JP3006520U - 流体収納袋用注入逆止弁 - Google Patents

流体収納袋用注入逆止弁

Info

Publication number
JP3006520U
JP3006520U JP1994009364U JP936494U JP3006520U JP 3006520 U JP3006520 U JP 3006520U JP 1994009364 U JP1994009364 U JP 1994009364U JP 936494 U JP936494 U JP 936494U JP 3006520 U JP3006520 U JP 3006520U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
check valve
injection
fluid
storage bag
fluid storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994009364U
Other languages
English (en)
Inventor
伸一 板屋
Original Assignee
豊国産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 豊国産業株式会社 filed Critical 豊国産業株式会社
Priority to JP1994009364U priority Critical patent/JP3006520U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3006520U publication Critical patent/JP3006520U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体注入逆止弁の口に当てる部分を漏斗状に
拡開したことにより、口の外側に拡開部分が当接して空
気の吹き込みが容易に行え、また、流体収納袋を膨らま
した後に切り溝より流体注入逆止弁の注入拡開部を切断
することにより、使用時の体裁が良くなるものである。 【構成】 密封した気密性樹脂フィルムによる袋1の縁
の一部に形成した開口部1aに、筒状の注入逆止弁3を
熱溶着によって取付けてなる流体収納袋であって、前記
注入逆止弁の前記袋より外部に突出している部分に漏斗
状の注入拡開部3bを形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエアー枕、エアークッション、エアーマットや飲料用ジュース容器等 の如き樹脂フィルムで形成された袋内に、空気や液体の流体を注入して使用する 流体収納袋において、前記袋内に流体を注入するための流体注入逆止弁の改良に 関する。
【0002】
【従来の技術】
簡易式のエアー枕、エアークッション、エアーマット、或は飲料用ジュース容 器等として、気密性樹脂フィルムを袋状に形成し、これに注入逆止弁を一体に溶 着させたものは従来より広く用いられている。そして、その流体収納袋および流 体注入逆止弁の構造の一例を図4と共に説明すると、1は1枚の気密性樹脂フィ ルムを中心で折り畳み、かつ、注入口1aを残して上下辺を熱溶着によって封止 した袋体である。2は前記袋体と同じ材料によって形成した筒状の流体注入逆止 弁にして、前記袋体1の熱溶着時に、前記注入口1aを形成するための非熱溶着 部分に挟み込んで一体的に熱溶着さる。
【0003】 次に、使用方法について説明するに、流体収納袋1を例えばエアー枕として使 用する場合には、流体注入逆止弁2の開口端を口に付けて空気を吹き込んだり、 ストロー状のパイプを前記開口端から流体注入逆止弁2内に差し込んで、このパ イプから空気を吹き込んで流体収納袋1内に空気を入れて膨らませ使用するもの である。
【0004】 そして、一旦空気が吹き込まれると、内圧が上昇するために、その内圧によっ て流体注入逆止弁2は偏平状に押しつぶされて内部の空気が外部に漏れないよう になり、外圧を流体収納袋1に加えても空気が漏れることがないものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、前記した流体注入逆止弁は柔軟な樹脂フィルムによって形成した筒 状で、平常状態では偏平なものとなっているため、口から直接空気を吹き込む時 に偏平状なために吹き込みに困難を伴い、また、パイプを使用しての吹き込み時 には前記した問題は発生しないが、パイプを容易する必要があり、このパイプの 保管、管理が面倒である等の問題があった。
【0006】 本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、 流体注入逆止弁の口に当てる部分を漏斗状に拡開したことにより、口の外側に拡 開注入部分が当接して空気の吹き込みが容易に行え、また、流体収納袋を膨らま した後には、必要に応じて切り溝より流体注入逆止弁の拡開注入部分を切断する ことにより、使用時の体裁が良くなる流体収納袋用流体注入逆止弁を提供せんと するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の流体収納袋用流体注入逆止弁は前記した目的を達成せんとするもので 、その手段は、密封した気密性樹脂フィルムによる袋の縁の一部に形成した開口 部に、筒状の注入逆止弁を熱溶着によって取付けてなる流体収納袋であって、前 記注入逆止弁の前記袋より外部に突出している部分に漏斗状の拡開注入部を形成 したものであり、また、前記注入逆止弁の前記拡開注入部の根本部分に切り溝を 形成することが望ましいものである。
【0008】
【作用】
前記した如く構成した本考案の流体収納袋用流体注入逆止弁は、流体収納袋よ り外部に突出している流体注入逆止弁が空気を吹き込む部分が、漏斗状に拡開さ れているので、この部分を口元に当てることにより流体注入逆止弁が偏平状態に なることがなく、従って、空気や流体の注入が極めて容易に行える。また、前記 流体注入逆止弁の拡開注入部の根本部分に形成した切り溝から切断することによ り、使用時にあっては流体収納袋よりの突出部分が無くなるので、体裁がよくな る。
【0009】
【実施例】
以下、本考案に係る流体収納袋用流体注入逆止弁の一実施例を図1〜図3と共 に説明する。なお、前記した従来例と同一符号は同一部材を示し、説明は省略す る。 本考案も従来例と同様に、流体注入逆止弁3を流体注入袋1の開口部1aに熱 溶着によって固定する点では同じであるが、本考案の実施例と従来例とで相違す る点は流体注入逆止弁3の形状が異なることである。
【0010】 すなわち、本考案に使用する流体注入逆止弁3は、流体収納袋1内に入る部分 (逆止弁部分)は筒状部3aとなっており、流体収納袋1より突出している部分 (注入部分)は漏斗状の拡開注入部3bとなっている。そして、この拡開注入部 3bの根本部分には横方向に切断するための切り溝3cが形成されている。なお 、前記流体注入逆止弁3の筒状部3aには、周知のように両側面より蛇腹状のヒ ートシール部3dが形成されており、流体通路が狭く形成されている。
【0011】 次に、前記した流体収納袋1をエアー枕等の空気を充填して使用する物品とし た場合について説明する。 先ず、拡開注入部3bを開いて、図2に示すように拡開注入部3bを口元に当 てる。そして、口から空気を吹き込むと、筒状部3aを介して流体収納袋1内に 空気が充填される。この空気を吹き込む時に、開口部3bによって口元が塞がれ るので、開口部3bが口元から外れたり空気が外部に漏れたりすることがないの で、空気の吹き込みが簡単に行える。
【0012】 なお、空気の吹き込み中を停止しても、流体収納袋1内の圧力が高くなってい るため、筒状部3aはその圧力によって潰された状態となるので、外部に漏れる ことはない。しかも、筒状部3aにはヒートシール部3dが形成され、流体収納 袋1内の空気が逃げにくくなっているので、より空気の外部への漏れは防止され るものである。
【0013】 そして、流体収納袋1内に所望量の空気を供給した後、図3に示すように拡開 注入部3bを横方向に引けば、切り溝3cから拡開注入部3bを筒状部3aから 切断することができる。これにより、流体収納袋1より突出する流体注入逆止弁 3の部分は殆ど無くなり美観上好ましいものとなる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は前記したように、流体注入逆止弁の口に当てる部分を漏斗状に拡開し たことにより、口を使っての空気の吹き込みに際して、拡開注入部の内面に口元 を当てて空気の吹き込みが行え、従って、空気の吹き込みが容易に行え、また、 流体収納袋を膨らました後に切り溝より流体注入逆止弁の拡開注入部を切断する ことにより、流体収納袋より突出する流体注入逆止弁の部分が殆ど無くなり、従 って、使用時の体裁が良くなる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る流体収納袋用流体注入逆止弁の一
実施例を示す正面図である。
【図2】同上の流体注入部を使用して空気を吹き込む状
態を示す斜視図である。
【図3】空気を吹き込んだ後、流体注入逆止弁の拡開注
入部を切断した状態の斜視図である。
【図4】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 流体収納袋 3 流体注入逆止弁 3a 筒状部 3b 拡開注入部 3c 切り溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封した気密性樹脂フィルムによる袋の
    縁の一部に形成した開口部に、筒状の注入逆止弁を熱溶
    着によって取付けてなる流体収納袋であって、前記注入
    逆止弁の前記袋より外部に突出している部分に漏斗状の
    拡開注入部を形成したことを特徴とする流体収納袋用流
    体注入逆止弁。
  2. 【請求項2】 前記注入逆止弁の前記拡開注入部の根本
    部分に切り溝を形成したことを特徴とする請求項1記載
    の流体収納袋用流体注入逆止弁。
JP1994009364U 1994-07-11 1994-07-11 流体収納袋用注入逆止弁 Expired - Lifetime JP3006520U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994009364U JP3006520U (ja) 1994-07-11 1994-07-11 流体収納袋用注入逆止弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994009364U JP3006520U (ja) 1994-07-11 1994-07-11 流体収納袋用注入逆止弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3006520U true JP3006520U (ja) 1995-01-24

Family

ID=43142385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994009364U Expired - Lifetime JP3006520U (ja) 1994-07-11 1994-07-11 流体収納袋用注入逆止弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3006520U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019044811A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 大王製紙株式会社 逆止弁
JP2019043570A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 大王製紙株式会社 包装袋
JP2019064606A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 大王製紙株式会社 空気孔
JP2022534814A (ja) * 2019-05-27 2022-08-03 北京申▲創▼世▲紀▼信息技▲術▼有限公司 オーバーフロー防止管

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019044811A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 大王製紙株式会社 逆止弁
JP2019043570A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 大王製紙株式会社 包装袋
JP2019064606A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 大王製紙株式会社 空気孔
JP7000099B2 (ja) 2017-09-28 2022-01-19 大王製紙株式会社 包装袋
JP2022534814A (ja) * 2019-05-27 2022-08-03 北京申▲創▼世▲紀▼信息技▲術▼有限公司 オーバーフロー防止管
JP7263624B2 (ja) 2019-05-27 2023-04-24 北京申▲創▼世▲紀▼信息技▲術▼有限公司 オーバーフロー防止管

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5454642A (en) Inflatable flat bag packaging cushion and methods of operating and making the same
EP0306207B1 (en) Packaging system and method
US4949530A (en) Method for forming bag-in-bag packaging system
JP4272941B2 (ja) 空気封入緩衝材及びその製造方法
JPH08504393A (ja) 膨張式パッケージバック
US20030024846A1 (en) Inflatable packaging system
JP3006520U (ja) 流体収納袋用注入逆止弁
KR101851033B1 (ko) 포장용의 가스 쿠션들, 특히 에어쿠션들을 자동적으로 충진-팽창시키기 위한 기계장치 및 쿠션들을 충진 및 팽창시키기 위한 그 이용
WO1990004554A1 (en) Inflatable self-seal type buffer sheet
JPH11507315A (ja) 可撓性パックまたは袋の口部の密封法
JP2003341624A (ja) ヒートシール装置、ヒートシール方法および充填包装機
WO2021255526A1 (en) Bubble seal facemask
JP3700084B2 (ja) 自封式逆止弁を備える物品保持具
TWI244970B (en) Method of manufacturing self-supported bag
JPH0732993Y2 (ja) フラット弁構造を有する連結エアバッグ型緩衝材
JPS6344612B2 (ja)
JP2007082879A (ja) 携帯用空気クッション用空気入れ
JPH0799982B2 (ja) 舞茸の栽培方法
JP2967151B2 (ja) 自立袋の開袋方法及びその装置
JPH01182256A (ja) 合成樹脂製の密封袋
JP2002362639A (ja) 自封式逆止弁を備える袋体および緩衝用袋体
JP3000117U (ja) 気体包装体
JP2545644B2 (ja) セルフシール型膨張可能エアバッグ緩衝材シートとその製造方法
JP4183088B2 (ja) エアークッション
JP3149130B1 (ja) エア緩衝材