JPH06194212A - 静電容量センサ - Google Patents

静電容量センサ

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JPH06194212A
JPH06194212A JP4356955A JP35695592A JPH06194212A JP H06194212 A JPH06194212 A JP H06194212A JP 4356955 A JP4356955 A JP 4356955A JP 35695592 A JP35695592 A JP 35695592A JP H06194212 A JPH06194212 A JP H06194212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
electrode
tube
tube body
film thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP4356955A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotohiko Sekoguchi
言彦 世古口
Koji Mori
幸治 森
Masakazu Maruoka
正和 丸岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAWAKI KK
Miyawaki Inc
Original Assignee
MIYAWAKI KK
Miyawaki Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by MIYAWAKI KK, Miyawaki Inc filed Critical MIYAWAKI KK
Priority to JP4356955A priority Critical patent/JPH06194212A/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非接触で液面レベルや膜厚などをより正確に
検知できるようにする。 【構成】 絶縁物製の管体1の外面に管体1を囲む形状
の一対の電極2,3を管軸方向に所定の間隔を隔てて配
置した。 【効果】 管体内の液面レベルの変化や膜厚に応じて一
対の電極間の静電容量が変化し、この静電容量に対応し
た出力電圧が得られるので、液面レベルや膜厚などを正
確に検知できるセンサが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液面のレベルや液の
膜厚等の測定に用いられる静電容量センサに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の静電容量センサの代表的なもの
としては、図4のようなものが知られている。これは、
棒状電極11を液体や粉体等の被測定物12中に挿入
し、容器13を対電極としてその間の静電容量を測定す
ることにより、両電極間に存在する被測定物12のレベ
ルを検出する静電容量センサである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
は棒状電極11を被測定物12中に挿入する必要がある
ため、被測定物12の種類によっては腐食の問題から棒
状電極11などの材質に制約を受けたり、容器13の構
造によりセンサの取り付け位置や姿勢に種々の制約を受
けるなどの問題点がある。この発明はこれらの点に着目
し、従来に比べて制約の少ない静電容量センサを提供
し、管体内の被測定物のレベルや膜厚などをより正確に
検知できるようにすることを課題としてなされたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、絶縁物からなる管体の外面に管体
を囲む形状の一対の電極を管軸方向に所定の間隔を隔て
て配置している。一対の電極の一方は陽極として、他方
は陰極としてそれぞれ用いられるが、電極の形状として
はリング状、あるいはスパイラル状とすることができ、
陽極として用いられる電極が陰極として用いられる電極
に挾まれるように配置されることが望ましい。
【0005】
【作用】この発明においては、管軸方向に配置された一
対の電極間に電荷により電界が形成され、その分布の状
態が管体内の液面の位置あるいは膜厚に応じて変化し、
電極間の静電容量が変化する。静電容量の変化は出力電
圧の増減として検知されるので、あらかじめ測定してお
いた基準値と対比することにより、液面の位置や膜厚が
検出される。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例について説明する。図1
の(a)はこの発明の実施例の基本形を示したものであ
り、1は管体、2及び3は電極である。管体1には例え
ば透明なガラス管が用いられ、これに例えば銅線やステ
ンレス線をリング状に巻き付けて電極2,3を形成して
ある。4は液面レベル測定時の液表面を、5は膜厚測定
時の液表面をそれぞれ示したものである。なお、管体1
としてはフッ素樹脂やアクリル等のプラスチック管を使
用することもでき、電極2,3はアルミニウム箔などの
材料を巻き付けたり、導電性塗料を塗布したりして形成
することもできる。
【0007】図2はこの実施例の液面レベル測定特性を
示したものである。横軸は液面レベル、縦軸は静電容量
に対応したセンサ出力電圧であり、図中に示すセンサ範
囲とは電極2から電極3までの範囲を意味している。図
の実線Aは、図1の(a)に示した実施例において下側の
電極2を陰極、上側の電極3を陽極としたときの測定特
性であり、管軸方向に配置された電極2,3間の液表面
4が上昇するに伴ってセンサ出力電圧が増加する状態を
示している。よって、あらかじめ測定した基準値と対比
することにより液面レベルを決定できるのである。
【0008】図1の(a)に鎖線で示すように管体1の内
部に管軸方向に沿って形成される液膜の厚さを検出する
場合も、液表面5までの膜厚の増加に応じてセンサ出力
電圧が増加するので、前述と同様にあらかじめ測定した
基準値と対比することにより液膜の厚さを決定できる。
なお、液面レベルを測定する場合と液膜の厚さを測定す
る場合とを出力電圧から区別することはできないが、そ
のいずれであるかは被測定物の種類や測定の条件等から
事前に分かっているので、測定に支障は生じない。
【0009】ところで、図1の(a)の構成のセンサによ
る測定において、下側の電極2を陰極、上側の電極3を
陽極として使用した場合、上方の電極3とセンサ範囲外
とでは電位が等価とならないので、本来測定する必要の
ないセンサ範囲外のデータも含んでしまう。このため、
陽極である電極3に何らかの外乱が作用すると測定結果
に影響が及んで誤差が大きくなる可能性がある。
【0010】図1の(b)はこの点を考慮した改良形の実
施例であり、陽極として使用される電極3の上下に陰極
として使用される電極2をそれぞれ配置し、2個の電極
2,2と電極3とで一対の陰極と陽極によるセンサ範囲
を構成したものである。すなわち、陽極となる電極3が
陰極となる電極2,2に挾まれるように配置されている
ので、電極2,2によるシールド効果によって外乱が電
極2,2に吸収され、電極2と3の間に形成される電界
に影響を与えない。このため電極3が外乱の影響を受け
ず、図2の破線Bのように直線性も改善されて測定結果
に大きな誤差を生ずることが防止されるのである。従っ
て、実用上は(a)よりも(b)の構成とすることが望まし
い。なお、各電極2,3は若干の切れ目があっても測定
は可能であるが、上記のようなシールド効果を確実に得
るには、特に陰極となる電極2を閉じた完全なリング状
とすることが望ましい。
【0011】図3は別の実施例であり、スパイラル状の
電極6及び7を管体1の外周に設けてある。電極6,7
は互いに平行に等間隔で配置されているが、電極6は電
極7よりも管軸方向に広い範囲で形成され、電極7の両
端の上下にそれぞれリング部6a,6aを設けてある。
この実施例によればセンサ範囲を長くすることができる
ので、液面レベルが管軸方向に大きく変化するような場
合の測定に適している。また電極7が両端にリング部6
a,6aを備えた電極6に挾まれるように配置されてお
り、電極6を陰極として、電極7を陽極としてそれぞれ
使用することにより、リング部6a,6aによって電極
7に対するシールド効果が発揮され、上述と同様に電極
7が外乱の影響を受けにくくなって測定の精度が向上さ
れる。なお、電極6の両端にリング部6aがなくても測
定は可能であるが、精度の高い測定のためにはリング部
6aを設けることが望ましい。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、絶縁物製の管体の外面に管体を囲む形状の一対の
電極を管軸方向に所定の間隔を隔てて配置したものであ
る。従って、電極が被測定物に対して非接触となり、電
極の材質が被測定物の腐食性によって制約されることが
なくなる。また、管体内に電極を挿入する必要がなくな
るので、センサ取り付け位置や姿勢の制約も受けにくく
なる上に、被測定物の流れを阻害することもなくなる。
また、一方の電極を他方の電極に挾まれるように配置
し、外側の電極の形状をリング状としてこれを陰極とし
て用いたものでは、シールド効果が発揮されて外乱の影
響を受けにくくなり、測定精度が向上される。更に、電
極の形状をスパイラル状としたものではセンサの有効長
が長くなるので、液面レベルの変化量が大きい場合の測
定に適したセンサが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本形及び改良形の実施例の縦断面
図である。
【図2】同実施例の動作説明図である。
【図3】他の実施例の斜視図である。
【図4】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 管体 2,3,6,7 電極 6a,6a リング部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁物からなる管体の外面に管体を囲む
    形状の一対の電極を管軸方向に所定の間隔を隔てて配置
    したことを特徴とする静電容量センサ。
  2. 【請求項2】 上記電極がリング状に構成された請求項
    1記載の静電容量センサ。
  3. 【請求項3】 上記電極がスパイラル状に構成された請
    求項1記載の静電容量センサ。
  4. 【請求項4】 陽極として用いられる電極が陰極として
    用いられる電極に挾まれるように配置された請求項1ま
    たは2記載の静電容量センサ。
JP4356955A 1992-12-22 1992-12-22 静電容量センサ Pending JPH06194212A (ja)

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JP4356955A JPH06194212A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 静電容量センサ

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JP4356955A JPH06194212A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 静電容量センサ

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ID=18451620

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JP4356955A Pending JPH06194212A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 静電容量センサ

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