JP3007841B2 - 加熱温蔵装置 - Google Patents

加熱温蔵装置

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JP3007841B2
JP3007841B2 JP8080706A JP8070696A JP3007841B2 JP 3007841 B2 JP3007841 B2 JP 3007841B2 JP 8080706 A JP8080706 A JP 8080706A JP 8070696 A JP8070696 A JP 8070696A JP 3007841 B2 JP3007841 B2 JP 3007841B2
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寛 森
哲二 阿部
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Osaka Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、箱状の蒸し室内に蒸気
を供給することで食品を加熱し、加熱した食品をそのま
ま温蔵する加熱温蔵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内部に複数段の棚を設けた箱状の蒸し室
内に蒸気を導入することで食品の加熱を行う加熱装置が
あるが、加熱工程と温蔵工程では必要とされる温度が異
なるためにそのまま温蔵を行うことはできず、加熱工程
が終了後に食品を温蔵庫へ移し変える必要があった。そ
のため、加熱工程と温蔵工程で蒸気供給量を変更するこ
とで加熱と温蔵を行う加熱温蔵装置が考えられたが、こ
の加熱温蔵装置の場合、蒸し室内で温度にむらが発生
し、加熱または保温の状態を均一化することができなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、蒸し工程が終了後そのまま温蔵工程に移行
させ、移し変えの手間などを省くことのできる加熱温蔵
装置において、加熱工程と温蔵工程のそれぞれで蒸し室
内に温度むらが発生することをなくし、加熱または保温
の状態を均一化できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上部に蒸気排気口を設
け、内部に複数段の棚を設けた箱状の蒸し室内に蒸気を
導入することで食品の加熱を行い、加熱工程終了後は保
温を行う加熱温蔵装置において、蒸し室の垂直面に沿っ
て縦長の側部蒸気室、蒸し室の下部に下部蒸気室を設
け、側部蒸気室には側部蒸気供給配管、下部蒸気室には
下部蒸気供給配管を接続し、各蒸気室へ供給される蒸気
量を制御する蒸気制御弁を設け、各蒸気室と蒸し室内を
蒸気吹き出し口により連通しておき、加熱工程時には側
部蒸気室と下部蒸気室に蒸気を供給し、側部蒸気室と下
部蒸気室より蒸し室内へ蒸気を導入することで蒸し室内
の食品を均一に加熱し、温蔵工程時には下部蒸気室にの
み蒸気を供給して下部蒸気室からのみ蒸し室内へ蒸気を
導入することで、蒸し室内の食品を均一に保温する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を用いて
説明する。図は二つの蒸し室を持った加熱温蔵装置で、
図1は断面側面図、図2は左側半分を断面とした一部断
面正面図である。加熱温蔵装置は、箱状の蒸し室1下部
に下部蒸気室2、背面部に側部蒸気室3、上部に蒸気排
気口12、正面に扉15を設ける。下部蒸気室2および
側部蒸気室3は蒸気吹き出し口14によって蒸し室1と
連通する。側部蒸気室3は蒸し室内の各棚6に向けて蒸
気導入できるように縦に長い構成で、各棚6内に蒸気が
入るように蒸気吹き出し口14が設けられている。下部
蒸気室2には下部蒸気供給配管4、側部蒸気室3には側
部蒸気供給配管5が接続され、下部蒸気供給配管4と側
部蒸気供給配管5は蒸気発生装置10に接続されてい
る。蒸し室1中には引き出し状で底面に蒸気流通用の孔
が開けられている棚6が5段設けられており、棚6の上
面には露切板16が設けられ、棚6内部に加熱する食品
7が入れられる。下部蒸気供給配管4の途中に下部蒸気
制御弁8、側部蒸気供給配管5の途中に側部蒸気制御弁
9、蒸し室内に温度検出装置13、加熱温蔵装置上部に
下部蒸気制御弁8および側部蒸気制御弁9と温度検出装
置13に接続されている運転制御装置11を設ける。運
転制御装置11には加熱工程温度、加熱工程時間、温蔵
工程温度、温蔵工程時間を任意の値に設定することがで
き、下部蒸気制御弁8および側部蒸気制御弁9の開閉制
御と、蒸し室内温度や運転工程の表示が行えるようにし
ておく。
【0006】食品の加熱を行う場合、食品に応じて加熱
工程温度、加熱工程時間、温蔵工程温度、温蔵工程時間
の設定を行っておく。食品7を棚上にのせて加熱工程を
開始すると、運転制御装置11は経過時間の検出を開始
し、加熱工程であることを表示する。運転制御装置11
は温度検出装置13より得られている蒸し室内温度が加
熱工程温度となるように下部蒸気制御弁8および側部蒸
気制御弁9を制御し、蒸気発生装置10からの蒸気は、
下部蒸気制御弁8および側部蒸気制御弁9を抜けて下部
蒸気室2および側部蒸気室3に送り込まれる。下部蒸気
室2および側部蒸気室3に送り込まれた蒸気は、蒸気吹
き出し口14を通して蒸し室1内へ導入され、蒸し室1
内の食品7を加熱する。検出している経過時間が加熱工
程時間に達すると、運転制御装置11では工程を加熱工
程から温蔵工程に変更し、温蔵工程での経過時間の検出
を開始し、温蔵工程であることを表示する。運転制御装
置11は温度検出装置13より得られている蒸し室内温
度を温蔵工程温度となるように下部蒸気制御弁8のみを
開閉制御し、側部蒸気制御弁9は閉じたままとする。下
部蒸気制御弁8が開かれると蒸気発生装置10からの蒸
気は下部蒸気室2へ供給され、下部から蒸し室1内へ蒸
気の導入が行われる。温蔵工程中は必要に応じて扉15
を開き、加熱の終わった食品を取り出すことが行われ
る。温蔵時間が長引くと食品の劣化が進むため、検出し
ている経過時間が温蔵工程時間に達すると温蔵工程の終
了を出力し、残った食品を取り出す。
【0007】加熱工程時、蒸し室1内へは下部蒸気室2
と側部蒸気室3の両方から蒸気が導入されるため、蒸し
室1内の各食品7は均等に蒸気に接し、各食品7を均等
に加熱することができる。温蔵工程時には扉15の開閉
があり、扉15を開くと蒸し室1内より高温の蒸気が放
出され、代わりに低温の空気が蒸し室1内に入る。低温
の空気は比重が重いため蒸し室内の下部に低温の空気が
集まり、蒸し室1内の上部と下部で温度差が発生する。
温蔵時には下部蒸気室2からのみ蒸気導入を行い、蒸し
室1下部の温度を高めることで蒸し室1内の上部と下部
の温度差をなくすことができ、各食品7を均等に保温す
ることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明を実施することにより、加熱工程
と温蔵工程のどちらでも蒸し室内の温度むらをなくすこ
とができ、きめ細かな温度管理が行え、均等な加熱を行
うことができ、適切な保温を行うことができるので保温
による製品の鮮度維持や保温時間の延長がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に関する断面側面図
【図2】図1の一部断面正面図
【符号の説明】
1 蒸し室 2 下部蒸気室 3 側部蒸気室 4 下部蒸気供給配管 5 側部蒸気供給配管 6 棚 7 食品 8 下部蒸気制御弁 9 側部蒸気制御弁 10 蒸気発生装置 11 運転制御装置 12 蒸気排気口 13 温度検出装置 14 蒸気吹き出し口 15 扉 16 露切板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 登録実用新案3023124(JP,U) 実公 昭34−19077(JP,Y1) 実公 昭45−25509(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に蒸気排気口を設け、内部に複数段の
    棚を設けた箱状の蒸し室内に蒸気を導入することで食品
    の加熱を行い、加熱工程終了後は保温を行う加熱温蔵装
    置において、蒸し室の垂直面に沿って縦長の側部蒸気
    室、蒸し室の下部に下部蒸気室を設け、側部蒸気室には
    側部蒸気供給配管、下部蒸気室には下部蒸気供給配管を
    接続し、各蒸気室へ供給される蒸気量を制御する蒸気制
    御弁を設け、各蒸気室と蒸し室内を蒸気吹き出し口によ
    り連通しておき、加熱工程時には側部蒸気室と下部蒸気
    室に蒸気を供給し、側部蒸気室と下部蒸気室より蒸し室
    内へ蒸気を導入することで蒸し室内の食品を均一に加熱
    し、温蔵工程時には下部蒸気室にのみ蒸気を供給して下
    部蒸気室からのみ蒸し室内へ蒸気を導入することで、蒸
    し室内の食品を均一に保温することを特徴とする加熱温
    蔵装置。
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CN106175420A (zh) * 2016-08-29 2016-12-07 浙江徐氏厨房设备有限公司 一种商用燃气蒸柜
CN106913207B (zh) * 2017-05-11 2019-03-12 山东创赢节能科技有限公司 蒸柜和电控系统
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