JP3006805U - ターンテーブル - Google Patents

ターンテーブル

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JP3006805U
JP3006805U JP1994009678U JP967894U JP3006805U JP 3006805 U JP3006805 U JP 3006805U JP 1994009678 U JP1994009678 U JP 1994009678U JP 967894 U JP967894 U JP 967894U JP 3006805 U JP3006805 U JP 3006805U
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JP
Japan
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top plate
shaft bolt
casters
base plate
hole
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JP1994009678U
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English (en)
Inventor
▲隆▼介 岡村
Original Assignee
▲隆▼介 岡村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天板の回転力を抑制し、使用時に適切な回転
速度に調節することの出来るターンテーブルを提供する
ことを目的とする。 【構成】 天板4の裏面中央に軸受け部材13を取り付
け、台板2の中心に孔部8を形成し、この孔部8に軸ボ
ルト5を回転可能に貫通させて、軸ボルト5の先端を軸
受け部材13に螺着させると共に、天板4と台板2の間
に軸ボルト5を中心とする円9の接線方向に車輪3aを
沿わせた複数のキャスター3と、このキャスター3を制
動する制動調整手段18とを介在させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は食卓等に載置して使用する、卓上用のターンテーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のターンテーブルとして実開昭59−166738号公報に記載 されるようなものがあるが、このターンテーブルでは台板の中央部に軸を設け、 この軸により天板取付用の円板と前記台板と前記円板の間に介在させた補助円板 を水平旋回可能に支承し、前記補助円板の外周端縁部に螺孔の中心線が回転中心 方向に向くように複数のナットを溶着させ、このナットに中央部が山状に膨出し たローラをボルトで回転可能に螺着させており、前記円板をローラーにより水平 に支持すると共に、前記円板に取付けた天板を回転させたときに、前記円板と前 記台板との間をローラーが回転し、前記天板を円滑に水平旋回させることができ た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のターンテーブルにあっては天板の旋回性の向上に重 点を置いて製作されているため、天板とローラーの間の摩擦力を極力少なくする よう構成されており、一度、天板に回転力を与えると、なかなか回転力が劣るこ とがなく、天板上の反対側に置かれた物品をとる時に、あらかじめ天板の回転量 を予測し、前記物品が正面に位置するように天板に回転力を与えることは非常に 困難であった。このため、天板の回転を停止させるには再び手動により天板を押 さえ、停止させなければならず、従来のターンテーブルにおいては天板の急始動 、急停止が多くなり、天板上に料理を載せた場合、料理が器からこぼれることが あった。さらにターンテーブルに加わるわずかな振動により前記天板が回転する ことがあり、器から料理など取る時、非常に不安定であった。
【0004】 本考案はこのような従来の問題を解決するものであり、天板の回転力を抑制し 、使用時に適切な回転速度に調節することの出来るターンテーブルを提供するこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、天板の裏面中央に軸受け部材を取り 付け、台板の中心に孔部を形成し、この孔部に軸ボルトを回転可能に貫通させて 、前記軸ボルトの先端を前記軸受け部材に螺着させると共に、前記天板と前記台 板の間に前記軸ボルトを中心とする円の接線方向に車輪を沿わせた複数のキャス ターと、このキャスターを制動する制動調整手段とを介在させるようにしたもの である。
【0006】 また、本考案は前記制動調整手段として、前記軸ボルトの締め付けにより、ス プリングワッシャーを変形させ、この変形による反力で前記天板を前記車輪に圧 接させるように構成したものである。
【0007】
【作用】
かかる構成により、前記制動調整手段が、キャスターを制動し、前記天板の回 転速度を抑制し、適切な回転速度が得られる。
【0008】 さらに本考案においては、前記軸ボルトを増し締めすることで、前記車輪の前 記天板との圧接力を大きくし、回転抵抗を増加させ、前記天板の回転速度を抑え るため、前記軸ボルトの締め具合により前記天板の回転速度が調節できる。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は本考案に係わるターンテーブルの正面図であり、図2は同、一部破断し た中央断面図であり、図3は同、分解斜視察図である。これらの図において、タ ーンテーブル1は、台板2の上面に複数のキャスター3を取り付け、このキャス ター3の上に天板4を載置し、前記台板2の底面より軸ボルト5を回転可能に貫 通させ、この軸ボルト5の先端を天板4に螺着させて大略構成されている。
【0011】 前記台板2は円形の板材で底面外周部にはゴム製の脚部6がネジ7により取り 付けてあり、その中央部には軸ボルト5を貫通させるための孔部8が形成されて おり、台板2の上面の孔部8を中心とした円(軸ボルト5を中心とした円)9の 上には、この円9の接線方向に車輪3aが回転するように複数のキャスター3が ネジ10で取付けてある。
【0012】 これらのキャスター3はゴムもしくは樹脂製の弾力のある車輪3aを有してお り、天板4の安定した水平旋回を達成するために前記円9の上に等間隔に3個以 上取り付けられおり、さらに、キャスター3の取付け位置を孔部8の近くに設定 すれば車輪3aと接する天板4のモーメントが大きくなり天板4を回転しやすく なるが、逆にキャスター3の間の間隔が狭まることにより天板4の安定性がなく なるため、これらの要件に着目し適切な位置を選択している。また、このキャス ター3の周囲は、台板2および、天板4と同色調の紙製の目隠し11で覆ってお り、外観上の体裁をよくしている。
【0013】 前記天板4は円形の板材であり、裏面の中心にはネジ12により木製の軸受け 部材13が取り付けられている。この軸受け部材13の中心には前記軸ボルト5 を螺着させるため、孔径を軸ボルト5の直径より若干小さめに形成した孔部14 が形成されており、軸ボルト5を螺着させたときにこの孔部14の内面に軸ボル ト5が木ネジとして噛合うため、組み立て時や調整時の良好な軸ボルト5の締め 具合を保持し続けることができ、さらに金属ナット(図示ぜず)を用いたときの 様なダブルナットによる固定が不要になり、制作時の工数を減らすことができる 。
【0014】 前記軸ボルト5は天板4の回転軸になると共に、この軸ボルト5の締め具合に より台板2と天板4との間隔を調節するものであり、台板2の底面側から孔部8 を貫通し、その先端を孔部14に螺着させている。このとき、軸ボルト5には図 4に示すように、スプリングワッシャー15、ワッシャー16、ガイドブッシュ 17が順番に遊貫させてあり、この内、スプリングワッシャー15は軸ボルト5 を軸受け部材13に螺着させたときに、軸ボルト5の頭5aと台板2とに挟まれ 変形し、この変形の反力が台板2と天板4の間隔を狭めるようとするため、キャ スター3の車輪3aと天板4とを圧接し、制動力を発生させており、これら軸ボ ルト5とスプリングワッシャー15が制動調整手段18になっている。さらにス プリングワッシャー15の弾性により、軸ボルト5の締め付けに対し、車輪3a と天板4との圧接力の増加が緩やかになるため、制動力の微調整が可能になる。
【0015】 またワッシャー16はスプリングワッシャー15とガイドブッシュ17の間の 摩擦を減少させて、天板4と共に回転する軸ボルト5の回転性を向上させ、軸ボ ルト5の緩みを防止しており、ガイドブッシュ17は台板2の底面よりそのガイ ド部17aを孔部8に挿入させており、このガイド部17aの内部に軸ボルト5 を貫通させることにより軸ボルト5の表面と孔部8の内面との摩擦を解消すると 共に、軸ボルト5の回転時のブレを防止している。
【0016】 次に上記の実施例の動作について説明する。上記実施例のターンテーブル1の 天板4を旋回させるように手で押してやると、天板4はキャスター3に支持され ながら、軸ボルト5を中心にして旋回し始める。このときの天板4の回転速度が 速いようであれば軸ボルト5を締め付け、車輪3aと天板4との圧接力を大きく し、車輪3aの回転時の回転抵抗を大きくすることができる。
【0017】 すなわち、軸ボルト5の締め付け量により天板4の回転速度を調節することが できるようになり、天板4の回転速度を使用時に適切な回転速度に抑えることが できる。
【0018】 なお、上記実施例においては、台板2の表面にキャスター3を取り付け、この キャスター3の車輪3aにより天板4の底面を支持するようにしていたが、キャ スター3を天板4の底面に取り付け車輪3aを台板2の上に回転させるように構 成しても同様に可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、軸ボルトの締め付け量により天板の回転速 度を調節することができるようになり、天板の回転速度を使用時に適切な回転速 度に抑えることができる。
【0020】 このため、前記天板に与える回転力の加減による、前記天板の回転量が予測で きるようになり、前記天板の上に載せた物品を正面で止めることが容易にできる ようになる。さらに、前記天板の急始動、急停止を防止することができ、前記天 板の上に料理を乗せた場合も料理が食器からこぼれることがなく、また前記キャ スターと前記天板との間には常に摩擦力が働くため、若干の振動では前記天板が 回転することがなくなり、料理を取るときの安定性が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるターンテーブルの正面図であ
る。
【図2】同、一部破断した中央断面図である。
【図3】同、分解斜視察図である。
【図4】軸ネジ部の構成を説明する説明図である。
【符号の説明】
2 台板 3 キャスター 3a 車輪 4 天板 5 軸ボルト 8 孔部 9 軸ボルトを中心とする円 13 軸受け部材 18 制動調整手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の裏面中央に軸受け部材を取り付
    け、台板の中心に孔部を形成し、この孔部に軸ボルトを
    回転可能に貫通させて、前記軸ボルトの先端を前記軸受
    け部材に螺着させると共に、前記天板と前記台板の間
    に、前記軸ボルトを中心とする円の接線方向に車輪を沿
    わせた複数のキャスターと、このキャスターを制動する
    制動調整手段とを介在させたことを特徴とするターンテ
    ーブル。
  2. 【請求項2】 前記制動調整手段が、前記軸ボルトの締
    め付けにより、スプリングワッシャーを変形させ、この
    変形による反力で前記天板を前記車輪に圧接させる構成
    である請求項1記載のターンテーブル。
JP1994009678U 1994-07-15 1994-07-15 ターンテーブル Expired - Lifetime JP3006805U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994009678U JP3006805U (ja) 1994-07-15 1994-07-15 ターンテーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994009678U JP3006805U (ja) 1994-07-15 1994-07-15 ターンテーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3006805U true JP3006805U (ja) 1995-01-31

Family

ID=43142662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994009678U Expired - Lifetime JP3006805U (ja) 1994-07-15 1994-07-15 ターンテーブル

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JP (1) JP3006805U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6197159B1 (ja) * 2016-08-05 2017-09-20 忠実 草津 卓上ガスコンロ用回転テーブル台

Cited By (1)

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