JP3005439B2 - 育苗培土及びその製造法 - Google Patents

育苗培土及びその製造法

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JP3005439B2 JP6316999A JP31699994A JP3005439B2 JP 3005439 B2 JP3005439 B2 JP 3005439B2 JP 6316999 A JP6316999 A JP 6316999A JP 31699994 A JP31699994 A JP 31699994A JP 3005439 B2 JP3005439 B2 JP 3005439B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンガンを過剰に含む
浄水場発生土を利用した育苗培土及びその製造法に関す
る。更に詳細には、マンガンを過剰に含む浄水場発生土
に、燐酸、あるいは燐酸及び多孔質無機資材を添加し
た、マンガン過剰による作物への害が軽減された育苗培
土及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】浄水場発生土もしくは浄水ケーキの農業
利用については、日本土壌肥料学会編(博友社)“浄水
処理ケーキ:特性と農業利用上の問題点”に詳細に報告
されている。浄水処理では通常、ポリ酸化アルミニウム
が凝集剤として使用されているために、浄水発生土中に
可溶性アルミニウムが多量に含まれており、この活性ア
ルミニウムが浄水発生土中の燐酸吸収係数を高めて有効
リン酸含量を引き下げ、浄水場発生土を育苗培土に用い
た場合に作物のリン酸欠乏をきたす。また、原水中の浮
遊物質に含まれる天然由来のマンガンが、浄水場発生土
中のマンガン含量を高める。浄水場発生土中のマンガン
の量は年間を通じて変化することが多く時には過剰量の
マンガンを含有する。このような浄水場発生土を育苗培
土に利用した場合には、マンガン過剰に敏感な作物では
障害が発生するので、このような浄水場発生土を培土と
して利用するのは望ましくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、マンガンを過剰に含む浄水場発生土を育苗培土に利
用した場合に生ずる作物のマンガン過剰障害が軽減され
た育苗培土及びその製造法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、マンガン
を過剰に含む浄水場発生土を育苗培土に利用した場合に
生ずる作物への害を軽減することを目的として鋭意研究
した結果、浄水場発生土に対して燐酸を添加することに
より、あるいは燐酸とともに多孔質無機資材を添加する
ことによって、マンガン過剰による作物への障害が著し
く軽減されることを見出し本発明を完成させた。従っ
て、本発明は、マンガンを過剰に含む浄水場発生土に、
燐酸、あるいは燐酸及び多孔質無機資材を添加して得ら
れる育苗培土、並びに、マンガンを過剰に含む浄水場発
生土に、燐酸、あるいは燐酸及び多孔質無機資材を添加
する育苗培土の製造法である。
【0005】本発明で対象とする浄水場発生土は、マン
ガンを過剰に含むものであり、通常、乾土100g当り
30mg以上の交換性マンガン、または乾土100g当り
40mg以上の易還元性マンガンを含有するものが対象と
なる。ここで乾土とは、浄水場発生土を乾燥させて得ら
れる土を意味する。交換性マンガンとは、二価のマンガ
ンを主たる対象とし、中性1 N酢酸アンモニウム液浸出
法(土壌標準分析・測定法・土壌標準分析・測定法委員
会編、博友社発行、221頁)によって測定されるマン
ガンを意味する。交換性マンガンは蒸留水浸出によって
測定される水溶性マンガンを含む。また、易還元性マン
ガンとは、軽度の還元により二価に変化するマンガンを
主たる対象とし、0.2%ヒドロキノン含有中性IN酢
酸アンモニウム液浸出法(土壌標準分析・測定法・土壌
標準分析・測定法委員会編、博友社発行、221頁)に
よって測定されるマンガン量を意味する。浄水場発生土
は、通常、浄水場にポリ酸化アルミニウム、硫酸アルミ
ニウムなどの凝集剤を添加して得られるものを用いる。
本発明では、マンガンを過剰に含む浄水場発生土に対し
て、燐酸、あるいは燐酸とアルカリ性多孔質無機資材を
添加する。燐酸は、通常、燐酸肥料の形態で添加され
る。燐酸肥料としては、リンスターが好ましいが、他に
も、例えば重過燐酸石灰、過燐酸石灰、苦土過燐酸、燐
酸一カリウム、燐酸二カリウムなどが挙げられる。燐酸
の添加量は、通常、燐酸成分としての含量が、最終的に
得られる育苗培土中に2500mg/リットル以上とな
る量が好ましく、特に2500〜4000mg/リット
ルが好ましい。燐酸の添加時期は、特に制限はなくいつ
でもよいが、例えば、育苗培土を製造する時に浄水場発
生土に添加混合してもよく、あるいは予め浄水場発生土
中に添加混合して数ケ月後に育苗培土を製造してもよ
い。
【0006】本発明では、燐酸とともに多孔質無機資材
を添加することにより、マンガンの過剰障害がより効果
的に軽減される。多孔質無機資材としては、例えばアル
カリ性多孔質無機資材あるいは陽イオン交換能力のある
多孔質無機資材が挙げられる。アルカリ性多孔質無機資
材としては、軽量気泡コンクリート、コーラル、貝化石
粉末、貝がら粉末、あるいは、のこぎりかす炭、やしが
ら炭などの各種炭、あるいは、石灰質肥料、ケイ酸質肥
料などが好ましい。なかでも、軽量気泡コンクリート及
びコーラルが好ましい。陽イオン交換能力のある多孔質
無機資材としては、例えばゼオライトが挙げられる。ゼ
オライトは通常土壌改良資材として用いられるものであ
ればどのようなものでも用いることができ例えば天然ゼ
オライトが望ましい。ゼオライトの添加量は、最終的に
得られる育苗培土中に体積比で3〜10%の量で含有す
るような量が好ましい。ゼオライトの添加時期は、燐酸
の場合と同様である。軽量気泡コンクリートはケイ酸質
肥料のひとつで、多孔質で比表面積が大きいのが特徴で
ある。ここで比表面積とは物質1g当たりの表面積を意
味する。軽量気泡コンクリートはどのような形態のもの
でも用いることができ2m/m以下程度の粒状が望まし
い。軽量気泡コンクリートの添加量は、最終的に得られ
る育苗培土中に体積比で0.5%以上5%未満、望まし
くは、0.5〜2%の量で含有するのが好ましい。軽量
気泡コンクリートの添加時期は、特に制限はなくいつで
もよいが、例えば、育苗培土を製造する時に浄水場発生
土に添加混合してもよく、あるいは予め、浄水場発生土
中に添加混合して数カ月後に育苗培土を製造してもよ
い。
【0007】コーラルは石灰石の一種であり、琉球石灰
岩を粉砕、粒度調整したものである。石灰石の原材料が
サンゴであるため、多孔質で比表面積が大きい。コーラ
ルはどのような形態のものでも用いることができ2m/
m以下程度の粒状が望ましい。コーラルの添加量は、最
終的に得られる育苗培土中に体積比で3%以上10%未
満、望ましくは3〜5%の量で含有するのが好ましい。
コーラルの添加時期は、特に制限はなくいつでもよい
が、例えば、育苗培土を製造する時に浄水場発生土に添
加混合してもよく、あるいは予め、浄水場発生土中に添
加混合して数カ月後に育苗培土を製造してもよい。本発
明では軽量気泡コンクリートとコーラルを同時に添加し
てもよい。その時の添加量は軽量気泡コンクリート0.
5〜1%及びコーラル3〜4%の量で含有するのが望ま
しい。軽量気泡コンクリート及びコーラルの添加時期
は、特に制限はなくいつでもよいが、例えば、育苗培土
を製造する時に浄水場発生土に添加混合してもよく、あ
るいは予め、浄水場発生土中に添加混合して数カ月後に
育苗培土を製造してもよい。貝化石粉末、貝がら粉末、
あるいは、のこぎりかす炭、やしがら炭などの各種炭
は、通常、土壌改良資料として使用されているものをそ
のまま使用することができる。また石灰質肥料、ケイ酸
質肥料などは、通常、肥料として市販されているものを
そのまま使用することができる。これらの添加量、添加
時期は、上記したゼオライトの場合とほぼ同様である。
本発明では、浄水場発生土に対して、燐酸及びアルカリ
性多孔質無機資材以外に、通常に、堆肥、ピートモス、
カリ肥料及び窒素肥料を添加する。
【0008】添加する堆肥は、通常知られているいずれ
の堆肥でもよく、イナワラ、麦稈、バーク、鋸屑、家畜
糞尿、都市ゴミコンポスト等の各種材料を自然堆積しあ
るいは人為的に機械処理して、常法により得られる堆肥
である。浄水場発生土への添加量は本発明の育苗培土
中、通常、25〜50容量%、好ましくは35〜40容
量%である。添加時期は、特に制限はなくいずれでもよ
いが、例えば、育苗培土を製造する時に浄水ケーキに添
加混合、あるいは予め浄水ケーキに添加混合して数ケ月
後に育苗培土を製造することができる。ピートモスは、
当業者において通常知られているいずれの泥炭でもよ
く、泥炭を精選乾燥したものあるいは加工処理したもの
がある。浄水場発生土の添加量は本発明の育苗培土中、
通常、5〜15容量%、好ましくは8〜12容量%であ
る。添加時期は、予め浄水ケーキに添加して混合堆積
し、数ケ月後に育苗培土を製造することもできるが、育
苗培土を製造する直前に添加、混合した方が好ましい。
カリ肥料としては、一般農業用に施用されているカリ肥
料、例えば、塩化カリ、硫酸カリ、硫酸カリ苦土、けい
酸カリなどが挙げられる。カリ肥料の混合量は、カリの
成分含量が本発明の育苗培土中、通常40mg〜120
mg/リットル、好ましくは、50〜80mg/リット
ルである。窒素肥料は緩効性窒素の2−オキソ−4−メ
チル−6−ウレイドヘキサヒドロピリミジン、尿素、硝
安、硫安などを使用し、混合量は、窒素成分含量が本発
明の育苗培土中通常60〜150mg/リットル、好ま
しくは100〜120mg/リットルである。
【0009】本発明では、更に植物病原菌に拮抗性を有
する微生物を添加してもよい。本発明に使用される微生
物としては、植物病原菌の拮抗性を有するものであれ
ば、特に制限なく、細菌類、放線菌類、真菌類などいず
れも使用できる。これら微生物は生菌類は勿論、生菌体
を凍結乾燥したもの、凍結融解したものなどであっても
よい。このような拮抗菌としては、例えば本発明者の発
明に係るアメリカ特許No.4647537、カナダ特
許No.1232851、特公平3−61424、特公
平3−61425号公報などに記載されたものが挙げら
れる。より具体的には、土壌伝染性植物病原菌フザリウ
ム(Fusarium sp)に拮抗性を有するバチル
ス・ライケニホルミス(Bacillus liche
niformis)、サーモアクチノマイセス エスピ
ー(Thermoactinomyces sp)及び
ペニシリウム エスピー(Penicillium
);土壌伝染性植物病原菌コルチシウム・ロルフシイ
Corticium rolfsii)に拮抗性を有
するアスペルギルス・テルリウス(Aspergill
us terreus)及びトリコデルマ・ビリデ(
richoderma viride)などが挙げられ
る。これらの菌を実際に添加する場合は、本発明の育苗
培土に添加して混合すれば良い。拮抗菌の添加量は本発
明の育苗培土中、通常0.02〜0.1容量%、好まし
くは0.04〜0.06容量%である。拮抗菌の添加時
期は袋詰する時に行なう。拮抗菌を添加することによっ
て、得られる育苗培土は作物の幼苗を育苗した場合、幼
苗立枯病の発生防除に有効であり、土壌病害を軽減する
効果がある。
【0010】
【発明の効果】マンガンを過剰に含む浄水場発生土に、
燐酸、あるいは燐酸と多孔質無機資材を添加することに
よって、マンガンを過剰に含む浄水場発生土を育苗培土
に用いた場合に生ずる作物のマンガン過剰障害が軽減さ
れる。従って、本発明によって、マンガンを過剰に含む
浄水場発生土を育苗培土として有効に利用することが可
能となった。例えば、軽量気泡コンクリート、コーラル
などのアルカリ性多孔質資材は、培土のpHの低下を防
ぎ、不溶性マンガン化合物の可溶化を防ぐ。また、燐酸
を添加することは、培土中の燐イオンが浄水場発生土中
に含まれるアルミニウムイオンと加燐酸アルミニウムな
どに変化し不溶性となり植物が利用できなくなるのでそ
れを補う。さらに燐酸には植物のマンガン過剰障害を防
ぐ作用もある。また、例えばゼオライトの場合には優れ
た陽イオン交換能力を有しているため、浄水場発生土中
から生ずる過剰のマンガンイオンに作用してマンガン過
剰障害を防ぐ作用を発揮する。
【0011】次に試験例及び実施例に基づいて本発明を
更に詳細に説明するが、本発明はこれらの試験例及び実
施例によって何等制限されるものでない。
【試験例】 試験例1 浄水場発生土の一つの特徴としてマンガン含量が高いこ
とが知られている。浄水場発生土を用いた場合に時に発
生するウリ科植物での葉上の赤い斑点がマンガン過剰障
害であることを確認した。具体的には、乾土100g当
り易還元性マンガンを90mg含有する浄水場発生土を育
苗培土中に体積比で55%含む育苗培土を用いた。浄水
場発生土を用いた培土でメロン(サンライズ、タキイ種
苗)を栽培した時に赤い斑点が見られた植物体地上部の
全マンガン含量を測定した。その結果を表1に示した。
表1の結果から明らかなように、通常の10倍程度のマ
ンガンが葉中に含まれており、確かにマンガン過剰障害
であることを確認した。
【0012】
【表1】 ───────────────────────────── 使用土 障害発生率(%) 地上部の全マンガン含量 (mg/乾物100g) ───────────────────────────── 浄水ケーキ 72 2757 市販培土 4 240 ───────────────────────────── 障害発生率は10株以上の鉢数で障害が発生した割合を
示す。ここで地上部の全マンガン含量とは、MnOの形
態を有する全てのマンガンの量を意味する。以下の表に
おいても同様の意味を有する。
【0013】試験例2 次にマンガン過剰障害の実験系を確立するため浄水土5
5%、バーク堆肥25%、有機テルマ(市販微生物入り
バーク堆肥)10%、ビートモス10%、及び肥料とし
てCDU(2−オキソ−4−メチル−6−ウレイドヘキ
サヒドロピリミジン)、リンスター、硫酸カリを添加し
た配合に塩化マンガンを加え常に過剰障害を発生させる
条件を検討した。結果を表2及び表3に示した。その結
果、キュウリ(四葉、タキイ種苗)では培土1リットル
当たり2gの塩化マンガン、メロン(サンライズ)では
培土1リットル当り1gの塩化マンガンを添加すること
でほとんど赤い斑点が発生し、それ以上添加すると枯死
することがわかった。
【0014】
【表2】 キュウリ ─────────────────────────────────── 添加した 塩化マンカ゛ン量 草丈 地上部湿重 地上部乾重 障害発生 (鉢数) (g/L)(cm) (g) (g) 枯れる 斑点 障害なし ─────────────────────────────────── 0 5.7 1.9 0.14 0 0 7 1 6.9 2.1 0.15 0 1 7 2 5.6 1.5 0.11 0 7 1 4 3.9 1.0 0.09 3 5 0 ───────────────────────────────────
【0015】
【表3】 メロン ─────────────────────────────────── 塩化マンカ゛ン量 草丈 地上部湿重 地上部乾重 障害発生 (鉢数) (g/L)(cm) (g) (g) 枯れる 斑点 障害なし ─────────────────────────────────── 0 3.7 1.3 0.13 0 0 8 1 4.4 1.1 0.10 0 6 2 2 4.1 0.6 0.06 4 5 0 4 2.9 0.4 0.05 7 2 0 ─────────────────────────────────── 表2及び3における育苗培土中の易還元性マンガン量
は、添加した塩化マンガン量0、1、2及び4g/Lに
ついて、それぞれ約30、約70、約100〜150及
び約200〜300mg/乾土100gであった。
【0016】試験例3 i) 試験例2のような系を利用して過剰障害対策につ
いて検討した。燐酸多施用、ゼオライトの添加効果につ
いて検討した。試験は試験例2に述べた組成の培土のリ
ンスターの添加割合をかえ、表4に示すように、更にゼ
オライトを10%添加した。また表4に示す量の塩化マ
ンガンを添加した。
【0017】
【表4】
【0018】ii) 表4に示した組成の育苗培土を用
いて、メロンについてのマンガン過剰障害に対する軽減
割合を調べた。結果は表5に示した。また、表5の結果
を図1に示すグラフによっても表わした。
【0019】
【表5】 メロン ─────────────────────────────────── 試験区名 地上部湿重 地上部乾重 地上部の全マンガン含量 (g) (g) (g/100g乾物) ─────────────────────────────────── 1(2.5) 0.6 0.06 1.72 1(1) 1.2 0.08 0.99 1(0) 1.8 0.13 0.15 -------------------------------------------------------------------- 2(2.5) 0.8 0.06 1.43 2(1) 1.4 0.09 0.67 2(0) 2.1 0.14 0.18 -------------------------------------------------------------------- 3(2.5) 1.1 0.08 1.04 3(1) 1.6 0.11 0.84 3(0) 2.0 0.14 0.15 -------------------------------------------------------------------- 4(2.5) 1.2 0.08 1.26 4(1) 1.8 0.11 0.77 4(0) 2.2 0.14 0.15 -------------------------------------------------------------------- 5(2.5) 1.5 0.10 1.02 5(1) 2.2 0.13 0.62 5(0) 2.1 0.13 0.13 ───────────────────────────────────
【0020】iii) キュウリについても同様の試験
を行った。その結果については、表6及び図2に示し
た。
【0021】
【表6】 キュウリ ─────────────────────────────────── 試験区名 地上部湿重 地上部乾重 地上部の全マンガン含量 (g) (g) (g/乾物100g) ─────────────────────────────────── 1(5) 0.6 0.06 1.35 1(2.5) 1.7 0.13 0.56 1(0) 2.5 0.19 0.19 -------------------------------------------------------------------- 2(5) 0.9 0.06 1.32 2(2.5) 2.2 0.15 0.60 2(0) 2.7 0.19 0.22 -------------------------------------------------------------------- 3(5) 1.3 0.09 1.08 3(2.5) 2.1 0.15 0.44 3(0) 2.7 0.19 0.20 -------------------------------------------------------------------- 4(5) 1.1 0.07 1.01 4(2.5) 1.9 0.14 0.61 4(0) 2.5 0.18 0.27 -------------------------------------------------------------------- 5(5) 1.5 0.09 0.82 5(1) 2.2 0.15 0.35 5(0) 3.1 0.21 0.19 ───────────────────────────────────
【0022】以上の様な結果からメロン、キュウリとと
もに葉中の全マンガン含量は燐酸含量を高めるか、ゼオ
ライトを添加したほうが少なくなり、また過剰障害も軽
減された。この効果は両方行うことによりさらに明確と
なった。
【0023】試験例4 次にスイカの台木として用いられるユウガオについても
試験をおこなった。ユウガオは久留米原種育成会のドン
・Kを用いた。結果は、表7に示した。試験区は表7に
示した通りである。
【0024】
【表7】 ─────────────────────────────────── 燐酸(mg/リットル) ゼオライト(%) 地上部湿重(g) 地上部乾重(g) ─────────────────────────────────── 1 2500 0 12.6 0.91 2 3000 0 12.3 0.88 3 3500 0 15.7 1.08 4 2500 3 18.6 1.24 5 2500 5 18.3 1.19 ─────────────────────────────────── 1株当たり0.25gの硫酸マンガンを加えた。
【0025】表7に示した結果から明らかなように、生
育はゼオライトを添加した区で促進されていた。またマ
ンガン過剰障害はその外観から1から5の順に障害が軽
減されていた。以上の結果からユウガオでもメロン、キ
ュウリと同様の効果がみられ、これらの結果からマンガ
ン含量が高い浄水場発生土を用いる場合には、これまで
述べていた配合で更に燐酸の量をふやし、ゼオライトを
添加することでマンガン過剰障害を軽減することがわか
った。
【0026】試験例5 マンガン過剰障害に対する軽量気泡コンクリートの添加
効果について検討した。試験は1994年2月に発生し
た浄水場発生土55%、バーク堆肥25%、有機デルマ
(市販微生物入りバーク堆肥)10%、ピートモス10
%、及び肥料としてCDU(2−オキソ−4−メチル−
6−ウレイドヘキサヒドロピリミジン)を窒素成分とし
て混合土1リットルに対して150mg、リンスターを燐
成分として混合土1リットルに対して3000mg、硫酸
カリ成分として混合土1リットルに対して100mgを添
加した配合に、表8に示したように軽量気泡コンクリー
トを加え、マンガン過剰障害に対する効果を検討した。
供試培土は作成後20℃の恒温室で14日間保存し、ユ
ウガオによる幼植物試験に供した。
【0027】
【表8】 試験区 ─────────────────────────────────── 試験区 添加割合(%) 軽量気泡コンクリート 浄水土 その他Z ─────────────────────────────────── コントロール 0 55 45 3% 3 55 42 5% 5 55 40 10% 10 55 35 ───────────────────────────────────Z バーク堆肥、有機デルマ、ピートモスを5:2:2に
混合したもの
【0028】i) 表8に示した組成の育苗培土の作成
14日後のマンガン含有量、pHを調査した。結果は表
9に示した。
【表9】 軽量気泡コンクリートの添加量が培土作成14日後の 培土中のマンガン含有量(mg/100g)、pHに及ぼす影響 ─────────────────────────────────── 試験区 水溶性Mn 交換性Mn pH ─────────────────────────────────── コントロール 8.99 41.13 5.71 3% 0.91 39.06 6.81 5% 0.71 36.81 7.05 10% 0.07 30.37 7.24 ─────────────────────────────────── 表9に示した結果から明らかなように、軽量気泡コンク
リートの添加によって培土中のマンガン含有量が低下さ
れた。 ii) 表8に示した育苗培土を用い、ユウガオの生育
を調べた。結果は表10に示した。
【0029】
【表10】 軽量気泡コンクリートの添加量がユウガオの生育に及ぼす影響 ─────────────────────────────────── 試験区 乾物重(g/株) T/R 率 障害の程度 地上部(T) 地下部(R) (0正常〜10枯死) ─────────────────────────────────── コントロール 1.76aZ 0.49a 4.69 7 3% 1.39a 0.50a 3.62 2 5% 1.30a 0.36b 3.19 1 10% 1.17a 0.33b 2.87 1 ───────────────────────────────────Z 各列内の異なるアルファベット間にはダンカンの多量
検定(5%)で有意差があることを示す。
【0030】表10に示した結果から明らかのように、
ユウガオのマンガン過剰障害の発生程度は軽量気泡コン
クリートの添加によって低下された。しかし、5%以上
の添加で葉縁が褐変する生理障害がみられ、地上部の生
育が抑制される傾向がみられた。これらの結果からマン
ガン含有量の高い浄水場発生土を用いる場合にはこれま
で述べていた配合で更に軽量気泡コンクリートを添加す
ることでマンガン過剰障害が軽減することがわかった。
【0031】試験例6 マンガン過剰障害に対する軽量気泡コンクリートの添加
効果について検討した。試験は1994年6月に発生し
た浄水場発生土を用い、試験例5に述べた組成の培土に
表11に示すように、軽量気泡コンクリートを0〜2%
の範囲で加え、ユウガオを用いてマンガン過剰障害に対
する効果を検討した。供試培土は作成後20℃の恒温室
で14日間保存し、幼植物試験に供した。
【0032】
【表11】 試験区 ─────────────────────────────────── 試験区 添加割合(%) 軽量気泡コンクリート 浄水土 その他Z ─────────────────────────────────── 1 0 55 45 2 1 55 42 3 2 55 40 ───────────────────────────────────Z バーク堆肥、有機デルマ、ピートモスを5:2:2に
混合したもの
【0033】i) 表11に示した組成の育苗培土のマ
ンガン含有量、pHを調査した。結果は表12に示し
た。
【0034】
【表12】 添加が培養土のマンガン含有量(mg/100g)、pHに及ぼす影響 ──────────────────────────────── 試験区 水溶性Mn 交換性Mn pH ──────────────────────────────── 培土作成時 1 3.25 72.39 6.78 2 2.68 65.74 6.90 3 3.22 65.74 7.03 培土作成14日後Z 1 31.03 91.00 6.38 2 25.24 80.91 6.81 3 18.00 71.33 7.02 ────────────────────────────────
【0035】表12に示した結果から明らかのように軽
量気泡コンクリートの添加によってマンガン含有量が低
くなった。また、培土作成直後から14日後までのpH
の低下が抑制された。 ii) 表11に示した育苗培土を用い、ユウガオの生
育及び植物体中のマンガン含有量を調べた。結果は表1
3に示した。
【0036】
【表13】 ユウガオの生育、マンガン障害の程度、 植物体中マンガン含有量に及ぼす影響 ─────────────────────────────────── 試験区 乾物重(g/株) T/R 率 障害の程度 全マンガン含有量 地上部(T) 地下部(R) (0正常〜10枯死) (mg/g) ─────────────────────────────────── 1 1.18 0.29 4.03 6 4.34 2 1.50 0.42 3.59 4.5 3.08 3 2.29 0.64 3.60 2 1.98 ───────────────────────────────────
【0037】表13に示した結果から明らかのように、
ユウガオの植物体中のマンガン含有量は軽量気泡コンク
リートの添加によって低くなり、マンガン過剰障害が抑
制された。また、いずれの区でも葉縁が褐変する生理障
害はみられなかった。これらの結果からマンガン含有量
の高い浄水場発生土を用いる場合にはこれまで述べてい
た配合で更に軽量気泡コンクリートを2%以下添加する
ことで、軽量気泡コンクリートの過剰害を発生させるこ
となく、マンガン過剰障害が軽減することがわかった。
【0038】試験例7 マンガン過剰障害に対するコーラルの添加効果について
検討した。試験は試験例5に述べた組成の培土に表14
に示すようにコーラルを加え、ユウガオを用いてマンガ
ン過剰障害に対する効果を検討した。なお、試験は培土
作成直後と作成してから20日後の2回行った。
【0039】
【表14】 試験区 ─────────────────────────── 添加割合(%) 試験区 コーラル 浄水土 その他Z ─────────────────────────── コントロール 0 55 45 3% 3 55 42 5% 5 55 40 10% 10 55 35 ───────────────────────────Z バーク堆肥、有機デルマ、ピートモスを5:2:2に
混合したもの
【0040】i) 表14に示した組成の育苗培土のマ
ンガン含有量、pHを調査した。結果は表15に示し
た。
【表15】 培養土中のマンガン含有量(mg/100g)、pHに及ぼす影響 ─────────────────────────────────── 試験区 水溶性 交換性 易還元性 pH ─────────────────────────────────── 培土作成直後 コントロール 1.50 52.30 63.87 6.01 3% 0.58 39.36 50.66 6.12 5% 0.71 33.24 49.31 6.25 10% 0.50 31.89 39.84 6.35 培土作成20日後Z コントロール 13.55 57.98 72.36 5.37 3% 6.69 45.29 55.84 5.95 5% 5.90 42.84 55.43 6.08 10% 2.99 34.01 46.29 6.36 ───────────────────────────────────Z 培土作成後20℃の恒温室に保存した。
【0041】表15に示した結果から明らかのようにコ
ーラルの添加によってマンガン含有量が低くなった。ま
た、培土作成直後から20日後までのpHの低下が抑制
された。ii) 表14に示した育苗培土を用い、ユウ
ガオの生育及び植物体中のマンガン含有量を調べた。結
果は表16に示した。
【0042】
【表16】 コーラルの添加がユウガオの生育と植物体中マンガン含有量に及ぼす影響 ─────────────────────────────────── 試験区 乾物重(g/株) T/R 率 全マンガン含有量 地上部(T) 地下部(R) (mg/g) ─────────────────────────────────── 培土作成時 コントロール 0.95a 0.23a 4.2 2.05 3% 0.58b 0.20a 2.9 1.54 5% 0.86a 0.34a 2.5 1.34 10% 0.59b 0.29a 2.0 1.15 培土作成20日後Z コントロール 1.16a Z 0.41a 2.8 2.45 3% 0.95a 0.44a 2.1 1.62 5% 1.15a 0.49a 2.3 1.88 10% 1.20a 0.52a 2.3 1.34 ───────────────────────────────────Z 各列内の異なるアルファベット間にはダンカンの多重
検定(5%)で有意差があることを示す。
【0043】表16に示した結果から明らかのように、
ユウガオの植物体中のマンガン含有量はコーラルの添加
によって低くなり、マンガン過剰障害が抑制された。し
かし、10%の添加で葉縁が褐変する生理障害がみられ
た。これらの結果からマンガン含有量の高い浄水場発生
土を用いる場合にはこれまで述べていた配合で更にコー
ラルを添加することでマンガン過剰障害が軽減すること
がわかった。
【実施例】
実施例1 i) 下記の資材を、体積比で以下の様に混合した。 浄水場発生土 (55%)(例えば易還元性マンガン8
0mg/乾土100g) バーク堆肥 (20%) スミリン有機デルマ(製造元「住友林業(株)」)
(10%) ピートモス (10%) ゼオライト ( 5%) ii) 更に肥料分として、以下の様に混合して育苗培土
を作成した。 CDUを窒素成分として150mg/リットル 硫酸カリをカリ成分として100mg/リットル リンスター(粒状:商品名「くみあいリンスター30」
製造元「三菱化学(株)」旧名 三菱化成(株))を燐
成分として3000mg/リットル 実施例2 i) 下記の資材を、体積比で以下の様に混合した。 浄水場発生土 (55%) バーク堆肥 (23%) スミリン有機デルマ (10%) ピートモス (10%) 軽量気泡コンクリート (2%) ii) さらに肥料成分として、以下の様に混合して育苗
培土を作成した。 CDUを窒素成分として150mg/リットル 硫酸カリをカリ成分として100mg/リットル リンスターを燐成分として3000mg/リットル 実施例3 i) 下記の資材を、体積比で以下の様に混合した。 浄水場発生土 (55%) バーク堆肥 (20%) スミリン有機デルマ (10%) ピートモス (10%) コーラル (5%) ii) さらに肥料成分として、以下の様に混合して育苗
培土を作成した。 CDUを窒素成分として150mg/リットル 硫酸カリをカリ成分として100mg/リットル
【図面の簡単な説明】
【図1】メロンについて、マンガン過剰障害を調べた結
果を示す。
【図2】キュウリについて、マンガン過剰障害を調べた
結果を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−219832(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 1/00 303

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンガンを過剰に含む浄水場発生土に、
    燐酸、あるいは燐酸及び多孔質無機資材を添加して得ら
    れる育苗培土であって、燐酸は得られる育苗培土中に2
    500〜4000mg/リットルとなる量を添加した、
    マンガン過剰による作物への害が軽減された育苗培土。
  2. 【請求項2】 多孔質無機資材が、アルカリ性多孔質無
    機資材あるいは陽イオン交換能力のある多孔質無機資材
    である請求項1記載の育苗培土。
  3. 【請求項3】 アルカリ性多孔質無機資材が、軽量気泡
    コンクリートあるいはコーラルである請求項2記載の育
    苗培土。
  4. 【請求項4】 陽イオン交換能力のある多孔質無機資材
    が、ゼオライトである請求項2記載の育苗培土。
  5. 【請求項5】 浄水場発生土が、乾土100g当たり4
    0mg以上の易還元性のマンガンを含有する請求項1か
    ら4のいずれか1項記載の育苗培土。
  6. 【請求項6】 育苗培土中に、ゼオライト3〜10容量
    %、軽量気泡コンクリート1〜2容量%もしくはコーラ
    ル3〜5容量%を添加する請求項1から5のいずれか1
    項記載の育苗培土。
  7. 【請求項7】 浄水場発生土に、更に、堆肥、ピートモ
    ス、カリ肥料及び窒素肥料を添加する請求項1から6の
    いずれか1項記載の育苗培土。
  8. 【請求項8】 マンガンを過剰に含む浄水場発生土に、
    得られる育苗培土中に2500〜4000mg/リット
    ルとなる量の燐酸、あるいは得られる育苗培土中に25
    00〜4000mg/リットルとなる量の燐酸及び多孔
    質無機資材を添加する、マンガン過剰による作物への害
    が軽減された育苗培土の製造法。
  9. 【請求項9】 マンガンを過剰に含む浄水場発生土に、
    燐酸、あるいは燐酸及び多孔質無機資材を添加して、マ
    ンガンを過剰に含む浄水場発生土を育苗培土として使用
    する際のマンガン過剰による作物への害を軽減する方
    法。
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