JP3007381B2 - サーチ機能を備えたディスクプレーヤ - Google Patents

サーチ機能を備えたディスクプレーヤ

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JP3007381B2
JP3007381B2 JP2137628A JP13762890A JP3007381B2 JP 3007381 B2 JP3007381 B2 JP 3007381B2 JP 2137628 A JP2137628 A JP 2137628A JP 13762890 A JP13762890 A JP 13762890A JP 3007381 B2 JP3007381 B2 JP 3007381B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はサーチ機能を備えたディスクプレーヤに関す
る。
背景技術 CDプレーヤ等のディスクプレーヤにおいては、ディス
クに納められた複数の曲から演奏を望む曲を探し出すた
めにいわゆるイントロサーチ機能が設けられているもの
がある。これはイントロサーチ指令に応じて各曲の先頭
位置(曲頭)をサーチし、曲頭から所定時間(例えば、
10秒間)だけ演奏を行ない、この間、他の操作指令がな
い限り、次の曲頭のサーチに続く所定時間の演奏をな
し、これを繰り返す機能である。
しかしながら、曲頭は通常、イントロと呼ばれる導入
部分であり、必ずしも曲の特徴を表わしているとは言え
ないので曲頭から所定時間だけの演奏では曲の内容が分
らず所望の曲であるのか判断が困難であるという問題点
があった。
発明の概要 [発明の目的] 本発明の目的は、短い時間の演奏であっても曲の内容
を把握することができるサーチ機能を備えたディスクプ
レーヤを提供することである。
[発明の概要] 本発明のディスクプレーヤは、ディスクに記録された
各曲を順に所定時間だけ演奏するサーチ機能を備えたデ
ィスクプレーヤであって、サーチ指令に応じてディスク
に記録された各曲におけるオーディオ信号レベルが最大
ピークレベルとなるディスク上の位置データを発生する
位置データ発生手段と、ディスクに記録された各曲につ
いて位置データが示すディスク上の位置を含む部分を所
定時間だけ順次演奏する演奏手段と、を含むことを特徴
としている。
実 施 例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明
する。
第1図において、ターンテーブル1に装着されたディ
スクDはスピンドルモータ2によって回転駆動される。
ディスクDの記録情報は光学式ピックアップ3によって
読み取られる。このピックアップ3はスライダーモータ
Mを駆動源としてディスクDの半径方向において移動す
るスライダー(図示せず)に搭載されている。
CDフォーマット信号の場合、ピックアップ3の出力信
号はEFM(Eight to Fourteen Modulation)信号であ
り、この読取EFM信号はRFアンプ4を経てEFM復調回路5
でEFM復調された後、エラー訂正回路6でエラー訂正さ
れかつD/A変換器7でアナログ信号に変換されて再生オ
ーディオ信号として出力されると共に、復調出力の一部
はコードデコーダ8に供給される。コードデコーダ8で
は、フレーム単位で挿入されているサブコード情報、即
ち曲ナンバー(トラックナンバー)、インデックス、曲
内の時間及びフレームナンバー、並びにディスク内での
絶対的な時間及びフレームナンバー等のコード情報のデ
コードが行なわれる。デコードされたデータはプレーヤ
コントローラ10に供給される。また、プレーヤコントロ
ーラ10にはエラー訂正回路6から出力されるディジタル
オーディオ信号がオーディオデータとして供給される。
なお、ディスクDのリードインエリアには、TOC(Tab
le Of Cotents)と称される索引情報が記録されてい
る。このTOC情報はディスクの各曲ナンバー毎の開始タ
イムコード値、最初の曲と最終の曲の曲ナンバー及び最
終の曲の最後のタイムコード値を含んでいる。
プレーヤコントローラ10はマイクロコンピュータによ
って構成されており、そのプロセッサの制御によってス
ライダー駆動回路11を介してのスライダーモータMの駆
動によるピックアップ3のディスク半径方向における位
置制御、スピンドル駆動回路12を介してのスピンドルモ
ータ2の駆動制御等をなす。また、ディスク演奏の際に
リードインエリアから読み取りかつコードデコーダ11で
デコードして得られるTOC情報及びサブコード情報、或
いはキーボード13のキー操作に応じて後述する如くサー
チ動作等の各種の動作制御を行なう。
また、スピンドルサーボ系、フォーカスサーボ系、ト
ラッキングサーボ系等のサーボ系が設けられているが、
既に良く知られているので、図示しない。
かかる構成においては、ディスクDがターンテーブル
1に装着されると、図示しない検出手段の検出出力に応
じてプレーヤコントローラ10がスライダーを駆動してピ
ックアップ3をディスクDのリードインエリアに移動さ
せてTOC情報を読み取らせる。この読み取ったTOC情報は
プレーヤコントローラ10に外部接続のメモリ9に書き込
まれて記憶される。その後、キーボード13のキー操作に
より演奏開始指令が発生した場合には、プレーヤコント
ローラ10はTOC情報に従って演奏動作制御を開始する。
またキーボード13のキー操作によってイントロサーチ指
令が発生した場合には、イントロサーチ動作が行なわれ
る。
次に、このイントロサーチ動作についてプレーヤコン
トローラ10の制御動作に従って説明する。
先ず、イントロサーチ指令に応じてプレーヤコントロ
ーラ10は第2図(a)に示すようにノーマルイントロサ
ーチ及びピークイントロサーチのいずれであるか否かを
判別する(ステップS1)。例えば、キーボード13にノー
マルイントロサーチ及びピークイントロサーチの切替キ
ーが設けられ、この切替キーの操作によってノーマルイ
ントロサーチ及びピークイントロサーチのうちのいずれ
か一方が選択されてその選択状態がレジスタ(図示せ
ず)に保持されるようになっている。よって、プレーヤ
コントローラ10はレジスタの内容からノーマルイントロ
サーチ及びピークイントロサーチのうちのいずれの選択
状態であるか判断する。ノーマルイントロサーチの場合
には、ノーマルイントロサーチ動作制御を行なう(ステ
ップS2)。これは従来のイントロサーチと同様である。
すなわち、メモリ9から曲ナンバーの開始タイムコード
値を曲ナンバー順に読み出してその開始タイムコード値
が得られるピックアップ3の読み取り位置までスライダ
ーを駆動するサーチ動作を行ない、開始タイムコード値
が得られたら、10secだけ演奏動作を行なう。そして次
の曲ナンバーの開始タイムコード値が得られるまでスラ
イダーを駆動するサーチ動作を行ない、上記の動作を繰
り返す。
一方、ピークイントロサーチの場合には、目標曲ナン
バーTMNを1に設定し(ステップS3)、目標曲ナンバーT
MNの開始タイムコード値が得られるピックアップ3の読
み取り位置までスライダーを駆動するサーチ動作を行な
い(ステップS4)、メモリ9に記憶されるべきピークア
ドレスデータADD及びピーク値データMAXをクリアとして
0とする(ステップS5)。そして、ステップS4のサーチ
動作が終了したか否かを判別し(ステップS6)、サーチ
動作が終了したならば、TOC情報から得られた目標曲ナ
ンバーTMNの演奏時間Tが10secより大であるか否かを判
別する(ステップS7)。T≦10secならば、サーチした
曲の演奏時間は10sec以下で短いので、目標曲ナンバーT
MNの曲終了までの演奏動作を行なう(ステップS8)。こ
の演奏終了後は後述のステップS23に進む。T>10secな
らば、早送り演奏動作を開始し(ステップS9)、ピック
アップ3の読取位置がディスクDのリードアウトエリア
に到達したか否かを判別する(ステップS10)。早送り
演奏動作では間欠的にトラッキングサーボを形成してデ
ィスクからデータを読み取る。ピックアップ3の読取位
置がリードアウトエリアに到達していない場合にはその
ときのオーディオデータ並びにサブコード情報から曲ナ
ンバー及びタイムコード値をCDATA,CMN,CADDとして読み
込み(ステップS11)、読み込んだ曲ナンバーCMNが目標
曲ナンバーTMNに等しいか否かを判別する(ステップS1
2)。CMN=TMNの場合には目標曲ナンバーTMNのトラック
内で早送り動作中であるので、読み込んだオーディオデ
ータCDATAがピーク値データMAXより大であるか否かを判
別する(ステップS13)。CDATA>MAXならば、オーディ
オ信号レベルが前回までに得たレベルより大きいので、
タイムコード値CADDをピークアドレスデータADDとして
記憶し(ステップS14)、オーディオデータCDATAをピー
ク値データMAXとして記憶する(ステップS15)。そし
て、ステップS9に移行してステップS9〜S15を繰り返す
ことにより目標曲ナンバーTMNの新たなピーク値データ
を得ることが行なわれる。また、CDATA≦MAXの場合にも
同様にステップS9に移行する。
ステップS10においてピックアップ3の読取位置がデ
ィスクDのリードアウトエリアに到達したと判断した場
合、或いはステップS12においてCMN≠TMNの場合には、
ピックアップ3の読取位置が目標曲ナンバーTMNに対応
する領域外となったので、そのときメモリに記憶されて
いるピーク値データMAXが目標曲ナンバーTMNの曲の最大
ピーク値データ(すなわち演奏により得られるオーディ
オ信号の最大レベルデータ)であり、ピークアドレスデ
ータADDはそのピーク値データMAXが得られる読取位置デ
ータとしてのタイムコード値である。これらの場合には
目標曲ナンバーTMNの演奏時間Tとピークアドレスデー
タADDとの差が5secより大であるか否かを判別する(ス
テップS16)。T−ADD>5secならば、ピーク値データMA
Xが得られる読取位置からの残り演奏時間が5secより長
い。この場合には更にピークアドレスデータADDが5sec
より大であるか否かを判別する(ステップS17)。ADD>
5secならば、ピーク値データMAXが得られる読取位置に
演奏開始位置から達するためには5secより長い演奏が必
要である。T−ADD>5secかつADD>5secならば、ピック
アップ3の読取位置をアドレスコード値ADD−5secの位
置へ移動させるべくサーチ動作を行なう(ステップS1
8)。これは第3図(a)に示すようにピーク値データM
AXが得られるピークアドレスデータADDより演奏時間と
して5sec前の位置にピックアップ3の読取位置を移動さ
せるのである。ADD≦5secならば、第3図(b)に示す
ようにピーク値データMAXが得られる読取位置が演奏開
始位置より5sec以内の位置であるので、ピックアップ3
の読取位置を目標曲ナンバーTMNの開始タイムコード値
の位置へ移動させるべくサーチ動作を行う(ステップS1
9)。T−ADD≦5secならば、第3図(c)に示すように
ピーク値データMAXが得られる読取位置からの残り演奏
時間が5secより短いので、TOC情報から得られた目標曲
ナンバーTMNのタイムコード値T−10の位置へ移動させ
るべくサーチ動作を行なう(ステップS20)。これは第
3図(c)に示すように目標曲ナンバーTMNの演奏終了
位置より演奏時間として10sec前の位置にピックアップ
3の読取位置を移動させるのである。なお、ステップS2
0におけるタイムコード値は曲ナンバーTMN内のタイムコ
ード値であるが、ディスク全体の演奏経過時間としての
絶対的な時間を用いても良い。
ステップS18,S19又はS20の実行後、サーチ動作が終了
したか否かを判別し(ステップS21)、サーチ動作が終
了したならば、10secだけ演奏動作を行なう(ステップS
22)。よって、T−ADD>5secかつADD>5secならば、第
3図(a)に示すようにアドレスコード値ADD−5secの
位置から10secだけ演奏が行なわれる。ADD≦5secなら
ば、第3図(b)に示すように演奏開始位置(開始タイ
ムコード値TST)から10secだけ演奏が行なわれる。T−
ADD≦5secならば、第3図(c)に示すようにタイムコ
ード値T−10から10secだけ演奏が行なわれる。
次いで、ステップ22において10secの演奏が終了した
後、目標曲ナンバーTMNがディスクDの最終の曲ナンバ
ーであるか否かを判別する(ステップS23)。この最終
の曲ナンバーはTOC情報により得られたものである。目
標曲ナンバーTMNがディスクDの最終の曲ナンバーでな
い場合には目標曲ナンバーTMNに1を加算して次の目標
曲ナンバーTMNを得て(ステップS24)、ステップS4に戻
って上記の動作と同一の動作を次の目標曲ナンバーTMN
に対して繰り返す。一方、目標曲ナンバーTMNがディス
クDの最終の曲ナンバーである場合にはディスクDの全
ての収納曲に対してピークイントロサーチを行なったの
で、ステップS3に戻って再び最初の曲ナンバーからピー
クイントロサーチを行なう。なお、ステップS3に戻らず
ピークイントロサーチを終了しても良い。
よって、ディスクDの収納曲が5曲の場合には第4図
の如く各曲ナンバー毎にピークアドレスデータで示され
るピーク位置〜が得られてそのピーク位置を含む10
secの演奏が矢印で示す区間で行なわれる。破線はピー
ク位置を検出するサーチ動作中を示している。
なお、曲ナンバーXの演奏中にキーボード13のキー操
作によってイントロサーチ指令が発生した場合には、曲
ナンバーX+1からイントロサーチを行なうすることも
可能である。この場合にピークイントロサーチが選択さ
れているならば、目標曲ナンバーTMNをそのとき曲ナン
バーCMNとしてステップS23に進めば良い。
また、キーボード13にスキップキー(図示せず)が設
けられ、そのスキップキーがイントロ演奏中に操作され
ると、次の曲ナンバーのイントロ演奏に進むようにする
こともできる。このような動作を含ませるために第2図
におけるステップS22の動作を具体的に示すと第5図に
示すようになる。すなわち、プレーヤコントローラ10は
ステップS18,S19又はS20のサーチ動作が終了したなら
ば、演奏動作を開始させ(ステップS31)、演奏を開始
してから10sec経過したか否かを判別する(ステップS3
2)。10sec経過したならば、ステップS23に移行し、10s
ec経過していないならば、スキップキーが操作されたか
否かを判別する(ステップS33)。スキップキーが操作
されたならば、直ちにステップS23に進んで次の曲ナン
バーのピークイントロ演奏が行なわれる。スキップキー
が操作されていない場合にはキーボード13のプレイキー
が操作されたか否かを判別する(ステップS34)。プレ
イキーが操作されていないならば、ステップS32に戻
り、プレイキーが操作されたならば、イントロ動作を全
て停止し(ステップS35)、ピックアップ3の読取位置
を目標曲ナンバーTMNの開始タイムコード値の位置へ移
動させるべくサーチ動作を行ない(ステップS36)、演
奏動作を開始する(ステップS37)。これはイントロ演
奏中にプレイキーが操作されたときにはその曲を曲頭か
ら演奏する動作である。
上記した実施例においては、ピークイントロサーチの
場合、イントロサーチ指令が発せられる度に各曲ナンバ
ーにおけるピーク位置を検出するが、通常の演奏中にピ
ーク位置を検出してデータとしてメモリ9に記憶して置
き、イントロサーチ指令が発せられたときにはそのデー
タを読み出して利用するようにすることもできる。次
に、このような機能を備えたプレーヤの実施例について
説明する。なお、この場合もプレーヤは第1図に示した
構成と同一である。
メモリ9には第6図に示すように各曲ナンバー毎にピ
ークアドレスデータADD(n)及びフラグF(n)が記
憶されるようにテーブルが形成される。nは曲ナンバー
を示し、1,2,3……である。フラグF(n)はピークア
ドレスデータADD(n)がデータとして有効であるか否
かを示す。このテーブルの内容はディスクが交換される
まで保持され、ディスクが交換されると初期化される。
プレーヤコントローラ10はプレイキーの操作に応じて
演奏を開始させると、第7図に示すように、先ずピーク
値データMAXを初期化して0とし(ステップS41)、その
ときのオーディオデータ並びにサブコード情報から曲ナ
ンバー及びタイムコード値をCDATA,CMN,CADDとして読み
込み(ステップS42)、読み込んだオーディオデータCDA
TAがピーク値データMAXより大であるか否かを判別する
(ステップS43)。CDATA>MAXならば、オーディオ信号
レベルが前回までに得たレベルより大きいので、タイム
モード値CADDをピークアドレスデータADD(CMN)として
記憶し(ステップS44)、オーディオデータCDATAをピー
ク値データMAXとして記憶する(ステップS45)。そし
て、曲ナンバーCMNが変化したか否かを判別し(ステッ
プS46)、曲ナンバーCMNが変化した場合には曲ナンバー
CMN−1の演奏が終了したので、フラグF(CMN−1)に
1をセットし(ステップS47)、ステップS41に戻る。CD
ATA≦MAXならば、ステップS44及びS45を実行しないで直
ちにステップS46に進む。
ステップS46において曲ナンバーCMNが変化しない場合
には、キーボード13のうちの他のキーが操作されたか否
かを判別する(ステップS48)。他のキーが操作されな
いならば、ステップS42に進んで新たなピークアドレス
データを得てADD(CMN)を更新する。一方、キーが操作
されたならば、その操作されたキーによる指令に応じた
動作モードへ移行する(ステップS49)。
よって、ディスクDに収納された曲の1曲でも完全に
演奏すれば、その演奏された曲ナンバーのピークアドレ
スデータADD(CMN)がメモリ9に記憶され、その曲ナン
バーのフラグF(CMN)が1にセットされるのである。
このようにメモリ9にピークアドレスデータADD(CM
N)が記憶された場合において、キーボード13のキー操
作によってイントロサーチ指令が発生すると、第8図に
示すようにイントロサーチ動作が行なわれる。第8図に
おいて第2図(a)と同一の動作は同一符号で示してい
る。
第8図に示した動作において、ピークイントロサーチ
選択の場合には、プレーヤコントローラ10はステップS3
において目標曲ナンバーTMNを1に設定した後、メモリ
9からフラグF(TMN)を読み出してフラグF(TMN)が
1に等しいか否かを判別する(ステップS51)。F(TM
N)=0ならば、まだ有効なピークアドレスデータがメ
モリ9に記憶されていないので、ピークアドレスデータ
を得るためにステップS4に進む。F(TMN)=1なら
ば、有効なピークアドレスデータがメモリ9に記憶され
ているので、メモリ9からピークアドレスデータADD(T
MN)を読み出し(ステップS52)、そのピークアドレス
データADD(TMN)をADDとする(ステップS53)。ステッ
プS53の実行後、直ちに第2図(b)に示したステップS
16に進む。よって、ピークアドレスデータADDをサーチ
動作により得る時間だけ早いピークイントロ演奏が可能
となる。
ステップS10においてピックアップ3の読取位置がデ
ィスクDのリードアウトエリアに到達したと判断した場
合、或いはステップS12においてCMN≠TMNの場合には、
ピークアドレスデータADDが得られているので、ピーク
アドレスデータADDをADD(TMN)としてメモリ9に書き
込み(ステップS54)、またフラグF(TMN)を1にセッ
トし(ステップS55)、このステップS55の実行後、第2
図(b)に示したステップS16に進む。
次に、更に他の実施例について説明する。この実施例
においては、メモリ9には各曲ナンバー毎にピークアド
レスデータADD(n)だけが記憶されるようにテーブル
が形成される。このテーブルのデータを演奏に先立って
イニシャルルーチンの処理により全て得ることが行なわ
れる。
イニシャルルーチンにおいては、第9図に示すように
先ず、曲ナンバーを一時記憶する変数としてのNを0に
初期化し(ステップS61)、早送り演奏動作を開始し
(ステップS62)、ピックアップ3の読取位置がディス
クDのリードアウトエリアに到達したか否かを判別する
(ステップS63)。ピックアップ3の読取位置がリード
アウトエリアに到達していない場合にはそのときのオー
ディオデータ並びにサブコード情報から曲ナンバー及び
タイムコード値をCDATA,CMN,CADDとして読み込み(ステ
ップS64)、読み込んだ曲ナンバーCMNが曲ナンバーNに
等しいか否かを判別する(ステップS65)。CMN≠Nなら
ば、曲ナンバーNを読み込んだ曲ナンバーCMNに等しく
する(ステップS69)。このイニシャルルーチンの処理
を開始直後はN=0のためステップS69を必ず実行す
る。また、1の曲ナンバーの早送り演奏が終了し、次の
曲ナンバーの早送り演奏を開始した直後もステップS69
を必ず実行する。ステップS69の実行後、タイムコード
値CADDをピークアドレスデータADD(N)としてメモリ
9に記憶し(ステップS70)、オーディオデータCDATAを
ピーク値データMAXとして記憶する(ステップS71)。そ
して、ステップS62に移行する。
CMN=Nの場合には曲ナンバーNのトラック内で早送
り動作中であるので、読み込んだオーディオデータCDAT
Aがピーク値データMAXより大であるか否かを判別する
(ステップS66)。CDATA>MAXならば、オーディオ信号
レベルが前回までに得たレベルより大きいので、タイム
コード値CADDをピークアドレスデータADD(N)として
メモリ9に記憶し(ステップS67)、オーディオデータC
DATAをピーク値データMAXとして記憶する(ステップS6
8)。そして、ステップS62に移行してステップS62〜S68
を繰り返すことにより曲ナンバーNの新たなピーク値デ
ータを得ることが行なわれる。また、CDATA≦MAXの場合
にも同様にステップS62に移行する。
よって、ステップS65においてイニシャルルーチンの
処理を開始直後を除いてCMN≠Nとなる度に曲ナンバー
NのピークアドレスデータADD(N)がメモリ9に記憶
されていることになり、ステップS63において、ピック
アップ3の読取位置がリードアウトエリアに到達したと
判断したときにはディスクDの全ての曲ナンバー1,2,3
…のピークアドレスデータADD(1),ADD(2),ADD
(3)…がメモリ9に記憶されていることになり、イニ
シャルルーチンの処理を終了する。
かかるイニシャルルーチンの処理により各曲ナンバー
のピークアドレスデータがメモリ9に得られた後、キー
操作によりイントロサーチ指令が発生すると、それに応
じてピークイントロサーチを行なう場合には次のように
プレーヤコントローラ10は動作する。
プレーヤコントローラ10は、第10図に示すように曲ナ
ンバーNを1に設定し(ステップS81)、TOC情報から得
られた曲ナンバーNの演奏時間T(N)が10secより大
であるか否かを判別する(ステップS82)。T≦10secな
らば、曲ナンバーNの演奏時間は10sec以下で短いの
で、曲ナンバーNの開始タイムコード値が得られるピッ
クアップ3の読み取り位置までスライダーを駆動するサ
ーチ動作を行ない(ステップS83)、曲ナンバーNの曲
終了までの演奏動作を行なう(ステップS85)。この演
奏終了後は後述のステップS23に進む。
T>10secならば、メモリ9からピークアドレスデー
タADD(N)を読み出し(ステップS86)、曲ナンバーN
の演奏時間T(N)とピークアドレスデータADD(N)
との差が5secより大であるか否かを判別する(ステップ
S87)。T−ADD(N)>5secならば、ピーク値データMA
Xが得られる読取位置からの残り演奏時間が5secより長
い。この場合には更にピークアドレスデータADD(N)
が5secより大であるか否かを判別する(ステップS8
8)。ADD(N)>5secならば、ピーク値データMAXが得
られる読取位置に演奏開始位置から達するためには5sec
より長い演奏が必要である。T(N)−ADD(N)>5se
cかつADD(N)>5secならば、ピックアップ3の読取位
置をアドレスコード値ADD(N)−5secの位置へ移動さ
せるべくサーチ動作を行なう(ステップS89)。これは
ピーク値データMAXが得られるピークアドレスデータADD
(N)より演奏時間として5sec前の位置にピックアップ
3の読取位置を移動させるのである。ADD(N)≦5sec
ならば、ピーク値データMAXが得られる読取位置が演奏
開始位置より5sec以内の位置であるので、ピックアップ
3の読取位置を曲ナンバーNの開始タイムコード値の位
置へ移動させるべくサーチ動作を行なう(ステップS9
0)。T(N)−ADD(N)≦5secならば、ピーク値デー
タMAXが得られる読取位置からの残り演奏時間が5secよ
り短いので、曲ナンバーN内においてタイムコード値T
(N)−10の位置へ移動させるべくサーチ動作を行なう
(ステップS91)。これは曲ナンバーNの演奏終了位置
より演奏時間として10sec前の位置にピックアップ3の
読取位置を移動させるのである。
ステップS89,S90又はS91の実行後、サーチ動作が終了
したか否かを判別し(ステップS92)、サーチ動作が終
了したならば、10secだけ演奏動作を行なう(ステップS
93)。よって、T(N)−ADD(N)>5secかつADD
(N)>5secならば、アドレスコード値ADD(N)−5se
cの位置から10secだけ演奏が行なわれる。ADD(N)≦5
secならば、演奏開始位置(開始タイムコード値)から1
0secだけ演奏が行なわれる。T(N)−ADD(N)≦5se
cならば、タイムコード値T(N)−10から10secだけ演
奏が行なわれる。
次いで、ステップ93において10secの演奏が終了した
後、曲ナンバーNがディスクDの最終の曲ナンバーであ
るか否かを判別する(ステップS94)。この最終の曲ナ
ンバーはTOC情報により得られたものである。曲ナンバ
ーNがディスクDの最終の曲ナンバーでない場合には曲
ナンバーNに1を加算して次の曲ナンバーNを得て(ス
テップS95)、ステップS82に戻って上記の動作と同一の
動作を次の曲ナンバーNに対して繰り返す。一方、曲ナ
ンバーNがディスクDの最終の曲ナンバーである場合に
はディスクDの全ての収納曲に対してピークイントロサ
ーチを行なったので、ステップS81に戻って再び最初の
曲ナンバーからピークイントロサーチを行なう。なお、
ステップS81に戻らずピークイントロサーチを終了して
も良い。
なお、上記した実施例においては、曲中でオーディオ
信号レベルが最大ピークレベルとなるディスク上の位置
を含んでその曲を10secだけイントロ演奏するが、これ
に限らない。イントロ演奏時間は最大ピークレベルとな
るディスク上の位置を含んでいれば10secより短くても
又は長くても良し、更に、最大ピークレベルがイントロ
演奏において真中に時間的に位置しなくても良いのであ
る。
また、イントロ演奏時間を常に全ての曲に対して一定
時間とする必要はない。例えば、ディスクに収納された
曲数に応じて定めることもできる。すなわち、ディスク
の収納曲が多い場合には1曲当りのイントロ演奏時間を
短くし、ディスクの収納曲が少ない場合には1曲当りの
イントロ演奏時間を長くするようにしても良い。また、
ディスク中の全ての曲に対して一定時間のイントロ演奏
でなく曲毎に異ならせてイントロ演奏しても良いのであ
る。例えば、最大ピークレベルとなる位置が曲中のどの
位置にあるかによってイントロ演奏時間を定めても良
い。曲頭に近い位置が最大ピークレベルとなる位置なら
ば、それ以外の位置の場合に比べてイントロ演奏時間を
長くするのである。
発明の効果 以上の如く、本発明のサーチ機能を備えたディスクプ
レーヤにおいては、サーチ指令に応じてディスクに記録
された各曲におけるオーディオ信号レベルが最大ピーク
レベルとなるディスク上の位置データを発生し、ディス
クに記録された各曲について位置データが示すディスク
上の位置を含む部分を所定時間だけ順次演奏することが
行なわれる。よって、従来の曲頭部分を順次演奏するイ
ントロ演奏に代わって曲の特徴部分の演奏となるので、
短い時間の演奏であっても聴取者は容易に曲の内容を把
握することができ、短時間で好みの曲を検索することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図
(a),(b)は第1図のプレーヤ中のプレーヤコント
ローラの動作を示すフロー図、第3図は曲におけるオー
ディオレベルピーク位置に応じたピークイントロサーチ
時の演奏箇所を示す図、第4図はピークイントロサーチ
時の動作例を示す図、第5図は第1図のプレーヤ中のプ
レーヤコントローラの動作例を示すフロー図、第6図は
メモリのデータテーブルを示す図、第7図〜第10図は本
発明の他の実施例におけるプレーヤコントローラの動作
を示すフロー図である。 主要部分の符号の説明 1……ターンテーブル 2……スピンドルモータ 3……ピックアップ 10……プレーヤコントローラ 13……キーボード

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクに記録された各曲を順に所定時間
    だけ演奏するサーチ機能を備えたディスクプレーヤであ
    って、 サーチ指令に応じて前記ディスクに記録された各曲にお
    けるオーディオ信号レベルが最大ピークレベルとなるデ
    ィスク上の位置データを発生する位置データ発生手段
    と、 前記ディスクに記録された各曲について前記位置データ
    が示すディスク上の位置を含む部分を前記所定時間だけ
    順次演奏する演奏手段と、を含むことを特徴とするディ
    スクプレーヤ。
  2. 【請求項2】前記位置データ発生手段は、前記各曲につ
    いて高速演奏してオーディオ信号レベルをデータとして
    所定タイミングで検出する手段と、前記各曲について検
    出レベルデータと前回まで検出レベルデータの最大ピー
    クレベルデータとを比較する比較手段と、前記比較手段
    による大なる方のデータを前記最大ピークレベルデータ
    として更新して保持すると共にその最大ピークレベルデ
    ータが得られたディスク上の位置データを更新して保持
    する手段と、前記各曲について高速演奏の終了後、保持
    された前記位置データを出力する手段とを含むことを特
    徴とする請求項1記載のディスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】前記位置データ発生手段は、演奏中にオー
    ディオ信号レベルをデータとして所定タイミングで検出
    する手段と、検出レベルデータと前回まで検出レベルデ
    ータの最大ピークレベルデータとを比較する比較手段
    と、前記比較手段による大なる方のデータを前記最大ピ
    ークレベルデータとして更新して保持すると共にその最
    大ピークレベルデータが得られたディスク上の位置デー
    タをメモリの曲ナンバーで指定される記憶位置に更新記
    憶する手段と、前記演奏手段の次の演奏曲に対応する位
    置データが前記メモリに記憶されているか否かを判別
    し、前記次の演奏曲に対応する位置データが記憶されて
    いる場合にはその位置データを前記メモリから読み出し
    て前記演奏手段に供給する手段とを含むことを特徴とす
    る請求項1記載のディスクプレーヤ。
  4. 【請求項4】前記位置データ発生手段は、初期動作とし
    てディスクの全ての曲を高速演奏してオーディオ信号レ
    ベルをデータとして所定タイミングで検出する手段と、
    検出レベルデータと前回まで検出レベルデータの最大ピ
    ークレベルデータとを比較する比較手段と、曲毎に前記
    比較手段による大なる方のデータを前記最大ピークレベ
    ルデータとして更新して保持すると共にその最大ピーク
    レベルデータが得られたディスク上の位置データをメモ
    リの曲ナンバーで指定される記憶位置に更新記憶する手
    段と、前記演奏手段の次の演奏曲に対応する位置データ
    を前記メモリから読み出して前記演奏手段に供給する手
    段とを含むことを特徴とする請求項1記載のディスクプ
    レーヤ。
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