JP3005579U - 検電器 - Google Patents

検電器

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JP3005579U
JP3005579U JP1994001588U JP158894U JP3005579U JP 3005579 U JP3005579 U JP 3005579U JP 1994001588 U JP1994001588 U JP 1994001588U JP 158894 U JP158894 U JP 158894U JP 3005579 U JP3005579 U JP 3005579U
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voltage
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マルチ計測器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の検電器では、電線の絶縁被覆の上より
検電した場合、電線の太さが変わると±60%も変化し
てしまい、200Vを測った場合、太さにより100V
以下を表示するため実用にならなかった。この現状を改
善して電線の絶縁被覆の上より検電した場合に生じる指
示誤差の問題を解消し、電圧を段階的に正確な数値で表
示できる検電器を得ることを目的とする。 【構成】 センサーを高低抗体にて形成し、電線の絶縁
被覆の上より対地電圧を計測し表示し得るよう構成し、
本体ケースに保護筒を設けてセンサーを保持し、このセ
ンサーを増幅回路を介して検出回路に接続し、その端部
を検電LEDおよびLCD表示部に接続した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電線の絶縁被覆の上より検電して電圧を段階的に数値で表示し、電 圧を計測するとともにその数値により接地線やケーブルの断線事故等を安全かつ 容易に発見するために利用される。
【0002】
【従来の技術】
従来の検電器では、電線の絶縁被覆の上より検電した場合、電圧の有無しか測 定できなかった。そのため例えば電線に触れていての電流の増減による電圧降下 分等は測定できなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の検電器では、電線の絶縁被覆の上より検電した場合、電線の太さが変わ ると±60%も変化してしまい、200Vを測った場合、太さにより100V以 下を表示するため実用にならなかった。この現状を改善して電線の絶縁被覆の上 より検電した場合に生じる指示誤差の問題を解消し、電圧を段階的に正確な数値 で表示できる検電器を得ることを目的とする。
【0004】 本考案は、センサーを高抵抗体にて形成し、電線の絶縁被覆の上より対地電圧 を計測し表示し得るよう構成し、センサーの先端金属を絶縁物で覆い、本体ケー スに保護筒を設けてセンサーを保持し、このセンサーを増幅回路を介して検出回 路に接続し、その端部を検電LEDおよびLCD表示部に接続したことを特徴と する。
【0005】
【作用】
本考案は、センサーを高抵抗体にて形成し、電線の絶縁被覆の上より検電する ように構成し、本体ケースに保護筒を設けてセンサーを保持し、このセンサーを 増幅回路を介して検出回路に接続し、その端部を検電LEDおよびLCD表示部 に接続し、LCD表示部を多段階に設定して、電圧を数値で把握して電路のチェ ックをすることができ、接地線やケーブルの入力電圧の判別や断線事故等の発見 を安全かつ容易にすることができる。すなわち、電源スイッチをONにし、セン サー3を被測定被覆絶縁電線に接触すると、保護筒2を通じて誘導電圧を感知し 、増幅回路の働きで検電LED4を点灯表示して電圧の有無を知らせるとともに 、LCD表示部5の電圧数値による段階の表示灯を点灯し、電圧数値を認識させ る。従って、LCD表示部5を例えば100V、200V、400Vのように多 段階に設定するときは、電圧を数値で把握し、ホールドスイッチ6によりこれを 保持して確認し、電路のチエックをすることができる。
【0006】
【実施例】
この考案の実施例を図面により説明すると、1は本体ケースである。この本体 ケース1の先端に保護筒2を取付け、この保持筒2に高低抗体にて先端を形成し たセンサー3を保持させ、入力インピーダンスを数百MΩ以上に構成してある。 入力インピーダンスが数百MΩ以上であることは、線の太さによる指示誤差を 少なくするものであって、これより小さいと指示誤差が大きくなり、またこれよ り大きいと電源をONにしただけで不安定な数値を表示する。 実験例では、ビニール絶縁電線の仕上がり外径¢2の100に対し、¢16の ものを測定した場合、従来の検電器方式のように入力インピーダンスが数MΩの センサーでは25であったが、本考案では115であって変化が少なかった。 入力インピーダンスが大き過ぎると、ノイズ等の外界の影響を受けて表示誤差 が大きくなるので、数百MΩ以上が最適である。 電極の先端を幅広のT字形に形成したのは被覆電線に触れる面積が多いほど太 さによる表示誤差が少なくなることによる。 本体ケースの誘電率が特性の誤差を大きくするので、誘電率、固定抵抗率の小 さいものを使用する。
【0007】 本体ケース1に増幅回路を内蔵させてセンサー3に接続し、増幅回路に検出回 路を接続してある。そして検出回路端部を検電LED5およびLCD表示部6に 接続するとともにホールドスイッチ6及び電源スイッチ7に接続してある。 実験の結果、誤差数値は次のようであった。 先端の電極と電線との位置では ±5% 温度変化では ±5% コンセント活線に触れた時と絶縁電線の差は 電線の太さによる誤差 ±10%以内に入る 部屋の(床)での測定と人体を大地電位と同電位にした時との差は 部屋の中の支持100に対し人体が大地電位の時115 平行ビニール線の指示は −30%
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、センサーを高低抗体にて形成し、電線の絶縁被 覆の上より検電し得るよう構成したから、被覆絶縁電線の仕上り太さによる影響 は僅少であり指示誤差の問題が解消された。また、本体ケースに保護筒を設けて センサーを保持し、このセンサーを増幅回路を介して検出回路に接続し、その端 部を検電LEDおよびLCD表示部に接続したので、LCD表示部を多段階に設 定するときは、電圧を数値で把握して電路のチェックをすることができる。この ように電線の太さや絶縁被覆の厚薄の影響を受けずに検電できるので、電路の判 別を必要とせず、また裸端子を捜す必要がないので、何処ででも電線の絶縁被覆 の上から検電することができ、接地線やケーブルの入力電圧の判別や断線事故等 の発見を安全かつ容易にすることができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 保護筒 3 センサー 4 検電LED 5 LCD表示部(電圧) 6 ホールドスイッチ 7 電源スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月25日
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサーを高抵抗体にて形成し、電線の
    絶縁被覆の上より対地電圧を計測し表示し得るよう構成
    したことを特徴とする検電器。
  2. 【請求項2】 センサーの先端金属を絶縁物で覆ったこ
    とを特徴とする請求項1の検電器。
  3. 【請求項3】 本体ケースに保護筒を設けてセンサーを
    保持し、このセンサーを増幅回路を介して検出回路に接
    続し、その端部を検電LEDおよびLCD表示部に接続
    したことを特徴とする請求項1、請求項2の検電器。
JP1994001588U 1994-02-08 1994-02-08 検電器 Expired - Lifetime JP3005579U (ja)

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