JP3008526B2 - 非常灯点灯装置 - Google Patents

非常灯点灯装置

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JP3008526B2 JP6722591A JP6722591A JP3008526B2 JP 3008526 B2 JP3008526 B2 JP 3008526B2 JP 6722591 A JP6722591 A JP 6722591A JP 6722591 A JP6722591 A JP 6722591A JP 3008526 B2 JP3008526 B2 JP 3008526B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は電子安定器と非常用点灯
ユニットとを一体化させた非常灯点灯装置に関する。
【0003】
【従来の技術】商用電源が遮断されたとき、これを検出
して非常灯を点灯させる装置として、従来、電子安定器
と非常用点灯ユニットとを組み合わせた装置が知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の非常灯点灯装置においては、電子安定器と非常
用点灯ユニットとを単純にそのまま組み合わせているた
め、器具配線が増加してしまうとともに、重量が大きく
なってしまうという問題があった。
【0005】本発明は上記の事情に鑑み、器具配線の増
加を抑えることができるとともに、重量を小さくするこ
とができる非常灯点灯装置を提供することを目的として
いる。
【0006】[発明の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による非常灯点灯装置は、交流電源の電圧を
整流して直流電圧を出力する整流回路と、交流電源の異
常時に直流電圧を出力可能な非常電源装置と、交互に動
作し、昇圧チョッパ作用およびインバータ作用を兼用す
る一対のスイッチング素子と、チョッパ作用によって充
電される平滑用コンデンサとを有し、前記整流回路また
は非常用電源装置のいずれか一方から直流電圧を入力可
能に構成され、光源を高周波点灯する複合型のインバー
タ回路と、交流電源が正常時には、このインバータ回路
に前記整流回路の直流出力を供給し、交流電源が異常時
には、前記インバータ回路に前記非常電源装置の直流出
力を供給すると共に、前記インバータ回路の昇圧チョッ
パ作用を制御して、平滑用コンデンサの充電量を低減さ
せることによって、前記インバータ回路の出力電圧を交
流電源の正常時よりも低下させる切換回路と、を具備す
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成において、交流電源が正常時には、
インバータ回路に整流回路の直流出力を供給し、交流電
源が異常時には、インバータ回路に非常電源装置の直流
出力を供給すると共に、インバータ回路の昇圧チョッパ
作用を制御して、平滑用コンデンサの充電量を低減させ
ることによって、インバータ回路の出力電圧を交流電源
の正常時よりも低下させて光源を高周波点灯する。
【0009】
【実施例】図1は本発明による非常灯点灯装置の一実施
例を示すブロック図である。
【0010】この図に示す非常灯点灯装置は高力率点灯
装置1と、非常電源装置2とを備えており、商用電源3
から交流電圧が供給されているているときには、この商
用電源3から供給される交流電圧によって高力率点灯装
置1を全サイクルチョッパ、全サイクルインバータで動
作させ負荷4となる蛍光灯を全点灯させながら、非常電
源装置2を充電し、前記商用電源3からの交流電圧が遮
断されたとき、非常電源装置2から直流電圧を出力さ
せ、この直流電圧によって高力率点灯装置1を半サイク
ルチョッパ、全サイクルインバータで動作させて前記負
荷4の明るさを低くしながら前記負荷4を高周波点灯さ
せる。
【0011】非常電源装置2はリレー5と、トランス6
と、全波整流回路7と、充電状態表示回路8と、バッテ
リー9と、昇圧回路10とを備えており、前記商用電源
3から交流電圧が供給されているとき、リレー5をオン
させて前記高力率点灯装置1を全サイクルチョッパ、全
サイクルインバータで動作させるとともに、前記交流電
圧によってバッテリー9を充電し、前記商用電源3から
供給されている交流電圧が遮断されたとき、リレー5を
オフさせて前記高力率点灯装置1を半サイクルチョッ
パ、全サイクルインバータで動作させるとともに、バッ
テリー9に充電されている電圧を昇圧させて前記高力率
点灯装置1に供給し前記負荷4を調光点灯させる。前記
昇圧回路10は、バッテリー9の出力電圧が十分高いと
き等、適宜省略できるものである。
【0012】リレー5は切換回路を構成し、前記商用電
源3の各端子に並列に接続されており、前記商用電源3
から交流電圧が供給されているとき、オンして前記高力
率点灯装置1に設けられている各リレー接点11、12
を開状態にし、前記商用電源3から交流電圧が供給され
なくなったとき、オフして前記各リレー接点11、12
を閉状態にする。
【0013】また、トランス6は一次コイル6aの各端
が前記商用電源3の各端子に各々接続されており、前記
商用電源3から交流電圧が供給されているとき、これを
変圧して二次コイル6bに交流電圧を発生させこれを全
波整流回路7の各交流入力端子に供給する。
【0014】全波整流回路7は4つのダイオードによっ
て構成されており、各交流入力端子に前記トランス6の
二次コイル6bから交流電圧が供給されているとき、こ
れを整流して直流電圧を生成し正電圧端子、負電圧端子
から出力して充電状態表示回路8に供給する。
【0015】充電状態表示回路8は一端が前記全波整流
回路7の正電圧端子に接続され、前記全波整流回路7か
ら出力される直流電圧の電流値を規制する抵抗13と、
アノードが前記抵抗13の他端に接続される逆流防止用
のダイオード14と、エミッタが前記抵抗13の前記一
端に接続されるトランジスタ15と、一端が前記抵抗1
3の他端に接続され、他端が前記トランジスタ15のベ
ースに接続されるベース電流規制用の抵抗16と、カソ
ードが前記全波整流回路7の負電圧端子に接続される発
光ダイオード17と、一端が前記トランジスタ15のコ
レクタに接続され、他端が前記発光ダイオード17のア
ノードに接続される駆動電流規制用の抵抗18とを備え
ており、前記全波整流回路7から直流電圧が出力されて
いるとき、抵抗13によって電流値を制限しながら、ダ
イオード14を介して前記バッテリー9の正端子に供給
するとともに、前記抵抗13を流れる電流に応じてトラ
ンジスタ15を導通させて前記発光ダイオード17を発
光させ、前記バッテリー9が十分に充電される。商用電
源から供給されている交流電圧が遮断されたとき前記抵
抗13に電流が流れなくなって、前記トランジスタ15
をオフさせて前記発光ダイオード17を消灯させる。
【0016】バッテリー9は負端子が前記全波整流回路
7の負電圧端子に接続され、正端子が前記ダイオード1
4のカソードに接続され、前記ダイオード14を介して
電圧が供給されたとき、この電圧によって充電されると
ともに、充電された電圧を前記昇圧回路10の正入力端
子に供給する。
【0017】昇圧回路10は負入力端子が前記バッテリ
ー9の負端子に接続され、正入力端子が前記バッテリー
9の正端子に接続されており、前記バッテリー9から電
圧が供給されているとき、昇圧チョッパ回路等によって
これを昇圧して正出力端子、負出力端子から出力して前
記高力率点灯装置1に供給する。
【0018】高力率点灯装置1は全波整流回路20と、
2つのリレー接点11、12と、高力率チョッパ・イン
バータ回路21とを備えており、2つのリレー接点1
1、12が開かれているとき、前記商用電源3から出力
される交流電圧を全波整流して得られた直流電圧の全サ
イクルでチョッピングして高力率チョッパ・インバータ
回路21内にある電解コンデンサ22を充電するととも
に、この電解コンデンサ22に保持されている直流電圧
を電源として全サイクルでインバートして前記負荷4を
全点灯させる。また、2つのリレー接点11、12が閉
じられているとき、前記非常電源装置2から供給される
直流電圧を半サイクルでチョッピングして電解コンデン
サ22を充電するとともに、この電解コンデンサ22に
保持されている直流電圧を電源として全サイクルでイン
バートして前記負荷4を調光点灯させる。
【0019】全波整流回路20は4つのダイオードによ
って構成されており、各交流入力端子に前記商用電源3
から交流電圧が供給されているとき、これを整流して直
流電圧を生成するとともに、正電圧端子、負電圧端子か
ら出力して高力率チョッパ・インバータ回路21に供給
する。
【0020】また、一方のリレー接点11は一端が前記
非常電源装置2を構成する前記昇圧回路10の正出力端
子に接続され、前記リレー5がオンしたとき、開状態と
なり、また前記リレー5がオフしたとき、閉状態となっ
て前記昇圧回路10から出力される直流電圧を前記高力
率チョッパ・インバータ回路21に供給する。
【0021】また、他方のリレー接点12は前記高力率
チョッパ・インバータ回路21を構成するコイル26の
各端に接続されており、前記リレー5がオンしたとき、
開状態となり、また前記リレー5がオフしたとき、閉状
態となって前記コイル26を短絡させ前記高力率チョッ
パ・インバータ回路21を全サイクルチョッパ動作から
半サイクルチョッパ動作に移行させる。
【0022】高力率チョッパ・インバータ回路21は各
一端が前記全波整流回路20の正電圧端子、負電圧端子
に各々接続され、各他端が共通接続される2つの分圧用
のコンデンサ23、24と、各一端が前記各コンデンサ
23、24の各一端に各々接続される2つのコイル2
5、26と、アノードが前記コイル25の他端に接続さ
れるダイオード27と、カソードが前記コイル26の他
端に接続されるダイオード28と、ドレインが前記ダイ
オード27のカソードに接続され、ソースが前記コンデ
ンサ23、24の接続点に接続されるFET(電界効果
トランジスタ)29と、ソースが前記ダイオード28の
アノードに接続され、ドレインが前記コンデンサ23、
24の接続点に接続されるFET30と、カソードが前
記FET29のドレインに接続され、アノードが前記F
ET29のソースに接続されるダイオード31と、カソ
ードが前記FET30のドレインに接続され、アノード
が前記FET30のソースに接続されるダイオード32
と、各一端が前記FET29のドレイン、前記FET3
0のソースに各々接続され、各他端が共通接続される2
つのコンデンサ33、34と、一端が前記FET29の
ドレインに接続され、他端が前記FET30のソースに
接続される電解コンデンサ22とを備えている。
【0023】そして、2つのリレー接点11、12が開
かれているとき、前記全波整流回路20から出力される
直流電圧を全サイクルでチョッピングして電解コンデン
サ22を充電するとともに、この電解コンデンサ22に
保持されている直流電圧を電源として全サイクルでイン
バートして前記各ダイオード31、32の接続点と、各
コンデンサ33、34の接続点との間に接続された負荷
4を全点灯させる。また、2つのリレー接点11、12
が閉じられているとき、前記非常電源装置2から供給さ
れる直流電圧を半サイクルでチョッピングして電解コン
デンサ22を充電するとともに、この電解コンデンサ2
2に保持されている直流電圧を電源として全サイクルで
インバートして前記負荷4を調光点灯させる。
【0024】次に、図2ないし図5を参照しながらこの
実施例の高力率チョッパ動作、インバータ動作、バッテ
リー充電動作、非常時点灯動作を順次、説明する。
【0025】《高力率チョッパ動作》まず、商用電源3
から交流電圧が供給されリレー5がオン状態となって各
リレー接点11、12が開状態となっている場合には、
全波整流回路20から直流電圧が出力されて各コンデン
サ23、24が充電される。そして、一方のFET29
のゲートにパルス信号が供給され、このFET29がオ
ンしたとき、図2(a)に示す如くコンデンサ23に充
電されていた直流電圧によりコンデンサ23の一端→コ
イル25→ダイオード27→FET29→コンデンサ2
3の他端なる経路で電流が流れてコイル25に磁気エネ
ルギーが蓄積される。この後、前記パルス信号の供給が
停止して前記FET29がオフしたとき、図2(b)に
示す如くコイル25に発生した逆起電圧によってコイル
25の一端→ダイオード27→電解コンデンサ22→ダ
イオード32→コンデンサ23→コイル25の他端なる
経路で電流が流れて電解コンデンサ22が充電される。
【0026】次いで、他方のFET30のゲートにパル
ス信号が供給され、このFET30がオンしたとき、図
2(c)に示す如くコンデンサ24に充電されていた直
流電圧によりコンデンサ24の一端→FET30→ダイ
オード28→コイル26→コンデンサ24の他端なる経
路で電流が流れてコイル26に磁気エネルギーが蓄積さ
れる。この後、前記パルス信号の供給が停止して前記F
ET30がオフしたとき、図2(d)に示す如くコイル
26に発生した逆起電圧によってコイル26の一端→コ
ンデンサ24→ダイオード31→電解コンデンサ22→
ダイオード28→コイル26の他端なる経路で電流が流
れて電解コンデンサ22が充電される。
【0027】以下、上述したチョッパ動作(全サイクル
チョッパ動作)が交互に繰り返されて、電解コンデンサ
22が充電される。
【0028】《インバータ動作》また、上述した動作と
並行して、一方のFET29のゲートにパルス信号が供
給され、このFET29がオンしたとき、図3(a)に
示す如く電解コンデンサ22に充電されている直流電圧
によって電解コンデンサ22の一端→FET29→負荷
4→コンデンサ34→電解コンデンサ22の他端なる経
路で電流が流れて負荷4に電流が供給されてこれが点灯
駆動される。この後、前記パルス信号の供給が停止して
前記FET29がオフしたとき、負荷4のリアクタンス
性によって図3(b)に示す如く前記負荷4の一端→コ
ンデンサ34→ダイオード32→負荷4の他端なる経路
で連続して電流が流れて前記負荷4に電流が供給されこ
れが点灯駆動される。
【0029】次いで、他方のFET30のゲートにパル
ス信号が供給され、このFET30がオンしたとき、図
3(c)に示す如く電解コンデンサ22に充電されてい
る直流電圧によって電解コンデンサ22の一端→コンデ
ンサ33→負荷4→FET30→電解コンデンサ22の
他端なる経路で電流が流れて負荷4に電流が供給されて
これが点灯駆動される。この後、前記パルス信号の供給
が停止して前記FET30がオフしたとき、負荷4のリ
アクタンス性によって図3(d)に示す如く前記負荷4
の他端→ダイオード31→コンデンサ33→負荷4の一
端なる経路で連続して電流が流れて前記負荷4に電流が
供給されこれが点灯駆動される。
【0030】以下、上述したインバータ動作(全サイク
ルインバータ動作)が交互に繰り返されて、負荷4が点
灯駆動される。
【0031】《バッテリー充電動作》また、上述した動
作と並行して前記商用電源3から供給されている交流電
圧によってリレー5がオンされてリレー接点11、12
が開状態にされるとともに、トランス6によって前記交
流電圧が変圧された後、全波整流回路7によって整流さ
れて充電状態表示回路8に供給され、バッテリー9が充
電される。また、前記バッテリー9に供給される充電電
流によって前記充電状態表示回路8の抵抗13に電圧降
下が生じてトランジスタ15がオンする。これによっ
て、このトランジスタ15により発光ダイオード17に
駆動電流が供給されてこれが発光駆動され、前記バッテ
リー9が充電中であることが表示される。
【0032】そして、商用電源から供給されている交流
電圧が遮断されたとき前記充電状態表示回路8の抵抗1
3に電圧降下が生じなくなり、トランジスタ15がオフ
して発光ダイオード17の発光が停止する。
【0033】《非常時点灯動作》この後、前記商用電源
3から供給されている交流電圧が遮断されたとき、リレ
ー5がオフして前記各リレー接点11、12が閉状態に
されるとともに、前記バッテリー9に充電されていた直
流電圧が昇圧回路10で昇圧されて全波整流回路20か
ら出力されていた直流電圧の値と同じ値にされ、これが
リレー接点11を介して各コンデンサ23、24に供給
されてこれらの各コンデンサ23、24が充電される。
【0034】そして、一方のFET29のゲートにパル
ス信号が供給され、このFET29がオンしたとき、図
4(a)に示す如くコンデンサ23に充電されていた直
流電圧によりコンデンサ23の一端→コイル25→ダイ
オード27→FET29→コンデンサ23の他端なる経
路で電流が流れてコイル25に磁気エネルギーが蓄積さ
れる。この後、前記パルス信号の供給が停止して前記F
ET29がオフしたとき、図4(b)に示す如くコイル
25に発生した逆起電圧によってコイル25の一端→ダ
イオード27→電解コンデンサ22→ダイオード32→
コンデンサ23→コイル25の他端なる経路で電流が流
れて電解コンデンサ22が充電される。
【0035】次いで、他方のFET30のゲートにパル
ス信号が供給され、このFET30がオンしたとき、図
4(c)に示す如くコンデンサ24に充電されていた直
流電圧によりコンデンサ24の一端→FET30→ダイ
オード28→リレー接点12→コンデンサ24の他端な
る経路で電流が流れて前記コンデンサ24が放電され
る。
【0036】以下、上述した動作が交互に繰り返され
て、前記FET29側のチョッパ動作(半サイクルチョ
ッパ動作)により電解コンデンサ22が充電される。
【0037】また、この動作と並行して一方のFET2
9のゲートにパルス信号が供給され、このFET29が
オンしたとき、図5(a)に示す如く電解コンデンサ2
2に充電されている直流電圧によって電解コンデンサ2
2の一端→FET29→負荷4→コンデンサ34→電解
コンデンサ22の他端なる経路で電流が流れて負荷4に
電流が供給されてこれが点灯駆動される。この後、前記
パルス信号の供給が停止して前記FET29がオフした
とき、負荷4のリアクタンス性によって図5(b)に示
す如く前記負荷4の一端→コンデンサ34→ダイオード
32→負荷4の他端なる経路で連続して電流が流れて前
記負荷4に電流が供給されこれが点灯駆動される。
【0038】次いで、他方のFET30のゲートにパル
ス信号が供給され、このFET30がオンしたとき、図
5(c)に示す如く電解コンデンサ22に充電されてい
る直流電圧によって電解コンデンサ22の一端→コンデ
ンサ33→負荷4→FET30→電解コンデンサ22の
他端なる経路で電流が流れて負荷4に電流が供給されて
これが点灯駆動される。この後、前記パルス信号の供給
が停止して前記FET30がオフしたとき、負荷4のリ
アクタンス性によって図5(d)に示す如く前記負荷4
の他端→ダイオード31→コンデンサ33→負荷4の一
端なる経路で連続して電流が流れて前記負荷4に電流が
供給されこれが点灯駆動される。
【0039】以下、上述したインバータ動作(全サイク
ルインバータ動作)が交互に繰り返されて、負荷4に電
流が流れてこれが点灯駆動される。
【0040】この場合、FET29のチョッパ動作のみ
で電解コンデンサ22が充電され、2つのFET29、
30によって電解コンデンサ22が充電されたときに比
べて、電解コンデンサ22に蓄えられている電荷が1/
2になっているので、負荷4に供給される電流の値を小
さすることができ、これによって負荷4を調光状態で点
灯駆動させることができる。
【0041】このようにこの実施例においては、高力率
点灯装置1と、非常電源装置2とを一体化し、商用電源
3からの交流電圧が遮断されたとき、非常用電源装置2
から直流電圧を出力させて高力率点灯装置1を動作させ
るようにしたので、器具配線の増加を抑えることができ
るとともに、重量を軽くすることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、器
具配線の増加を抑えることができるとともに、重量を軽
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による非常灯点灯装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示す非常灯点灯装置における商用電源使
用時のチョッパ動作例を示す模式図である。
【図3】図1に示す非常灯点灯装置における商用電源使
用時のインバータ動作例を示す模式図である。
【図4】図1に示す非常灯点灯装置における非常電源装
置使用時のチョッパ動作例を示す模式図である。
【図5】図1に示す非常灯点灯装置における非常電源装
置使用時のインバータ動作例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 高力率点灯装置(高周波点灯装置) 2 非常電源装置 3 商用電源 4 負荷 5 リレー 7 全波整流回路 9 バッテリー 10 昇圧回路 11 リレー接点 12 リレー接点 20 全波整流回路 21 高力率チョッパ・インバータ回路 22 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/14 310

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源の電圧を整流して直流電圧を出
    力する整流回路と、 交流電源の異常時に直流電圧を出力可能な非常電源装置
    と、 交互に動作し、昇圧チョッパ作用およびインバータ作用
    を兼用する一対のスイッチング素子と、チョッパ作用に
    よって充電される平滑用コンデンサとを有し、前記整流
    回路または非常用電源装置のいずれか一方から直流電圧
    を入力可能に構成され、光源を高周波点灯する複合型の
    インバータ回路と、 交流電源が正常時には、このインバータ回路に前記整流
    回路の直流出力を供給し、交流電源が異常時には、前記
    インバータ回路に前記非常電源装置の直流出力を供給す
    ると共に、前記インバータ回路の昇圧チョッパ作用を制
    御して、平滑用コンデンサの充電量を低減させることに
    よって、前記インバータ回路の出力電圧を交流電源の正
    常時よりも低下させる切換回路と、 を具備する ことを特徴とする非常灯点灯装置。
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