JP3007577B2 - Rds受信システム - Google Patents

Rds受信システム

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JP3007577B2
JP3007577B2 JP8249156A JP24915696A JP3007577B2 JP 3007577 B2 JP3007577 B2 JP 3007577B2 JP 8249156 A JP8249156 A JP 8249156A JP 24915696 A JP24915696 A JP 24915696A JP 3007577 B2 JP3007577 B2 JP 3007577B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はRDS受信システム
に関し、より詳細には、受信局から送信される代替局周
波数及び交通情報局周波数を有効に利用するためのRD
S受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】欧州では、FM放送波に放送関連情報を
主とするデータを多重伝送するシステムの一つであるR
DS(ラジオデータシステム)が普及しており、RDS
を利用できるラジオ受信機が一般的となっている。
【0003】このRDSは、ネットワーク化されている
各放送局がネットワーク局の周波数、すなわち代替局周
波数を送出し、自局の受信状態が悪くなると代替局に変
更できることを特徴とし、また他ネットワーク局の交通
情報を受信できることを特徴としている。
【0004】図9は、従来のRDS受信システムを概略
的に示したブロック図であり、RDS受信システム70
はアンテナ71、RF復調部72、RDS復調部73、
CPU74及びPLLシンセサイザ79を含んで構成さ
れている。CPU74はデータデコード誤り訂正部7
5、AF(代替局)識別部76、AFメモリ部77及び
NF(ネットワークフォロー)・交通情報起動部78を
含んで構成されている。
【0005】アンテナ71で受けた電波を復調するRF
復調部72の出力側はRDS復調部73の入力側に接続
され、RDS復調部73の出力側はデータデコーダ誤り
訂正部75の入力側に接続されている。デーダデコード
誤り訂正部75の出力側はAF識別部76の入力側に接
続されており、デーダデコーダ誤り訂正部75において
は、RDS復調部73で復調されたデータ列の同期検出
を行ない、誤り訂正を行なった後にデータをAF識別部
76に渡すようになっている。
【0006】AF識別部76の出力側はAFメモリ部7
7の入力側に接続され、AF識別部76においては、前
記データ内でAFの送信方式を識別してAFメモリ部7
7に前記データを書き込むようになっている。
【0007】AFメモリ部77の出力側はNF・交通情
報起動部78の入力側に接続され、NF・交通情報起動
部78の出力側はPLLシンセサイザ79の入力側に接
続されている。また、PLLシンセサイザ79の出力側
はRF復調部72に接続され、NF・交通情報起動部7
8においては、AFメモリ部77に書き込まれているデ
ータを利用し、NFや交通情報のアプリケーションを実
行するようになっている。
【0008】RDS機能の一つであるNF(ネットワー
クフォロー)は、FM放送波に代替局周波数データを一
度に最大25局分のせて送信可能で、受信側は受信局の
電界強度がしきい値以下になると、代替局の電界強度を
調べて代替できる放送局へ受信変更する。
【0009】図10に示したように、受信局の電界強度
がしきい値以下となると、代替局1の電界強度を調べ
る。
【0010】代替局1の電界強度もしきい値以下なの
で、受信局へ戻る。
【0011】次に、代替局2の電界強度を調べる。
【0012】図10のにおいては、代替局2の電界強
度がしきい値を超えているので、代替局2を受信し続け
る。
【0013】代替局周波数の送信方式には、放送局によ
り異なるA方式とB方式の2種類がある。A方式は、最
大25局分の自局の代替局周波数を送信し、B方式は、
自局周波数と自局の代替局周波数を対にしての最大12
局分と代替局周波数とその代替局周波数を対にしての最
大12局分、つまり合計最大156(=12+12×1
2)局分を送信している。
【0014】また、交通情報局周波数の送信方式には、
放送局により異なるA方式とマップ方式の2種類があ
る。A方式は、最大6局分の交通情報局を送信し、マッ
プ方式は、自局周波数と予め連係されている交通情報局
周波数を対にして送信している。
【0015】従来の代替局周波数の受信においては、受
信側は25局分だけ記憶できるメモリ部しか保有してい
なかったため、前記B方式の場合、全ての代替局周波数
をメモリ部に書き込めず、良好な受信状況を得ることが
困難であった。また、交通情報局周波数の受信に関して
は、通常A方式に対するメモリ部しか保有していないの
で、マップ方式で送信されても、交通情報局周波数をメ
モリ部に書き込むことができなかった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の代替局周波
数の受信においては、受信側は25局分だけのメモリ部
しか保有していないので、前記B方式の場合、全ての代
替局周波数をメモリ部には書き込むことはできず、最大
131(=156−25)局分が書き込めないこととな
り、良好な受信状況が得れないことがあるという課題が
あった。また、交通情報局周波数の受信においては、通
常A方式に対するメモリ部しか保有していないので、マ
ップ方式で送信された交通情報局周波数をメモリ部に書
き込めず、良好な交通情報が得れないことがあるという
課題があった。
【0017】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、送信方式の種類に関係なく送信される全ての代替
局周波数及び交通情報局周波数データをメモリ部に書き
込み、なおかつメモリ部からの検索時間を短縮させ、良
好な受信状況及び交通情報を得ることができるRDS受
信システムを提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係るRDS受信システム(1)
は、受信局の電界強度に応じて、受信可能な代替局へ受
信変更できるNF機能を有するRDS受信システムにお
いて、送信方式に関係なく送信される全ての代替局周波
数データを書き込むことができるメモリ部を備え、同じ
ブロックで送信される代替局周波数データを一つのグル
ープとし、グループ単位で前記メモリ部に書き込むよう
にするデータ識別部を備えていることを特徴としてい
る。
【0019】上記したRDS受信システム(1)によれ
ば、同じブロックで送信される代替局周波数データの内
容には、それぞれ関連性があり、それらを一つのグルー
プ単位として前記メモリ部に書き込むようにする前記デ
ータ識別部を備えているので、検索が優先される前記代
替局周波数データが一つのグループ内に集中している場
合において、該グループを優先的に検索することになる
ので、検索時間を短縮することができる。
【0020】また、本発明に係るRDS受信システム
(2)は、上記RDS受信システム(1)において、N
Fのために、受信局の代替局周波数データを優先的に検
索するNF起動部を備えていることを特徴としている。
【0021】上記したRDS受信システム(2)によれ
ば、受信可能性の高い受信局の代替局周波数データを優
先的に検索するので、検索時間を短縮することができ
る。
【0022】また、本発明に係るRDS受信システム
(3)は、上記RDS受信システム(1)又は(2)に
おいて、NFによる受信局変更後、受信局周波数データ
を含む代替局周波数データのグループを保存しておくこ
とができるメモリ部、及び前記グループを優先的に検索
するNF起動部を備えていることを特徴としている。
【0023】上記したRDS受信システム(3)によれ
ば、受信局周波数データを含む代替局周波数データのグ
ループに、受信可能性の高い代替局周波数データが含ま
れているので、NFによる受信局変更後においても前記
グループを保存し、優先的に検索することにより、検索
時間を短縮することができる。
【0024】また、本発明に係るRDS受信システム
(4)は、他ネットワーク局の交通情報を受信できるE
ON機能を有するRDS受信システムにおいて、送信さ
れたデータから送信方式に関係なく交通情報局周波数デ
ータ及び交通情報局周波数データと対になっている受信
局周波数データの全てを書き込むことができるメモリ部
を備えていることを特徴としている。
【0025】上記したRDS受信システム(4)によれ
ば、送信された交通情報局周波数データを送信方式に関
係なく全て書き込むことができるメモリ部を備えている
ので、全ての交通情報局周波数データが検索でき、良好
な交通情報を得ることができる。
【0026】また、本発明に係るRDS受信システム
(5)は、上記RDS受信システム(4)において、受
信局変更後においても、既に書き込まれている交通情報
局周波数データ及び受信局周波数データを保存しておく
ことができるメモリ部を備えていることを特徴としてい
る。
【0027】上記したRDS受信システム(5)によれ
ば、受信局以外から送信されたデータも前記メモリ部に
書き込まれているので、より多くの交通情報局周波数デ
ータが検索でき、良好な交通情報を得ることができる。
【0028】また、本発明に係るRDS受信システム
(6)は、上記RDS受信システム(5)において、受
信局と対になっている受信可能性の高い交通情報局を優
先的に利用するために、受信局周波数データを優先的に
検索するEON起動部を備えていることを特徴としてい
る。
【0029】上記したRDS受信システム(6)によれ
ば、受信局と予め連係されている交通情報局は受信可能
性が高いので、受信局周波数データを優先的に検索して
受信可能な交通情報局周波数データを検索することによ
り、検索時間を短縮することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るRDS受信シ
ステムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0031】図1(a)は実施の形態(1)に係るRD
S受信システムのCPUを概略的に示したブロック図で
ある。RDS受信システムのCPU10は、データ受信
部11、データ識別部12、メモリ部13及びNF起動
部14を含んで構成されている。RDS復調信号がデー
タ受信部11により受信され、データ受信部11の出力
側はデータ識別部12の入力側に接続されている。デー
タ識別部12の出力側はメモリ部13の入力側に接続さ
れて、メモリ部13の出力側はNF起動部14の入力側
に接続されている。
【0032】上記の如く構成された実施の形態(1)に
おけるRDS受信システムのデータ識別部12の動作を
図1(b)に示したフローチャートに基づいて説明す
る。
【0033】まず、ステップ1において、カウンタ用の
kを−1とし、次にステップ2において、kに1を加え
る。次に、ステップ3において、データ受信部11から
代替局周波数データをグループ単位で入力し、次にステ
ップ4において、メモリ部13の領域kに前記データを
書き込ませる。次にステップ5において、受信局から送
信された全ての代替局周波数データの書き込みが完了し
ているか否かを判断する。完了していなければ、ステッ
プ2に戻り、完了していれば、前記動作を終了する。
【0034】また本実施の形態(1)におけるRDS受
信システムのNF起動部14の動作を図1(c)に示し
たフローチャートに基づいて説明する。
【0035】符号nは検索するメモリ部13の領域を示
し、符号Xは検索が優先される代替局周波数データを含
むグループが書き込まれているメモリ部13の領域を示
している。
【0036】まず、ステップ11において、nをX、カ
ウンタ用のkを−1とし、次にステップ12において、
メモリ部13の領域n、すなわち検索が優先される代替
局周波数データを含むグループが書き込まれている領域
Xから代替局周波数データを読み出して、受信可能な放
送局を検索し、次にステップ13において、受信可能な
代替局があるか否かを判断する。受信可能な代替局があ
れば、ステップ19に進んで、受信可能な代替局へ受信
変更を行なう。一方、受信可能な代替局がなければ、ス
テップ14に進む。
【0037】ステップ14では、メモリ部13に書き込
まれている代替局周波数データを全て検索したか否かを
判断する。検索していなければ、ステップ15に移り、
検索していれば、受信可能な代替局がないので受信変更
せずに、前記動作を終了する。
【0038】ステップ15では、kに1を加え、次にス
テップ16において、kがXに等しいか否かを判断す
る。等しくなければ、ステップ18に移り、一方、等し
ければ、ステップ17に移り、kに1を加え、ステップ
18に移る。
【0039】ステップ18では、nをkとし、ステップ
12に戻る。
【0040】ステップ16及びステップ17は、優先し
て検索したメモリ部13の領域Xを再度検索しないため
の処理である。
【0041】本実施の形態(1)に係るRDS受信シス
テムによれば、同じブロックで送信される代替局周波数
データの内容には、それぞれ関連性があり、それらを一
つのグループ単位としてメモリ部13に書き込むように
するデータ識別部12を備えているので、検索が優先さ
れる前記代替局周波数データを含むグループが書き込ま
れているメモリ部13の領域Xを優先的に検索すること
により、検索時間を短縮することができる。また、メモ
リ部13の領域Xに代替局となり得る代替局周波数デー
タがなかったとしても、送信される全ての代替局周波数
データが書き込まれているメモリ部13を検索すること
により、良好な受信状況を得ることができる。
【0042】次に、本発明に係る実施の形態(2)に係
るRDS受信システムにおけるNF起動部14の動作を
図2に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0043】符号nは検索するメモリ部13の領域を示
し、符号Yは受信可能性の高い受信局の代替局周波数デ
ータを含むグループが書き込まれているメモリ部13の
領域を示している。
【0044】まず、ステップ21において、nをY、カ
ウンタ用のkを−1とし、次にステップ22において、
メモリ部13の領域n、すなわち受信可能性の高い受信
局の代替局周波数データを含むグループが書き込まれて
いる領域Yから代替局周波数データを読み出して、受信
可能な放送局を検索し、次にステップ23において、受
信可能な代替局があるか否かを判断する。受信可能な代
替局があれば、ステップ29に進んで、受信可能な代替
局へ受信変更を行なう。一方、受信可能な代替局がなけ
れば、ステップ24に進む。
【0045】ステップ24では、メモリ部13に書き込
まれている代替局周波数データを全て検索したか否かを
判断する。検索していなければ、ステップ25に移り、
検索していれば、受信可能な代替局がないので受信変更
せずに、前記動作を終了する。
【0046】ステップ25では、kに1を加え、次にス
テップ26において、kがYに等しいか否かを判断す
る。等しくなければ、ステップ28に移り、一方、等し
ければ、ステップ27に移り、kに1を加え、ステップ
28に移る。
【0047】ステップ28では、nをkとし、ステップ
22に戻る。
【0048】ステップ26及びステップ27は、優先し
て検索したメモリ部13の領域Yを再度検索しないため
の処理である。
【0049】本実施の形態(2)に係るRDS受信シス
テムによれば、受信可能性の高い受信局の代替局周波数
データを含むグループが書き込まれているメモリ部13
の領域Yを優先的に検索することにより、検索時間を短
縮させることができる。
【0050】図3は実施の形態(3)に係るRDS受信
システムのCPUを概略的に示したブロック図である。
RDS受信システムのCPU30は、データ受信部1
1、データ識別部32、メモリ部33及びNF起動部3
4を含んで構成されている。RDS復調信号がデータ受
信部11により受信され、データ受信部11の出力側は
データ識別部32の一方の入力側に接続されている。デ
ータ識別部32の出力側はメモリ部33の入力側に接続
されている。メモリ部33の出力側はNF起動部34の
入力側に接続されて、NF起動部34の出力側はデータ
識別部32の他方の入力側に接続されている。
【0051】上記の如く構成された実施の形態(3)に
おけるRDS受信システムのデータ識別部32の動作を
図4に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0052】符号mは受信局周波数データを含む代替局
周波数データのグループが書き込まれているメモリ部3
3の領域を示している。
【0053】まず、ステップ31において、カウンタ用
のkを−1とし、次にステップ32において、NF起動
部34における受信局変更信号を検出し、次にステップ
33において、受信局がNFにより変更されたか否かを
判断する。NFにより変更されていなければ、ステップ
36に移り、NFにより変更されていれば、ステップ3
4に移り、メモリ部33の領域mのデータをメモリ部3
3の領域0に書き込み、次にステップ35において、k
を0とし、ステップ36に移る。
【0054】ステップ36では、kに1を加え、次にス
テップ37において、データ受信部11から代替局周波
数データをグループ単位で入力し、次にステップ38に
おいて、メモリ部33の領域kに前記データを書き込ま
せる。次にステップ39において、受信局から送信され
た全ての代替局周波数データの書き込みが完了している
か否かを判断する。完了していなければ、ステップ36
に戻り、完了していれば、前記動作を終了する。
【0055】また本実施の形態(3)におけるRDS受
信システムのNF起動部34の動作を図5に示したフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0056】符号nは検索するメモリ部33の領域を示
し、符号Xは検索が優先される代替局周波数データを含
むグループが書き込まれているメモリ部33の領域を示
している。
【0057】まず、ステップ41において、nをX、カ
ウンタ用のkを0とし、次にステップ42において、メ
モリ部33の領域0から代替局周波数データを読み出し
て、受信可能な放送局を検索し、次にステップ43にお
いて、受信可能な代替局があるか否かを判断する。受信
可能な代替局があれば、ステップ46に進んで、受信可
能な代替局へ受信変更を行なう。一方、受信可能な代替
局がなければ、ステップ44に移る。
【0058】ステップ44では、メモリ部33の領域n
から代替局周波数データを読み出して、受信可能な放送
局を検索し、次にステップ45において、受信可能な代
替局があるか否かを判断する。受信可能な代替局があれ
ば、ステップ46に進んで、受信可能な代替局へ受信変
更を行なう。一方、受信可能な代替局がなければ、ステ
ップ47に進む。
【0059】ステップ47では、メモリ部33に書き込
まれている代替局周波数データを全て検索したか否かを
判断する。検索していなければ、ステップ48に移り、
検索していれば、受信可能な代替局がないので、受信変
更せずに前記動作を終了する。
【0060】ステップ48では、kに1を加え、次にス
テップ49において、kがXに等しいか否かを判断す
る。等しくなければ、ステップ51に移り、一方、等し
ければ、ステップ50に移り、kに1を加え、ステップ
51に移る。
【0061】ステップ51では、nをkとし、ステップ
44に戻る。
【0062】ステップ49及びステップ50は、優先し
て検索したメモリ部33の領域Xを再度検索しないため
の処理である。
【0063】本実施の形態(3)に係るRDS受信シス
テムによれば、受信局周波数データを含む代替局周波数
データのグループが書き込まれているメモリ部33の領
域mに、受信可能性の高い代替局周波数データが含まれ
ているので、NFによる受信変更後においても、前記グ
ループをメモリ部33の領域0に保存し、メモリ部33
の領域0を優先的に検索することにより、検索時間を短
縮させることができる。
【0064】図6は、実施の形態(4)に係るRDS受
信システムのCPUを概略的に示したブロック図であ
る。RDS受信システムのCPU50は、データ受信部
51、データ識別部52、メモリ部53及びEON起動
部54を含んで構成されている。RDS復調信号がデー
タ受信部51により受信され、データ受信部51の出力
側はデータ識別部52の入力側に接続されている。デー
タ識別部52の出力側はメモリ部53の入力側に接続さ
れて、メモリ部53の出力側はEON起動部54の入力
側に接続されている。
【0065】上記の如く構成された実施の形態(4)に
おけるRDS受信システムのデータ識別部52の動作を
説明する。
【0066】データ受信部51から送信方式に関係なく
交通情報局周波数データ及び交通情報局周波数データと
対になっている受信局周波数データをメモリ部53に書
き込むようにする。
【0067】本実施の形態(4)に係るRDS受信シス
テムによれば、送信された交通情報局周波数データを送
信方式に関係なく全て書き込むことができるので、全て
の交通情報局周波数データが検索でき、良好な交通情報
を得ることができる。
【0068】図7は、実施の形態(5)に係るRDS受
信システムのメモリ部に受信局周波数データ及び交通情
報局周波数データが書き込まれている状態を概略的に示
した配置図である。メモリ部60は、受信局周波数デー
タが書き込まれる領域Aと交通情報局周波数データが書
き込まれる領域Bを含んでいる。領域aには、マップ方
式で送信された受信局周波数データ1及び交通情報局周
波数データ1が書き込まれており、領域b、領域iにも
マップ方式で送信されたデータが書き込まれている。ま
た、領域c〜hには、A方式で送信された交通情報局周
波数データ3〜8が領域Bに書き込まれているが、A方
式では受信局周波数データが送信されないので領域Aは
空きの状態になっている。
【0069】本実施の形態(5)に係るRDS受信シス
テムによれば、受信局以外から送信されたデータもメモ
リ部60に書き込まれているので、より多くの交通情報
局周波数データが検索でき、良好な交通情報を得ること
ができる。
【0070】次に、本発明に係る実施の形態(6)に係
るRDS受信システムにおけるEON起動部54の動作
を図8に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0071】まず、ステップ61において、メモリ部6
0の領域Aから受信局周波数データを読み出して、次に
ステップ62において、受信局があるか否かを判断す
る。受信局があれば、該受信局と対になって送信された
交通情報局周波数データをメモリ部60から読み出し
て、次にステップ64において、受信可能な交通情報局
であるか否かを判断する。受信可能であれば、ステップ
67に進んで、交通情報局を受信する。一方、受信可能
でなければ、ステップ65に進む。
【0072】ステップ65では、メモリ部60の領域B
から交通情報局周波数データを読み出して、次にステッ
プ66において、受信可能な交通情報局があるか否かを
判断する。受信可能な交通情報局があれば、ステップ6
7に進んで、交通情報局を受信する。一方、受信可能な
交通情報局がなければ、前記動作を終了する。
【0073】本実施の形態(6)に係るRDS受信シス
テムによれば、受信局と予め連係されている交通情報局
は受信可能性が高いので、受信局周波数データを優先的
に検索して受信可能な交通情報局周波数データを検索す
ることにより、検索時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態(1)に係るRD
S受信システムのCPUを概略的に示したブロック図で
あり、(b)は実施の形態(1)におけるデータ識別部
の動作を示したフローチャートであり、(c)は実施の
形態(1)におけるNF起動部の動作を示したフローチ
ャートである。
【図2】実施の形態(2)に係るRDS受信システムに
おけるNF起動部の動作を示したフローチャートであ
る。
【図3】実施の形態(3)に係るRDS受信システムの
CPUを概略的に示したブロック図である。
【図4】実施の形態(3)におけるデータ識別部の動作
を示したフローチャートである。
【図5】実施の形態(3)におけるNF起動部の動作を
示したフローチャートである。
【図6】実施の形態(4)に係るRDS受信システムの
CPUを概略的に示したブロック図である。
【図7】実施の形態(5)に係るRDS受信システムの
メモリ部に受信局周波数データ及び交通情報局周波数デ
ータが書き込まれている状態を概略的に示した配置図で
ある。
【図8】実施の形態(6)に係るRDS受信システムに
おけるEON起動部の動作を示したフローチャートであ
る。
【図9】従来のRDS受信システムを概略的に示したブ
ロック図である。
【図10】従来のRDS受信システムにおいて、受信側
が受信局の電界強度がしきい値以下となると、代替局の
電界強度を調べ代替できる放送局へ受信変更する場合を
概略的に示したグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/06 - 1/16 H03J 7/18

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信局の電界強度に応じて、受信可能な
    代替局へ受信変更できるNF(ネットワークフォロー)
    機能を有するRDS(ラジオデータシステム)受信シス
    テムにおいて、送信方式に関係なく送信される全ての代
    替局周波数データを書き込むことができるメモリ部を備
    え、同じブロックで送信される代替局周波数データを一
    つのグループとし、グループ単位で前記メモリ部に書き
    込むようにするデータ識別部を備えていることを特徴と
    するRDS受信システム。
  2. 【請求項2】 NFのために、受信局の代替局周波数デ
    ータを優先的に検索するNF起動部を備えていることを
    特徴とする請求項1記載のRDS受信システム。
  3. 【請求項3】 NFによる受信局変更後、受信局周波数
    データを含む代替局周波数データのグループを保存して
    おくことができるメモリ部、及び前記グループを優先的
    に検索するNF起動部を備えていることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載のRDS受信システム。
  4. 【請求項4】 他ネットワーク局の交通情報を受信でき
    るEON(他ネットワーク交通情報)機能を有するRD
    S(ラジオデータシステム)受信システムにおいて、送
    信されたデータから送信方式に関係なく交通情報局周波
    数データ及び交通情報局周波数データと対になっている
    受信局周波数データの全てを書き込むことができるメモ
    リ部を備えていることを特徴とするRDS受信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 受信局変更後においても、既に書き込ま
    れている交通情報局周波数データ及び受信局周波数デー
    タを保存しておくことができるメモリ部を備えているこ
    とを特徴とする請求項4記載のRDS受信システム。
  6. 【請求項6】 受信局と対になっている受信可能性の高
    い交通情報局を優先的に利用するために、受信局周波数
    データを優先的に検索するEON起動部を備えているこ
    とを特徴とする請求項5記載のRDS受信システム。
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