JP2569543B2 - 硬度計 - Google Patents

硬度計

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JP2569543B2
JP2569543B2 JP62078154A JP7815487A JP2569543B2 JP 2569543 B2 JP2569543 B2 JP 2569543B2 JP 62078154 A JP62078154 A JP 62078154A JP 7815487 A JP7815487 A JP 7815487A JP 2569543 B2 JP2569543 B2 JP 2569543B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 圧子を試料表面に押し込んで形成した圧痕の画像をTV
カメラ等で採取し、該圧痕の対角線の長さを自動的に求
めることができる硬度計に関するものである。
[従来の技術] マイクロビッカース硬度計等の硬度計では、接眼レン
ズの視野内で2本のカーソルを手動で移動させて圧痕を
挟み、圧痕の対角線長を目視によって読取り、試料の硬
度を測定するようにしている。また、テレビカメラで採
取した圧痕画像を汎用的な画像処理手段によって処理
し、自動的に対角線長さを読取り硬度測定を行う方法も
ある。
[発明が解決しようとする問題点] 上記手動、目視による従来の測定法は、オペレータの
肉体的負担、特に目の疲労が大きく、人的操作上の誤差
も生じやすく測定精度が悪いという問題点があった。そ
の点、汎用画像処理手法を用いて自動的に測定する方法
ではかかる問題点は解決されるが、画像処理のために大
形高速の計算機が必要であり、装置の構成としては高価
になるという問題点があった。また、画像領域をすべて
走査するため、処理対象となる画像以外の雑音画像の影
響を無視できないといった問題点もあった。
そこで本発明は、より簡易な処理手法によって硬度測
定が行なえる圧痕画像処理方法を提供するとともに、該
処理手法に基づき小型、低速の計算機で充分に実用的な
測定を行なうことができる硬度計を提供することを目的
とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記問題点を解決するために、次のような構
成を採用した。
すなわち、本発明にかかる硬度計は、試料表面に矩形
圧痕を形成する圧子と、該形成された圧痕の画像を採取
するTVカメラ等の画像採取手段と、該画像採取手段によ
り採取された試料表面の矩形画像を2値化する手段と、
2値化された矩形画像内に設定された分割中心よりxy方
向へのびる分割軸によって分割された画像領域ごとにx
方向分割軸およびy方向分割軸からそれぞれ画像領域外
へ走査する走査手段と、該走査手段による走査において
矩形画像の分割軸から最大距離にある点が分割画像領域
ごとに存在するか否かを判断し検出する検出手段と、該
検出手段によって検出された分割軸からの最大距離点を
矩形の対角点としての座標位置を記憶する手段と、該記
憶手段に矩形の対角点として記憶された点の座標位置か
ら矩形の対角線長さを算出する演算手段とを具備するこ
とを特徴としている。
[作用] 2値化した矩形画像の内部から画像領域外へ走査する
ので、矩形画像以外の雑音画像の影響を受けない。ま
た、例えば分割した画像領域ごとに分割軸の分割中心側
から画像境界側へ順次走査し、分割軸から境界線までの
距離が増加方向にあって、その分割領域での分割軸から
の最大距離位置を検出できる時は、該位置を矩形の対角
点として判断できるので、単純な繰返しの処理アルゴリ
ズムで対角点を求めることができる。したがって、該処
理アルゴリズムに基づく処理装置は小形・低速の計算機
を使用して構成することができる。
[実施例] 第1図は本発明の実施例における矩形画像処理装置10
の構成を示すブロック図で、硬度計1に組込んだテレビ
カメラ2によって採取された試料表面の矩形の圧痕画像
は、スライスレベル発生手段等によって構成された2値
化手段4によって明暗を表す2値化画像信号に変換さ
れ、画像メモリ5に記憶される。第2図に2値化された
圧痕画像を例示する。圧痕画像周囲の黒い影は雑音画像
を示す。この2値化された圧痕画像に対し、コンピュー
タ6は、本発明の処理方法に基づきプログラムメモリ8
に記憶されたプログラムにしたがって画像処理を行な
う。
すなわち、まず第2図に示す圧痕画像は視野の中心か
らxおよびy方向の軸によって4分割される。4つに分
割された画像の第1象限から第4象限までの画像をそれ
ぞれ第3図(a)〜(d)に示す。次に分割された画像
を各象限ごとに分割軸xおよび分割軸yから画像の領域
外に向けて走査し、分割軸から画像境界線までの距離を
検出する。第4図(a)は、例えば第1象限の画像につ
いてy軸から横方向へ順次走査する場合を示し、同図
(b)は同じくx軸から縦方向へ順次走査する場合を示
す。同図(a)においては走査の開始点を(0,−1),
同図(b)においては(−1,0)を走査開始点とし、走
査開始点を分割中心より少し負の側から始めることとし
ている。これは後述する圧痕の対角点を判別する際に、
対角点が第5図に示すように分割軸に存在する場合を考
慮するものである。
このように走査して対角点を判別するアルゴリズムに
ついて説明する。例えば上記したように、第4図(a)
において、走査開始後走査開始軸と分割された圧痕画像
の境界線までの距離が増加する方向にある場合は、走査
開始軸から最大距離となるP点が第1象限に存在するこ
とになって、このP点を対角点と判別することができ
る。同図(b)に示す走査方向では、x軸のQ点で走査
が終了しP点を判別することができず、走査開始後に走
査開始軸から境界線までの距離が減少する方向にある時
は対角点を検出できないという取り扱いを行なうことが
できる。
第6図は、かかるアルゴリズムに基づく第1象限にお
ける処理手順を示すフローチャートである。x軸を走査
軸開始軸としてy方向へ走査するときは(第4図
(b))、走査開始軸から画像境界線までの距離は減少
する方向にあるので、走査方向が変更され、y軸を走査
開始軸としてx方向へ走査が行なわれる(第4図
(a))。この時は、距離は増加方向にあり、P点が最
大距離点として検出され、P点を対角点と判別してその
座標が記憶される。このようにして各象限ごとに同様の
走査が行なわれ対角点の座標が検出される。
上記したように対角点が第5図に示すように分割軸上
に位置する場合もあるので、走査の開始点は走査開始軸
の画像領域内の他の象限から開始するようにしておけ
ば、該対角点も同様に判別され検出することができる。
上記した走査および対角点判別検出はコンピュータの
演算処理によって容易に行なうことができ、検出された
対角点の座標はワーキングメモリ7にいったん記憶さ
れ、走査終了後は該対角点の座標データから対角線長さ
がコンピュータ6の演算によって算出され、試料の硬度
を算出して出力装置9において測定結果として表示され
る。
実際の画像においては、画像のエッジのシャープ度を
考慮して、走査開始点を更に負の側から始めるとか、距
離の増減判別や最大距離の判定に統計学的手法を導入し
てソフト的に処理すれば一層確実な対角点の検出を行な
うことができる。
上記のように構成される圧痕画像処理方法によれば、
対角点の座標が、単純かつ処理量が少ない処理アルゴリ
ズムによって求められるので、処理装置を小形・低速の
計算機を使用しても充分に実用性ある速度で処理するこ
とができる。また、走査は圧痕画像内から開始されるの
で、周辺の雑音画像の影響を受けず精度よく処理を行な
うことができる。また、目標画像の位置が変動しても、
その画像が分割軸の中心を内部に含んでいれば上記した
画像処理を行なうことができるので、硬度計における圧
痕付け、画像採取等を自動化し、試料台を自動送りにし
ても、その精度に厳密性を要求されず全自動化が可能に
なる。
上記実施例ではビッカース圧子について説明したが、
ヌープ硬度にも応用することができるほか、視野内に処
理したい画像が1個だけある場合に、その画像幅を検出
する等多くの画像処理に応用することができる。この発
明は圧痕以外の矩形画像の処理にも応用できる。
[発明の効果] 上記説明から明らかなように、本発明にかかる硬度計
は、簡易な処理手順の繰返しで容易に圧痕等の矩形画像
の対角長さを検出でき、しかも画像周囲の雑音画像の影
響を全く受けずに精度よく画像処理を行なうことができ
る。また、その画像処理装置においては小形・低速の計
算機を走査手段、対角点検出手段として使用することが
でき、例えば硬度計に実施した場合硬度測定における全
自動化を可能とする画像処理装置を安価に提供できるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の硬度計における矩形画像処理装置の構
成を示すブロック図で第2図は2値化された矩形画像を
例示する図、第3図(a)〜(d)は画像を4分割した
際の各象限における分割図を示す図、第4図(a)
(b)は走査方向を示す図、第5図は対角点が分割軸上
にある場合を示す図、第6図は分割した各象限ごとに対
角点を判別検出していく処理手順を示すフローチャート
である。 1……硬度計、2……テレビカメラ 4……2値化手段、6……コンピュータ 7……ワーキングメモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料表面に矩形圧痕を形成する圧子と、該
    形成された圧痕の画像を採取するTVカメラ等の画像採取
    手段と、該画像採取手段により採取された試料表面の矩
    形画像を2値化する手段と、2値化された矩形画像内に
    設定された分割中心よりxy方向へのびる分割軸によって
    分割された画像領域ごとにx方向分割軸およびy方向分
    割軸からそれぞれ画像領域外へ走査する走査手段と、該
    走査手段による走査において矩形画像の分割軸から最大
    距離にある点が分割画像領域ごとに存在するか否かを判
    断し検出する検出手段と、該検出手段によって検出され
    た分割軸からの最大距離点を矩形の対角点としてその座
    標位置を記憶する手段と、該記憶手段に矩形の対角点と
    して記憶された点の座標位置から矩形の対角線長さを算
    出する演算手段とを具備することを特徴とする硬度計。
JP62078154A 1987-03-30 1987-03-30 硬度計 Expired - Fee Related JP2569543B2 (ja)

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