 回線切替方式 - Google Patents
回線切替方式Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機，多重化装置，
伝送装置等から成る通信網に於いて、回線の状況に応じ
て回線をあるル−トから別のル−トに変更するか、又
は、現用回線から予備回線に変更する等の回線切替を行
う回線切替方式に関する。
伝送装置等から成る通信網に於いて、回線の状況に応じ
て回線をあるル−トから別のル−トに変更するか、又
は、現用回線から予備回線に変更する等の回線切替を行
う回線切替方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の通信網に用いられている回線切替
装置は、例えば、特開平３−２５９６２６号公報に示さ
れる光伝送システムの回線切替装置のように、現用回線
と予備回線とを切り替えることのできる回線切替装置に
おいて、チャネルを現用回線から予備回線に切り替える
切替回路と，この切替回路を切り替え駆動するドライブ
回路と，ドライブ回路にチャネルを設定できるチャネル
の設定回路からなるスイッチ部と、スイッチ部のチャネ
ル設定回路にセット・リセット指令を与えかつドライブ
回路に切替信号を与える制御部とを備えている。このよ
うな従来の回線切替では、障害の発生に対処する最適な
接続パタ−ンを回線切替装置自体で決定することができ
ず、また、チャネル毎に回線を切替えるので回線の切替
に時間がかかるばかりでなく、回線の切替部に電磁リレ
−を用いているので回線切替速度に遅れを生じるととも
に、リレー接点を保守する必要があった。本発明は、前
述のような欠点を解決するために、未使用のチャネルを
個々に設定し手動スイッチを不要にして保守の手間を省
くと共にチャネル設定が簡単で信頼性を向上させること
ができる回線切替方式を提供することである。
装置は、例えば、特開平３−２５９６２６号公報に示さ
れる光伝送システムの回線切替装置のように、現用回線
と予備回線とを切り替えることのできる回線切替装置に
おいて、チャネルを現用回線から予備回線に切り替える
切替回路と，この切替回路を切り替え駆動するドライブ
回路と，ドライブ回路にチャネルを設定できるチャネル
の設定回路からなるスイッチ部と、スイッチ部のチャネ
ル設定回路にセット・リセット指令を与えかつドライブ
回路に切替信号を与える制御部とを備えている。このよ
うな従来の回線切替では、障害の発生に対処する最適な
接続パタ−ンを回線切替装置自体で決定することができ
ず、また、チャネル毎に回線を切替えるので回線の切替
に時間がかかるばかりでなく、回線の切替部に電磁リレ
−を用いているので回線切替速度に遅れを生じるととも
に、リレー接点を保守する必要があった。本発明は、前
述のような欠点を解決するために、未使用のチャネルを
個々に設定し手動スイッチを不要にして保守の手間を省
くと共にチャネル設定が簡単で信頼性を向上させること
ができる回線切替方式を提供することである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みてなされたもので、障害の発生時に回線切替装置自
体が回線の切り替えを速やかに変更できるようにすると
共に、保守の容易な回線切替方式を提供するものであ
る。
鑑みてなされたもので、障害の発生時に回線切替装置自
体が回線の切り替えを速やかに変更できるようにすると
共に、保守の容易な回線切替方式を提供するものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】複数の回線切替装置が通
話回線を介して接続された多重通信網の回線切替方式に
おいて、前記通信網が、網全体の品質状況に応じた複数
種類の接続パターンを演算し該接続パタ−ンを各回線切
替装置の主記憶装置に送出すると共に，網全体の品質状
況を常に管理して得た回線品質統計情報をもとに接続パ
タ−ンの変更を決定しこの変更情報を各回線切替装置に
送出する網管理用コンピュ−タと、複数の回線切替装置
とからなり、該回線切替装置が、ｎＫｂｐｓの入回線
と，該入回線をそのまま出力するか又はｍ倍に多重化し
て出力する出回線と，前記網管理用コンピュータから送
出された複数の前記接続パタ−ンを記憶する主記憶装置
と，前記接続パタ−ンを一時的に記憶する一時記憶装置
と，前記網管理用コンピュ−タからの書替コマンドによ
り前記主記憶装置に記憶された前記複数の接続パタ−ン
の内の特定の接続パターンで前記一時記憶装置に記憶さ
れた接続パターンを書き替える装置と，前記一時記憶装
置に記憶された前記接続パターンの情報により前記入回
線と前記出回線を接続する装置から構成され、前記一時
記憶装置に一時的に記憶された接続パタ−ンを網管理用
コンピュ−タからの接続パタ−ン書替コマンドにより書
き替えることで入回線と出回線の接続変更を行う。
話回線を介して接続された多重通信網の回線切替方式に
おいて、前記通信網が、網全体の品質状況に応じた複数
種類の接続パターンを演算し該接続パタ−ンを各回線切
替装置の主記憶装置に送出すると共に，網全体の品質状
況を常に管理して得た回線品質統計情報をもとに接続パ
タ−ンの変更を決定しこの変更情報を各回線切替装置に
送出する網管理用コンピュ−タと、複数の回線切替装置
とからなり、該回線切替装置が、ｎＫｂｐｓの入回線
と，該入回線をそのまま出力するか又はｍ倍に多重化し
て出力する出回線と，前記網管理用コンピュータから送
出された複数の前記接続パタ−ンを記憶する主記憶装置
と，前記接続パタ−ンを一時的に記憶する一時記憶装置
と，前記網管理用コンピュ−タからの書替コマンドによ
り前記主記憶装置に記憶された前記複数の接続パタ−ン
の内の特定の接続パターンで前記一時記憶装置に記憶さ
れた接続パターンを書き替える装置と，前記一時記憶装
置に記憶された前記接続パターンの情報により前記入回
線と前記出回線を接続する装置から構成され、前記一時
記憶装置に一時的に記憶された接続パタ−ンを網管理用
コンピュ−タからの接続パタ−ン書替コマンドにより書
き替えることで入回線と出回線の接続変更を行う。
【０００５】
【作用】各回線切替装置の主記憶装置は、回線品質状況
に応じた入回線と出回線の複数種類の接続パタ−ンを網
管理用コンピュータより受信し記憶する。一時記憶装置
の記憶内容は、主記憶装置が記憶している複数の接続パ
タ−ンの内から網の回線品質状況に応じた接続パターン
に書き替えられ、これにより切替スイッチ回路網を制御
し入回線と出回線の接続の切替を行う。網管理用コンピ
ュ−タが通信網全体を監視して適切な接続パタ−ンを決
定し、この決定に基づいて予め各回線切替装置が記憶し
ている接続パターンを選択して各階線切替装置の接続パ
ターンを切り替えるため、迅速に最適な接続パターンに
回線を切り替えることができる。
に応じた入回線と出回線の複数種類の接続パタ−ンを網
管理用コンピュータより受信し記憶する。一時記憶装置
の記憶内容は、主記憶装置が記憶している複数の接続パ
タ−ンの内から網の回線品質状況に応じた接続パターン
に書き替えられ、これにより切替スイッチ回路網を制御
し入回線と出回線の接続の切替を行う。網管理用コンピ
ュ−タが通信網全体を監視して適切な接続パタ−ンを決
定し、この決定に基づいて予め各回線切替装置が記憶し
ている接続パターンを選択して各階線切替装置の接続パ
ターンを切り替えるため、迅速に最適な接続パターンに
回線を切り替えることができる。
【０００６】
【実施例】以下、図１および図２を用いて本発明に係る
回線切替方式の一つの態様を説明する。図１は、本発明
に係る回線切替方式に用いる一つの回線切替装置の構成
を示すブロック図である。各回線切替装置１は、通信網
全体を監視および管理する外部装置である網管理用コン
ピュ−タ２によって監視・管理される。網管理用コンピ
ュ−タ２は、網全体の品質状況を常に監視および管理
し、各回線切替装置等からの回線品質統計情報をもとに
網の全体を監視して各回線切替装置ごとの接続パタ−ン
を設定し主記憶装置に送出するとともに、通信網の回線
品質状況に関する情報に基づいて接続パターンの変更を
決定し該接続パタ−ンの変更に関する情報を各回線切替
装置に送出する。回線切替装置１は、後述する一時記憶
装置に記憶された接続パターンに従って入回線３と出回
線４との間を接続する多重に構成されることのできる通
話路メモリからなる接続スイッチ回路網５と、該接続ス
イッチ回路網の接続パターンを記憶する一時記憶装置６
と、複複数種類の接続パターンを網管理用コンピュータ
２から受信して格納する主記憶装置７と、障害発生時に
網管理用コンピュータからのコマンドに従って主記憶装
置に記憶された複複数の接続パターンの内から特定の接
続パターンを読み出し，一時記憶装置６に記憶されてい
る障害発生以前の接続パターンを読み出した接続パター
ンに書き替える記憶内容書替装置８と、上記回線切替装
置内の各装置の動作を制御するとともに隣接する回線切
替装置間の通話回線の品質状況を監視しその監視内容を
網管理用コンピュータに送出する働きを有する回線切替
用コンピュータ９から構成される。
回線切替方式の一つの態様を説明する。図１は、本発明
に係る回線切替方式に用いる一つの回線切替装置の構成
を示すブロック図である。各回線切替装置１は、通信網
全体を監視および管理する外部装置である網管理用コン
ピュ−タ２によって監視・管理される。網管理用コンピ
ュ−タ２は、網全体の品質状況を常に監視および管理
し、各回線切替装置等からの回線品質統計情報をもとに
網の全体を監視して各回線切替装置ごとの接続パタ−ン
を設定し主記憶装置に送出するとともに、通信網の回線
品質状況に関する情報に基づいて接続パターンの変更を
決定し該接続パタ−ンの変更に関する情報を各回線切替
装置に送出する。回線切替装置１は、後述する一時記憶
装置に記憶された接続パターンに従って入回線３と出回
線４との間を接続する多重に構成されることのできる通
話路メモリからなる接続スイッチ回路網５と、該接続ス
イッチ回路網の接続パターンを記憶する一時記憶装置６
と、複複数種類の接続パターンを網管理用コンピュータ
２から受信して格納する主記憶装置７と、障害発生時に
網管理用コンピュータからのコマンドに従って主記憶装
置に記憶された複複数の接続パターンの内から特定の接
続パターンを読み出し，一時記憶装置６に記憶されてい
る障害発生以前の接続パターンを読み出した接続パター
ンに書き替える記憶内容書替装置８と、上記回線切替装
置内の各装置の動作を制御するとともに隣接する回線切
替装置間の通話回線の品質状況を監視しその監視内容を
網管理用コンピュータに送出する働きを有する回線切替
用コンピュータ９から構成される。
【０００７】接続パターンは、回線切替装置１に入力さ
れる入回線３とこの回線切替装置から出力される出回線
４の接続の組合せのパターンであって、空回線状況，通
話回線の障害発生状況やエラーレートが所定値以上であ
るかなど網全体の品質状況に対応して予め網管理用コン
ピュータ２によって演算され設定されるものであり、各
回線切替装置ごとに回線品質状況に応じて演算決定され
た複数種類の接続パターンはそれぞれ各回線切替装置に
送られる。入回線３と出回線４を接続する接続スイッチ
回路網５は、一時記憶装置６に記憶された接続パターン
情報に基づいて入回線と出回線との間を接続し、一時記
憶装置に記憶された接続パターンの情報により入回線と
出回線を接続する装置を構成する。入り回線３はｎｋｂ
／ｓの容量を持ち接続スイッチ回路網５は出回線４をｍ
ｎｋｂ／ｓに多重化することができる。
れる入回線３とこの回線切替装置から出力される出回線
４の接続の組合せのパターンであって、空回線状況，通
話回線の障害発生状況やエラーレートが所定値以上であ
るかなど網全体の品質状況に対応して予め網管理用コン
ピュータ２によって演算され設定されるものであり、各
回線切替装置ごとに回線品質状況に応じて演算決定され
た複数種類の接続パターンはそれぞれ各回線切替装置に
送られる。入回線３と出回線４を接続する接続スイッチ
回路網５は、一時記憶装置６に記憶された接続パターン
情報に基づいて入回線と出回線との間を接続し、一時記
憶装置に記憶された接続パターンの情報により入回線と
出回線を接続する装置を構成する。入り回線３はｎｋｂ
／ｓの容量を持ち接続スイッチ回路網５は出回線４をｍ
ｎｋｂ／ｓに多重化することができる。
【０００８】図２は、本発明に係る回線切替方式におけ
る障害発生時の回線切替の動作例を示す図である。回線
切替装置１−１〜１−３は、それぞれの入回線３−１〜
３−３および出回線４−１〜４−３を介して従続接続さ
れ情報を伝達している。この状態で、網管理用コンピュ
ータ２は、各回線切替装置１−１〜１−３に接続されて
空回線情報，各回線切替回路からの回線の品質状況に関
する情報等を受け取り網の品質状況を監視している。こ
こで、回線切替装置１−２と回線切替装置１−３の間の
回線の一部に何らかの障害が発生すると（図２ａ）、常
時通信網全体を監視管理している網管理用コンピュ−タ
２は、障害の発生した回線に接続されている回線切替装
置１−２，１−３から送られてくる回線品質状況を示す
情報から障害の発生を検出し、これらの情報に基づいて
各回線切替装置ごとの障害の状況に対応した最適な接続
パタ−ンを決定し、関係する回線切替装置１−１，１−
２，１−３に接続パターン書替コマンドを送出する。各
回線切替装置は、この接続パターン書替コマンドに基づ
いて各主記憶装置にそれぞれ記憶された複複数の接続パ
ターンの内から特定の接続パターンを読み出し各一時記
憶装置に記憶された障害発生前の接続パターンを障害発
生に対応した接続パターンに書き替える。書き替えられ
た接続パターンに基づいて各回線切替装置は障害の発生
した回線を用いない新たな回線接続パターンを設定し、
例えば回線切替装置１−１，１−３の回線接続パターン
を変更して入り回線と出回線の接続を変更する（図２
ｂ）。障害発生の後、上記の回線切替方式によって障害
に対応した動作を行い、回線切替装置１−１〜１−３で
新たな回線を設定し、動作する（図２ｃ）。
る障害発生時の回線切替の動作例を示す図である。回線
切替装置１−１〜１−３は、それぞれの入回線３−１〜
３−３および出回線４−１〜４−３を介して従続接続さ
れ情報を伝達している。この状態で、網管理用コンピュ
ータ２は、各回線切替装置１−１〜１−３に接続されて
空回線情報，各回線切替回路からの回線の品質状況に関
する情報等を受け取り網の品質状況を監視している。こ
こで、回線切替装置１−２と回線切替装置１−３の間の
回線の一部に何らかの障害が発生すると（図２ａ）、常
時通信網全体を監視管理している網管理用コンピュ−タ
２は、障害の発生した回線に接続されている回線切替装
置１−２，１−３から送られてくる回線品質状況を示す
情報から障害の発生を検出し、これらの情報に基づいて
各回線切替装置ごとの障害の状況に対応した最適な接続
パタ−ンを決定し、関係する回線切替装置１−１，１−
２，１−３に接続パターン書替コマンドを送出する。各
回線切替装置は、この接続パターン書替コマンドに基づ
いて各主記憶装置にそれぞれ記憶された複複数の接続パ
ターンの内から特定の接続パターンを読み出し各一時記
憶装置に記憶された障害発生前の接続パターンを障害発
生に対応した接続パターンに書き替える。書き替えられ
た接続パターンに基づいて各回線切替装置は障害の発生
した回線を用いない新たな回線接続パターンを設定し、
例えば回線切替装置１−１，１−３の回線接続パターン
を変更して入り回線と出回線の接続を変更する（図２
ｂ）。障害発生の後、上記の回線切替方式によって障害
に対応した動作を行い、回線切替装置１−１〜１−３で
新たな回線を設定し、動作する（図２ｃ）。
【０００９】次に図３を用いて他の回線切替態様を説明
する。図において、回線切替装置１−１，１−２，１−
３は、図２と同様に従続接続されるとともに、回線切替
装置１−２と回線切替装置１−４は並列に接続されてい
る。このような通信網において、回線切替装置１−１の
出回線の一部は回線切替装置１−２を経由して回線切替
装置１−３に接続されるとともに出回線の他の一部は回
線切替装置１−４を経由して回線切替装置１−３に接続
されている。このような状況の下に回線切替装置１−２
と回線切替装置１−３を接続する回線の一部に故障が発
生すると（図３ａ）、網管理用コンピュータ２は故障の
発生状況及び空き回線状況等の情報をもとに最適の回線
接続パターンを演算し各回線切替装置１−１，２，３，
４の最適な接続パターンを決めて各回線切替装置に書替
えコマンドを送信する。各回線切替装置はそれぞれの主
記憶装置に記憶された接続パターンのうちから受信した
書替コマンドに基づいて特定の接続パターンを読み出し
一時記憶装置に格納された従来の接続パターンを新たな
接続パターンと書き替え、障害の発生した回線を回線切
替装置１−２経由から回線切替装置１−４経由に切り替
える（図３ｂ）。
する。図において、回線切替装置１−１，１−２，１−
３は、図２と同様に従続接続されるとともに、回線切替
装置１−２と回線切替装置１−４は並列に接続されてい
る。このような通信網において、回線切替装置１−１の
出回線の一部は回線切替装置１−２を経由して回線切替
装置１−３に接続されるとともに出回線の他の一部は回
線切替装置１−４を経由して回線切替装置１−３に接続
されている。このような状況の下に回線切替装置１−２
と回線切替装置１−３を接続する回線の一部に故障が発
生すると（図３ａ）、網管理用コンピュータ２は故障の
発生状況及び空き回線状況等の情報をもとに最適の回線
接続パターンを演算し各回線切替装置１−１，２，３，
４の最適な接続パターンを決めて各回線切替装置に書替
えコマンドを送信する。各回線切替装置はそれぞれの主
記憶装置に記憶された接続パターンのうちから受信した
書替コマンドに基づいて特定の接続パターンを読み出し
一時記憶装置に格納された従来の接続パターンを新たな
接続パターンと書き替え、障害の発生した回線を回線切
替装置１−２経由から回線切替装置１−４経由に切り替
える（図３ｂ）。
【００１０】以上の説明では、回線接続パターンを切り
替える方式を採用したが、出回線４を、現用回線と予備
回線に分けて構成し、障害発生時に、以上述べてきた回
線切替方式により、現用回線を予備回線に切替える方式
とすることも可能である。
替える方式を採用したが、出回線４を、現用回線と予備
回線に分けて構成し、障害発生時に、以上述べてきた回
線切替方式により、現用回線を予備回線に切替える方式
とすることも可能である。
【００１１】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明は、通信網全
体を監視する網監視用コンピュータが障害の発生状況に
対応した接続パターンを予め演算設定し、設定された接
続パターンを各回線切替装置の主記憶装置に記憶させる
とともに、該網監視用コンピュータが網の回線状況を常
時監視するとともに、回線の品質状況に対応して網監視
用コンピュ−タが適切な接続パタ−ンを決定したうえで
各回線切替装置の接続パターンを書き替えているため、
各回線切替装置は最適な回線切替パターンを迅速に設定
できる。また、本発明によれば、入回線と出回線の接続
を，複複数のメモリ−を用いた電子回路で構成した回線
切替装置で構成できるため、回線の切替速度を高速にす
ることができるとともに、機械接点がなくなることによ
り、部品の信頼度が向上し接点摩耗等による部品交換を
する必要がなくなり、メンテナンス・フリ−にすること
が可能である。また、網全体の状況を網監視用コンピュ
ータが監視しているので、各回線切替装置のチャンネル
使用状況等の情報を全体として管理することができ、各
回線切替装置は自動的にチャンネルを設定できるように
なって保守の容易な回線切替装置を提供することができ
る。本発明によれば、電子回路で回線切替装置を構成し
たので、未使用のチャネルを個々に決定でき、手動スイ
ッチ回路網が不要になり、チャネルの設定が簡単になる
とともに保守に要する時間を短縮でき、さらに設定の信
頼性を向上できる。
体を監視する網監視用コンピュータが障害の発生状況に
対応した接続パターンを予め演算設定し、設定された接
続パターンを各回線切替装置の主記憶装置に記憶させる
とともに、該網監視用コンピュータが網の回線状況を常
時監視するとともに、回線の品質状況に対応して網監視
用コンピュ−タが適切な接続パタ−ンを決定したうえで
各回線切替装置の接続パターンを書き替えているため、
各回線切替装置は最適な回線切替パターンを迅速に設定
できる。また、本発明によれば、入回線と出回線の接続
を，複複数のメモリ−を用いた電子回路で構成した回線
切替装置で構成できるため、回線の切替速度を高速にす
ることができるとともに、機械接点がなくなることによ
り、部品の信頼度が向上し接点摩耗等による部品交換を
する必要がなくなり、メンテナンス・フリ−にすること
が可能である。また、網全体の状況を網監視用コンピュ
ータが監視しているので、各回線切替装置のチャンネル
使用状況等の情報を全体として管理することができ、各
回線切替装置は自動的にチャンネルを設定できるように
なって保守の容易な回線切替装置を提供することができ
る。本発明によれば、電子回路で回線切替装置を構成し
たので、未使用のチャネルを個々に決定でき、手動スイ
ッチ回路網が不要になり、チャネルの設定が簡単になる
とともに保守に要する時間を短縮でき、さらに設定の信
頼性を向上できる。
【図１】本発明の切替方式が適用される回線切替装置の
構成の概要を示すブロック図。
構成の概要を示すブロック図。
【図２】本発明の回線切替方式による障害発生時の回線
切替装置の切替動作の態様を示す図。
切替装置の切替動作の態様を示す図。
【図３】本発明の回線切替方式による障害発生時の回線
切替装置の他の切替動作の態様を示す図。
切替装置の他の切替動作の態様を示す図。
１ 回線切替装置 ２ 網管理用コンピュータ ３ 入回線 ４ 出回線 ５ 接続スイッチ回路網 ６ 一時記憶装置 ７ 主記憶装置 ８ 接続パターン書替装置 ９ 回線切替用コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｑ 3/00 １０１ (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 1/74 G06F 13/00 353 H04L 12/20 H04L 12/50 H04L 13/08 H04Q 3/00 101
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の回線切替装置が通話回線を介して
接続された多重通信網の回線切替方式において、 前記通信網が、網全体の品質状況に応じた複数種類の接
続パターンを演算し該接続パタ−ンを各回線切替装置の
主記憶装置に送出すると共に，網全体の品質状況を常に
管理して得た回線品質統計情報をもとに接続パタ−ンの
変更を決定しこの変更情報を各回線切替装置に送出する
網管理用コンピュ−タと、複数の回線切替装置とからな
り、 該回線切替装置が、 ｎＫｂｐｓの入回線と、 該入回線をそのまま出力するか又はｍ倍に多重化して出
力する出回線と、 前記網管理用コンピュータから送出された複数の前記接
続パタ−ンを記憶する主記憶装置と、 前記接続パタ−ンを一時的に記憶する一時記憶装置と、 前記網管理用コンピュ−タからの書替コマンドにより前
記主記憶装置に記憶された前記複数の接続パタ−ンの内
の特定の接続パターンで前記一時記憶装置に記憶された
接続パターンを書き替える装置と、 前記一時記憶装置に記憶された前記接続パターンの情報
により前記入回線と前記出回線を接続する装置から構成
され、 前記一時記憶装置に一時的に記憶された接続パタ−ンを
網管理用コンピュ−タからの接続パタ−ン書替コマンド
により書き替えることで、入回線と出回線の接続変更を
行うことを特徴とする回線切替方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01535193A JP3152409B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 回線切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01535193A JP3152409B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 回線切替方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06232786A JPH06232786A (ja) | 1994-08-19 |
| JP3152409B2 true JP3152409B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=11886379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01535193A Expired - Fee Related JP3152409B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 回線切替方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3152409B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3423093B2 (ja) * | 1994-12-27 | 2003-07-07 | 富士通株式会社 | 通信網制御装置 |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP01535193A patent/JP3152409B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JPH06232786A (ja) | 1994-08-19 |
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