JP3006597U - 回転台の取付構造 - Google Patents

回転台の取付構造

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JP3006597U JP1994008424U JP842494U JP3006597U JP 3006597 U JP3006597 U JP 3006597U JP 1994008424 U JP1994008424 U JP 1994008424U JP 842494 U JP842494 U JP 842494U JP 3006597 U JP3006597 U JP 3006597U
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敬夫 横山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転台のガタ付きを抑えながら回転台を円滑
に回転させる。 【構成】 支持台1上に回転台3の裏面側に取り付けた
回転輪8を載せる。支持台1と回転台3の中心に設けた
貫通孔7にスリーブ10を挿入する。このスリーブ10内に
ボルト6を挿通し、ボルト6のねじ部6Aにナット12を
ねじ込んで前記支持台1と前記回転台3を連結する。 【効果】 スリーブ10によって、支持台1と回転台3と
の間隔を保持し、回転輪8と支持台1との接触圧を適性
状態に保てる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転式ハンガーにおける回転台の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、衣服を掛けるハンガーラックにおいては、ハンガーラックに吊り下げた 衣服を取り出す際の利便性を考慮し、ハンガーラックを水平回転自在に設けた回 転式ハンガーが知られている。この種の回転式ハンガーは、図3に示すように、 ハンガーフレームを取り付けた回転台Aに複数の回転輪A1が取り付けられ、そ の回転台Aを支持台B上に載置し、回転台Aと支持台Bの中心部にボルトCを貫 通させ、そのボルトCにナットC1をねじ込んで回転台Aと支持台Bを連結して いる。そして、回転台Aに取り付けた回転輪A1が支持台B上を転動し、前記ボ ルトCを中心としてハンガーフレームを取り付けた回転台Aが支持台Bに水平回 転自在に配置される。なお、ボルトCとナットC1によって、回転台Aと支持台 Bとを連結するものであるが、そのナットC1を締めることによって、回転台A と支持台Bと間隔が狭くなり、ナットC1を必要以上に締め過ぎると回転台Aに 取り付けた回転輪A1が支持台Bに強く押し付けられ、回転輪A1がスムーズに 回転せず、回転台Aが回転しにくくなる。このため、通常、ボルトCを外装する 筒状のスペーサーDを回転台Aと支持台Bの間に設け、このスペーサーDによっ て回転台Aと支持台Bとの間隔を保持するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の回転台Aの取付構造では、回転台Aと支持台Bの間に介在するスペ ーサーDによって回転台Aと支持台Bとの間隔を保持し、回転輪A1が支持台B に強く押し付けられることはないが、ナットC1を締め付けることによって、回 転台Aと支持台Bの間に介在するスペーサーDが上下から挾み付けら、ナットC 1を締め過ぎると、やはり回転台Aが回転しにくくなるため、ボルトCとナット C1による締付力を弱くせざる得ない。しかし、支持台B上に配置する回転台B は、その中心に設けたスペーサーDと回転台Aの裏面側に取り付けられた複数個 の回転輪A1に支えられた状態で回転台A1の中心部をボルトCによって連結し ているに過ぎず、前述したように、ナットC1の締付力が弱いと、回転台Bがス ペーサーDを中心として左右にガタ付き、回転台Aの取り付けが不安定となる問 題があった。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決しようとするもので、回転台のガタ付きを 防止し、回転台を安定的に取り付けることのできる回転台の取付構造を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、下面側にキャスターを取り付けた移動自在な支持台と上面 側にハンガーフレームなどを取り付けた回転台とを設け、前記支持台上に回転台 を載置し、この回転台の下面側に前記支持台上を転動する複数の回転輪を固定し 、その回転台と支持台の中心部に固定具を挿通する貫通孔を形成し、この貫通孔 内に前記固定具を外装する中空パイプ状のスリーブを挿通するとともに、前記ス リーブの上下を前記回転台の上面と支持台の下面にほぼ連続させて配置し、その スリーブを含んで前記回転台と支持台を前記固定具で挾着して前記支持台に前記 回転台を水平回転自在に連結したものである。
【0006】 請求項2の考案は、請求項1記載の回転台の取付構造において、前記固定具を 径大な頭部を有するボルトと、このボルトのねじ部にねじ込むナットによって構 成し、そのボルトの頭部と前記ナットの間に前記スリーブを介在させて設けたも のである。
【0007】 請求項3の考案は、請求項1または2記載の回転台の取付構造において、前記 支持台と前記回転台をそれぞれ円形リング状に形成し、その内面側に支持台と前 記回転台の中心を通る帯板状の連結板を架け渡し、このに連結板に前記貫通孔を 設けたものである。
【0008】
【作用】
請求項1の考案は、固定具によって支持台と回転台を連結する際、固定具でス リーブを含んで回転台と支持台を挾着するため、固定具がスリーブに突き当たり 、そのスリーブによって支持台と回転台の間隔が保持され、回転輪と支持台との 接触圧を適性状態に保てる。また、スリーブを固定具の間に介在させることによ って、固定具で回転台と支持台を強固に挾み付けてもスリーブが回転台と支持台 に強く押し付けられることがなく、回転台を円滑に回転できるとともに、回転台 のガタ付きを抑え、回転台を安定的に取付固定できる。
【0009】 請求項2の考案は、ボルトのねじ部にナットをねじ込むことによって、ナット がスリーブに突き当たり、そのスリーブによって支持台と回転台の間隔が保持さ れ、ボルトとナットで回転台と支持台を強固に挾み付けてもスリーブが回転台と 支持台に強く押し付けられることがなく、回転台を円滑に回転できるとともに、 回転台のガタ付きを抑え、回転台を安定的に取付固定できる。
【0010】 請求項3の考案は、支持台と回転台を円形リング状に形成するとともに、貫通 孔を形成する連結板を帯板状に形成することで、支持台と回転台の重量を少なく 抑え、その回転台の軽量化により、回転台に取り付けた回転輪に加わる加重を低 減できる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
【0012】 図1及び図2は本考案の一実施例を示し、同図において、1は下面側にキャス ター2を取り付けた移動自在な支持台、3は上面側にハンガーフレーム4を取り 付けた回転台である。この支持台1と回転台3は、それぞれ金属材から成る断面 矩形型の円形リング状に形成され、これら支持台1と回転台3の内周面に、その 中心を通る帯板状の連結板5を架け渡して設けている。なお、この連結板5も前 記支持台1と回転台3と同様、断面矩形型に形成され、その中心に固定具として ボルト6を挿通する貫通孔7を形成している。また、前記回転台3の下面側には 前記支持台1上を転動する3個の回転輪8が前記貫通孔7を中心としてほぼ12 0度毎に取付固定され、一方、回転台3の上面側には前記ハンガーフレーム4を 固定する左右一対の取付パイプ9が連結板5の両側に連結板5と平行して固定さ れている。また、前記連結板5の貫通孔7には、金属製の中空パイプ状に形成さ れたスリーブ10が嵌入され、そのスリーブ10内に前記ボルト6を座金11を介して 挿通し、ボルト6のねじ部6Aに固定具としてナット12をねじ込むことによって 、前記支持台1と前記回転台3を連結している。なお、前記ボルト6を外装する スリーブ10は、支持台1の下面から回転台3の上面までの距離と同じ長さに設定 され、スリーブ10が上端面が回転台3の上面と連続し、一方、スリーブ10の下端 面は支持台1の下面と連続して貫通孔7に嵌入され、ボルト6の頭部6Bとナッ ト12との間に介在して設けられている。すなわち、ナット12を締め付けると、ス リーブ10を含んでボルト6の頭部6Bが回転台3の貫通孔7の周縁を押圧し、一 方、ナット12が支持台1の貫通孔7の周縁を押圧し、このように、ボルト6の頭 部6Bとナット12で支持台1と回転台3を上下に挾着して支持台1と回転台3を 連結する。
【0013】 上記の構成につき、本願考案の回転式ハンガーの組み付け手順について説明す る。まず、支持台1上に回転台3を載せるが、回転台3の下面側に取り付けた各 回転輪8を支持台1の上面縁部に乗り上げる。そして、支持台と回転台3の連結 板5に形成する貫通孔7にスリーブ10を嵌め入れ、このスリーブ10に座金11を介 してボルト6を挿通させ、ボルト6のねじ部6Aにも同様に座金11を介してナッ ト12をねじ込んでボルト6の頭部6Bとナット12で前記支持台1と前記回転台3 を挾み付けて支持台1と回転台3を連結している。この場合、ナット12を締め付 けると、スリーブ10を含んでボルト6とナット12とで回転台3と支持台1を上下 に挾着することから、スリーブ10によって支持台1と回転台3との間隔が保持さ れる。また、ナット12を締付けても、スリーブ10をボルト6の頭部6Bとナット 12との間に介在させることによって、支持台1と回転台3とにスリーブ10が押し 付けられこともない。このため、回転台3が円滑に回転し、しかも、回転台3が ガタ付くことなく安定的に取付固定することができる。さらに、支持台1と回転 台3を円形リング状に形成し、これら支持台1と回転台3の内周面に、その中心 を通る帯板状の連結板5を架け渡して設けているので、支持台1と回転台3の重 量を極力少なく抑え、特に、回転輪8を取り付けた回転台3の軽量化を図ること によって、回転輪8に加わる加重を低減し、回転台3をスムーズに回転すること ができる。
【0014】 このように、本考案においては、支持台1と回転台3の連結板5に形成する貫 通孔7にスリーブ10を嵌め入れ、スリーブ10の上下端面を回転台3の上面と支持 台1の下面に連続させて支持台1と回転台3の間に介在させることによって、ナ ット12を締め付けても回転台3がスムーズに回転し、回転台3がガタ付くことな く安定的に連結固定することができる。
【0015】 以上、本考案の一実施例を詳述したが、本考案は、前記実施例に限定されるも のではなく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、固 定具としてボルトとナットを示したが、リベットなどで良い。また、支持台、回 転台及びハンガーフレームの形状は適宜設定すれば良く、さらに、支持台に取り 付けるキャスターはストッパー機能を有するものであってもよい。
【0016】
【考案の効果】
請求項1の考案は、下面側にキャスターを取り付けた移動自在な支持台と上面 側にハンガーフレームなどを取り付けた回転台とを設け、前記支持台上に回転台 を載置し、この回転台の下面側に前記支持台上を転動する複数の回転輪を固定し 、その回転台と支持台の中心部に固定具を挿通する貫通孔を形成し、この貫通孔 内に前記固定具を外装する中空パイプ状のスリーブを挿通するとともに、前記ス リーブの上下を前記回転台の上面と支持台の下面にほぼ連続させて配置し、その スリーブを含んで前記回転台と支持台を前記固定具で挾着して前記支持台に前記 回転台を水平回転自在に連結することによって、スリーブで支持台と回転台との 間隔を保持して回転台の回転が円滑であるとともに、固定具で支持台と回転台を 挾着して回転台のガタ付きを抑えて安定的に取り付けることができる回転台の取 付構造を提供することができる。
【0017】 請求項2の考案は、請求項1記載の回転台の取付構造において、前記固定具を 径大な頭部を有するボルトと、このボルトのねじ部にねじ込むナットによって構 成し、そのボルトの頭部と前記ナットの間に前記スリーブを介在させて設けたこ とによって、ナットを締め付けて支持台と回転台を簡単に取り付けることができ る回転台の取付構造を提供することができる。
【0018】 請求項3の考案は、請求項1または2記載の回転台の取付構造において、前記 支持台と前記回転台をそれぞれ円形リング状に形成し、その内面側に支持台と前 記回転台の中心を通る帯板状の連結板を架け渡し、このに連結板に前記貫通孔を 設けたことによって、支持台と回転台の軽量化により、回転輪に加わる荷重を低 減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回転式ハンガーの分解
斜視図である。
【図2】同上回転台の連結状態を示す断面図である。
【図3】従来例を示す回転式ハンガーの断面図である。
【符号の説明】
1 支持台 2 キャスター 3 回転台 4 ハンガーフレーム 5 連結板 6 ボルト(固定具) 6A ねじ部 6B 頭部 7 貫通孔 8 回転輪 10 スリーブ 12 ナット(固定具)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面側にキャスターを取り付けた移動自
    在な支持台と上面側にハンガーフレームなどを取り付け
    た回転台とを設け、前記支持台上に回転台を載置し、こ
    の回転台の下面側に前記支持台上を転動する複数の回転
    輪を固定し、その回転台と支持台の中心部に固定具を挿
    通する貫通孔を形成し、この貫通孔内に前記固定具を外
    装する中空パイプ状のスリーブを挿通するとともに、前
    記スリーブの上下を前記回転台の上面と支持台の下面に
    ほぼ連続させて配置し、そのスリーブを含んで前記回転
    台と支持台を前記固定具で挾着して前記支持台に前記回
    転台を水平回転自在に連結したことを特徴とする回転台
    の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記固定具を径大な頭部を有するボルト
    と、このボルトのねじ部にねじ込むナットによって構成
    し、そのボルトの頭部と前記ナットの間に前記スリーブ
    を介在させて設けたことを特徴とする請求項1記載の回
    転台の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記支持台と前記回転台をそれぞれ円形
    リング状に形成し、その内面側に支持台と前記回転台の
    中心を通る帯板状の連結板を架け渡し、このに連結板に
    前記貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1または2
    記載の回転台の取付構造。
JP1994008424U 1994-07-13 1994-07-13 回転台の取付構造 Expired - Lifetime JP3006597U (ja)

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