JPH03165119A - ラジオ・データ・システム - Google Patents

ラジオ・データ・システム

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JPH03165119A
JPH03165119A JP30396889A JP30396889A JPH03165119A JP H03165119 A JPH03165119 A JP H03165119A JP 30396889 A JP30396889 A JP 30396889A JP 30396889 A JP30396889 A JP 30396889A JP H03165119 A JPH03165119 A JP H03165119A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ラジオ・データ・システム(Radi。
Dat、a  System、以下RDSと記載)にお
けるオートチューニング1能に係り、特に、代替局周波
数(A 1ternative  F requenc
y、以下AFと記載)の取得を効率良く行うAFデータ
処理装置を付与したRDSに関するものである。
[従来の技術] 通信電波を観測すると、その電波は、時間的に絶えず変
動し、時には非常に激しく電界が落ちこむ。この変動は
、時間、空間、周波数等により異なるため、電波の受信
時において、受信状態が悪い時には、受信する場所や、
同一番組を放送している他の局の周波数に受信周波数を
変えることにより、受信状態を改善する方法が取られて
いる。
周波数を変えることにより受信状態を改善する方法を利
用するものに、RDSがある。
例えば、RDS技術においては、通信状況が悪くなり、
受信時の電界強度が弱くなった場合には、現在受信中の
周波数情報をメモリし、同周波数情報を持つ電界強度の
強い周波数をランダムにサーチして、その通信状況下で
最適な受信周波数に切り換えて受信を継続する。
以下、RDSに関して更に説明を行なう。尚、このRD
Sに関しての説明は、「日系エレクトロニクスJ(19
87,8−24,(no、428)日系マグロウヒル社
発行)PP、202〜217に詳しく記載されている。
RDSは、FMラジオ信号等に選局用などのディジタル
データを多重する放送方式である。この規格は、欧州放
送連盟がまとめた。
RDSデータには、様々なメツセージがあり、これらの
メツセージに基づく様々な機能を有するる。この中で、
主な目的は選局機能にある。
欧州では、多くの放送局がネットワークを組んで、同じ
番組を放送することが多い。このような数多くの放送局
から電波の受信状況の良い局からの周波数を選択して受
信したり(最適受信機能)、自動車で走行しながら受信
するときに、移動に伴って電界強度が下がった場合に、
もっと電波の強い局を自動的に選曲したり(自動追従機
能)できる。
これらの機能は、AFデータとプログラム識別(Pro
gran+  Identification  Co
de、以下PIと記載)データを利用して実現できる。
AFデータは、同一番組を送信中の放送局の周波数リス
ト。PIデータは、プログラム識別コードで、国名コー
ドや番組コードなどからなる16ビツトで構成し、11
回/秒の頻度で送信する。
AFデータは、同じプログラムを放送している放送局の
周波数リストを、例えば、25局(現在は31局)まで
送ってくる。そして、ある番組の放送を受信したら、A
FデータとPIデータをメモリに記憶する。
受信電界強度が一定水準以下になったならば。
AFデータを読み出して、このAFデータに基づき、他
の放送局に切り換えて受信しくml子同調受信機を用い
て容易に実現される)、その電界強度を調べる。その放
送局からの電波が一定電界強度以上であれば、その放送
局を選ぶ。もし、一定電異強度以下であれば、次のAF
データを読み出して同様な処理をする。このようにして
、一定電界強度以上の放送局を選ぶ。または、最初に周
波数リストの全局を受信して、電界強度を調べ、最も電
界強度の強い局を選ぶ。
周波数リストに従って受信した番組が間違いないかどう
かは、新しく受信したPIデータとメモリに記憶しであ
る受信中であったPIデータとを比べて確認する。さら
にプログラムサービスネーム(以下psと記載: P 
rogram  S ervice  N ame ;
放送局名で、最大8文字の英数字を送信する)データを
用いて、受信中の放送局の名前を最大8文字まで英数字
で表示する機能もある。
第6図は、RDSデータのベースバンド構造を示す説明
図である。
RDSデータ61は、104ビツトからなるグループ単
位に構成する。lグループは、ブロック(1)62.ブ
ロック(2)63.ブロック(3)64゜ブロック(4
)65の4つのブロックからなる。1ブロツクは26ビ
ツトである。その内16ビツトは情報語66で、残り1
0ビツトは検査語67である。
RDSデータ61は、グループ単位に切目なく送信する
。各グループ間や各ブロック間の境界を示すデータは挿
入しない。このため、グループやブロックの始まりは検
査語67に付加するオフセット語68を使って識別しな
ければならない。
検査w167は、誤り検出/訂正をするためのものであ
る5情報語66を生成多項式で割った剰余で求まる。こ
の検査語67に10ビツトからなる4種類(実際には7
種類ある)のオフセットwiA。
B、C,Dをそれぞれブロック(1)62〜ブロツク(
4)65に対応して付加する。これを使ってブロックの
開始点と、そのブロックがグループ内の何番目のブロッ
クであるかを識別する。
RDSデータ61の情報のグループは、0〜15の16
種類のグループタイプがある。その内7タイプは将来の
応用のための予備グループである。
更に、1つのグループタイプは、それぞれバージョンA
、Bの2種類に分けられる。例えば、グループタイプr
OAJは、AFデータとpsデータの伝送に用いる。
第7図は、第6図におけるRDSデータのメツセージフ
ォーマットを示す説明図である。
第2ブロツク63は、アドレスブロックである。
また、各グループの第1ブロツク62は、常にI)■デ
ータ71を割当てる。これは、同調導入時にPIデータ
71を速やかに確認する必要があるためである。
各グループのグループタイプ(16タイプ)は、そのグ
ループの第2ブロツク63の最初の4ビツトで指定する
。例えば、最初の4ビツト(A、。
A2゜A、、A、)がro、O,O,OJであれば、タ
イプは「o」であり、PI、PS、AFデータ等の情報
を持ち、このRDSデータ61は、基本同調補助機能に
用いられる。
この時、第3ブロツク64における16ビツトの情報語
72は、AFデータであり、8ビツトの第1. A F
データ73と、第2AFデータ74の2つの周波数情報
が示されている。
尚、AFデータは、デシマルにより、「0〜204」と
r250J、および、「253〜255」までで表現さ
れている。特に、r250JはL F (L。
w  F requency ;低周波)、M F (
Medium  F requency ;中周波)で
、A M (Amplitude  Modulat、
i。
n;振幅変調)放送と判断され、その他はFM放送とな
る。その他は、AFデータ以外のものである。
第2ブロツク63における次の1ビツト(B、)は、バ
ージョンを示しており、「0」であればバージョンA、
また、「1」であればバージョンBを示す。
各グループタイプのバージョンBでは、第3ブロツク6
4にもPIデータがある。バージョンAでは、第3ブロ
ツク64、第4ブロツク65に各グループタイプに対応
する情報がある。第2ブロツク63には、PTY(Pr
ogram  Type;番組内容識別コードと呼ばれ
、ニュース、軽音楽、戦前、スポーツなどの番組内容を
5ビツトのコードで送信する)、  TP(Traff
ic  Program  IdenLificati
on:交通情報放送局の識別信号)、TA(Trarf
’ic   Announcement   Idcn
tificat、ion;  交通すn報中の識別信号
で、交通情報はFM放送の音声帯の番組で放送する)、
 D I (Decoder  I dentif’1
cation ;送信状態識別コードで、モノラルかス
テレオかなどを示す)データなどのほか、第3ブロツク
64、第4ブロツク65の情報は全体の情報の中で何番
目の情報かを示すアドレスコードも含む。例えば、PS
データは1グループ当たり2文字送信する。これが全8
文字のプログラムサービスネームのうち何番目の文字で
あるかを示すのがアドレスコードである。
さて、RDSにおける周波数リストの検索は、そめ受信
周波数の情報を記憶して、位相同期ループ(以ドI’L
Lと記載; Phase−locked  Loop)
の順次掃引による比較により、目的の周波数を探索する
第8図は、従来のRDSにおける選局機能を行なうシス
テムを示すブロック図である。
全体を制御するシステムコントローラ2と、順次掃引に
よる比較を行なうPLL4、周波数情報を格納するメモ
リ3、そして、RDS復調器5から構成される。
全ては、システムコントローラ2で命令、判断を行なう
ようにし、電界強度が弱くなるとPLL4がシステムコ
ントローラ2に知らせる。知らせを受けたシステムコン
トローラ2は、現受信周波数情報を、メモリ3内におい
て、カレントバッファからストアバッファにシフトする
さらに、システムコントローラ2は、次のAFデータを
読み出し、メモリ3のカレントバッファに格納して、こ
のAFデータに示された放送局に切り換えて受信し、そ
の電界強度をPLL4に判断させる。と同時に、カレン
トバッファとストアバッファの内容を比較して、PIに
基づき、このA Fデータが現受信中の番組と同じ情報
(番組)か否かを’I’ll断する。
ストアバッファに格納された周波数情報と、このAFデ
ータの周波数情報とが同情報(同番組)であり、電界強
度が充分であれば、それを、次の受信周波数とし、異な
れば、更に、その次のAPデータを、同様に処理判断す
る。
このようにして得られた周波数で受信を行なうことによ
り、感度の良い受信を自動的に継続することが出来る。
第9図は、第8図におけるメモリの周波数情報のメモリ
方法を示す説明図である。
受信中の周波数情報は、常時カレントバッファ91に格
納される。第8図のPLL4が電界強度が弱いと判断し
たときに、カレントバッファ91の情報はストアバッフ
ァ92にシフトされ、新しいAPデータの情報がカレン
トバッファ91に格納され、カレントバッファ91とス
トアバッファ92の内容が比較判断される。
このような、?Ii界強度が弱くなって行きたときに、
その受信周波数の情報をメモリに記憶し、PL Lの順
次掃引により比較する方法には、特開昭63−1368
30号公報に記載のものがある。
[発明が解決しようとする課題] 従来のPLLの順次掃引による代替局周波数切り換えで
は、掃引する最後に目的の周波数がある場合もあり、こ
の場合には、無意味な比較を多く行ったこととなり、非
効率的であった。さらに、最初に周波数リストの全局を
受信して、電界強度を調べ、最も電界強度の強い局を選
ぶ方法は、より一層時間が掛る非効率的なものであった
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、代替
局周波数の要求時に、PLL等の無駄な掃引時間を無く
し、迅速に、かつ、確実な代替局周波数に切り換えるこ
とができる効率の良いオートチューニング機能を有する
RDSを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のRDSは、APデー
タを、受信中の周波数と比較し、受信中の周波数を含む
AFデータを受信中の周波数と関連の深いAFデータと
し、受信中の周波数を含まないAFデータを、受信中の
周波数と関連の浅いA Pデータとし、この関連の深い
AFデータと関連の浅いAFデータとを、未だ記憶され
ていないことを確認した後に、それぞれ区別して記憶し
、受信中の放送局の受信電界強度が一定水準以下になる
と、関連の深いAFデータを送信するAFデータ処理装
置を設けたことを特徴とする。
[作用] 本発明において、AFデータ処理装置は、受信中の放送
局から送られてくるRDSデータから、受信中の番組と
同番組のAPデータを読み取る。
この時、1つのRDSデータグループには、2つのAF
データが示されている。読み取ったAPデータの1つが
、受信中の周波数と同じであれば、もう1つの方のAP
データの示す周波数を、関連の深いAFデータとして、
関連の深いAFデータを格納する場所に記憶する。読み
取ったA Fデータの両方が、受信中の周波数と異なっ
ていれば、関連の浅いAFデータとして、関連の浅いA
Fデータを格納する場所に記憶する。
そして、受信中の電界強度が一定水準以下になると、関
連の深いAFデータを、次の代替馬用情報として送信す
る。
このように、AFデータ処理装置により受信中の周波数
と関連の深いAFデータと、関連の浅いAFデータとを
分けて管理することにより、受信中の電界強度が一定水
準以下となり、代替局が必要となったときには、最初に
送信するAPデータが、適切な代替局周波数となる確率
が高くなる。
そのため、RDSのオートチューニング機能の効率が良
くなる。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明を施したRDSの選局システムの一実
施例を示すブロック構成図である。
本発明であるAFデー・夕処理装置1を、第8図におけ
るRDSの選局システムに付与した構成である。
すなわち、全体を制御するシステムコントローラ2と、
順次掃引による比較を行なうPLL4、周波数情報を格
納するメモリ3、RDS復調器5、そして、受信周波数
の並び換えを行なうAFデータ処理装置lから構成され
る。
その動作は、第8図と同様に、システムコントローラ2
で命令、判断を行なうようにし、電界強度が弱くなると
PLL4がシステムコントローラ2に知らせ、システム
コントローラ2は、メモリ3に現受信周波数情報を格納
する。
次に、システムコントローラ2は、AFデータ処理装置
1にAFデータの要求コマンドを発するが、この時点で
は、すでに、AFデータ処理装置lは、本発明の目的で
ある、最適な受信周波数の並び換えを行なっている。
さて、AFデータ処理装置lにAFデータの要求コマン
ドを発したシステムコントローラ2は、AFデータ処理
装置1からのA Fデータに基づき、放送局を変えて受
信し、その電界強度をP L L 4に判断させる。
P L L 4に次のAFデータに基づく電界強度を判
断させると同時に、システムコントローラ2は、メモリ
3に格納された周波数情報と、次のAFデータの周波数
情報を比較し、同情報であれば、それを次の受イΔ周波
数とする。
本実施例において、AFデータは、A、 Fデータ処理
装置lにより、現在受信中の周波数に関連の深いものと
、浅いものとに分けて格納され、関連の深いAPデータ
から優先的にPLL4へ送られて比較判断される。その
ため、最初のAFデータが最適代替局周波数となり、従
来技術のような、無駄な掃引動作が不要になる。
AFデータを関連の深いものと浅いものとに分けて格納
する方法を、以下に説明する。
第2図は、第1図におけるAFデータ処理装置の内部構
成を示すブロック図である。
AFデータ処理装置としての動作を制御するCPU21
.第1図におけるRDS復調器5からのRDSデータ、
および、RDSクロックを受信するRDSデータレシー
バ22、代替局周波数を第1図のシステムコントローラ
2に送信するシリアルアウトプット23、AFデータ処
理装置の動作プログラムを格納しているROM24、A
、 Fデータを格納するRAM25から構成されている
本構成により、AFデータ処理装置は、以下の動作を行
なう。
第1図におけるRDS復調器5により復調されたRDS
データとRDSクロックを、RDSデータレシーバ22
により受ける。RDSデータレシーバ22は、RDSク
ロックの立上りでCPU21に割込みをかける。CPU
21は、この時のRDSデータをRAM25に蓄え、同
期処理を行なう。これを何度か繰返し、同期した後のR
DSデータをRAM25に順次格納する。
ここで、CPU21は、RDSデータ内のAFデータを
、受は取る度に並び換え処理する。更に、第1図におけ
るシステムコントローラ2から要求コマンドが発せられ
る度に、最も代替局周波数として適したAFデータを、
RAM25からシリアルアウトプット23を介して、シ
ステムコントローラ2に出力する。
A Fデータの並び換えは、RDSデータを受信する度
に、そのRDSデータをチエツクして行なう。すなわち
、RDSデータがグループタイプ「0」で、第3ブロツ
クにある2つのAFデータが、FM、または、AM周波
数データであり、がっ、どちらか一方の周波数が現在受
信中の周波数と同じであれば、関連性の深いものとして
格納することにより行なわれる。
第3図は、第2図におけるAFデータ処理装置の処理動
作を示すフローチャートである。
第2図のCPU21により、処理されるものである。
まず、受信中の周波数を、マスターとして第2図のRA
M5に格納しくステップ101)、また、第2図のRD
Sデータ受信装置22を介して2つのAFデータを収集
する(ステップ102)。
次に、収集された2つのAFデータを、受信中のマスタ
ー周波数と照らし合わせ、収集されたAFデータとマス
ター周波数との関連付けを行なう(ステップ103)。
ステップ103において関連付けされたArzデータを
、更にチエツクし、既にバッファ内に存在するA Fデ
ータであれば、そのAFデータを読み捨てる(ステップ
104)。ステップ104で、読み捨てられなかったデ
ータを、関連の深いものと、関連の浅いものとに分けて
格納する(ステップ105)。
ステップ103から、ステップ105を繰返すことによ
り、全てのAFデータ(31種類)を、関連の深いもの
と関連の浅いものとに分けてRAM25内に格納する。
そして、第1図におけるシステムコントローラ2からの
要求に応答して、常に、関連の深いAFデータを代替局
周波数として送イ、]する。
そのため、最初のAFデータに基づく選局で、電界強度
の強い、間違いのない番組を受信することが出来る。
第4図は、第2図におけるAFデータ処理装置のRAM
内におけるデータの格納内容を示す説明図である。
第4図(a)は、第3TXJのステップ102において
、「0」グループタイプのRDSデータから収集された
APデータの構成を示している。1グループにある2つ
のAFデータであり、第1AFデータ41と第2APデ
ータ42の2バイトの情報である。
第4図(b)は、第3図のステップ105において、関
連類に並び換えられた代替局周波数を格納するメモリエ
リアの内容を示している。FM放送用の代替局周波数を
格納するために31バイト(従来1周波数リストは25
局まで送っていたが、現在は31局である)のFMバッ
ファ43が、また、AM用として5バイトのAMバッフ
ァ44が設けられている。また、FMデータおよびAM
データの格納状況を示すFM (A)カウンタ46、F
M (B)カウンタ47、そして、AMカウンタ48、
さらに、受信中のマスター周波数45が格納されている
第2図におけるRDSデータレシーバ22を介して読み
取られたAFデータは、CPU21により、FMバッフ
ァ43、および、AMバッファ44に記憶される。その
時、現受信中の周波数と関連が深いと判断されたAPデ
ータは、それぞれのバッファのA側から格納される。ま
た、関連が浅いと判断されたAFデータは、B側から格
納される。
第3図のフローチャートに基づき、例えば、FMデータ
を格納する場合、FMカウンタ46を参照して行なう。
すなわち、受信周波数45と関連が深いと判断されたF
MデータをA側バッファに格納する場合、FM(A)カ
ウンタ46を読み、もし、2であれば、A側バッファの
3に格納する。
そして、FM(A)カウンタ46をインクリメントして
3とする。受信周波数45と関連が浅いと判断されたF
Mデータは、FM(I3)カウンタ47を読んで、FM
(B)カウンタ47の次の番号のB側バッファに格納す
る。
また、AMデータに関しても、AMカウンタ48を参照
し、同様にして関連の深いものをAMバッファ44のA
側に格納される。
このようにして、バッファのA側に、関連の深いAPデ
ータが、B側には、関連の浅いAFデータが記憶される
尚、従来技術で説明したように、AFデータは、デシマ
ルにより、「O〜204」とr250J、および、「2
53〜255Jまでで表現されている。特に、「250
ノはLF、MFで、AMと判断され、その他はFMとな
る。
更に、それ以外のデシマルは、AFデータ以外のもので
あることを示す。
第5図は、第2図におけるAFデータ処理装置の動作を
示すフローチャートである。
第3図におけるフローチャートをより詳しく示すフロー
チャートである。
この内、ステップ501から、ステップ503の処理は
、第3図のステップ101における受信周波数の格納処
理であり、RAM25内のFMバッファ43(第4図参
照)、および、AMバッファ44(第4図参照)のイニ
シャライズを行なうものである。
まず、電源を入れて受信を開始すると、現在受信中であ
る周波数がマスターとして、第1図のシステムコントロ
ーラ2から送信されてくる(ステップ501)。このマ
スター周波数をRAM25に格納する(ステップ502
)。FMバッファ43(第4図参照)、および、AMバ
ッファ44 (第4図参照)にNULLコードrFBJ
 をセットする(ステップ503)、ここで、NULL
コード「FB」に関して説明する。すなわち、AFデー
タは、デシマルで「O〜204」、「253〜255」
までで表現されている。ヘキサデシマルrFBJは、デ
シマルでは251であり、ダミーのコードとして、バッ
ファを埋めているものである。
次に、代替局周波数判断(ステップ103)の処理を説
明する。
まず、第3図のRDSデータ受信(ステップ102)で
入手したデータが、FM/AM周波数データ以外のもの
か否かを判定する(ステップ504)。FM/AM周波
数データであれば、2つのAFデータとステップ101
で読み込まれたマスター周波数と比較し、第1AFと同
じか否かを判定する(ステップ505)。
第1AFと同じであれば、第2AFデータを代替局周波
数と判断し、次のデータ読み捨て処理(ステップ104
)に移る。第1AFと同じでなければ、第2APデータ
がマスター周波数と同じか否かを判定しくステップ50
7)、同じであれば、第1AFデータを代替局周波数と
判断し、次のデータ読み捨て処理(ステップ104)に
移る。同じでなければ、第1.および、第2APデータ
は、マスター周波数とは関連の浅いものとして判断しく
ステップ509)、次のデータ読み捨て処理(ステップ
104)に移る。
このようにして、代替局周波数判断処理(ステップ10
3)を終了する。
データ読み捨て処理(ステップ104)は、代替局周波
数判断処理(ステップ103)で読み取られたAFデー
タが、既に、第4図のFMバッファ43、もしくは、A
Mバッファ44に格納されているものと同じものであれ
ば、そのAFデータを読み捨てる処理である。
すなわち、第4図におけるFMバッファ43、もしくは
、AMバッファ44から代替局周波数を読み出しくステ
ップ51O)、この代替局周波数とAFデータとが等し
いか否かを判定しくステップ511)、等しければ、A
Fデータを消去して次の代替局周波数を読み出し、同様
に判定する9AFデータがバッファ内の全ての代替局周
波数と等しくなければ、次の関連並び換え記憶処理(ス
テップ105)が行なわれる。
関連並び換え記憶処理(ステップ105)は、関連が深
いAFデータを、関連が浅いAFデータと区別して記憶
するものである。
まず、対象となるAFデータが、現在受信中のマスター
周波数と関連が深いか否かを判断、すなわち、ステップ
103において、第1、第2AFデータのいずれかに、
マスター周波数が含まれいるか否かを判断する(ステッ
プ5↓3)。マスター周波数が含まれ、関連が深いと判
断された場合には、FM/AMバッファのA側から記憶
しくステップ514)、マスター周波数が含まれず、関
連が浅いと判断された場合には、FM/AMバッファの
B側から記憶する(ステップ514)。
このように、関連の深いAFデータをA側から格納して
おくことにより、受信電波状況の悪化に伴う代替局周波
数の選出時には、A側にある関連の深いAFデータを優
先的に読み出すことが可能となり、最初のAFデータで
選局を完了することが出来る。
以上のように、本実施例によれば、RDSは、受信周波
数の情報を関連づけてメモリに記憶しているので、確率
的に、1度目の処理で、目的の周波数を選択することが
できる。
すなわち、RDSシステムの特徴の1つである、オート
チューニング機能のAFデータの取得方法を確立でき、
最小限かつ最適な代替局周波数のあり方を実現し、オー
トチューニング機能を使用したときに、何時でも、関連
の代替局周波数を取り出せる。
〔発明の効果] 本発明によれば、RDSは、代替局周波数の要求時に、
l) L L等の掃引時間を無くし、効率良く、確実な
代替局周波数に切り換えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第】図は本発19Jを施したRDSの選局システムの一
実施例を示すブロック構成図、第2図は第1図における
AFデータ処理装置の内部構成を示すブロック図、第3
図は第2図におけるA Fデータ処理装置の処理動作を
示すフローチャート、第4図は第2図におけるAFデー
タ処理装置のRAM内におけるデータの格納内容を示す
説明図、第5図は第3図におけるAFデータ処理装置の
動作を詳細に示すフローチャート、第6図はRD Sデ
ータのベースバンド構造を示す説明図、第7図は第6図
におけるRDSデータのメツセージフォーマットを示す
説明図、第8図は従来のRI) Sにおける選局機能を
行なうシステムを示すブロック図、第9図は第8図にお
けるメモリの周波数情報のメモリ方法を示す説明図であ
る。 1:A+−’データ処理装置、2ニジステムコントロー
ラ、3:メモリ、4:PLL、5:RDS復調器、21
 :CPU、22 : RDSデータレシーバ、23ニ
ジリアルアウトプツト、24:ROM。 25 : r?AM、 41 :第1AFデータ、42
:第2AFデータ、43:FMバッファ、44:AMバ
ッファ、45:マスター周波数、46:FM(A)カウ
ンタ、47 : FM(B)カウンタ、48:AMカウ
ンタ、61:RDSデータ、62ニブロツク(1)、6
3ニブロツク(2)、64ニブロツク(3)、65ニブ
ロツク(4)、66:情報語、67:検査語、68;オ
フセット語、71:PIデータ。 72:情報語、73:第1AFデータ、74:第2AF
データ、91:カレントバッファ、92ニスドアバツフ
ア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受信中の番組の、他の放送局からの周波数を示す
    代替局周波数リストデータをメモリに格納し、上記受信
    中の放送局の受信電界強度が一定水準以下になると、上
    記代替局周波数リストデータに基づき、他の放送局に切
    り換えて受信し、該他の放送局からの受信電界強度を調
    べて一定電界強度以上の放送局を選ぶ選局機能を有する
    ラジオ・データ・システムにおいて、上記代替局周波数
    リストデータを、上記受信中の周波数と比較し、該受信
    中の周波数を含む上記代替局周波数リストデータを、上
    記受信中の周波数と関連の深い代替局周波数リストデー
    タとし、上記受信中の周波数を含まない上記代替局周波
    数リストデータを、上記受信中の周波数と関連の浅い代
    替局周波数リストデータとし、該関連の深い代替局周波
    数リストデータと関連の浅い代替局周波数リストデータ
    とを、未だ記憶されていないことを確認した後に、それ
    ぞれ区別して記憶し、上記受信中の放送局の受信電界強
    度が一定水準以下になると、上記関連の深い代替局周波
    数リストデータを優先的に送信する代替局周波数データ
    処理手段を設けたことを特徴とするラジオ・データ・シ
    ステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011504708A (ja) * 2007-11-21 2011-02-10 クゥアルコム・インコーポレイテッド Rdsデータのための1以上の無線データシステム(rds)グループタイプ処理ルーティンをダウンロードする方法及び装置
US8478216B2 (en) 2007-11-21 2013-07-02 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for searching for or tuning to one or more radio stations with minimum interaction with host processor
US8503957B2 (en) 2007-11-21 2013-08-06 Qualcomm Incorporated Radio data system (RDS) data processing methods and apparatus

Cited By (4)

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US8478216B2 (en) 2007-11-21 2013-07-02 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for searching for or tuning to one or more radio stations with minimum interaction with host processor
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US8666304B2 (en) 2007-11-21 2014-03-04 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for downloading one or more radio data system (RDS) group type processing routines for RDS data

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