JP3007965U - シール構造 - Google Patents

シール構造

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JP3007965U
JP3007965U JP1994011294U JP1129494U JP3007965U JP 3007965 U JP3007965 U JP 3007965U JP 1994011294 U JP1994011294 U JP 1994011294U JP 1129494 U JP1129494 U JP 1129494U JP 3007965 U JP3007965 U JP 3007965U
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優 嶋多
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール部に使用されるパッキンの寿命を伸ば
すとともに、シール部に雑菌等の繁殖要因となる隙間が
形成されることを防止する。 【構成】 一方のシール面41上のパッキン保持溝43
は、あり溝部45と、該あり溝部45の開口縁をシール
面相互の突き合せ時におけるパッキン38の変形・膨出
方向に広げたパッキン膨出部支え面46とを具備した構
成とし、また、パッキン38は、あり溝部45に緊密嵌
合する基底部44と、パッキン膨出部支え面46側に偏
心した位置で基底部44から相手側シール面に突出した
偏凸部48とを具備した構成とし、シール面相互の突き
合せ時には両シール面41,34相互が所定の押圧力で
直接面接触し、パッキン38がこれらの両シール面4
1,34間に封入されてパッキン保持溝43を緊密に埋
める構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、傾斜したシール面相互をパッキンを挟んで突き合せることにより、 シール面間における流体の通過を阻止するシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、プラント設備等に使用する従来のバルブシステムにおけるシール構造 を示したものである。 このシール構造は、傾斜したシール面1,2相互をパッキン3を挟んで突き合 せることにより、これらのシール面1,2間における流体の通過(図中の矢印( イ)が、流体の通過方向を示している)を阻止するものである。
【0003】 前述した2つのシール面1,2の内、一方のシール面1はバルブシステムの構 成要素である略円盤状のバルブ本体4の外周に形成されたテーパ面であり、他方 のシール面2は前記バルブ本体4が着座するリング状のバルブシート部5の内周 部に形成されたテーパ面である。これらのバルブ本体4およびバルブシート部5 は、通常、金属材料等を所定形状に加工することによって形成されている。 また、前記バルブ本体4は、該バルブ本体4の中心部に固設された弁軸部(バ ルブステム)が摺動自在に保持され、図示してない弁駆動手段(アクチュエータ )等によって図の矢印(ロ)方向に昇降操作される。
【0004】 前記パッキン3は、合成ゴム材料等の成形品である横断面がV字状のリングで 、シール面1に形成されたパッキン保持溝7に収容保持されている。 ここに、前記パッキン保持溝7は、横断面形状が鳩尾状をなす前記パッキンの 基底部8が緊密に嵌合するあり溝状を呈しており、該パッキン保持溝7によって 前記パッキン3は先端部がシール面1から一定量突出した状態に保持されている 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
以上のようなシール構造のバルブシステムでは、図5に示すように、バルブ本 体4を矢印(ハ)方向に降下させて、前記パッキン3の先端部をシール面2に圧 接させることによって、これらのシール面1,2間における流体の通過を阻止す る。
【0006】 ところが、シール面1,2がバルブ本体4の移動方向(矢印(ハ)方向)に対 して傾斜状態にあるため、シール面2に圧接されるパッキン3の先端部には、シ ール面2に沿う曲げ荷重Fが作用する。そして、図示のように、この曲げ荷重F によって、パッキン3の先端部がシール面2に沿って上方側に屈曲する如く弾性 変形し、パッキン3の先端部に応力が集中した状態になるため、バルブ本体4の 開閉操作の繰り返しによってパッキン3の先端部が傷み易く、パッキン3の寿命 低下という問題を引き起こす。このパッキン3の寿命低下は、パッキン3の早期 交換を余儀なくし、保守作業回数を増大させるため、そのバルブシステムを使用 しているプラント設備等の稼働率を大きく低下させる虞があり、早急な解決が望 まれている。
【0007】 また、図5に示したように、パッキン3の先端部の変形に引っ張られてパッキ ン3の側面がパッキン保持溝7の内側面から離れ、パッキン3とパッキン保持溝 7との間に液溜まりとなる隙間9が発生するという問題があった。このような隙 間9は洗浄が困難で、隙間9に残留した流体が雑菌等を繁殖させる培養液となる 危険があり、衛生管理上、好ましくない。
【0008】 また、図5に示すように、シール面1,2相互は直接に密着せず、パッキン3 の先端部が屈曲した状態で相手側のシール面2に当接する構造の場合は、バルブ シート部5に対するバルブ本体4の押付け力の変化等によってパッキン3の圧縮 度合いが変化し易く、さらに、パッキン3の全周に渡って均一な圧接力を得るこ とが困難になるため、バルブ本体4に作用する流体圧が高いような場合には安定 したシール性能を得ることが困難になる虞もあった。
【0009】 そこで、本考案の目的は上記課題を解消することにあり、例えば、バルブシス テム等において、パッキンの寿命を伸ばして保守管理を容易にすることができ、 また、雑菌等の繁殖要因となる隙間の発生を防止して衛生管理を容易にすること ができ、しかも安定したシール性能を得ることができるシール構造を提供するこ とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は、傾斜したシール面相互をパッキンを挟んで突き合せるこ とにより、シール面間における流体の通過を阻止するシール構造であって、一方 のシール面に前記パッキンを収容保持するパッキン保持溝を装備すると共に、そ のパッキン保持溝は、横断面形状が鳩尾状をなした前記パッキンの基底部が嵌合 するあり溝部と、該あり溝部の開口縁をシール面相互の突き合せ時における前記 パッキンの変形・膨出方向に広げたパッキン膨出部支え面とを具備し、かつ前記 パッキンは、横断面形状が鳩尾状をなして前記パッキン保持溝のあり溝部に緊密 嵌合する前記基底部と、前記パッキン膨出部支え面側に偏心した位置で前記基底 部から相手のシール面に向って突出した偏凸部とを具備し、シール面相互の突き 合せ時には両シール面相互が所定の押圧力で直接面接触し、これらの両シール面 間に介在する前記パッキンは、前記偏凸部が、両シール面による押圧力によって シール面に沿って変形・膨出し、前記パッキン膨出部支え面と他方のシール面と のなす空間を緊密に埋め、広い接触面積で相手側シール面に圧接されることを特 徴とするシール構造により達成される。
【0011】 また、上記のシール構造において、前記パッキンを挟んで突き合される2つの シール面の内、一方のシール面はバルブ本体の外周に形成されたテーパ面であり 、他方のシール面は前記バルブ本体が着座するバルブシート部のテーパ面である 構成によっても、上記目的を達成することができるものである。
【0012】 また、上記のシール構造において、前記パッキン保持溝が、前記バルブ本体上 のシール面に形成された構成によっても、上記目的を達成することができるもの である。
【0013】
【作用】
本考案の上記構成によれば、傾斜したシール面相互をパッキンを挟んで突き合 せることにより、シール面間における流体の通過を阻止するのであるが、シール 面相互の突き合せ時には、両シール面相互が所定の押圧力で直接面接触するので 、挟まれるパッキンの圧縮度合いが安定し、また、パッキンのシール面への圧接 力をパッキンの全周に渡って均一化することも可能である。
【0014】 また、パッキンの形状と該パッキンを収容保持するパッキン保持溝の形状に工 夫が凝らされていて、シール面相互の突き合せ時における両シール面による押圧 力によって主にパッキンの偏凸部に変形・膨出が生じるが、この偏凸部の変形・ 膨出は相手側のシール面に沿って起こり、パッキン保持溝に設けたパッキン膨出 部支え面と相手側のシール面とのなす空間を緊密に埋め、広い接触面積で相手側 シール面に圧接された状態になる。 従って、シール面相互の押圧によってパッキンに作用する応力は広範囲に分散 され、応力の集中作用によるパッキンの破損が防止される。
【0015】 さらに、パッキンは直接密着したシール面間に封入される形態となり、シール 面相互の押圧によって、パッキンの膨出がパッキン保持溝の全域に及ぶことにな るため、液溜まりとなって雑菌等の繁殖要因となる隙間がパッキンとパッキン保 持溝との間に形成されることを防止することもできる。
【0016】 また、前記パッキンを挟んで突き合される2つのシール面の内、一方のシール 面はバルブ本体の外周に形成されたテーパ面、他方のシール面は前記バルブ本体 が着座するバルブシート部のテーパ面とし、さらに、前記パッキン保持溝を前記 バルブ本体上のシール面に形成した構成とすれば、バルブシステムとして上記の 作用を得ることができる。
【0017】
【実施例】
図3は、本考案に係るシール構造が用いられたバルブシステムの概略構成を示 したものである。 このバルブシステムは、プラント設備等において組成の異なる二流体の混合あ るいは混合防止をバルブの開閉によって実現するダブルシートバルブで、流体の 流路となる一対の管路11,12と、これらの管路11,12の端部に位置する 一対のバルブハウジング14,15と、これらの一対のバルブハウジング14, 15相互を連結するクランプ継手16と、それぞれのバルブハウジング14,1 5内に設けられたバルブ18,19と、これらのバルブ18,19のバルブ本体 20,21が着座するバルブシート部を提供するシートリング25と、それぞれ のバルブハウジング14,15内におけるバルブ18,19の動作を制御するバ ルブコントロールユニット27を一方のバルブハウジング14の他端に連結する クランプ継手28と、他方のバルブハウジング15の他端を覆うクランプ継手2 9とを具備する構成である。
【0018】 ここに、それぞれのバルブ18,19は、前述したバルブ本体20,21と、 これらのバルブ本体20,21に一体の弁軸部(バルブステム)31,32とを 有する構成となっている。
【0019】 一方、前述のシートリング25は、前記クランプ継手16に保持されている。 そして、前述のバルブ本体20,21が着座するバルブシート部として、前記バ ルブ本体20上のシール面に対応したシール面34と、前記バルブ本体21上の シール面に対応したシール面35とを有する構成となっている。
【0020】 以上のシール面34,35は、パッキン38,39を挟んで対応するバルブ1 8,19のシール面が突き合されることで、突き合されたシール面間における流 体の通過を阻止するもので、これらのシール面およびパッキンによって構成され るシール構造が本考案の一実施例となるものである。
【0021】 以下、本考案の一実施例であるシール構造を詳細に説明するが、シール面34 ,35におけるシール構造は同様であるので、ここではシール面34の場合につ いて、説明する。 図1および図2は図3におけるシール面34におけるシール構造を示したもの で、図1はバルブ18が開位置にある場合を示し、図2はバルブ18が閉位置に ある場合(即ち、シール状態)にある場合を示している。
【0022】 これらの図1および図2に示すように、一実施例のシール構造は、傾斜したシ ール面34,41相互をパッキン38を挟んで突き合せることにより、これらの シール面34,41間における流体の通過(図1における図中の矢印(ニ)が、 流体の通過方向を示している)を阻止するものである。
【0023】 2つのシール面34,41の内、一方のシール面41は略円盤状のバルブ本体 20の外周に形成されたテーパ面である。また、他方のシール面34は、前記シ ートリング25の上端側内周部に形成されたテーパ面である。該シール面34が 形成されたシートリング25の上端部は、前記バルブ本体20が着座するリング 状のバルブシート部として機能する。これらのバルブ本体20およびシートリン グ25は、通常、金属材料等を所定形状に加工することによって形成されている 。
【0024】 また、前記バルブ本体20は、該バルブ本体20の中心部に固設された弁軸部 31が摺動自在に保持されていて、前記バルブコントロールユニット27によっ て図の矢印(ホ)方向に昇降操作される。
【0025】 前記パッキン38は、合成ゴム材料等によって形成されたリングで、シール面 41に形成されたパッキン保持溝43に収容保持されている。 ここに、前記パッキン保持溝43は、横断面形状が鳩尾状をなした前記パッキ ン38の基底部44が嵌合するあり溝部45と、該あり溝部45の開口縁をシー ル面相互の突き合せ時における前記パッキン38の変形・膨出方向(図1の場合 は、矢印(ニ)方向)に広げたパッキン膨出部支え面46とを具備した構成とさ れている。
【0026】 また、前記パッキン38は、横断面形状が鳩尾状をなして前記あり溝部45に 緊密嵌合する前記基底部44と、前記パッキン膨出部支え面46側に偏心した位 置で前記基底部44から相手のシール面34に向って突出した偏凸部48とを具 備した構成とされている。そして、該パッキン38は、前記パッキン保持溝43 によって偏凸部48の先端側がシール面41から一定量突出した状態に保持され ている。
【0027】 そして、シール面34,41相互の突き合せ時には、図2に示すように、両シ ール面34,41相互が所定の押圧力で直接面接触し、これらの両シール面34 ,41間に介在する前記パッキン38は、前記偏凸部48が、両シール面34, 41による押圧力によってシール面34に沿って変形・膨出し、前記パッキン膨 出部支え面46とシール面34とのなす空間を緊密に埋め、広い接触面積で相手 側シール面34に圧接された状態となるものである。
【0028】 以上のようなシール構造のバルブシステムでは、図2に示すように、バルブ本 体20を矢印(ヘ)方向に降下させてシール面41とシール面34とを突き合せ 、前記パッキン38の先端部をシール面34に圧接させることによって、これら のシール面41,34間における流体の通過を阻止するのであるが、シール面4 1,34相互の突き合せ時には、両シール面41,34相互が所定の押圧力で直 接面接触するので、挟まれるパッキン38の圧縮度合いが安定し、また、パッキ ン38のシール面34への圧接力をパッキン38の全周に渡って均一化すること もできるので、シール部へ作用する流体圧が高いような場合でも安定したシール 性能を得ることが可能になる。
【0029】 また、シール面41,34相互の突き合せ時における両シール面41,34に よる押圧力によって主にパッキン38の偏凸部48に弾性変形による変形・膨出 が生じるが、この偏凸部48の変形・膨出は相手側のシール面34に沿って起こ り、パッキン保持溝43に設けたパッキン膨出部支え面46と相手側のシール面 34とのなす空間を緊密に埋め、平坦な広い接触面積で相手側シール面34に圧 接された状態になる。 従って、シール面41,34相互の押圧によってパッキン38に作用する応力 は広範囲に分散され、応力の集中作用によるパッキンの破損が防止され、パッキ ン38の寿命を伸ばして保守管理を容易にすることができる。
【0030】 また、パッキン38は直接密着したシール面41,34間に封入される形態と なり、シール面41,34相互の押圧によって、パッキン38の膨出がパッキン 保持溝43の全域に及ぶことになるため、液溜まりとなって雑菌等の繁殖要因と なる隙間がパッキン38とパッキン保持溝43との間に形成されることを防止し て、衛生管理を容易にすることも可能になる。
【0031】 そして、このようなシール構造のバルブシステムをプラント設備等に用いるこ とによって、プラント設備等における保守管理や衛生管理を容易にすることがで き、さらに、安定したシール性能によって安全で効率のよい運転を実現すること ができる。
【0032】 なお、上記の一実施例では、バルブシステムにおけるバルブ本体20とシート リング25との間のシール構造として説明したが、本考案のシール構造は、バル ブシステム以外にも、気密容器等においてパッキンを挟んで突き合わされる容器 壁間のシール等にも利用することができる。 また、上記の一実施例では、パッキン38はバルブ本体20上のシール面41 に保持させることとしたが、パッキン38をシートリング25のシール面34に 保持させることも考えられる。
【0033】
【考案の効果】 本考案のシール構造によれば、シール面相互の突き合せ時には、両シール面相 互が所定の押圧力で直接面接触することにより、挟まれるパッキンの圧縮度合い が安定し、また、パッキンのシール面への圧接力をパッキンの全周に渡って均一 化することができるため、シール部へ作用する流体圧が高いような場合でも、安 定したシール性能を得ることが可能である。 また、シール面相互の突き合せ時における両シール面による押圧力によって主 にパッキンの偏凸部に変形・膨出が生じるが、この偏凸部の変形・膨出は相手側 のシール面に沿って起こり、パッキン保持溝に設けたパッキン膨出部支え面と相 手側のシール面とのなす空間を緊密に埋め、広い接触面積で相手側シール面に圧 接された状態になる。 従って、シール面相互の押圧によってパッキンに作用する応力は広範囲に分散 され、応力の集中作用によるパッキンの破損が防止され、パッキンの寿命を伸ば して保守管理を容易にすることができる。 また、パッキンは直接密着したシール面間に封入される形態となり、シール面 相互の押圧によって、パッキンの膨出がパッキン保持溝の全域に及ぶことになる ため、液溜まりとなって雑菌等の繁殖要因となる隙間がパッキンとパッキン保持 溝との間に形成されることを防止して、衛生管理を容易にすることも可能になる 。 また、前記パッキンを挟んで突き合される2つのシール面の内、一方のシール 面はバルブ本体の外周に形成されたテーパ面、他方のシール面は前記バルブ本体 が着座するバルブシート部のテーパ面とし、さらに、前記パッキン保持溝を前記 バルブ本体上のシール面に形成した構成とすれば、バルブシステムとして上記の 作用・効果を得ることができ、そのバルブシステムを使用したプラント設備等に おける保守管理や衛生管理を容易にすることができ、さらに、安定したシール性 能によって安全で効率のよい運転を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のシール構造を示す断面図で
ある。
【図2】本考案の一実施例のシール構造の作用説明図で
ある。
【図3】本考案の一実施例が使用されたバルブシステム
の縦断面図である。
【図4】従来のシール構造を示す断面図である。
【図5】従来のシール構造の問題点の説明図である。
【符号の説明】
11,12 管路 14,15 バルブハウジング 16 クランプ継手 18,19 バルブ 20,21 バルブ本体 25 シートリング 27 バルブコントロールユニット 31,32 弁軸部 34,35 シール面 41 シール面 43 パッキン保持溝 44 基底部 45 あり溝部 46 パッキン膨出部支え面 48 偏凸部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜したシール面相互をパッキンを挟ん
    で突き合せることにより、シール面間における流体の通
    過を阻止するシール構造であって、一方のシール面に前
    記パッキンを収容保持するパッキン保持溝を装備すると
    共に、そのパッキン保持溝は、横断面形状が鳩尾状をな
    した前記パッキンの基底部が嵌合するあり溝部と、該あ
    り溝部の開口縁をシール面相互の突き合せ時における前
    記パッキンの変形・膨出方向に広げたパッキン膨出部支
    え面とを具備し、かつ前記パッキンは、横断面形状が鳩
    尾状をなして前記パッキン保持溝のあり溝部に緊密嵌合
    する前記基底部と、前記パッキン膨出部支え面側に偏心
    した位置で前記基底部から相手のシール面に向って突出
    した偏凸部とを具備し、シール面相互の突き合せ時には
    両シール面相互が所定の押圧力で直接面接触し、両シー
    ル面間に介在する前記パッキンは、前記偏凸部が、両シ
    ール面による押圧力によってシール面に沿って変形・膨
    出し、前記パッキン膨出部支え面と他方のシール面との
    なす空間を緊密に埋め、広い接触面積で相手側シール面
    に圧接されることを特徴とするシール構造。
  2. 【請求項2】 前記パッキンを挟んで突き合される2つ
    のシール面の内、一方のシール面はバルブ本体の外周に
    形成されたテーパ面であり、他方のシール面は前記バル
    ブ本体が着座するバルブシート部のテーパ面であること
    を特徴とする請求項1に記載のシール構造。
  3. 【請求項3】 前記パッキン保持溝が、前記バルブ本体
    上のシール面に形成されたことを特徴とする請求項2に
    記載のシール構造。
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