JP3008443B2 - プリント基板取付用ピンコネクターの製造方法 - Google Patents

プリント基板取付用ピンコネクターの製造方法

Info

Publication number
JP3008443B2
JP3008443B2 JP2121583A JP12158390A JP3008443B2 JP 3008443 B2 JP3008443 B2 JP 3008443B2 JP 2121583 A JP2121583 A JP 2121583A JP 12158390 A JP12158390 A JP 12158390A JP 3008443 B2 JP3008443 B2 JP 3008443B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
printed circuit
contact pins
housing
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2121583A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0419986A (ja
Inventor
博 松井
孝義 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2121583A priority Critical patent/JP3008443B2/ja
Publication of JPH0419986A publication Critical patent/JPH0419986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3008443B2 publication Critical patent/JP3008443B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子機器等のプリント基板に取付けて使用
されるプリント基板取付用ピンコネクターの製造方法に
関するものである。
従来の技術 まず従来のプリント基板取付用ピンコネクターの製造
方法について第4図および第5図とともに説明する。第
4図において、5はあらかじめ成形加工された箱形ハウ
ジングであり、その底面に所定のピッチで設けられた小
孔8a,8b,8c,8dに対して直線状コンタクトピン1a,1b,1c,
1dを圧入植設することによりピンコネクターを形成する
(第5図)。そしてハウジング5内に突出したコンタク
トピンの上部9a,9b,9c,9dがコネクターソケット側との
結合部となり、またハウジング5の下部に突出したコン
タクトピンの下部10a,10b,10c,10dがプリント基板11へ
の接続用脚部となる。
ここで、コンタクトピン1a,1b,1c,1dの外径とハウジ
ング5の底面小孔8a,8b,8c,8dの内径は、僅かな圧入寸
法差で嵌合結合されている。
発明が解決しようとする課題 そしてこのプリント基板取付用ピンコネクターは、第
6図に示すように、プリント基板11に各コンタクピン1
a,1b,1c,1dの下部10a,10b,10c,10dを半田付けして接続
されるが、この状態において、コネクターハウジング5
とプリント基板11との間に温度変化による寸法変動に差
があると、コンタクトピンの下部10a,10b,10c,10dおよ
び半田付け部分12a,12b,12c,12dに歪を生じ、変形,破
断等の障害が生じるという課題があった。
このため、コネクターハウジング5の熱膨張係数をプ
リント基板11の熱膨張係数に近づけるために、コネクタ
ーハウジング5の材料として、一般にガラス繊維入成形
樹脂を使用する。
しかし、上記従来のピンコネクター形成技術による
と、ハウジング5の底面小孔8a,8b,8c,8dにコンタクト
ピン1a,1b,1c,1dを圧入植設する際(特に小形化品にお
いては、ハウジング内側からのコンタクトピンの圧入が
困難なため、ハウジング外側から圧入することにな
る)、コンタクトピン1a,1b,1c,1dの挿入部外周が小孔8
a,8b,8c,8dの内周壁でこすられ、ハウジング5の成形樹
脂の中に含まれているガラス繊維によってコンタクトピ
ン外周が削られて、メッキ剥れや表面肌荒れを生じ、ソ
ケット側コネクターとの結合部分の劣化および長期間使
用時の環境劣化による接触不安定の原因となるという課
題があった。
本発明はこれらの課題を解決するものであり、温度変
化にあっても変形や破断を生ずることがなく、ハウジン
グ成形樹脂中のガラス繊維によってコンタクトピン外周
が削られて障害となるようなことのない優れたプリント
基板取付用ピンコネクターの製造方法を提供することを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、あらかじめコン
タクトピンをガラス繊維を含まない成形樹脂板に圧入植
設しておき、これを用いてインサート成形によりガラス
繊維入成形樹脂材料で箱形ハウジングを形成することに
よりピンコネクターを形成するようにしたものである。
作用 したがって本発明によれば、ガラス繊維を含まない成
形樹脂板の孔にコンタクトピンを圧入植設するので、圧
入時にコンタクトピンの外周が削られることは殆どな
く、また底面を含むコネクター全体がプリント基板構成
材料と近似した線膨張係数を有するガラス繊維入成形樹
脂製ハウジングに囲まれているので、プリント基板取付
後の温度変化による歪も生じ難い。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
第1図〜第3図は、本発明によるプリント基板取付用
ピンコネクター製造方法の実施例を示すものであり、第
1図において、1a,1b,1c,1dは一定径のワイヤー等から
加工された直線状コンタクトピンであり、2はガラス繊
維を含まない成形樹脂製のテープ状に連続した平板絶縁
体で、そのほぼ中央部にはコンタクトピン1a,1b,1c,1d
を軽く圧入できる寸法に設定された小孔3a,3b,3c,3dが
一定のピッチであけられている。
そしてコンタクトピン1a,1b,1c,1dを平板絶縁体2の
小孔3a,3b,3c,3dに、第2図に示すようにコンタクトピ
ンのほぼ中間の一定寸法まで圧入植設する。
次に、このコンタクトピン1a,1b,1c,1d圧入済の平板
絶縁体2を、平板絶縁体2の上部面を金型パート面とす
るインサート成形用金型内(図示せず)に装着し、第3
図に示すように所要のコネクターピン数毎にコンタクト
ピン1a,1b,1c,1dおよび平板絶縁体2を固定する箱形ハ
ウジング5の側壁部6および底面部7をガラス繊維入の
成形樹脂で形成する。
このようにして、テープ状の平板絶縁体2上に一連の
コネクターピン列が形成されると、所定の位置でテープ
状の絶縁体2の結合部4を切断することによって個別の
ピンコネクターとして完成する。
発明の効果 本発明は、上記実施例より明らかなように、以下に示
す効果を有する。
(1) コンタクトピンを圧入植設する平板絶縁体は、
ガラス繊維を含まない樹脂製であるので、圧入時にコン
タクトピンの外周が削られることは殆どない。
(2) コネクター全体がガラス繊維入成形樹脂製ハウ
ジングに囲まれているので、プリント基板材料との熱膨
張係数が近似しており、プリント基板取付後の温度変化
による歪も生じ難い。
(3) コンタクトピンがハウジング底面のガラス繊維
入樹脂にインサート固着されているので、コンタクトピ
ン下部をプリント基板に半田付け接続する際に、半田フ
ラックスがコネクター内部へ侵入する可能性は、従来の
ものに比べて非常に少ない。
(4) コンタクトピンをあらかじめテープ状の平板絶
縁体に圧入固定後にインサート形成加工するので、コン
タクトピンを単品の状態でインサート成形加工する場合
に比較して、連続成形加工が容易で、不良発生の可能性
も非常に少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明のプリント基板取付用ピンコネ
クターの製造方法を説明するための図で、第1図はコン
タクトピンと平板絶縁体との圧入前の斜視図、第2図は
平板絶縁体にコンタクトピンを圧入した後の正面図、第
3図は平板絶縁体にコンタクトピンを圧入後のインサー
ト成形した状態の斜視図、第4図および第5図は従来の
コネクターを示す図で、第4図は組立前の斜視図、第5
図は同組立後の正面図、第6図はコネクターをプリント
基板へ実装し半田付けした後の部分断面正面図である。 1a,1b,1c,1d……コンタクトピン、2……平板絶縁体、3
a,3b,3c,3d……平板絶縁体の小孔、4……平板絶縁体の
結合部(切断箇所)、5……箱形ハウジング、6……ハ
ウジングの側壁部、7……ハウジングの底面部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス繊維を含まない樹脂よりなるテープ
    状に連続した平板絶縁体に一定のピッチで直線状コンタ
    クトピンをその中間部まで圧入植設し、これに所定のコ
    ネクターピン数毎にガラス繊維入樹脂でインサート成形
    を施して外周側壁部と平板絶縁体に接する底面部とから
    なる箱形ハウジング列を形成し、そのハウジング内部お
    よび下部に前記コンタクトピンの上部と下部が突出する
    状態にした後、平板絶縁体の連結部を切断して個別ピン
    コネクター毎に分離するプリント基板取付用ピンコネク
    ターの製造方法。
JP2121583A 1990-05-11 1990-05-11 プリント基板取付用ピンコネクターの製造方法 Expired - Fee Related JP3008443B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2121583A JP3008443B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 プリント基板取付用ピンコネクターの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2121583A JP3008443B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 プリント基板取付用ピンコネクターの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0419986A JPH0419986A (ja) 1992-01-23
JP3008443B2 true JP3008443B2 (ja) 2000-02-14

Family

ID=14814837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2121583A Expired - Fee Related JP3008443B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 プリント基板取付用ピンコネクターの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3008443B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100408705C (zh) * 2003-04-30 2008-08-06 中国科学院青海盐湖研究所 纳滤法从盐湖卤水中分离镁和富集锂的方法
CN102512983B (zh) * 2011-12-28 2014-01-15 河北工业大学 锂离子筛膜及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100408705C (zh) * 2003-04-30 2008-08-06 中国科学院青海盐湖研究所 纳滤法从盐湖卤水中分离镁和富集锂的方法
CN102512983B (zh) * 2011-12-28 2014-01-15 河北工业大学 锂离子筛膜及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0419986A (ja) 1992-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4813648B2 (ja) 連続的な薄片接触子を有する電気コネクタ
JPH0415998B2 (ja)
JPH0451782U (ja)
JP3008443B2 (ja) プリント基板取付用ピンコネクターの製造方法
JPH10302862A (ja) 電気コネクタ
JP3126899B2 (ja) 回路基板用電気コネクタ
EP0692149B1 (en) Electrical connector
US11735849B2 (en) Electrical connector manufacturing method
JP3340697B2 (ja) コネクタ及びそのハウジングの製造方法
JP2640327B2 (ja) コンタクトの形成方法及びそれを用いて形成される等長ライトアングルコネクタ
JP2585677B2 (ja) 高速信号用コネクタ
JPH04229580A (ja) シールド付きコネクタ及びその取付け方法
JPH0615427Y2 (ja) サーフェイスマウントコネクタ
JP2549644Y2 (ja) 電気コネクタ
JP3405943B2 (ja) コネクタ
JPH0775283A (ja) 電動機の製造方法
JP2901164B2 (ja) 電子部品の半田付け構造
JPH0234776Y2 (ja)
JP3297592B2 (ja) コネクタ付き回路基板及びコネクタ
JPH0745342A (ja) フレキシブルフラットケーブル構造
JPH04308676A (ja) コネクタ
JPH057740Y2 (ja)
JPH10189182A (ja) 表面実装型電気コネクタ
JPH051997B2 (ja)
JPH02112298A (ja) プリント基板及びその製法ならびにその接続方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees