JP3007521U - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】遊技者の興味を引き、かつパチンコ遊技の興趣
を大いに高めるのに役立つ新規なパチンコ機の入賞装置
を提供する。 【構成】従来遊技盤に配列されているくぎの太さと同一
規格の寸法で、遊技球の落下を著しく不規則にするもの
でなく、遊技球を所定の入賞口に誘導させることのでき
るくぎの形態をし、かつ従来のくぎの役目を十分発揮さ
せることのできる配列構成からなる左右の壁面１２に配
設させ、壁面１２にくぎの形態を配設させているため、
従来のようにくぎを曲げるということができず不正防止
にもなる。入賞口の下部には遊技球が通過すると感知す
る感知スイッチ１４が配設されており、遊技球が感知ス
イッチ１４を通過すると、図柄表示装置及び入賞開閉装
置等の遊技盤に配列されている役物を作動させることが
でき、硬質プラスチックにてくぎの配列構成をもつ壁面
を一体的に形成させる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本発明は、パチンコ機の入賞装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、パチンコ機の入賞装置としては、パチンコ機の遊技盤面において、入賞 口から誘導された入賞球を起因して、種々の入賞開閉装置を駆動させ、遊技者に 所定の利益を与えるようにしたパチンコ機は種々提案されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところで、この従来の入賞装置は、長年に亘って使用されていて面白さが失わ れつつあり、人気の低下を招いている。また入賞装置の役目の遊技球を入賞させ るだけに設けられているために変化が少なく、遊技者にパチンコ遊技の興趣を十 分に与えるにいたっていない。 それゆえに、本考案の目的は、遊技者の興味を引き、かつパチンコ遊技の興趣 を大いに高めるのに役立つ新規なパチンコ機の入賞装置を提供することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案のパチンコ機の入賞装置は、従来遊技盤に 配列されているくぎの太さと同一規格の寸法で、遊技球の落下を著しく不規則に するものでなく、遊技球を所定の入賞口に誘導させることのできるくぎの形態を し、かつ従来のくぎの役目を十分発揮させることのできる配列構成からなる左右 の壁面に配設させ、壁面にくぎの形態を配設させているため、従来のようにくぎ を曲げるということができず不正防止にもなる。

【０００５】 本考案のパチンコ機の入賞装置の上部から遊技球を入賞させることのできる入 賞口が設けられており、入賞口の下部には遊技球が通過すると感知する感知スイ ッチが配設されており、遊技球が感知スイッチを通過すると、図柄表示装置及び 入賞開閉装置等の遊技盤に配列されている役物を作動させることができ、硬質プ ラスチックにてくぎの配列構成をもつ壁面を一体的に形成させ、遊技球を感知す る感知スイッチを備えていることを特徴とするものである。

【０００６】

【作用】

打ち出された遊技球は、遊技盤に配列、配設させられているくぎにあたり遊技 球は落下し、本考案のパチンコ機の入賞装置の上部に誘導されてくる。パチンコ 機の入賞装置の中央上部には遊技球が入賞できる入賞口が設けられており、そこ から入賞した遊技球は下部に落下し、落下する遊技球を感知する感知スイッチが 設けられており、遊技球が通過すると感知スイッチがはたらき図柄表示装置及び 入賞開閉装置が作動する構造になっている。 前記の遊技球が中央部の入賞口に誘導されず、本考案のパチンコ機の入賞装置 の左右に配設されている壁面に遊技球はあたり、はねかえり、下部に落下して誘 導されていく。

【０００７】

【実施例】

以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 第１図は本考案の一実施例の入賞装置を装着したパチンコ機の正面図である。 パチンコ機１の遊技盤２には入賞開閉装置（通称チューリップ）３、遊技盤２ のほぼ中央にセンター役物４が配列させられ、そのセンター役物４の中央部には 図柄表示装置５が配設されており、前記センター役物４が配列されているその下 部に始動入賞口６が配列され、その下部には大入賞口装置７が配設されている。 本考案の入賞装置８は前記センター役物４の左右に位置するところに配列、装着 される。

【０００８】 図２は、本考案の入賞装置８の前面部の正面図である。入賞装置８の取付基板 となる入賞装置本体９の前面に前飾り１０が配設させられており、その前飾り１ ０の左右の壁面１２にはくぎの配列構成によるくぎ形状部１１が左側壁面１２に ５ケ所、右側壁面１２に５ケ所配置されている。

【０００９】 図３は、本考案のパチンコ機の入賞装置８の各部品の斜視図面である。打ち出 された遊技球は、遊技盤２に配列、配設させられているくぎにあたり遊技球は落 下し、本考案のパチンコの入賞装置８の上部に誘導されて、入賞装置本体９と前 飾り１０の間に設けられた入賞口１３より遊技球は入賞する。そして入賞口１３ の下には遊技球が通過すると感知する感知スイッチ１４が配設されるのであるが 、その感知スイッチ１４は入賞装置本体９の中央部に設けられた感知スイッチ配 列溝１５に配設することができる。入賞口１３より入賞した遊技球は感知スイッ チ１４を通過して下部に誘導され、外部にと排出される。

【００１０】 前記の本考案パチンコ機の入賞装置８の上部に誘導されてきた遊技球は、入賞 口１３に誘導入賞されない場合は、前飾り１０の左右に配列されている左右の壁 面１２にあたるか、左右の壁面１２に配設されているくぎ形状部１１にあたり遊 技球は、はねかえり遊技盤に配列されている始動入賞口６の上部に誘導されてい く。前記の左右の壁面１２に配設されているくぎ配列構成によるくぎ形状部１１ は、前飾り１０に一体的に形成されているため、従来のくぎを曲げるということ ができず不正防止にもなる。本考案のパチンコ機の入賞装置８の後部には電飾１ ６が左右に配設されることにより前部の部品に照明をあて入賞装置８を引き立た せる役目をする。

【００１１】 かかる構造にあって、本考案の入賞装置８の入賞口１３より入賞した遊技球は 、入賞装置本体９の中央に配設されている感知スイッチ１４を通過することによ り遊技盤に配設されている図柄表示装置５及び大入賞口装置７を作動させること もでき、入賞装置８の上部に誘導されながら入賞口１３に入賞しなかった遊技球 は入賞装置８の左右に配設されている左右の壁面１２に誘導されるか、左右の壁 面１２に配列されているくぎ形状部１１に誘導され、あたり遊技球は落下してい く構造になっており遊技者は従来くぎを曲げるということができず不正防止にな っている本考案のパチンコ機の入賞装置８を安心して遊技ができ、興味を引き、 パチンコ遊技の興趣を大いに高め遊技者に多大の利益を生じさせ得ることとなる 。

【００１２】

【考案の効果】

本考案は、上述したように入賞装置８の上部に配設されている入賞口１３より 遊技球は入賞し、中央内部に配設されているところの感知スイッチ１４を通過す ると、遊技盤２に配列されている図柄表示板５及び大入賞口装置７が作動する。 入賞口１３に入賞しなかった遊技球は入賞装置本体９の左右に配列されていると ころの左右の壁面１２及び左右の壁面１２に配設されている複数のくぎ形状部１ １にあたり、はねられて遊技盤２の中央下に配列されている始動入賞口６の上部 に誘導させられる。 以上のように、本考案によれば、従来のパチンコ機の入賞装置とは全く別の新 規な壁面、くぎ形状部をもつ入賞装置であるので遊技者の興味を引き、遊技者へ のサービス向上を計ることができ、著しく遊技に興趣を増すことができる等の利 点、効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のパチンコ機の入賞装置８の装着位置を
示す正面図である。

【図２】本考案、パチンコ機の入賞装置８の前面部の正
面図である。

【図３】本考案、パチンコ機の入賞装置８の入賞装置本
体９、前飾り１０及び感知スイッチ１４等の各部品の斜
視図面である。

【符号の説明】

８ 入賞装置 ９ 入賞装置本体 １０ 前飾り １１ くぎ形状部 １２ 左右の壁面 １３ 入賞口 １４ 感知スイッチ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】遊技盤に配列されているくぎの太さと同一
   で、くぎの配列構成をもつ壁面を左右に設けて、 遊技球の落下を著しく不規則にするものでなく、遊技球
   を入賞口に誘導させることができる壁面を有し、従来く
   ぎを曲げるということができず不正防止にもなり、 遊技球を入賞させる入賞口が設けられ、中央部に感知ス
   イッチを設け、遊技球が感知スイッチを通過することに
   より図柄表示装置及び大入賞口装置、入賞開閉装置等の
   役物を作動させ、 硬質プラスチックにてくぎの配列構成をもつ壁面を一体
   的に形成させ、感知スイッチを備えていることを特徴と
   するパチンコ機の入賞装置。