JP3008049B2 - 欠点検査装置 - Google Patents

欠点検査装置

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JP3008049B2 JP3341108A JP34110891A JP3008049B2 JP 3008049 B2 JP3008049 B2 JP 3008049B2 JP 3341108 A JP3341108 A JP 3341108A JP 34110891 A JP34110891 A JP 34110891A JP 3008049 B2 JP3008049 B2 JP 3008049B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動するシート状被検
査物の被検査面に存在する欠点をCCDカメラ等により
撮像し、この被検査面の検査結果をCRT等の画面上に
表示する欠点検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の欠点検査装置は、移動
するシート状の被検査物、例えば紙、布、フィルム、金
属等の被検査面を検査するために使用されるものであ
り、このため、従来の欠点検査装置は、被検査面上の欠
点を撮像するCCDカメラ、被検査面の移動長さを検出
する長さ検出器、CCDカメラからの映像信号と長さ検
出器からの検出信号に基づき欠点のデータを処理するデ
ータ処理部、及び欠点のデータを表示するCRTから概
略構成されている。
【0003】以上の構成からなる従来の欠点検査装置で
は、CCDカメラが被検査面上の欠点を撮像する毎に欠
点の映像信号を出力し、この映像信号に基づき欠点の種
類、例えば汚れ程度や穴の大きさ等が判別されて欠点種
別データが作成されると共に、この欠点種別データと長
さ検出器からの検出信号に基づき、データ処理部が欠点
の種類と位置を示す欠点データを作成して欠点撮像順に
ロギングする。
【0004】さらに、データ処理部によりロギングされ
た欠点データに基づきCRTが被検査面上の欠点の種類
と位置を検査結果として画面上に表示する。
【0005】このCRTの画面上に表示される検査結果
の表示例を図5に示す。
【0006】この図において、CRTの画面上には、C
CDカメラにより撮像された欠点が被検査面の6つに分
割された幅方向、及び移動方向で決定される存在位置毎
に表示されていると共に、その欠点の種類(図において
は「欠点」と表わして簡略化した)も表示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の欠点検査装置では、図5に示すようにCR
Tの画面上には被検査面に存在した欠点個々の位置が表
示されるため、被検査面のどの位置に欠点があるか認識
可能であるが、逆に、被検査面全体における欠点の集中
領域、すなわち、全体的な欠点の存在状況を認識するこ
とができないという問題点がある。
【0008】特に、被検査面が数万メートルにもわたっ
て移動するものである時、品質管理上、被検査面のどの
部分に欠点が集中しているかを認識しなければ被検査面
の裁断工程等において検査結果を有効に利用することが
できない。
【0009】そこで、本発明は上記問題点に着目してな
されたもので、被検査面のブロック単位毎をグラフィッ
ク化して画面上に表示することにより被検査面全体にお
ける欠点の存在状況を認識可能とする欠点検査装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、移動する被検査面上の欠点を欠
点検出部により検出すると共に、上記被検査面の移動長
さを長さ検出器により検出し、上記欠点検出部からの検
出データ及び長さ検出器からの検出信号に基づき被検査
面の検査結果を画面上に表示する欠点検査装置におい
て、上記欠点検出部からの検出データ及び長さ検出器か
らの検出信号に基づき上記被検査面のブロック単位毎に
欠点数を計数する欠点数計数手段と、上記欠点数計数手
段により計数された欠点数をブロック単位毎に記憶する
欠点数記憶手段と、上記欠点数記憶手段に記憶された欠
点数に基づき上記被検査面のブロック単位毎をグラフィ
ック化して上記画面上に表示するグラフィック表示手段
とを具備することを特徴とする。
【0011】また、上記目的を達成するため請求項2記
載の発明は、上記欠点数記憶手段はその記憶域がアドレ
スにより示されるものであって、この記憶域にデータを
書き込むためアドレス指定する書き込みポインタを設定
すると共に、この記憶域からデータを読み出すためアド
レス指定する読み出しポインタを設定するポインタ設定
手段と、上記ポインタ設定手段により設定された書き込
みポインタの指定するアドレスの記憶域に上記欠点数計
数手段により計数されたブロック単位の欠点数を書き込
む欠点数書き込み手段と、上記被検査面が予め設定され
た長さを移動する毎に上記ポインタ設定手段により設定
されている書き込みポインタをインクリメントする書き
込みポインタインクリメント手段と、上記ポインタ設定
手段により設定されている書き込みポインタと読み出し
ポインタとの大きさを比較するポインタ比較手段と、上
記ポインタ比較手段により書き込みポインタが読み出し
ポインタより大きいと判定された場合、この読み出しポ
インタの指定するアドレスの記憶域からブロック単位の
欠点数を読み出して上記グラフィック表示手段に転送す
る欠点数読み出し手段と、上記欠点数読み出し手段が読
み出しポインタに基づく読み出しを終了する毎に上記ポ
インタ設定手段により設定されている読み出しポインタ
をインクリメントする読み出しポインタインクリメント
手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、欠点検出部が被検査
面上の欠点を検出する毎に欠点の検出データを欠点数計
数手段に出力すると共に、この検出データを受信した欠
点数計数手段が検出データと長さ検出器からの検出信号
に基づき、上記被検査面の予め設定された移動長さによ
り決定される被検査面のブロック単位に存在した欠点数
を計数する。
【0013】この欠点数計数手段により計数されたブロ
ック単位の欠点数は欠点数記憶手段に記憶されると共
に、この欠点数記憶手段からブロック単位毎に欠点数が
読み出されてグラフィック表示手段に転送される。
【0014】さらに、ブロック単位毎に欠点数を受信し
たグラフィック表示手段は、このブロック単位毎の欠点
数に基づき被検査面のブロック単位毎をグラフィック化
すると共に、このグラフィック化された被検査面を検査
結果として画面上に表示する。
【0015】請求項2記載の発明では、ポインタ設定手
段が欠点数記憶手段の記憶域にデータを書き込むための
アドレスを指定する書き込みポインタを設定する。ま
た、ポインタ設定手段は、欠点数記憶手段の記憶域から
データを読み出すためのアドレスを指定する読み出しポ
インタを設定する。
【0016】このポインタ設定手段により設定された書
き込みポインタの指定するアドレスの記憶域に欠点数書
き込み手段が欠点数計数手段により計数されたブロック
単位の欠点数を書き込む。
【0017】また、書き込みポインタインクリメント手
段は、長さ検出器からの検出信号に基づき被検査面が予
め設定された長さを移動する毎に上記ポインタ設定手段
により設定されている書き込みポインタをインクリメン
トする。
【0018】さらに、ポインタ比較手段が上記ポインタ
設定手段により設定されている書き込みポインタと読み
出しポインタとの大きさを比較し、この比較によって書
き込みポインタが読み出しポインタより大きいと判定さ
れた場合、欠点数読み出し手段がこの読み出しポインタ
の指定するアドレスの記憶域からブロック単位の欠点数
を読み出してグラフィック表示手段に転送する。
【0019】また、この欠点数読み出し手段が読み出し
ポインタに基づく読み出しを終了する毎に読み出しポイ
ンタインクリメント手段が上記ポインタ設定手段により
設定されている読み出しポインタをインクリメントす
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る欠点検査装置の一実施例
を図1ないし図4に基づき詳細に説明する。
【0021】図1は、この検査装置を各機能毎に示した
ブロック構成図である。
【0022】図1において、この検査装置は、移動する
シート状被検査物、例えば、紙、布、フィルム、金属等
の表面を検査するために使用されるものであるため、こ
の表面を被検査面として欠点を検出する欠点検出部10
と被検査面の移動長さを検出する長さ検出器20それぞ
れがI/F(インターフェイス)50、51を介してデ
ータ処理部30に接続されていると共に、このデータ処
理部30に検査結果を表示するグラフィック表示部40
が接続されている。
【0023】欠点検出部10は、被検査面を撮像して汚
れや穴等の欠点の映像信号を出力する欠点検出器11
と、この欠点検出器11からの映像信号に基づき欠点の
種類、例えば、汚れ程度や穴の大きさ等を判別して欠点
種別データを出力する欠点種判別回路12から構成され
ている。
【0024】本実施例では、6台の欠点検出器11が移
動する被検査面の幅方向に並んで配置されていると共
に、この欠点検出器11それぞれに欠点種判別回路12
が接続されている。
【0025】長さ検出器20は、被検査面の移動長さを
検出してこの検出信号をデータ処理部30に出力するも
のであり、本実施例では、この長さ検出器20としてパ
ルスセンサが用いられると共に、このパルスセンサから
は検出信号としてパルス信号が出力される。
【0026】データ処理部30は、CPU31、ROM
32、バッファ33、及びRAM34がそれぞれバス3
5に接続されて構成されている。
【0027】上記CPU31は、欠点種判別回路12か
らの欠点種別データと長さ検出器20からの検出信号に
基づき、被検査面のブロック単位毎にかつ欠点の種類毎
に欠点数を計数すると共に、このブロック単位毎の欠点
数をRAM34に書き込んだり、RAM34から読み出
したりする。
【0028】ここで、被検査面のブロック単位とは、移
動する被検査面の幅方向の分割単位と移動方向の長さ単
位によって決定されるもので、この幅方向の分割単位
は、上記欠点検出器11の撮像視野によって決定される
と共に、移動方向の長さ単位は、CPU31が長さ検出
器20からの検出信号をカウントしてこのカウント数に
基づき、被検査面が予め設定された長さを移動したと判
断することにより決定される。
【0029】なお、本実施例では、1つの欠点検出器1
1の撮像視野全範囲を1つの分割単位とすると共に、被
検査面の移動長さ1000mを長さ単位とする。
【0030】上記ROM32にはCPU31に各種のデ
ータ処理を実行させるためのプログラムが格納されてお
り、また、上記バッファ33にはCPU31により計数
された欠点数が一時的にロギングされる。
【0031】上記RAM34は、CPU31により計数
された欠点数をブロック単位毎に記憶するものであり、
このため、このRAM34のデータ記憶構造は図2に示
すように欠点数を記憶するための記憶域がアドレスによ
り示されるものであると共に、このアドレスがポインタ
により指定されるものである。この図において、0から
99までの連続するポインタによりアドレスが指定され
ており、このアドレスが分割単位を示し、またポインタ
が長さ単位に対応するもので、このアドレスとポインタ
に基づきブロック単位の欠点数を記憶する記憶域が決定
される。
【0032】グラフィック表示部40は、グラフィック
制御部41とCRT42から構成されており、このグラ
フィック制御部41は、CPU31によりRAM34か
ら読み出されたブロック単位毎の欠点数に基づき、被検
査面のブロック単位毎を色の濃淡、種類、または点滅等
によりグラフィック化すると共に、CRT42がグラフ
ィック制御部41によりブロック単位毎にグラフィック
化された被検査面を検査結果として画面上に表示する。
【0033】ここで、再び図2を参照しながらCPU3
1の処理についてさらに詳しく説明する。
【0034】CPU31は、図2に示すRAM34の記
憶域毎にブロック単位の欠点数を書き込むため、この記
憶域のアドレスを指定する書き込みポインタXを設定す
ると共に、この記憶域から欠点数を読み出すため、この
記憶域のアドレスを指定する読み出しポインタを設定す
る。
【0035】このCPU31により設定された書き込み
ポインタXと読み出しポインタYはRAM34に記憶さ
れる。
【0036】ここで、欠点数を記憶するための記憶域を
示すアドレスは欠点検出器11から出力される映像信号
に基づき決定されるもので、被検査面が1000m移動
する間に同一の欠点検出器11により撮像された欠点の
種類毎の欠点数は同一のアドレスの記憶域に記憶され
る。
【0037】以上の処理により、CPU31は、書き込
みポインタXの指定するアドレスの記憶域にブロック単
位に存在した欠点の種類毎の欠点数を書き込むと共に、
上記長さ検出器20からの検出信号に基づき、被検査面
が予め設定された1000mを移動した場合、上記書き
込みポインタXをインクリメントする。
【0038】また、CPU31は、現在設定されてRA
M34に記憶されている書き込みポインタXと読み出し
ポインタYとの大きさを比較し、この書き込みポインタ
Xが読み出しポインタYより大きいと判定した場合、こ
の読み出しポインタYの指定するアドレスの記憶域から
ブロック単位の欠点数を読み出してグラフィック表示部
40に転送する。
【0039】さらに、CPU31は、読み出しポインタ
Yの指定するアドレスの記憶域からブロック単位の欠点
数の読み出しを終了すると現在設定されてRAM34に
記憶されている読み出しポインタYをインクリメントす
る。
【0040】以上の処理により、CPU31は、ブロッ
ク単位毎の欠点数をRAM34に書き込んだり、また、
RAM34から読み出したりする。
【0041】以上の構成からなる検査装置の作用を図3
及び図4に基づき説明する。
【0042】図3は、この検査装置におけるデータの処
理手順を示したフローチャートである。
【0043】図3において、まず、検点検出器11が被
検査面上の欠点を撮像すると(STEP100“YE
S”)、欠点種判別回路12がこの欠点の種類を判別し
て欠点種別データをCPU31に出力する。
【0044】この欠点種別データを受信したCPU31
は、データ収集期間かどうか判断し(STEP11
0)、データ収集期間であるなら(STEP110“Y
ES”)書き込みポインタXにより指定されたRAM3
4のアドレスをセットする(STEP120)。
【0045】その後、CPU31は、被検査面のブロッ
ク単位に存在した欠点の種類毎に欠点数を計数すると共
に、現在、RAM34に記憶されている書き込みアドレ
スXがインクリメントされるまでセットされたアドレス
の記憶域にブロック単位の欠点数を加算する(STEP
130)。
【0046】これにより、RAM34の記憶域には、被
検査面のブロック単位に存在した欠点の種類毎の欠点数
が記憶される。
【0047】次に、CPU31は、RAM34に現在記
憶されている書き込みポインタXと読み出しポインタY
との大きさを比較し、この書き込みポインタXが読み出
しポインタYより大きいと判定した場合、CPU31は
この読み出しポインタYの指定するアドレスの記憶域に
記憶された欠点の種類毎の欠点数を計数してブロック単
位の欠点数を読み出し、この欠点数をグラフィック制御
部41に転送する(STEP140)。
【0048】グラフィック制御部41は、このブロック
単位の欠点数に基づき被検査面のブロック単位毎を色の
濃淡、種類、または点滅等によってグラフィック化する
と共に、CRT42がブロック単位毎にグラフィック化
された被検査面を検査結果として画面上に表示する(S
TEP150)。
【0049】一方、STEP100“NO”及びSTE
P110“NO”の場合、STEP120以降の処理は
行なわれない。
【0050】このCRT42の画面上にグラフィック表
示された検査結果の表示例を図4に示す。なお、この図
は従来の表示例を示した図5と対応している。
【0051】図4において、CRT42の画面上には、
幅方向が6つ(I…VI)の分割単位で移動方向の100
0m毎を長さ単位とするブロック単位毎に被検査面がグ
ラフィック表示されている。
【0052】すなわち、図5に示すように、幅方向の分
割単位がIIで移動方向の長さ単位が1000m〜200
0mであるブロック単位には他のブロック単位と較べて
最大である5個の欠点が存在するので、これに対応して
本実施例のCRT42の画面上には、図4に示すように
5個の欠点が存在するブロック単位が色の濃淡により最
も濃くグラフィック表示されている。
【0053】したがって、以上の構成、作用からなる検
査装置によれば、CPU31が被検査面に存在する欠点
の欠点数をブロック単位毎に計数すると共に、このブロ
ック単位毎の欠点数に基づきグラフィック制御部41が
被検査面のブロック単位毎を色の濃淡、種類、または点
滅によりグラフィック化し、グラフィック化された被検
査面がCRT42の画面上に表示されるので、被検査面
全体における欠点の存在状況がブロック単位毎に認識可
能となる。
【0054】また、この検査装置によれば、CPU31
が書き込みポインタX及び読み出しポインタYに基づい
てRAM34の記憶域にブロック単位の欠点数を書き込
んだり、または読み出したりすると共に、この書き込み
ポインタXがインクリメントされて読み出しポインタY
より大きくなった場合に、この読み出しポインタYの指
定するアドレスの記憶域から欠点数を読み出すので、デ
ータの処理を確実、かつ迅速に行うことができる。
【0055】なお、本実施例の欠点検出器11としては
CCDカメラ等のイメージセンサ、または、超音波やX
線等による不可視線イメージセンサが挙げられるが、こ
れに限定するものではなく、また、欠点検出器11は6
台配置されるが6台に限定する必要はない。
【0056】また、本実施例では1台の欠点検出器11
の撮像視野全範囲を1つの分割単位としたが、この撮像
視野をグルーピングすることによって1台の欠点検出器
11から複数の分割単位が決定されるようにしても良
い。
【0057】また、本実施例では、被検査面の移動長さ
を検出する長さ検出器20としてパルスセンサが用いら
れるが、移動長さを検出できるものであれば他のもので
も良く、パルスセンサに限定するものではない。
【0058】さらに、この長さ検出器20からの検出信
号に基づき被検査面の移動する1000mを長さ単位と
したが、これに限定するものではなく、100m以上を
長さ単位とすることが望ましいものである。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、欠点数計数手段が被検査面に存
在する欠点の欠点数をブロック単位毎に計数すると共
に、このブロック単位毎の欠点数に基づきグラフィック
表示手段がブロック単位毎にグラフィック化された被検
査面を検査結果として画面上に表示するので、被検査面
全体における欠点の存在状況がブロック単位毎に認識可
能となり、被検査面の裁断工程等においてこの検査結果
を有効に利用することができる。
【0060】また、請求項2記載の発明によれば、欠点
数書き込み手段及び欠点数読み出し手段が書き込みポイ
ンタ及び読み出しポインタに基づいて欠点数記憶手段の
記憶域毎にブロック単位の欠点数を書き込んだり、また
は読み出したりすると共に、ポインタ比較手段によりこ
の書き込みポインタが読み出しポインタより大きいと判
定された場合、この読み出しポインタの指定するアドレ
スの記憶域から欠点数を読み出すので、データの処理を
確実、かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る欠点検査装置を各機能毎に示した
ブロック構成図。
【図2】この検査装置のRAMのデータ記憶構造を示し
た概念図。
【図3】この検査装置におけるデータの処理手順を示し
たフローチャート。
【図4】この検査装置によりCRTの画面上にグラフィ
ック表示された検査結果の表示例を示す図。
【図5】従来の欠点検査装置によりCRTの画面上に表
示された検査結果の表示例を示す図。
【符号の説明】
10 欠点検出部 20 長さ検出器 31 CPU(欠点数計数手段、ポインタ指定手段、欠
点数書き込み手段、書き込みポインタインクリメント手
段、ポインタ比較手段、欠点数読み出し手段、読み出し
ポインタインクリメント手段) 32 ROM 34 RAM(欠点数記憶手段) 40 グラフィック表示部(グラフィック表示手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/88 G01N 21/89 G06T 7/00 H04N 7/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する被検査面上の欠点を欠点検出部
    により検出すると共に、上記被検査面の移動長さを長さ
    検出器により検出し、上記欠点検出部からの検出データ
    及び長さ検出器からの検出信号に基づき被検査面の検査
    結果を画面上に表示する欠点検査装置において、 上記欠点検出部からの検出データ及び長さ検出器からの
    検出信号に基づき上記被検査面のブロック単位毎に欠点
    数を計数する欠点数計数手段と、 上記欠点数計数手段により計数された欠点数をブロック
    単位毎に記憶する欠点数記憶手段と、 上記欠点数記憶手段に記憶された欠点数に基づき上記被
    検査面のブロック単位毎をグラフィック化して上記画面
    上に表示するグラフィック表示手段と、 を具備することを特徴とする欠点検査装置。
  2. 【請求項2】 上記欠点数記憶手段はその記憶域がアド
    レスにより示されるものであって、この記憶域にデータ
    を書き込むためアドレス指定する書き込みポインタを設
    定すると共に、この記憶域からデータを読み出すためア
    ドレス指定する読み出しポインタを設定するポインタ設
    定手段と、 上記ポインタ設定手段により設定された書き込みポイン
    タの指定するアドレスの記憶域に上記欠点数計数手段に
    より計数されたブロック単位の欠点数を書き込む欠点数
    書き込み手段と、 上記被検査面が予め設定された長さを移動する毎に上記
    ポインタ設定手段により設定されている書き込みポイン
    タをインクリメントする書き込みポインタインクリメン
    ト手段と、 上記ポインタ設定手段により設定されている書き込みポ
    インタと読み出しポインタとの大きさを比較するポイン
    タ比較手段と、 上記ポインタ比較手段により書き込みポインタが読み出
    しポインタより大きいと判定された場合、この読み出し
    ポインタの指定するアドレスの記憶域からブロック単位
    の欠点数を読み出して上記グラフィック表示手段に転送
    する欠点数読み出し手段と、 上記欠点数読み出し手段が読み出しポインタに基づく読
    み出しを終了する毎に上記ポインタ設定手段により設定
    されている読み出しポインタをインクリメントする読み
    出しポインタインクリメント手段と、 を具備することを特徴とする請求項1記載の欠点検査装
    置。
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