JP3008722U - 眼鏡テンプルのステムレスヒンジ機構 - Google Patents

眼鏡テンプルのステムレスヒンジ機構

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JP3008722U
JP3008722U JP1994011192U JP1119294U JP3008722U JP 3008722 U JP3008722 U JP 3008722U JP 1994011192 U JP1994011192 U JP 1994011192U JP 1119294 U JP1119294 U JP 1119294U JP 3008722 U JP3008722 U JP 3008722U
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功史郎 伊部
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功史郎 伊部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造容易で安価な、眼鏡テンプルの枢支機構
を実現する。 【構成】 弾性線材をU字形に屈曲した上、所要部位に
対向する凸部を設け、テンプル先端に所定の凹部を設け
て、前記凸部間を押し広げるようにしながら差し込ん
で、枢支する。 【効果】 屈曲加工とプレス加工のみで、テンプルの枢
支機構を製造できるようになった。しかも、凹部と凸部
の加工にある程度の誤差があっても、弾性的にこの誤差
を吸収できるので、高度の加工精度が必要なくなった。
これらの効果により、テンプルヒンジ機構の製造が容易
になり、安価になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、眼鏡におけるテンプルの連結機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
眼鏡テンプルは、通常、丁番と呼ばれる枢支部品を介して、眼鏡のフロントに 折り畳み自在に連結されている。ところが、従来の丁番は、相連結する2つの部 分にこまと呼ばれる小型の略円盤形摺動体を設け、このこま同士を重ね合わせ、 その中心に小型のネジを差し通してネジを心棒として使用するものであって、小 さな連結部分に摺動可能な特殊な形状のこまを形成し、しかも、このこまに心棒 を差し通すための孔を開設しなければならないので、高度の精密加工技術が必要 とされてコスト高にならざるを得なかった。また、この丁番は極く小型なので枢 支連結部分においてぐらつきが生じやすく、一方の連結部分にこまを2枚、3枚 と一定の隙間を開けて形成し、この隙間に他方の連結部分に形成したこまを挟み 込むようにして、枢支連結部分の安定化を計らねばならなかった。このため、丁 番の工作が更に複雑化し、実質的にこまの部分を特別に切削形成するしかなくて 、加工工数が増すことにもなっていた。
【0003】 更にまた、このような丁番は、原則的に連結するこま同士の形状は、相方との 関係で制約があり、互換性に乏しい。つまり、ある眼鏡の丁番を分解して枢支連 結していたパーツを1つ取り去り、別のパーツを連結しようとしても、新しいパ ーツのこまが不適合であると、連結できない。したがって、枢支連結していた部 分、つまりテンプルの交換は、同一形状のテンプルの場合を除き不可能であると いってよい。この結果、テンプルデザインの変更の際に、単純にテンプルを別種 のものに交換することができないという問題が生じていたのである。また、枢支 部分にネジを用いると、眼鏡を使用している内に振動などでネジの締結が緩んで 、テンプルが緩くなるという欠点もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の丁番に上記の問題点があったことに鑑みてなされたもので、 製造容易で加工コストが安いテンプルの枢支機構を実現すること、更には、切削 以外の方法でも部品を生産可能な枢支機構を実現することを技術的課題とする。 また、テンプルの交換を容易にすること、テンプルの緩みを防止することも、技 術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以下、上記課題解決のために本考案が採用した手段を説明すると、丁番部品に 所定の対向凸部を設け、テンプルの基端部には丁番部品の当該対向凸部に対応し た凹部を設ける一方、丁番部品を眼鏡フロントに付設し、この丁番部品の対向凸 部間にテンプル基端部の凹部を挟み込んで、テンプルを眼鏡に枢支するという手 段である。この手段を採用すると、枢支部分にネジを用いることなくテンプルを 連結できるので、こまやネジ孔などの細かな構造部分を部品に装備させる必要が なくなり、枢支連結機構全体の製造を容易にし、コストを下げることができる。 また、枢支連結部分の組み立ての際、ネジ止め作業が必要なくなるなど、眼鏡の 組み立て作業も簡素化できる。
【0006】 また、上記手段に加えて、丁番部品を金属で作って、少なくともその一部に横 倒し状に略U字湾曲した弾性線材部分を設け、当該弾性線材部分のU字形頂点部 位に湾曲部を位置させると共に、U字形頂点部位からU字形開放端部位までの間 の領域に対向凸部を対設し、丁番部品の対向凸部間隔を押し広げながらテンプル の所定凹部を挟み込むようにして、対向凸部間隔を狭めるように湾曲部で付勢し 対向凸部をテンプル凹部に強く接触させるという手段を付加することもできる。 この手段を採用すると、テンプルの保持が弾性変形に負うので、テンプル基端部 の形状が少し変わっても、大過なくテンプルを枢支連結できるようになる。この ため、テンプル交換によるデザイン変更が容易になる。また、対向凸部がテンプ ルを強く把持し、ネジを心棒として用いた場合のようにテンプルの緩みの問題が ない。しかも、この金属製丁番部品において最も重要な構造部分となる弾性線材 部分は、横倒し状に略U字湾曲させるという線材の屈曲加工だけで形成すること ができるので、製作が容易である。また、丁番部品の湾曲部近傍を、眼鏡付設時 外側向きに屈曲して持ち出し、この持ち出し湾曲部がテンプルを広げたときにテ ンプルに外側から接触するようにして、湾曲部をテンプルのストッパーとして使 用するという手段を付加することもできる。
【0007】 上記の丁番部品の眼鏡フロントへの連結については、例えば以下に述べる3つ 手段の何れかを用いれることができる。まず第1は、丁番部品の弾性線材部分の 両端を、眼鏡のフロントへ直接連結する手段であり、この手段を用いると、丁番 部品の構造が極めて簡素になる。また第2は、丁番部品の弾性線材部分の両端に リムロック構成片を一体装設し、このリムロック構成片を眼鏡フロントのリムの 切れ目両脇近傍に連結するという手段である。この手段においては、丁番部品の 弾性線材部分の両端がリムロックの役目を果たすこととなる。また、第3は、弾 性線材部分の一方の端部にフックを配置して他方の端部延伸される部位に引っ掛 けると共に、丁番部品の当該延伸部位の先端を眼鏡フロントに連結するという手 段である。以上の3手段の何れか1つを採用すれば、対向凸部を狭めるように付 勢する力が、U字湾曲部からばかりでなく、フロントに連結する部分から、リム ロック構成片の部分から、あるいはフックの部分から生じ、テンプルを安定的に 保持することができる。
【0008】 また、テンプルの基端部における凹部は、例えば、テンプルを構成する線材の 基端部をループ状に屈曲加工してこのループ中心に凹みを作るという方法で、形 成すれば良い。この方法を用いると、凹部の形成が極めて容易である上に、テン プル交換時の凹部と対向凸部との適合性の範囲を広くできる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を、図1〜4に示す第1実施例に基づいて説明する。
【0010】 所定長の弾性金属線材(ニッケル合金製)をスエージング加工後、プレス加工 して、この金属線材の所要部位に2つの膨出部分11・11を形成する。その後、金 属線材を中央付近で略U字形に折り返すように屈曲して、両膨出部分11・11が対 向的に位置するようにする。更に、当該U字屈曲した金属線材の開放された両端 部12・12を、U字屈曲面に垂直の方向、後に眼鏡の内側となる方向へ僅かに屈曲 させ、この先端にレンズ止め用のビス41・41を通す孔を設けると共に、U字屈曲 側の端部所要領域、つまり湾曲部13近傍を、開放された両端部12・12の屈曲方向 に対し反対側へ屈曲させ、丁番部品1を構成する。この丁番部品1を、所定のブ リッジ3に連結したレンズ4に直接ネジ止めする。つまり、周囲にリムを持たな いレンズ4の表面に止着孔43・43をあけて、前記丁番部品1をビス41・41とナッ ト42・42でネジ止めし連結する。このとき、丁番部品1のネジ孔を開けた端部12 ・12の両方をそれぞれレンズ4の上下にずれた別の位置にネジ止めするようにす る。すると、丁番部品1をレンズ4から後方へ持ち出すようにして取りつけるこ とができ、丁番部品1の対向する膨出部分11・11が丁番部品上下の線材から内側 に膨出するようにして、対向凸部11・11を形成する。
【0011】 また、金属製線材を用いたテンプル2の先端に、小さなループ状のリングを屈 曲形成する。このリングの中心は、当然に周囲よりも肉薄になり、当該部位に凹 部21が形成される。丁番部品1の対向凸部11・11間を押し広げながら、このテン プル2の凹部21を対向凸部11・11間に挟み込むと、テンプル2が丁番部品1に連 結される。この凹部21と対向凸部11・11とによるテンプル2の連結部は、凹部21 と対向凸部11・11とが滑り動くようにして回転可能である。つまり、テンプル2 は、連結部で翼動自在となる。なお、このテンプル2の折り畳み操作の滑らかさ は、対向凸部11・11と凹部21との噛み合せの強弱に従い、対向凸部11・11と凹部 21とが強く噛み合うと、テンプル2の回動抵抗が大きくなる。したがって、対向 凸部11・11と凹部21との噛み合いの力を調節して、テンプル2の回動抵抗を調整 する必要がある。この対向凸部11・11と凹部21との噛み合いの力は、テンプル2 の凹部21が一定の形状であれば、対向凸部11・11の間隔とこの間隔を変化させる ための丁番部品1の弾性変形のしやすさに負うので、丁番部品1の素材と形状を 最適に決定することによって、テンプル2の動きやすさを調節する。なお、テン プル2は、最大に開いた状態において、丁番部品1の上記湾曲部13に当接する。 つまり、眼鏡の外側向きに少し持ち出された丁番部品1の後端が、テンプル2の 開き止めの役割を果たす。
【0012】 次いで、図5、6に示す第2実施例を説明する。
【0013】 所定長の金属線材を加工して、この金属線材の所要部位に上記第1実施例同様 の2つの膨出部分11・11を形成する。これと同時に、金属線材の両端部12・12も 、ブロック状に肥大させる。その後、金属線材を中央付近で略U字形に折り返す ように屈曲して、両端部12・12が重なり合うと共に、両膨出部分11・11が対向的 に位置するようにする。この膨出部分11・11が、第1実施例の場合と同様に対向 凸部11・11となる。更に、この金属線材の両端部12・12に所定のネジ孔16・16を 開設してリムロック構成片を形成し、リムロックネジ15により両端部12・12を分 離、締結できるようにしておく。また、U字屈曲させた端部所要領域、つまり湾 曲部13近傍は、上記第1実施例同様に、所定方向へ僅かに屈曲して、眼鏡組み立 て時にテンプル2の開き止めとして作用するようにする。
【0014】 そして、この丁番部品1の両端部12・12を、眼鏡のリム5の両端にロウ付けす る。両端部12・12はリムロックとして機能して、リム5を輪形に閉鎖したり、C 形に開放したりできる。そして、このリム5の開閉により、レンズ4をリム5に 抱持させることができる。リム5の丁番部品1連結反対側は、所定のブリッジ3 に連結しておく。
【0015】 リム5に連結した丁番部品1に、テンプル2を枢設する。このテンプル2は、 上記第1実施例と全く同じ形状のものであり、第1実施例同様に丁番部品1の対 向凸部11・11間へテンプル2先端の凹部21を挟み込むことによって、丁番部品1 へ枢支できる。この第2実施例における対向凸部11・11と凹部21の作用、テンプ ル2の動きなどは、第1実施例のものと全く同じである。
【0016】 続いて、図7、8 に示す第3実施例を説明する。この第3実施例においては、 丁番部品1の構成に用いる金属線材の一端が丁番部品1の所定部位に引っ掛けら れて、閉曲線状の部分が形成され、この閉曲線部分に対向凸部11・11が構成され る。詳しく説明すると、第1、第2実施例とは位置をずらして、金属線材に膨出 部分11・11を形成した後に、膨出部分11・11の中間で線材をU字に屈曲し、当該 膨出部分11・11を対向させる。更に、金属線材の湾曲部13に近い方の端部をC形 に湾曲させてフック14となし、このフック14を根元で屈曲して対向する金属線材 の方へ曲げ、フック14を金属線材の所定位置に引っ掛け、強く巻き付ける。更に 、金属線材の長く延びた方の端部12に、眼鏡内向きへの所定の湾曲を与え、U字 形の湾曲部13近傍を所定方向へ持ち出して、丁番部品1を構成する。この丁番部 品1の湾曲して伸びる端部12を、リム5にロウ付けする。
【0017】 このような丁番部品1の対向凸部11・11間に、第1、第2実施例同様のテンプ ル2の凹部21を挟み込む。すると、上記2例同様に、テンプル2の枢支が行なえ る。
【0018】 以上の3実施例においては、テンプル2先端の凹部21が対向凸部11・11間隔を 押し広げながら挟み込まれることによって、図9に示すように両者が適度の圧力 を持って接触するようになっている。この接触圧は、対向凸部間隔の変化によっ て丁番部品1が弾性変形した後に発生する復元力に、起因している。この丁番部 品1の復元力は、U字屈曲端部から発生する他、第1実施例ではレンズに固定し た先端の部分からも生じているし、第2実施例ではリムロックとして作用する端 部からも生じている。また、第3実施例では、フック13を引っ掛けた部分からも 発生している。このように、上記の3実施例では、対向凸部の前後で復元力を発 生させて、対向凸部と凹部との接触圧を高めているので、テンプルの支持が安定 し、適度の力でテンプルの回動を制止できる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、本考案のヒンジ機構においては、丁番部品に対向凸部を設け、 これにテンプルに装設した凹部を挟み込むという構成を採用したことにより、丁 番こまのような高度な切削加工の必要な構造部分を採用することなく、製造容易 で単純な構造でテンプルを枢支することを可能にした。しかも、U字屈曲した弾 性金属線材を用いるなど、丁番部品の形状を適宜選択すれば、プレス加工や屈曲 加工だけで丁番部品を製造できる上に、テンプルの回動にある程度の摩擦制止を 加えることができて、実用上大変に有利である。このように、本考案の眼鏡テン プルのステムレスヒンジ機構は、産業上の利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の側面図である。
【図2】第1実施例の部分拡大平面図である。
【図3】第1実施例の部分拡大分解組み立て図である。
【図4】第1実施例の部分拡大正面図である。
【図5】第2実施例の部分拡大分解組み立て図である。
【図6】第2実施例の部分拡大斜視図である。
【図7】第3実施例の部分拡大分解組み立て図である。
【図8】第3実施例の部分拡大斜視図である。
【図9】本実施例における対向凸部と凹部との接触作用
を示す図である。
【符号の説明】
1 丁番部品 11 対向凸部 12 端部 13 湾曲部 14 フック 15 リムロックネジ 2 テンプル 21 凹部 3 ブリッジ 4 レンズ 5 リム

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡のテンプルを折り畳み自在に枢支す
    るための機構であって、所定の対向凸部11・11を備えた
    丁番部品1と、当該丁番部品1の対向凸部11・11に対応
    した凹部21を基端部に備えたテンプル2とを含み、前記
    丁番部品1が眼鏡フロントに付設されると共に、この丁
    番部品1の対向凸部11・11間にテンプル2基端部の凹部
    21が挟み込まれて、テンプル2が眼鏡に枢支されるよう
    になっていることを特徴とする眼鏡テンプルのステムレ
    スヒンジ機構。
  2. 【請求項2】 眼鏡のテンプルを折り畳み自在に枢支す
    るための機構であって、少なくともその一部に横倒し状
    に略U字湾曲した弾性線材部分を持つ金属製丁番部品1
    と所定のテンプル2とを含み、丁番部品1の弾性線材部
    分にはU字形頂点部位に位置する湾曲部13とU字形頂点
    部位からU字形開放端部位までの間の領域に対設される
    対向凸部11・11とが装備され、テンプル2には当該丁番
    部品1の対向凸部11・11に対応した凹部21を基端部に装
    備される一方、前記丁番部品1が眼鏡フロントに付設さ
    れると共に、この丁番部品1の対向凸部11・11間隔を押
    し広げながらテンプル2基端部の凹部21・21が挟み込ま
    れて、丁番部品1の対向凸部11・11間隔を狭めるように
    湾曲部で付勢して対向凸部11・11をテンプル凹部21に強
    く接触させつつ、テンプル2が眼鏡に枢支されるように
    なっていることを特徴とする眼鏡テンプルのステムレス
    ヒンジ機構。
  3. 【請求項3】 眼鏡のテンプルを折り畳み自在に枢支す
    るための機構であって、少なくともその一部に横倒し状
    に略U字湾曲した弾性線材部分を持つ金属製丁番部品1
    と所定のテンプル2とを含み、丁番部品1の弾性線材部
    分にはU字形頂点に位置する湾曲部13と当該湾曲部13か
    らU字形開放端部12・12までの間の領域に対設される対
    向凸部11・11とが装備され、テンプル2には当該丁番部
    品1の対向凸部11・11に対応した凹部21が基端部に装備
    される一方、前記丁番部品1が眼鏡フロントに付設さ
    れ、丁番部品1の湾曲部13は根元で屈曲されて眼鏡外側
    方向へ持ち出されると共に、当該丁番部品1の対向凸部
    11・11間隔を押し広げながらテンプル2基端部の凹部21
    が所定方向から挟み込まれて、丁番部品1の湾曲部13で
    対向凸部11・11間隔を狭めるように付勢して当該対向凸
    部11・11をテンプル凹部21に強く接触させつつ、テンプ
    ル2が眼鏡に枢支され、なおかつ、丁番部品1の外向し
    た上記湾曲部13が広げた状態のテンプル2に外側から接
    触してストッパーとして機能するようになっていること
    を特徴とする眼鏡テンプルのステムレスヒンジ機構。
  4. 【請求項4】 眼鏡のテンプルを折り畳み自在に枢支す
    るための機構であって、横倒し状に略U字湾曲した弾性
    線材から構成される金属製丁番部品1と所定のテンプル
    2とを含み、丁番部品1の弾性線材部分にはU字形頂点
    に位置する湾曲部13と当該湾曲部13からU字形開放端部
    12・12までの間の領域に対設される対向凸部11・11とが
    装備され、テンプル2には当該丁番部品1の対向凸部11
    ・11に対応した凹部21が基端部に装備される一方、前記
    丁番部品1の端部12・12の先端が眼鏡フロントに連結さ
    れ、丁番部品1の湾曲部13は根元で屈曲されて眼鏡外側
    方向へ持ち出されると共に、丁番部品1の対向凸部11・
    11間隔を押し広げながらテンプル2基端部の凹部21が所
    定方向から挟み込まれて、丁番部品1の湾曲部13で対向
    凸部11・11間隔を狭めるように付勢して当該対向凸部11
    ・11をテンプル凹部21に強く接触させつつ、テンプル2
    が眼鏡に枢支され、なおかつ、丁番部品の外向した上記
    湾曲部13が広げた状態のテンプル2に外側から接触して
    ストッパーとして機能するようになっていることを特徴
    とする眼鏡テンプルのステムレスヒンジ機構。
  5. 【請求項5】 眼鏡のテンプルを折り畳み自在に枢支す
    るための機構であって、横倒し状に略U字湾曲した弾性
    線材から構成される金属製丁番部品1と所定のテンプル
    2とを含み、丁番部品1の弾性線材部分にはU字形頂点
    に位置する湾曲部13と当該湾曲部13からU字形開放端部
    12・12までの間の領域に対設される対向凸部11・11とが
    装備され、テンプル2の基端部はループ状に屈曲加工さ
    れて丁番部品1の対向凸部11・11に対応した凹部21が形
    成される一方、前記丁番部品1の端部12・12の2先端が
    眼鏡フロントに連結され、丁番部品1の湾曲部13は根元
    で屈曲されて眼鏡外側方向へ持ち出されると共に、この
    丁番部品1の対向凸部11・11間隔を押し広げながらテン
    プル2基端部の凹部21が所定方向から挟み込まれて、丁
    番部品2の湾曲部13で対向凸部11・11間隔を狭めるよう
    に付勢して当該対向凸部11・11をテンプル凹部21に強く
    接触させつつ、テンプル2が眼鏡に枢支され、なおか
    つ、丁番部品1の外向した上記湾曲部13が広げた状態の
    テンプルに外側から接触してストッパーとして機能する
    ようになっていることを特徴とする眼鏡テンプルのステ
    ムレスヒンジ機構。
  6. 【請求項6】 眼鏡のテンプルを折り畳み自在に枢支す
    るための機構であって、後部に横倒し状に略U字湾曲し
    た弾性線材部分を持つ金属製丁番部品1と所定のテンプ
    ル2とを含み、丁番部品1の弾性線材部分にはU字形頂
    点に位置する湾曲部13と当該湾曲部13からU字形開放端
    部12・12までの間の領域に対設される対向凸部11・11と
    が装備され、丁番部品1の端部12・12には各1つずつの
    リムロック構成片が一体装設され、テンプル2には丁番
    部品1の対向凸部11・11に対応した凹部21が基端部に装
    備される一方、丁番部品1に一体装設される2つのリム
    ロック構成片は眼鏡フロントのリム5の切れ目両脇近傍
    に連結されてリム5開閉を行ない、丁番部品1の湾曲部
    13は根元で屈曲されて眼鏡外側方向へ持ち出されると共
    に、丁番部品1の対向凸部11・11間隔を押し広げながら
    テンプル2基端部の凹部が所定方向から挟み込まれて、
    丁番部品1の湾曲部13で対向凸部11・11間隔を狭めるよ
    うに付勢して当該対向凸部11・11をテンプル凹部に強く
    接触させつつ、テンプル2が眼鏡に枢支され、なおか
    つ、丁番部品1の外向した上記湾曲部13が広げた状態の
    テンプルに外側から接触してストッパーとして機能する
    ようになっていることを特徴とする眼鏡テンプルのステ
    ムレスヒンジ機構。
  7. 【請求項7】 眼鏡のテンプルを折り畳み自在に枢支す
    るための機構であって、後部に横倒し状に略U字湾曲し
    た弾性線材部分を持つ金属製丁番部品1と所定のテンプ
    ル2とを含み、丁番部品1の弾性線材部分にはU字形頂
    点に位置する湾曲部13と当該湾曲部13からU字形開放端
    部12・12までの間の領域に対設される対向凸部11・11と
    が装備され、丁番部品1の端部12・12には各1つずつの
    リムロック構成片が一体装設され、テンプル2基端部が
    ループ状に屈曲加工されて丁番部品1の対向凸部11・11
    に対応した凹部21が形成される一方、丁番部品1に一体
    装設される2つのリムロック構成片は眼鏡フロントのリ
    ム5の切れ目両脇近傍に連結されてリム5開閉を行な
    い、丁番部品1の湾曲部13は根元で屈曲されて眼鏡外側
    方向へ持ち出されると共に、丁番部品1の対向凸部11・
    11間隔を押し広げながらテンプル2基端部の凹部21が所
    定方向から挟み込まれて、丁番部品1の湾曲部13で対向
    凸部11・11間隔を狭めるように付勢して当該対向凸部11
    ・11をテンプル凹部21に強く接触させつつ、テンプル2
    が眼鏡に枢支され、なおかつ、丁番部品1の外向した上
    記湾曲部13が広げた状態のテンプル2に外側から接触し
    てストッパーとして機能するようになっていることを特
    徴とする眼鏡テンプルのステムレスヒンジ機構。
  8. 【請求項8】 眼鏡のテンプルを折り畳み自在に枢支す
    るための機構であって、後部に横倒し状に略U字湾曲し
    た弾性線材部分を持つ金属製丁番部品1と所定のテンプ
    ル2とを含み、丁番部品1の弾性線材部分にはU字形頂
    点に位置する湾曲部13と当該湾曲部13から平行に伸びる
    領域に対設される対向凸部11・11とが装備され、丁番部
    品1の線材部分の1端部には所定のフック14が配備され
    て他方のU字形開放端部12へ伸びる中間部分に引っ掛け
    られ、テンプル2には当該丁番部品1の対向凸部11・11
    に対応した凹部21が基端部に装備される一方、前記丁番
    部品1の端部12が眼鏡フロントに付設され、丁番部品1
    の湾曲部13は根元で屈曲されて眼鏡外側方向へ持ち出さ
    れると共に、丁番部品1の対向凸部11・11間隔を押し広
    げながらテンプル2基端部の凹部21が所定方向から挟み
    込まれて、丁番部品1の湾曲部13とフック14とで対向凸
    部11・11間隔を狭めるように付勢して当該対向凸部11・
    11をテンプル凹部21に強く接触させつつ、テンプル2が
    眼鏡に枢支され、なおかつ、丁番部品1の外向した上記
    湾曲部13が広げた状態のテンプル2に外側から接触して
    ストッパーとして機能するようになっていることを特徴
    とする眼鏡テンプルのステムレスヒンジ機構。
  9. 【請求項9】 眼鏡のテンプルを折り畳み自在に枢支す
    るための機構であって、後部に横倒し状に略U字湾曲し
    た弾性線材部分を持つ金属製丁番部品1と所定のテンプ
    ル2とを含み、丁番部品1の弾性線材部分にはU字形頂
    点に位置する湾曲部13と当該湾曲部13から平行に伸びる
    領域に対設される対向凸部11・11とが装備され、丁番部
    品1の線材部分の1端部には所定のフック14が配備され
    て他方のU字形開放端部12へ伸びる中間部分に引っ掛け
    られ、テンプル2基端部がループ状に屈曲加工されて丁
    番部品1の対向凸部11・11に対応した凹部21が形成され
    る一方、前記丁番部品1の端部12が眼鏡フロントに付設
    され、丁番部品1の湾曲部13は根元で屈曲されて眼鏡外
    側方向へ持ち出されると共に、丁番部品1の対向凸部11
    ・11間隔を押し広げながらテンプル2基端部の凹部21が
    所定方向から挟み込まれて、丁番部品1の湾曲部13とフ
    ック14とで対向凸部11・11間隔を狭めるように付勢して
    当該対向凸部11・11をテンプル凹部21に強く接触させつ
    つ、テンプル2が眼鏡に枢支され、なおかつ、丁番部品
    1の外向した上記湾曲部13が広げた状態のテンプル2に
    外側から接触してストッパーとして機能するようになっ
    ていることを特徴とする眼鏡テンプルのステムレスヒン
    ジ機構。
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