JP3008408U - 磁力固定式スキーキャリアの盗難防止機構 - Google Patents

磁力固定式スキーキャリアの盗難防止機構

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JP3008408U
JP3008408U JP1994010806U JP1080694U JP3008408U JP 3008408 U JP3008408 U JP 3008408U JP 1994010806 U JP1994010806 U JP 1994010806U JP 1080694 U JP1080694 U JP 1080694U JP 3008408 U JP3008408 U JP 3008408U
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ski
magnetic material
material sheet
ski carrier
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Application number
JP1994010806U
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English (en)
Inventor
文弘 増田
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中央自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁力固定式のスキーキャリアにおける、第三
者からの盗難を防止するため機構を提供せんとするもの
である。 【構成】 磁性材シート(1)の上面にスキー支持部材
(2)を固定したスキーキャリアにおいて、磁性材シー
ト(1)の縁部の一部分に把手(4)を設け、該把手
(4)を開閉自在のカバー(3)によって覆ったスキー
キャリア盗難防止機構。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、磁性材によって自動用の屋根に取り付けるスキーキャリアの盗難 防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用のスキーキャリアとして、磁性材シートを利用して自動車の屋 根に吸着固定する磁力固定式のものがあった。該スキーキャリアは一般的に図1 に示すように磁性材シート1の上面にスキー板等を支持固定するスキー支持部材 2を固定したものであり、磁力によって該磁性材シート1を自動車の屋根に吸着 させるよって前記スキー支持部材2を自動車の屋根に固定するものである。かか るスキーキャリアに用いる磁性材シート1の磁力は極めて強力であり、人の力で 上方に持ち上げたり横にずらしたりすることは不可能である。しかし、この磁性 材シート1は軟質の材料でできているため、磁性材シート1の一端をめくり上げ ることができたなら、磁性材シート1のめくれ上がった部分と自動車の屋根に吸 着している部分とが接する部分に過大な応力をかけることができるので、容易に 磁性材シート1をめくり、剥がすことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような磁性材シートを利用したスキーキャリアの最大の利点は自動車の屋 根への着脱が極めて容易であることであり、スキーキャリアは容易に取り外すこ とができなければならない。かかる要請から従来は磁性材シートを自動車の屋根 から取り外せるように、図1に示すように磁性材シート1の一縁に磁性材シート 1をめくり上げるための把手4を設けていた。しかし、このような構造では誰で もが磁性材シート1をめくり上げて自動車の屋根に固定してあるスキーキャリア を取り外すことができるため、たやすくスキーキャリアやスキーキャリアに固定 したスキー板が盗難に会うという危険があった。
【0004】 本考案はかかる問題を解決する為になされたものであり、所定の者にしか取り 外すことのできない、磁力固定式のスキーキャリア用の盗難防止機構を提供する ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために本考案に係るスキーキャリア盗難防止機構は、磁 性材シートの上面にスキー支持部材を固定したスキーキャリアにおいて、磁性材 シートの縁部の一部分に把手を設け、該把手を開閉自在のカバーで覆ったもので ある。
【0006】 上記開閉自在のカバーの開閉部分には施錠機構を設けることが望ましい。
【0007】 さらに、上記カバーをスキー支持部材と一体に形成してもよい。
【0008】
【作用】
かかる構成によって、本願考案にかかるスキーキャリア盗難防止機構はカバー が閉じている状態では磁性材シートを剥がすための把手がカバーに覆われ、カバ ーが開いた状態では該把手は外部に表出する。
【0009】 そして、前記カバーの開閉部分に施錠機構を設ければ、カバーは施錠機構によ って閉じた状態に保持される。
【0010】 さらに、前記カバーをスキー支持部材と一体に形成すれば、前記カバーは目立 たず、また、より強固な構造となる。
【0011】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案の実施例を説明する。 図2は、本考案に係る磁力固定式のスキーキャリアである。該スキーキャリア は磁性材を軟質の合成樹脂等で固めてシート状に形成した磁性シート1と該磁性 シート1の上面に固定されたスキー支持部材2によって構成してある。本実施例 ではスキー支持部材2として、スキー板およびストックを嵌入する凸部を有する 基台を杆体で上方から押さえるような構造を有するものを用いているが、スキー 支持部材2はスキー板およびストックが支持固定できるものであればその構造は 問わない。そして、該スキーキャリアには、スキー支持部材2と一体に形成した カバー3が設けてある。
【0012】 該カバー3およびその内部構造が本考案に係るスキーキャリア盗難防止機構を 形成する。以下に、カバー3およびその内部構造を図2のA−A断面である図3 を用いて説明する。カバー3には図に示すように蝶番部3aが設けてあり、図3 の想像線で示すように上方へ開くことができる。即ちカバー3は開閉自在となっ ている。また、カバー3には施錠機構3bとしてのシリンダー錠が設けてありカ バー3を閉じた状態に保持することが可能となっている。また、カバー3の内部 には図に示すように先端に鉤部分を有する把手4が設けてあり、該把手4は前記 磁性シート1の縁部の一部分に固定してある。本実施例ではカバー3は箱全体が 開閉するような構造のものを用いているが、カバー3の内部が外部に遮断され、 また、開放されるような構造を有すれば足り、カバー3に蓋体を設けて蓋体が開 閉するような構造を有するものでもよい。また、把手4も磁性シート1の縁部の 一部分に固定してあれば足り、例えば紐の一端を磁性シート1の縁部の一部分に 固定したものでもよく、磁性シート1の縁部の一部分を従来例で示したようにめ くれ上がった状態に形成しておいてもよい。さらに、本実施例ではカバー3の施 錠機構3bとしてシリンダー錠を用いているが、これはシリンダー錠でなくても よく、例えば暗証番号を入力することによって開錠できる電気式の施錠機構など でもよい。なお、カバー3の施錠機構3bの鍵はスキー支持部材2を施錠するシ リンダー錠2bの鍵と共用できるようになっている。
【0013】 上記構成をもつスキーキャリア盗難防止機構を有する磁力固体式のスキーキャ リアの使用方法を以下に説明する。まず、スキー板等を運搬する際には、カバー 3の施錠機構3bを開錠しておき、この状態のままスキーキャリアの磁性材シー ト1を自動車の屋根に吸着固定する。この時、磁性材シート1の固定位置が適切 でない場合は、上記カバー3を開けて把手4を表出させ、該把手4を持ち上げる ことによって把手4を固定している磁性材シート1の縁部の一部分をめくり上が らせて、磁性材シート1を自動車の屋根から剥がし、磁性材シート1を適切な位 置につけ直すことができる。磁性材シート1を適切な位置に吸着固定したなら上 記カバー3を閉じて施錠機構3bを閉錠する。これによって、磁性材シート1は 自動車の屋根から剥がすことはできなくなり、スキーキャリアは完全に固定され る。それから、上記スキー支持部材2にスキー板等を支持固定すると共に施錠し 、該スキー板等を運搬する。このような状態であれば、例えば自動車を駐車場に 止めて乗員がすべて自動車から離れても、第三者が磁性材シート1を剥がしてス キーキャリアを盗むことはできない。そして、スキー等の運搬が終わり、スキー キャリアを外す際には、まず、カバー3の施錠機構3bを開錠し、カバー3を開 けて把手4を表出させ、それから把手4を持ち上げて磁性材シート1をめくり上 げて剥がすことによってスキーキャリアを取り外せばよい。
【0014】 なお、本実施例ではカバー3をスキー支持部材2と一体に形成したが、カバー 3はスキー支持部材2に対して独立して設けてもスキーキャリアの盗難防止の機 能を十分果たすことができる。もっとも、カバー3をスキー支持部材2と一体に 形成した方がカバー3の構造を簡単にし強度を増すことができる上、カバーが目 立たなくなるので盗難防止を図る上では好ましい。
【0015】 また、カバー3を外見上全く目立たなくすること、例えばスキー支持部材2と カバー3を完全に一体に形成し、カバー3の開閉部分を隠し扉にして、第三者に は容易にカバー3の存在を感知することができないようにすれば、カバー3に設 けた施錠機構3bが設けていなくても盗難防止上かなりの効果がある。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上に説明した構成によって、つぎに示すような効果を持つ。 まず、開閉自在のカバーによって磁性材シートを剥がすための把手が覆われて いるので、カバーが閉じている状態では該把手が表出せず、第三者に把手の存在 を知られないようでき、第三者によるスキーキャリアの盗難を予防することがで きる。そして、スキーキャリアの所有者は、カバーを開けることによって把手を 表出させてスキーキャリアを取り外すことが可能である。
【0017】 そして、前記カバーの開閉部分に施錠機構を設ければ、カバーを閉じた状態に 保持でき、第三者がカバーの内部に把手があることを知っていても、当該第三者 は決してカバーを開けることはできず把手に触れることができないので、スキー キャリアを取り外すことができない。
【0018】 さらに、前記カバーをスキー支持部材と一体に形成すれば、カバーを目立たな くすることができるので、第三者がカバーの存在を感知する可能性を減少させる ことができ、盗難防止の効果が高まる。また、カバーをより強固な構造とするこ とができるので、カバーが破壊されるにくくなり盗難防止に資することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の磁力固定式のスキーキャリアを示す斜視
図である。
【図2】本考案に係る磁力固定式のスキーキャリアを示
す斜視図である。
【図3】本考案に係る磁力固定式のスキーキャリアの盗
難防止機構を示す断面図である。
【符号の説明】
1 磁性材シート 2 スキー支持部材 3 カバー 3a カバーの蝶番部 3b カバーの施錠機構 4 把手

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材シートの上面にスキー支持部材を
    固定したスキーキャリアの磁性材シートの縁部の一部分
    に設けた把手と、該把手を覆う開閉自在のカバーとより
    なるスキーキャリア盗難防止機構。
  2. 【請求項2】 前記カバーの開閉部に施錠機構を設けた
    請求項1記載のスキーキャリア盗難防止機構。
  3. 【請求項3】 前記カバーをスキー支持部材と一体に形
    成した請求項1、2記載のスキーキャリア盗難防止機
    構。
JP1994010806U 1994-08-31 1994-08-31 磁力固定式スキーキャリアの盗難防止機構 Expired - Lifetime JP3008408U (ja)

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JP3008408U true JP3008408U (ja) 1995-03-14

Family

ID=43144234

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